JP2009233107A - Aed機能付携帯型コンピュータ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】何時でも即座に当該装置をAEDとして用い、救命につなげる。
【解決手段】オペレーティング・システムの基にアプリケーションプログラムが実行されるコンピュータ部と、患者の胸部に貼着される電極パッド53と、この電極パッド53から患者のECG信号を取り込み、心室頻拍や心室細動除去の電気ショック付与が必要か否かを分析する分析手段24と、高電圧を発生する高圧発生部20と、電気ショック付与を指示する電気ショックボタン51と、この電気ショックボタン51の操作があると、分析手段24の分析結果に基づいて高圧発生部20により発生された高電圧を前記電極パッド53を介して患者に印加するAED制御手段25と、コンピュータ部、前記電極パッド53、分析手段24、電気ショックボタン51及びAED制御手段24を収納する筐体100とを具備する。
【選択図】図1
【解決手段】オペレーティング・システムの基にアプリケーションプログラムが実行されるコンピュータ部と、患者の胸部に貼着される電極パッド53と、この電極パッド53から患者のECG信号を取り込み、心室頻拍や心室細動除去の電気ショック付与が必要か否かを分析する分析手段24と、高電圧を発生する高圧発生部20と、電気ショック付与を指示する電気ショックボタン51と、この電気ショックボタン51の操作があると、分析手段24の分析結果に基づいて高圧発生部20により発生された高電圧を前記電極パッド53を介して患者に印加するAED制御手段25と、コンピュータ部、前記電極パッド53、分析手段24、電気ショックボタン51及びAED制御手段24を収納する筐体100とを具備する。
【選択図】図1
Description
この発明は、ノートパソコンやPDA(パーソナル・ディジタル・アシスタント)などの携帯型パーソナルコンピュータ装置、場合によってはコンピュータ機能を有する携帯型ゲーム器や携帯電話機等に対して、AED(自動体外式除細動器)機能を付加したAED機能付携帯型コンピュータ装置に関するものである。
AEDに関する報告によれば、心原性心肺停止では発症から1分以内にAEDで電気ショックを行なえば90%以上の生存率があるとされており、その後は1分経過ごとに7〜10%ずつ生存率が下がっていくと言われている。AEDは心肺停止目撃から3分以内に取って来ることできる場所にあることが理想的であり、このために市民が多く集まるような多くの場所にはAEDが配置されるようになってきた。しかしながら、AED設置には初期費用と維持費用が必要であり、設置数が増加すればするほど要する費用は莫大となる。
市販AEDの内部はワンボード基板化されており、これが更なる小型化の流れにある。このようにポータブル化されたAEDにおいては、ポートを減少させ、緊急時における第1応答者が混乱する可能性を低くする観点から提案がなされている(特許文献1参照)。この特許文献1に記載のものにあっては、治療信号を患者に供給するか、或いは記憶されたデータを補助素子に送信することを可能にするポートを備えている。
しかしながら、上記のポータブル化されたAEDは単体のAEDであり、一般の人が携帯しているというものではない。これに対し、市販AEDの内部がワンボード基板化されていることに鑑みるとき、AED基板をノートパソコンに内蔵できる可能性は十分にあると判断できる。本願発明者らは、各社が開発を考えているポケット型AEDの製品化が可能ならば、ノート型パソコンに実装されている機能や周辺機器を一部共有することでAED機能搭載ノート型パソコンの実現は可能であると思料したものである。
特開平10−28679号公報
それ故、本願発明の目的は、ノートパソコンをはじめ、各種の携帯型コンピュータ装置に対して、AED機能を付加させたAED機能付携帯型コンピュータ装置を提供することであり、このAED機能付携帯型コンピュータ装置を携帯している者等が、心肺停止目撃の場面において、何時でも即座に当該装置をAEDとして用い、救命につながる可能性を大きく前進させることである。
