JP2003263632A - 仮想試着表示装置、仮想試着表示方法、仮想試着表示プログラム及び同プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

仮想試着表示装置、仮想試着表示方法、仮想試着表示プログラム及び同プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2003263632A
JP2003263632A JP2002065920A JP2002065920A JP2003263632A JP 2003263632 A JP2003263632 A JP 2003263632A JP 2002065920 A JP2002065920 A JP 2002065920A JP 2002065920 A JP2002065920 A JP 2002065920A JP 2003263632 A JP2003263632 A JP 2003263632A
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clothing
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clothes
clothing image
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Koji Imao
公二 今尾
Yoshiyuki Sakaguchi
嘉之 坂口
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Digital Fashion Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の衣服画像を重ね合わせた場合に下の衣
服画像を上の衣服画像からはみ出すことなく表示する。 【解決手段】 はみ出し領域抽出部21は第2の衣服画
像からはみ出した第1の衣服画像のはみ出し領域を抽出
し、人体画像によって表される人体は仮想的に発熱する
ものとし、第2の衣服画像によって表される衣服は仮想
的に吸熱するものとして、はみ出し領域除去部22は人
体画像からの第1の伝達温度と第2の衣服画像からの第
2の伝達温度とを基にはみ出し領域を除去し、表示制御
部25は人体画像と、はみ出し領域が除去された第1の
衣服画像と、第2の衣服画像とが合成された合成画像を
表示部40に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体画像に衣服画
像を合成することによって仮想的な試着状態を表示する
仮想試着表示装置、仮想試着表示方法、仮想試着表示プ
ログラム及び同プログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、アパレル業界では、衣服など
のファッション商品の販売等を目的として、コンピュー
タ上でモデルとなる人体画像とユーザが所望する衣服画
像とを重ね合わせて合成画像としてモニタ上に表示する
ことによって衣服の仮想的な試着状態のシミュレーショ
ンが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
にして合成画像を作成することで仮想的な試着状態のシ
ミュレーションを行う場合、人体の上に試着される衣服
を表す第1の衣服が、第1の衣服のさらに上に試着され
る衣服を表す第2の衣服よりも大きいとき、実際には第
2の衣服に覆われて見えないはずの第1の衣服が第2の
衣服からはみ出して表示されてしまう。
【0004】図18は、従来の処理を行った場合に表示
される表示画面の一例を示す図である。図18に示すよ
うに、人体をあらわす人体画像MGと、人体の上に試着
される例えばシャツ等の第1の衣服を表す第1の衣服画
像UGと、シャツの上に試着される例えばニットシャツ
等の第2の衣服を表す第2の衣服画像JGとを重ね合わ
せて合成画像GGとして表示した場合、第1の衣服画像
UGの袖部分や胴部分等がはみ出し領域HRとして第2
の衣服画像JGからはみ出して表示される(図中の斜線
部分)。そのため、人体に第1の衣服及び第2の衣服を
仮想的に試着した試着状態が非常に違和感のあるものと
なってしまう。
【0005】このような問題を解決するために、従来で
は全ての衣服の組み合わせに関して手作業ではみ出し領
域HRを除去する等の修正を加えていた。しかしなが
ら、上記手作業による方法は、非常に手間のかかる作業
であり、試着状態をシミュレーションする衣服の数が増
えると、その組み合わせの数も膨大なものとなり、修正
しなければならない合成画像の数も膨大なものとなって
しまい、手作業による修正を行うことは困難となる。
【0006】また、2次元画像でこのような合成画像を
作成する場合、試着状態が360度どの方向からでもわ
かるようにするため、例えば30度毎の12枚の画像を
全ての衣服画像に関して用意しなければならず、試着状
態のシミュレーションに使用する衣服画像の数がさらに
膨大なものとなり、手作業による修正を行うことはより
困難となる。
【0007】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたもので、人体の上に試着される衣服を表す第1の
衣服が第1の衣服のさらに上に試着される衣服を表す第
2の衣服よりも大きい場合に、それぞれの衣服を表す衣
服画像を重ね合わせても第1の衣服が第2の衣服からは
み出すことなく表示することができる仮想試着表示装
置、仮想試着表示方法、仮想試着表示プログラム及び同
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る仮想試着表
示装置は、人体画像に衣服画像を合成することによって
仮想的な試着状態を表示する仮想試着表示装置であっ
て、衣服画像は人体画像の上に仮想的に試着される第1
の衣服画像と、第1の衣服画像の上に仮想的に試着され
る第2の衣服画像とを含み、人体画像、第1の衣服画像
及び第2の衣服画像を記憶する記憶手段と、第1の衣服
画像と第2の衣服画像とを重ね合わせた際に、第2の衣
服画像からはみ出した第1の衣服画像のはみ出し領域を
抽出するはみ出し領域抽出手段と、人体画像によって表
される人体は仮想的に発熱するものとし、第2の衣服画
像によって表される衣服は仮想的に吸熱するものとし
て、人体画像からの第1の伝達温度と第2の衣服画像か
らの第2の伝達温度とを基にはみ出し領域を除去するは
み出し領域除去手段と、人体画像と、はみ出し領域が除
去された第1の衣服画像と、第2の衣服画像とを合成し
て表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
【0009】本発明に係る仮想試着表示装置において
は、衣服画像は人体画像の上に仮想的に試着される第1
の衣服画像と、第1の衣服画像の上に仮想的に試着され
る第2の衣服画像とを含み、人体画像、第1の衣服画像
及び第2の衣服画像が記憶されており、第1の衣服画像
と第2の衣服画像とを重ね合わせた際に、第2の衣服画
像からはみ出した第1の衣服画像のはみ出し領域が抽出
され、人体画像によって表される人体は仮想的に発熱す
るものとし、第2の衣服画像によって表される衣服は仮
想的に吸熱するものとして、人体画像からの第1の伝達
温度と第2の衣服画像からの第2の伝達温度とを基には
み出し領域が除去され、人体画像と、はみ出し領域が除
去された第1の衣服画像と、第2の衣服画像とが合成さ
れて表示される。
【0010】ここで、人体画像によって表される人体は
仮想的に発熱するものとするため、第1の衣服画像で表
される第1の衣服に熱が伝わることとなるが、第2の衣
服画像によって表される第2の衣服は仮想的に吸熱する
ものとするため、第2の衣服画像からはみ出した第1の
衣服画像のはみ出し領域は、人体画像からの熱が伝わら
ず、また第2の衣服画像によって吸熱されて熱が伝わり
