JP2016046878A - 車両用制御装置 - Google Patents

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Kosuke Sakagami
航介 坂上
正田 勝博
Katsuhiro Shoda
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Abstract

【課題】運転者に減速感を与えることない運転状態でもエネルギロスを回生し、十分な回生量を得て燃費の更なる改善を図れるようにする。【解決手段】シフトレバーがDレンジ等の走行レンジにあり、アクセルペダルおよびブレーキペダルがともにオフ状態で、車速センサ17による検出車速が例えば30(km/h)〜60(km/h)の中高速域の所定車速範囲にあって電気負荷がオフであるときに、エンジン制御部12により、第2の回生条件が成立したとしてオルタネータ9が制御されて鉛バッテリ2に回生エネルギが回生される。そのため、第2の回生条件が成立する状況では車両はいわゆる惰行していて良く転がる状況にあり、このような惰行状況下では回生を行っても運転者は減速感を感じないことから、第2の回生条件が成立すれば回生を行うことで十分な回生量を得ることができる。【選択図】図1

Description

この発明は、ブレーキペダルのオンによりオルタネータ等の発電手段により蓄電手段に回生する車両用制御装置に関する。
従来、自動車等の車両において、蓄電手段と、エンジンの駆動力により発電して蓄電手段を充電するとともにエンジンの駆動中に蓄電手段に回生エネルギを回生して充電するオルタネータ等の発電手段とを備え、車両減速時に発電手段により蓄電手段に回生する車両用制御装置を搭載し、燃費の改善を図ることが行われている(特許文献1)。
特開2014−39370号公報(段落0002ほか参照)
しかしながら、従来の回生機能を有する車両用制御装置の場合、減速時にオルタネータで回生してブレーキによるエネルギロスを電気エネルギに変換して蓄電装置に蓄積しているが、ブレーキペダルのオンによる減速時にのみ回生する制御であるため、エネルギロスの回生が十分であるとはいえない。
本発明は、運転者に減速感を与えることない運転状態でもエネルギロスを回生し、十分な回生量を得て燃費の更なる改善を図れるようにすることを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明の車両用制御装置は、蓄電手段と、エンジンの駆動力により発電して前記蓄電手段を充電するとともに前記エンジンの駆動中に前記蓄電手段に回生エネルギを回生して充電する発電手段とを備え、ブレーキペダルのオンにより第1の回生条件が成立したときに前記発電手段により前記蓄電手段に回生する車両用制御装置であって、車速を検出する車速検出手段と、シフトレバーが走行レンジにあり、アクセルペダルおよびブレーキペダルがともにオフ状態で、前記車速検出手段による検出車速が中高速域の所定車速範囲にあるときに、第2の回生条件が成立したとして前記発電手段を制御して前記蓄電手段に回生エネルギを回生する制御手段とを備えることを特徴としている(請求項1)。
また、前記制御手段は、前記蓄電手段の残容量が予め設定された設定値より低いときに、前記蓄電手段に回生エネルギ量が増大するように前記発電手段を制御してもよい(請求項2)。
また、前記制御手段は、前記第2の回生条件としての前記所定車速範囲を所定量広げることにより、前記蓄電手段への回生エネルギ量を増大させるようにしてもよい(請求項3)。
請求項1に係る発明によれば、シフトレバーが走行レンジにあり、アクセルペダルおよびブレーキペダルがともにオフ状態で、前記車速検出手段による検出車速が中高速域の所定車速範囲にあるときに、制御手段により、第2の回生条件が成立したとして発電手段が制御されて、蓄電手段にロスとして無駄になっていた回生エネルギが回生される。そのため、第2の回生条件が成立する状況では車両はいわゆる惰行していて良く転がる状況にあり、この惰行状況下では発電手段により蓄電手段に回生エネルギを回生して充電しても、運転者は減速感を感じないことから、第2の回生条件が成立すれば減速中ではない走行中であっても回生が行われることになり、十分な回生量を得ることができて燃費の向上を図ることができる。