本発明に係るAED機能付携帯型コンピュータ装置は、オペレーティング・システムの基にアプリケーションプログラムが実行されるコンピュータ部と、患者の胸部に貼着される電極パッドと、この電極パッドから患者のECG信号を取り込み、心室頻拍又は心室細動除去の電気ショック付与が必要か否かを分析する分析手段と、高電圧を発生する高圧発生部と、電気ショック付与を指示する指示ボタンと、この指示ボタンの操作があると、前記分析手段の分析結果に基づいて前記高圧発生部により発生された高電圧を前記電極パッドを介して患者に印加するAED制御手段と、前記コンピュータ部、前記電極パッド、前記分析手段、前記指示ボタン及び前記AED制御手段を収納する筐体とを具備することを特徴とする。
本発明に係るAED機能付携帯型コンピュータ装置では、コンピュータ部には、電気ショック付与時のシミュレート動作を前記分析手段と前記AED制御手段とに実行させると共に、シミュレート動作によるログ情報及び少なくとも前記高圧発生部の電圧情報を収集するシミュレート手段と、シミュレート手段が収集した情報をネットワークを介してメンテナンスセンタへ送信する送信制御手段とを実現させるメンテナンスプログラムを具備することを特徴とする。
本発明に係るAED機能付携帯型コンピュータ装置では、メンテナンスプログラムは、前記分析手段と前記AED制御手段の動作履歴情報を収集して、ネットワークを介してメンテナンスセンタへ送信すると共に、前記分析手段と前記AED制御手段を実現する波形解析プログラムと制御プログラムのニューバーションプログラムをメンテナンスセンタからダウンロードし、プログラムのアップデートを行うことを特徴とする。
本発明に係るAED機能付携帯型コンピュータ装置では、電極パッドは、接続されたリード線を周縁部に巻き付けて保持する保持機構に付帯され、筐体には、保持機構に保持されたリード線及び付帯された電極パッドを収納する電極パッド室を備えていることを特徴とする。
本発明に係るAED機能付携帯型コンピュータ装置は、コンピュータ部に加えて、患者の胸部に貼着される電極パッドと、この電極パッドから患者のECG信号を取り込み、心室頻拍又は心室細動除去の電気ショック付与が必要か否かを分析する分析手段と、高電圧を発生する高圧発生部と、電気ショック付与を指示する指示ボタンと、この指示ボタンの操作があると、前記分析手段の分析結果に基づいて前記高圧発生部により発生された高電圧を前記電極パッドを介して患者に印加するAED制御手段とを備えているので、携帯型コンピュータとして使用可能であると共に、携帯していることによって、心肺停止目撃の場面において、何時でも即座に当該装置をAEDとして用い、救命につなげることが可能である。
本発明に係るAED機能付携帯型コンピュータ装置は、メンテナンスプログラムを有するので、電気ショック付与時のシミュレート動作を前記分析手段と前記AED制御手段とに実行させると共に、シミュレート動作のログ情報及び少なくとも前記高圧発生部の電圧情報を収集し、収集した情報をネットワークを介してメンテナンスセンタへ送信することが可能であり、AED機能の保守性に優れるものである。
本発明に係るAED機能付携帯型コンピュータ装置では、メンテナンスプログラムが、前記分析手段と前記AED制御手段の動作履歴情報を収集して、ネットワークを介してメンテナンスセンタへ送信することにより履歴を自動的に送信することができると共に、前記分析手段と前記AED制御手段を実現する波形解析プログラムと制御プログラムのニューバーションプログラムをメンテナンスセンタからダウンロードし、プログラムのアップデートが行われるので、AED機能の保守性に優れるものである。
本発明に係るAED機能付携帯型コンピュータ装置では、電極パッドが、接続されたリード線を周縁部に巻き付けて保持する保持機構に付帯され、筐体には、保持機構に保持されたリード線及び付帯された電極パッドを収納する電極パッド室を備えているので、AED用の電極パッド及びリード線をコンパクトに収納して、携帯型コンピュータ装置として違和感なく使用及び携帯できるものである。
