JP2016052445A - 医療機器、医療機器制御方法、及び医療機器連携システム - Google Patents

医療機器、医療機器制御方法、及び医療機器連携システム Download PDF

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Abstract

【課題】意図しない接続切り替えを防止することができる医療機器、医療機器制御方法、及び医療機器連携システムを提供すること。【解決手段】除細動器10(医療機器)は、複数のCPR補助装置20、30と通信可能に構成されている。除細動器10は、接続先決定手段15と通信手段13を有する。接続先決定手段15は、複数のCPR補助装置から、所定ルールに基づいて接続先である接続先CPR補助装置を決定する。通信手段13は、接続先CPR補助装置とのみ通信を行う。【選択図】図1

Description

本発明は医療機器、医療機器制御方法、及び医療機器連携システムに関する。
CPR(Cardio Pulmonary Resuscitation:心肺蘇生法)は、救急医療では必須の手技であり、その適否が被救助者(患者)の生死にかかわっている。CPRを行う場合、救助者は胸部の上の胸骨を圧迫する。CPRは被救助者の生死に関わるため、被救助者の胸部と救助者の手の間に配置されて胸骨圧迫を補助する装置(以下、CPR補助装置と呼称する。)が開発されている。CPR補助装置は、胸骨に適切な時間間隔で適切な力が加わっているかを検知し、検知に応じて救助者に対して適切な報知(「圧迫の深さが十分ではない」、「圧迫のタイミングが遅すぎる」等)を行う。
特表2013−542814号公報 特開2010−528722号公報 国際公開第2012/073900号
上述のCPR補助装置は、AED(Automated External Defibrillator)をはじめとする他の医療機器と同時に使用する機会が多い。CPR補助装置と医療機器が相互に協調して動作することにより、適切な救助処置を実現することができる。
例えば特許文献1には、複数の除細動間の通信に関する技術が開示されている。同様に特許文献2には、CPR補助装置と除細動器との間の通信に関する技術が開示されている。
医療の現場や医療訓練の場面では、多くの医療機器が同時に使用されることが想定される。例えば大規模災害(例えばビル火災等)が生じた場合、多くのCPR補助装置やAED(または除細動器)が同時に使用されるケースが想定される。また心肺蘇生法の講習会等では、多くのCPR補助装置やAED(または除細動器)が同時に使用される。
このような環境下で医療機器間(例えばCPR補助装置とAED)が通信するような場合、意図しない接続切り替えが生じる恐れがある。これにより医療機器を使用する救助者が混乱してしまう可能性がある。
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであり、医療機器が通信する場合に意図しない接続切り替えを防止することができる医療機器、医療機器制御方法、及び医療機器連携システムを提供することを主たる目的とする。
本発明にかかる医療機器の一態様は、
複数のCPR(Cardio Pulmonary Resuscitation)補助装置と通信可能に構成された医療機器であって、
前記複数のCPR補助装置から、所定ルールに基づいて接続先である接続先CPR補助装置を決定する接続先決定手段と、
前記接続先CPR補助装置とのみ通信を行う通信手段と、
を備える、ものである。
医療機器は、所定のルールに従って決定した接続先CPR補助装置とのみ通信を行う構成である。これにより医療機器は、接続先CPRアシスト装置以外と通信を行うことがなくなる。意図しない接続切り替えが回避できることにより、救助者は混乱することなく心肺蘇生法(CPR)を実行することができる。
本発明は、医療機器が通信する場合に意図しない接続切り替えを防止することができる医療機器、医療機器制御方法、及び医療機器連携システムを提供することができる。
実施の形態1にかかる医療機器通信システム1の図である。 実施の形態1にかかる接続先決定手段15が使用する接続リストの一例を示す図である。 実施の形態1にかかる接続先決定手段15が使用する属性情報の一例を示す図である。 実施の形態1にかかる接続先決定手段15が使用する通信履歴リストの一例を示す図である。
<実施の形態1>
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態にかかる医療機器通信システムの構成を示すブロック図である。医療機器連携システム1は、除細動器10、CPR補助装置20、CPR補助装置30を有する。なお図1に示す医療機器連携システム1の構成はあくまでも一例であり、除細動器10は医療機器の一例であり、例えばAED(Automated External Defibrillator)等であってもよい。また図1には2つのCPR補助装置(20、30)のみを記載したが必ずしもこれに限られず、3つ以上のCPR補助装置が存在してもよい。なお、以下の説明においてCPR補助装置20とCPR補助装置30を区別しない場合には、符号をつけずに「CPR補助装置」と記載する。
