JP2016051412A - モデル生成装置、シミュレーション装置、モデル生成方法、及びモデル生成プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】モデルを効率的に生成する。
【解決手段】モデル生成装置1は、車両が走行する通路が設定されている所定エリアのレイアウトを示す図面情報を取得する取得部141と、取得された図面情報に基づいて、所定エリアにおける通路の中心位置を示す中心線を特定する中心線特定部142と、特定された中心線に基づいて、交通シミュレーションソフトに用いられる、所定エリアの通路を示すモデルを生成する生成部143と、を備える。
【選択図】図2
【解決手段】モデル生成装置1は、車両が走行する通路が設定されている所定エリアのレイアウトを示す図面情報を取得する取得部141と、取得された図面情報に基づいて、所定エリアにおける通路の中心位置を示す中心線を特定する中心線特定部142と、特定された中心線に基づいて、交通シミュレーションソフトに用いられる、所定エリアの通路を示すモデルを生成する生成部143と、を備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、モデル生成装置、シミュレーション装置、モデル生成方法、及びモデル生成プログラムに関する。
従来、道路や駐車場等の設計段階において、渋滞長や旅行時間等の交通状況に関する交通シミュレーションを行うことにより、道路や駐車場の性能を評価し、設計を最適化することが行われている。例えば、特許文献1には、駐車場を1次元の駐車空間にモデル化し、当該モデルに基づいて、駐車場内部における車両の走行状況の交通シミュレーションを行うシステムが開示されている。
交通シミュレーションのモデルは、道路や駐車場等の設計図に示されている道路や駐車スペース等を、作業者が手作業でモデリングすることによって構築される。しかしながら、設計図には、モデルの構築に関係のない情報が含まれており、さらに、通路間の接続状況や座標等の情報が複雑であることから、作業者がモデルを構築するのに時間がかかるという問題があった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、モデルを効率的に生成することができるモデル作成装置、モデル作成方法を提供することを目的とする。
本発明者は、当該モデルを生成するにあたり、設計対象のエリアのレイアウトを示す図面情報に含まれる通路の中心線に基づいて、通路モデルに含まれる通路を自動的に規定して通路モデルを作成した。ここで、本発明者は、道路や駐車場等におけるサーキュレーション(車動線)の設計を行う際に、車両が走行する通路を位相幾何学における位相として捉え、当該通路と、交差点との関係性に基づいてトポロジーを示す通路モデルに応用できることを見出した。
本発明の第1の態様に係るモデル生成装置は、車両が走行する通路が設定されている所定エリアのレイアウトを示す図面情報を取得する取得部と、取得された前記図面情報に基づいて、前記所定エリアにおける通路の中心位置を示す中心線を特定する中心線特定部と、特定された前記中心線に基づいて、交通シミュレーションソフトに用いられる、前記所定エリアの通路を示す通路モデルを生成する生成部と、を備える。
前記中心線特定部は、前記図面情報に含まれている前記中心線を示す中心線情報に基づいて前記中心線を特定してもよい。
前記中心線特定部は、前記図面情報に前記中心線情報が含まれていない場合、前記通路の位置及び通路幅を示す通路情報に基づいて前記中心線を特定してもよい。
前記中心線特定部は、前記図面情報に前記中心線情報が含まれていない場合、前記通路の位置及び通路幅を示す通路情報に基づいて前記中心線を特定してもよい。
前記レイアウトには、複数階層の駐車場のレイアウトが含まれており、前記中心線特定部は、所定階における中心線の端点を示す第1端点を特定するとともに、当該所定階に隣接する階において前記第1端点の位置から所定範囲内に位置する前記中心線の端点を示す第2端点を特定し、前記生成部は、前記通路モデルにおいて、前記所定階における前記第1端点に対応する中心線が示す通路と、前記所定階に隣接する階における前記第2端点に対応する中心線が示す通路とを接続してもよい。
前記生成部は、前記図面情報に含まれている、前記通路に関連する標識を示す標識情報に基づいて前記通路における車両の進行方向を特定し、前記進行方向及び前記通路を示すモデルにおいて規定されている交差点の形状に基づいて、当該交差点における車両の走行に係る前記通路モデルの属性情報を生成してもよい。
前記生成部は、前記交差点に対応する複数の前記中心線の接続状況に基づいて、前記通路モデルの属性情報に含まれる、当該交差点に接続されている複数の通路の優先順位を決定してもよい。
前記生成部は、前記標識情報に基づいて、前記交差点に接続されている複数の通路の優先順位を決定してもよい。
前記生成部は、前記標識情報に基づいて、前記交差点に接続されている複数の通路の優先順位を決定してもよい。
