JP2016050722A - Air conditioner - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は空気調和機に係り、特に上下風向板を改良した空気調和機に関する。 The present invention relates to an air conditioner, and more particularly to an air conditioner having an improved vertical wind direction plate.
空気調和機は冷暖房機として広く普及しており、より快適に、より使い易くするため様々な試みがなされてきている。そのひとつに、上下風向板の形状があげられる。例えば、特許文献1には、上下風向板を左右方向に3分割した場合について記載されている。
Air conditioners are widely used as air conditioners, and various attempts have been made to make them more comfortable and easier to use. One of them is the shape of the vertical wind direction plate. For example,
空気調和機の中でもセパレートタイプの壁掛型が、家屋とのマッチング、デザイン、低騒音などの点から多く普及している。この場合、室内機は室内壁の上部に据付けられるため、暖房運転時には上下風向板をできるだけ下向きにし、温風をなるべく床近くまで到達させるようにする。また、冷房運転時には上下風向板を水平向きに近くし冷風を広く室内に循環させるようにしている。 Among air conditioners, separate type wall-mounted types are widely used in terms of matching with houses, design, and low noise. In this case, since the indoor unit is installed on the upper part of the indoor wall, during the heating operation, the vertical wind direction plate is directed downward as much as possible so that the hot air reaches as close to the floor as possible. Further, during the cooling operation, the vertical wind direction plate is made to be close to the horizontal direction so that the cold air is widely circulated in the room.
また、壁掛型の空気調和機は、壁から露出するため不使用時には室内の雰囲気を乱さない外観になることが要望されている。 Further, since the wall-mounted air conditioner is exposed from the wall, it is desired to have an appearance that does not disturb the indoor atmosphere when not in use.
空気調和機の上下風向板は、運転時には室内の人からすると、その動きが目視により明瞭に把握できる。左右方向に複数に分割した上下風向板を採用した場合には、分割した上下風向板を同じ方向に制御した際に、上下風向板の先端が少しでもずれる、または、ずれた状態で動くと、室内の人に不自然な印象を与えるおそれがある。このため、複数に分割した上下風向板の姿勢(特に、先端のずれ)が室内の人に与える印象は製品にとって特に重要である。一方、ずれをなくそうとすると、部品の製造時、組立時、制御時それぞれで高い精度が必要となり高コストになってしまう問題がある。なお、特許文献1においては、上下風向板の動きにおける意匠的な観点からの問題点は検討されていない。
The movement of the up-and-down wind direction plate of the air conditioner can be clearly grasped visually by a person in the room during operation. When adopting the vertical wind direction plate divided into multiple in the left and right direction, when the divided vertical wind direction plate is controlled in the same direction, if the tip of the vertical wind direction plate moves slightly or deviates, There is a risk of giving an unnatural impression to people in the room. For this reason, the impression which the attitude | position (especially deviation | shift of a front-end | tip) of the up-down wind direction board divided | segmented into plurality gives to the person in a room | chamber interior is especially important for a product. On the other hand, if the deviation is to be eliminated, there is a problem that high accuracy is required at the time of manufacturing, assembling, and controlling the parts, resulting in high costs. In
本発明は、前記の課題を解決するための発明であって、複数に分割した上下風向板の姿勢に対し好印象を与えることができる空気調和機を提供することを目的とする。 This invention is invention for solving the said subject, Comprising: It aims at providing the air conditioner which can give a favorable impression with respect to the attitude | position of the up-and-down wind direction board divided | segmented into plurality.
前記目的を達成するため、本発明の空気調和機は、気流の吹出し口(例えば、空気吹出し口109b)に配置され、回転軸を中心に上下方向に回動して吹出し口から吹き出す気流の風向を上下方向に制御する上下風向板(例えば、上側上下風向板170)を備え、上下風向板は、吹出し口の幅方向に複数に分割されており、分割された上下風向板のうちの少なくとも一つの上下風向板の回動軸の軸中心と、他の上下風向板の回動軸の軸中心とが非同一直線上にあることを特徴とする。本発明のその他の態様については、後記する実施形態において説明する。
In order to achieve the above object, the air conditioner of the present invention is arranged at an air outlet (for example, the
本発明によれば、複数に分割した上下風向板の姿勢に対し好印象を与えることができる。 According to the present invention, a good impression can be given to the posture of the vertical wind direction plate divided into a plurality of parts.
本発明を実施するための実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る空気調和機の外観構成を示す説明図である。図2は、本実施形態に係る空気調和機の室内機の構成を示す説明図である。図3は、中央羽根の回動軸と左右羽根の回動軸とが非同一直線上にあること(ずれていること)を示す説明図である。
DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Embodiments for carrying out the present invention will be described in detail with reference to the drawings as appropriate.
FIG. 1 is an explanatory diagram showing an external configuration of an air conditioner according to the present embodiment. FIG. 2 is an explanatory diagram illustrating a configuration of the indoor unit of the air conditioner according to the present embodiment. FIG. 3 is an explanatory diagram showing that the rotation axis of the central blade and the rotation shafts of the left and right blades are on a non-collinear line (shifted).
