JP2016043905A - 車両用ウェザーストリップ - Google Patents

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中川 勝則
Katsunori Nakagawa
勝則 中川
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Abstract

【課題】ドアパネルとウィンドガラスとの間を広げる場合であっても、ウェザーストリップの基体の大きさ、シール用リップ片の先端位置および該リップ片の角度を変更することなく、シール用リップ片の剛性を確保しつつ、ウェザーストリップのドアパネルへの取り付けを容易に行えるようにする。
【解決手段】ウェザーストリップ3の基体11のウィンドガラスGに対向する側面であって、上下の両シール用リップ片13a,13bの根元部分間にわたる領域に、基体11よりも硬質の樹脂等から成る硬質部16を形成する。これにより、両シール用リップ片13a,13bが多少長くなっても十分な剛性を確保することができ、硬質部16により両シール用リップ片13a,13bのだれを防止できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両のドアパネルとウィンドガラスとの間をシールする車両用ウェザーストリップに関するものである。
従来、自動車等の車両において、ドアパネルとウィンドガラスとの間をシールするために、ウェザーストリップが用いられている(特許文献1参照)。例えば図3に示すように、この種のウェザーストリップ50は構成されており、ドアインナパネル51の上端に、断面逆U字状の軟質樹脂または軟質ゴム材から成る基体52が嵌着されてドアインナパネル51の上端に沿って配設され、基体52のウィンドガラス53側の側面に上、下のシール用リップ片54a,54bの根元部分が一体的に形成されるとともに、基体52の内側面に基体52のドアインナパネル51の上端への嵌着の際のガイドの役目を果たす複数の内側リップ片55a,55bが一体的に形成され、両シール用リップ片54a,54bの先端部分がウィンドガラス53に摺接自在に配設されている。
また、ドアアウタパネル56にも、ウェザーストリップ50と同様に、軟質樹脂または軟質ゴム材から成る基体57と、該基体57のウィンドガラス53側の側面に一体形成されたシール用リップ片58と、基体57の内側面に一定形成され基体52のドアインナパネル51の上端への嵌着の際のガイドの役目を果たす内側リップ片59とを備えたウェザーストリップ60が設けられている。
特開2003−72382号公報(段落0018〜0020ほか参照)
ところで、上記したようなドアパネル構造において、ウィンドガラスの挿入作業を容易にするために、図3中の1点鎖線に示すように、ドアインナパネル51とウィンドガラス53との間隔を広げることがある。このように、ドアインナパネル51とウィンドガラス53との間を広げることに伴って、ウェザーストリップ50の形状或いは構造を変更する必要性が生じる。
そして、ウェザーストリップ50の形状或いは構造を変更する第1の手法としては、図4に示すように、両シール用リップ片54a,54bの大きさは変えずに、基体52の車幅方向への幅を大きくし、基体52の例えばウィンドガラス53側の内側面の内側リップ片55bの長さを長くすることが考えられる。また、第2の手法として、図5に示すように、基体52の車幅方向への幅は変えずに、両シール用リップ片54a,54bの長さを長くすることが考えられる。
しかし、上記した第1の手法の場合、基体52の幅が大きくなることにより、内側リップ片55bが長くなり、内側リップ片55bが長くなることによって内側リップ片55bの剛性が低くなり、基体52のドアインナパネル51の上端への取付時に、内側リップ片55bがへたって基体52の姿勢を安定させることが難しくなるという問題がある。そこで、内側リップ片55bの剛性を上げることも考えられるが、基体52のドアインナパネル51の上端への嵌着時に、より大きな力を要し、作業性、生産性が低下を招くという新たな問題が生じる。
