JP2016050235A - 複合材料 - Google Patents
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Abstract
Description
(1) イミドポリマーおよび無機充填材を含有する複合材料であって、前記イミドポリマーが、式(I):
で表わされる基、Aは式:
で表わされる繰返し単位を有することを特徴とする複合材料、
(2) 無機充填材が、炭素繊維またはガラス繊維である前記(1)に記載の複合材料、
(3) 式(I):
で表わされる基、Aは式:
で表わされる繰返し単位を有することを特徴とするイミドポリマー、
(4) 式(II):
で表わされる基、Aは式:
で表わされる繰返し単位を有するアミド酸ポリマーを50〜400℃の温度に加熱することを特徴とする式(I):
で表わされる繰返し単位を有するイミドポリマーの製造方法、および
(5) 式(II):
で表わされる基、Aは式:
で表わされる繰返し単位を有することを特徴とするアミド酸ポリマー
に関する。
で表わされる基、Aは式:
で表わされる繰返し単位を有することを特徴とする。
で表わされる基である。これらの基のなかでは、アルミニウムと代替可能な程度の引張り強度を有し、弾性に優れた複合材料を得る観点から、式:−CH=CH−で表わされるビニレン基が好ましい。−COOR1基および−COOR2基において、R1およびR2は、それぞれ独立して炭素数1〜4のアルキル基である。炭素数1〜4のアルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基などが挙げられる。
で表わされる繰返し単位を有するアミド酸ポリマーを用いることができる。
で表わされるジアミノフェニル化合物および式(IV):
で表わされるテトラカルボン酸二無水物を用い、両者を反応させることによって容易に調製することができる。
4,4’−ジアミノスチルベン0.50455g(2.4013mmol)と3,3’,4,4’−ジフェニルスルホンテトラカルボン酸二無水物0.85939g(2.3987mmol)とをN,N−ジメチルアセトアミド4.8mLに添加し、窒素ガス雰囲気中で室温(約25℃)にて48時間反応させることにより、アミド酸ポリマーを得た。前記で得られたアミド酸ポリマーを含む反応溶液を水約50mLおよびアセトン約50mLの貧溶媒を用いて再沈殿を行ない、得られたアミド酸ポリマーを真空乾燥させた。得られたアミド酸ポリマーの収量は1.2548gであり、その収率は92%であった。
・装置:昭和電工(株)製、商品名:Shodex−101
・注入時の濃度:0.01質量%
・注入量:100μL
・流速:1mL/min
・溶媒:N,N−ジメチルホルムアミド
・カラム:昭和電工(株)製、商品名:Shodex KD−803および商品名:Shodex KD−804
・カラムの温度:40℃
実施例1で得られたアミド酸ポリマーをガラスプレートにキャストし、真空オーブンに入れ、100℃で60分間、150℃で60分間、200℃で60分間および250℃で60分間段階的に昇温させることにより、式(I)において、Rがビニレン基であり、Aが式(a)で表わされる基であるイミドポリマーからなる厚さが約30μmのフィルムを得た。
イミドポリマーからなるフィルムを縦約17mm、横約2.5mmの長方形状に裁断し、得られた長方形状のフィルムの両端を厚紙で挟み、エポキシ接着剤で固定することにより、試験片を作製した。前記で得られた試験片の引張り強度を引張試験機(INSTRON社製、型番:3365)で調べた。
前記引張り強度の測定方法で求められた変位を縦軸に、引張応力を横軸にとることによって描かれたグラフの傾きを求めることによりヤング率を算出した。
熱重量−示差熱同時測定装置〔(株)日立ハイテクノロジーズ製、商品名:STA7200〕を用い、イミドポリマーを空気中にて5℃/minの昇温速度で800℃まで加熱し、5質量%または10質量%にイミドポリマーの質量が減少するときの温度を測定した。
