JP2016045616A - 筐体開閉検出システム、開閉検出装置、開閉検出方法およびプログラム - Google Patents

筐体開閉検出システム、開閉検出装置、開閉検出方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電子機器の筐体内に設けられた無線機と無線タグとの距離のわずかな変化によっても筐体の開閉の検出を可能とする。【解決手段】筐体開閉検出システムは、電子機器の筐体内に、前記電子機器の処理機能を有する基板上に設けられた無線機と、前記無線機と無線通信する無線タグと、前記無線機と前記無線タグとの距離の初期値を設定する調整部と、前記無線機を制御する制御部と、を有し、前記制御部は、前記筐体を開けることによって前記初期値が所定量以上長くなると前記無線通信の通信状態が不良となり、かつ、前記所定量がより小さくなるよう、前記無線機を制御する。【選択図】 図1

Description

本発明は、近距離無線通信を使用して電子機器などの筐体の開閉状態を検出する技術に関する。
著作権保護コンテンツを扱う電子機器は、コンテンツのデジタル著作権管理(Digital Rights Management、DRM)に対応した鍵を当該コンテンツに書き込んでいる。この鍵情報が盗み見られるようなことがあってはならないし、鍵により復号されたコンテンツの生データを抜き取られるようなこともあってはならない。一般的には、復号化されたデータはIC(Integrated Circuit)内部の閉じた領域内で処理されていて、外部からアクセス可能なICのピンやプリント基板上のパターンなどのバスに流れることはない。このようなバスにデータが流れる場合には、機器独自の暗号化処理が施される。
しかしながら、一部のデバイスには、生データをこのようなバスに流してしまうものがある。このような場合、ICのピンなどから導線を引き出すなどしてデータを盗み取ることは、技術的には可能である。もちろん、このような無防備な状態で使用することは考えにくいが、コンテンツデータや鍵情報を盗難から守る対策は施されている必要がある。
また、プリント基板上には検査等で使用するためのICデバック用の配線が残っている場合がある。このような配線を使用してIC内部へアクセスされるようなことがあってもならない。ソフトウエア等でデバック用の端子を使用禁止にするなどの対策を実施することはできるが、プリント基板上のパターンに導線を引き出すなどの行為をさせないことが重要である。つまり、筐体からプリント基板を取り出した時点で、機器が正常に機能しなくなるようにすることが最も簡単な対策と考えられる。
また、上記のようなセキュリティに関係したものばかりではなく、プリント基板上に高電圧回路を内蔵しているなど危険部位がある場合、筐体の開閉を望まない機器も多く存在する。こういった危険に対処する安全対策も必要である。
一般的に電子機器は分解禁止であり、機器本体やマニュアル等で分解禁止の注意を促している。しかしながら、一部のユーザーは、機器の内部構造への興味、好奇心、データ抜き取り、プログラムハッキングを試すなどの様々な理由により、筐体を開けて内部のプリント基板にアクセスしようとする。このような行為を防ぐために、以下のような対策が検討、実施されていることは周知である。
(1)筐体を止めるネジを特殊な形状にする。
(2)筐体を固着させて開閉不能とする。
(3)メカニカルなスイッチを使用して、筐体の開閉状態に応じてレベル変化するスイッチ信号に応じてプログラムや機能を停止させる。筐体が開いた状態でリセット状態とする仕組みも可能である。
(4)ソフトウエアにより、コンテンツの暗号化や外部からの内部情報へのアクセスの禁止処理を施す。
これらの内、(1)に関しては、星形をした特殊ネジを使用するなどの例もあるが、これらのネジに対応したドライバの入手はホームセンターなどで容易であるため、防御策とはならない。また、機器固有の特殊形状ネジを製造するとなると初期投資やコストが掛かる。
(2)に関しては、筐体を固着してしまうと修理等のメンテナンスができないといった問題や、市場で問題が発生した場合に解析が困難になるという問題がある。
(3)に関しては、メカニカルなスイッチは装置内での存在を簡単に確認することができる。そのため、筐体を開けた際に、筐体を閉じた状態にスイッチを操作することが可能である。
(4)に関しては、一般的に適用されているものであり、暗号が解読される、もしくはプログラムがハッキングされない限りは有効な手段である。しかしながら、暗号の解読やプログラムのハッキングといった行為はあり得る行為である。そのため、これらの行為をさせないためにも(1)から(4)に挙げた対策を複合的に実施することが望ましい。
