JP2016043911A - 取付装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウェザーストリップの取付に係る作業時間を低減することが可能な取付装置を提供する。
【解決手段】アッパーベース20及び前記ウェザーストリップ30を保持する保持部と、ローラー50Aが取り付けられた第1スライド部61と、ローラー50Bが取り付けられた第2スライド部62と、作業者が操作する操作レバー65と、第1スライド部61を爪部32の配列方向の一方にスライド移動させるとともに第2スライド部62を他方にスライド移動させる動力伝達部70と、を備え、ローラー50Aは、取付孔21Aに挿通された爪部32をその配列方向の一方に押圧して折り曲げることでカシメ固定する構成とされ、ローラー50Bは、取付孔21Aに挿通された爪部32をその配列方向の他方に押圧して折り曲げることでカシメ固定する構成とされることに特徴を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、取付装置に関する。
従来、車両におけるウェザーストリップの取付構造として、下記特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1には、ウェザーストリップに設けられた爪部(取付用ツメ)を車両用内装材(ドアトリムパネル)の貫通孔に挿通した後、爪部を折り曲げることで、カシメ固定する取付構造が記載されている。
特開平11−301265号公報
一般的にウェザーストリップは、複数の爪部を備えている。従来、作業者はペンチなどの工具を用いて、各爪部を一つずつ折り曲げていた。このため、ウェザーストリップの取付に係る作業時間が長くなるという問題点があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ウェザーストリップの取付に係る作業時間を低減することが可能な取付装置を提供することを目的とする。
本発明は、線状に配列された複数の爪部を有するウェザーストリップを車両用内装材に対して取り付けるための取付装置であって、前記車両用内装材及び前記ウェザーストリップを保持する保持部と、前記車両用内装材に形成された複数の取付孔の各々に挿通された前記複数の爪部の各々をそれぞれ押圧する複数の押圧部と、前記複数の押圧部のうち一部の押圧部が取り付けられ、前記複数の爪部の配列方向に沿ってスライド移動可能な第1スライド部と、前記複数の押圧部のうち他部の押圧部が取り付けられ、前記配列方向に沿ってスライド移動可能な第2スライド部と、作業者が操作可能な操作部と、前記操作部に入力された操作力を前記第1スライド部及び前記第2スライド部にそれぞれ伝達することで、前記第1スライド部を前記配列方向の一方にスライド移動させるとともに前記第2スライド部を前記配列方向の他方にスライド移動させる動力伝達部と、を備え、前記一部の押圧部は、前記取付孔に挿通された前記爪部を前記配列方向の一方に押圧して折り曲げることで前記車両用内装材に対してカシメ固定する構成とされ、前記他部の押圧部は、前記取付孔に挿通された前記爪部を前記配列方向の他方に押圧して折り曲げることで前記車両用内装材に対してカシメ固定する構成とされることに特徴を有する。
本発明によれば、作業者が操作部を操作することで、第1スライド部及び第2スライド部がそれぞれスライド移動する。これにより、両スライド部に取り付けられた各押圧部によって、複数の爪部を同時に折り曲げることができる。このため、ウェザーストリップの取付に係る作業時間を低減することができる。
また、第1スライド部及び第2スライド部は、スライド方向が互いに反対となっている。このため、複数の爪部のうち、一部の押圧部に押圧された爪部と他部の押圧部に押圧された爪部とは、折り曲げ方向が反対となる。これにより、複数の爪部をその配列方向において確実に位置決めすることができ、車両用内装材に対して、ウェザーストリップをより確実に固定することができる。
また、前記押圧部は、前記爪部の折り曲げ方向と直交する軸を回動軸として回動可能なローラーとされるものとすることができる。