はじめにCPR補助装置20の構成について説明する。CPR補助装置20は、被救助者の胸部(好適には胸骨の直上)と救助者の手の間に配置されて胸骨圧迫を補助する装置である。なお被救助者とは、人間の傷病者(または患者とも表現される。)に加えてマネキン等も含む概念である。すなわちCPR補助装置20は、実際の心肺蘇生の場面で用いられてもよく、心肺蘇生のトレーニング時に用いられてもよい。
CPR補助装置20は、制御手段21、出力手段22、通信手段23、及び記憶手段24を備える。またCPR補助装置20は、内部に図示しないセンサを有する。当該センサは、押圧された場合と押圧解放された場合に生じる変位を検出して制御手段21に供給する。
制御手段21は、CPR補助装置20を制御する各種の処理を行う。制御手段21は、CPU(Central Processing Unit)及び各種の回路によって実現される。
制御手段21は、上述のセンサが検出した変位に基づいて被救助者に与えられた胸骨圧迫の圧迫深度や圧迫速度を検出する。また制御手段21は、記憶手段24に格納された理想的な圧迫深度や圧迫速度を読み出す。そして制御手段21は、読み出した圧迫深度と、現在行われている圧迫深度と、を比較して現在の圧迫深度が適切であるかを判定する。同様に制御手段21は、読み出した圧迫速度と、現在行われている圧迫速度と、を比較して現在の圧迫速度が適切であるかを判定する。
制御手段21は、現在行われている胸骨圧迫の圧迫深度または圧迫速度が適切ではないと判定した場合、救助者(CPR補助装置20のユーザ)に対して異常状態を報知する出力を出力手段22に行わせる。また制御手段21は、検出した圧迫深度や圧迫速度、その他の胸骨圧迫に関わる各種ステータス等を、通信手段23を介して除細動器10に送信する。なお、後述するように除細動器10がCPR補助装置20を接続先として決定した場合にのみ、各種の情報を除細動器10に送信することができる。
なお制御手段21による胸骨圧迫の圧迫深度及び圧迫速度の検出や判定手法は、例えば特許文献3に記載の手法と同等であればよい。
出力手段22は、胸骨圧迫が適切に行われていないと判定された場合に、救助者に対して報知を行う。出力手段22は、例えばスピーカやCPR補助装置20の筐体表面に設けられたディスプレイ装置等である。出力手段22は、例えば圧迫深度が十分ではない場合に「もっと強く押してください」という音声ガイダンスを出力する。同様に出力手段22は、判定結果に応じて「もっと深く押してください」、「もっとゆっくり押してください」、「もっと速く押してください」等の音声ガイダンスを出力する。これと同時に出力手段22は、胸骨圧迫の状態を示すステータスを筐体表面に設けられたディスプレイに表示してもよい。
通信手段23は、現在行われている圧迫深度や圧迫速度等の各種情報を除細動器10に送信する送信インターフェイスである。通信手段23は、除細動器10とのデータ送受信を行う前に接続要求を除細動器10に送信する。また通信手段23は、各種の情報を除細動器10から受信する。通信手段23は、例えばBlueTooth(登録商標)等の近距離通信を行うことができるインターフェイスである。通信手段23は、接続要求を除細動器10に送信し、除細動器10がCPR補助装置20を接続先として決定した場合にのみデータ送受信を行うことが出来る。
記憶手段24は、各種の情報(制御手段21によって使用されるプログラム、前述の理想的な圧迫深度や圧迫速度の情報等)を記憶する手段である。例えば記憶手段24は、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、USB(Universal Serial Bus)メモリ等により実現される。
CPR補助装置30は、制御手段31、出力手段32、通信手段33、及び記憶手段34を備える。CPR補助装置30は、概ねCPR補助装置20と同様の構成及び機能を有する。そのため制御手段31、出力手段32、通信手段33、及び記憶手段34は、それぞれ制御手段21、出力手段22、通信手段23、及び記憶手段24に対応する。
続いて除細動器10の構成について説明する。除細動器10は、入力手段11、記憶手段12、通信手段13、及び制御手段14を備える。制御手段14は、接続先決定手段15を備える。また除細動器10は、図示しない除細動パッドや電極を有し、当該除細動パッドや電極を介して被救助者に対して電気ショックを与える。
入力手段11は、除細動器10をユーザが操作するための各種の入力を受け付ける。入力手段11は、筐体表面に設けられたボタン、つまみ、操作可能なディスプレイ画面(いわゆるタッチディスプレイ)等である。例えば入力手段11は、被救助者に対して行う除細動処理のエネルギーの充電量等の指定を受け付ける。
記憶手段12は、除細動器10の動作に用いられる各種の情報を記憶する。記憶手段12は、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、USB(Universal Serial Bus)メモリ等により実現される。