特開2008−250609号公報
電子機器において、機器内に無線通信機能を設けることで筐体の開閉などの状態変化を検出する方法が特許文献1に開示されている。この方法によれば、機器の前ドアの内面に配設され無線通信機能を有するRFID(Radio Frequency IDentifier)タグと、機器筐体内に設けられているリーダライタ部とが無線通信し、制御部が、RFIDタグとリーダライタ部との通信状態に基づいて前ドアの開閉状態を判断する。これにより、開閉扉の状態変化の検出における、ハーネスや信号線等の制約や破断等による設計の自由度及び信号の不通を解消することができるとしている。
筐体を開けて内部のプリント基板にアクセスするような行為をなす者は、機器に詳しい者であり、機器内の無線通信による筐体開閉の検出は想定の範囲である。よって、筐体を開けた後に、RFIDタグとリーダライタ部との位置関係を保つようにすることで、筐体の開閉を検出されないようにする行為も考えられる。特許文献1は、このような行為に対して無防備である。また、このような行為がなされても筐体の開閉を検出するためには、ほんのわずかな位置の変化でも検出を可能とする検出精度の向上が求められる。特許文献1にはこのような検出精度を向上させる方法は開示されていない。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、電子機器の筐体内に設けられ無線通信する無線機と無線タグとの距離のわずかな変化によっても筐体の開閉を検出する、筐体開閉検出システムを提供することである。
本発明による筐体開閉検出システムは、電子機器の筐体内に、前記電子機器の処理機能を有する基板上に設けられた無線機と、前記無線機と無線通信する無線タグと、前記無線機と前記無線タグとの距離の初期値を設定する調整部と、前記無線機を制御する制御部と、を有し、前記制御部は、前記筐体を開けることによって前記初期値が所定量以上長くなると前記無線通信の通信状態が不良となり、かつ、前記所定量がより小さくなるよう、前記無線機を制御する。
本発明による筐体開閉検出装置は、電子機器の筐体内に、前記電子機器の処理機能を有する基板上に設けられた無線機と、前記無線機と無線通信する無線タグと、前記無線機と前記無線タグとの距離の初期値を設定する調整部と、前記無線機を制御する制御部と、を有し、前記制御部は、前記筐体を開けることによって前記初期値が所定量以上長くなると前記無線通信の通信状態が不良となり、かつ、前記所定量がより小さくなるよう、前記無線機を制御する。
本発明による筐体開閉検出方法は、電子機器の処理機能を有する基板上に設けられた無線機と、前記電子機器の筐体内で前記無線機と無線通信を行う無線タグと、の距離の初期値を、前記筐体を開けたときよりも短くなるように設定し、前記筐体を開けることによって前記初期値が所定量以上長くなると前記無線通信の通信状態が不良となるよう、前記所定量がより小さくなるようにして、設定し、前記不良を検出し、前記不良の検出に基づいて前記処理機能を制限もしくは停止する。
本発明による筐体開閉検出プログラムは、電子機器の処理機能を有する基板上に設けられた無線機と、前記電子機器の筐体内で前記無線機と無線通信を行う無線タグと、の距離の初期値を、前記筐体を開けたときよりも短くなるように設定した無線機に、前記筐体を開けることによって前記初期値が所定量以上長くなると前記無線通信の通信状態が不良となるよう、前記所定量がより小さくなるようにして、設定する処理と、前記不良を検出する処理と、前記不良の検出に基づいて前記処理機能を制限もしくは停止する処理と、を実行させる。
本発明によれば、電子機器の筐体内に設けられた無線機と無線タグとの距離のわずかな変化によっても筐体の開閉を検出する、筐体開閉検出システムを提供することができる。
本発明の実施形態の筐体開閉検出システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態の筐体開閉検出システムの構成を示す断面図である。 本発明の実施形態の筐体開閉検出システムのプリント基板の構成を示す上面図である。 本発明の実施形態の筐体開閉検出システムの筐体を開けた時の例を示す断面図である。 本発明の実施形態の筐体開閉検出システムの変形例の構成を示す断面図である。 本発明の実施形態の筐体開閉検出システムの変形例の構成を示す断面図である。 本発明の実施形態の筐体開閉検出システムのプリント基板の変形例の構成を示す上面図である。 本発明の実施形態の筐体開閉検出システムの事前設定の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の筐体開閉検出システムの開閉検出の動作を示すフローチャートである。