以下、添付図面を参照して本発明に係るAED機能付携帯型コンピュータ装置の実施例を説明する。各図において同一の構成要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。図1に、本発明の実施例に係るAED機能付携帯型コンピュータ装置の構成ブロック図を示す。AED機能付携帯型コンピュータ装置は、図2に示すようなノート型の携帯可能なパーソナルコンピュータであり、図1に示すように、パーソナルコンピュータ側の基板10と、AED側の基板30とを備えている。
本装置は、LCD(液晶ディスプレイ)などの表示器41、キーボード42、スピーカ43、バッテリ44などを備える他に、AEDとして機能するために、電源スイッチ51、心室頻拍又は心室細動除去の電気ショック付与を指示する指示ボタンである電気ショックボタン52、患者の胸部に貼着するための一対の電極パッド53を備えている。
なお、キーボード42にはパーソナルコンピュータとして起動するための電源スイッチが含まれており、入力手段としてマウスなどのポインティングデバイスを備えていても良い。
パーソナルコンピュータ側の基板10には、CPU11と、CPU11が用いるOS(オペレーティング・システム)とプログラムやデータが記憶された記憶装置12と、インターネット通信を行うための通信網50と接続されて通信を行うためのLANカード13と、表示器41を制御する表示コントローラ14と、キーボード42からの入力データを取り込むキーボードコントローラ15と、スピーカ43へ音声信号を送出する音声インタフェース16とが備えられている。CPU11と、OS(オペレーティング・システム)とプログラムやデータが記憶された記憶装置12とは、オペレーティング・システムの基にアプリケーションプログラムが実行されるコンピュータ部を構成している。
CPU11は、記憶装置12に記憶されたOSの基にアプリケーションプログラムを実行して各種の処理を行うものであり、各種のアプリケーションプログラムに応じて、ワープロ機能や表計算機能を実現する他、ここでは、特にインターネット通信を実行する通信プログラム17及び、後に説明する機能を有するメンテナンスプログラム18を備えるものとする。
AED側の基板30には、CPU31と、CPU31が用いるOSとプログラムやデータが記憶された記憶装置32と、キーボード42からの入力データを取り込むキーボードコントローラ33と、スピーカ43へ音声信号を送出する音声インタフェース34と、電源スイッチ51の操作データを取り込むポート35及び電気ショックボタンの操作情報を取り込むポート36、電極パッド53から到来するECG信号を取り込むと共に切替器23へ切替信号を送るためのポート37、高圧発生部20の出力をモニタするためのポート37A、高圧発生を高圧発生部20へ指示する信号を出力するポート38が備えられている。ポート38は、AEDにおける電気ショック付与の際の高電圧を発生する高圧発生部20に接続されている。
CPU31は、記憶装置32に記憶されたOSの基にアプリケーションプログラムを実行してAEDとしての処理を行うものであり、記憶装置32には分析手段24、AED制御手段25として機能するプログラムが記憶されている。分析手段24は、電極パッド53から患者のECG信号を取り込み、心室頻拍又は心室細動除去の電気ショック付与が必要か否かを分析する波形解析プログラムにより構成される。AED制御手段25は、電気ショックボタン52の操作があると、分析手段24の分析結果に基づいて高圧発生部20により発生された高電圧を電極パッド53を介して患者に印加する制御プログラムである。AED制御手段25は、装置の使用を音声案内する音声案内情報を有し、起動されると音声インタフェース34へ音声案内情報を送出して音声信号としてスピーカ43へ伝える。
CPU11とCPU31とは、コネクタ21、22により通信可能である。前述のメンテナンスプログラム18は、電気ショック付与時のシミュレート動作を分析手段24とAED制御手段25とに実行させると共に、シミュレート動作によるログ情報及び少なくとも高圧発生部20の電圧情報を収集するシミュレート手段と、通電によって電極パッドの通電性やインピーダンスを収集する手段と、シミュレート手段が収集した情報をネットワークである通信網50を介してメンテナンスセンタ(図示せず)のサーバへ送信する送信制御手段とを実現させるプログラムである。