押圧部をローラーとすることで、爪部を折り曲げる際に、押圧部と爪部との間で生じる摩擦を低減することができ、より確実に折り曲げ作業を行うことができる。
また、前記動力伝達部は、前記操作部に入力された操作力を機械的に増幅して前記第1スライド部及び前記第2スライド部にそれぞれ伝達する増幅装置を備えるものとすることができる。このようにすれば、作業者は、より小さい力で操作部を操作することができ、作業性が良好となる。
また、作業者に操作された前記操作部を初期状態に復帰させる復帰部を備えるものとすることができる。操作部を初期状態に復帰させることで、ウェザーストリップの取付作業を連続して容易に行うことができる。また、操作部の誤操作も抑制することができる。
また、前記操作部は、操作レバーとされ、前記操作レバーの上端部が下方に向かうように前記操作レバーが回動操作されることで、前記第1スライド部及び前記第2スライド部がそれぞれスライド移動する構成であるものとすることができる。このような構成とすれば、作業者は、操作レバーに対して上方から力を作用させることができ、操作レバーを回動させ易い。
また、前記車両用内装材は、車両用ドアトリムを構成するものとされ、前記複数の取付孔が形成された内装材本体部と、前記内装材本体部に設けられ、前記車両用ドアトリムを構成する他の内装材に取り付けられる被取付部と、を備え、前記保持部は、前記被取付部が嵌合可能な凹部を有する台座部を備えるものとすることができる。
被取付部を凹部に嵌合させることで、車両用内装材を保持することができる。また、車両用内装材の形状が変更された場合には、台座部を交換することで、容易に対応することができる。
本発明によれば、ウェザーストリップの取付に係る作業時間を低減することが可能な取付装置を提供する。
本発明の一実施形態に係る車両用ドアトリムを示す断面図 図1のアッパーベース及びウェザーストリップを示す分解図 本発明の一実施形態に係る取付装置を示す正面図(初期状態を示す図) 操作レバーを操作した状態の取付装置を示す正面図 図3の取付装置を示す平面図 操作レバーを操作した状態の取付装置を示す平面図 図3の取付装置を示す断面図(図3のVII−VII線で切断した図に対応) 操作レバー及び動力伝達部の構成を示す正面図 図8において操作レバーを操作した状態を示す正面図 ローラー及び爪部を示す図 図10において操作レバーを操作した状態を示す図 操作レバー及び動力伝達部の構成を示す平面図 図12において操作レバーを操作した状態を示す平面図
本発明の一実施形態を図1ないし図13によって説明する。図1は、本実施形態の車両用ドアトリム10の上部を示す断面図である。車両用ドアトリム10は、図1に示すように、ロアボード11と、アッパーボード12と、アッパーベース20と、ウェザーストリップ30と、を備えている。
ロアボード11、アッパーボード12、アッパーベース20は、例えば、それぞれ合成樹脂材料によって構成されている。アッパーボード12は、車両前後方向に延びる形状をなし、ロアボード11に取り付けられている。
アッパーベース20(車両用内装材)は、車両用ドアトリム10の上端部を構成するもので、図2に示すように、車両前後方向に長い長手状をなしている。アッパーベース20は、長手状をなすベース本体部21(内装材本体部)と、ベース本体部21から車室内側に突出する被取付部22と、を備えている。
被取付部22は、車両前後方向に沿って複数個配列され、ベース本体部21と一体的に形成されている。被取付部22は、下方に開口された略箱状をなしており、被取付部22を構成する車室前側の壁部23には、車室内外方向に貫通する貫通孔23Aが形成されている。
アッパーボード12の裏面において、貫通孔23Aに対応する箇所には、取付ボス12Aが形成されている。貫通孔23Aには、ビス12Bが車室外側から挿通されており、ビス12Bは、取付ボス12Aに締結されている。これにより、アッパーボード12(車両用ドアトリムを構成する他の内装材)の上端部に対してアッパーベース20が取り付けられている。
ウェザーストリップ30は、金属製の芯材31と、弾性を有する合成樹脂材料(例えば、合成ゴムや熱可塑性エラストマー)から構成される軟質材35と、を備えている。芯材31及び軟質材35は、車両前後方向に長い長手状をなしており、芯材31は軟質材35によって覆われている。
