JP2016050665A - 車軸支持部のシール構造 - Google Patents

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光利 森田
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Abstract

【課題】従来のコンバイン等のクローラ走行車両では、外部から回転隙間を通って細かな泥や藁屑等が侵入し、内部のオイルシールを破損させる、という問題があった。
【解決手段】走行車軸41を軸受43を介して車軸ケース42のケース端部42aに回転可能に軸支し、該ケース端部42aより突出する前記走行車軸41に駆動スプロケット47を嵌合し、前記軸受43の駆動スプロケット47側にて、前記ケース端部42aと走行車軸41もしくは駆動スプロケット47との間をオイルシール49で密閉した車軸支持部40において、前記オイルシール49よりも径方向外側位置にサブシール50を設け、該サブシール50により、前記オイルシール49と駆動スプロケット47との間の第一回転隙間51aを封鎖すると共に、該第一回転隙間51aに油を充填可能に構成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、走行車軸を軸受を介して車軸ケースのケース端部に回転可能に軸支し、該ケース端部より突出する前記走行車軸に走行回転体を嵌合し、前記軸受の走行回転体側にて、前記ケース端部と走行車軸もしくは走行回転体との間をオイルシールで密閉した車軸支持部に関し、特に、前記オイルシールの耐久性を向上させるシール構成に関する。
従来より、建設機械やコンバイン等のクローラ走行車両は、乾いた路面の他、泥地などの悪路を走行するため、該クローラ走行車両でクローラを駆動する走行車軸の車軸支持部には、細かな泥や藁屑等が侵入する可能性がある。これを防止するため、走行車軸もしくは該走行車軸に嵌合されるスプロケットと、該走行車軸を回転可能に軸支する車軸ケースのケース端部との間を、オイルシールで密閉する技術が公知となっている(例えば、特許文献1参照)。該技術では、前記オイルシールに加え、該オイルシールの外側を、前記ケース端部から走行車軸にかけて介装した防塵部材で覆うことにより、ケース端部と走行車軸との間のシール性を更に高めるようにしている。
特開平7−251764号公報
しかしながら、前記技術においても、走行車軸・スプロケットが回転できるように、固定側部材と回転側部材との間、例えば、ケース端部の外周部分と、スプロケットに接続された防塵部材の外周部分との間には、相対回転のための僅かな隙間(以下、「回転隙間」とする)が存在する。このため、細かな泥や藁屑等が該回転隙間を通って内部のオイルシールに到達し、該オイルシールが破損して寿命が低下する、という問題があった。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
すなわち、請求項1においては、走行車軸を軸受を介して車軸ケースのケース端部に回転可能に軸支し、該ケース端部より突出する前記走行車軸に走行回転体を嵌合し、前記軸受の走行回転体側にて、前記ケース端部と走行車軸もしくは走行回転体との間をオイルシールで密閉した車軸支持部において、前記オイルシールよりも径方向外側位置にサブシールを設け、該サブシールにより、前記オイルシールと走行回転体との間の回転隙間を封鎖すると共に、該回転隙間に油を充填可能に構成したものである。
請求項2においては、前記サブシールとケース端部との間には、カラー部材を介装するものである。
請求項3においては、前記走行回転体には、該走行回転体の外側面から前記回転隙間にかけて連通孔を穿孔し、該連通孔の開口端に、油充填用の栓部材を設けるものである。
請求項4においては、前記走行回転体には、前記栓部材の周囲を覆う保護プラグを装着するものである。
請求項5においては、前記走行回転体の外側面には、前記保護プラグを挟んで周方向前後に保護リブを一体的に配置するものである。
本発明は、以上のように構成したので、以下に示す効果を奏する。
すなわち、請求項1により、車軸支持部の回転隙間を十分に閉塞することができ、細かな泥や藁屑等が該回転隙間を通って径方向内側位置のオイルシールに到達するのを防ぎ、確実に保護して該オイルシールの寿命を向上させることができる。特に、径方向外側位置でサブシールの周囲から回転隙間内に侵入しようとする細かな泥や藁屑等を、充填したグリス等の油によって押し戻すことができ、前記サブシールと共働してシール性を高めることができる。一方、径方向内側位置のオイルシールに対しては、充填された油を潤滑油として供給することができ、該オイルシールの摺接部の摩擦抵抗を減らし、該摺接部の異常摩耗を防いで、オイルシールの寿命を更に向上させることができる。
