JP2016045616A - 筐体開閉検出システム、開閉検出装置、開閉検出方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
(1)筐体を止めるネジを特殊な形状にする。
(2)筐体を固着させて開閉不能とする。
(3)メカニカルなスイッチを使用して、筐体の開閉状態に応じてレベル変化するスイッチ信号に応じてプログラムや機能を停止させる。筐体が開いた状態でリセット状態とする仕組みも可能である。
(4)ソフトウエアにより、コンテンツの暗号化や外部からの内部情報へのアクセスの禁止処理を施す。
(構成の説明)
図1は、本発明の実施形態の筐体開閉検出システムの構成を示す図である。筐体開閉検出システム1は、電子機器の筐体内10に、前記電子機器の処理機能を有する基板上に設けられた無線機30と、無線機30と無線通信する無線タグ40と、無線機30と無線タグ40との距離の初期値を設定する調整部70と、無線機30を制御する制御部50と、を有する。さらに、制御部50は、筐体10を開けることによって前記初期値が所定量以上長くなると前記無線通信の通信状態が不良となり、かつ、前記所定量がより小さくなるよう、無線機30を制御する。
(動作の説明)
本実施形態の筐体開閉検出システムの動作としては、まず、筐体の開閉を検出する基準となる無線機30の無線タグ40との通信の出力レベルを設定する事前設定の動作と、次に、設定された出力レベルを用いて筐体の開閉を検出する動作とがある。図7は、本実施形態の筐体開閉検出システムの事前設定の動作を示すフローチャートである。図8は、本実施形態の筐体開閉検出システムの開閉検出の動作を示すフローチャートである。図7および図8を用いて、図2Aの筐体開閉検出システム2の動作を説明する。
(付記1)
電子機器の筐体内に、
前記電子機器の処理機能を有する基板上に設けられた無線機と、
前記無線機と無線通信する無線タグと、
前記無線機と前記無線タグとの距離の初期値を設定する調整部と、
前記無線機を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、前記筐体を開けることによって前記初期値が所定量以上長くなると前記無線通信の通信状態が不良となり、かつ、前記所定量がより小さくなるよう、前記無線機を制御する、筐体開閉検出システム。
(付記2)
前記制御部は、前記初期値において、前記通信状態が良好となる前記無線機の出力レベルをより小さく設定することによって前記所定量をより小さくする、付記1記載の筐体開閉検出システム。
(付記3)
前記制御部は、前記不良を検出すると前記処理機能を制限もしくは停止する、付記1または2記載の筐体開閉検出システム。
(付記4)
前記調整部は、前記調整部の厚さの設定により、前記筐体を開けたときの前記距離よりも短くなるように前記初期値を設定する、付記1から3の内の1項記載の筐体開閉検出システム。
(付記5)
前記調整部は前記筐体に設けられ、前記無線タグは前記調整部の表面もしくは内部に設けられている、付記1から4の内の1項記載の筐体開閉検出システム。
(付記6)
前記調整部は前記基板に設けられ、前記無線機は前記調整部に設けられている、付記1から5の内の1項記載の筐体開閉検出システム。
(付記7)
電子機器の筐体内に、
前記電子機器の処理機能を有する基板上に設けられた無線機と、
前記無線機と無線通信する無線タグと、
前記無線機と前記無線タグとの距離の初期値を設定する調整部と、
前記無線機を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、前記筐体を開けることによって前記初期値が所定量以上長くなると前記無線通信の通信状態が不良となり、かつ、前記所定量がより小さくなるよう、前記無線機を制御する、筐体開閉検出装置。
(付記8)
前記制御部は、前記初期値において、前記通信状態が良好となる前記無線機の出力レベルをより小さく設定することによって前記所定量をより小さくする、付記7記載の筐体開閉検出装置。
(付記9)
前記制御部は、前記不良を検出すると前記処理機能を制限もしくは停止する、付記7または8記載の筐体開閉検出装置。
(付記10)
前記調整部は、前記調整部の厚さの設定により、前記筐体を開けたときの前記距離よりも短くなるように前記初期値を設定する、付記7から9の内の1項記載の筐体開閉検出装置。
(付記11)
前記調整部は前記筐体に設けられ、前記無線タグは前記調整部の表面もしくは内部に設けられている、付記7から10の内の1項記載の筐体開閉検出装置。
(付記12)
前記調整部は前記基板に設けられ、前記無線機は前記調整部に設けられている、付記7から11の内の1項記載の筐体開閉検出装置。
(付記13)
電子機器の処理機能を有する基板上に設けられた無線機と、前記電子機器の筐体内で前記無線機と無線通信を行う無線タグと、の距離の初期値を、前記筐体を開けたときよりも短くなるように設定し、
前記筐体を開けることによって前記初期値が所定量以上長くなると前記無線通信の通信状態が不良となるよう、前記所定量がより小さくなるようにして、設定し、
前記不良を検出し、
前記不良の検出に基づいて前記処理機能を制限もしくは停止する、筐体開閉検出方法。
(付記14)