4,4’−ジアミノスチルベン0.50484g(2.4009mmol)とピロメリット酸二無水物0.52389g(2.4018mmol)とをN,N−ジメチルアセトアミド4.8mLに添加し、窒素ガス雰囲気中で室温(約25℃)にて48時間反応させることにより、アミド酸ポリマーを得た。前記で得られたアミド酸ポリマーを含む反応溶液を水約50mLおよびアセトン約50mLの貧溶媒を用いて再沈殿を行ない、得られたアミド酸ポリマーを真空乾燥させた。得られたアミド酸ポリマーの収量は0.98758gであり、その収率は96%であった。
実施例3で得られたアミド酸ポリマーをガラスプレートにキャストし、真空オーブンに入れ、100℃で60分間、150℃で60分間、200℃で60分間および250℃で60分間段階的に昇温させることにより、式(I)において、Rがビニレン基であり、Aが式(b)で表わされる基であるイミドポリマーからなる厚さが約30μmのフィルムを得た。
4,4’−ジアミノスチルベン0.50450g(2.4010mmol)と3,3’,4、4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物0.77371g(2.4011mmol)とをN,N−ジメチルアセトアミド4.8mLに添加し、窒素ガス雰囲気中で室温(約25℃)にて48時間反応させることにより、アミド酸ポリマーを得た。前記で得られたアミド酸ポリマーを含む反応溶液を水約50mLおよびアセトン約50mLの貧溶媒を用いて再沈殿を行ない、得られたアミド酸ポリマーを真空乾燥させた。得られたアミド酸ポリマーの収量は0.97144gであり、その収率は76%であった。
実施例5で得られたアミド酸ポリマーをガラスプレートにキャストし、真空オーブンに入れ、100℃で60分間、150℃で60分間、200℃で60分間および250℃で60分間段階的に昇温させることにより、式(I)において、Rがビニレン基であり、Aが式(c)で表わされる基であるイミドポリマーからなる厚さが約30μmのフィルムを得た。
4,4’−ジアミノスチルベン0.50466g(2.4017mmol)と1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物0.47082g(2.4008mmol)とをN,N−ジメチルアセトアミド4.8mLに添加し、窒素ガス雰囲気中で室温(約25℃)にて48時間反応させることにより、アミド酸ポリマーを得た。前記で得られたアミド酸ポリマーを含む反応溶液を水約50mLおよびアセトン約50mLの貧溶媒を用いて再沈殿を行ない、得られたアミド酸ポリマーを真空乾燥させた。得られたアミド酸ポリマーの収量は0.9346gであり、その収率は96%であった。
実施例7で得られたアミド酸ポリマーをガラスプレートにキャストし、真空オーブンに入れ、100℃で60分間、150℃で60分間、200℃で60分間および250℃で60分間段階的に昇温させることにより、式(I)において、Rがビニレン基であり、Aが式(d)で表わされる基であるイミドポリマーからなる厚さが約30μmのフィルムを得た。
4,4’−ジアミノスチルベン0.50442g(2.3996mmol)と4,4’−オキシジフタル酸二無水物0.74444g(2.3998mmol)とをN,N−ジメチルアセトアミド4.8mLに添加し、窒素ガス雰囲気中で室温(約25℃)にて48時間反応させることにより、アミド酸ポリマーを得た。前記で得られたアミド酸ポリマーを含む反応溶液を水約50mLおよびアセトン約50mLの貧溶媒を用いて再沈殿を行ない、得られたアミド酸ポリマーを真空乾燥させた。得られたアミド酸ポリマーの収量は1.1240gであり、その収率は90%であった。
