JP2016042038A - 燃料ホルダとその使用方法ならびに燃料体の輸送方法 - Google Patents

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優二 岩本
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Abstract

【課題】複数種類の異なる規格の燃料体を収容することができる燃料ホルダならびにこの燃料ホルダの使用方法およびこの燃料ホルダに収容された燃料体の輸送方法を提供する。【解決手段】燃料ホルダ11の底部2には、円筒部15の中心軸に平行な燃料体10の規格毎に異なる燃料体10の中心軸X,X1が周側部17の中心軸に一致した状態で緩衝体5が逆角錐部13および三又部16を内挿するように、燃料体10の各規格の中心軸X,X1に合わせて緩衝体5を移動・固定するための固定用穴25−1bおよび固定用穴25−2b,25−1b1が設けられている。そして図2Aに示すように、この固定用穴25−1bおよび固定用穴25−2bに対応するように緩衝体5には固定用穴25−1a,25−2aが設けられている。【選択図】 図2B

Description

本発明は、原子炉用燃料体の輸送にあたり燃料体を直接収納する燃料ホルダとその使用方法ならびに燃料体の輸送方法に関する。
異なる規格に従って形成された燃料集合体のいずれであっても、これら複数種類の燃料集合体をともに収容することができ、しかも燃料集合体を収容した燃料ホルダを輸送する際に、燃料ホルダの軸線方向に大きな加速力が作用しても、燃料集合体が長手方向に移動して上蓋に衝突することを防止することのできる燃料ホルダとして、特許文献1に、ノーズピースまたは下部タイプレートの中空部内周面を係止することにより、燃料集合体が軸線方向の底部とは反対方向に移動するのを防止する移動防止部材を有することを特徴とする燃料ホルダが開示されている。
特許第5460755号公報
沸騰水型原子炉に用いられる燃料体は、製造・検査の後に燃料ホルダに収容され、さらにこの燃料ホルダごと輸送容器に装填されて需要地へ搬送される。この燃料ホルダで輸送される燃料体は、多数の燃料棒がその両端部において上部タイプレートと下部タイプレート、その中間部では支持格子とにより束ねられ、各燃料棒の間隔保持がなされている。
燃料ホルダは、長尺状の内部空間を有し、この内部空間に燃料体が収容される。また、燃料体の軸線方向の先端部と燃料ホルダの軸線方向の頂部内壁面との間にはギャップが設けられている。
従来は、燃料体を燃料ホルダに収容して需要地へと搬送する際に、燃料体を長尺状の燃料ホルダの側面方向から拘束することにより、燃料体が燃料ホルダ内で移動しないようにしていた。しかし、燃料体を燃料ホルダの側面方向から拘束するという従来の方法では、例えば、燃料ホルダを装荷したトレーラ等が急停止した場合等、大きな加速力が燃料体にかかった場合には、燃料体の先端部と燃料ホルダの頂部との間にギャップがあるため、燃料体が燃料ホルダの軸線方向に移動して、燃料ホルダの頂部内壁面に衝突するおそれがあった。
これに対し、燃料体を収納した燃料ホルダが落下等した場合でも収納されている燃料体が移動し燃料ホルダ頂部に衝突することを防止して落下時の衝撃を吸収するために、燃料体の下部タイプレートと燃料ホルダの頂部との間に緩衝材が設けられている。
また、上述した特許文献1のように、ノーズピースまたは中空部の内周面を係止することにより、燃料体が軸線方向の底部とは反対方向に移動するのを防止する技術がある。
しかしながら、規格の異なる燃料体を収納可能な燃料ホルダにおける下部緩衝体の具体的な設置構造については開示されていない。