前記初期値において、前記通信状態が良好となる前記無線機の出力レベルをより小さく設定することによって前記所定量をより小さくする、付記13記載の筐体開閉検出方法。
(付記15)
電子機器の処理機能を有する基板上に設けられた無線機と、前記電子機器の筐体内で前記無線機と無線通信を行う無線タグと、の距離の初期値を、前記筐体を開けたときよりも短くなるように設定した無線機に、前記筐体を開けることによって前記初期値が所定量以上長くなると前記無線通信の通信状態が不良となるよう、前記所定量がより小さくなるようにして、設定する処理と、
前記不良を検出する処理と、
前記不良の検出に基づいて前記処理機能を制限もしくは停止する処理と、を実行させる筐体開閉検出プログラム。
(付記16)
前記初期値において、前記通信状態が良好となる前記無線機の出力レベルをより小さく設定することによって前記所定量をより小さくする処理を実行させる、付記15記載の筐体開閉検出プログラム。
10 筐体
11 第1の筐体
12 第2の筐体
20、21 プリント基板
30 無線機
40 無線タグ
50 制御部
60 メモリ
70、71、72 調整部
80 固定部
90 高電圧回路
Claims (10)
- 電子機器の筐体内に、
前記電子機器の処理機能を有する基板上に設けられた無線機と、
前記無線機と無線通信する無線タグと、
前記無線機と前記無線タグとの距離の初期値を設定する調整部と、
前記無線機を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、前記筐体を開けることによって前記初期値が所定量以上長くなると前記無線通信の通信状態が不良となり、かつ、前記所定量がより小さくなるよう、前記無線機を制御する、筐体開閉検出システム。 - 前記制御部は、前記初期値において、前記通信状態が良好となる前記無線機の出力レベルをより小さく設定することによって前記所定量をより小さくする、請求項1記載の筐体開閉検出システム。
- 前記制御部は、前記不良を検出すると前記処理機能を制限もしくは停止する、請求項1または2記載の筐体開閉検出システム。
- 前記調整部は、前記調整部の厚さの設定により、前記筐体を開けたときの前記距離よりも短くなるように前記初期値を設定する、請求項1から3の内の1項記載の筐体開閉検出システム。
- 前記調整部は前記筐体に設けられ、前記無線タグは前記調整部の表面もしくは内部に設けられている、請求項1から4の内の1項記載の筐体開閉検出システム。
- 前記調整部は前記基板に設けられ、前記無線機は前記調整部に設けられている、請求項1から5の内の1項記載の筐体開閉検出システム。
- 電子機器の筐体内に、
前記電子機器の処理機能を有する基板上に設けられた無線機と、
前記無線機と無線通信する無線タグと、
前記無線機と前記無線タグとの距離の初期値を設定する調整部と、
前記無線機を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、前記筐体を開けることによって前記初期値が所定量以上長くなると前記無線通信の通信状態が不良となり、かつ、前記所定量がより小さくなるよう、前記無線機を制御する、筐体開閉検出装置。 - 電子機器の処理機能を有する基板上に設けられた無線機と、前記電子機器の筐体内で前記無線機と無線通信を行う無線タグと、の距離の初期値を、前記筐体を開けたときよりも短くなるように設定し、
前記筐体を開けることによって前記初期値が所定量以上長くなると前記無線通信の通信状態が不良となるよう、前記所定量がより小さくなるようにして、設定し、
前記不良を検出し、
前記不良の検出に基づいて前記処理機能を制限もしくは停止する、筐体開閉検出方法。 - 前記初期値において、前記通信状態が良好となる前記無線機の出力レベルをより小さく設定することによって前記所定量をより小さくする、請求項8記載の筐体開閉検出方法。
- 電子機器の処理機能を有する基板上に設けられた無線機と、前記電子機器の筐体内で前記無線機と無線通信を行う無線タグと、の距離の初期値を、前記筐体を開けたときよりも短くなるように設定した無線機に、前記筐体を開けることによって前記初期値が所定量以上長くなると前記無線通信の通信状態が不良となるよう、前記所定量がより小さくなるようにして、設定する処理と、
前記不良を検出する処理と、
前記不良の検出に基づいて前記処理機能を制限もしくは停止する処理と、を実行させる筐体開閉検出プログラム。
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JP2014168254A JP2016045616A (ja) | 2014-08-21 | 2014-08-21 | 筐体開閉検出システム、開閉検出装置、開閉検出方法およびプログラム |
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JP2014168254A JP2016045616A (ja) | 2014-08-21 | 2014-08-21 | 筐体開閉検出システム、開閉検出装置、開閉検出方法およびプログラム |
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