実施例9で得られたアミド酸ポリマーをガラスプレートにキャストし、真空オーブンに入れ、100℃で60分間、150℃で60分間、200℃で60分間および250℃で60分間段階的に昇温させることにより、式(I)において、Rがビニレン基であり、Aが式(e)で表わされる基であるイミドポリマーからなる厚さが約30μmのフィルムを得た。
4,4’−ジアミノスチルベン0.50450g(2.3993mmol)と3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物0.70657g(2.4015mmol)とをN,N−ジメチルアセトアミド4.8mLに添加し、窒素ガス雰囲気中で室温(約25℃)にて48時間反応させることにより、アミド酸ポリマーを得た。前記で得られたアミド酸ポリマーを含む反応溶液を水約50mLおよびアセトン約50mLの貧溶媒を用いて再沈殿を行ない、得られたアミド酸ポリマーを真空乾燥させた。得られたアミド酸ポリマーの収量は1.0900gであり、その収率は98%であった。
実施例11で得られたアミド酸ポリマーをガラスプレートにキャストし、真空オーブンに入れ、100℃で60分間、150℃で60分間、200℃で60分間および250℃で60分間段階的に昇温させることにより、式(I)において、Rがビニレン基であり、Aが式(f)で表わされる基であるイミドポリマーからなる厚さが約30μmのフィルムを得た。
実施例1で得られたアミド酸ポリマー0.68gをN,N−ジメチルホルムアミド3mLに溶解させた溶液をガラス板上に広げ、その上に炭素繊維織布〔東レ(株)製、商品名:トレカクロス(登録商標)C063443〕1.28gを載置した。その後、実施例1で得られたアミド酸ポリマーの18%N,N−ジメチルホルムアミド溶液1.2gを炭素繊維織布に塗布した。
実施例13において、実施例1で得られたアミド酸ポリマーの代わりに実施例3で得られたアミド酸ポリマーを用いたこと以外は、実施例13と同様にして複合材料を得た。
実施例13において、実施例1で得られたアミド酸ポリマーの代わりに実施例5で得られたアミド酸ポリマーを用いたこと以外は、実施例13と同様にして複合材料を得た。
実施例13において、実施例1で得られたアミド酸ポリマーの代わりに実施例7で得られたアミド酸ポリマーを用いたこと以外は、実施例13と同様にして複合材料を得た。
実施例13において、実施例1で得られたアミド酸ポリマーの代わりに実施例9で得られたアミド酸ポリマーを用いたこと以外は、実施例13と同様にして複合材料を得た。
実施例13において、実施例1で得られたアミド酸ポリマーの代わりに実施例11で得られたアミド酸ポリマーを用いたこと以外は、実施例13と同様にして複合材料を得た。
4,4’−ジアミノ−α−トルキシル酸ジメチル0.20g(0.5647mmol)と3,3’,4,4’−ジフェニルスルホンテトラカルボン酸二無水物0.20g(0.5660mmol)とをN,N−ジメチルアセトアミド4.8mLに添加し、窒素ガス雰囲気中で室温(約25℃)にて48時間反応させることにより、アミド酸ポリマーを得た。前記で得られたアミド酸ポリマーを含む反応溶液を水約50mLおよびアセトン約50mLの貧溶媒を用いて再沈殿を行ない、得られたアミド酸ポリマーを真空乾燥させた。得られたアミド酸ポリマーの収量は0.372gであり、その収率は93%であった。
実施例19で得られたアミド酸ポリマーをガラスプレートにキャストし、真空オーブンに入れ、100℃で60分間、150℃で60分間、200℃で60分間および250℃で60分間段階的に昇温させることにより、式(I)中のRを示す式(Ia)で表わされる基において、R1およびR2がいずれもメチル基であり、Aが式(a)で表わされる基であるイミドポリマーからなる厚さが約30μmのフィルムを得た。
4,4’−ジアミノ−α−トルキシル酸ジメチル0.20g(0.5647mmol)とピロメリット酸二無水物0.11g(0.5235mmol)とをN,N−ジメチルアセトアミド4.8mLに添加し、窒素ガス雰囲気中で室温(約25℃)にて48時間反応させることにより、アミド酸ポリマーを得た。前記で得られたアミド酸ポリマーを含む反応溶液を水約50mLおよびアセトン約50mLの貧溶媒を用いて再沈殿を行ない、得られたアミド酸ポリマーを真空乾燥させた。得られたアミド酸ポリマーの収量は0.301gであり、その収率は97%であった。