請求項2により、前記サブシールのケース部材側との摺接部を、前記油によって潤滑することができ、該摺接部の異常摩耗を防いで、サブシールの寿命を向上させることができる。
請求項3により、前記回転隙間への油の補充を、前記栓部材を介して外部から行うことができ、該油の補充の度に走行回転体を走行車軸から着脱する必要がなくなり、メンテナンス性の向上を図ることができる。
請求項4により、前記栓部材が泥や石等によって破損するのを防ぐことができ、該栓部材の寿命を向上させることができる。
請求項5により、前記保護プラグが泥や石等によって破損するのを防ぐことができ、前記栓部材を確実に保護することができる。
本発明に関わる車軸支持部の背面断面図である。 同じく拡大図である。 保護リブ周囲の側面図である。 サブシールの移動状況を示す軸受周囲の背面断面図である。 オイルシールの保護状況を示す軸受周囲の背面断面図である。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
まず、本発明に関わる車軸支持部40について、図1,図2により説明する。
図外の建設機械やコンバインに通例の如く備えられた車軸駆動装置の左右両側面からは、中空状の車軸ケース42が左右に延設され、該車軸ケース42内に走行車軸41が挿通されている。
該走行車軸41は、その外端部に駆動スプロケット47が嵌合固定されると共に、車軸支持部40を介して、前記車軸ケース42に回転可能に軸支されている。そして、前記駆動スプロケット47の外歯部を、クローラ48に係止しており、前記走行車軸41の走行動力によって駆動スプロケット47が駆動され、クローラ48が回転して車両が走行される。
前記車軸支持部40においては、前記走行車軸41の外端部に小径部41aが形成され、該小径部41aの基部が、軸受43を介して、前記車軸ケース42のケース端部42aに回転可能に軸支されると共に、前記小径部41aでケース端部42aから軸方向外側に突出する部分には、スプライン41a1が形成されている。
更に、該スプライン41a1よりも軸方向外側には、ねじ部41bが突出されており、駆動スプロケット47のボス部47aをスプライン41a1に外嵌させた後、座金44を介してナット45・46を前記ねじ部41bに螺嵌させることにより、前記駆動スプロケット47が走行車軸41に締結固定される。走行路面が泥地である場合は、車両重量を受けて前記クローラ48が地中深く沈み込み、走行中は、このような状態で前記駆動スプロケット47が回転することになる。
また、前記ボス部47aよりも径方向外側位置の本体部47bから軸方向内側に向かって、輪体部47b1が延設される一方、前記ケース端部42aの外周部には、ラビリンス状の溝部42a2が形成されており、該溝部42a2に前記輪体部47b1が回転摺動可能に挿嵌されている。
これにより、前記ケース端部42aと駆動スプロケット47との間の外周表面に、泥地を走行する際に泥の中に含まれる藁草などの異物が巻き付きにくくし、該異物が前記車軸支持部40内部に入り込むのを防止することができる。
更に、前記ボス部47aから軸方向内側に向かって、シールカラー47a1が延設される一方、前記ケース端部42aの内周部からは、環状のシール押さえ42a1が軸方向外側に向かって延設され、該シール押さえ42a1と前記シールカラー47a1との間に、リング状のオイルシール49が挿嵌されている。
これにより、たとえ、前記ケース端部42aと駆動スプロケット47との間の径方向内側位置まで、泥の中に含まれる細かな泥や藁屑等が侵入しても、このオイルシール49によって、それ以上は軸受43側に侵入できないようにしている。
また、このようなシール構成の車軸支持部40においては、前記オイルシール49から車軸ケース42のシール押さえ42a1までの外側面と、前記駆動スプロケット47の本体部47bの内側面との間には、該駆動スプロケット47が前記車軸ケース42に対して相対回転するための回転隙間51が形成されている。
そして、該回転隙間51内で前記オイルシール49よりも径方向外側位置に、本発明に関わる環状のサブシール50が配置されており、該サブシール50によって、前記回転隙間51が内外の第一回転隙間51aと第二回転隙間51bに画成される。
このうちの第一回転隙間51aは、前記オイルシール49と駆動スプロケット47との間にあって、前記サブシール50により封鎖されると共に、該第一回転隙間51aの内部には、グリス等の油を充填できるようにしている。
前記第二回転隙間51bは、前記サブシール50と車軸ケース42のケース端部42aの外側面との間にあって、前記サブシール50により封鎖されると共に、該第二回転隙間51bの内部には、圃場の細かな泥や藁屑等を貯溜可能な空間が形成されている。