この発明は上記問題に鑑みなされたものであって、複数種類の異なる規格の燃料体を収容することができる燃料ホルダとその使用方法ならびに燃料体の輸送方法を提供する。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本発明は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、燃料棒を整列させて断面方向の位置を確定させる格子面を有する支持部と、円筒部と、前記支持部から前記円筒部に向かって減幅する逆角錐状の中空部を有する逆角錐部と、複数方向に支柱として分岐し、それら各支柱が前記円筒部に結合されてなるノーズピースからなる下部支持格子とを備えた軽水型原子炉用の燃料体を収容可能に形成されてなり、底部と、この底部の縁端より立ち上がる側壁と、前記底部から前記燃料体の軸線方向に延在し、前記逆角錐部および前記ノーズピースを内挿する筒状の周側部を有する緩衝体とを備えた燃料ホルダであって、前記円筒部の中心軸に平行な前記燃料体の規格毎に異なる前記燃料体の中心軸が前記周側部の中心軸に一致した状態で前記緩衝体が前記逆角錐部および前記ノーズピースを内挿するように、前記燃料体の各規格の中心軸に合わせて前記緩衝体を移動・固定するための緩衝体固定用穴を前記底部に設けたことを特徴とする。
本発明によれば、複数種類の異なる規格の燃料体のいずれも収容することができる互換性を有する燃料ホルダとその使用方法ならびに燃料体の輸送方法が提供される。
本発明の実施形態における燃料体を収容した燃料ホルダの概略断面図である。 本発明の実施形態における燃料ホルダおよび燃料体の部分拡大断面図である。 本発明の実施形態における燃料ホルダの下部緩衝体の上面図である。 本発明の実施形態における下部緩衝体の燃料ホルダへの固定構造を説明する燃料ホルダ底面の上面図である。 本発明の実施形態における燃料ホルダ底面の他の形態を説明する上面図である。 本発明の実施形態における燃料ホルダ底面の他の形態を説明する上面図である。 図4Aに示す本発明の実施形態における燃料ホルダ底面の他の形態を説明する上面図である。 本発明の実施形態における燃料体を収容した燃料ホルダの他の形態の概略断面図である。 本発明の実施形態における燃料ホルダおよび燃料体の他の形態の部分拡大断面図である。 本発明の実施形態における燃料ホルダの下部緩衝体の他の形態の上面図である。 図5に示す本発明の実施形態における燃料ホルダの他の形態に設けられた係止部材の一実施形態の概略を示す図である。 図5に示す本発明の実施形態における燃料ホルダの他の形態に設けられた係止部材の他の実施形態の概略を示す図である。 図5に示す本発明の実施形態における燃料ホルダの他の形態に設けられた係止部材の他の実施形態の概略を示す図である。
本発明の燃料ホルダとその使用方法ならびに燃料体の輸送方法の実施形態を、図1乃至図7Cを用いて説明する。
最初に、複数種類の異なる規格の燃料体を収容することができる燃料ホルダとその使用方法ならびに燃料体の輸送方法の実施形態について図1乃至図4Bを参照して以下説明する。
図1Aおよび図1Bは、燃料ホルダおよび燃料体の一部断面概略図である。図2Aは、燃料ホルダの下部緩衝体の上面図である。図2Bは、下部緩衝体の燃料ホルダへの固定構造を説明する燃料ホルダ底面の上面図である。
まず、燃料体の構成について説明する。
図1Aおよび図1Bにおいて、燃料ホルダ1に収容される燃料体10は、軽水型原子炉に使用される燃料体であり、複数の燃料棒11および水管(図示せず)が上部支持板6、支持格子7および下部支持板8で束ねられて構成されている。
下部支持板8は、燃料棒11を束ねて断面方向の位置を確定させる格子面9Aを有する略角筒状の格子部9と、円筒部15と、格子部9の格子面9Aとは反対側に位置する端部から円筒部15に向かって減幅する逆角錐状の中空部12を有する逆角錐部13と、複数方向に支柱14として分岐し、それら支柱14が円筒部15に結合されてなる三又部16とを備えている。
この下部支持板8は、燃料体10が沸騰水型原子炉に設置されているときに、液体例えば冷却水が下方から流入し、円筒部15および中空部12を通過して燃料棒11が冷却されるように設計されている。
燃料体10の規格としては、軽水型原子炉の種類および大きさに応じて適宜の規格を採用することができる。例えば、8×8燃料ならびに9×9燃料のS格子、C格子、N格子およびD格子等を挙げることができる。軽水型原子炉に使用される燃料体10は、その規格によって燃料体10の外形寸法が例えば1〜2mm異なることがあり、下部支持板8ではS格子用とC格子、N格子およびD格子用との2種類に分けることができる。