以下、図を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい限定がされているが、発明の範囲を以下に限定するものではない。
(構成の説明)
図1は、本発明の実施形態の筐体開閉検出システムの構成を示す図である。筐体開閉検出システム1は、電子機器の筐体内10に、前記電子機器の処理機能を有する基板上に設けられた無線機30と、無線機30と無線通信する無線タグ40と、無線機30と無線タグ40との距離の初期値を設定する調整部70と、無線機30を制御する制御部50と、を有する。さらに、制御部50は、筐体10を開けることによって前記初期値が所定量以上長くなると前記無線通信の通信状態が不良となり、かつ、前記所定量がより小さくなるよう、無線機30を制御する。
以下、本実施形態の筐体開閉検出システムの構成をさらに具体的に説明する。図2Aは、本実施形態の筐体開閉検出システムの構成を示す断面図である。また、図2Bは、本実施形態の筐体開閉検出システムのプリント基板の構成を示す上面図である。筐体開閉検出システム2は、例えば、パソコンやサーバなどの秘密情報を扱う電子機器の筐体内に設けられる。
筐体開閉検出システム2は、電子機器が有する演算機能や記憶機能などの処理機能を有するデバイス(図示せず)が実装されたプリント基板20上に、無線機30と、無線機30を制御する制御部50と、制御部50の処理の結果を保存するメモリ60とを有する。無線機30と制御部50、および、制御部50とメモリ60は、配線で接続され電気信号を送受信し合う。筐体開閉検出システム2は、さらに、無線機30と無線通信する無線タグ40と、無線機30と無線タグ40との距離の初期値Xを設定する調整部70を有する。
筐体開閉検出システム2では、電子機器の第1の筐体11に調整部70が設けられ、調整部70の表面に無線タグ40が配置されている。一方、プリント基板20は、電子機器の第2の筐体12に、例えば、固定部80によって固定されている。第1の筐体11と第2の筐体12とが閉の状態と開の状態とで、無線機30と無線タグ40との距離が変化する。距離の初期値Xは、筐体が閉の状態での無線機30と無線タグ40との距離である。
プリント基板20は、固定部80を介さないで第2の筐体12に直接固定されていても良い(図示せず)。また、プリント基板20は、第2の筐体12に固定されていなくても、第1の筐体11と第2の筐体12とが閉から開へ変わることで、初期値Xが変化するならば良い。例えば、図3に示すように、筐体が開けられた後に、プリント基板20が筐体内から取り出されることによって、無線機30と無線タグ40との距離が初期値Xから変化する場合も含む。
プリント基板20は、無線機30とともに、電子機器が有する情報処理などの処理機能を有するデバイスを実装している(図示せず)。この処理機能を有するデバイスは、制御部50やメモリ60を兼用していても良い。
制御部50は、第1の筐体11と第2の筐体12との開閉に伴う無線機30と無線タグ40の距離の変化により変化する、無線機30と無線タグ40との無線通信の通信状態の変化を検出する。この検出結果に基づいて、電子機器の処理機能を制御する。例えば、制御部50は、無線機30と無線タグ40の距離の初期値が所定量以上長くなると、通信状態が不良となるように無線機30を設定する。さらに、制御部50は、通信状態の不良を検出すると電子機器の処理機能を制限もしくは停止する。これにより、電子機器の筐体が開けられることによって、電子機器のプリント基板やデバイスが操作され秘密情報が盗難されることを防止することができる。
次に、個々の構成要素について説明する。まず、無線機30は、NFC(Near Field Communication)のような通信距離が10cm以内の近距離無線通信を行う無線機である。無線機30は、無線タグ40と近距離無線通信を行い、無線タグ40に書かれた情報を読み取る、また、無線タグ40に情報を書き込む、親機として機能する。無線機30はまた、レジスタ変更などにより、無線タグ40との通信の出力レベルを調整する機能を有する。この出力レベルを上げるほど、無線機30と無線タグ40との距離が長くても良好な通信が可能となる。