制御手段14は、除細動器10を制御する各種の処理を行う。制御手段14は、CPU(Central Processing Unit)及び各種の回路によって実現される。制御手段14は、被救助者に電気ショックを与えるためのエネルギー充電/放電の制御、音声出力制御等を行う。
接続先決定手段15は、通信可能な(換言すると接続要求を除細動器10に送信した)複数のCPR補助装置(図1の例ではCPR補助装置20及び30)のうち、接続先となる接続先CPR補助装置を所定のルールに従って決定する。ここで接続先CPR補助装置は、単一のCPR補助装置であることが望ましい。すなわち除細動器10は、1つのCPR補助装置とのみ通信を行うことが望ましい。接続先決定手段15による接続先の選定処理は、図2〜図4を参照して後述する。接続先決定手段15は、決定した接続先CPR補助装置の識別情報(例えばBluetooth(登録商標)のデバイスアドレス)を通信手段13に通知する。
後述するように接続先決定手段15が接続先を決定するルールは複数考えられる。そのため除細動器10のユーザは、入力手段11を介してどのルールを使用するかを指定してもよい。
通信手段13は、接続先決定手段15により決定された接続先とのみ通信(データ送受信)を行う。図1の例では、接続先はCPR補助装置20である。そのため通信手段13は、CPR補助装置20とのみデータの送受信を行い、CPR補助装置30とのデータ送受信は行わない。
続いて接続先決定手段15による接続先の決定手法についてそれぞれ説明する。
(接続先決定ルール1)
以下、第1の決定ルールについて説明する。記憶手段12は、予め接続可能なCPR補助装置を規定した接続リストを記憶する。除細動器10のユーザは、接続リストの設定、変更を入力手段11を介して行う。図2は、当該接続リストの一例を示す図である。
接続リストには、除細動器10と接続してもよいと判断しているCPR補助装置のリストが記載されている。ここで接続リストは、CPR補助装置を識別できる識別情報により装置を管理する。例えば接続リストは、Bluetooth(登録商標)のデバイスアドレスによりCPR補助装置を管理すればよい。また接続リストは、図2に示すように、接続可能なCPR補助装置に対して優先順位を関連付けて記憶してもよい。
接続先決定手段15は、あるCPR補助装置から接続要求を受け付けた場合、当該CPR補助装置の識別情報が接続リストに記載されているか否かにより接続先CPR補助装置としてもよいかを判断する。ここで接続先決定手段15は、接続リストに記載された複数のCPR補助装置から接続要求を受け付けている場合、優先順位に基づいて接続先CPR補助装置を決定する。図2の例では、“00:D0:B7:03:23:8F”(優先順位=1)という識別情報を持つCPR補助装置と“C0:D1:B7:04:23:8E”(優先順位=4)という識別情報を持つCPR補助装置から同時に接続要求を受信した場合、接続先決定手段15は“00:D0:B7:03:23:8F”(優先順位=1)を接続先CPR補助装置として決定する。なお識別情報は、デバイスアドレスに限られず任意のフォーマット及び内容でよい。
このように接続先決定手段15は、予め設定されたCPR補助装置とのみ接続を許可する構成である。これにより除細動器10は、期待している接続先とのみ通信を行える状態となる。これにより、除細動器10が意図しないCPR補助装置と接続して、ユーザを混乱させるような事態を回避することができる。
また接続先決定手段15は、複数のCPR補助装置が接続候補となっている場合には、優先順位に基づいて接続先を決定する。これにより接続先決定手段15は、最も適切なCPR補助装置とのみ通信を行うことができる。
(接続先決定ルール2)
以下、第2の決定ルールについて説明する。接続先決定手段15は、所定のタイミング(例えば電源がONとなったタイミング)から最も早いタイミングで接続要求を送信したCPR補助装置を接続先として決定する。図1の例では、CPR補助装置20がCPR補助装置30よりも先に接続要求を送信してきたものとする。これにより接続先決定手段15は、CPR補助装置20を接続先CPR補助装置として決定する。なお接続要求とは、例えばBluetooth(登録商標)を用いた場合の探索操作に関する信号である。
当該ルール(最も早いタイミングで接続要求してきたCPR補助装置を接続先とする)を用いることにより、被救助者に対して早期の心肺蘇生法の実施を行うことができる。
(接続先決定ルール3)
以下、第3の決定ルールについて説明する。当該ルールは、接続を要求する複数のCPR補助装置の属性を分析し、最も適したCPR補助装置を接続先として決定するものである。以下、詳細例を記載する。
除細動器10との通信を希望する各CPR補助装置は、除細動器10に対して自装置の属性情報を送信する。各CPR補助装置が送信する属性情報の例を図3に示す。属性情報は、例えば「医療従事者であるか」、「医療業務経験年数」、「CPR訓練の受講有無」、「CPR訓練の受講回数」等を含む。なお各CPR補助装置のユーザは、属性情報を予め登録しておく。