ここで、下部支持板8における格子部9の格子面9Aおよび逆角錐部13は、燃料体10の規格によってその形状が異なる。ただし、格子部9の格子面9Aと後述する燃料ホルダ1の底部2との間の距離は、燃料体10が軽水型原子炉への設置位置に適合するように設計されているので、いずれの規格に従って形成された燃料体10であっても同じ距離となっている。
燃料棒11は、金属製の長尺な被覆管の中に複数の円柱状の燃料ペレットが封じ込められて構成されている。燃料ペレットは、例えばプルトニウム酸化物(PuO)とウラン酸化物(UO)とを混合したMOX燃料により形成されるが、ウラン酸化物(UO)のみから形成されているものであってもよい。
三又部16は、例えば3方向に分岐した、同形同大の3つの支柱14を有し、これら曲成された支柱14の先端が円筒部15の端面に結合され、複数の支柱14でアーチ状の橋を形成している。三又部16は、原子炉や燃料ホルダ1に設置される際に、燃料体10の位置決めをするのに好適な形状を有している。
図1Aおよび図1Bに示すように、燃料ホルダ1は、その内部空間に燃料体10を収容することができるように構成されている。燃料ホルダ1は、底部2と、この底部2の縁端より立ち上がり、かつ軸線X方向に延在する側壁3と、側壁3における底部2とは反対側に設けられた頂部4とを備えている。また、燃料ホルダ1は、緩衝体5が底部2に設けられている。
この燃料ホルダ1における底部2は、略正方形に形成され、その端縁から立ち上がる側壁3は略四角筒状に形成され、側壁3の一端開口部は頂部4により閉鎖されている。底部2、側壁3および頂部4は、通常の場合、異なる規格で形成された燃料体のうちもっとも大きな規模の燃料体を収容することができる大きさの収容空間を形成できるように設計されている。
緩衝体5は、底部2から燃料体10の軸線X方向に延在し、逆角錐部13および三又部16を内挿する筒状の周側部17と、この周側部17の上方開口端の一部を塞ぐ支持板(不図示)を有する。燃料体10が燃料ホルダ1に収容された場合には、円筒部15が支持板により支持され、周側部17により包囲される空間に三又部16が内挿される。支持板の内周面には、燃料体10を燃料ホルダ1に挿入した際に三又部16の位置決めができるように、支柱14が挿入される凹部が形成されている。
燃料ホルダ1の底部2、側壁3、頂部4および緩衝体5は、燃料体10を収容するときから、燃料体10を搬送するときまでの温度条件、要求される機械的強度等を満足する材料であれば特に限定されず採用することができる。
また、底部2と頂部4とは、それぞれが側壁3に固定されている。なお、固定の手段は特に限定されず、接着、溶着、係合、嵌合または螺合等の公知の手段またはこの発明の技術分野における通常の知識を有する者により容易に想到可能な手段を採用することができる。
また、図1Aおよび図1Bに示すように、燃料ホルダ1内において、燃料体10における上部支持板6、支持格子7および下部支持板8は、通常、固定板18等により燃料ホルダ1に対して上下方向に移動しないよう固定的に支持されている。
本実施形態では、規格毎の燃料ホルダ1を準備することを回避するため、緩衝体5の容器内の位置を調整するための構造を有している。本実施形態の緩衝体5の具体的構造について図2Aおよび図2Bを参照して以下説明する。なお、本実施形態では、説明の都合上、中心軸XおよびX1の二つの規格の燃料体を保管できる燃料ホルダを例に説明するが、中心軸や燃料体の規格数はもちろんこれに限定されず、任意の規格数の燃料体に対応可能である。
具体的には、図2Bに示すように、燃料ホルダ11の底部2には、円筒部15の中心軸に平行な燃料体10の規格毎に異なる燃料体10の中心軸X,X1が周側部17の中心軸に一致した状態で緩衝体5が逆角錐部13および三又部16を内挿するように、燃料体10の各規格の中心軸X,X1に合わせて緩衝体5を移動・固定するための固定用穴25−1bおよび固定用穴25−2b,25−1b1が設けられている。そして図2Aに示すように、この固定用穴25−1bおよび固定用穴25−2bに対応するように緩衝体5には固定用穴25−1a,25−2aが設けられている。