実施例21で得られたアミド酸ポリマーをガラスプレートにキャストし、真空オーブンに入れ、100℃で60分間、150℃で60分間、200℃で60分間および250℃で60分間段階的に昇温させることにより、式(I)中のRを示す式(Ia)で表わされる基において、R1およびR2がいずれもメチル基であり、Aが式(b)で表わされる基であるイミドポリマーからなる厚さが約30μmのフィルムを得た。
4,4’−ジアミノ−α−トルキシル酸ジメチル0.20g(0.5647mmol)と3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物0.18g(0.5650mmol)とをN,N−ジメチルアセトアミド4.8mLに添加し、窒素ガス雰囲気中で室温(約25℃)にて48時間反応させることにより、アミド酸ポリマーを得た。前記で得られたアミド酸ポリマーを含む反応溶液を水約50mLおよびアセトン約50mLの貧溶媒を用いて再沈殿を行ない、得られたアミド酸ポリマーを真空乾燥させた。得られたアミド酸ポリマーの収量は0.304gであり、その収率は80%であった。
実施例23で得られたアミド酸ポリマーをガラスプレートにキャストし、真空オーブンに入れ、100℃で60分間、150℃で60分間、200℃で60分間および250℃で60分間段階的に昇温させることにより、式(I)中のRを示す式(Ia)で表わされる基において、R1およびR2がいずれもメチル基であり、Aが式(c)で表わされる基であるイミドポリマーからなる厚さが約30μmのフィルムを得た。
4,4’−ジアミノ−α−トルキシル酸ジメチル0.20g(0.5647mmol)と1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物0.11g(0.5647mmol)とをN,N−ジメチルアセトアミド4.8mLに添加し、窒素ガス雰囲気中で室温(約25℃)にて48時間反応させることにより、アミド酸ポリマーを得た。前記で得られたアミド酸ポリマーを含む反応溶液を水約50mLおよびアセトン約50mLの貧溶媒を用いて再沈殿を行ない、得られたアミド酸ポリマーを真空乾燥させた。得られたアミド酸ポリマーの収量は0.298gであり、その収率は96%であった。
実施例25で得られたアミド酸ポリマーをガラスプレートにキャストし、真空オーブンに入れ、100℃で60分間、150℃で60分間、200℃で60分間および250℃で60分間段階的に昇温させることにより、式(I)中のRを示す式(Ia)で表わされる基において、R1およびR2がいずれもメチル基であり、Aが式(d)で表わされる基であるイミドポリマーからなる厚さが約30μmのフィルムを得た。
4,4’−ジアミノ−α−トルキシル酸ジメチル0.20g(0.5647mmol)と4,4’−オキシジフタル酸二無水物0.18g(0.5648mmol)とをN,N−ジメチルアセトアミド4.8mLに添加し、窒素ガス雰囲気中で室温(約25℃)にて48時間反応させることにより、アミド酸ポリマーを得た。前記で得られたアミド酸ポリマーを含む反応溶液を水約50mLおよびアセトン約50mLの貧溶媒を用いて再沈殿を行ない、得られたアミド酸ポリマーを真空乾燥させた。得られたアミド酸ポリマーの収量は0.346gであり、その収率は91%であった。
実施例27で得られたアミド酸ポリマーをガラスプレートにキャストし、真空オーブンに入れ、100℃で60分間、150℃で60分間、200℃で60分間および250℃で60分間段階的に昇温させることにより、式(I)中のRを示す式(Ia)で表わされる基において、R1およびR2がいずれもメチル基であり、Aが式(e)で表わされる基であるイミドポリマーからなる厚さが約30μmのフィルムを得た。