空気調和機Aは、室内機100と室外機200とを接続配管で繋ぎ、室内を空気調和する。室内機100は、筐体ベース101(図2参照)の中央部に熱交換器102を置き、熱交換器102の下に送風ファン103を配置し、ドレンパン99(露受皿、筐体)等を取り付け、これらを化粧枠101cで覆い、化粧枠101cの前面に前面パネル106を取り付けている。
The air conditioner A connects the
送風ファン103からの吹出し気流を送風ファン103の長さに略等しい幅を持つ吹出し風路109aに流し、吹出し風路109aの途中に配した左右風向板160で気流の左右方向を偏向する。さらに、空気吹出し口109bに配した上側上下風向板170(上下風向板)と下側上下風向板180(上下風向板)で気流の上下方向を偏向して室内に吹出すことができるようになっている。
The blown airflow from the
上側上下風向板170は、左右方向に概略3分割され、左右羽根170a、中央羽根170b、左右羽根170cで構成されている。下側上下風向板180は、左右方向において分割されておらず、1枚の羽根で構成されている。
The upper vertical
筐体ベース101には、送風ファン103、フィルタ108、熱交換器102、ドレンパン99、左右風向板160、上側上下風向板170、下側上下風向板180等の基本的な内部構造体が取り付けられる。そして、これらの基本的な内部構造体は、筐体ベース101、化粧枠101c、前面パネル106からなる筐体に内包され室内機100を構成する。また、前面パネル106の下部側には、運転状況を表示する表示部と、センサ部と、別体のリモコン40(リモートコントローラ、空調制御端末)からの赤外線の操作信号を受ける受光部Qとが配置されている。
Basic internal structures such as the
室内機100は、センサ部として、室内を撮影する撮像部110、温度検知部130を有している。室内の温度を検出する温度検知部130を撮像部110の一方に配置している。このような配置により、撮像部110と温度検知部130の検出対象までの距離や角度の検出誤差を減らすことができる。近赤外線光源120を撮像部110の他方に配置している。このような配置により、撮像部110の検出範囲や角度と近赤外線光源120の照射範囲や角度の差を減らすことができる。すなわち、撮像部110を挟んで両側に温度検知部130と近赤外線光源120を配置することが望ましい。なお、近赤外線光源120を撮影前に点灯し、近赤外線を室内に照射することにより、撮像部110は、鮮明に近赤外線の反射光を撮像することができる。
The
さらに、本実施形態では撮像部110または温度検知部130の横に足元モニター140を配置している。そして、撮像部110または温度検知部130によって足元を検出した時、または、足元を推定した時に足元モニター140を点灯し、足元を検出できたことをユーザが確認することができる。なお、この足元モニター140は室内機100だけではなく、リモコン40に配置するようにしてもよい。
Further, in the present embodiment, a
前面パネル106は、下部に設けた回動軸を支点として駆動モータにより回動され、空気調和機Aの運転時に空気吸込み口107a(図2参照)を開くように構成されている。これにより、運転時には上側の空気吸込み口107に加えて、前側の空気吸込み口107aからも室内機100内に室内空気が吸引される。
The
化粧枠101cの下面に形成される空気吹出し口109bは、奥の吹出し風路109aに連通している。上側上下風向板170および下側上下風向板180は、閉鎖状態で、空気吹出し口109bをほぼ隠蔽して室内機100の底面に連続する大きな曲面を有するように構成されている。
An
下側上下風向板180は、両端部に設けた回動軸を支点にして、リモコン40からの指示に応じて、駆動モータにより空気調和機の運転時に回動して、空気吹出し口109bを開き、その状態に保持する。
The lower up-and-down
また、上側上下風向板170の左右羽根170a,170cおよび中央羽根170bは、両端部に設けた回動軸を支点にして、一端に設けた駆動モータにより空気調和機の運転時に回動して、空気吹出し口109bを開き、その状態に保持する。詳細については、後記する。なお、上側上下風向板170の3枚の羽根、および下側上下風向板180の羽根が独立して制御できるように、羽根毎の駆動モータによって制御している。
Further, the left and
図11は、空気調和機の制御システムの構成を示す説明図である。室内機100は、制御部60を備え、この制御部60にマイコンが設けられる。このマイコンは、送受信部47を介するリモコン40からの情報と、室内温度センサ、室内湿度センサ、撮像部110、温度検知部130等のセンサ部50からの情報を受ける。このマイコンは、これらの信号に基づいて、送風ファン103,前面パネル106の駆動モータ,上下風向板駆動モータ,左右風向板駆動モータ等を制御すると共に、室外機200との通信を司り、室内機100を統括して制御する。
FIG. 11 is an explanatory diagram showing the configuration of the control system of the air conditioner. The
図11に示すように、左右風向板160(図2参照)は、2分割されており左側用・右側用に独立の駆動モータで制御される。上側上下風向板170の左羽根(左右羽根170a)、中央羽根170b、右羽根(左右羽根170c)の3枚の各羽根は、独立して駆動モータで制御される。下側上下風向板180の羽根は、二つの駆動モータで制御される。
As shown in FIG. 11, the left and right wind direction plates 160 (see FIG. 2) are divided into two parts and are controlled by independent drive motors for the left side and the right side. The three blades of the left and right blades (left and
図2に戻り、空気調和機Aの運転停止時には、前面パネル106は空気吸込み口107aを閉じるように、また、上側上下風向板170および下側上下風向板180は空気吹出し口109bを閉じるように制御される。
Returning to FIG. 2, when the operation of the air conditioner A is stopped, the
左右風向板160は、下端部に設けた回動軸を支点にして駆動モータにより回動され、リモコン40からの指示に応じて回動されてその状態に保持される。これによって、吹出し空気が左右の所望の方向に吹出される。なお、リモコン40から指示することにより、空気調和機の運転中に左右風向板160、上側上下風向板170、下側上下風向板180を周期的に揺動させ、室内の広範囲に周期的に吹出し空気を送ることもできる。
The left and right
ドレンパン99は、熱交換器102の前後両側の下端部下方に配置され、冷房運転時や除湿運転時に熱交換器102に発生する凝縮水を受けるために設けられている。受けて集められた凝縮水はドレン配管を通して室外に排出される。
The
室外機200は、ベースに圧縮機,室外熱交換器,室外ファンを搭載し、外箱で覆い、配管接続バルブに室内機100からの接続配管を接続している。
In the
室外機200の外箱は前面板,天板,側面板等からなり、室外熱交換器に対向する外面に室外空気の吸込み部が設けられ、室外ファンに対向する前面板に自在に空気の流通ができるファンカバーが設けられている。室外ファンは室外熱交換器が上流側に、ファンカバーが下流側になるように回転駆動され、前述のように室外空気を室外熱交換器に流通させる。
The outer box of the
この空気調和機を運転する時には、電源に接続してリモコン40を操作し、所望の暖房,除湿,冷房等の運転を行う。暖房等の運転の場合、リモコン40から運転操作の信号がなされると、マイコンは、リモコン40からの操作信号または自動運転が設定されていれば各種センサからの情報に基づいて暖房等の運転モードを決定する。 When this air conditioner is operated, it is connected to a power source and the remote controller 40 is operated to perform desired operations such as heating, dehumidification, and cooling. In the case of driving such as heating, when a driving operation signal is given from the remote controller 40, the microcomputer operates the heating mode or the like based on the operation signal from the remote controller 40 or information from various sensors if automatic driving is set. To decide.
