JP2016051206A - 導電フィルム - Google Patents

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邦明 久徳
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Abstract

【課題】信頼性が優れた導電フィルムを提供する。
【解決手段】導電フィルムは、絶縁基材と、絶縁基材上に形成された導電層と、導電層と電気的に接続された端子部とを有する。導電層は、金属細線で構成され、金属細線により、開口部の形状が多角形でランダムなパターンが形成されており、導電層は、それぞれ端子部に対して金属細線の接続本数が2本以上であり、金属細線と端子部との接続点間の最大の距離が60μm以上である。
【選択図】図2

Description

本発明は、金属細線により、開口部の形状が多角形でランダムなパターンが形成された導電層を備える導電フィルムに関し、特に、導通に関する信頼性が優れた導電フィルムに関する。
近年、携帯端末およびコンピューターの入力装置として、タッチパネルが多く利用されている。タッチパネルは、LCD等の表示装置の表面に配置され、指等の接触された位置を検出し、入力操作を行う。タッチパネルにおける位置検出方法として、例えば、抵抗膜方式、および静電容量方式等が知られている。
タッチパネルとしては、絶縁基材上に電極として機能するメッシュ状の導電層を複数設け、各電極に端子部を設けて、各端子部と、接触位置または近接位置を検出する検出制御部とを配線で接続したものがある。
例えば、特許文献1では、透明基体の一方の主面に、異なるメッシュ形状を隙間なく、かつランダムに配列したメッシュパターンの第1導電パターンが複数形成されている。透明基体の他方の主面には、第1導電パターンと同じくメッシュパターンの第2導電パターンが複数形成されている。各第1導電パターンの端部に第1結線部がそれぞれ設けられている。そして、各第1導電パターンは、各第1結線部を介して、第1端子配線パターンに電気的に接続されている。また、各第2導電パターンの端部に第2結線部がそれぞれ設けられている。そして、各第2導電パターンは、各第2結線部を介して、第2端子配線パターンに電気的に接続されている。
特開2013−37683号公報
特許文献1に示されるようなランダムなパターンの導電層を有する場合、図8に示すように、導電層100と端子部102との接続部で、ランダムパターン104を構成する金属細線106が集中してしまうことがある。なお。図8の符号108は端子部102に接続される配線を示す。これは、メッシュを構成する多角形が周期的な場合には発生しにくい問題であり、端子部への接続が常に同じ形状にならないランダムパターンで顕著となる課題である。
導電層100の形成工程において、金属細線106の集中する領域Aのパターン箇所に異物等が付着してしまった場合、導電層100形成時に、導電層100と端子部102の接続部でパターニング不良が生じやすい。これにより、導電層100と端子部102との接触不良が発生しやすくなり、導通に関する信頼性が低下し、かつ歩留まりが悪くなる。
また、導電層100と端子部102とが1本の金属細線106で接続されている場合でも、接続する1本の金属細線106のパターン箇所に異物等が付着してしまうと、接続部でパターニング不良が生じ、導電層100と端子部102との接触不良が発生しやすくなり、導通に関する信頼性が低下し、かつ歩留まりが悪くなる。
本発明の目的は、前述の従来技術に基づく問題点を解消し、導通に関する信頼性が優れた導電フィルムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、絶縁基材と、絶縁基材上に形成された導電層と、導電層と電気的に接続された端子部とを有し、導電層は、金属細線で構成され、金属細線により、開口部の形状が多角形でランダムなパターンが形成されており、導電層は、それぞれ端子部に対して金属細線の接続本数が2本以上であり、金属細線と端子部との接続点間の最大の距離が60μm以上であることを特徴とする導電フィルムを提供するものである。
端子部を外部機器と接続する配線を有することが好ましい。端子部の幅は、導電層の幅よりも狭いことが好ましい。
例えば、ランダムなパターンは、パターンを構成する多角形に対して、配置ピッチ、角度、長さおよび形状のうち、少なくとも1つが一定でないパターンである。なお、ここで、多角形とは実質的に多角形であればよく、辺の一部または全部が曲線を成していてもよい。