無線タグ40は、無線機30と無線通信を行うチップで、情報を書き込み保存できるRF(Radio Frequency)タグである。無線タグ40は、非常に薄く、シール等により任意の場所に張り付けることが可能である。また、無線機3から発せられた電波エネルギーを使用して給電し通信を行うため、電源が不要である。本実施形態では、無線タグ40には、予め決められたデータが書き込まれており、このデータを無線機3で正しく検出できるか否かによって、筐体の開閉の検出が行われる。
制御部50は、SoC(System On a Chip)である。SoCは、電子機器の動作に必要な機能を一つの半導体チップに搭載したデバイスである。例えば、CPU(Central Processing Unit)、ビデオデコーダ/エンコーダ、暗号化エンジンなどや、その他の様々なインターフェース機能を有する。これにより、制御部50は、無線機30による筐体開閉検出の機能と、電子機器が本来有する情報処理などの処理機能とを共有することができる。制御部50はまた、電子機器の有する処理機能と独立に設けられても良い。
制御部50と無線機30とのインターフェースは、特別に規定されるものではなく、USB(Universal Serial Bus)、PCIe(Peripheral Components Interconnect Express)、I2C(Inter−Integrated Circuit)、UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)などを使用することができる。
制御部50は、筐体が開けられて無線機30と無線タグ40との距離が初期値Xよりも長くなることで通信状態が劣化すると、これを検出し、電子機器の電源をオフするなどの制御を行う。例えば、制御部50は、筐体を開けた時の無線機30と無線タグ40との距離が、初期値Xよりも所定量以上長くなると通信状態が不良となるように、無線機30の無線タグ40との通信の出力レベルの調整を行うことができる。
制御部50はまた、後述するように、出力レベルの調整の細かさを変えることによって、前記所定量を長くしたり短くしたりすることができる。すなわち、出力レベルの調整をより細かく行うことによって、初期値Xよりもほんの僅か長くなっただけでも開閉の検出が可能な、高精度、高感度な検出を可能とすることができる。こうすることで、筐体を開けた後に、無線機30と無線タグ40との距離を故意に保とうとする行為がしにくくなる。
さらに、制御部50は、前記出力レベルの調整結果をメモリ60に保存する。
メモリ60は、制御部50が処理した情報を保存する不揮発性メモリである。例えば、フラッシュメモリなどを使用することができる。メモリ60はまた、制御部50が動作するためのプログラムを保存している。メモリ60はまた、電子機器が本来有する情報保存の機能を兼用していてもよい。
調整部70は、その厚さ(図2Aの上下方向の長さ)を変えることで、無線機30と無線タグ40との距離の初期値Xを設定する。調整部70は、第1の筐体11に一体的に形成されていても、筐体と同じもしくは異なる材質で形成されたブロックなどを筐体に固定して設けられてもよい。
調整部70により、例えば、図3のように筐体が開けられて、プリント基板20が筐体から取り出され、無線タグ40と無線機30とが最も近くなるように故意に配置した時の距離Yよりも、図2Aの初期値Xを短く設定することができる。また、調整部70は、筐体内において可能な限り初期値Xを短くするよう調整することができる。この時の無線タグ40は無線機30のおよそ真上の位置に配置されることになる。
また、図4の筐体開閉検出システム3に示すように、無線タグ40は調整部71に埋め込まれていてもよい。これより、無線タグ40の筐体内での位置が目視では確認できなくなり、図3のようにプリント基板20を取り出して無線タグ40に無線機30を故意に近づける行為ができなくなる。その結果、防犯性がさらに高まる。
また、図5の筐体開閉検出システム4に示すように、調整部72をプリント基板20に設け、調整部72上に無線機30を配置してもよい。
また、制御部50は、図6のプリント基板21に示すように、高電圧回路90などに接続してこれを制御している場合、筐体が開であること検出をした際に、高電圧回路90の動作を停止することができる。これにより、電子機器の安全性を高めることもできる。
(動作の説明)