前記生成部は、交差点における車両の進行条件の入力を受け付け、当該進行条件に基づいて当該交差点における前記通路モデルの属性情報を生成してもよい。
前記生成部は、受け付けた前記進行条件に対応した、前記通路に関連する標識を示す標識情報を前記図面情報に反映させてもよい。
前記生成部は、受け付けた前記進行条件に対応した、前記通路に関連する標識を示す標識情報を前記図面情報に反映させてもよい。
本発明の第2の態様に係るシミュレーション装置は、前記所定エリアにおける交通シミュレーションのシミュレーション条件を取得する条件取得部と、第1態様に係るモデル生成装置が生成したモデル、及び前記シミュレーション条件に基づいて、前記所定エリアにおける交通シミュレーションを実行するシミュレーション実行部とを備える。
本発明の第3の態様に係るモデル生成方法は、車両が走行する通路が設定されている所定エリアのレイアウトを示す図面情報を取得するステップと、取得された前記図面情報に基づいて、前記所定エリアにおける通路の中心位置を示す中心線を特定するステップと、特定された前記中心線に基づいて、交通シミュレーションソフトに用いられる、前記所定エリアの通路を示すモデルを生成するステップと、を備える。
本発明の第4の態様に係るモデル生成プログラムは、コンピュータを、車両が走行する通路が設定されている所定エリアのレイアウトを示す図面情報を取得する取得部、取得された前記図面情報に基づいて、前記所定エリアにおける通路の中心位置を示す中心線を特定する中心線特定部、及び特定された前記中心線に基づいて、交通シミュレーションソフトに用いられる、前記所定エリアの通路を示す通路モデルを生成する生成部、として機能させる。
本発明によれば、モデルを効率的に生成することができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施形態について説明する。
<第1の実施形態>
[モデル生成装置1の概要]
図1は、第1の実施形態に係るモデル生成装置1の概要を示す図である。モデル生成装置1は、交通シミュレーションに用いられるモデルを生成するコンピュータである。
<第1の実施形態>
[モデル生成装置1の概要]
図1は、第1の実施形態に係るモデル生成装置1の概要を示す図である。モデル生成装置1は、交通シミュレーションに用いられるモデルを生成するコンピュータである。
モデル生成装置1は、車両が走行する通路が設定されている駐車場等の人工物が配置されている所定エリアのレイアウトを示す図面情報を取得する。モデル生成装置1は、当該図面情報に基づいて所定エリアにおける通路の中心位置を示す中心線を特定する。そして、モデル生成装置1は、特定した中心線に基づいて、交通シミュレーションソフトに用いられる、所定エリアの通路を示す通路モデルを生成し、生成した通路モデルを出力する。
[モデル生成装置1の構成例]
続いて、モデル生成装置1の機能構成について説明する。図2は、第1の実施形態に係るモデル生成装置1の機能構成図である。
モデル生成装置1は、入力部11と、表示部12と、記憶部13と、制御部14とを備える。
続いて、モデル生成装置1の機能構成について説明する。図2は、第1の実施形態に係るモデル生成装置1の機能構成図である。
モデル生成装置1は、入力部11と、表示部12と、記憶部13と、制御部14とを備える。
入力部11は、例えば、キーボードやマウス等によって構成される。入力部11は、モデル生成装置1の利用者から操作入力を受け付ける。
表示部12は、例えば、液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等により構成される。表示部12は、制御部14の制御に応じて、例えば、モデル生成装置1が取得した図面情報等を表示する。
表示部12は、例えば、液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等により構成される。表示部12は、制御部14の制御に応じて、例えば、モデル生成装置1が取得した図面情報等を表示する。
記憶部13は、例えば、ROM及びRAM等により構成される。記憶部13は、モデル生成装置1を機能させるための各種プログラムを記憶する。例えば、記憶部13は、モデル生成装置1の制御部14を、後述する取得部141、中心線特定部142、及び生成部143として機能させるモデル生成プログラムを記憶する。記憶部13は、外部メモリ等の記憶媒体に記憶されたプログラムを読み取って記憶してもよく、インターネット等のネットワークを介して外部機器からダウンロードされたプログラムを記憶してもよい。
制御部14は、例えば、CPUにより構成される。制御部14は、記憶部13に記憶されている各種プログラムを実行することにより、モデル生成装置1に係る機能を統括的に制御する。制御部14は、取得部141と、中心線特定部142と、生成部143とを備える。以下、モデル生成装置1の処理の流れを示すフローチャートを参照しながら、制御部14の機能について説明を行う。図3は、第1の実施形態に係るモデル生成装置1の処理の流れを示すフローチャートである。