請求項2に係る発明によれば、蓄電手段の残容量が予め設定された設定値より低いときに、制御手段により、蓄電手段に回生エネルギ量が増大するように発電手段が制御されるため、蓄電手段の残容量が減っているときに、回生エネルギにより蓄電手段をいち早く充電することができる。
請求項3に係る発明によれば、蓄電手段への回生エネルギ量を増大させる場合に、制御手段により、第2の回生条件としての所定車速範囲を所定量広げるため、運転者に減速感を与えない車速範囲で回生する場合に、第2の回生条件としての所定車速範囲を拡大することで、運転者に与える減速感はほぼゼロもしくは最小限にしつつ、残容量が減少した蓄電手段を回生エネルギにより素早く充電することができる。
本発明に係る車両用制御装置の一実施形態のブロック図である。 一実施形態の動作説明図である。 一実施形態の説明図である。
本発明に係る車両用制御装置をアイドルストップ車に適用した場合の一実施形態について、図1ないし図3を参照して説明する。
図1に示すように、アイドリングストップ車1は、軽量化、小型化等を図るため、本発明における蓄電手段である12Vの比較的小容量の1個の鉛バッテリ2を有し、この鉛バッテリ2の負極端子はアイドリングストップ車1の車体に接続されている。
そして、アイドリングストップ車1の駆動源であるエンジン3は、トランスミッション側のCVT4を有し、このCVT4とエンジン3との間にトルクコンバータ(ロックアップクラッチの機構を含む)5が介在している。
エンジン3はスタータ6により始動され、このスタータ6にはリレー7を介して鉛バッテリ2から電力が断接自在に供給されてエンジン3を始動する駆動力を発生する。また、鉛バッテリ2の正極端子とリレー7との間に鉛バッテリ2に接近して設けられたバッテリセンサ8により、鉛バッテリ2の温度(雰囲気温度)、電圧、電流の検知信号が後述するエンジン制御部に出力され、エンジン3の回転力がベルト10を介して、本発明における発電手段に相当するオルタネータ9に伝達され、車両の走行中等にオルタネータ9の発電出力により鉛バッテリ2の充電が行われる一方、後に詳述するように、走行中に回生条件が成立したときにオルタネータ9が制御され、エネルギロスとして無駄になっていた回生エネルギが鉛バッテリ2に回生されて鉛バッテリ2が充電されるようになっている。
さらに、図1に示すように、アイドリングストップ車1には、アイドリングストップ制御のECUが形成するアイドリングストップ制御部11が設けられるとともに、エンジン制御のECUが形成するエンジン制御部12、横滑り制御のVSC(Vehicle Stability Control)ECUが形成するブレーキ制御部13、CVT(Continuously Variable Transmission)制御のECUが形成するCVT制御部14が設けられ、これら各制御部11〜14はそれぞれマイクロコンピュータ等により形成され、CAN等の通信バス16を介して情報のやり取りを行う。なお、エンジン制御部12は、後に詳述するように、本発明における制御手段に相当する。
そして、アイドリングストップ制御部11は、減速度が予め定められた所定値未満を含む所定のエンジン自動停止条件(例えば、ストップランプが点灯していて所定車速以下であって所定減速度未満である等の条件)の成立が確認されると、走行が完全に停止しなくても所定車速以下(例えば、7km/h以下)に低下したとき、エンジン制御部12にエンジン停止指令が出力され、エンジン3が自動停止される。続いて、自動停止状態においてドライバがブレーキペダルから足を離すと、アイドリングストップ制御部11により所定のエンジン再始動条件が成立したことが確認され、停止しているエンジン3が自動的に再始動される。
また、図1に示すように、車速を検出してブレーキ制御部13に自車速情報を与える車速センサ17(本発明の「車速検出手段」に相当)が設けられ、ブレーキ制御部13にブレーキ機構のマスタシリンダ圧(ブレーキ液圧)の検出情報を与える液圧センサ18が設けられ、ダッシュボードにはコンビネーションメータが形成する表示部19が設けられ、通信バス16を介して受信した各種の表示データが表示部19に表示されるようになっている。