接続先決定手段15は、各CPR補助装置から送信された属性情報を評価する。例えば接続先決定手段15は、送信された複数の属性情報から、医療従事者であって業務経験が最も長いものに対応するCPR補助装置を接続先CPR補助装置として決定する。なお接続先決定手段15が属性情報を評価するアルゴリズムは、任意のものであればよく、例えばCPR訓練の訓練回数を重視して接続先CPR補助装置を決定してもよい。
このように接続先決定手段15は、各CPR補助装置から送信された属性情報を評価して最も適切な接続先CPR補助装置を決定する。接続先決定手段15は、各CPR補助装置に関する情報(特に救助者の情報)を基に接続先CPR補助装置を決定するため、最適な救助者が使用するCPR補助装置と通信を行うことができる。
(接続先決定ルール4)
以下、第4の決定ルールについて説明する。当該ルールは、除細動器10が以前に通信を行ったCPR補助装置の履歴を参照して接続先CPR補助装置を決定するものである。以下、詳細例を説明する。
記憶手段12は、以前に通信を行ったCPR補助装置の識別情報と通信日時を関連付けて記憶する。図4は、記憶手段12が記憶する通信履歴リストの一例である。CPR補助装置を識別するための識別情報は、例えばBluetooth(登録商標)のデバイスアドレス等であればよい。
接続先決定手段15は、この通信履歴リストを用いて接続先CPR補助装置を決定する。例えば接続先決定手段15は、接続要求を送信してきた複数のCPR補助装置のうち、最近通信を行ったCPR補助装置を接続先CPR補助装置として決定してもよい。また接続先決定手段15は、接続要求を送信してきた複数のCPR補助装置のうち、最も回数的に多く通信を行ったことがあるCPR補助装置を接続先CPR補助装置として決定してもよい。
接続先決定手段15が通信履歴リストを参照して接続先CPR補助装置を決定することにより、除細動器10は以前に通信を行ったことがあるCPR補助装置と接続することができる。これによりユーザは、以前の使用状態と同様に除細動器10とCPR補助装置を連携して使用することができる。
(接続先決定ルール5)
以下、第5の決定ルールについて説明する。当該ルールは、ユーザにより明示的に指定された接続先の情報を用いて接続先CPR補助装置を決定するものである。
除細動器10のユーザは、入力手段11を介して除細動器10と通信すべきCPR補助装置を指定する。例えば除細動器10のユーザは、通信を行いたいCPR補助装置の識別情報を入力する。また除細動器10は、接続要求を送信してきたCPR補助装置のリストを除細動器10の筐体表面のディスプレイ等に表示し、ユーザに選択させてもよい。接続先決定手段15は、ユーザから指定されたCPR補助装置を接続先CPR補助装置として決定する。
上述のようにユーザが接続先CPR補助装置を明示的に指定できることにより、ユーザは所望の除細動器10とCPR補助装置のペアを用いて被救助者に対する救助処理を行うことができる。
以上、接続先決定手段15の接続先の決定ルールを5通り説明したが、必ずしも上述の決定ルールに限定されない。接続先決定手段15は、所定のルールに従って接続先となるCPR補助装置を決定するものであればその他のルールを用いてもよい。
なお、接続先決定手段15による接続先CPR補助装置の決定処理のタイミングは、以下のように考えることができる。例えば接続先決定手段15は、一度、接続先CPR補助装置を決定した場合、強制的なリセット処理(例えば除細動器10の電源OFF)が生じない限り接続先CPR補助装置を変更しない(再度の決定処理を行わない)。ここで接続先CPR補助装置の決定処理は、除細動器10が動作し始めてから所定時間後に一度のみ行われる。これにより、一度接続先CPR補助装置が決定された後に通信先が変更されることなく、心肺蘇生法の実施を行うことができる。
また接続先決定手段15は、新たなCPR補助装置が接続要求を送信してくる度に接続先CPR補助装置の決定処理を行ってもよい。または接続先決定手段15は、一定時間毎に接続先CPR補助装置の決定処理を行ってもよい。これにより、心肺蘇生法の実施中に通信先が変更されてしまう可能性があるものの、最適な接続先との通信を実現することができる。この場合には最適なCPR補助装置が新たに現れた場合にのみ接続切り替えが生じるので、不要な接続切り替えとはならない。接続切り替えが生じた場合、接続先決定手段15は、図示しない除細動器10内のスピーカ等から接続先が切り替わったことをユーザに通知することが好ましい。
この接続先決定手段15が接続先CPR補助装置を決定するタイミングは、ユーザが除細動器10の入力手段11から明示的に指定できることが好ましい。