取得部141は、例えば、モデル生成装置1の利用者による入力部11の操作に応じて図面情報を取得する(S1)。具体的には、取得部141は、図面情報として、建築物を構成する各要素に属性情報が付されているBIM(Building Information Modeling)データを取得する。なお、取得部141は、BIMデータの代わりに、CIM(Construction Information Modeling)データや、CAD(Computer Aided Design)データや、所定エリアのレイアウトが示されている紙面をスキャニングして得られるスキャンデータを図面情報として取得してもよい。
中心線特定部142は、取得された図面情報に基づいて、所定エリアにおける通路の中心位置を示す中心線を特定する(S2)。具体的には、中心線特定部142は、BIMデータに含まれている中心線を示す中心線情報に基づいて中心線を特定する。
より具体的には、中心線特定部142は、BIMデータに、属性情報として通路に対応する中心線を示す情報が付加されている部材情報が含まれているか否かを判定する。中心線特定部142は、中心線を示す部材情報がBIMデータに含まれていると判定すると、当該部材情報を中心線情報と特定する。中心線特定部142は、当該中心線情報が示す中心線の座標情報及び寸法情報に基づいて、所定のエリアにおける中心線の位置を特定する。このようにすることで、中心線特定部142は、BIMデータに含まれている部材情報から、正確に中心位置を特定することができる。
中心線特定部142は、BIMデータに中心線を示す部材情報が含まれていない場合、通路の位置及び通路幅を示す通路情報に基づいて中心線を特定する。具体的には、中心線特定部142は、BIMデータに中心線を示す部材情報が含まれていないと判定すると、BIMデータに、属性情報として通路を示す情報が付加されている部材情報が含まれているか否かを判定する。中心線特定部142は、通路を示す部材情報がBIMデータに含まれていると判定すると、当該部材情報を通路情報と特定する。中心線特定部142は、当該通路情報が示す通路の座標情報及び寸法情報に基づいて、所定のエリアにおける通路の位置及び通路幅を特定する。中心線特定部142は、通路の位置及び通路幅に基づいて、当該通路に対応する中心線の位置を特定する。このようにすることで、中心線特定部142は、BIMデータに中心線を示す部材情報が含まれていない場合であっても中心線を特定することができる。なお、道路、通路、歩道及び中心線を示す部材には、歩道・車線数、歩道幅、車線幅、一方向又は双方向通行等に基づくものも含まれる。
また、中心線特定部142は、図面情報に複数階層の駐車場のレイアウトが含まれている場合、隣接する階同士の接続部分を特定する。具体的には、図面情報が示す所定エリアのレイアウトに、複数階層の駐車場のレイアウトが含まれている場合、中心線特定部142は、所定階における中心線の端点を示す第1端点を特定するとともに、当該所定階に隣接する階において第1端点の位置から所定範囲内に位置する中心線の端点を示す第2端点の位置を特定する。この第1端点及び第2端点は、生成部143が通路モデルを生成する際に用いられる。なお、上述の説明では、中心線特定部142は、隣接する階同士の接続部分を特定したが、これに限らず、駐車場と外部の道路との接続部分としての出入口を特定してもよい。
図4は、複数階層の駐車場のレイアウトの一例を示す図である。図4には、駐車場のレイアウトとして1階のレイアウトの一部と、2階のレイアウトの一部とが示されている。図4において、1階の位置P1と、2Fの位置P2とは、平面座標が同一である。すなわち、2Fの位置P2は、1階の位置P1の真上にあたる。ここで、図4のレイアウトにおいて通路に表示されている矢印は、例えば、部材情報に基づいて表示されるものとする。
まず、中心線特定部142は、例えば、BIMデータに基づいて、それぞれの階において、勾配が所定量以上の通路に対応する中心線を特定し、当該中心線の端点を特定する。中心線特定部142は、例えば、図4に示す1階のレイアウトから第1端点P11を特定する。続いて、中心線特定部142は、2階のレイアウトにおいて特定された端点のうち、第1端点P11から所定範囲を示す領域Aの内部に位置する中心線の端点として、第2端点P12を特定する。
生成部143は、特定された中心線に基づいて、交通シミュレーションソフトに用いられる所定エリアの通路を示す通路モデルを生成し(S3〜S6)、生成した通路モデルを示すファイルを出力する。具体的には、生成部143は、まず、特定された中心線同士が交差又は接続する位置に基づいて、交差点の位置を示すノード情報を生成する(S3)。ノード情報は、3次元の位置情報を含んでいる。