にくくなり、伝達温度が低くなる。したがって、はみ出
し領域における人体画像からの伝達温度と第2の衣服画
像からの伝達温度とを比較して第2の衣服画像からの伝
達温度が高い場合に当該はみ出し領域を除去すること
で、第2の衣服画像から第1の衣服画像をはみ出すこと
なく表示することができ、人体画像と第1の衣服画像と
第2の衣服画像とを合成した合成画像が不自然なものと
ならず、試着状態を違和感なくシミュレーションするこ
とができる。
【0011】はみ出し領域除去手段は、はみ出し領域内
の画素に対して人体画像までの距離が最短となる最短距
離及び第2の衣服画像までの距離が最短となる最短距離
を算出する最短距離算出手段と、人体画像までの最短距
離に基づいて第1の伝達温度を算出するとともに第2の
衣服画像までの最短距離に基づいて第2の伝達温度を算
出する伝達温度算出手段とを含み、第1の伝達温度より
第2の伝達温度が高い場合に当該画素を除去することが
好ましい。
【0012】この場合、はみ出し領域内の画素に対して
人体画像までの距離が最短となる最短距離及び第2の衣
服画像までの距離が最短となる最短距離が算出され、人
体画像までの最短距離に基づいて第1の伝達温度が算出
されるとともに第2の衣服画像までの最短距離に基づい
て第2の伝達温度が算出され、第1の伝達温度より第2
の伝達温度が高い場合に当該画素が除去される。つま
り、はみ出し領域内の画素に対して、仮想的に発熱する
ものとする人体画像からの第1の伝達温度と、仮想的に
吸熱するものとする第2の衣服画像からの第2の伝達温
度とを比較して、第2の伝達温度が第1の伝達温度より
高い場合は、人体画像から仮想的に伝わる熱より第2の
衣服画像から仮想的に伝わる熱の方が高いため当該画素
が除去され、はみ出し領域内の全ての画素に関して同様
に除去されることによって第1の衣服画像を第2の衣服
画像からはみ出すことなく表示することができる。
【0013】人体画像が表す人体の前面を第1の部分と
し、背面を第2の部分として、第1の部分及び第2の部
分のうちの少なくとも一方において、第1の衣服画像の
外側から人体画像までの第1の衣服画像のはみ出し部分
を除去するはみ出し部分処理手段をさらに備えることが
好ましい。
【0014】この場合、人体画像が表す人体の前面を第
1の部分とし、背面を第2の部分として、第1の部分及
び第2の部分のうちの少なくとも一方において、第1の
衣服画像の外側から人体画像が検出されるまでの第1の
衣服画像のはみ出し部分が検索されて除去されるため、
例えば、人体を側面から見た場合の人体画像の前面部分
又は背面部分の第1の衣服画像がはみ出して不自然なも
のとなることなく表示することができ、試着状態を違和
感なくシミュレーションすることができる。
【0015】衣服画像は第1の衣服画像及び第2の衣服
画像の下に仮想的に試着される第3の衣服画像を含み、
第2の衣服画像と第3の衣服画像との境界部分を検出す
る境界検出手段と、境界部分にある第2の衣服画像の端
部分を検出する端部分検出手段と、端部分から所定の関
数に基づいて第3の衣服画像の輪郭線を特定する輪郭線
特定手段と、輪郭線より外側の第3の衣服画像を除去す
る第3の衣服画像除去手段とをさらに備え、表示手段
は、輪郭線が特定された第3の衣服画像をさらに合成し
て表示することが好ましい。
【0016】この場合、第2の衣服画像と第3の衣服画
像との境界部分が検出され、境界部分にある第2の衣服
画像の裾の端部分が検出され、端部分から所定の関数に
基づいて第3の衣服画像の輪郭線が特定され、輪郭線よ
り外側の第3の衣服画像が除去され、人体画像、第1の
衣服画像及び第2の衣服画像とともに輪郭線が特定され
た第3の衣服画像がさらに合成されて表示される。した
がって、例えば第3の衣服が裾の広がったスカートを表
し、第2の衣服画像と第3の衣服画像とを合成して表示
する場合、この第3の衣服画像が第2の衣服画像からは
み出すはみ出し部分を除去して表示することができ、且
つスカート等の第3の衣服画像の裾のラインも違和感な
く表示することができる。
【0017】端部分検出手段は、第2の衣服画像と第3
の衣服画像との境界部分の画素の連続数を外側からカウ
ントすることによって第2の衣服画像の裾の端部分を検
出することが好ましい。
【0018】この場合、例えば、第2の衣服が前開きで
あっても、第2の衣服画像と第3の衣服画像との境界部
分の画素の連続数を外側からカウントするため、前開き
部分を端部分として検出することなく、第2の衣服画像
の端部分を検出することができる。
【0019】本発明に係る仮想試着表示方法は、コンピ
ュータを用いて人体画像に衣服画像を合成することによ
って仮想的な試着状態を表示する仮想試着表示方法であ
って、衣服画像は人体画像の上に仮想的に試着される第
1の衣服画像と、第1の衣服画像の上に仮想的に試着さ
れる第2の衣服画像とを含み、コンピュータは、人体画
像、第1の衣服画像及び第2の衣服画像を記憶してお
り、コンピュータが、第1の衣服画像と第2の衣服画像
とを重ね合わせた際に、第2の衣服画像からはみ出した
第1の衣服画像のはみ出し領域を抽出するはみ出し領域
抽出ステップと、コンピュータが、人体画像によって表
される人体は仮想的に発熱するものとし、第2の衣服画
像によって表される衣服は仮想的に吸熱するものとし
て、人体画像からの第1の伝達温度と第2の衣服画像か
らの第2の伝達温度とを基にはみ出し領域を除去するは
み出し領域除去ステップと、コンピュータが、人体画像
と、はみ出し領域が除去された第1の衣服画像と、第2
の衣服画像とを合成して表示する表示ステップとを備え
ることを特徴とする。
【0020】本発明に係る仮想試着表示方法において
は、衣服画像は人体画像の上に仮想的に試着される第1
の衣服画像と、第1の衣服画像の上に仮想的に試着され
る第2の衣服画像とを含み、人体画像、第1の衣服画像
及び第2の衣服画像が記憶されており、第1の衣服画像
と第2の衣服画像とを重ね合わせた際に、第2の衣服画
像からはみ出した第1の衣服画像のはみ出し領域が抽出
され、人体画像によって表される人体は仮想的に発熱す
るものとし、第2の衣服画像によって表される衣服は仮
想的に吸熱するものとして、人体画像からの第1の伝達
温度と第2の衣服画像からの第2の伝達温度とを基には
み出し領域が除去され、人体画像と、はみ出し領域が除
去された第1の衣服画像と、第2の衣服画像とが合成さ
れて表示される。
【0021】ここで、人体画像によって表される人体は
仮想的に発熱するものとするため、第1の衣服画像で表
される第1の衣服に熱が伝わることとなるが、第2の衣
服画像によって表される第2の衣服は仮想的に吸熱する
ものとするため、第2の衣服画像からはみ出した第1の
衣服画像のはみ出し領域は、人体画像からの熱が伝わら
ず、また第2の衣服画像によって吸熱されて熱が伝わり
にくくなり、伝達温度が低くなる。したがって、はみ出
し領域における人体画像からの伝達温度と第2の衣服画
像からの伝達温度とを比較して第2の衣服画像からの伝
達温度が高い場合に当該はみ出し領域を除去すること
で、第2の衣服画像から第1の衣服画像をはみ出すこと
なく表示することができ、人体画像と第1の衣服画像と
第2の衣服画像とを合成した合成画像が不自然なものと
ならず、試着状態を違和感なくシミュレーションするこ
とができる。
【0022】本発明に係る仮想試着表示プログラムは、
人体画像に衣服画像を合成することによって仮想的な試
着状態を表示するための仮想試着表示プログラムであっ
て、衣服画像は人体画像の上に仮想的に試着される第1
の衣服画像と、第1の衣服画像の上に仮想的に試着され
る第2の衣服画像とを含み、人体画像、第1の衣服画像
及び第2の衣服画像を記憶する記憶手段と、第1の衣服
画像と第2の衣服画像とを重ね合わせた際に、第2の衣
服画像からはみ出した第1の衣服画像のはみ出し領域を
抽出するはみ出し領域抽出手段と、人体画像によって表
される人体は仮想的に発熱するものとし、第2の衣服画