本実施形態の筐体開閉検出システムの動作としては、まず、筐体の開閉を検出する基準となる無線機30の無線タグ40との通信の出力レベルを設定する事前設定の動作と、次に、設定された出力レベルを用いて筐体の開閉を検出する動作とがある。図7は、本実施形態の筐体開閉検出システムの事前設定の動作を示すフローチャートである。図8は、本実施形態の筐体開閉検出システムの開閉検出の動作を示すフローチャートである。図7および図8を用いて、図2Aの筐体開閉検出システム2の動作を説明する。
図7の事前設定の動作に際しては、まず、第1の筐体11と第2の筐体12が閉の状態であること、すなわち、電子機器が正常な状態であることが確認されてから、電子機器の電源がオンされて開始される。電子機器の電源がオンされると、制御部50は、メモリ60に予め書き込まれているプログラムを読み込み、筐体開閉検出システム2を起動する(S01)。制御部50は、起動の過程で無線機30のドライバを読み込み、無線機30がデバイスとして動作するための初期化を行う(S02)。
初期化が完了すると、制御部50は事前設定の動作に移行する。まず、制御部50は、無線機30の出力レベルを既に調整済みか否かを判定する(S03)。すなわち、制御部50は、メモリ60にアクセスし、調整された出力レベルのデータが保存されているか否かを確認する。保存されていれば(YES)、事前設定の動作を終了する。保存されていなければ(NO)、制御部50は、無線機30の通信により、無線タグ40に予め書き込まれている情報の検出を連続してN回行う(S04)。N回とは、無線機30と無線タグ40との通信のノイズ等による影響やばらつきなどを考慮しての回数であり、任意に設定することができる。
N回の検出の内で、1回以上の検出不良の有無を判定する(S05)。ここで検出不良とは、無線タグ40に予め書き込まれている情報は分かっているので、検出した情報がこれと一致しない場合を不良とする。1回以上の検出不良がある場合(YES)、制御部50は無線機30の出力レベルを一定量上げる(S06)。これにより、無線機30と無線タグ40との通信の能力が高くなる。ここで一定量とは任意に固定された量であり、例えば、1dBなどと設定することができる。
制御部50は、無線機30の出力レベルを一定量上げた設定で、再度、無線タグ40に予め書き込まれている情報の検出を連続してN回行い(S04)、1回以上の検出不良の有無を判定する(S05)。この動作を、1回以上の検出不良がなくなるまで繰り返す。
1回以上の検出不良が無い場合(NO)、制御部50は無線機30の出力レベルを一定量下げる(S07)。これにより無線機30と無線タグ40との通信の能力が低くなる。S07での一定量とは、基本的にはS06での一定量と同じ量でよい。制御部50は、S07で無線機30の出力レベルを一定量下げた設定で、無線タグ40に予め書き込まれている情報の検出を連続してN回行い(S08)、1回以上の検出不良の有無を判定する(S09)。
1回以上の検出不良が無い場合(NO)、制御部50は、無線機30の出力レベルをさらに一定量下げた設定をし(S07)、無線タグ40に予め書き込まれている情報の検出を連続してN回行い(S08)、1回以上の検出不良の有無を判定する(S09)。この動作を、1回以上の検出不良が発生するまで繰り返す。
1回以上の検出不良がある場合(YES)、制御部50は、無線機30の出力レベルを一定量上げる(S10)。S10での一定量とは、基本的にはS07での一定量と同じ量でよい。制御部50は、S10で設定された無線機30の出力レベルをメモリ60に保存し(S11)、事前設定の動作を終了する。
以上の図7の動作により、筐体開閉検出システム2の無線機30の出力レベルの事前設定が完了する。すなわち、無線機30には、無線機30と無線タグ40との距離の初期値Xにおいて、最低レベルの出力での通信を行う設定がされたことになる。よって、制御部50は、筐体が開けられて初期値Xよりも無線機30と無線タグ40との距離が所定量以上長くなると、通信不良を検出することになる。
この所定量は、開閉検出システムの検出の精度または感度に相当し、小さいほど高精度、高感度となる。制御部50は、無線機30の出力レベルを一定量上げ下げすることで出力レベルの事前設定を行うが、この一定量を小さくするほど、所定量を小さくすることができる。すなわち、無線機30と通信タグ40との距離が、初期値Xに対してほんのわずか長くなるだけで、開閉検出をすることができるようになる。
次に、図8の筐体開閉の検出の動作は、図7で無線機30の出力レベルが設定された時点で開始となる。無線機30の出力レベルが設定された後、電子機器の電源がオフされ、その後ふたたびオンされて開始されてもよい。