ここで、BIMデータでは、通路の交差点に係る複数の中心線の少なくともいずれかが途切れることにより、複数の中心線が接続されていない場合がある。図5は、交差点における中心線の一例を示す図である。図5では、中心線L1、中心線L2及び交差点Cが示されている。図5では、中心線L1が連続しており、中心線L2が途切れている。この場合、中心線L1の端点Eが中心線L2と接続しておらず、交差点Cとして認識することができない。
そこで、生成部143は、第1の中心線と、第2の中心線とが接続していない場合において、第1の中心線の端点と、第2の中心線との距離が所定範囲内であるとき、これらの中心線が示す通路によって交差点が形成されていると判定する。ここで、所定範囲は、例えば、通路幅の半分の長さである。図5に示す例では、生成部143は、第1の中心線L1の端点Eと第2の中心線L2との距離が所定範囲内であると判定し、交差点Cを示すノード情報を生成する。
続いて、生成部143は、特定された中心線の位置に基づいて、通路を示し、複数のノードの間を接続するリンクに係るリンク情報を生成する(S4)。具体的には、生成部143は、中心線の位置に基づいて、リンク情報を構成する、リンクの位置を示すリンク位置情報及びリンクの長さを示すリンク長情報を生成する。生成部143は、中心線が複数の曲線から構成されている場合、複数の曲線を示すリンク情報を生成するとともに、曲線の変曲点に対応する位置を示すノード情報を生成し、当該ノード情報にリンク情報を関連付けてもよい。
ここで、生成部143は、通路モデルにおいて、中心線特定部142が特定した所定階における第1端点に対応する中心線が示す通路と、所定階に隣接する階における第2端点に対応する中心線が示す通路とを接続する。例えば、生成部143は、所定階における第1端点に対応する位置を示すノード情報を生成し、当該ノード情報に、所定階における第1端点に対応する中心線から生成されたリンク情報と、隣接する階における第2端点に対応する中心線から生成されたリンク情報とを関連付ける。このようにすることで、生成部143は、レイアウトが複数階層からなるレイアウトであっても、各階の通路を正確に接続することができる。
続いて、生成部143は、生成したリンク情報に含まれるリンク位置情報の始点及び終点の位置と、ノード情報に含まれる位置情報が示す位置とに基づいて、リンクと、当該リンクの始端及び終端となるノードとの接続関係を示すネットワーク情報を生成する(S5)。
ここで、BIMデータでは、上述したように、通路の交差点に係る複数の中心線の少なくともいずれかが途切れることにより、交差点に対応する位置において複数の中心線が接続されていない場合がある。そこで、生成部143は、先に生成したノード情報の位置と、リンク情報に含まれるリンク位置情報の端点とが所定範囲である場合に、当該リンク情報に、当該ノード情報を関連付ける。また、生成部143は、途切れている中心線に基づいて生成されたリンク情報に含まれるリンク位置情報を修正する。
続いて、生成部143は、リンク情報の属性を示すリンク属性情報及びノード情報の属性を示すノード属性情報を生成する(S6)。例えば、リンク属性情報には、歩道位置、車線数を示す車線情報、幅員(通路幅)、車両の進行方向、規制速度、標識の有無、カーブミラーの有無、監視カメラの有無、及び駐車場のゲートバーの設置位置等を示す情報が含まれており、ノード属性情報には、歩道位置、停止線位置、右折車線及び左折車線の待機位置を示す情報、及びランプ合流位置を示す情報が含まれている。
生成部143は、BIMデータを参照し、それぞれの中心線に対応する通路の車線数、幅員、進行方向、及び規制速度を特定する。そして、生成部143は、特定された情報に基づいてリンク属性情報を生成する。
ここで、生成部143は、BIMデータに含まれている標識情報に基づいて通路(リンク)における車両の進行方向を特定してもよい。具体的には、生成部143は、BIMデータを参照し、属性情報として通路の標識を示す情報が付加されている部材情報を標識情報と特定する。生成部143は、属性情報として通路の標識を示す情報が付加されている部材情報として、例えば、通路の路面に表示されている矢印、通路の近傍に配置されている案内看板、駐車スペースの満車及び空車を示す満空付案内表示灯、合流注意を促す場内警報灯を標識情報と特定する。生成部143は、標識情報に、進行方向を示す矢印を示す情報が含まれている場合、当該情報に基づいて車両の進行方向を特定する。ここで、生成部143は、標識情報が、路面にペイントされている「とまれ」や「合流注意」等の文字を示す情報である場合、当該文字が表示されている向きに基づいて進行方向を特定してもよい。このようにすることで、生成部143は、BIMデータにおいて走行方向が規定されていない場合であっても、車両の進行方向を特定することができる。なお、BIMデータにおいて、矢印や文字が部材情報として規定されずにレイアウトに表示されている場合、生成部143は、レイアウト全体における矢印や文字の位置から、これらの座標を特定するようにしてもよい。そして、特定した座標に基づいて当該矢印や文字に対応するリンクを特定し、当該リンクにおける車両の進行方向を特定してもよい。