そして、アイドルストップ制御中ではないエンジン3の停止状態において、シフトレバーがPレンジに切り換わった状態で、ドライバがブレーキペダルを踏んだままドライバがエンジン始動操作であるIGキー(図示せず)操作を行うことにより、スタータ6が作動してエンジン3が完爆し、エンジン3の回転数が所定回転数に達すると、エンジン制御部12によりエンジン始動が完了したと判断され、その後リレー7によりスタータ6への電力が切断されて所定時間経過した後に、ブレーキ制御部13によりブレーキアクチュエータが駆動されて所定のブレーキ力付与が開始されてヒルホールド制御が開始されるようになっている。
次に、上記した構成を有するアイドリングストップ車1のアイドリングストップ動作を簡単に説明すると、シフトレバーがPレンジに切り換わった状態で、ドライバがブレーキペダルを踏んだままIGキーをオン操作してエンジンスタートを指令することにより、IGオンの信号が例えば通信バス16からアイドリングストップ制御部11に入力され、この入力に基づいてアイドリングストップ制御部11はリレー7を瞬時に通電してオンし、鉛バッテリ2の電源をスタータ6に給電してスタータ6を始動し、停止していたエンジン3を始動する(初回始動)。エンジン3が始動してオルタネータ9の発電電力で鉛バッテリ2が一旦満充電状態に充電されると、その後は、IGキーのオフ操作でエンジン3が停止するまで、アイドリングストップ制御部11がアイドリングストップ制御を実行する。この初回始動の間、後に詳述するようにヒルホールド制御が実行される。
アイドリングストップ制御部11には、通信バス16を介してエンジン制御部12の情報(エンジンの回転数や冷却水温等のエンジンの情報)および、鉛バッテリ2の電流、温度等の情報、ブレーキ制御部13を介した車速センサ17による検出車速、液圧センサ18によるマスタシリンダ圧等の情報、図示省略したストップランプスイッチ、カーテシスイッチ等の車内各部のスイッチの情報等が入力される。
そして、これらの情報に基づき、アイドリングストップ制御中のアイドリングストップ制御部11は、交通信号の赤信号等にしたがってドライバがブレーキペダルを踏み込み、マスタシリンダ圧が所定の踏込圧以上になっていることを検出すると、アイドリングストップ制御の所定のエンジン自動停止条件(例えば、ストップランプが点灯(ブレーキ液圧が所定圧以上)していて所定車速以下である等の条件)の成立を確認することにより、走行が完全に停止しなくても走行中に所定車速以下(例えば、7km/h以下)に低下すれば、エンジン制御部12にエンジン停止指令を出力し、エンジン制御部12が燃料スロットルを絞ったりしてエンジン3を自動停止する。
そして、アイドリングストップによるエンジン3の自動停止の状態で、交通信号が青信号に変わるなどしてドライバがブレーキペダルから足を離し、マスタシリンダ圧が所定の開放圧に低下したことを検出すると、アイドリングストップ制御部11が、アイドリングストップ制御の所定のエンジン再始動条件の成立を確認し、アイドリングストップ制御部11はリレー7を瞬時に通電してオンし、鉛バッテリ2の電源をスタータ6に給電してスタータ6を始動し、停止しているエンジン3を自動的に再始動する。以降、減速中の所定のエンジン停止条件の成立に基づくエンジン3の自動停止と、所定のエンジン再始動条件の成立に基づくエンジン3の自動的な再始動とが交互に行なわれる。
このとき、エンジン3が再始動すると、エンジン回転数情報が完爆を示す所定回転数に達し、ブレーキ力がマスタシリンダ圧に応じて変化する元の状態に戻り、アクセルペダルの踏み込みがないという状態はいわゆるアイドリング状態であり、このアイドリング状態であってもアイドリングストップ車1が発進し得るようなクリープ力がエンジン3およびトルクコンバータ5により発生される。
ところで、上記した構成のアイドルストップ車1は、次のような回生機能を備えている。すなわち、ブレーキペダルのオン(踏み込み)がブレーキペダルセンサ(図示せず)により検出されると、アイドルストップ車1は減速状態にあるため、エンジン3は燃料が噴射されなくても回転している状態であり、エンジン3の回転力がベルト10を介してオルタネータ9に伝達されてオルタネータ9は発電状態にある。そこで、減速時にオルタネータ9の発電電力をロスとして無駄にしないように鉛バッテリ2に回生すべく、ブレーキペダルセンサによるブレーキペダルのオンの検出時に、エンジン制御部12により第1の回生条件が成立したと判断され、エンジン制御部12によりオルタネータ9が回生モードに制御され、鉛バッテリ2にオルタネータ9の発電電力である回生エネルギが回生されて鉛バッテリ2が充電される。