軟質材35は、車両前後方向に延びる板状の軟質材本体部36と、軟質材本体部36から車室外側に突き出す形状をなすリップ部36A,36Aと、を備えている。リップ部36Aは、車両前後方向に延びる形状をなし、ウインドウガラス(図示せず)と車両用ドアトリム10との間をシールする機能を担っている。
芯材31は、車両前後方向に延びる長手状をなし、複数の爪部32を有している。爪部32(カシメ片)は、芯材31にU字状の切り欠きを形成した後、切り欠きに囲まれた部分を、図10に示すように、車室内側に折り曲げることで構成されている。複数の爪部32は、車両前後方向(芯材31の長手方向)に沿って直線状に配列されている。
爪部32は、ベース本体部21に形成された取付孔21Aに車室外側から挿通されており、取付孔21Aに挿通された爪部32は、図11に示すように、折り曲げられることで、取付孔21Aの孔縁部に係止されている。このように、爪部32をベース本体部21にカシメ固定することで、アッパーベース20に対してウェザーストリップ30が取り付けられる構成となっている。なお、取付孔21Aは、ベース本体部21において、隣り合う2つの被取付部22,22の間に形成されている。
次に、アッパーベース20にウェザーストリップ30を取り付けるための取付装置40について説明する。図3に示す取付装置40を用いることで、複数の爪部32を同時に折り曲げることができる。
取付装置40は、平面視長方形状のベース板40Aと、アッパーベース20及びウェザーストリップ30を保持する保持部41と、複数の爪部32を押圧するための複数のローラー50A,50B(押圧部)と、各ローラー50Aが取り付けられる第1スライド部61と、各ローラー50Bが取り付けられる第2スライド部62と、作業者が操作可能な操作レバー65(操作部)と、操作レバー65に入力された操作力を第1スライド部61及び第2スライド部62に伝達する動力伝達部70と、を備えている。
保持部41は、図3に示すように、複数の台座部42を備えている。複数の台座部42は、取付装置40のベース板40A上に配列されており、各台座部42が各被取付部22に対向する箇所に配されている。台座部42は、ベース板40A上に立設されており、被取付部22は、台座部42の上面に載置される構成となっている。また、台座部42は、ベース板40Aに対してボルト42B(図7参照)によって着脱可能に取り付けられている。
台座部42の上面には、凹部42Aが形成されている。凹部42Aは、図7に示すように、被取付部22の突出端部(壁部23)を上方から嵌合させることが可能な形状をなしている。凹部42Aは、図5に示すように、平面視において、取付装置40の正面側(図5の下側)に開口する形状をなしている。また、凹部42Aの底面は、図7に示すように、断面視において略V字状をなしている。被取付部22は、凹部42Aに嵌合されることで、水平方向において位置決めされる構成となっている。
また、保持部41は、図7に示すように、ウェザーストリップ30のリップ部36A,36Aを上方から押える蓋部材43と、蓋部材43に設けられた複数の押圧部材43Aと、を備えている。蓋部材43は、ベース板40Aから上方に立ち上がる立壁部45に対してヒンジ45Aを介して回動可能に取り付けられている。
蓋部材43は、リップ部36A,36Aを覆う形で立壁部45から延びており、蓋部材43の先端部は、ベース板40Aから立ち上がる支持壁部46に下方から支持される構成となっている。また、蓋部材43の先端部は、支持壁部46に取り付けられたクランプ部材47の押圧部47Aによって上方から押さえ付けられる構成となっている。
クランプ部材47のレバー47Bを回動操作することで、押圧部47Aによる蓋部材43の押圧及び押圧の解除を行うことができる。なお、クランプ部材47としては、例えば、トグルクランプを用いることができるが、これに限定されない。
以上の構成により、図7に示すように、アッパーベース20の被取付部22の各々を台座部42の各々に載置し、ウェザーストリップ30の軟質材本体部36をベース本体部21に上方から重ねた後、蓋部材43の裏面に形成されたブロック状の押圧部材43Aの各々によってリップ部36A,36Aを上方から押え付けることができる。これにより、アッパーベース20及びウェザーストリップ30を保持することができる。