バッテリ44には電源回路19が接続されおり、電源回路19は、バッテリ44の電力から所定電圧を得てパーソナルコンピュータ側の基板10の各部に電源供給を行う。また、バッテリ44には電源回路39が接続されおり、電源回路39は、バッテリ44の電力から所定電圧を得てAED側の基板30の各部に電源供給を行う。また、バッテリ44の電力は高圧発生部20に与えられており、AEDにおける電気ショック付与の際の高電圧を発生に用いられる。高圧発生部20と電極パッド53との間には、リレーなどの切替器23が設けられ、ポート37からECG信号を取り込む際にはポート37と電極パッド53との間が接続され、電気ショック付与の際には高圧発生部20と電極パッド53との間が接続されるように、切り替えがCPU31の制御により行われる。
図1の筐体100は、CPU11とOS(オペレーティング・システム)とプログラムやデータが記憶された記憶装置12とにより構成されるコンピュータ部、電極パッド53、高圧発生部20、電気ショックボタン52、分析手段24、AED制御手段25を収納している。
筐体100は、図2Aに示されるようにキーボード側筐体100Aと、表示器側筐体100Bとが結合されたもので、キーボード側筐体100Aの例えば右端表面部における結合部付近には、蓋61が設けられており、蓋61を開けた内部屋67には、電源スイッチ51と電気ショックボタン52が配置されている。従って、通常のパーソナルコンピュータとして用いる場合には、蓋61が閉じられ、特にAEDを意識せずに使用可能となっている。電源スイッチ51に代えて蓋61に近接スイッチを設けるなどして、蓋61を開くと電源がオンするようにしても良い。
更に、キーボード側筐体100Aの例えば右端側部における手前側部分には、電極パッド53を収納する電極パッド室62が備えられている。電極パッド53にはリード線63が接続されており、リード線63は保持機構であるリール64の周縁部に巻き付けられる。リール64は、図2Bに示すようにボビン状に中央部65が窪んでおり、この中央部65にリード線63が巻き付けられる。リール64の両側部はフランジ状に平坦部66であり、この平坦部66に電極パッド53のゲル側が貼着されて付帯される。リード線63が巻き付けられ電極パッド53のゲル側が貼着されて付帯されたリール64が電極パッド室62に収納される。電極パッド53は、ミシン目53Aによって切り離し可能とされ、使用時には二枚に分けて使用する。電極パッド53には、切り取って使用することや、患者の胸において貼着する位置等の使用説明が印刷されていると好適である。
以上の通りに構成されたAED機能付携帯型コンピュータ装置は、次のようにAEDとして用いられる。蓋61を開いて電源スイッチ51を操作し、AED機能をオンとする。これにより、電源回路39から各部への電力供給が開始される。
CPU31は、AED制御手段25として動作を開始し、図3のフローチャートに示すように、音声インタフェース34へ音声案内情報を送出して音声信号としてスピーカ43へ与えて音声案内を開始し(S11)、切替器23を制御して電極パッド53からECG信号がポート37へ到来するように制御を行う(S12)。
次に、患者の発見者等は、電極パッド室62からリール64を取り出しリード線63を延ばし、更に、電極パッド53をリール64から剥がし、ミシン目53Aによって切り離して二枚にし、それぞれを音声案内及び電極パッド53に印刷された使用説明に従って患者の胸における所要位置に貼着する。
CPU31は、分析手段24としてポート37にECG信号の到来があったかを監視しており(S13)、到来した場合に心室頻拍又は心室細動状態であるかの検出を行い(S14)、電気ショック付与が必要か否かを分析する(S15)。心室頻拍又は心室細動状態の検出は、公知の手法が用いられる。