この場合、例えば、ランダムなパターンは、規則性のある菱形形状について、角度が保存され、かつピッチに対して不規則性が付与された、開口部が平行四辺形であるパターンである。また、ランダムなパターンは、開口部が菱形であり、菱形形状の角度について、角度に対して不規則性が付与されたパターンでもよい。
端子部は、枠状、メッシュ状または線状の導体で構成することができる。例えば、端子部がメッシュ状の導体で構成されている場合、端子部のメッシュが定型メッシュである。また、例えば、端子部がメッシュ状の導体で構成されている場合、端子部のメッシュのピッチが導電層の開口部のピッチよりも小さい。なお、例えば、配線は、メッシュ状の導体で構成することもできる。
本発明によれば、導通に関する信頼性が優れた導電フィルムを得ることができる。しかも、製造歩留まりもよく、生産性も高くすることができる。
(a)は本発明の実施形態の導電フィルムを有するタッチパネルを示す模式的平面図であり、(b)は本発明の実施形態の導電フィルムを用いたタッチパネルの模式的断面図である。 (a)は導電フィルムの導電層の一例を示す模式図であり、(b)は導電フィルムの導電層の他の例を示す模式図である。 (a)〜(c)は導電フィルムの端子部の構成を示す模式図である。 本発明の実施形態の導電フィルムの他の例を示す模式的断面図である。 不規則性が付与された導電層のランダムなパターンの一例を模式的に示す平面図である。 規則性のある菱形のパターンを模式的に示す平面図である。 不規則性が付与された導電層のランダムなパターンの他の例を模式的に示す平面図である。 従来の導電フィルムの導電層の構造を示す模式図である。
以下に、添付の図面に示す好適実施形態に基づいて、本発明の導電フィルムを詳細に説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限定されるものではない。
なお、以下において数値範囲を示す「〜」とは両側に記載された数値を含む。例えば、εが数値α〜数値βとは、εの範囲は数値αと数値βを含む範囲であり、数学記号で示せばα≦ε≦βである。
単に透明とは、光透過率が可視光波長(波長400nm〜800nm)において、少なくとも60%以上のことであり、好ましくは80%以上であり、より好ましくは90%以上、さらにより好ましくは95%以上のことである。
図1(a)は、本発明の実施形態の導電フィルムを有するタッチパネルを示す模式的平面図であり、(b)は、本発明の実施形態の導電フィルムを用いたタッチパネルの模式的断面図である。
本発明の導電フィルムは、例えば、タッチパネルに用いることができる。具体例として、例えば、図1(a)、(b)に示す導電フィルム12を用いたタッチパネル10について説明する。
タッチパネル10は、LCD等の表示装置とともに用いられ、表示装置上に設けられる。このため、表示装置で表示される画像を認識するために透明である。表示装置は、動画等を含めて所定の画像を画面に表示することができれば、特に限定されるものではなく、例えば、液晶表示装置、有機EL装置および電子ペーパ等を用いることができる。
タッチパネル10は、導電フィルム12とコントローラ14とを有し、導電フィルム12とコントローラ14とは、例えば、FPC15で接続されている。タッチパネル10への接触は、指等の接触によりタッチパネル10において静電容量が変化した位置がコントローラ14で検出される。コントローラ14は、導電フィルム12の外部機器であり、例えば、静電容量式のタッチパネルの位置検出に利用される公知のもので構成される。
図1(a)に示すX方向とY方向とは直交している。導電フィルム12では絶縁基材16上にX方向に伸びる第1の導電層20が、Y方向に間隔を設けて複数配置されている。また、Y方向に伸びる第2の導電層30が、X方向に間隔を設けて複数配置されている。
各第1の導電層20は、その一端において第1の端子部22と電気的に接続されている。さらに、各第1の端子部22は第1の配線24と電気的に接続されている。各第1の配線24はコネクタ部26にまとめられ、FPC15によりコントローラ14に接続されている。
各第2の導電層30は、その一端において第2の端子部32と電気的に接続されている。各第2の端子部32は導電性の第2の配線34と電気的に接続されている。各第2の配線34はコネクタ部36にまとめられ、FPC15によりコントローラ14に接続されている。端子部は導電層の一端だけではなく、両端に配置されて配線と電気的に接続され個コネクタ部にまとめられてもよい。