このとき、図2の各曲線は車速と回生による減速度との関係を示し、曲線L1はオルタネータ9を70(A)で発電するように制御した場合、曲線L2はオルタネータ9を150(A)で発電するように制御した場合を例示しており、ブレーキペダルの踏み込み量に基づくブレーキマスタシリンダ圧の大小に応じ、ブレーキペダルはオンであっても踏み込み量が少なくてマスタシリンダ圧が低いときには、オルタネータ9を70(A)で発電するように制御して図2中の曲線L1のような回生による減速度になるようにし、ブレーキペダルはオンであって踏み込み量が大きくマスタシリンダ圧が高いときには、オルタネータ9を150Aで発電するように制御して図2中の曲線L2のような回生による減速度になるようにし、マスタシリンダ圧が高いほど回生量が増大するように、エンジンECU12によりオルタネータ9が制御される。
また、走行中であっても、シフトレバーの切換位置がDレンジなどの走行レンジにあることが検知され、アクセルペダルセンサ(図示せず)によりアクセルペダルのオフが検出されるとともに、ブレーキペダルセンサによりブレーキペダルのオフが検出された状態であって、エアコンやライトなどの電気負荷がすべてオフで、車速センサ17による検出車速が中高速域である30(km/h)〜80(km/h)、最も好ましくは30(km/h)〜60(km/h)の所定車速範囲にあれば、エンジンECU12により第2の回生条件が成立したとしてオルタネータ9が回生制御され、エンジン制御部12によりオルタネータ9が回生モードに制御され、鉛バッテリ2に回生エネルギが回生されて鉛バッテリ2が充電される。
このように、第2の回生条件が成立するときの車速と回生による減速度との関係は、図2中の曲線L3のようになり、惰行車速である30(km/h)〜60(km/h)の中高速の範囲では、減速度は0.03(G)前後と非常に低く、このように回生による減速度の低い車速範囲で回生制御を行っても、回生による減速度の上昇はわずかであって0.04(G)程度にしかならず、運転者はエンジンブレーキによる減速感を感じるくらいであって、回生による減速感を運転者が感じるおそれはほとんどない。そのため、上記した第2の回生条件が成立したと判断されたときには、ブレーキペダルが踏まれていない惰行状態においても、図2中のハッチングに示すような惰行によるオルタネータ9の発電電力である回生エネルギが鉛バッテリ2に回生され、鉛バッテリ2の充電が行われる。
また、第2の回生条件のパラメータとして、最も好ましくは30(km/h)〜60(km/h)の車速範囲として説明したが、ブレーキペダルが踏まれていない惰行状態において、鉛バッテリ2の残容量が予め定められた所定値以下、つまり鉛バッテリ2のSOC(State Of Charge)が例えば90%以下であるときには、鉛バッテリ2の残容量が少なくできるだけ早く鉛バッテリ2を充電する必要があることから、第2の回生条件である車速範囲を上下に所定量広げ、鉛バッテリ2への回生エネルギ量を増大させるように、エンジン制御部12によりオルタネータ9が制御される。
すなわち、図2の車速と回生による減速度との関係を、車速とオルタネータ9の発電量との関係として表わすと、図3に示すようになり、仮に図3中の線M1,M2,M3はそれぞれ図2の曲線L1,L2、L3に対応するとして、図3中の線M3およびハッチングで表わされた回生可能なエネルギ(発電電力)を、車速の低い側および高い側にそれぞれ範囲を広げることにより、図3中の線M4に示すように、回生なエネルギ(発電電力)が増加するため、第2の回生条件が成立するときに、そのときの鉛バッテリ2のSOCがバッテリセンサ8により検知される温度(雰囲気温度)、電圧、電流等から、所定値である例えば90%以下であると判断されれば、エンジン制御部12により、図3中の線M4のように車両が良く転がる車速を発電のピークとして車速範囲が20(km/h)〜70(km/h)に広げられ、オルタネータ9から鉛バッテリ2に回生なエネルギである発電電力を増大するように、オルタネータ9が制御される。