また、生成部143は、リンクにおける車両の進行方向に基づいて、ループに対応する経路を構成するリンクや、相対的に通路幅が広い一連のリンクをサーキュレーションと規定し、進行方向の延長にある次のサーキュレーションに対する現在のサーキュレーションやリンクの位相関係を、リンクにおける車両の進行方向を規定する補足情報としてもよい。例えば、生成部143は、標識による方向情報が無い場合が多い、極めて短いリンクや、1つのサーキュレーション周縁で並列分岐しているリンクにおいて、次のサーキュレーションに対する現在のサーキュレーションやリンクの位相関係を考慮することで、リンクにおける車両の進行方向を適正に規定することができる。このようにすることで、標識の配置計画や経路の設計を行う設計者が、設計図を図形的に俯瞰するのみでなく、設計を行うエリアに立った場合の空間認知から経験的に予測している状況に近いモデルを生成することができる。
生成部143は、車両の進行方向及び交差点の形状に基づいて、当該交差点における車両の走行に係るノード属性情報を生成する。例えば、生成部143は、ノード情報のそれぞれについて、各ノード情報に関連付けられているリンク情報に基づいて、交差点の形状及び交差点における車両の流入及び流出のパターンを特定する。ここで、記憶部13には、複数種類の交差点のそれぞれにおける流入及び流出のパターンに対応したノード属性情報が予め記憶されている。生成部143は、特定した交差点の形状と、流入及び流出パターンとに基づいて、記憶部13から、ノード情報に対応するノード属性情報を選択する。
例えば、生成部143は、図6Aに示すように、交差点が一方通行の三叉路である場合に、車両が流入する通路が2つあり、車両が流出する通路が1つあるときには、当該三叉路を合流点と特定する。そして、生成部143は、記憶部13を参照して、当該交差点を示すノード情報に対応して、当該合流点に対応するノード属性情報を選択する。また、生成部143は、図6Bに示すように、交差点が一方通行の三叉路である場合に、車両が流入する通路が1つあり、車両が流出する通路が2つあるときには、当該三叉路を分岐点と特定する。そして、生成部143は、記憶部13を参照して、当該交差点を示すノード情報に対応して、当該分岐点に対応するノード属性情報を選択する。
また、生成部143は、BIMデータにおいて規定されている通路の交差点における複数の中心線の接続状況に基づいて、当該交差点を示すノード属性情報に含まれる、当該交差点に接続されている複数の通路(リンク)の優先順位を決定してもよい。具体的には、生成部143は、通路の交差点において連続している中心線と、途切れている中心線とがある場合、当該交差点を示すノード属性情報において、連続している中心線に対応するリンクの優先順位を、途切れている中心線に対応するリンクの優先順位に比べて高く設定する。
例えば、図5では、中心線L1が交差点Cにおいて連続しており、中心線L2が交差点Cにおいて、交差点Cに接続されずに途切れていることから、生成部143は、中心線L1に対応するリンクの優先順位を、中心線L2に対応するリンクの優先順位に比べて高く設定する。
また、生成部143は、BIMデータに含まれている、通路に関連する標識を示す標識情報に基づいて、当該交差点を示すノード属性情報に含まれる、当該交差点に接続されている複数の通路(リンク)の優先順位を決定してもよい。具体的には、生成部143は、BIMデータを参照し、標識情報が交差点から所定範囲内に位置し、かつ、当該標識情報に一時停止や徐行といった車両の停止又は車速の減速を示す情報が含まれている場合、当該標識情報が設置されているリンクの優先順位を他の通路に比べて低く設定する。
図7は、駐車場のレイアウトの一例を示す図である。図7に示す通路は、いずれも一方通行であるものとする。図7に示すレイアウトに対応するBIMデータには、交差点Cにおける一方の通路に対応して、一時停止を示す交通標識TSに対応する標識情報が含まれている。生成部143は、当該標識情報に対応する標識が設置されている通路に対応するリンク情報の優先順位を、標識が設定されていない通路に対応するリンク情報の優先順位に比べて低く設定する。
また、生成部143は、標識情報に基づいて、各ノードにおける任意の車両の進行条件を設定してもよい。例えば、分岐を示す標識情報に対して、車両の進行条件として、それぞれの進入先に車両が進入する確率を予め設定しておく。そして、生成部143は、ノードの近傍に標識情報が分岐を示す情報が設けられている場合、当該ノードに対して、予め設定されている車両の進行条件を適用してもよい。