ステップS15における検出の結果、電気ショック付与が不必要であると判断されると、電気ショック付与が不必要の旨を音声インタフェース34へ音声案内情報として送出して音声信号としてスピーカ43へ与えて音声案内し(S16)、電源オフを待ち(S22)、電源がオフとされるとエンドとなる。
上記ステップS15において電気ショック付与が必要であると判断されると、ポート38を介して高圧発生部20へ高圧発生指示を与えて(S17)、ポート37Aを介して電圧をモニタして所定電圧となるか検出し(S18)、所定電圧を検出すると電気ショックボタン52の操作が可能となった旨を音声インタフェース34へ音声案内情報として送出して音声信号としてスピーカ43へ与えて音声案内し(S19)、電気ショックボタン52の操作を待つ(S20)。
ステップS20において電気ショックボタン52の操作が検出されると、ポート37から切替器23へ制御信号を送出し、電極パッド53へ高電圧を印加する(S21)。このステップS21に続いて電源オフとされたかを検出し(S22)、オフとされなければタイマーで一定時間の待機を行った後(S23)で、切替器23を制御して電極パッド53からECG信号がポート37へ到来するように制御を行い(S12)、ステップS13に進んで処理を続ける。上記の記録された波形と各動作の履歴情報を時刻情報と共に蓄積しておく処理も行われ、この履歴情報は後に説明するようにメンテナンスプログラム18によってメンテナンスセンタのサーバへ送られる。
記憶装置12に設けられたメンテナンスプログラム18は、所定時(例えば、一日の午前0時)に起動され、図4のフローチャートのようにメンテナンスを行う。起動され、スタートとなると、電源スイッチ51の操作と同様の情報をコネクタ21、22から与える(S31)。これにより、CPU31は、図3のフローチャート対応の処理をスタートさせる。
CPU11は、ステップS31に続いて音声情報を音声インタフェース34からスピーカへ出力し(S32)、ポート37からECG信号の疑似信号を与えて(S33)、分析手段24の処理に関するログや判断結果情報を収集して保持する(S34)。例えば、心室頻拍や心室細動のときと同じECG信号の疑似信号を与えてステップS34を実行し、更にAED制御手段25により行われる高圧発生部20の出力電圧情報や切替器23に対する制御信号等の情報を収集して保持し(S35)、電源オフとすると共に通信プログラム17を起動し、予め設定されたアドレスを用いてメンテナンスセンタのサーバに接続を行わせて、上記で収集した各種の情報をメンテナンスセンタのサーバへ送信する(S36)。勿論、心室頻拍や心室細動時のECG信号の疑似信号ではなく、正常なときのECG信号の疑似信号を与えて、これに対応する処理に関する情報を収集して、メンテナンスセンタのサーバへ送信しても良い。このような処理により、AEDとして適切に動作するかをメンテナンスセンタにおいて監視できる。
また、メンテナンスプログラム18は、分析手段24とAED制御手段25の動作履歴情報(実際にAEDとして使用された際の情報)を、コネクタ21、22を通じて記憶装置32から取得して、通信網50を介してメンテナンスセンタへ送信する。
更に、メンテナンスプログラム18は、予め定められた期間毎(例えば一か月に一度)メンテナンスセンタへアクセスして、分析手段24とAED制御手段25を実現する波形解析プログラムと制御プログラムのバーションアップ情報を得て、バージョンアップがなされているときには、ダウンロードする。そして、記憶装置32にインストールすることによりプログラムのアップデートを行う。
なお、上記の実施例の構成は一例に過ぎず、本発明はその趣旨にそって適宜変更することができる。例えば、分析手段24、AED制御手段25をプログラムにより構成したが、分析手段24の全部または一部をシステムLSI(マイクロプロセッサと各種チップを搭載)などのハードウエア構成により実現することができ、また、AED制御手段25の一部をシステムLSIなどのハードウエア構成により実現することができる。また、メンテナンスプログラム18を記憶装置12に設けることに代えて、メンテナンスプログラム18を記憶装置32に設けるようにしても良い。また、音声案内のみでなく、表示器41へAEDの使用案内に係る表示を行うようにしても良い。さらにキーボード42に電源スイッチ51や電気ショックボタン52を組み込んだり、キーボード42のキーの組合せ入力でAED基板31に指示を送ることも考えられる。