第1の導電層20、第1の端子部22、第1の配線24およびコネクタ部26と、第2の導電層30、第2の端子部32、第2の配線34およびコネクタ部36とは同じ構成である。
第1の導電層20および第2の導電層30は、いずれも模式的に棒状に図示しているが、その構成については、後に詳細に説明する。
図1(b)に示すように、導電フィルム12では、絶縁基材16の表面16aに第1の導電層20が形成され、絶縁基材16の裏面16bに第2の導電層30が形成されている。第1の導電層20および第2の導電層30は、いずれも金属細線40で構成されている。第1の導電層20および第2の導電層30は、いずれもタッチパネル10で検出電極として機能するものである。第1の導電層20上に接着層41を介して保護層42が設けられ、第2の導電層30上に接着層43を介して保護層44が設けられている。
1つの絶縁基材16の各面に、第1の導電層20および第2の導電層30を形成することにより、絶縁基材16が収縮しても第1の導電層20と第2の導電層30との位置関係のズレを小さくすることができる。
絶縁基材16は、第1の導電層20および第2の導電層30を支持するものであり、電気絶縁材料で構成される。絶縁基材16は、透明である。絶縁基材16は、例えば、プラスチックフィルム、プラスチック板、ガラス板等を用いることができる。プラスチックフィルムおよびプラスチック板は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)等のポリエステル類、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン、エチレンビニルアセテート(EVA)、シクロオレフィンポリマー(COP)、シクロオレフィンコポリマー(COC)等のポリオレフィン類、ビニル系樹脂、その他、ポリカーボネート(PC)、ポリアミド、ポリイミド、アクリル樹脂、トリアセチルセルロース(TAC)等で構成することができる。光透過性、熱収縮性、および加工性等の観点から、ポリエチレンテレフタレート(PET)、シクロオレフィンポリマー(COP)、シクロオレフィンコポリマー(COC)等のポリオレフィン類で構成することが好ましい。
絶縁基材16としては、大気圧プラズマ処理、コロナ放電処理、および紫外線照射処理のうち、少なくとも1つの処理が施された処理済支持体を用いることもできる。上述の処理が施されることにより、処理済支持体表面にはOH基等の親水性基が導入され、第1の導電層20および第2の導電層30との密着性がより向上する。上述の処理の中でも、第1の導電層20および第2の導電層30との密着性がより向上する点で、大気圧プラズマ処理が好ましい。
第1の導電層20と第2の導電層30は、金属細線40により開口部46が形成され、開口部46の形状が多角形でランダムなパターン60(図2(a)参照)が形成されている。ランダムなパターン60とは、開口部46の形状が多角形であれば、特に限定されるものではない。ランダムなパターン60としては、例えば、パターンを構成する多角形に対して、配置ピッチ、角度、長さおよび形状のうち、少なくとも1つが一定でないパターンが挙げられる。
金属細線40で形成される開口部46の形状は、多角形であれば、特に限定されるものではなく、例えば、正三角形、二等辺三角形、直角三角形等の三角形、正方形、長方形、菱形、平行四辺形、台形等の四角形、(正)六角形、(正)八角形等の(正)n角形、星形等を組み合わせた図形が挙げられる。
なお、「多角形」には、幾何学的に完全な多角形のみならず、完全な多角形に対し軽微な変更を加えた「実質的な多角形」も含まれるものとする。軽微な変更の例示として、金属細線40で形成される開口部46の形状と比べて微小な点要素および線要素の付加、開口部46を形成する金属細線40の各辺の部分的欠損、ならびに辺が曲線で構成される場合等が挙げられる。
金属細線40は、特に限定されるものではなく、例えば、ITO、Au、AgまたはCuで形成される。また、金属細線40は、ITO、Au、AgまたはCuに、さらにバインダーを含むもので構成してもよい。金属細線40は、バインダーを含むことにより、曲げ加工しやすくなり、かつ曲げ耐性が向上する。このため、金属細線40はバインダーを含む導体で構成することが好ましい。バインダーとしては、導電フィルムの配線に利用されるものを適宜用いることができ、例えば、特開2013−149236号公報に記載されているものを用いることができる。