なお、本実施形態では、図3に示すように、蓋部材43は長手状をなし、ベース板40Aの長手方向に沿って2つ配列されている。また、クランプ部材47は、1つの蓋部材43に対して一対設けられ、蓋部材43の長手方向における各端部をそれぞれ押え付ける構成となっている。
また、一対のクランプ部材47,47においては、レバー47B,47B同士が長手状の連結部材48によって連結されている。連結部材48には、レバー48Aが設けられている。これにより、作業者は、レバー48Aを操作することで一対のクランプ部材47,47を同時に操作することができる。
次に、動力伝達部70の構成について説明する。動力伝達部70は、作業者によって操作レバー65に入力された操作力を、第1スライド部61及び第2スライド部62に伝達し、ローラー50A,50Bをスライド移動させる機能を担っている。
動力伝達部70は、シリンダ部材66と、リンク部材67と、ロッド部材69と、ラック71,72,73と、平歯車74,75と、を主体に構成されている。
操作レバー65は、図8に示すように、シリンダ部材66及びリンク部材67に取り付けられる一端部65Aと、中間部65Bと、操作レバー65における把持部を構成する他端部65Dと、を備えている。
一端部65Aは、図8の初期状態において、図8の左右方向(第1スライド部61及び第2スライド部62のスライド方向)に長い形状をなしている。中間部65Bは、一端部65Aの長手方向におけるリンク部材67側(図8の左側)の端部から上方に向かって延びている。他端部65D(シリンダ部材66に対して遠い側の端部)は、中間部65Bの上端から上方に延びており、鉛直方向に対して傾斜するものとされる。
一端部65Aの長手方向において、リンク部材67と反対側(図8の右側)の端部は、シリンダ部材66に対してヒンジピン65Eを介して回動可能に取り付けられている。これにより、操作レバー65は、ヒンジピン65Eを回動軸として、回動可能となっている。
また、一端部65Aの長手方向において、リンク部材67側(図8の左側)の端部は、リンク部材67の一端部に対して回動可能に取り付けられている。シリンダ部材66は、ブラケット68を介して、ベース板40Aに取り付けられている。ロッド部材69は、シリンダ部材66に対して、図8の左右方向にスライド移動可能に取り付けられている。
リンク部材67の他端部は、ロッド部材69の一端部に対して回動可能に取り付けられている。つまり、操作レバー65の一端部65Aは、リンク部材67を介して、ロッド部材69の一端部に取り付けられている。
上記の構成により、ヒンジピン65Eを中心として、操作レバー65を初期状態(図8の状態)から時計回り(図8の矢線A1で示す方向)に回動させることで、ロッド部材69が、操作レバー65に接近する方向にスライドする構成となっている(図9参照)。なお、操作レバー65の一端部65A及びリンク部材67は、シリンダ部材66の内部に収容されている。
また、操作レバー65における中間部65Bには、ブラケット77Aが取り付けられており、ブラケット77Aには、弾性部材であるバネ77(復帰部)の一端部が取り付けられている。バネ77の他端部は、ベース板40Aに設けられたブラケット79に取り付けられている。
つまり、操作レバー65とブラケット79とは、図8及び図12に示すように、バネ77によって連結されている。操作レバー65を初期状態から時計回りに回動する際には、バネ77が自然状態よりも伸びるものとされる。このため、操作レバー65を回動した後、作業者が操作レバー65から手を放すと、バネ77が弾性復帰し、操作レバー65が初期状態に復帰する構成となっている。
図5に示すように、ラック71,72,73は、それぞれベース板40Aの長手方向に沿って延びる長手状をなしている。ラック71,72,73は、それぞれブラケット78,79を介してベース板40Aに取り付けられており、ベース板40Aの長手方向(複数の爪部の配列方向)にスライド移動可能とされる。なお、本実施形態では、ラック71,72,73にハッチングを付してある。