次に、室外機200の制御部に決定した運転モードに応じた運転を指示すると共に、決定した運転モードに従って送風ファン103を駆動し、空気吸込み口107,107aから熱交換器102に室内空気を流通させる。室外機200の制御部は室内機100からの指示に従い、圧縮機,送風モータ,制御弁等を制御し、圧縮機からの冷媒を冷凍サイクルに循環させると共に、室外空気吸込み部から室外熱交換器に室外空気を流通させる。かくして、暖房等の運転が行われる。
Next, the control unit of the
次に、本願発明の特徴である回動軸のずらし構造(非同一直線上構造)について、図3を参照して説明する。図3(a)には、暖房運転時における上側上下風向板170、下側上下風向板180の回動後の状況を示す。図3(b)にはA部の拡大図、図3(c)にはB部の拡大図を示す。
Next, the rotational axis shifting structure (non-collinear structure), which is a feature of the present invention, will be described with reference to FIG. FIG. 3A shows a state after the upper vertical
上側上下風向板170の中央羽根170bと左右羽根170a,170cとは、羽根の回動軸をあえてずらすことにより、3枚の羽根の動的および静的な美観(意匠性)を高めている。
The
ここで、比較例として3枚の羽根の回動軸を同一直線上に配置し、羽根先を揃えるように制御することを考える。一般に、羽根を回動する回動軸(回転軸)とステッピングモータの駆動軸を、ギアを介して接続するものがある。ステップ数の小さなステッピングモータであっても、ギア比を選択することにより所望の回転角を得ることができる。または、羽根を回動する回転軸とステッピングモータの駆動軸を、リンクにより接続し、回転運動を揺動運動に変換することができる。 Here, as a comparative example, it is considered that the rotation axes of the three blades are arranged on the same straight line, and control is performed so that the blade tips are aligned. In general, there is one in which a rotating shaft (rotating shaft) for rotating a blade and a driving shaft of a stepping motor are connected via a gear. Even a stepping motor with a small number of steps can obtain a desired rotation angle by selecting a gear ratio. Alternatively, the rotary shaft that rotates the blades and the drive shaft of the stepping motor can be connected by a link to convert the rotary motion into a swing motion.
前述のギアまたはリンクにより駆動軸の接続をおこなった場合は、ギアのバックラッシュやリンクの“あそび”により、回動位置精度に誤差が生じることがある。このため、羽根の回動方向の“あそび”による回動角の誤差が生じないようにすることが望ましい。しかし、誤差を生じないようにしようとすると、公差を狭くしなければならずコスト高となる。また、予め“あそび”を吸収する調整量を求めておき、回動方向が反転する際に調整を行うようにしてもよいが、経年変化も考慮して完全に調整することがむずかしい場合がある。この場合、同一の回動位置に制御しても3枚の羽根先が一致しないことが多い。ユーザにとって、3枚の羽根の動きが少しでもずれると、故障しているのではないか、または、動きが変だと感じることがある。 When the drive shaft is connected by the above-described gear or link, an error may occur in the rotational position accuracy due to gear backlash or link “play”. For this reason, it is desirable to prevent an error in the rotation angle due to “play” in the rotation direction of the blade. However, if an attempt is made to prevent an error, the tolerance must be narrowed, resulting in high costs. Further, an adjustment amount for absorbing “play” may be obtained in advance, and the adjustment may be performed when the rotation direction is reversed, but it may be difficult to completely adjust in consideration of secular change. . In this case, the three blade tips often do not coincide even when controlled to the same rotational position. If the movement of the three blades deviates even a little, the user may feel that it is out of order or that the movement is strange.