像によって表される衣服は仮想的に吸熱するものとし
て、人体画像からの第1の伝達温度と第2の衣服画像か
らの第2の伝達温度とを基にはみ出し領域を除去するは
み出し領域除去手段と、人体画像と、はみ出し領域が除
去された第1の衣服画像と、第2の衣服画像とを合成し
て表示する表示手段としてコンピュータを機能させるこ
とを特徴とする。
【0023】本発明に係る仮想試着表示プログラムにお
いては、衣服画像は人体画像の上に仮想的に試着される
第1の衣服画像と、第1の衣服画像の上に仮想的に試着
される第2の衣服画像とを含み、人体画像、第1の衣服
画像及び第2の衣服画像が記憶されており、第1の衣服
画像と第2の衣服画像とを重ね合わせた際に、第2の衣
服画像からはみ出した第1の衣服画像のはみ出し領域が
抽出され、人体画像によって表される人体は仮想的に発
熱するものとし、第2の衣服画像によって表される衣服
は仮想的に吸熱するものとして、人体画像からの第1の
伝達温度と第2の衣服画像からの第2の伝達温度とを基
にはみ出し領域が除去され、人体画像と、はみ出し領域
が除去された第1の衣服画像と、第2の衣服画像とが合
成されて表示される。
【0024】ここで、人体画像によって表される人体は
仮想的に発熱するものとするため、第1の衣服画像で表
される第1の衣服に熱が伝わることとなるが、第2の衣
服画像によって表される第2の衣服は仮想的に吸熱する
ものとするため、第2の衣服画像からはみ出した第1の
衣服画像のはみ出し領域は、人体画像からの熱が伝わら
ず、また第2の衣服画像によって吸熱されて熱が伝わり
にくくなり、伝達温度が低くなる。したがって、はみ出
し領域における人体画像からの伝達温度と第2の衣服画
像からの伝達温度とを比較して第2の衣服画像からの伝
達温度が高い場合に当該はみ出し領域を除去すること
で、第2の衣服画像から第1の衣服画像をはみ出すこと
なく表示することができ、人体画像と第1の衣服画像と
第2の衣服画像とを合成した合成画像が不自然なものと
ならず、試着状態を違和感なくシミュレーションするこ
とができる。
【0025】本発明に係る記録媒体は、人体画像に衣服
画像を合成することによって仮想的な試着状態を表示す
るための仮想試着表示プログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体であって、衣服画像は人体画
像の上に仮想的に試着される第1の衣服画像と、第1の
衣服画像の上に仮想的に試着される第2の衣服画像とを
含み、人体画像、第1の衣服画像及び第2の衣服画像を
記憶する記憶手段と、第1の衣服画像と第2の衣服画像
とを重ね合わせた際に、第2の衣服画像からはみ出した
第1の衣服画像のはみ出し領域を抽出するはみ出し領域
抽出手段と、人体画像によって表される人体は仮想的に
発熱するものとし、第2の衣服画像によって表される衣
服は仮想的に吸熱するものとして、人体画像からの第1
の伝達温度と第2の衣服画像からの第2の伝達温度とを
基にはみ出し領域を除去するはみ出し領域除去手段と、
人体画像と、はみ出し領域が除去された第1の衣服画像
と、第2の衣服画像とを合成して表示する表示手段とし
てコンピュータを機能させることを特徴とする。
【0026】本発明に係る記録媒体においては、衣服画
像は人体画像の上に仮想的に試着される第1の衣服画像
と、第1の衣服画像の上に仮想的に試着される第2の衣
服画像とを含み、人体画像、第1の衣服画像及び第2の
衣服画像が記憶されており、第1の衣服画像と第2の衣
服画像とを重ね合わせた際に、第2の衣服画像からはみ
出した第1の衣服画像のはみ出し領域が抽出され、人体
画像によって表される人体は仮想的に発熱するものと
し、第2の衣服画像によって表される衣服は仮想的に吸
熱するものとして、人体画像からの第1の伝達温度と第
2の衣服画像からの第2の伝達温度とを基にはみ出し領
域が除去され、人体画像と、はみ出し領域が除去された
第1の衣服画像と、第2の衣服画像とが合成されて表示
される。
【0027】ここで、人体画像によって表される人体は
仮想的に発熱するものとするため、第1の衣服画像で表
される第1の衣服に熱が伝わることとなるが、第2の衣
服画像によって表される第2の衣服は仮想的に吸熱する
ものとするため、第2の衣服画像からはみ出した第1の
衣服画像のはみ出し領域は、人体画像からの熱が伝わら
ず、また第2の衣服画像によって吸熱されて熱が伝わり
にくくなり、伝達温度が低くなる。したがって、はみ出
し領域における人体画像からの伝達温度と第2の衣服画
像からの伝達温度とを比較して第2の衣服画像からの伝
達温度が高い場合に当該はみ出し領域を除去すること
で、第2の衣服画像から第1の衣服画像をはみ出すこと
なく表示することができ、人体画像と第1の衣服画像と
第2の衣服画像とを合成した合成画像が不自然なものと
ならず、試着状態を違和感なくシミュレーションするこ
とができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態によ
る仮想試着表示装置について図面を参照しながら説明す
る。図1は、本発明の一実施の形態による仮想試着表示
装置の構成を示すブロック図である。
【0029】図1に示す仮想試着表示装置は、パーソナ
ルコンピュータ等から構成され、入力装置1、ROM
(リードオンリメモリ)2、CPU(中央演算処理装
置)3、RAM(ランダムアクセスメモリ)4、外部記
憶装置5、表示装置6及び記録媒体駆動装置7を備え
る。各ブロックは内部のバスに接続され、このバスを介
して種々のデータ等が各ブロック間で入出力され、CP
U3の制御の下、種々の処理が実行される。
【0030】入力装置1は、キーボード、マウス等から
構成され、オペレータが操作指令等を入力するために用
いられる。ROM2には、システムプログラム等が予め
記憶される。外部記憶装置5は、ハードディスクドライ
ブ等から構成され、後述する仮想試着表示プログラム等
を記憶している。CPU3は、外部記憶装置5から仮想
試着表示プログラム等を読み出し、後述する仮想試着表
示処理等を実行して各ブロックの動作を制御する。RA
M4は、CPU3の作業領域等として用いられる。表示
装置6は、CRT(陰極線管)又は液晶表示装置等から
構成され、CPU3の制御の下、種々の画面を表示す
る。
【0031】なお、仮想試着表示プログラム等は、CD
−ROM、フロッピィディスク等から構成されるコンピ
ュータ読み出し可能な記録媒体8に記録するようにして
もよい。この場合、CD−ROMドライブ、フロッピィ
ディスクドライブ等から構成される記録媒体駆動装置7
を用いて記録媒体8から読み出された仮想試着表示プロ
グラム等が外部記憶装置5にインストールされる。ま
た、仮想試着表示プログラム等がネットワークを介して
接続されている他のコンピュータ等に記憶されている場
合、当該コンピュータ等からネットワークを介して仮想
試着表示プログラム等をダウンロードするようにしても
よい。
【0032】次に、上記のように構成された仮想試着表
示装置の主要な機能について説明する。図2は、図1に
示す仮想試着表示装置の主要機能ブロック図である。
【0033】図2に示すように、仮想試着表示装置は、
機能的には、操作部10、プログラム実行部20、記憶
部30及び表示部40を備える。プログラム実行部20
は、はみ出し領域抽出部21、はみ出し領域除去部2
2、背面処理部23、第3の衣服画像表示処理部24及
び表示制御部25を含む。記憶部30は、衣服データ記
憶部31、モデルデータ記憶部32及び合成画像記憶部
33を含む。
【0034】操作部10は、入力装置1等から構成さ
れ、仮想試着表示装置のオペレータが種々の操作指令を
入力するために使用される。
【0035】プログラム実行部20は、CPU3等から
構成され、CPU3等が外部記憶装置5に記憶されてい
る仮想試着表示プログラム等を実行することによって、
はみ出し領域抽出部21、はみ出し領域除去部22、背