続いて本実施の形態にかかる医療機器連携システムの効果について説明する。除細動器10(医療機器)は、所定のルールに従って決定した接続先CPR補助装置とのみ通信を行う構成である。これにより医療機器は、接続先CPRアシスト装置以外と通信を行うことがなくなる。意図しない接続切り替えが回避できることにより、救助者は混乱することなく心肺蘇生法(CPR)を実行することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は既に述べた実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることはいうまでもない。
例えば上述の説明では除細動器10が複数のCPR補助装置20から接続先を選択する動作について説明したが、逆のケース(すなわちCPR補助装置20が複数の除細動器10から接続先を選択するケース)に上述の構成(図1の除細動器10の内部構成)及びアルゴリズムを応用してもよい。すなわち「複数の対向医療機器から所定ルール(例えば上述の図2〜図4)に基づいて接続先となる対向医療機器(接続先対向医療機器)を決定し、決定した接続先(接続先対向医療機器)とのみ通信を行う構成」を任意の医療機器に応用することが可能である。
1 医療機器連携システム
10 除細動器
11 入力手段
12 記憶手段
13 通信手段
14 制御手段
15 接続先決定手段
20、30 CPR補助装置医療機器
21、31 制御手段
22、32 出力手段
23、33 通信手段
24、34 記憶手段

Claims (12)

  1. 複数のCPR補助装置と通信可能に構成された医療機器であって、
    前記複数のCPR補助装置から、所定ルールに基づいて接続先である接続先CPR補助装置を決定する接続先決定手段と、
    前記接続先CPR補助装置とのみ通信を行う通信手段と、
    を備える医療機器。
  2. 前記接続先決定手段は、接続可能な装置を規定した接続リストに基づいて、前記複数のCPR補助装置から前記接続先CPR補助装置を決定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の医療機器。
  3. 前記接続リストは、装置と優先順位を関連付けて定義している、
    ことを特徴とする請求項2に記載の医療機器。
  4. 前記接続先決定手段は、前記複数のCPR補助装置のうち、最も早いタイミングで接続要求を送信した装置を前記接続先CPR補助装置に決定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の医療機器。
  5. 前記接続先決定手段は、前記複数のCPR補助装置の各々から受信した属性情報に基づいて、前記複数のCPR補助装置から前記接続先CPR補助装置を決定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の医療機器。
  6. 前記接続先決定手段は、以前に通信を行ったことがあるCPR補助装置が記憶された履歴リストに基づいて、前記複数のCPR補助装置から前記接続先CPR補助装置を決定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の医療機器。
  7. 前記医療機器は、ユーザからの入力を受け付ける入力手段を有し、
    前記接続先決定手段は、前記入力手段からの入力に従って、前記複数のCPR補助装置から前記接続先CPR補助装置を決定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の医療機器。
  8. 前記接続先CPR補助装置は、単一のCPR補助装置である、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の医療機器。
  9. 複数のCPR補助装置と通信可能に構成された医療機器における制御方法であって、
    前記複数のCPR補助装置から、所定ルールに基づいて接続先である接続先CPR補助装置を決定する接続先決定ステップと、
    前記接続先CPR補助装置とのみ通信を行う通信ステップと、
    を備える医療機器制御方法。
  10. 複数のCPR補助装置と、前記複数のCPR補助装置と通信可能に構成された医療機器と、を有する医療機器連携システムであって、
    前記複数のCPR補助装置の各々は、前記医療機器に対して接続要求を送信し、
    前記医療機器は、
    前記複数のCPR補助装置から、所定ルールに基づいて接続先である接続先CPR補助装置を決定する接続先決定手段と、
    前記接続先CPR補助装置とのみ通信を行う通信手段と、を備える、
    医療機器連携システム。
  11. 複数の装置から接続先を決定して通信を行う医療機器に対して接続要求を送信し、前記医療機器に通信先として決定された場合にのみ前記医療機器との通信処理を行う、
    CPR補助装置。
  12. 複数の対向医療機器と通信可能に構成された医療機器であって、
    前記複数の対向医療機器から、所定ルールに基づいて接続先である接続先対向医療機器を決定する接続先決定手段と、
    前記接続先対向医療機器とのみ通信を行う通信手段と、
    を備える医療機器。
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