更に、前記ケース端部42aのシール押さえ42a1の外周面に形成された段差部42a3には、環状のシールカラー52が外嵌固定され、該シールカラー52の外周面に、前記サブシール50内周のリップ部50aが摺接されている。
これにより、たとえ、泥の中に含まれる細かな泥や藁屑等が前記溝部42a2と輪体部47b1との間から車軸支持部40の内部に侵入しても、前記第二回転隙間51bに止まり、更にサブシール50の周囲から第一回転隙間51aに侵入しようとしても、該第一回転隙間51a内の油によって第二回転隙間51b内に押し戻されるようにしている。
すなわち、走行車軸41を軸受43を介して車軸ケース42のケース端部42aに回転可能に軸支し、該ケース端部42aより突出する前記走行車軸41に走行回転体である駆動スプロケット47を嵌合し、前記軸受43の駆動スプロケット47側にて、前記ケース端部42aと走行車軸41もしくは駆動スプロケット47との間、本実施例では、ケース端部42aと駆動スプロケット47との間をオイルシール49で密閉した車軸支持部40において、前記オイルシール49よりも径方向外側位置にサブシール50を設け、該サブシール50により、前記オイルシール49と駆動スプロケット47との間の回転隙間である第一回転隙間51aを封鎖すると共に、該第一回転隙間51aに油を充填可能に構成したので、車軸支持部40の第一回転隙間51aを十分に閉塞することができ、細かな泥や藁屑等が該第一回転隙間51aを通って径方向内側位置のオイルシール49に到達するのを防ぎ、確実に保護して該オイルシール49の寿命を向上させることができる。特に、径方向外側位置でサブシール50の周囲から第一回転隙間51a内に侵入しようとする細かな泥や藁屑等を、充填したグリス等の油によって押し戻すことができ、前記サブシール50と共働してシール性を高めることができる。一方、径方向内側位置のオイルシール49に対しては、充填された油を潤滑油として供給することができ、該オイルシール49の摺接部の摩擦抵抗を減らし、該摺接部の異常摩耗を防いで、オイルシール49の寿命を更に向上させることができる。
更に、前記サブシール50とケース端部42aとの間には、カラー部材であるシールカラー52を介装するので、前記サブシール50のケース部材42a側との摺接部であるリップ部50aを、前記油によって潤滑することができ、該リップ部50aの異常摩耗を防いで、サブシール50の寿命を向上させることができる。
次に、前記サブシール50の周囲構成について、図1乃至図5により詳細に説明する。
図1乃至図3に示すように、前記駆動スプロケット47の本体部47bには、軸方向に貫通する連通孔47b2が穿孔され、該連通孔47b2の内側は、前記第一回転隙間51a内に開口されている。一方、前記連通孔47b2の外側の開口端47b3は、前記本体部47bの外側面に設けた凹部47b4内に開口されると共に、該開口端47b3には、油充填用のオイルニップル53が外部より挿嵌されている。
更に、該オイルニップル53の外側の周囲を覆うようにして、前記凹部47b4には、ノブ状の保護プラグ54が着脱可能に螺挿されている。そして、該保護プラグ54の内側には、軸心上に収納凹部54aが形成され、該収納凹部54aに前記オイルニップル53の外端が挿入保持されており、該保護プラグ54を短くしてコンパクト化を図っている。
加えて、該保護プラグ54の周方向前後には、保護リブ55a・55bが配置されている。該保護リブ55a・55bは、前記駆動スプロケット47の本体部47bの外側面より軸方向外側に突出し、該駆動スプロケット47と一体的に形成されている。
これにより、前記第一回転隙間51aには、オイルニップル53を介して外部より油を容易に補充することができ、しかも、該オイルニップル53は、前記保護プラグ54や保護リブ55a・55bによって外部から十分に保護されている。
すなわち、前記走行回転体である駆動スプロケット47には、該駆動スプロケット47の外側面から前記回転隙間である第一回転隙間51aにかけて連通孔47b2を穿孔し、該連通孔47b2の開口端47b3に、油充填用の栓部材であるオイルニップル53を設けるので、前記第一回転隙間51aへの油の補充を、前記オイルニップル53を介して外部から行うことができ、該油の補充の度に駆動スプロケット47を走行車軸41から着脱する必要がなくなり、メンテナンス性の向上を図ることができる。
更に、前記走行回転体である駆動スプロケット47には、前記栓部材であるオイルニップル53の周囲を覆う保護プラグ54を装着するので、前記オイルニップル53が泥や石等によって破損するのを防ぐことができ、該オイルニップル53の寿命を向上させることができる。
加えて、前記走行回転体である駆動スプロケット47の外側面には、前記保護プラグ54を挟んで周方向前後に保護リブ55a・55bを一体的に配置するので、前記保護プラグ54が泥や石等によって破損するのを防ぐことができ、前記栓部材であるオイルニップル53を確実に保護することができる。