面処理部23、第3の衣服画像表示処理部24及び表示
制御部25として機能する。記憶部30は、外部記憶装
置5等から構成され、衣服データ記憶部31、モデルデ
ータ記憶部32及び合成画像記憶部33として機能す
る。
【0036】衣服データ記憶部31は、人体画像の上に
仮想的に試着される第1の衣服画像の画像データと、第
1の衣服画像のさらに上に仮想的に試着される第2の衣
服画像の画像データと、第1の衣服画像及び第2の衣服
画像の下に仮想的に試着される第3の衣服画像の画像デ
ータとをあらかじめ記憶する。第1の衣服画像、第2の
衣服画像及び第3の衣服画像は2次元画像であり、衣服
データ記憶部31は、例えば、衣服ごとに周囲360度
を30度ごとに区切った12方向から見た12枚の画像
データを記憶する。第1の衣服及び第2の衣服は、例え
ば人体の上半身に仮想的に試着される衣服であり、第1
の衣服としては、例えばTシャツやボタンシャツ等があ
り、第2の衣服としては、例えばセーターやコート等が
ある。第3の衣服は、例えば人体の下半身に仮想的に試
着される衣服であり、第3の衣服としては、例えばズボ
ンやスカート等がある。
【0037】なお、本実施の形態では、衣服ごとに記憶
する画像データを12枚であるとしたが、本発明は特に
これに限定されず、例えば周囲360度を90度ごとに
区切った4枚の画像データを用いてもよく、また、10
度ごとに区切った36枚の画像データを用いてもよい。
【0038】モデルデータ記憶部32は、マネキンなど
の試着対象物である人体画像の画像データをあらかじめ
記憶する。人体画像は2次元画像であり、モデルデータ
記憶部32は、例えば、周囲360度を30度ごとに区
切った12方向から見た12枚の人体の画像データを記
憶する。なお、人体画像は、例えばデジタルカメラ等を
用いて試着する人物を直接撮像した画像データを用いて
もよい。また、スキャナ等によって写真を取り込むこと
によって人物画像の画像データを得てもよい。また、デ
ジタルカメラ等で人物の顔部分を取り込んでマネキンの
顔部分に貼り付けて人体画像として用いてもよい。
【0039】なお、本実施の形態では、人体画像として
記憶する画像データを12枚であるとしたが、本発明は
特にこれに限定されず、例えば周囲360度を90度ご
とに区切った4枚の画像データを用いてもよく、また、
10度ごとに区切った36枚の画像データを用いてもよ
い。
【0040】合成画像記憶部33は、人体画像と、第1
の衣服画像と、第2の衣服画像と、第3の衣服画像とを
重ね合わせて合成した合成画像を記憶する。
【0041】はみ出し領域抽出部21は、衣服データ記
憶部31に記憶されている第1の衣服画像と第2の衣服
画像とを重ね合わせた際に、第2の衣服画像からはみ出
した第1の衣服画像のはみ出し領域を抽出する。
【0042】はみ出し領域除去部22は、人体画像によ
って表される人体は仮想的に発熱するものとし、第2の
衣服画像によって表される衣服は仮想的に吸熱するもの
として、人体画像からの第1の伝達温度と第2の衣服画
像からの第2の伝達温度とを基にはみ出し領域を除去す
る。はみ出し領域除去部22は、最短距離算出部22
1、伝達温度算出部222及び画素除去部223を含
む。
【0043】最短距離算出部221は、はみ出し領域抽
出部21によって抽出されたはみ出し領域内における画
素に対して第2の衣服画像までの最短距離及び人体画像
までの最短距離を算出する。
【0044】伝達温度算出部222は、最短距離算出部
221によって算出された画素から人体画像までの最短
距離に基づいて人体画像からの第1の伝達温度を算出す
るとともに、最短距離算出部221によって算出された
画素から第2の衣服画像までの最短距離に基づいて第2
の衣服画像からの第2の伝達温度を算出する。
【0045】画素除去部223は、伝達温度算出部22
2によって算出された画素における人体画像からの第1
の伝達温度と第2の衣服画像からの第2の伝達温度とを
比較することによって第1の伝達温度より第2の伝達温
度が高い場合に当該画素を除去して、合成画像記憶部3
3に出力する。
【0046】また、画素除去部223は、公知である収
縮膨張処理を行うことによって不要な画素を雑音として
消去する。本実施の形態では、この収縮膨張処理を2回
行い、収縮膨張することで、除去されずに残ったはみ出
し領域内の不要な画素を除去し、膨張収縮することで、
第1の衣服画像等の画像内の穴をふさぐ。
【0047】背面処理部23は、人体を側面から見た試
着状態をシミュレーションする場合に、人体画像が表す
人体の背面部分において、第1の衣服画像の外側から人
体画像までの第1の衣服画像のはみ出し領域を除去し、
合成画像記憶部33に出力する。また、第1の衣服画像
の上に第2の衣服画像が仮想的に試着される場合、第2
の衣服画像の外側から第1の衣服画像までのはみ出し領
域を除去する。
【0048】第3の衣服画像表示処理部24は、後述す
る第3の衣服画像表示処理を行うもので、第2の衣服画
像と第3の衣服画像との境界部分を検出し、境界部分に
ある第2の衣服画像の端部分を検出し、端部分から所定
の関数に基づいて第3の衣服画像の輪郭線を特定し、輪
郭線より外側の第3の衣服画像を除去し、合成画像記憶
部33に出力する。
【0049】表示制御部25は、合成画像記憶部33に
記憶された、人体画像、はみ出し領域が除去された第1
の衣服画像及び第2の衣服画像を合成した合成画像を表
示部40に出力する。また、表示制御部25は、輪郭線
が特定された第3の衣服画像をさらに合成した合成画像
を表示部40に出力する。
【0050】表示部40は、表示装置6から構成され、
表示制御部25から出力される人体画像、はみ出し領域
が除去された第1の衣服画像及び第2の衣服画像を合成
した合成画像を表示する。また、表示部40は、輪郭線
が特定された第3の衣服画像をさらに合成した合成画像
を表示する。
【0051】なお、本実施の形態において、衣服データ
記憶部31及びモデルデータ記憶部32が記憶手段に相
当し、はみ出し領域抽出部21がはみ出し領域抽出手段
に相当し、はみ出し領域除去部22及び合成画像記憶部
33がはみ出し領域除去手段に相当し、表示制御部25
及び表示部40が表示手段に相当し、最短距離算出部2
21が最短距離算出手段に相当し、伝達温度算出部22
2が伝達温度算出手段に相当し、背面処理部23がはみ
出し部分処理手段に相当する。
【0052】図3は、図2に示す仮想試着表示装置によ
る仮想試着表示処理を説明するためのフローチャートで
ある。
【0053】ステップS1において、はみ出し領域抽出
部21は、衣服データ記憶部31に記憶されている第1
の衣服画像UG及び第2の衣服画像JGを読み出して第
1の衣服画像UGと第2の衣服画像JGとを重ね合わせ
た際に、第2の衣服画像JGからはみ出した第1の衣服
画像UGのはみ出し領域HRを抽出する。
【0054】ステップS2において、はみ出し領域抽出
部21は、モデルデータ記憶部32に記憶されている人
体画像MGを読み出して当該人体画像MGと接触してい
ないはみ出し領域HRを除去する。
【0055】図4は、はみ出し領域抽出処理を説明する
ための図である。第1の衣服画像UGを構成する各画素
データの値を1とし、その他の背景画像を構成する各画
素データの値を0とする。同様に、第2の衣服画像JG
を構成する各画素データの値を1とし、その他の背景画
像を構成する各画素データの値を0とする。ステップS
1において、第1の衣服画像UGから第2の衣服画像J
Gを減算することによってはみ出し領域HRが抽出され
る。つまり、第1の衣服画像UGから第2の衣服画像J
Gを減算して画素データの値が1となる領域をはみ出し
領域HRとして抽出する。図4(a)に示すように、第
1の衣服画像UGから第2の衣服画像JGを減算すると
はみ出し領域HRが抽出される。そして、ステップS2
において、図4(b)に示すように、はみ出し領域HR
のうち、人体画像MGと接触していないはみ出し領域H
R’が除去される。