本実施形態では、当初から3枚の羽根の回動軸を同一直線上に配置させず、中央羽根170bと左右羽根170a,170cとの回動軸の中心をずらしている。また、左右羽根170aと左右羽根170cとは、中央羽根170bを隔てて配置しているため、少しの回動位置精度に誤差が生じても、ずれることが前提であるので目立たない。よって、空調運転時の動的な状態時または静的な状態時にも、インテリアの雰囲気を乱すことが無い空気調和機を提供することができる。また、後記するように、閉じたときはずれが無く、開くとずれが生じるという一定の動きを当初から行うので、同じように動かそうとしてずれてしまうのと異なり、故障と思わせてしまうようなこともない。
In the present embodiment, the rotation axes of the three blades are not arranged on the same straight line from the beginning, but the centers of the rotation axes of the
本実施形態では、図3(b)に示すように、左右羽根170aの軸中心171aと、中央羽根170bの軸中心171bとがずれている。また、図3(c)に示すように、中央羽根170bの軸中心171bと、左右羽根170cの軸中心171cも同様にずれている。具体的には、中央羽根170bの軸中心171bは、左右羽根170cの軸中心171cまたは左右羽根170aの軸中心171aに対し、前面パネル106側の前方(水平方向前側)に約8mm(軸中心171bと軸中心171a,171cとの水平方向における距離)、下側(鉛直方向下側)に約4mm(軸中心171bと軸中心171a,171cとの鉛直方向における距離)ずれている。図4、図5を参照してさらに説明する。なお、他の符号については図4で後記する。
In the present embodiment, as shown in FIG. 3B, the
図4は、上側上下風向板の羽根の軸周りを示す説明図である。適宜図2を参照する。なお、図4では、左右羽根170a,170cの記載は省略している。上側上下風向板170の中央羽根170bの両側には、ドレンパン99(筐体)に支持されている左支柱191と右支柱192が配置されている。左支柱191には、中央羽根170bの駆動軸の軸部194aと左右羽根170a(図示省略)の非駆動軸(従動軸)の軸部193bがある。右支柱192には、中央羽根170bの非駆動軸(従動軸)の軸部194bと左右羽根170c(図示省略)の非駆動軸の軸部195aがある。また、上側上下風向板170の左右羽根170aの一端には、空気吹出し風路109aの側壁109dに設けられている貫通孔に挿通された駆動軸の軸部193aがある。同様に、上側上下風向板170の左右羽根170cの一端には、空気吹出し風路109aの側壁109eに設けられている貫通孔に挿通された駆動軸の軸部195bがある。
FIG. 4 is an explanatory view showing the periphery of the blade axis of the upper vertical wind direction plate. Reference is made to FIG. 2 as appropriate. In FIG. 4, the left and
中央羽根170bの両端には、軸の連結部174cを有する軸支持腕部174a、滑り軸受部174dを有する軸支持腕部174bが設けられている。軸支持腕部174aの連結部174cは、駆動部である軸部194aに挿入され固着される。軸支持腕部174bの滑り軸受部174dは、軸部194bに挿入され、中央羽根170bを摺動可能に保持される。
A shaft
左右羽根170aの両端には、軸の連結部173cを有する軸支持腕部173a、滑り軸受部173dを有する軸支持腕部173bが設けられている。軸支持腕部173aの連結部173cは、駆動部である軸部193aに挿入され固着される。軸支持腕部173bの滑り軸受部173dは、軸部193bに挿入され、左右羽根170aを摺動可能に保持される。
A shaft
左右羽根170cの両端には、滑り軸受部175cを有する軸支持腕部175a、軸の連結部175dを有する軸支持腕部175bが設けられている。軸支持腕部175bの連結部175dは、駆動部である軸部195bに挿入され固着される。軸支持腕部175aの滑り軸受部175cは、軸部195aに挿入され、左右羽根170cを摺動可能に保持される。
A shaft
図5は、中央羽根と左右羽根との位置関係を示す説明図である。図5(a)は、図4に示すBB視図であり、図5(b)は、図4に示すAA視図である。図5(a)を示すように、中央羽根170bの軸中心171bは、左右羽根170aの軸中心171aに対し、図面の左方向かつ下方向にずれて配置されている。
FIG. 5 is an explanatory diagram showing the positional relationship between the central blade and the left and right blades. 5A is a view taken along the line BB shown in FIG. 4, and FIG. 5B is a view taken along the line AA shown in FIG. As shown in FIG. 5A, the
また、図5(b)に示すように、中央羽根170bの軸中心171bは、軸中心171aとのずれに対応して左右羽根170cの軸中心171cに対し、図面の右方向かつ下方向にずれて配置されている。また、図5(b)に示すように、中央羽根170bを全閉したときの位置関係を、中央羽根170bおよび左右羽根170c(2点鎖線)として記載している。なお、後記するが、中央羽根170bを回動自在に軸支するギアを内蔵する支柱として、左支柱191を示している。
Further, as shown in FIG. 5B, the
軸中心と羽根との関係を、図5(a)を参照して詳細に説明すると、中央羽根170bは軸中心171bに対し軸支持腕部174bにより支持されている。同様に、左右羽根170aは、軸中心171aに対し軸支持腕部173bにより支持されている。軸支持腕部173b,174bの半径により羽根の旋回半径が異なる。本実施形態においては、軸中心171bと中央羽根170bとの最短距離Rbは、軸中心171aと左右羽根170aとの最短距離Raよりも短く設定している。これにより、中央羽根170bと左右羽根170aとの旋回半径を異なるようにしている。さらに、中央羽根170bと左右羽根170aの軸中心171b,171aをずらすことと相まって、後記する図9に示すように開いたときには(下方に回動するほど)、左右羽根170aと中央羽根170bとの側面視したずれが大きくなり、閉じると左右羽根170aと中央羽根170bとの側面視したずれがゼロになる。
The relationship between the shaft center and the blade will be described in detail with reference to FIG. 5A. The
また、本実施形態では、左右羽根170a,170cには、旋回角度の角度調整突起177を設けることにより、許容される旋回角度について、中央羽根170bと、左右羽根170a,170cとでほぼ同じにしている。しかしながら、角度調整突起177の大きさを変更することにより、左右羽根170aの旋回角度を大きくして左右羽根170aとドレンパン99との隙間を小さくしてもよい。これにより、左右羽根170aとドレンパン99との隙間を通る気流を絞り込むことができる。
In the present embodiment, the left and
次に各運転状態時における上下風向板の配置関係を示す。
図6は、室内機の運転停止時の状態を示す側面図と空気吹出し口の斜視図であり、(a)は室内機の側面図であり、(b)は室内機を斜め下側から見た斜視図である。適宜図2、図4を参照する。
Next, the arrangement relationship of the up and down wind direction plates in each operation state is shown.
6A and 6B are a side view and a perspective view of the air outlet when the operation of the indoor unit is stopped. FIG. 6A is a side view of the indoor unit, and FIG. FIG. Reference is made to FIGS. 2 and 4 as appropriate.