ピニオンギヤである平歯車74,75は、ベース板40Aに対して、上下方向に沿った回動軸P1を中心として回動可能に取り付けられている。平歯車74は、平歯車75に比して径が小さいものとされ、平歯車75の上方に配置されている。また、平歯車74は、例えば、平歯車75に比して歯数が大きいものとされる。平歯車74,75は、回動軸P1が一致するものとされ、一方が回動することで他方も回動する構成となっている。
ロッド部材69の他端部は、フローティングジョイント69Bを介してラック71に取り付けられている。これにより、ロッド部材69のスライドに連動してラック71がスライド移動する構成となっている。
ラック71における平歯車75側の面には、ラック歯(図示せず)が形成されており、平歯車75と噛み合う構成となっている。また、図12に示すように、ラック72は、平面視(上方から視た状態)において、ラック71と平歯車74の間に配されている。ラック72における平歯車74側の面には、ラック歯(図示せず)が形成されており、平歯車74と噛み合う構成となっている。
また、ラック73は、平面視において、第1スライド部61と平歯車74との間に配されている。ラック73における平歯車74側の面には、ラック歯(図示せず)が形成されており、平歯車74と噛み合う構成となっている。
第1スライド部61は、ベース板40Aに設けられたスライドレール61Aに対してスライド可能に取り付けられており、第2スライド部62は、ベース板40Aに設けられたスライドレール62Aに対してスライド可能に取り付けられている。これにより、第1スライド部61及び第2スライド部62は、ベース板40Aの長手方向に沿って、それぞれスライド可能とされる。
また、ラック72は、フローティングジョイント72B、連結部材72Aを介して、第2スライド部62と連結されている。また、ラック73は、フローティングジョイント73B、連結部材73Aを介して、第1スライド部61と連結されている。
以上の構成により、図12及び図13に示すように、操作レバー65の回動操作に伴って、ロッド部材69が操作レバー65に接近する方向にスライドすると、ラック71によって、平歯車74,75が図12の時計回りに回動される。
その結果、ラック73及び第1スライド部61が、図12の左側(複数の爪部の配列方向の一方)にスライド移動し、ラック72及び第2スライド部62が、図12の右側(複数の爪部の配列方向の他方)にスライド移動する。
また、平歯車74は、平歯車75に比して径が小さいものであるため、操作レバー65に入力された操作力は、機械的に増幅されて第1スライド部61及び第2スライド部62にそれぞれ伝達される。つまり、ラック71,72,73、平歯車74,75は、操作レバー65に入力された操作力を増幅する増幅装置を構成するものとされる。
第1スライド部61は、例えば、長手状の板材とされる。第1スライド部61において、台座部42側の周端部には、ブラケット52を介してローラー50A(複数の押圧部のうち一部の押圧部)が4つ取り付けられている。
各ローラー50Aは、図3に示すように、隣り合う2つの被取付部22の間にそれぞれ配されており、操作レバー65が初期状態にある場合には、芯材31から下方に突き出す爪部32に対して、図3の右側(ウェザーストリップ30の長手方向における中央側)に配されている。
第2スライド部62は、例えば、長手状の板材とされる。第2スライド部62において、台座部42側の周端部には、ブラケット52を介してローラー50B(複数の押圧部のうち他部の押圧部)が5つ取り付けられている。
各ローラー50Bは、図3に示すように、隣り合う2つの被取付部22の間にそれぞれ配されており、操作レバー65が初期状態にある場合には、芯材31から下方に突き出す爪部32に対して図3の左側(ウェザーストリップ30の長手方向における中央側)に配されている。
ローラー50A,50Bは、ウェザーストリップ30の長手方向(爪部の折り曲げ方向)と直交する軸P2(図12参照)を回動軸として回動可能な構成とされる。また、図5に示すように、第1スライド部61及び第2スライド部62において、台座部42に対応する箇所には、切欠部63が形成されている。これにより、第1スライド部61(又は第2スライド部62)と台座部42とが互いに干渉しない構成となっている。