【0056】図5は、図3に示すステップS2までの処
理が行われることによって表示部40に表示される表示
画面の一例を示す図である。図5に示すように、ステッ
プS1において第1の衣服画像UGから第2の衣服画像
JGを減算処理することによって、人体画像MGと第1
の衣服画像UGと第2の衣服画像JGとを合成した合成
画像GGにおけるはみ出し領域HR1〜HR4が抽出さ
れ、ステップS2において抽出されたはみ出し領域HR
1〜HR4のうち、人体画像MGに接触していないはみ出
し領域HR1及びHR3(図中の破線部分)が除去され
る。
【0057】図3に戻って、ステップS3において、最
短距離算出部221は、はみ出し領域抽出部21によっ
て抽出されたはみ出し領域HR内の任意の画素に対して
人体画像MGまでの最短距離mr及び第2の衣服画像J
Gまでの最短距離jrを算出する。
【0058】図6及び図7は、第2の衣服画像JGまで
の最短距離の算出方法を説明するための図である。図6
に示すように、はみ出し領域HR内の任意の画素Aから
人体画像MGまでの最短距離mr及び第2の衣服画像J
Gまでの最短距離jrを算出する。
【0059】具体的には、図7(a)に示すように、は
み出し領域HR内の画素Aから角度D1毎に放射状に第
2の衣服画像JGを検索する。なお、本実施の形態で
は、角度D1は30度であり、画素Aを中心とする12
方向に関して、例えば図7(a)の矢印a方向から順に
時計回りに検索する。そして、最初に第2の衣服画像J
Gが検出された矢印b方向の第2の衣服画像JG内の画
素B1までの距離をr1とし、さらに、次の矢印c方向に
関して第2の衣服画像JGを検索する。ここで、矢印c
方向の第2の衣服画像JGを構成する画素が検出されな
かった場合、矢印b方向における角度をさらに細分化し
て検索する。すなわち、図7(b)に示すように、矢印
b方向を基準とする角度D1の1/2の角度である角度
2(=D1/2)の矢印d方向及び矢印e方向に関して
第2の衣服画像JGを検索する。ここで、矢印e方向で
第2の衣服画像JGを構成する画素B2が検出された場
合、画素Aから画素B2までの距離をr2とし、さらに、
矢印e方向における角度をさらに細分化して検索する。
すなわち、図7(c)に示すように、矢印eの方向を基
準とする角度D2の1/2の角度である角度D3(=D2
/2)の矢印f方向及び矢印g方向に関して検索する。
ここで、矢印f方向で第2の衣服画像JGを構成する画
素B3が検出された場合、画素Aから画素B3までの距離
をr3とし、画素Aから画素Bまでの距離r1、画素Aか
ら画素B2までの距離r2及び画素Aから画素B3までの
距離r3のうち最短となる距離を第2の衣服画像までの
最短距離jrとする。
【0060】また、図7(d)に示すように、矢印d方
向及び矢印e方向に関して検索して、第2の衣服画像J
Gを構成する画素が検出されなかった場合、矢印b方向
における角度をさらに細分化して検索する。すなわち、
図7(e)に示すように、矢印b方向を基準とする角度
2の1/2の角度である角度D3(=D2/2)の矢印
h方向及び矢印i方向に関して検索する。矢印i方向に
関して第2の衣服画像JGを構成する画素B4が検出さ
れると、画素Aから画素B4までの距離r4と画素Aから
画素B1までの距離r1のうちの最短となる距離を第2の
衣服画像までの最短距離jrとする。同様に、人体画像
MGまでの最短距離mrも上記のように算出する。
【0061】このように、角度を複数回、細分化して検
索することによって、より正確に第2の衣服画像JGま
での最短距離jr及び人体画像MGまでの最短距離mr
を検出することができる。なお、本実施の形態において
角度を細分化して検索する回数は2回としたが、本発明
は特にこれに限定されず、例えば3回であってもよく、
一定角度以下になるまで検索してもよい。
【0062】図3に戻って、ステップS4において、伝
達温度算出部222は、画素Aから人体画像MGまでの
最短距離mrに基づいて第1の伝達温度mtを算出する
とともに、画素Aから第2の衣服画像JGまでの最短距
離jrに基づいて第2の伝達温度jtを算出する。第1
の伝達温度mtは以下の式によって算出され、第2の
伝達温度jtは以下の式によって算出される。 mt=ht/mr・・・・ jt=ct/jr・・・・
【0063】ただし、mtは第1の伝達温度であり、h
tは人体から仮想的に発熱する発熱温度であり、mrは
画素Aから人体画像MGまでの最短距離であり、jtは
第2の伝達温度であり、ctは第2の衣服から仮想的に
吸熱する吸熱温度であり、jrは画素Aから第2の衣服
画像JGまでの最短距離である。また、この発熱温度h
t及び吸熱温度ctは人体の温度に近い値を採用するこ
とが好ましい。そのため、本実施の形態では、発熱温度
ht及び吸熱温度ctはともに36.5℃を用いるが、
本発明は特にこれに限定されず、36℃や37℃等の適
宜他の値を用いてもよい。
【0064】ステップS5において、画素除去部223
は、画素Aにおける第1の伝達温度mtと第2の伝達温
度jtとを比較して当該画素Aを除去するか否かを判断
する。すなわち、第1の伝達温度mtが第2の伝達温度
jtより大きければ(ステップS5でNO)、ステップ
S6に移行し、第1の伝達温度mtが第2の伝達温度j
t以下であれば(ステップS5でYES)、ステップS
3に戻ることとなり、はみ出し領域HR内における他の
画素からの最短距離mr、jrを算出する。
【0065】ステップS6において、画素除去部223
は、画素Aを除去する。
【0066】ステップS7において、はみ出し領域除去
部22は、はみ出し領域HR内における全ての画素に関
して検索が終了したか否かを判断し、全ての画素に関し
て検索が終了したと判断されれば(ステップS7でYE
S)、ステップS8に移行し、全ての画素に関して検索
が終了していないと判断されれば(ステップS7でN
O)、ステップS3に戻ることとなり、はみ出し領域H
R内における他の画素の最短距離mr、jrを算出す
る。
【0067】図8は、図3に示すステップS7までの処
理が行われることによって表示部40に表示される表示
画面の一例を示す図である。図8に示すように、人体画
像MGと第1の衣服画像UGと第2の衣服画像JGとを
合成した合成画像GGにおいて、はみ出し領域HR2
びHR4の胴回り部分が除去されている。しかしなが
ら、はみ出し領域HR4内に除去しきれなかった不要な
画素Zが残っている。このような、不要な画素Zを除去
するために、本実施の形態では収縮膨張処理を行う。
【0068】図3に戻ってステップS8において、画素
除去部223は、収縮膨張処理を行うことによって上記
ステップS7までの処理によって残った不要な画素Zを
消去し、合成画像記憶部33に記憶する。
【0069】ステップS9において、表示制御部25
は、合成画像記憶部33に記憶されている人体画像MG
と、はみ出し領域HRが除去された第1の衣服画像UG
と、第2の衣服画像JGとを合成した合成画像GGを表
示部40に出力する。表示部40は、表示制御部25か
ら出力される合成画像GGに応じて、試着状態を仮想的
に表示する。
【0070】図9は、仮想試着表示処理が行われること
によって表示部40に表示される表示画面の一例を示す
図である。図9に示すように、人体画像MGと、不要な
はみ出し領域HRが除去された第1の衣服画像UGと、
第2の衣服画像JGとを合成した合成画像GGが表示部
40の表示画面に表示される。
【0071】このように、人体画像MGによって表され
る人体は仮想的に発熱するものとするため、第1の衣服
画像UGで表される衣服に熱が伝わることとなるが、第
2の衣服画像JGによって表される衣服は仮想的に吸熱
するものとするため、第2の衣服画像JGからはみ出し
た第1の衣服画像UGのはみ出し領域HRは、人体画像
MGからの熱が伝わらず、また第2の衣服画像JGによ
って吸熱されて熱が伝わりにくくなり、伝達温度が低く