第1の導電層20および第2の導電層30の金属細線40の形成方法は、特に限定されるものではない。例えば、感光性ハロゲン化銀塩を含有する乳剤層を有する感光材料を露光し、現像処理を施すことによって形成することができる。また、絶縁基材16上に金属箔を形成し、各金属箔上にレジストをパターン状に印刷するか、または全面塗布したレジストを露光し、現像することでパターン化して、開口部の金属をエッチングすることにより第1の導電層20、第2の導電層30を形成することができる。これ以外にも、第1の導電層20と第2の導電層30の形成方法としては、上述の導体を構成する材料の微粒子を含むペーストを印刷し、ペーストに金属めっきを施す方法、および上述の導体を構成する材料の微粒子を含むインクを用いたインクジェット法を用いる方法が挙げられる。
第1の端子部22、第1の配線24、第2の端子部32および第2の配線34も、例えば、上述の金属細線40の形成方法により形成することができる。
金属細線40の線幅は特に制限されないが、30μm以下が好ましく、15μm以下がより好ましく、10μm以下がさらに好ましく、7μm以下が特に好ましく、4μm以下が最も好ましく、0.5μm以上が好ましく、1.0μm以上がより好ましい。上述の範囲であれば、第1の導電層20と第2の導電層30を比較的容易に低抵抗にできる。
金属細線40がタッチパネル用導電フィルムにおける周辺配線(引出し配線)として適用される場合には、金属細線40の線幅は500μm以下が好ましく、50μm以下がより好ましく、30μm以下が特に好ましい。上述の範囲であれば、低抵抗のタッチパネル電極を比較的容易に形成できる。
また、金属細線40がタッチパネル用導電フィルムにおける周辺配線として適用される場合、タッチパネル用導電フィルムにおける周辺配線は、メッシュパターン電極とすることもでき、その場合、線幅は特に制限されないが、30μm以下が好ましく、15μm以下がより好ましく、10μm以下がさらに好ましく、9μm以下が特に好ましく、7μm以下が最も好ましく、0.5μm以上が好ましく、1.0μm以上がより好ましい。上述の範囲であれば、低抵抗の電極を比較的容易に形成できる。タッチパネル用導電フィルムにおける周辺配線をメッシュパターン電極とすることでキセノンフラッシュランプからのパルス光を照射する工程において、導電層、端子部、周辺配線の照射による低抵抗化の均一性を高めることができる他、透明粘着層を貼合した場合に、導電層、端子部、周辺配線のピール強度を一定にでき、面内分布が小さくできる点で好ましい。
金属細線40の厚みは特に制限されないが、0.01μm〜200μmが好ましく、30μm以下であることがより好ましく、20μm以下であることがさらに好ましく、0.01μm〜9μmであることが特に好ましく、0.05μm〜5μmであることが最も好ましい。上述の範囲であれば、低抵抗の電極で、耐久性に優れた電極を比較的容易に形成できる。
なお、第1の導電層20および第2の導電層30の幅(電極幅)は、0.5mm〜5mm程度である。
保護層42は第1の導電層20を、保護層44は第2の導電層30を保護するためのものである。保護層42、44は、その構成は、特に限定されるものではない。例えば、ガラス、ポリカーボネート(PC)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、アクリル樹脂(PMMA)等を用いることができる。
接着層41、43は、保護層42、44を絶縁基材16に固定するものである。いずれも、例えば、光学的透明な粘着剤(OCA)およびUV硬化樹脂等の光学的透明な樹脂(OCR)を用いることができる。
次に、第1の導電層20および第2の導電層30について詳細に説明する。なお、第1の導電層20および第2の導電層30とは同じ構成であるため、第1の導電層20についてだけ説明し、第2の導電層30の説明は省略する。
図2(a)は導電フィルムの導電層の一例を示す模式図であり、(b)は導電フィルムの導電層の他の例を示す模式図である。図3(a)〜(c)は、導電フィルムの端子部の構成を示す模式図である。
図2(a)に示すように、第1の導電層20は、金属細線40により、開口部46の形状が多角形でランダムなパターン60を有する。ランダムなパターン60については、上述の通りである。
第1の導電層20と第1の端子部22とは、複数本、例えば、4本の金属細線40で電気的に接続され、導通が確保されている。第1の導電層20の金属細線40と第1の端子部22とが接する部分を接続点48という。