また、生成部143は、ノード(交差点)における車両の進行条件の入力を受け付け、当該進行条件に基づいて当該交差点における通路モデルの属性情報を生成してもよい。具体的には、生成部143は、入力部11を介して、ノードに適用する、標識情報に基づく車両の進行条件を受け付けてもよい。この場合、生成部143は、受け付けた進行条件を選択されたノードに適用する。また、生成部143は、受け付けた車両の進行条件に対応する標識情報を、BIMデータに反映させてもよい。ここで、車両の進行条件に対応する標識情報には、分岐を示す標識情報の他、駐車場内を案内するための案内看板等の標識情報が含まれている。例えば、生成部143は、車両の進行条件に対応する標識情報を、BIMデータに反映する際に、複数の標識情報からBIMデータに反映させる標識情報を選択する画面を表示させ、選択された標識情報をBIMデータに反映してもよい。また、標識情報は、BIMデータにおける線データや画像データから抽出処理を行ったものを使用してもよい。
このようにすることで、モデル生成装置1は、BIMデータに含まれていない情報を、シミュレーションの条件として設定することができる。さらに、モデル生成装置1は、BIMデータに含まれていない情報をBIMデータに反映することができるので、当該BIMデータを用いて交通シミュレーションを繰り返し実行する場合に、過去に設定したシミュレーションの条件を再度設定する必要がなく、交通シミュレーションを効率化することができる。
また、生成部143は、所定エリアが駐車場である場合に、BIMデータに基づいて一台の車両が駐車する駐車スペースの位置及び配置パターンを特定する。そして、生成部143は、特定した配置パターンに基づく駐車スペースのモデルを適用する。具体的には、駐車場における駐車スペースの配置パターンに対応して複数の駐車スペースのモデルを予め記憶部13に記憶しておき、生成部143は、記憶部13を参照し、特定した配置パターンに対応する駐車モデルを選択する。そして、生成部143は、選択したモデルを当該駐車スペースに適用する。
ここで、駐車モデルは、BIMを構築するソフトウェアであるBIMソフトにおいて生成されたモデルを流用したものであってもよい。例えば、BIMソフトにおいて、駐車スペースへの入庫、及び駐車スペースからの出庫に係る動作を手動で登録したり、プログラミングにより作成したりする。BIMソフトは、動作の登録に応じて、駐車モデルとして、車両の入出庫時における軌跡を示す情報を生成する。この手順を用いて、駐車スペースの配置パターンそれぞれについて、当該駐車モデルを生成し、駐車スペースの配置パターンと関連付けて記憶部13に記憶しておく。ここで、駐車スペースの配置パターンには、縦列駐車、横列駐車、斜列駐車等のパターンが含まれるものとする。
例えば、駐車スペースが、斜め前駐車の駐車スペースである場合、当該モデルを手動で生成しようとすると、各時間における車両の位置を細かく規定する必要があり、煩雑な作業となる。これに対し、BIMソフトによって生成された様々な駐車モデルを流用することによって、駐車スペースに応じて最適なモデルを効率的に作成することができる。
[第1の実施形態における効果]
以上のとおり、第1の実施形態に係るモデル生成装置1は、図面情報としてのBIMデータを取得すると、当該BIMデータに基づいて所定エリアにおける通路の中心位置を示す中心線を特定し、特定された中心線に基づいて、交通シミュレーションソフトに用いられる所定エリアの通路を示すモデルを生成する。中心線は、設計時において道路の位置を決定するために用いられる補助線であることから、モデル生成装置1は、当該中心線に基づいて、所定エリアにおけるモデルを正確に生成することができる。また、モデル生成装置1は、BIMデータを取得すると自動的にモデルを生成することから、効率的にモデルを生成することができる。
以上のとおり、第1の実施形態に係るモデル生成装置1は、図面情報としてのBIMデータを取得すると、当該BIMデータに基づいて所定エリアにおける通路の中心位置を示す中心線を特定し、特定された中心線に基づいて、交通シミュレーションソフトに用いられる所定エリアの通路を示すモデルを生成する。中心線は、設計時において道路の位置を決定するために用いられる補助線であることから、モデル生成装置1は、当該中心線に基づいて、所定エリアにおけるモデルを正確に生成することができる。また、モデル生成装置1は、BIMデータを取得すると自動的にモデルを生成することから、効率的にモデルを生成することができる。
なお、本実施形態において、生成部143は、BIMデータに基づいてリンク属性情報及びノード属性情報を生成したが、これに限らない。例えば、生成部143は、実データに基づいてリンク属性情報及びノード属性情報を生成してもよい。例えば、生成部143は、リンク及びノードにおける実際の交通量、駐車量、信号現示等に関するデータとして、VICS(Vehicle Information and Communication System)(登録商標)やプローブ交通情報、車番認識システム、トラッキングツールによって収集されたデータに基づいて、リンク属性情報及びノード属性情報を生成してもよい。
<第2の実施形態>
[生成したモデルに基づくシミュレーションを行う]
続いて、第2の実施形態について説明する。第1の実施形態では、モデル生成装置1が交通シミュレーションに用いられるモデルを生成したのに対し、第2の実施形態では、シミュレーション装置100が、モデルの生成から当該モデルを用いて交通シミュレーションを行うまでを行う点で第1の実施形態と異なる。