制御部50は、メモリ60に保存されている無線機30の出力レベルの設定値で、無線機30を動作させる(S20)。筐体開閉の検出の動作は、例えば、任意の一定時間経過ごとに行う。また、適宜、指示を行い、指示に基づいて検出動作をするようにすることもできる。図8では、制御部50は、一定時間経過後(S21)、無線機30の通信により、無線タグ40に予め書き込まれている情報の検出を連続してN回行い(S22)、1回以上の検出不良の有無を判定する(S23)。
ここでN回とは、図7の事前設定でのN回と同じである。また、検出不良とは、図7の事前設定と同様に、無線タグ40に予め書き込まれている情報は分かっているので、検出した情報がこれと一致しない場合を不良とする。1回以上の検出不良が無い場合(NO)、さらに一定時間経過後(S21)、同様の動作を繰り返す。
1回以上の検出不良がある場合(YES)、制御部50は、筐体が開けられたと判定し、電子機器の処理機能を制限もしくは停止する(S24)。これは制御部50であるSoCのCPU機能により、電子機器の有する演算機能や記憶機能を制限したり停止したりすることで可能である。もしくは、制御部50は、筐体が開けられたと判定した時点で、電子機器を強制終了してもよい。
例えば、S24での処理として、制御部50は、機器内にDRM用の鍵が保存されている場合には鍵を消去する、制御部50であるSoC内部にあるコーデックや暗号化や復号化などの著作権保護されたデジタルコンテンツデータを扱う機能を停止させる、などの処理を行うことができる。S24の処理により、電子機器の筐体が開けられることによって、電子機器のプリント基板やデバイスが操作され秘密情報が盗難されるなどを防止することができる。
最後に、制御部50は、筐体が開けられたことを通知し(S25)、終了する。通知の方法としては、エラー表示用のLEDを(Light Emitting Diode)点灯や点滅させる、画面表示が可能な機器であれば、エラーを検出したとのメッセージを表示させる、スピーカーを有している機器であればアラームを鳴らすなどの方法が挙げられる。
以上のように、筐体開閉検出システム2は、無線機30の出力レベルの事前設定をしておくことによって、電子機器の動作中に、筐体が開けられたことを検出することができる。また、筐体開閉検出システム2は、電子機器の電源がオフの時に筐体が開けられプリント基板の位置がずらされた場合でも、電源をオンにした際に、筐体が開けられたことを検出することができる。
本実施形態の筐体開閉検出装置は、電子機器の筐体10内に、電子機器の処理機能を有するプリント基板20上に設けられた無線機30と、無線機30と無線通信する無線タグ40と、無線機30と無線タグ40との距離の初期値を設定する調整部70と、無線機30を制御する制御部50と、を有する。さらに、制御部50は、筐体10を開けることによって前記初期値が所定量以上長くなると前記無線通信の通信状態が不良となり、かつ、前記所定量がより小さくなるよう、無線機30を制御する。
また、制御部50は、前記初期値において、前記通信状態が良好となる無線機30の出力レベルをより小さく設定することによって前記所定量をより小さくする。また、制御部50は、前記不良を検出すると前記処理機能を制限もしくは停止する。
また、調整部70は、調整部70の厚さの設定により、筐体10を開けたときの前記距離よりも短くなるように前記初期値を設定する。調整部70は筐体10に設けられ、無線タグ40は調整部70の表面もしくは内部に設けられている。また、調整部70はプリント基板20に設けられ、無線機30は調整部70に設けられている。
本実施形態の筐体開閉検出方法は、電子機器の処理機能を有するプリント基板20上に設けられた無線機30と、前記電子機器の筐体10内で無線機30と無線通信を行う無線タグ40と、の距離の初期値を、筐体10を開けたときよりも短くなるように設定する。さらに、筐体10を開けることによって前記初期値が所定量以上長くなると前記無線通信の通信状態が不良となるよう、前記所定量がより小さくなるようにして、設定する。さらに、前記不良を検出し、前記不良の検出に基づいて前記処理機能を制限もしくは停止する。さらに、前記初期値において、前記通信状態が良好となる無線機30の出力レベルをより小さく設定することによって前記所定量をより小さくする。