第1の端子部22は、例えば、枠状の導体で構成されている。これにより、抵抗値を小さくすることができる。また、第1の端子部22の幅Wcは、第1の導電層20の幅Wに比して狭い。端子部が大きな寄生容量を発生しやすいため、第1の端子部22を枠状の導体で構成することで寄生容量を低下させ誤動作を起こす可能性を低減することができる。なお、第1の端子部22の幅Wcおよび第1の導電層20の幅Wは、いずれもY方向における長さのことである。第1の導電層20は、Y方向の端部で開口部46が閉じてないが、この場合、第1の導電層20の幅Wとは、開口部46の一部を含むY方向での最大の長さのことである。なお、図示はしないが、第2の導電層30の幅は、X方向における長さのことであり、X方向の端部で開口部46が閉じてない場合には、第2の導電層30の幅とは、開口部46の一部を含むX方向での最大の長さのことである。
第1の導電層20と第1の端子部22とは、金属細線40の接続本数が2本以上であり、かつ金属細線40と第1の端子部22との接続部における接続点間の最大の距離Dが60μm以上である。なお、接続点間の最大の距離Dとは、図2(a)では、接続点48が4つあるが、これらの接続点48のうち、第1の導電層20の幅方向、Y方向における接続点48間の最大距離のことである。図2(a)では、4つの接続点48のうち、外側の2つの接続点48の距離が接続点間の最大の距離Dである。
第1の導電層20と第1の端子部22とは、金属細線40の接続本数を2本以上とし、かつ金属細線40と第1の端子部22との接続部における接続点間の最大の距離Dを60μm以上とすることで、第1の導電層20と第1の端子部22との導通の信頼性を十分に確保することができる。
金属細線40の接続本数が1本では、第1の導電層20と第1の端子部22との導通の信頼性を十分に確保することができない。
上述の接続点間の最大の距離Dが60μm未満では、金属細線40の形成時に、金属細線40と第1の端子部22との接合部となるパターン領域に異物等が付着した状態でパターン露光した場合、パターニング不良が生じやすい。これにより、金属細線40と第1の端子部22が接続されない恐れがあり、第1の導電層20と第1の端子部22との導通の信頼性を十分に確保することができない。
上述の接続点間の最大の距離Dは200μm以上であることが好ましい。第1の端子部22へは導通検査用プローブを接触させるが、プローブの径を考慮すると、接続点間の最大の距離Dを200μm以上とすれば、第1の端子部22への導通検査用プローブの接触時の金属細線40の傷つきによる導通不良の発生をさらに抑えることができる。このため、接続点間の最大の距離Dを200μm以上とすることが好ましい。
なお、最大の距離Dが端子幅Wcより広いと、端子に接続できないため、その上限は端子幅Wcである。
図2(b)に示す第1の導電層20のように、接続点48が集中している領域Aがある場合、金属細線40の形成工程において、領域Aとなるパターン領域に異物等が付着した状態でパターン露光した場合、パターニング不良が生じると、金属細線40が第1の端子部22と接続されなくなる。そこで、例えば、領域Aの両側にある金属細線40に対して、上述の最大の距離Dが60μm以上となるように金属細線40aを1本ずつ追加したランダムなパターン62に変更する。これにより、接続点48が集中している領域Aがあるパターン62であっても、接続本数を2本以上にでき、かつ上述の最大の距離Dを60μm以上にすることができる。
なお、金属細線40の接続本数は、最大の距離Dを60μm以上に維持することができれば、その本数の上限は、特に限定されるものではない。
金属細線40は、例えば、接続本数が多いと、その場所のみ静電容量が大きくなって検出不良となる。そこで、金属細線40の接続本数の上限としては、ランダムメッシュの平均セルピッチで端子幅Wcを割った値に近くなるよう設定することが好ましい。
ここで、上述のように接続点48が集中してしまい金属細線40aを追加する場合、金属細線40aと第1の端子部22の接続点48と隣接する他の細線の接続点48の距離、金属細線40aと金属細線40の接続点48と隣接する金属細線40の接続点48の距離を、第1の導電層20(電極)上の金属細線40の接続点48間の距離の平均程度になるようにすれば、第1の端子部22と金属細線40aの接続領域近傍の静電容量値が、第1の導電層20(電極)の他の場所と比較して大きくなってしまうことを抑制することができる。