[生成したモデルに基づくシミュレーションを行う]
続いて、第2の実施形態について説明する。第1の実施形態では、モデル生成装置1が交通シミュレーションに用いられるモデルを生成したのに対し、第2の実施形態では、シミュレーション装置100が、モデルの生成から当該モデルを用いて交通シミュレーションを行うまでを行う点で第1の実施形態と異なる。
図8は、第2の実施形態に係るシミュレーション装置100の概要を示す図である。第2の実施形態に係るシミュレーション装置100は、モデル生成装置1として機能し、第1の実施形態に係るモデル生成装置1と同様に交通シミュレーションのモデルを生成する。その後、シミュレーション装置100は、シミュレーションの条件を取得し、生成したモデルと取得した条件に基づいて交通シミュレーションを行い、シミュレーション結果を出力する。
なお、本実施形態では、シミュレーション装置100が、モデル生成装置1として機能し、生成したモデルと取得したシミュレーション条件とに基づいて、所定エリアにおける交通シミュレーションを実行するが、これに限らない。例えば、第1の実施形態に係るモデル生成装置1とは別にシミュレーション装置を設け、当該モデル生成装置1が生成したモデルと、シミュレーション条件に基づいて、当該シミュレーション装置が所定エリアにおける交通シミュレーションを実行してもよい。
以下、シミュレーション装置100の機能構成についてフローチャートを用いながら説明を進める。なお、第1実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図9は、第2の実施形態に係るシミュレーション装置100の機能構成図である。図10は、第2の実施形態に係るシミュレーション装置100の処理の流れを示すフローチャートである。シミュレーション装置100は、取得部141と、中心線特定部142と、生成部143と、条件取得部144と、シミュレーション実行部145とを備える。
条件取得部144は、所定エリアにおける交通シミュレーションのシミュレーション条件を取得する(S7)。具体的には、条件取得部144は、例えば入力部11を介して、所定エリアに流入する車両の情報として、時間別に流入する車両の台数、走行車両の車種(例えば、VIP車両、緊急車両、身障者用車両、バス、タクシー、オートバイ、自転車、ごみ処理車)及びサイズ、荷捌き条件、歩行者通路に関する情報、駐車場のゲートバーにおける車両の通過時間、及び当該車両が所定エリアに流入する位置を示す情報を取得する。また、条件取得部144は、入力部11を介して、シミュレーションを行う時間帯を示す情報、シミュレーションの開始時における交通状況を再現するためのプレシミュレーションを行う時間等を取得する。ここで、条件取得部144は、実データに基づくシミュレーションの条件を取得してもよい。例えば、条件取得部144は、実際の交通量、駐車量、信号現示等に関するデータとして、VICSやプローブ交通情報、車番認識システム、トラッキングツールによって収集されたデータに基づいて、シミュレーションの条件を取得してもよい。
シミュレーション実行部145は、生成部143が生成したモデルと、条件取得部144が取得したシミュレーション条件とに基づいて、所定エリアにおける交通シミュレーションを実行し、シミュレーション結果を出力する(S8)。例えば、シミュレーション実行部145は、シミュレーション結果として、条件取得部144が取得したシミュレーションを行う時間帯において時系列変化する車両の位置情報を得た上で、各通路で発生する渋滞長、及び任意の車両の旅行時間等の交通状況を出力する。
[第2の実施形態における効果]
以上、第2の実施形態のシミュレーション装置100は、生成部143が生成したモデルと、条件取得部144が取得したシミュレーション条件とに基づいて、所定エリアにおける交通シミュレーションを実行し、シミュレーション結果を出力する。モデルの生成は、BIMデータをシミュレーション装置100に入力することで自動的に行われ、手作業で行われる部分がシミュレーション条件の設定に限られることから、シミュレーション装置100の利用者は、所定エリアにおける交通シミュレーションを効率的に行うことができる。
以上、第2の実施形態のシミュレーション装置100は、生成部143が生成したモデルと、条件取得部144が取得したシミュレーション条件とに基づいて、所定エリアにおける交通シミュレーションを実行し、シミュレーション結果を出力する。モデルの生成は、BIMデータをシミュレーション装置100に入力することで自動的に行われ、手作業で行われる部分がシミュレーション条件の設定に限られることから、シミュレーション装置100の利用者は、所定エリアにおける交通シミュレーションを効率的に行うことができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。なお、上述の実施形態では、主に駐車場の内部における通路に基づいて通路モデルを生成する例について説明したが、これに限らず、駐車場の外部における道路に基づいて通路モデルを生成してもよい。