本実施形態の筐体開閉検出プログラムは、電子機器の処理機能を有するプリント基板20上に設けられた無線機30と、前記電子機器の筐体10内で無線機30と無線通信を行う無線タグ40と、の距離の初期値を、前記筐体を開けたときよりも短くなるように設定した無線機30に、筐体10を開けることによって前記初期値が所定量以上長くなると前記無線通信の通信状態が不良となるよう、前記所定量がより小さくなるようにして、設定する処理を実行させる。さらに、前記不良を検出する処理を実行させ、前記不良の検出に基づいて前記処理機能を制限もしくは停止する処理を実行させる。さらに、前記初期値において、前記通信状態が良好となる無線機30の出力レベルをより小さく設定することによって前記所定量をより小さくする処理を実行させる。
以上のように、本実施形態によれば、電子機器の筐体内に設けられた無線機と無線タグとの距離のわずかな変化によっても筐体の開閉を検出する、筐体開閉検出システムを提供することができる。
本発明は上記実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものである。
また、上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
付記
(付記1)
電子機器の筐体内に、
前記電子機器の処理機能を有する基板上に設けられた無線機と、
前記無線機と無線通信する無線タグと、
前記無線機と前記無線タグとの距離の初期値を設定する調整部と、
前記無線機を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、前記筐体を開けることによって前記初期値が所定量以上長くなると前記無線通信の通信状態が不良となり、かつ、前記所定量がより小さくなるよう、前記無線機を制御する、筐体開閉検出システム。
(付記2)
前記制御部は、前記初期値において、前記通信状態が良好となる前記無線機の出力レベルをより小さく設定することによって前記所定量をより小さくする、付記1記載の筐体開閉検出システム。
(付記3)
前記制御部は、前記不良を検出すると前記処理機能を制限もしくは停止する、付記1または2記載の筐体開閉検出システム。
(付記4)
前記調整部は、前記調整部の厚さの設定により、前記筐体を開けたときの前記距離よりも短くなるように前記初期値を設定する、付記1から3の内の1項記載の筐体開閉検出システム。
(付記5)
前記調整部は前記筐体に設けられ、前記無線タグは前記調整部の表面もしくは内部に設けられている、付記1から4の内の1項記載の筐体開閉検出システム。
(付記6)
前記調整部は前記基板に設けられ、前記無線機は前記調整部に設けられている、付記1から5の内の1項記載の筐体開閉検出システム。
(付記7)
電子機器の筐体内に、
前記電子機器の処理機能を有する基板上に設けられた無線機と、
前記無線機と無線通信する無線タグと、
前記無線機と前記無線タグとの距離の初期値を設定する調整部と、
前記無線機を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、前記筐体を開けることによって前記初期値が所定量以上長くなると前記無線通信の通信状態が不良となり、かつ、前記所定量がより小さくなるよう、前記無線機を制御する、筐体開閉検出装置。
(付記8)
前記制御部は、前記初期値において、前記通信状態が良好となる前記無線機の出力レベルをより小さく設定することによって前記所定量をより小さくする、付記7記載の筐体開閉検出装置。
(付記9)
前記制御部は、前記不良を検出すると前記処理機能を制限もしくは停止する、付記7または8記載の筐体開閉検出装置。
(付記10)
前記調整部は、前記調整部の厚さの設定により、前記筐体を開けたときの前記距離よりも短くなるように前記初期値を設定する、付記7から9の内の1項記載の筐体開閉検出装置。
(付記11)
前記調整部は前記筐体に設けられ、前記無線タグは前記調整部の表面もしくは内部に設けられている、付記7から10の内の1項記載の筐体開閉検出装置。
(付記12)
前記調整部は前記基板に設けられ、前記無線機は前記調整部に設けられている、付記7から11の内の1項記載の筐体開閉検出装置。
(付記13)
電子機器の処理機能を有する基板上に設けられた無線機と、前記電子機器の筐体内で前記無線機と無線通信を行う無線タグと、の距離の初期値を、前記筐体を開けたときよりも短くなるように設定し、
前記筐体を開けることによって前記初期値が所定量以上長くなると前記無線通信の通信状態が不良となるよう、前記所定量がより小さくなるようにして、設定し、
前記不良を検出し、
前記不良の検出に基づいて前記処理機能を制限もしくは停止する、筐体開閉検出方法。
(付記14)
前記初期値において、前記通信状態が良好となる前記無線機の出力レベルをより小さく設定することによって前記所定量をより小さくする、付記13記載の筐体開閉検出方法。
(付記15)