なるため、はみ出し領域HRにおける人体画像MGから
の伝達温度mtと第2の衣服画像JGからの伝達温度j
tとを比較して第2の衣服画像JGからの伝達温度jt
が高い場合にはみ出し領域HRが除去され、第2の衣服
画像JGから第1の衣服画像UGがはみ出すことなく表
示することができる。
【0072】次に、第1の衣服画像を人体画像に仮想的
に試着させて表示する際の背面処理方法について説明す
る。背面処理は、側面から見た試着状態を表示する場合
に行われる。例えば、ユーザが、シャツをズボンの中に
入れた試着状態を側面から確認したい場合、人体画像に
第1の衣服画像を重ね合わせて合成しただけでは人体の
背面部分のシャツがはみ出して違和感のある表示となっ
てしまう。このような、側面から見た試着状態を表示す
る場合に違和感なく表示するために背面処理が行われ
る。
【0073】図10は背面処理を説明するためのフロー
チャートであり、図11は背面処理を行わなかった場合
に表示部40に表示される表示画面の一例を示す図であ
る。
【0074】図11に示すように、背面処理を行わなか
った場合、人体画像MGと、シャツを表す第1の衣服画
像UGと、ズボンを表す第3の衣服画像ZGとを合成し
た合成画像GGを表示部40に表示すると、第1の衣服
画像UGの背面部分HBがはみ出して表示される。実際
の試着状態を表示する場合、シャツがズボンの中に入る
ため背面部分HBは人体画像MGの背中のラインに沿っ
て表示される。そのため、本実施の形態では、以下の処
理を行うことによって第1の衣服画像MGの背面部分H
Bのはみ出しを除去する。
【0075】図10のステップS11において、背面処
理部23は、合成画像記憶部33に記憶されている合成
画像GGを読み出して、第1の衣服画像UGの画素を外
側からx軸方向に順に走査して抽出する。
【0076】ステップS12において、背面処理部23
は、ステップS11で抽出された画素に関して人体画像
MGであるか否かを判断する。ここで、人体画像MGが
検出された場合(ステップS12でYES)、ステップ
S14に移行し、人体画像MGが検出されなかった場合
(ステップS12でNO)、ステップS13に移行す
る。
【0077】ステップS13において、背面処理部23
は当該画素を除去して、ステップS11に戻ることとな
る。
【0078】ステップS14において、背面処理部23
は、全ての画素に関して検索したか否かを判断する。こ
こで、全ての画素に関して検索したと判断された場合
(ステップS14でYES)、背面処理は終了となり、
背面処理された合成画像GGを合成画像記憶部33に出
力する。全ての画素に関して検索していないと判断され
た場合(ステップS14でNO)、ステップS11に戻
ることとなる。
【0079】なお、本実施の形態では、ステップS11
において、第1の衣服画像UGの外側の画素をx軸方向
に走査して抽出するとしたが、本発明は特にこれに限定
されず、第1の衣服画像UGの上に仮想的に第2の衣服
画像JGが試着される場合、第2の衣服画像JGの外側
の画素をx軸方向に走査して抽出してもよい。その際、
第1の衣服画像UGが検出されるまで検索してもよい
し、人体画像MGが検出されるまで検索してもよい。
【0080】また、本実施の形態では、人体の背面のは
み出し部分を除去したが、本発明は特にこれに限定され
ず、人体の前面のはみ出し部分を除去してもよい。この
場合、上記の背面処理と同様に人体の前面のはみ出し部
分を除去する。
【0081】図12は、背面処理を行った場合に表示部
40に表示される表示画面の一例を示す図である。図1
2に示すように、本発明に係る背面処理が行われること
によって第1の衣服画像UGの背面部分HB(図中の2
点差線部分)が除去され、人体画像MGが表す人体の背
中のラインに沿って第1の衣服画像UGが表示され、合
成画像GGを違和感なくリアルに表示することができ
る。
【0082】このように、人体画像MGの背面部分HB
において、第1の衣服画像UGの外側から第2の衣服画
像JGが検出されるまでのはみ出し部分が検索されて除
去されるため、人体を側面から見た場合の人体画像MG
の背面部分HBの第1の衣服画像UGがはみ出して不自
然なものとならずに表示することができ、試着状態を違
和感なくシミュレーションすることができる。
【0083】次に、第3の衣服画像を仮想的に試着させ
て表示する際の第3の衣服画像表示処理を説明する。第
3の衣服画像表示処理は、第2の衣服画像の下に仮想的
に試着される第3の衣服画像が第2の衣服画像よりも大
きい場合に行われる。例えば、ユーザが、裾の膨らんだ
スカート(第3の衣服)の上にコート(第2の衣服)を
着た試着状態を確認したい場合、本来ならばコートの下
に隠れるべきスカートがコートの横にはみ出して表示さ
れて違和感のあるものとなる。このような、第2の衣服
画像の下に仮想的に第3の衣服画像を試着した場合に違
和感なく表示するために第3の衣服画像表示処理を行
う。
【0084】図13は、図1に示す仮想試着表示装置を
用いて第3の衣服画像表示処理を実行する場合の主要機
能ブロック図である。図13に示すように、仮想試着表
示装置は、機能的には、プログラム実行部20a、記憶
部30a及び表示部40を備える。プログラム実行部2
0aは、第3の衣服画像表示処理部24及び表示制御部
25を含む。記憶部30aは合成画像記憶部33を含
む。
【0085】プログラム実行部20aは、CPU3等か
ら構成され、CPU3等が外部記憶装置5に記憶されて
いる第3の衣服画像表示処理プログラム等を実行するこ
とによって、第3の衣服画像表示処理部24及び表示制
御部25として機能し、第3の衣服画像表示処理部24
は、境界検出部241、端部分検出部242、輪郭線特
定部243及び画像除去部244を含む。記憶部30a
は、外部記憶装置5等から構成され、合成画像記憶部3
3として機能する。
【0086】境界検出部241は、合成画像記憶部33
に記憶されている合成画像の第2の衣服画像と第3の衣
服画像との境界部分を検出する。
【0087】端部分検出部242は、境界検出部241
によって検出された境界部分にある第2の衣服画像の裾
の端部分を検出する。
【0088】輪郭線特定部243は、端部分検出部24
2によって検出された第2の衣服画像の裾の端部分から
所定の関数に基づいて第3の衣服画像の輪郭線を特定す
る。
【0089】画像除去部244は、輪郭線特定部243
によって特定された輪郭線より外側の第3の衣服画像を
除去する。
【0090】なお、本実施の形態において、境界検出部
241が境界検出手段に相当し、端部分検出部242が
端部分検出手段に相当し、輪郭線特定部243が輪郭線
特定手段に相当し、画像除去部244が第3の衣服画像
除去手段に相当する。
【0091】図14は、第2の衣服画像の下に仮想的に
試着される第3の衣服画像表示処理を説明するためのフ
ローチャートであり、図15は、第3の衣服画像表示処
理を行わなかった場合に表示部40に表示される表示画
面の一例を示す図である。
【0092】図15に示すように、第3の衣服画像表示
処理を行わなかった場合、人体を表す人体画像MGと、
コート等の第2の衣服を表す第2の衣服画像JGと、ス
カート等の第3の衣服を表す第3の衣服画像SGとを合
成した合成画像GGを表示部40に表示すると、第3の
衣服画像SGのふくらみ部分Fが第2の衣服画像JGの
裾からはみ出して表示される。実際の試着状態を表示す
る場合、スカートのふくらみ部分はコートの中に入り込
んでしまい表示されない。そのため、本実施の形態で
は、以下の第3の衣服画像表示処理を行うことによって
第3の衣服画像SGのふくらみ部分Fを除去する。
【0093】図14のステップS21において、境界検
出部241は、第2の衣服画像JGと第3の衣服画像S
Gとの境界部分を検出する。具体的には、第2の衣服画
像JGを構成する各画素データの値をpとし、第3の衣
服画像SGを構成する各画素データの値をqとし、p,