本発明者は、導電フィルムについて、ある一定期間製造した製品から異物によるパターン欠損の大きさ調査した。その結果を下記表1に示す。
下記表1に示すように、60μm以上の異物によるパターン欠損の大きさが0個となっており、上述のように接続点間の最大の距離Dを60μm以上にしておけば、すべての金属細線40が欠損することはなく、第1の導電層20と第1の端子部22との間での導通不良の発生を抑制できる。
なお、調査した面積と異物の個数より計算される、金属細線と端子部の接続領域内に異物が2個並んでパターンを欠損させる確率は非常に低いことからも、上述の最大の距離Dを60μm以上とすれば、すべての金属細線が欠損することはなく、上述の導通不良の発生を抑制することができる。
なお、第1の端子部22の構成は、図2(a)、(b)に示す構成に限定されるものではない。
例えば、図3(a)に示すように、第1の端子部50の幅Wcは第1の導電層20の幅Wと同じであってもよい。第1の端子部50は、第1の端子部22(図2(a)、(b)参照)に比して、幅が異なる以外は同じ構成であるため、詳細な説明は省略する。
また、図3(b)に示す第1の端子部52のように線状の導体で構成してもよい。この場合も、第1の端子部52の幅Wcは第1の導電層20の幅Wよりも狭いことが好ましい。なお、第1の端子部52は、第1の端子部22(図2(a)、(b)参照)に比して、端子部の形状が異なる以外は同じ構成であるため、詳細な説明は省略する。
さらに、図3(c)に示す第1の端子部54のように、メッシュ状の導体55で構成してもよい。メッシュ状の導体55は、例えば、金属細線で構成することができる。この場合、第1の端子部54の幅Wcは第1の導電層20の幅Wよりも狭いことが好ましい。なお、第1の端子部54は、第1の端子部22(図2(a)、(b)参照)に比して、端子部の形状が異なる以外は同じ構成であるため、詳細な説明は省略する。
第1の端子部54がメッシュ状の導体55で構成されている場合、例えば、第1の端子部54のメッシュを定型メッシュとすることができる。この場合、第1の端子部54のメッシュのピッチは第1の導電層20の開口部46(図2(a)、図3(c)参照)のピッチよりも小さくてもよい。開口部46でランダムなパターン60(図2(a)、図3(c)参照)が形成されており、ピッチも様々であるが、第1の端子部54のメッシュのピッチは、開口部46の最少のピッチよりも小さい。第2の導電層30でも、第1の導電層20と同様の構成であるため、その詳細な説明は省略する。
導電フィルムの導通検査を実施する際にプローブを端子部に接触させるが、上述のように第1の端子部54のメッシュのピッチを第1の導電層20の開口部46(図2(a)、図3(c)参照)のピッチよりも小さくすることで、第1の端子部54でのメッシュの本数が増え、プローブの接触に対する信頼性が向上する。またプローブによって第1の端子部54に傷がついても接触箇所以外にもメッシュが存在するため第1の配線24と第1の導電層20の完全な断線を防止することができる。第2の導電層30でも上述のように第2の端子部32(図1(a)参照)のメッシュピッチを、第2の導電層30(図1(a)参照)の開口部(図示せす)のピッチよりも小さくすることで、上述のプローブの接触に対する信頼性の向上および断線の防止の効果を得ることができる。
なお、定型メッシュとは、同一形状の開口部が複数個規則的に繰り返されて配置された規則性のあるメッシュパターンのことである。
上述の図2(a)、(b)、図3(a)〜(c)のいずれの第1の導電層20の構成でも、第1の配線24は、金属細線40からなるメッシュ状の配線としてもよい。第2の導電層30においても第1の導電層20と同様の構成としてもよいことはもちろんのことである。なお、第1の配線24をメッシュで形成した場合には、第1の配線24が第1の導電層20に接続する部分を端子とみなすことができ、接続部分で本発明の設計が適用されていれば、歩留まりを向上する効果が得られる。
また、導電フィルム12の構成は、図1(b)に示すように1つの絶縁基材16の各面に導電層を形成するものに限定されるものではない。例えば、1つの絶縁基材16に1つの導電層を設ける構成でもよい。