1・・・モデル生成装置、11・・・入力部、12・・・表示部、13・・・記憶部、14・・・制御部、141・・・取得部、142・・・中心線特定部、143・・・生成部、144・・・条件取得部、145・・・シミュレーション実行部、100・・・シミュレーション装置
Claims (12)
- 車両が走行する通路が設定されている所定エリアのレイアウトを示す図面情報を取得する取得部と、
取得された前記図面情報に基づいて、前記所定エリアにおける通路の中心位置を示す中心線を特定する中心線特定部と、
特定された前記中心線に基づいて、交通シミュレーションソフトに用いられる、前記所定エリアの通路を示す通路モデルを生成する生成部と、
を備えるモデル生成装置。 - 前記中心線特定部は、前記図面情報に含まれている前記中心線を示す中心線情報に基づいて前記中心線を特定する、
請求項1に記載のモデル生成装置。 - 前記中心線特定部は、前記図面情報に前記中心線情報が含まれていない場合、前記通路の位置及び通路幅を示す通路情報に基づいて前記中心線を特定する、
請求項2に記載のモデル生成装置。 - 前記レイアウトには、複数階層の駐車場のレイアウトが含まれており、
前記中心線特定部は、所定階における中心線の端点を示す第1端点を特定するとともに、当該所定階に隣接する階において前記第1端点の位置から所定範囲内に位置する前記中心線の端点を示す第2端点を特定し、
前記生成部は、前記通路モデルにおいて、前記所定階における前記第1端点に対応する中心線が示す通路と、前記所定階に隣接する階における前記第2端点に対応する中心線が示す通路とを接続する、
請求項1から3のいずれか1項に記載のモデル生成装置。 - 前記生成部は、前記図面情報に含まれている、前記通路に関連する標識を示す標識情報に基づいて前記通路における車両の進行方向を特定し、前記進行方向及び前記通路を示すモデルにおいて規定されている交差点の形状に基づいて、当該交差点における車両の走行に係る前記通路モデルの属性情報を生成する、
請求項1から4のいずれか1項に記載のモデル生成装置。 - 前記生成部は、前記交差点に対応する複数の前記中心線の接続状況に基づいて、前記通路モデルの属性情報に含まれる、当該交差点に接続されている複数の通路の優先順位を決定する、
請求項5に記載のモデル生成装置。 - 前記生成部は、前記標識情報に基づいて、前記交差点に接続されている複数の通路の優先順位を決定する、
請求項5又は6に記載のモデル生成装置。 - 前記生成部は、交差点における車両の進行条件の入力を受け付け、当該進行条件に基づいて当該交差点における前記通路モデルの属性情報を生成する、
請求項1から7のいずれか1項に記載のモデル生成装置。 - 前記生成部は、受け付けた前記進行条件に対応した、前記通路に関連する標識を示す標識情報を前記図面情報に反映させる、
請求項8に記載のモデル生成装置。 - 前記所定エリアにおける交通シミュレーションのシミュレーション条件を取得する条件取得部と、
請求項1から9のいずれか1項に記載されたモデル生成装置が生成したモデル、及び前記シミュレーション条件に基づいて、前記所定エリアにおける交通シミュレーションを実行するシミュレーション実行部と、
を備えるシミュレーション装置。 - 車両が走行する通路が設定されている所定エリアのレイアウトを示す図面情報を取得するステップと、
取得された前記図面情報に基づいて、前記所定エリアにおける通路の中心位置を示す中心線を特定するステップと、
特定された前記中心線に基づいて、交通シミュレーションソフトに用いられる、前記所定エリアの通路を示すモデルを生成するステップと、
を備えるモデル生成方法。 - コンピュータを、
車両が走行する通路が設定されている所定エリアのレイアウトを示す図面情報を取得する取得部、
取得された前記図面情報に基づいて、前記所定エリアにおける通路の中心位置を示す中心線を特定する中心線特定部、及び
特定された前記中心線に基づいて、交通シミュレーションソフトに用いられる、前記所定エリアの通路を示す通路モデルを生成する生成部、
として機能させるためのモデル生成プログラム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014177627A JP2016051412A (ja) | 2014-09-02 | 2014-09-02 | モデル生成装置、シミュレーション装置、モデル生成方法、及びモデル生成プログラム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2014-09-02 JP JP2014177627A patent/JP2016051412A/ja active Pending
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