空気調和機Aを使用しない運転停止時は、図6のように、上側上下風向板170,下側上下風向板180は、制御部60により空気吹出し口109bを閉じるように制御される。これにより、上側上下風向板170は吹出し風路109aの上方の前方の位置に回動し収納され、吹出し風路上面109c側を遮蔽し、下側上下風向板180と協働して空気吹出し口109bを閉じる。
When the operation is stopped without using the air conditioner A, the upper vertical
このとき、上側上下風向板170の左右羽根170a,170cおよび中央羽根170b、下側上下風向板180は外面となる風向面で室内機100の前面から底面にかけての外形を連続的に滑らかに形成することができる。このため、空気調和機Aを使用しないとき、不必要な凹凸の無い、柔らかな落ち着いた外観となり、室内の雰囲気を乱すことがない。
At this time, the left and
このように、実施形態の室内機100は、複数に水平方向に分割した上側上下風向板170を閉じた時に、室内機100の底面から前面パネル106に至る外形が上下風向板の冷房運転時に下面となる風向面で滑らかに形成される。
As described above, in the
これにより、空気調和機Aを停止した時に、その外形が前面パネル106から下部に続く滑らかな形状になって、余分な凹凸の無いすっきりした意匠となる。このため、運転の停止時にもインテリアの雰囲気を乱すことが無い空気調和機を提供することができる。
Thereby, when the air conditioner A is stopped, the outer shape becomes a smooth shape that continues from the
本実施形態では、中央羽根170bの水平方向の長さLbが、左右羽根170aの水平方向の長さLaおよび左右羽根170cの水平方向の長さLcよりも、約10%長くしている。長さLa,Lb,Lcを同じ長さにすると、中央羽根170bの長さが短く見えるのを(図6(b)参照)防ぐためである。また、中央羽根170bで制御可能な風量を多くするためである。
In the present embodiment, the horizontal length Lb of the
図7は、室内機の冷房運転時の状態を示す側面図と空気吹出し口の斜視図であり、(a)は室内機の側面図であり、(b)は室内機を斜め下側から見た斜視図である。適宜図2、図4を参照する。 FIG. 7 is a side view showing a state of the indoor unit during cooling operation and a perspective view of the air outlet, (a) is a side view of the indoor unit, and (b) is a view of the indoor unit from a diagonally lower side. FIG. Reference is made to FIGS. 2 and 4 as appropriate.
空気調和機Aを冷房運転する時には、上側上下風向板170(左右羽根170a,170c、中央羽根170b)、下側上下風向板180は吹出し風路上面109cと略平行な姿勢または水平な向きにして使用される。吹出される冷風が直接、在室者(ユーザ)に当ると不快感が生じるので、このようにして、吹出される冷風が直接、在室者に当らないように、適宜、上下風向板の方向をリモコン40で変更し、室内を快適な温湿度に保つ。
When the air conditioner A is in a cooling operation, the upper vertical wind direction plate 170 (left and
このとき、室内機100を見ると、室内機100が室内の壁の高所に据付けられているので、左右羽根170a,170c、中央羽根170bの下面となる風向面(閉じた時に外面となる風向面)が目に入り、羽根の先端がもしあっていないと、回動位置精度に誤差があるなど、違和感をユーザが抱くおそれがある。
At this time, when the
本実施形態では、当初から、中央羽根170bと、左右羽根170a,170cとの上下方向の先端位置をずらした回動位置に制御しているので、ユーザに違和感なく受け入れられる。例えば、図7(a)において、中央羽根170bの先端位置は、左右羽根170a,170cの先端位置に対し、図面左方向に約3mm突出している(後記する図9の状態C2の位置参照)。ユーザに、冷房運転時、違和感なく期待している風向と上下風向板を見たときの風向の印象を合致させることができる。
In the present embodiment, since the
また、一般的に、運転停止時及び冷房運転時には、上下風向板はほぼ水平の姿勢に保持されるため、上下風向板の自重による変形が大きくなる。室内機100では空気吹出し口109bの付近は注目を集め易いので、上下風向板の変形が大きくなり過ぎないように、上下風向板の材質や形状を考慮する。本実施形態では、上側上下風向板170は3枚の風向板で形成されているため、重量が分散されて自重による変形が少ないのが特徴である。
In general, when the operation is stopped and when the cooling operation is performed, the vertical wind direction plate is held in a substantially horizontal posture, so that the deformation of the vertical wind direction plate due to its own weight increases. In the
図8は、室内機の暖房運転時の状態を示す側面図と空気吹出し口の斜視図であり、(a)は室内機の側面図であり、(b)は室内機を斜め下側から見た斜視図である。適宜図2、図4を参照する。 FIG. 8 is a side view showing a state of the indoor unit during heating operation and a perspective view of the air outlet, (a) is a side view of the indoor unit, and (b) is a view of the indoor unit from an obliquely lower side. FIG. Reference is made to FIGS. 2 and 4 as appropriate.