qが上下に並んだ縦2ドットのマスクを用いて、合成画
像記憶部33に記憶されている合成画像GGを検索し、
第2の衣服画像JGと第3の衣服画像SGとの境界部分
を検出する。
【0094】ステップS22において、端部分検出部2
42は、第2の衣服画像の裾の端部分を検出する。
【0095】図16は、図14のステップS22におけ
る第2の衣服画像の裾の端部分を検出する処理を説明す
るための図である。図16に示すように、第2の衣服画
像JGの下に第3の衣服画像SGが仮想的に試着され
る。まず、第2の衣服画像JGと第3の衣服画像SGと
の境界部分K(図中の太線)の外側にある点Dから矢印
k方向に向かって第2の衣服画像JGの裾の端部分を検
索する。端部分の検出の方法としては、y軸方向に閾値
を設けておき、境界部分K上の第3の衣服画像SGの画
素の連続数をカウントする。そして、境界部分Kの内側
である点Eまで検索すると、再び、外側の点Dに向かっ
て矢印l方向に端部分を検索し、画素の連続数をカウン
トする。最終的に、一番連続している画素の終端を第2
の衣服画像JGの裾の端部分として検出する。このよう
にして、第2の衣服画像の裾の端部分Tを検出する。な
お、ここでの点は1画素に対応している。
【0096】このように、境界部分の外側から内側に向
かって一度検索し、再び内側から外側に向かって検索す
るのは、第2の衣服が前開きの衣服の場合に、開いた部
分を第2の衣服画像の裾の端部分と誤認して検出するこ
とを防ぐためである。また、画素の連続数をカウントす
るのは、第2の衣服の袖部分や第2の衣服の横から出て
いる部分を裾の端部分と誤認して検出するのを防ぐため
である。
【0097】再び図14に戻って、ステップS23にお
いて、輪郭線特定部243は、端部分Tから下方向に第
3の衣服画像SGの輪郭線RS(図16参照)を特定す
る。これは、第3の衣服であるスカートの広がり等を所
定の関数によって特定することによって違和感なく表示
するためであり、例えば以下の式に示すような関数で
第3の衣服画像SGの輪郭線RSを特定する。 y=2x1.2・・・・
【0098】なお、上記式におけるyは図16の縦方
向を表し、xは横方向を表す。また、xの指数は1.2
に限らず、例えば1.1から1.5の間等でもよい。ま
た、輪郭線RSを特定する関数も上記式に限らず、不
自然にならないような輪郭線RSを特定することが可能
であれば適宜他の関数を採用してもよい。また、xの係
数も上記2に限らず、画像の大きさなどに応じて適宜変
更可能である。
【0099】ステップS24において、画像除去部24
4は、特定された輪郭線RSよりも外側にはみ出してい
る第3の衣服画像SGを除去する。
【0100】ステップS25において、輪郭線特定部2
43は、端部分Tから上方向に所定の関数で仮想的にラ
インKS(図16参照)を引く。これは、端部分Tより
上方で、第2の衣服画像JGの横からはみ出したはみ出
し部分Fを除去するためであり、例えば以下の式に示
すような関数で端部Tから上方に仮想的にラインKSを
引く。 y=4x・・・・
【0101】なお、上記式におけるyは図16の縦方
向を表し、xは横方向を表す。また、はみ出し部分Fを
除去するための仮想的ラインKSの関数は、上記式に
限らず、適宜他の関数を採用してもよい。
【0102】ステップS26において、画像除去部24
4は、端部分Tから上方に仮想的に引かれたラインKS
より外側の第3の衣服画像SGを除去する。
【0103】図17は、第3の衣服画像の仮想試着表示
処理を行った場合に表示部40に表示される表示画面の
一例を示す図である。図17に示すように、本発明に係
る第3の衣服画像の仮想試着表示処理が行われることに
よって第3の衣服画像SGのふくらみ部分F(図中の2
点鎖線の部分)が除去され、さらに、第3の衣服画像S
Gの輪郭線RSが第2の衣服画像JGの裾の端部分Tか
ら自然なラインで表示され、違和感なくリアルに表示す
ることができる。
【0104】本実施の形態では、被試着対象物として人
体を用いて説明したが、本発明は特にこれに限定され
ず、例えば犬、猫等の動物であってもよく、また、アニ
メーション等の架空のキャラクタであってもよい。
【0105】また、本実施の形態では、人体画像、第1
の衣服画像、第2の衣服画像及び第3の衣服画像がいず
れも2次元画像データであるとして説明したが、本発明
は特にこれに限定されず、3次元画像データであっても
よい。
【0106】
【発明の効果】本発明によれば、第2の衣服画像からは
み出した第1の衣服画像のはみ出し領域において、人体
画像からの第1の伝達温度と第2の衣服画像からの第2
の伝達温度とを比較して第2の伝達温度が高い場合には
み出し領域が除去されるため、第2の衣服画像から第1
の衣服画像がはみ出すことなく表示することができ、人
体画像と第1の衣服画像と第2の衣服画像とを合成した
合成画像が不自然なものとならず、試着状態を違和感な
くシミュレーションすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態による仮想試着表示装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示す仮想試着表示装置の主要機能ブロ
ック図である。
【図3】 図2に示す仮想試着表示装置による仮想試着
表示処理を説明するためのフローチャートである。
【図4】 はみ出し領域抽出処理を説明するための図で
ある。
【図5】 図4に示すステップS2までの処理が行われ
ることによって表示部に表示される表示画面の一例を示
す図である。
【図6】 第2の衣服画像までの最短距離の算出方法を
説明するための図である。
【図7】 第2の衣服画像までの最短距離の算出方法を
説明するための図である。
【図8】 図4に示すステップS6までの処理が行われ
ることによって表示部に表示される表示画面の一例を示
す図である。
【図9】 仮想試着表示処理が行われることによって表
示部に表示される表示画面の一例を示す図である。
【図10】 背面処理を説明するためのフローチャート
である。
【図11】 背面処理を行わなかった場合に表示部に表
示される表示画面の一例を示す図である。
【図12】 背面処理を行った場合に表示部に表示され
る表示画面の一例を示す図である。
【図13】 図1に示す仮想試着表示装置を用いて第3
の衣服画像表示処理を実行する場合の主要機能ブロック
図である。
【図14】 第2の衣服画像の下に仮想的に試着される
第3の衣服画像表示処理を説明するためのフローチャー
トである。
【図15】 第3の衣服画像表示処理を行わなかった場
合に表示部に表示される表示画面の一例を示す図であ
る。
【図16】 図14のステップS22における第2の衣
服画像の裾の端部分を検出する処理を説明するための図
である。
【図17】 第3の衣服画像表示処理を行った場合に表
示部に表示される表示画面の一例を示す図である。
【図18】 従来の処理を行った場合に表示される表示
画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 入力装置 2 ROM 3 CPU 4 RAM 5 外部記憶装置 6 表示装置 7 記録媒体駆動装置 8 記録媒体 10 操作部 20,20a プログラム実行部 21 はみ出し領域抽出部 22 はみ出し領域除去部 221 最短距離算出部 222 伝達温度算出部 223 画素除去部 23 背面処理部 24 第3の衣服画像表示処理部 241 境界検出部 242 端部分検出部 243 輪郭線特定部 244 画像除去部 25 表示制御部 30,30a 記憶部 31 衣服データ記憶部 32 モデルデータ記憶部 33 合成画像記憶部 40 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G06F 17/50 680 G06F 17/50 680J Fターム(参考) 5B046 AA10 CA04 DA03 FA08 FA10 GA01 5B050 BA07 BA12 EA06 EA07 EA19 5B057 AA18 CA12 CA16 CB12 CB16 CC01 CE08 CE09 DA07 DA08 DB02 DC03 DC16