電子機器の処理機能を有する基板上に設けられた無線機と、前記電子機器の筐体内で前記無線機と無線通信を行う無線タグと、の距離の初期値を、前記筐体を開けたときよりも短くなるように設定した無線機に、前記筐体を開けることによって前記初期値が所定量以上長くなると前記無線通信の通信状態が不良となるよう、前記所定量がより小さくなるようにして、設定する処理と、
前記不良を検出する処理と、
前記不良の検出に基づいて前記処理機能を制限もしくは停止する処理と、を実行させる筐体開閉検出プログラム。
(付記16)
前記初期値において、前記通信状態が良好となる前記無線機の出力レベルをより小さく設定することによって前記所定量をより小さくする処理を実行させる、付記15記載の筐体開閉検出プログラム。
1、2、3、4 筐体開閉検出システム
10 筐体
11 第1の筐体
12 第2の筐体
20、21 プリント基板
30 無線機
40 無線タグ
50 制御部
60 メモリ
70、71、72 調整部
80 固定部
90 高電圧回路

Claims (10)

  1. 電子機器の筐体内に、
    前記電子機器の処理機能を有する基板上に設けられた無線機と、
    前記無線機と無線通信する無線タグと、
    前記無線機と前記無線タグとの距離の初期値を設定する調整部と、
    前記無線機を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記筐体を開けることによって前記初期値が所定量以上長くなると前記無線通信の通信状態が不良となり、かつ、前記所定量がより小さくなるよう、前記無線機を制御する、筐体開閉検出システム。
  2. 前記制御部は、前記初期値において、前記通信状態が良好となる前記無線機の出力レベルをより小さく設定することによって前記所定量をより小さくする、請求項1記載の筐体開閉検出システム。
  3. 前記制御部は、前記不良を検出すると前記処理機能を制限もしくは停止する、請求項1または2記載の筐体開閉検出システム。
  4. 前記調整部は、前記調整部の厚さの設定により、前記筐体を開けたときの前記距離よりも短くなるように前記初期値を設定する、請求項1から3の内の1項記載の筐体開閉検出システム。
  5. 前記調整部は前記筐体に設けられ、前記無線タグは前記調整部の表面もしくは内部に設けられている、請求項1から4の内の1項記載の筐体開閉検出システム。
  6. 前記調整部は前記基板に設けられ、前記無線機は前記調整部に設けられている、請求項1から5の内の1項記載の筐体開閉検出システム。
  7. 電子機器の筐体内に、
    前記電子機器の処理機能を有する基板上に設けられた無線機と、
    前記無線機と無線通信する無線タグと、
    前記無線機と前記無線タグとの距離の初期値を設定する調整部と、
    前記無線機を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記筐体を開けることによって前記初期値が所定量以上長くなると前記無線通信の通信状態が不良となり、かつ、前記所定量がより小さくなるよう、前記無線機を制御する、筐体開閉検出装置。
  8. 電子機器の処理機能を有する基板上に設けられた無線機と、前記電子機器の筐体内で前記無線機と無線通信を行う無線タグと、の距離の初期値を、前記筐体を開けたときよりも短くなるように設定し、
    前記筐体を開けることによって前記初期値が所定量以上長くなると前記無線通信の通信状態が不良となるよう、前記所定量がより小さくなるようにして、設定し、
    前記不良を検出し、
    前記不良の検出に基づいて前記処理機能を制限もしくは停止する、筐体開閉検出方法。
  9. 前記初期値において、前記通信状態が良好となる前記無線機の出力レベルをより小さく設定することによって前記所定量をより小さくする、請求項8記載の筐体開閉検出方法。
  10. 電子機器の処理機能を有する基板上に設けられた無線機と、前記電子機器の筐体内で前記無線機と無線通信を行う無線タグと、の距離の初期値を、前記筐体を開けたときよりも短くなるように設定した無線機に、前記筐体を開けることによって前記初期値が所定量以上長くなると前記無線通信の通信状態が不良となるよう、前記所定量がより小さくなるようにして、設定する処理と、
    前記不良を検出する処理と、
    前記不良の検出に基づいて前記処理機能を制限もしくは停止する処理と、を実行させる筐体開閉検出プログラム。
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