図4は、本発明の実施形態の導電フィルムの他の例を示す模式的断面図である。なお、図4に示す導電フィルム12aにおいて、図1(b)に示す導電フィルム12と同一構成物には、同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図4に示す導電フィルム12aでは、1つの絶縁基材16の表面16aに第1の導電層20が形成された絶縁基材16の裏面16bに、接着層47を介して表面16aに第2の導電層30が形成された絶縁基材16が積層された構成でもよい。導電フィルム12aでは、第1の導電層20上に接着層41を介して保護層42が設けられる。また、図示はしないが、絶縁基材の片側に電極を設ける構成でもよいし、保護基材に直接導電層を設ける構成であっても、本発明を適用可能である。
上述の図2(a)に示すように、第1の導電層20は、金属細線40によりランダムなパターン60が形成されているが、本発明では、これ限定されるものではない。次に、第1の導電層20および第2の導電層30のランダムなパターンの他の例について説明する。なお、第1の導電層20および第2の導電層30のランダムなパターンは同じであるため、第1の導電層20について説明し、第2の導電層30についての説明は省略する。
図5は、不規則性が付与された導電層のランダムなパターンの一例を模式的に示す平面図である。図6は、規則性のある菱形のパターンを模式的に示す平面図である。図7は、不規則性が付与された導電層のランダムなパターンの他の例を模式的に示す平面図である。
例えば、図5に示すランダムパターン64は、複数の金属細線40同士を互いに交差させて形成された所定の形状の開口部46が配列されたメッシュパターンである。
図5に示すランダムパターン64は、金属細線40と、隣接する金属細線40間の開口部46を有し、平面視で互いに所定の角度θが保存され、ピッチP(したがってサイズ)が異なる平行四辺形の形状を持つ開口部46が所定の角度θをなす2方向に複数個連続して繋がった不規則なパターンである。
ここで、図5に示す不規則性が付与された導電層のランダムパターン64は、図6に示す同一形状の菱形の開口部67が複数個規則的に繰り返される規則性のある菱形のパターン66、いわゆる定型パターンの開口部67の菱形形状のピッチPに対して、角度θを保存したまま、所定範囲の不規則性(ランダム性)を付与したものである。
ここで、ランダムパターン64において、菱形のパターン66の開口部67の菱形形状に対して、角度θを保存したまま付与される不規則性の所定範囲は、0%超10%以下であるのが好ましく、2%〜10%であるのがより好ましく、さらに好ましくは、2%〜8%である。
また、ランダムパターン64において、規則的な菱形のパターン66の開口部67の菱形形状のピッチPに対して付与する不規則性は、上述した範囲を満足するものであれば、特に制限的ではなく、いかなるものであってもよいが、例えば、不規則性の分布は、正規分布であっても、一様分布であってもよい。
図5に示すランダムパターン64以外に、例えば、図7に示すランダムパターン68であってもよい。ランダムパターン68は、複数の金属細線40同士を互いに交差させて形成された所定の多角形状の開口部46が配列されたメッシュパターンである。
図7に示すランダムパターン68は、金属細線40により、平面視で対向する2辺の一方が他方に対して傾斜し、互いに平行とならないように菱形から変形した四角形の形状を持つ開口部46が所定の2方向に複数個連続して繋がった不規則なパターンである。ランダムパターン68は、隣接する四角形形状の複数の開口部46において、角度が変化して保存されないパターンであり、その結果、角度の変化に伴ってピッチPまたは辺の長さも変化して保存されないパターンである。換言すると、ランダムパターン68は、隣接する複数の四角形形状の開口部46の角度θが異なり、その結果、ピッチPまたは辺の長さ、角度、形状も異なる四角形である不規則性が付与されたパターンである。
図7に示す不規則性が付与された導電層のランダムパターン68は、上述の図6に示す定型パターンである菱形のパターン66の開口部67の菱形形状の角度θに対して、所定範囲の不規則性(ランダム性)を付与したものである。
ここで、ランダムパターン68において、規則的な菱形のパターン66の開口部67の菱形形状の角度θに対して付与される不規則性の所定範囲は、0%超3%以下であるのが好ましく、0.2%〜3%であるのがより好ましく、さらに好ましくは、0.5%〜3%である。
また、ランダムパターン68において、規則的な菱形のパターン66の開口部67の菱形形状の角度θに対して付与する不規則性は、上述の範囲を満足するものであれば、特に制限的ではなく、いかなるものであってもよいが、例えば、不規則性の分布は、正規分布であっても、一様分布であってもよい。