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体画像に衣服画像を合成することによ
    って仮想的な試着状態を表示する仮想試着表示装置であ
    って、 前記衣服画像は前記人体画像の上に仮想的に試着される
    第1の衣服画像と、前記第1の衣服画像の上に仮想的に
    試着される第2の衣服画像とを含み、 前記人体画像、前記第1の衣服画像及び前記第2の衣服
    画像を記憶する記憶手段と、 前記第1の衣服画像と前記第2の衣服画像とを重ね合わ
    せた際に、前記第2の衣服画像からはみ出した前記第1
    の衣服画像のはみ出し領域を抽出するはみ出し領域抽出
    手段と、 前記人体画像によって表される人体は仮想的に発熱する
    ものとし、前記第2の衣服画像によって表される衣服は
    仮想的に吸熱するものとして、前記人体画像からの第1
    の伝達温度と前記第2の衣服画像からの第2の伝達温度
    とを基に前記はみ出し領域を除去するはみ出し領域除去
    手段と、 前記人体画像と、前記はみ出し領域が除去された前記第
    1の衣服画像と、前記第2の衣服画像とを合成して表示
    する表示手段とを備えることを特徴とする仮想試着表示
    装置。
  2. 【請求項2】 前記はみ出し領域除去手段は、前記はみ
    出し領域内の画素に対して前記人体画像までの距離が最
    短となる最短距離及び前記第2の衣服画像までの距離が
    最短となる最短距離を算出する最短距離算出手段と、 前記人体画像までの最短距離に基づいて前記第1の伝達
    温度を算出するとともに前記第2の衣服画像までの最短
    距離に基づいて前記第2の伝達温度を算出する伝達温度
    算出手段とを含み、 前記第1の伝達温度より第2の伝達温度が高い場合に当
    該画素を除去することを特徴とする請求項1記載の仮想
    試着表示装置。
  3. 【請求項3】 前記人体画像が表す人体の前面を第1の
    部分とし、背面を第2の部分として、前記第1の部分及
    び前記第2の部分のうちの少なくとも一方において、前
    記第1の衣服画像の外側から前記人体画像までの前記第
    1の衣服画像のはみ出し部分を除去するはみ出し部分処
    理手段をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の
    仮想試着表示装置。
  4. 【請求項4】 前記衣服画像は前記第1の衣服画像及び
    前記第2の衣服画像の下に仮想的に試着される第3の衣
    服画像を含み、 前記第2の衣服画像と前記第3の衣服画像との境界部分
    を検出する境界検出手段と、 前記境界部分にある前記第2の衣服画像の端部分を検出
    する端部分検出手段と、 前記端部分から所定の関数に基づいて第3の衣服画像の
    輪郭線を特定する輪郭線特定手段と、 前記輪郭線より外側の前記第3の衣服画像を除去する第
    3の衣服画像除去手段とをさらに備え、 前記表示手段は、輪郭線が特定された第3の衣服画像を
    さらに合成して表示することを特徴とする請求項1記載
    の仮想試着表示装置。
  5. 【請求項5】 前記端部分検出手段は、前記境界部分の
    画素の連続数を外側からカウントすることによって前記
    第2の衣服画像の端部分を検出することを特徴とする請
    求項4記載の仮想試着装置。
  6. 【請求項6】 コンピュータを用いて人体画像に衣服画
    像を合成することによって仮想的な試着状態を表示する
    仮想試着表示方法であって、 前記衣服画像は前記人体画像の上に仮想的に試着される
    第1の衣服画像と、前記第1の衣服画像の上に仮想的に
    試着される第2の衣服画像とを含み、 前記コンピュータは、前記人体画像、前記第1の衣服画
    像及び前記第2の衣服画像を記憶しており、 前記コンピュータが、前記第1の衣服画像と前記第2の
    衣服画像とを重ね合わせた際に、前記第2の衣服画像か
    らはみ出した前記第1の衣服画像のはみ出し領域を抽出
    するはみ出し領域抽出ステップと、 前記コンピュータが、前記人体画像によって表される人
    体は仮想的に発熱するものとし、前記第2の衣服画像に
    よって表される衣服は仮想的に吸熱するものとして、前
    記人体画像からの第1の伝達温度と前記第2の衣服画像
    からの第2の伝達温度とを基に前記はみ出し領域を除去
    するはみ出し領域除去ステップと、 前記コンピュータが、前記人体画像と、前記はみ出し領
    域が除去された前記第1の衣服画像と、前記第2の衣服
    画像とを合成して表示する表示ステップとを備えること
    を特徴とする仮想試着表示方法。
  7. 【請求項7】 人体画像に衣服画像を合成することによ
    って仮想的な試着状態を表示するための仮想試着表示プ
    ログラムであって、 前記衣服画像は前記人体画像の上に仮想的に試着される
    第1の衣服画像と、前記第1の衣服画像の上に仮想的に
    試着される第2の衣服画像とを含み、 前記人体画像、前記第1の衣服画像及び前記第2の衣服
    画像を記憶する記憶手段と、 前記第1の衣服画像と前記第2の衣服画像とを重ね合わ
    せた際に、前記第2の衣服画像からはみ出した前記第1
    の衣服画像のはみ出し領域を抽出するはみ出し領域抽出
    手段と、 前記人体画像によって表される人体は仮想的に発熱する
    ものとし、前記第2の衣服画像によって表される衣服は
    仮想的に吸熱するものとして、前記人体画像からの第1
    の伝達温度と前記第2の衣服画像からの第2の伝達温度
    とを基に前記はみ出し領域を除去するはみ出し領域除去
    手段と、 前記人体画像と、前記はみ出し領域が除去された前記第
    1の衣服画像と、前記第2の衣服画像とを合成して表示
    する表示手段としてコンピュータを機能させることを特
    徴とする仮想試着表示プログラム。
  8. 【請求項8】 人体画像に衣服画像を合成することによ
    って仮想的な試着状態を表示するための仮想試着表示プ
    ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体であって、 前記衣服画像は前記人体画像の上に仮想的に試着される
    第1の衣服画像と、前記第1の衣服画像の上に仮想的に
    試着される第2の衣服画像とを含み、 前記人体画像、前記第1の衣服画像及び前記第2の衣服
    画像を記憶する記憶手段と、 前記第1の衣服画像と前記第2の衣服画像とを重ね合わ
    せた際に、前記第2の衣服画像からはみ出した前記第1
    の衣服画像のはみ出し領域を抽出するはみ出し領域抽出
    手段と、 前記人体画像によって表される人体は仮想的に発熱する
    ものとし、前記第2の衣服画像によって表される衣服は
    仮想的に吸熱するものとして、前記人体画像からの第1
    の伝達温度と前記第2の衣服画像からの第2の伝達温度
    とを基に前記はみ出し領域を除去するはみ出し領域除去
    手段と、 前記人体画像と、前記はみ出し領域が除去された前記第
    1の衣服画像と、前記第2の衣服画像とを合成して表示
    する表示手段としてコンピュータを機能させることを特
    徴とする仮想試着表示プログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
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