空気調和機Aを暖房運転する時には、上側上下風向板170(左右羽根170a,170c、中央羽根170b)は、図8のように垂直方向に近い姿勢にして使用される。また、下側上下風向板180は、垂直面に対し所定の角度の姿勢にして使用される。このようにすることにより、空気吹出し風路109aを流れる温風は室内機100から下方に向かって吹出し、床面近くまで到達して、足もと近くを暖め、室内を快適な環境にする。
When the air conditioner A is in a heating operation, the upper vertical wind direction plates 170 (the left and
このとき、室内機100を見ると、室内機100が室内の壁の高所に据付けられているので、左右羽根170a,170c、中央羽根170bの上面となる風向面(閉じた時に内面となる風向面)が目に入り、先端がもしあっていないと、回動位置精度に誤差があるなど、違和感をユーザが抱くおそれがある。
At this time, when the
本実施形態では、当初から、中央羽根170bと、左右羽根170a,170cとの上下方向の先端位置をずらした回動位置に制御しているので、ユーザに違和感なく受け入れられる。例えば、中央羽根170bと左右羽根170a,170cとの段差d(間隙)は、図8(a)において側面視して、約13mm(所定距離)ある。ユーザに、暖房運転時、違和感なく期待している風向と上下風向板を見たときの風向の印象を合致させることができる。図8の場合、図7と比較して中央羽根170bと左右羽根170a,170cとの段差dは大きくなっている。中央羽根170bと左右羽根170a,170cとの軸のずれの関係から、開度が増すにつれて羽根のずれが大きくなる。すなわち、中央羽根170bと左右羽根170a,170cとの水平方向のずれを鉛直方向のずれより大きくすることで、後記する図9に示すように開いたときに(下方に回動するほど)、左右羽根170aと中央羽根170bとの側面視したずれが大きくなる構造としている。
In the present embodiment, since the
一般に、暖房時の室温と吹出す温風温度との差は、冷房時の室温と吹出す冷風温度との差よりも大きい。このため、下側上下風向板180の表裏の風向面間の温度差が大きくなり、熱膨張の差により下側上下風向板180が撓む現象を生ずる。特に、暖房時には温度差による撓みの現象を考慮する。このため、下側上下風向板180は、例えば、中空にすることにより、中空部が空気断熱の役割を果たして、上下風向板の表裏の風向面間の熱移動が減少する。
In general, the difference between the room temperature during heating and the temperature of the hot air blown out is larger than the difference between the room temperature during cooling and the temperature of the cold air blown out. For this reason, the temperature difference between the front and back wind direction surfaces of the lower vertical
暖房運転時の温風は下向きに吹出され、すばやく室内を快適な状態にする。このとき、上側上下風向板170の中央羽根170bと、左右羽根170a,170cの風向面に温風が当り、気流を下向きにする。このとき、中央羽根170bと、左右羽根170a,170cとに段差dがあるため、中央羽根170bの下面に当たった気流が左右羽根170a,170cの上面に回り込む。このため、左右羽根170a,170cの上面および下面の温度差が減少され、左右羽根170a,170cは表裏の熱膨張の差による撓みが小さくなる効果がある。
The warm air during heating operation is blown downward, and the room is quickly made comfortable. At this time, warm air hits the wind direction surfaces of the
なお、冷房運転時に、このように上下風向板を下に向ける場合は少ないと思われるが、この場合も中央羽根170bと、左右羽根170a,170cとに段差dがあるため、中央羽根170bの下面に当たった気流が左右羽根170a,170cの上面に回り込む。このため、左右羽根170a,170cの上面および下面の温度差が減少され、左右羽根170a,170cの上面に結露が発生するのを抑制する効果がある。
In the cooling operation, it seems that there are few cases where the vertical wind direction plate is directed downward in this way, but also in this case, since there is a step d between the
以上説明したように、運転中も空気吹出し口109bの外観が良好に保持される空気調和機Aを提供することができる。
As described above, it is possible to provide the air conditioner A in which the appearance of the
本実施形態では、図3において、上下風向板の回動軸のずらし構造(非同一直線上構造)により、複数に分割した上側上下風向板170の姿勢に対し好印象を与えることができることを示したが、これに限定されるものではない。例えば、制御部60の制御方法によってさらに、ユーザに違和感なく複数の羽根の動きの意匠性を高めることができる。以下に具体的に説明する。上側上下風向板170の各羽根は、独立した駆動モータで駆動できるとして説明する。
In the present embodiment, it is shown in FIG. 3 that a good impression can be given to the posture of the upper vertical
図9は、運転時の上下風向板の設定角度を示す説明図である。左右羽根170aと鉛直線VLとのなす角度をβ1、中央羽根170bと鉛直線VLとのなす角度をそれぞれβ2、左右羽根170cと鉛直線VLとのなす角度をβ3とする。
FIG. 9 is an explanatory diagram showing a set angle of the up / down wind direction plate during operation. The angle between the left and
制御部60は、式(1)に従い制御するとよい。
β1,β3 < β2 (1)
(1)式によれば、必ず左右羽根170a,170cと、中央羽根170bとは同一の設定角度とならないので、ユーザに違和感なく複数の羽根の動きの意匠性を高める(低下させない)ことができる。
The
β1, β3 <β2 (1)
According to the equation (1), the left and
変形例として、制御部60は式(2)に従い制御してもよい。
β1,β3 > β2 (2)
(2)式によれば、必ず左右羽根170a,170cと、中央羽根170bとは同一の設定角度とならないので、ユーザに違和感なく複数の羽根の動きの意匠性を高めることができる。
As a modification, the
β1, β3> β2 (2)
According to the formula (2), the left and
なお、図7で示した冷房運転時、図8で示した暖房運転時において、式(1)と式(2)とを混合するのは望ましくない。その理由は、例えば、冷房運転時の設定角度から、暖房運転時の設定角度に変更する際に、例えば、側面視して、中央羽根170bが左右羽根170a,170cと交差する、つまり、動作しているときに羽根の先端が一直線上に一致するのを避けるためである。ユーザからすると、中央羽根170bと左右羽根170a,170cとが羽根の先端が一直線になることが正常な動作と感じた場合、最終設定角度で各羽根の先端が揃わないと、違和感を覚えるのを防ぐ必要があるためである。
In addition, it is not desirable to mix Formula (1) and Formula (2) in the cooling operation shown in FIG. 7 and the heating operation shown in FIG. The reason is that, for example, when changing from the setting angle at the time of cooling operation to the setting angle at the time of heating operation, for example, when viewed from the side, the
本実施形態では、図3に示した上下風向板の回動軸のずらし構造(非同一直線上構造)と、(1)式または(2)式の制御方法を合わせることにより、ユーザに違和感なく複数の羽根の動きの意匠性を高める(低下させない)ことができる。 In this embodiment, by combining the shifting structure of the rotation axis of the up-and-down wind direction plate (non-colinear structure) shown in FIG. 3 with the control method of the expression (1) or (2), the user feels comfortable. The design of the movement of the plurality of blades can be improved (not lowered).