4,4’−ジアミノ−α−トルキシル酸ジメチル0.20g(0.5647mmol)と3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物0.17g(0.5642mmol)とをN,N−ジメチルアセトアミド4.8mLに添加し、窒素ガス雰囲気中で室温(約25℃)にて48時間反応させることにより、アミド酸ポリマーを得た。前記で得られたアミド酸ポリマーを含む反応溶液を水約50mLおよびアセトン約50mLの貧溶媒を用いて再沈殿を行ない、得られたアミド酸ポリマーを真空乾燥させた。得られたアミド酸ポリマーの収量は0.352gであり、その収率は95%であった。
実施例29で得られたアミド酸ポリマーをガラスプレートにキャストし、真空オーブンに入れ、100℃で60分間、150℃で60分間、200℃で60分間および250℃で60分間段階的に昇温させることにより、式(I)中のRを示す式(Ia)で表わされる基において、R1およびR2がいずれもメチル基であり、Aが式(f)で表わされる基であるイミドポリマーからなる厚さが約30μmのフィルムを得た。
実施例13において、実施例1で得られたアミド酸ポリマーの代わりに実施例19で得られたアミド酸ポリマーを用いたこと以外は、実施例13と同様にして複合材料を得た。
実施例13において、実施例1で得られたアミド酸ポリマーの代わりに実施例21で得られたアミド酸ポリマーを用いたこと以外は、実施例13と同様にして複合材料を得た。
実施例13において、実施例1で得られたアミド酸ポリマーの代わりに実施例23で得られたアミド酸ポリマーを用いたこと以外は、実施例13と同様にして複合材料を得た。
実施例13において、実施例1で得られたアミド酸ポリマーの代わりに実施例25で得られたアミド酸ポリマーを用いたこと以外は、実施例13と同様にして複合材料を得た。
実施例13において、実施例1で得られたアミド酸ポリマーの代わりに実施例27で得られたアミド酸ポリマーを用いたこと以外は、実施例13と同様にして複合材料を得た。
実施例13において、実施例1で得られたアミド酸ポリマーの代わりに実施例29で得られたアミド酸ポリマーを用いたこと以外は、実施例13と同様にして複合材料を得た。
実施例5で得られたアミド酸ポリマーの1質量%ジメチルアセトアミド溶液にカップスタック型マルチウォールカーボンナノチューブ〔ビジョン開発(株)製、CSCNT〕を添加し、均質な組成となるように撹拌することにより、カーボンナノチューブを0.1質量%含有する分散液を得た。
実施例37において、アミド酸ポリマーとして実施例1で得られたアミド酸ポリマーを用いたこと以外は、実施例37と同様にしてフィルムを得た。
実施例37において、アミド酸ポリマーとして実施例11で得られたアミド酸ポリマーを用いたこと以外は、実施例37と同様にしてフィルムを得た。
実施例37において、アミド酸ポリマーとして実施例9で得られたアミド酸ポリマーを用いたこと以外は、実施例37と同様にしてフィルムを得た。
Claims (5)
- イミドポリマーおよび無機充填材を含有する複合材料であって、前記イミドポリマーが、式(I):
で表わされる基、Aは式:
で表わされる繰返し単位を有することを特徴とする複合材料。 - 無機充填材が、炭素繊維またはガラス繊維である請求項1に記載の複合材料。
- 式(I):
で表わされる基、Aは式:
で表わされる繰返し単位を有することを特徴とするイミドポリマー。 - 式(II):
で表わされる基、Aは式:
で表わされる繰返し単位を有するアミド酸ポリマーを50〜400℃の温度に加熱することを特徴とする式(I):
で表わされる繰返し単位を有するイミドポリマーの製造方法。 - 式(II):
で表わされる基、Aは式:
で表わされる繰返し単位を有することを特徴とするアミド酸ポリマー。
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