AEDが設置されていないような場所において心肺停止が目撃された場合、AED機能搭載ノートパソコン(AED機能付携帯型コンピュータ装置)の利用者が近くに居れば救命につながる可能性が出てくる。官庁・企業・空港・駅等で使用される公用ノートパソコンにAED機能が搭載されていれば、突然の目撃される心肺停止の蘇生率は飛躍的に向上するものと考えられる。
公用ノートパソコンのみならず、個人のノートパソコンまでもAED機能の普及が進めば、更なる救命も可能となる。企業・官庁・公共施設等に設置されるノートパソコンへの導入を第一段階とし、AED機能搭載ノートパソコンが一般にも周知されるようになった時点で個人のノートパソコンへの導入を次の普及段階とすることが期待できる。
10、30 基板
12 記憶装置
17 通信プログラム
18 メンテナンスプログラム
19、39 電源回路
20 高圧発生部
24 分析手段
25 制御手段
44 バッテリ
51 電源スイッチ
52 電気ショックボタン
53 電極パッド
62 電極パッド室
63 リード線
64 リール
100 筐体
12 記憶装置
17 通信プログラム
18 メンテナンスプログラム
19、39 電源回路
20 高圧発生部
24 分析手段
25 制御手段
44 バッテリ
51 電源スイッチ
52 電気ショックボタン
53 電極パッド
62 電極パッド室
63 リード線
64 リール
100 筐体
Claims (4)
- オペレーティング・システムの基にアプリケーションプログラムが実行されるコンピュータ部と、
患者の胸部に貼着される電極パッドと、
この電極パッドから患者のECG信号を取り込み、心室頻拍又は心室細動除去の電気ショック付与が必要か否かを分析する分析手段と、
高電圧を発生する高圧発生部と、
電気ショック付与を指示する指示ボタンと、
この指示ボタンの操作があると、前記分析手段の分析結果に基づいて前記高圧発生部により発生された高電圧を前記電極パッドを介して患者に印加するAED制御手段と、
前記コンピュータ部、前記電極パッド、前記分析手段、前記指示ボタン及び前記AED制御手段を収納する筐体と
を具備することを特徴とするAED機能付携帯型コンピュータ装置。 - コンピュータ部には、電気ショック付与時のシミュレート動作を前記分析手段と前記AED制御手段とに実行させると共に、シミュレート動作によるログ情報及び少なくとも前記高圧発生部の電圧情報を収集するシミュレート手段と、
シミュレート手段が収集した情報をネットワークを介してメンテナンスセンタへ送信する送信制御手段と
を実現させるメンテナンスプログラムを具備することを特徴とする請求項1に記載のAED機能付携帯型コンピュータ装置。 - メンテナンスプログラムは、前記分析手段と前記AED制御手段の動作履歴情報を収集して、ネットワークを介してメンテナンスセンタへ送信すると共に、前記分析手段と前記AED制御手段を実現する波形解析プログラムと制御プログラムのニューバーションプログラムをメンテナンスセンタからダウンロードし、プログラムのアップデートを行うことを特徴とする請求項2に記載のAED機能付携帯型コンピュータ装置。
- 電極パッドは、接続されたリード線を周縁部に巻き付けて保持する保持機構に付帯され、
筐体には、保持機構に保持されたリード線及び付帯された電極パッドを収納する電極パッド室を備えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のAED機能付携帯型コンピュータ装置。
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2008
- 2008-03-27 JP JP2008083195A patent/JP2009233107A/ja active Pending
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