次に、アッパーベース20に対してウェザーストリップ30を取り付ける取付方法について説明する。まず、作業者は、図3に示すように、アッパーベース20の被取付部22の各々を台座部42の各々に載置する。
次に、ウェザーストリップ30をアッパーベース20の上に載置する。具体的には、図10に示すように、ウェザーストリップ30の軟質材本体部36をアッパーベース20のベース本体部21に重ね、ウェザーストリップ30の爪部32をアッパーベース20の取付孔21Aに上方から挿通する。
その後、図7に示すように、蓋部材43を閉じ、各クランプ部材47によって、蓋部材43を上方から押さえ付ける。これにより、各押圧部材43Aによって、リップ部36Aが上方から押さえ付けられ、ウェザーストリップ30及びアッパーベース20が保持される。
次に、作業者が操作レバー65の他端部65D(上端部)を把持し、他端部65Dが下方に向かうように操作レバー65を回動操作すると、図6に示すように、第1スライド部61及び第2スライド部62が互いに反対方向にスライド移動する。これにより、図4に示すように、各ローラー50Aによって、各爪部32が図4の左側に押圧され、各ローラー50Bによって、各爪部32が図4の右側に押圧される。
これにより、ローラー50A(第1押圧部)によって押圧された爪部32と、ローラー50B(第2押圧部)によって押圧された爪部32とが互いに反対側に折り曲げられ、アッパーベース20に対してカシメ固定される。
なお、ローラー50A(又はローラー50B)によって、爪部32が折り曲げられる過程では、図10及び図11に示すように、ローラー50Aの外周面が爪部32の表面に接触しつつ、ローラー50Aが移動する。この時、ローラー50Aは、図10の時計回り(矢線A2で示す)に回動するため、ローラー50Aと爪部32との間に生じる摩擦を低減することができる。なお、図11においては、折り曲げる前の爪部32を2点鎖線で示している。
そして、各ローラー50A,50Bによる各爪部32の折り曲げが完了し、作業者が操作レバー65から手を放すと、バネ77が弾性復帰する。これにより、操作レバー65が初期状態に復帰する。
なお、図5に示すように、ベース板40Aにおいて、ラック71の先端に対応する箇所には、作業者がラック71のスライド移動を確認するための目印40B,40Dが設けられている。目印40Bは、操作レバー65が初期状態にある場合のラック71の先端位置を示すものとされる。一方、目印40Dは、作業者が操作レバー65を操作した際のラック71の先端位置を示すものとされる(図6参照)。作業者は、ラック71の先端が目印40Dに対応する箇所に到達するまで操作レバー65を回動させることで、複数の爪部32を確実に折り曲げることができる。
次に、本実施形態の効果について説明する。本実施形態によれば、作業者が操作レバー65を操作することで、第1スライド部61及び第2スライド部62がそれぞれスライド移動する。これにより、両スライド部61,62に取り付けられた各ローラー50A,50Bによって、複数の爪部32を同時に折り曲げることができる。このため、ウェザーストリップの取付に係る作業時間を低減することができる。
また、第1スライド部61及び第2スライド部62は、スライド方向が互いに反対となっている。このため、複数の爪部32のうち、ローラー50Aに押圧された爪部32とローラー50Bに押圧された爪部32とは、折り曲げ方向が反対となる。これにより、複数の爪部32をその配列方向において確実に位置決めすることができ、アッパーベース20に対して、ウェザーストリップ30をより確実に固定することができる。
また、爪部32の折り曲げ方向と直交する軸を回動軸として回動可能なローラー50A,50Bを備えている。
ローラー50A,50Bによって爪部32を押圧することで、爪部32を折り曲げる際に、ローラー50A,50Bと爪部32との間で生じる摩擦を低減することができる。これにより、ローラー50A,50Bのスライド移動が妨げられることがなく、より確実に爪部32の折り曲げ作業を行うことができる。