他方、上記した第2の手法の場合、両シール用リップ片54a、54bを長くすると、図5に示すように、ウィンドガラス53が上下動、とりわけ上動したときに、状側のシール用リップ片54aの先端がウィンドガラス53と一緒に上動して、ドアアウタパネル56側に設けたウェザーストリップ60のシール用リップ片58の先端との高さ方向の位置に大きなずれΔHが生じ、外観の見栄えの悪化を招きくことになる。そこで、シール用リップ片54a,54bの基体52に対する角度を変えて形成し、シール用リップ片54a,54bの先端位置が従前と変動しないようにすることが考えられるが、シール用リップ片54a,54bを長くすることによって剛性が低くなり、ウィンドガラス53が下動する際にシール用リップ片54a,54bがウィンドガラス53の動きに巻き込まれて根元部分に荷重がかかり、シール用リップ片54a,54bが根元部分から破断するおそれがある。
本発明は、ドアパネルとウィンドガラスとの間を広げる場合であっても、ウェザーストリップの基体の大きさ、シール用リップ片の先端位置および該リップ片の角度を変更することなく、シール用リップ片の剛性を確保しつつ、ウェザーストリップのドアパネルへの取り付けを容易に行えるようにすることを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明の車両用ウェザーストリップは、車両のドアパネルとウィンドガラスとの間のシール用にドアに取り付けられる車両用ウェザーストリップにおいて、前記ドアパネルの上端に嵌着されて該上端に沿って配設される断面逆U字状の基体と、前記基体の内部に埋設された断面逆U字状の補強部材と、根元部分が前記基体の一側面に一体に形成され先端部分が前記ウィンドガラスに摺接自在に配設されるシール用リップ片と、前記基体の前記一側面であって前記リップ片の根元部分の近傍位置に前記基体よりも硬質の素材により形成された硬質部とを備えることを特徴としている(請求項1)。
請求項1に係る発明によれば、基体のシール用リップ片が形成される一側面であって理シール用リップ片の根元部分の近傍位置に硬質部を形成したため、ドアパネルとウィンドガラスとの間を広げる場合に、ウェザーストリップの基体の大きさを変更しなくても、シール用リップ片が多少長くなっても十分な剛性を確保することができるので、硬質部によりシール用リップ片のだれを防止でき、基体の幅が変わらないことからドアパネルへの取付姿勢が崩れることもなく、ウェザーストリップのドアパネルへの取り付け時に余分な力が不要になって容易に取付作業を行うことができる。
しかも、シール用リップ片の剛性確保により、シール用リップ片の先端位置および基体に対する角度が、ウィンドガラスの上動時に大きく変動するのを防止でき、シール用リップ片の先端位置や角度が動くことによる見栄えの低下を防止できるとともに、ウィンドガラスの上下動にシール用リップ片が巻き込まれるのを未然に防止することができる。
本発明に係る車両用ウェザーストリップの一実施形態の断面図である。 図1の車両用ウェザーストリップが取り付けられるドアの側面図である。 従来例の断面図である。 従来例の断面図である。 従来例の断面図である。
つぎに、本発明に係る車両用ウェザーストリップの一実施形態について、図1および図2を参照して詳細に説明する。なお、本実施形態でいう前、後、左、右とはシートに着座した状態で見た前、後、左、右を意味する。
図2に示すように、自動車のドア1は、ドアインナーパネル1aおよびドアアウターパネル1bの2つのパネルがヘミング加工により結合、接着されて形成され、ドアインナパネル1aの車室外側には補強用のインナリインホスメント1cが配設され、ウィンドガラスを配設するための開口部2が形成されており、この開口部2の上端に沿ってウェザーストリップ3が取り付けられる。このとき、車内からドアミラーを見易くするために、開口部2の上端の前端部が後部よりも下がって段差が設けられており、車内からのドアミラーMに対する視界が確保されている。
ウェザーストリップ3は、図1に示すように構成され、ドアインナパネル1aの上端に、断面逆U字状の軟質樹脂または軟質ゴム材から成る基体11が嵌着されてドアインナパネル1aの上端に沿って配設され、段差を有するドアインナパネル1aの開口部2の上端に沿って、基体11を配設し易くするために、基体11の内部に例えば金属製の断面逆U字状を有する補強部材12が基体11の長さ方向にわたって埋設されて補強されている。
そして、基体11のウィンドガラスGに対向する側面(本発明における「一側面」に相当)の上、下には、シール用リップ片13a,13bがその根元部分を基体11に一体成型により形成されるとともに、両シール用リップ片13a,13bの先端部分がウィンドガラスGに摺接する際の摺接時の摩擦を抑制するために、両シール用リップ片13a,13bのウィンドガラスGの摺接面にナイロンパイル14が設けられている。