なお、ランダムパターン64、68のもとになる図6に示す菱形のパターン66は、金属細線40と、隣接する金属細線40間の開口部67とによるメッシュ状のパターンである。菱形のパターン66においては、開口部67を構成する金属細線40の辺に断線が入っていてもよい。
本実施形態の導電フィルム12では、上述のように、金属細線40の接続本数を2本以上とし、かつ金属細線40と第1の端子部22との接続点間の最大の距離Dを60μm以上とすることで、第1の導電層20と第1の端子部22との導通の信頼性を十分に確保することができる。信頼性が高いものが得られるため、製造歩留まりもよく、したがって生産性も高くすることができる。
図1(a)に示すように、導電フィルム12をタッチパネル10に用いた場合、信頼性が高いタッチパネルを得ることができ、かつ生産性も高いことから、生産コストも抑制することができる。
なお、導電フィルム12、12aは、上述のタッチパネル10以外にも、無機EL素子用電極、有機EL素子用電極または太陽電池用電極等の各種電極、発熱シート、またはプリント配線基板として使用することができる。他の用途としては、導電フィルム12、12aは、パーソナルコンピュータ、ワークステーション等から発生する電波またはマイクロ波(極超短波)等の電磁波を遮断し、かつ静電気を防止する電磁波シールドとして用いることもできる。なお、パソコン本体に使用される電磁波シールド以外にも、映像撮影機器および電子医療機器等で使用される電磁波シールドとしても用いることができる。さらには、導電フィルム12、12aは、透明発熱体としても用いることができる。
タッチパネル以外の用途では、導電フィルム12、12aは、用途に応じた外部機器に接続される。
本発明は、基本的に以上のように構成されるものである。以上、本発明の導電フィルムについて詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良または変更をしてもよいのはもちろんである。
10 タッチパネル
12、12a 導電フィルム
14 コントローラ
15 FPC
16 絶縁基材
20 第1の導電層
22、50、52、54 第1の端子部
24 第1の配線
30 第2の導電層
32 第2の端子部
34 第2の配線
26、36 コネクタ部
40、40a 金属細線
42、44 保護層
46、67 開口部
48 接続点
60、62 パターン
64、68 ランダムパターン
66 菱形のパターン

Claims (10)

  1. 絶縁基材と、
    前記絶縁基材上に形成された導電層と、
    前記導電層と電気的に接続された端子部とを有し、
    前記導電層は、金属細線で構成され、前記金属細線により、開口部の形状が多角形でランダムなパターンが形成されており、
    前記導電層は、それぞれ前記端子部に対して前記金属細線の接続本数が2本以上であり、前記金属細線と前記端子部との接続点間の最大の距離が60μm以上であることを特徴とする導電フィルム。
  2. 前記端子部を外部機器と接続する配線を有する請求項1に記載の導電フィルム。
  3. 前記端子部の幅は、前記導電層の幅よりも狭い請求項1または2に記載の導電フィルム。
  4. 前記ランダムなパターンは、前記パターンを構成する多角形に対して、配置ピッチ、角度、長さおよび形状のうち、少なくとも1つが一定でないパターンである請求項1〜3のいずれか1項に記載の導電フィルム。
  5. 前記ランダムなパターンは、規則性のある菱形形状について、角度が保存され、かつピッチに対して不規則性が付与された、開口部が平行四辺形であるパターンである請求項1〜4のいずれか1項に記載の導電フィルム。
  6. 前記ランダムなパターンは、前記開口部が菱形であり、菱形形状の角度について、角度に対して不規則性が付与されたパターンである請求項1〜4のいずれか1項に記載の導電フィルム。
  7. 前記端子部は、枠状、メッシュ状または線状の導体で構成されている請求項1〜6のいずれか1項に記載の導電フィルム。
  8. 前記端子部が前記メッシュ状の導体で構成されている場合、前記端子部のメッシュが定型メッシュである請求項7に記載の導電フィルム。
  9. 前記端子部が前記メッシュ状の導体で構成されている場合、前記端子部のメッシュのピッチが前記導電層の前記開口部のピッチよりも小さい請求項7に記載の導電フィルム。
  10. 前記配線は、メッシュ状の導体で構成されている請求項1〜9のいずれか1項に記載の導電フィルム。
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