また、図2、図4に示すように、前記本体部47bには、前記輪体部47b1の内周面よりも軸方向外側に、該内周面よりも小径で、前記シールカラー52の外周面と略平行なシールガイド穴47b5が形成されており、該シールガイド穴47b5と前記シールカラー52との間に、前記サブシール50が軸方向前後に移動可能に設けられている。
そして、該サブシール50は、初期取付位置56における外端面50bを、前記シールガイド穴47b5の奥壁面47b6から離間させ、所定の余裕長58を確保するようにしている。
これにより、前記シールカラー52の外周面において、前記サブシール50のリップ部50aが摺接する部分の摩耗が大きくなると、該サブシール50を前記シールガイド穴47b5の奥側に打ち込み、前記初期取付位置56から打ち込み位置57まで移動させることにより、前記リップ部50aの摺接先を、前記シールカラー52で摩耗していない外周面に変更することができる。
すなわち、前記サブシール50の初期取付位置56において、該サブシール50を収納するシールガイド穴47b5の奥壁面47b6との間に、前記サブシール50を移動して該サブシール50のリップ部50aと前記シールカラー52との摺接位置を変更可能な余裕長58を設けるので、前記リップ部50aの摺接先を、前記シールカラー52で摩耗していない部分に移動させることができ、該シールカラー52と前記サブシール50によるシール性能を長期間にわたり高く維持することができる。
なお、図5は、前記オイルシール49として、複数の板部材59a等を組み合わせたオイルシール59を使用した上で、前記シール押さえ42a1と同様に、前記ケース端部42aの内周部から軸方向外側に向かって延設されたシール押さえ42a4と、前記シールカラー47a1との間に挿嵌されている。
そして、前記板部材59aのかしめ部59a1は、該シール押さえ42a4の内周面の段差部42a5に嵌合されているが、該かしめ部59a1の外側面には、C形状の止め輪60の内側面が当接され、該止め輪60の外周端は、前記シール押さえ42a4の内周面で段差部42a5の外側に凹設された内周溝部42a6に係合されている。
すなわち、前記オイルシール59のかしめ部59a1の外側に、該オイルシール59の外周を支持するシール押さえ42a4に設けた止め輪60を装着するので、該止め輪60により、前記かしめ部59a1が圃場の細かな泥や藁屑等によって破損するのを防ぐことができ、オイルシール59の寿命を向上させることができる。更に、前記止め輪60は、オイルシール59の抜け止め部材として機能し、該抜け止め部材を別途に設ける必要がなくなり、部品点数を減少させて製造コストの低減も図ることができる。
本発明は、走行車軸を軸受を介して車軸ケースのケース端部に回転可能に軸支し、該ケース端部より突出する前記走行車軸に走行回転体を嵌合し、前記軸受の走行回転体側にて、前記ケース端部と走行車軸もしくは走行回転体との間をオイルシールで密閉した、全ての車軸支持部に適用することができる。
40 車軸支持部
41 走行車軸
42 車軸ケース
42a ケース端部
43 軸受
47 駆動スプロケット(走行回転体)
47b2 連通孔
47b3 開口端
49 オイルシール
50 サブシール
51a 第一回転隙間(回転隙間)
52 シールカラー(カラー部材)
53 オイルニップル(栓部材)
54 保護プラグ
55a・55b 保護リブ

Claims (5)

  1. 走行車軸を軸受を介して車軸ケースのケース端部に回転可能に軸支し、該ケース端部より突出する前記走行車軸に走行回転体を嵌合し、前記軸受の走行回転体側にて、前記ケース端部と走行車軸もしくは走行回転体との間をオイルシールで密閉した車軸支持部において、前記オイルシールよりも径方向外側位置にサブシールを設け、該サブシールにより、前記オイルシールと走行回転体との間の回転隙間を封鎖すると共に、該回転隙間に油を充填可能に構成したことを特徴とする車軸支持部のシール構造。
  2. 前記サブシールとケース端部との間には、カラー部材を介装することを特徴とする請求項1に記載の車軸支持部のシール構造。
  3. 前記走行回転体には、該走行回転体の外側面から前記回転隙間にかけて連通孔を穿孔し、該連通孔の開口端に、油充填用の栓部材を設けることを特徴とする請求項1に記載の車軸支持部のシール構造。
  4. 前記走行回転体には、前記栓部材の周囲を覆う保護プラグを装着することを特徴とする請求項3に記載の車軸支持部のシール構造。
  5. 前記走行回転体の外側面には、前記保護プラグを挟んで周方向前後に保護リブを一体的に配置することを特徴とする請求項4に記載の車軸支持部のシール構造。
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