さらに、図1に示すように、基体11の内側面には、基体11のドアインナパネル1aの上端への嵌着の際のガイドの役目を果たす一対ずつの内側リップ片15a,15bが一体的に形成され、基体11のウィンドガラスGに対向する側面であって両シール用リップ片13a,13bの根元部分間にわたる領域に、基体11よりも硬質の樹脂等から成る硬質部16が形成され、この硬質部16は、補強部材12に基体11を押出し成型する際に、同時に加硫接着されて一体的に形成される。
このような硬質部16を形成することにより、ウィンドガラスGの取り付け作業を容易にするために、ドアインナパネル1aとウィンドガラスGとの間を広げる場合であっても、従来のようにウェザーストリップ1の基体11の大きさを変更しなくても、両シール用リップ片13a,13bが多少長くなっても十分な剛性を確保することができる。
したがって、上記した実施形態によれば、基体11のウィンドガラスGに対向する側面であって両シール用リップ片13a,13bの根元部分間にわたる領域に硬質部16を形成したため、従来のようにウェザーストリップ1の基体11の大きさを変更しなくても済む一方、両シール用リップ片13a,13bが多少長くなっても十分な剛性を確保することができ、硬質部16により両シール用リップ片13a,13bのだれを防止することが可能になる。その結果、基体11の大きさを変えずに済むことから、基体11の幅が変わらず、基体11のドアインナパネル1aへの取付姿勢が崩れることを防止でき、ウェザーストリップ1のドアインナパネル1aへの取り付け時において余分な力が不要になり、ウェザーストリップ1の取り付け作業性の向上を図ることができる。
また、両シール用リップ片13a,13bの剛性確保により、特に上側のシール用リップ片13aの先端位置および基体11に対する角度が、ウィンドガラスGの上動時に大きく変動するのを防止することができ、上側のシール用リップ片13aの先端位置や角度が動くことによる見栄えの低下を防止できるとともに、ウィンドガラスGの上下動に両シール用リップ片13a,13bが巻き込まれるのを防止して両シール用リップ片13a,13bの破断を未然に防止することができる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行なうことが可能である。
例えば、上記した実施形態では、基体11のウィンドガラスG側の側面であって両シール用リップ片13a,13bの根元部分間にわたる領域全部に硬質部16を形成した場合について説明したが、基体11のウィンドガラスG側の側面であって上側のシール用リップ片13aの下側、基体11のウィンドガラスG側の側面であって下側のシール用リップ片13bの上側に、それぞれ部分的に硬質部を形成してもよく、要するに基体11のウィンドガラスG側の側面であって、両シール用リップ片13a,13bそれぞれの近傍位置に硬質部を形成すればよい。
また、上記した実施形態では、ドアパネルをドアインナパネル1aとして説明したが、ドアアウタパネルとする場合であっても、本発明を同様に実施することができる。
1a …ドアインナパネル(ドアパネル)
3 …ウェザーストリップ
11 …基体
12 …補強部材
13a,13b …シール用リップ片
16 …硬質部
G …ウィンドガラス

Claims (1)

  1. 車両のドアパネルとウィンドガラスとの間のシール用にドアに取り付けられる車両用ウェザーストリップにおいて、
    前記ドアパネルの上端に嵌着されて該上端に沿って配設される断面逆U字状の基体と、
    前記基体の内部に埋設された断面逆U字状の補強部材と、
    根元部分が前記基体の一側面に一体に形成され先端部分が前記ウィンドガラスに摺接自在に配設されるシール用リップ片と、
    前記基体の前記一側面であって前記リップ片の根元部分の近傍位置に前記基体よりも硬質の素材により形成された硬質部と
    を備えることを特徴とする車両用ウェザーストリップ。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02175323A (ja) * 1988-12-27 1990-07-06 Nissan Motor Co Ltd 自動車のドアウエスト部構造
JPH03125615U (ja) * 1990-03-31 1991-12-18
JP2009143544A (ja) * 2007-11-22 2009-07-02 Tokai Kogyo Co Ltd 車両用ベルトモールディング

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