したがって、上記した実施形態によれば、シフトレバーがDレンジなどの走行レンジにあり、アクセルペダルおよびブレーキペダルがともにオフ状態で、車速センサ17による検出車速が例えば30(km/h)〜60(km/h)の中高速域の所定車速範囲にあって電気負荷がオフであるときに、エンジン制御部12により、第2の回生条件が成立したとしてオルタネータ9が制御されて鉛バッテリ2に回生エネルギが回生されるため、第2の回生条件が成立する状況では車両は惰行していて良く転がる状況にあり、このような惰行状況下ではオルタネータ9により鉛バッテリ2に回生エネルギを回生して充電しても、運転者は減速感をほとんど感じることがないことから、第2の回生条件が成立すれば、減速中ではない走行中であっても回生を行うことで、十分な回生量を得ることができて燃費のいっそうの向上を図ることができる。
また、鉛バッテリ2の残容量(SOC)が予め設定された設定値(例えば90%)より低いときに、第2の回生条件としての所定車速範囲(30〜60km/h)を拡大することで、運転者に与える減速感はほぼゼロもしくは最小限にしつつ、残容量が減少した鉛バッテリ2を回生エネルギにより素早く充電することができる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行なうことが可能である。
例えば、上記した実施形態では、第2の回生条件における所定車速範囲を30(km/h)〜60(km/h)として説明したが、この範囲に限定されるものではなく、要するにアクセルオフ、ブレーキオフの惰行状態であって、車両が良く転がる車速範囲に設定すればよい。さらに、上記した実施形態では、第2の回生条件に電気負荷がすべてオフであることを加えているが、電気負荷がすべてオフであることを第2の回生条件に加えなくてもよい。
また、上記した実施形態では、第2の回生条件における車速範囲を広げる際の鉛バッテリ2の残容量のしきい値(所定値)として、SOCが90%の場合を例示したが、特にしきい値としてSOC90%に限定されるものではなく、SOCが92%や88%などであってもよいのは勿論である。
また、上記した実施形態では、蓄電手段を1個の鉛バッテリ2として説明したが、鉛バッテリ2のほかにサブバッテリを備えた車両であっても、本発明を同様に実施することができる。
また、上記した実施形態では、本発明をアイドルストップ車1に適用した場合について説明したが、アイドルストップ機能を搭載しない車両についても本発明を同様に適用できるのはいうまでもない。
1 …アイドリングストップ車(車両)
2 …鉛バッテリ(蓄電手段)
3 …エンジン
9 …オルタネータ(発電手段)
12 …エンジン制御部(制御手段)

Claims (3)

  1. 蓄電手段と、エンジンの駆動力により発電して前記蓄電手段を充電するとともに前記エンジンの駆動中に前記蓄電手段に回生エネルギを回生して充電する発電手段とを備え、ブレーキペダルのオンにより第1の回生条件が成立したときに前記発電手段により前記蓄電手段に回生する車両用制御装置であって、
    車速を検出する車速検出手段と、
    シフトレバーが走行レンジにあり、アクセルペダルおよびブレーキペダルがともにオフ状態で、前記車速検出手段による検出車速が中高速域の所定車速範囲にあるときに、第2の回生条件が成立したとして前記発電手段を制御して前記蓄電手段に回生エネルギを回生する制御手段と
    を備えることを特徴とする車両用制御装置。
  2. 請求項1に記載の車両用制御装置において、
    前記制御手段は、前記蓄電手段の残容量が予め設定された設定値より低いときに、前記蓄電手段に回生エネルギ量が増大するように前記発電手段を制御することを特徴とする車両用制御装置。
  3. 請求項2に記載の車両用制御装置において、
    前記制御手段は、前記第2の回生条件としての前記所定車速範囲を所定量広げることにより、前記蓄電手段への回生エネルギ量を増大させることを特徴とする車両用制御装置。
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