なお、空気調和機に、上下風向板の回動軸のずらし構造(非同一直線上構造)を備えていない場合、複数の羽根を制御部60だけで制御してもよい。
In addition, when the air conditioner is not provided with a structure for shifting the rotation axis of the vertical airflow direction plate (non-colinear structure), the plurality of blades may be controlled only by the
図9において、上側上下風向板170の開度の相違による状態を、状態C1,C2,C3,C4に示す。状態C1は閉じた状態であり、左右羽根170a,170cと中央羽根170bとの羽根の位置が一致している。また、開度が増すにつれて、状態C2,C3,C4になり、左右羽根170a,170cと中央羽根170bとの段差d(図8参照)が増している。なお、可動範囲は状態C1から状態C4である。
In FIG. 9, states C1, C2, C3, and C4 indicate states due to differences in opening degree of the upper vertical
図10は、上下風向板の起動時および停止時の動きを示す説明図であり、(a)は起動時の動きを示す図であり、(b)は停止時の動きを示す図である。ユーザがリモコン40の自動ボタンを押下すると、制御部60は、前回の設定位置まで上下風向板を制御する。その際、ユーザからみて違和感がないようにするのがよい。また、ユーザがリモコン40の停止ボタンを押下すると、制御部60は、運転状態の設定位置から停止位置に上下風向板を制御する。その際、ユーザからみて違和感がないようにするのがよい。ここでは、前記(1)式で制御するものとして説明する。
FIGS. 10A and 10B are explanatory views showing the movements of the up-and-down wind direction plate when starting and stopping, in which FIG. 10A is a diagram showing the movement during startup, and FIG. When the user presses the automatic button on the remote controller 40, the
図10(a)の起動時の場合、制御部60は、(1)最初に下側上下風向板180を動かし始め、(2)次に上側上下風向板170の左右羽根170a,170cを動かし始め、(3)最後に中央羽根170bを動かし始める。このようにすれば、起動時において、ユーザに違和感なく複数の羽根の動きの意匠性を高めることができる。
10A, the control unit 60 (1) first starts to move the lower vertical
図10(b)の停止時の場合、制御部60は、(1)最初に中央羽根170bを動かし始め、(2)次に上側上下風向板170の左右羽根170a,170cを動かし始め、(3)最後に下側上下風向板180を動かし始める。このようにすれば、起動時と同様に、停止時においても、ユーザに違和感なく複数の羽根の動きの意匠性を高めることができる。
In the case of the stop in FIG. 10B, the control unit 60 (1) starts to move the
そして、制御部60は、(1)最初に中央羽根170bの回動を停止し、(2)次に上側上下風向板170の左右羽根170a,170cの回動を停止し、(3)最後に下側上下風向板180の回動を停止する。
Then, the control unit 60 (1) first stops the rotation of the
図12は、上側上下風向板の周期的に揺動(以下「スイング」という。)させた時の動きを示す説明図である。上側上下風向板170は、冷房時及び暖房時とも中央羽根170bと左右羽根170a,170cの角度をずらした状態でスイングさせている。そして、中央羽根170bと左右羽根170a,170cは同じ振幅及び周期でスイングさせている。
FIG. 12 is an explanatory diagram showing the movement of the upper vertical wind direction plate when it is periodically swung (hereinafter referred to as “swing”). The upper vertical
なお、図12に示すように、上側上下風向板170がスイング範囲における最上方及び最下方まで回動した際に、上側上下風向板170の回動を一定時間停止するようにしてもよい。
As shown in FIG. 12, when the upper vertical
また、下側上下風向板180も上側上下風向板170と同じ振幅及び周期でスイングさせてもよい。
Further, the lower vertical
本実施形態によれば、制御部60は、運転を開始する際、最初に下側上下風向板180の回動を開始し、次に左右羽根170a,170cの回動を開始し、最後に中央羽根170bの回動を開始するとよい。
According to the present embodiment, when starting the operation, the
また、制御部60は、運転を停止する際、最初に中央羽根170bの回動を開始し、次に左右羽根170a,170cの回動を開始し、最後に下側上下風向板180の回動を開始するするとよい。
Further, when stopping the operation, the
本実施形態の空気調和機Aは、気流を吹き出す空気吹出し口109bと、空気吹出し口から吹き出す気流の風向を上下方向に変え、かつ、左右方向に複数に分割された上側上下風向板170)とを備え、少なくともひとつの分割された上下風向板である中央羽根170bを回動可能に支持する回動軸の軸中心と、他の分割された上下風向板である左右羽根170a,170cを回動可能に支持する回動軸の軸中心とが非同一直線上にある。これにより、複数に分割した上下風向板の姿勢に対し好印象を与えることができる。すなわち、両側の上下風向板である左右羽根170a,170cが少しずれていても、中央羽根170bの空間を介しているため、目立つことがない効果がある。また、左右羽根170a、170cの部品を共用可能として、左右羽根170a、170cの筐体の構造について統一を図る効果もある。
The air conditioner A of the present embodiment includes an
40 リモコン(空調制御端末)
50 センサ部
60 制御部
99 ドレンパン(露受皿、筐体)
100 室内機
101c 化粧枠
103 送風ファン
106 前面パネル
107,107a 空気吸込み口
108,108a フィルタ
109a 吹出し風路
109b 空気吹出し口(吹出し口)
109c 吹出し風路上面
109d,109e 側壁
110 撮像部
120 近赤外線光源
130 温度検知部
140 足元モニター(表示部)
160 左右風向板
170 上側上下風向板(上下風向板)
170a,170c 左右羽根
170b 中央羽根
171a,171b,171c 軸中心
173a,173b,174a,174b,175a、175b 軸支持腕部
173c,174c,175d 連結部
173d,174d,174c 滑り軸受部
180 下側上下風向板(上下風向板)
191 左支柱
192 右支柱
193a,194a,195b 軸部(駆動軸)
193b,194b,195a 軸部(非駆動軸、従動軸)
200 室外機
A 空気調和機
40 Remote control (air conditioning control terminal)
50
DESCRIPTION OF
109c Outlet air path
160 Left and right
170a, 170c Left and
191
193b, 194b, 195a Shaft (non-drive shaft, driven shaft)
200 Outdoor unit A Air conditioner
Claims (11)
前記上下風向板は、前記吹出し口の幅方向に複数に分割されており、
前記分割された上下風向板のうちの少なくとも一つの上下風向板の回動軸の軸中心と、他の上下風向板の回動軸の軸中心とが非同一直線上にある
ことを特徴とする空気調和機。 An upper and lower airflow direction plate that is arranged at the airflow outlet and that rotates in the vertical direction around the rotation axis to control the airflow direction of the airflow blown out of the air outlet in the vertical direction;
The vertical wind direction plate is divided into a plurality in the width direction of the outlet,
The axis center of the rotation axis of at least one of the divided vertical wind direction plates and the axis center of the rotation axis of the other vertical wind direction plate are non-collinear. Air conditioner.
ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。 The axis center is shifted so that the space | interval of the up-and-down wind direction board seen from the side becomes wide, so that the said divided up-and-down wind direction board rotates below in a movable range. Air conditioner as described in.
ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。 The distance in the horizontal direction between the axis of the rotation axis of at least one of the divided vertical wind direction plates and the axis of the rotation axis of the other vertical wind direction plate is greater than the distance in the vertical direction. The air conditioner according to claim 1.
前記上側上下風向板は左右方向に3分割されて、中央羽根1枚と左右羽根2枚とで構成されており、
前記中央羽根を回動可能に支持する回動軸の軸中心と、前記左右羽根を回動可能に支持する回動軸の軸中心とが非同一直線上にある
ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。 The vertical wind direction plate has a lower vertical wind direction plate and the divided upper vertical wind direction plate,
The upper vertical wind direction plate is divided into three in the left-right direction, and is composed of one central blade and two left and right blades,
The axis center of a rotation shaft that rotatably supports the central blade and an axis center of a rotation shaft that rotatably supports the left and right blades are on a non-collinear line. Air conditioner as described in.
ことを特徴とする請求項4に記載の空気調和機。 5. The gap between the central blade and the left and right blades is a predetermined distance or more when viewed from a side when the upper vertical wind direction plate rotates to the lowest position in a rotation range. Air conditioner.
ことを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。 The air conditioner according to claim 2, wherein an outer shape from the bottom surface of the indoor unit to the front panel is smoothly formed when the vertical wind direction plate is closed.
前記吹出し口から吹き出す気流の風向を上下方向に変え、かつ、左右方向に複数に分割された上下風向板と、
前記上下風向板を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、運転時において、前記上下風向板を側面視して少なくとも一ひとつの分割された上下風向板と鉛直線とのなす角度が、他の分割された上下風向板と前記鉛直線とのなす角度よりも大きくなるように制御する
ことを特徴とする空気調和機。 An air outlet that blows out airflow;
Changing the wind direction of the airflow blown out from the blowout port in the vertical direction, and a vertical wind direction plate divided into a plurality of horizontal directions;
A control unit for controlling the vertical wind direction plate,
In operation, the control unit is configured such that an angle formed by at least one divided vertical wind direction plate and a vertical line when the vertical wind direction plate is viewed from the side is the other vertical wind direction plate and the vertical line. An air conditioner that is controlled to be larger than the angle formed by the air conditioner.
前記制御部は、運転時において、前記上下風向板を側面視して前記中央羽根と鉛直線とのなす角度が、前記左右羽根と前記鉛直線とのなす角度よりも大きくなるように制御する
ことを特徴とする請求項7に記載の空気調和機。 The vertical wind direction plate has an upper vertical wind direction plate and a lower vertical wind direction plate, the upper vertical wind direction plate is divided into three in the left-right direction, and is composed of a central blade and left and right blades,
The control unit, during operation, performs control such that an angle formed between the central blade and the vertical line is larger than an angle formed between the left and right blades and the vertical line when the vertical wind direction plate is viewed from the side. The air conditioner according to claim 7.
ことを特徴とする請求項7に記載の空気調和機。 When starting the operation, the control unit first starts rotating the lower vertical wind direction plate, then starts rotating the left and right blades, and finally starts rotating the central blade. The air conditioner according to claim 7.
ことを特徴とする請求項7に記載の空気調和機。 When stopping the operation, the control unit first starts rotating the central blade, then starts rotating the left and right blades, and finally starts rotating the lower vertical wind direction plate. The air conditioner according to claim 7.
前記スイング運転モードにおいて、前記一つの分割された上下風向板は前記他の分割された上下風向板と同じ振幅及び周期で周期的に揺動する
ことを特徴とする請求項7に記載の空気調和機。 The angle between the vertical line and at least one divided vertical wind direction plate in a side view of the vertical wind direction plate is shifted from the angle between the vertical line and the other vertical wind direction plate. With a swing operation mode that periodically swings the upper wind direction plate,
8. The air conditioner according to claim 7, wherein in the swing operation mode, the one divided up-down wind direction plate swings periodically with the same amplitude and period as the other divided up-down wind direction plate. Machine.
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