また、動力伝達部70は、操作レバー65に入力された操作力を機械的に増幅して第1スライド部61及び第2スライド部62にそれぞれ伝達するラック71,72,73及び平歯車74,75を備えている。このようにすれば、作業者は、より小さい力で操作レバー65を操作することができ、作業性が良好となる。
また、操作された操作レバー65を初期状態(回動操作される前の状態)に復帰させるバネ77を備えている。操作レバー65を初期状態に復帰させることで、ウェザーストリップ30の取付作業が完了した後、次のウェザーストリップ30の取付作業を連続して容易に行うことができる。
また、操作レバー65の誤操作も抑制することができる。具体的には、バネ77によって操作レバー65が初期状態に復帰すると、これに連動して、ローラー50A,50Bも初期状態に復帰する。つまり、一つのウェザーストリップ30の取付作業が完了した後、ローラー50A,50Bは、自動的に初期状態に復帰する。このため、作業者の操作に伴うローラー50A(又はローラー50B)の移動方向を一方向に規制することができ、ローラー50A,50Bによる爪部32の折り曲げ方向が逆になることがない。例えば、ローラー50Aが図11の状態で留まった状態で次の取付作業が行われることを防止でき、ローラー50Aが図11の状態から右側に移動する際に、爪部32が折り曲げられることがない。
また、操作レバー65の他端部65D(上端部)が下方に向かうように操作レバー65が回動操作されることで、第1スライド部61及び第2スライド部62がそれぞれスライド移動する構成となっている。このような構成とすれば、作業者は、操作レバー65に対して上方から力を作用させることができ、操作レバー65を回動させ易い。
また、アッパーベース20は、車両用ドアトリム10を構成するものとされ、複数の取付孔21Aが形成されたベース本体部21と、アッパーベース20に設けられ、アッパーボード12に取り付けられる被取付部22と、を備え、取付装置40は、被取付部22が嵌合される凹部42Aを有する台座部42を備えている。
被取付部22を凹部42Aに嵌合させることで、アッパーベース20を保持することができる。また、アッパーベース20の形状が変更された場合には、台座部42を交換することで、容易に対応することができる。
台座部42は、ベース板40Aに対して着脱可能に設けられている。このため、例えば、各台座部42を平面視において180度回転させてベース板40Aに取り付けることで、本実施形態のアッパーベース20と対称形状のアッパーベースに対して、取付装置40を用いることができる。つまり、車両において、車両用ドアトリム10と対向配置される車両用ドアトリムのアッパーベースに対して、取付装置40を用いることができる。
また、従来、手作業でウェザーストリップ30の取り付けを行う際には、ウェザーストリップ30の各爪部32を各取付孔21Aに挿通し、爪部32を少しだけ折り曲げることで、ウェザーストリップ30をアッパーベース20に対して仮止めする必要があった。本実施形態では、各台座部42と各押圧部材43Aによって、アッパーベース20及びウェザーストリップ30を保持することができるため、仮止め作業を行う必要がなく、好適である。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、アッパーボード12にアッパーベース20を組み付ける構成としたが、これに限定されない。例えば、アッパーボード12とアッパーベース20とが一体的に形成されていてもよい。
(2)上記実施形態では、押圧部として、ローラー50A,50Bを例示したが、これに限定されない。押圧部は、爪部32を押圧して折り曲げることが可能なものであればよく、例えば、押圧部をブロック状の部材としてもよい。
(3)凹部42A及び台座部42の形状は、被取付部22の形状に対応して適宜変更可能である。例えば、凹部42Aの底面が平面であってもよい。
(4)上記実施形態では、操作部として操作レバー65を例示したが、これに限定されない。操作部として、例えば、押圧式のボタンスイッチや、鉛直方向に沿った軸を回動軸とする操作ハンドルなどを用いてもよい。
(5)上記実施形態では、平歯車74の径が平歯車75の径よりも小さく設定されている構成を例示したが、これに限定されない。平歯車74,75は、例えば、同じ径で設定されていてもよい。
(6)爪部32の形成個数は、上記実施形態で例示したものに限定されず適宜変更可能である。また、ローラー50A,50Bの個数は、爪部32の数に応じて適宜変更可能である。
(7)動力伝達部70の構成は、上記実施形態で例示したものに限定されず適宜変更可能である。
(8)上記構成において、複数の爪部32が曲線状に配列されていてもよい。
12…アッパーボード(車両用ドアトリムを構成する他の内装材)、20…アッパーベース(車両用内装材)、21…ベース本体部(内装材本体部)、21A…取付孔、22…被取付部、30…ウェザーストリップ、32…爪部、40…取付装置、42…台座部(保持部)、42A…凹部、43…蓋部材(保持部)、43A…押圧部材、50A…ローラー(複数の押圧部のうち一部の押圧部)、50B…ローラー(複数の押圧部のうち他部の押圧部)、61…第1スライド部、62…第2スライド部、65…操作レバー(操作部)、70…動力伝達部、71…ラック(増幅装置),72…ラック(増幅装置),73…ラック(増幅装置)、74…平歯車(増幅装置)、75…平歯車(増幅装置)、77…バネ(復帰部)

Claims (6)

  1. 線状に配列された複数の爪部を有するウェザーストリップを車両用内装材に対して取り付けるための取付装置であって、
    前記車両用内装材及び前記ウェザーストリップを保持する保持部と、
    前記車両用内装材に形成された複数の取付孔の各々に挿通された前記複数の爪部の各々をそれぞれ押圧する複数の押圧部と、
    前記複数の押圧部のうち一部の押圧部が取り付けられ、前記複数の爪部の配列方向に沿ってスライド移動可能な第1スライド部と、
    前記複数の押圧部のうち他部の押圧部が取り付けられ、前記配列方向に沿ってスライド移動可能な第2スライド部と、
    作業者が操作可能な操作部と、
    前記操作部に入力された操作力を前記第1スライド部及び前記第2スライド部にそれぞれ伝達することで、前記第1スライド部を前記配列方向の一方にスライド移動させるとともに前記第2スライド部を前記配列方向の他方にスライド移動させる動力伝達部と、を備え、
    前記一部の押圧部は、前記取付孔に挿通された前記爪部を前記配列方向の一方に押圧して折り曲げることで前記車両用内装材に対してカシメ固定する構成とされ、
    前記他部の押圧部は、前記取付孔に挿通された前記爪部を前記配列方向の他方に押圧して折り曲げることで前記車両用内装材に対してカシメ固定する構成とされる取付装置。
  2. 前記押圧部は、前記爪部の折り曲げ方向と直交する軸を回動軸として回動可能なローラーとされる請求項1に記載の取付装置。
  3. 前記動力伝達部は、前記操作部に入力された操作力を機械的に増幅して前記第1スライド部及び前記第2スライド部にそれぞれ伝達する増幅装置を備える請求項1又は請求項2に記載の取付装置。
  4. 作業者に操作された前記操作部を初期状態に復帰させる復帰部を備える請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の取付装置。
  5. 前記操作部は、操作レバーとされ、
    前記操作レバーの上端部が下方に向かうように前記操作レバーが回動操作されることで、前記第1スライド部及び前記第2スライド部がそれぞれスライド移動する構成である請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の取付装置。
  6. 前記車両用内装材は、車両用ドアトリムを構成するものとされ、
    前記複数の取付孔が形成された内装材本体部と、
    前記内装材本体部に設けられ、前記車両用ドアトリムを構成する他の内装材に取り付けられる被取付部と、を備え、
    前記保持部は、前記被取付部が嵌合可能な凹部を有する台座部を備える請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の取付装置。
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