図2Aおよび図2Bにおいて、中心軸Xを形成する緩衝体5が底部2に設置される際には、緩衝体5の固定用穴25−1aの4つを使用して、図2Bの底部2に設置されている固定用穴25−1bの4つとを組み合わせて、中心軸Xを形成することを可能としている。これに対し、もう一つの中心軸X1を形成する際には、同じ緩衝体5の固定用穴25−2aと緩衝体5の中心軸に対して固定用穴25−2aと同じ角度ではない3つの固定用穴25−1aを使用して、図2Bの添付に設定されている固定用穴25−2bおよび3つの固定用穴25−1b1とを組み合わせて、中心軸X1を形成することを可能としている。
固定穴のうち、底部2に設けられた固定用穴25−1bと固定用穴25−2,25−1b1とは、燃料体10の各規格の中心軸X,X1に合わせて緩衝体5を移動・固定する際に緩衝体5の組付け位置を誤らないように、異なるサイズの穴となっている。
固定用穴25−1aと固定用穴25−1bとの固定方法や、固定用穴25−2a、3つの固定用穴25−1aと固定用穴25−2bおよび3つの固定用穴25−1b1とは、ボルトおよびナットでの螺合で締結することで固定している。しかし固定方法はこの螺合での締結に限られず、緩衝体5の位置が交換可能かつ固定可能であればよく、固定用穴を通過した棒材の嵌合等、所定の強さの固定が可能な手段を採用することができる。
次に、上述の燃料ホルダ1の使用方法および燃料体10の輸送方法の一例を説明する。
ある規格で形成された燃料体10をこの燃料ホルダ1に収容する場合を想定する。
まず、燃料ホルダ1をその軸線方向が上下方向になるように縦置き状態にして、側壁3を開放し、燃料体10を燃料ホルダ1の収容空間に配置する。このとき、三又部16が緩衝体5の凹部に嵌るように、また、固定板18と上部格子板6、固定板18と下部格子板8の側面とがそれぞれ当接するように、燃料体10を配置する。
燃料体10を配置した後には、4つの側壁3が互いに直交する状態で固定する。燃料体10を配置する前の側壁3は、相互に固定されていてもよく、固定されていなくともよい。また、側壁3は、それぞれ底部2と固定される端縁から頂部4に固定される端縁まで一体に形成されていてもよく、また複数の側壁により形成され、燃料体10を配置した後に、溶接または係合等の公知の手段により固定されてもよい。
燃料体10を配置する前の底部2は、すべての側壁3に固定されていてもよく、すべての側壁3に固定されていなくともよく、一部の側壁に固定されていてもよい。燃料体10が配置された後には、底部2とすべての側壁3とは、溶接または係合等の公知の手段により固定される。なお、頂部4についても、底部2と同様にして固定される。
燃料体10が収容された燃料ホルダ1は、さらに輸送容器に装荷されて、トレーラ、船舶等の輸送手段により、原子力発電所や他の核燃料施設等の需要地に搬送される。一つの輸送容器に装荷される燃料ホルダ1の数は、輸送容器の種類により異なり、例えば4個、9個および12個等が挙げられ、本実施形態の燃料ホルダ1は従来公知の輸送容器により搬送される。
次に、この形態の燃料ホルダとその使用方法ならびに燃料体の輸送方法の効果について説明する。
この実施形態に係る燃料ホルダ1によれば、異なる規格に従って形成された各種の燃料体10をいずれも収容することのできる互換性を有した共用ホルダとして使用することができる。
また、この実施形態に係る燃料ホルダ1を使用することによって、いずれの規格に従って形成された燃料体10も収容することができる。したがって、規格の異なる燃料体10毎に燃料ホルダ1を製造する必要がない、との効果が得られる。また、燃料体10を燃料ホルダ1に収容する際に、規格の異なる燃料体10に合わせて燃料ホルダ1を選択するといった煩雑な作業がない、との効果も得られる。更に、いずれの規格に従って形成された燃料体10であっても一種類の燃料ホルダ1を使用することが出来るので、燃料ホルダ1の検査方法、管理方法等が一様になり、メンテナンスの煩雑さがなくなる、との効果も得られる。
更にこの実施形態に係る燃料ホルダ1を用いて燃料体を輸送する場合、いずれの規格に従って形成された燃料体10であっても、これら複数種類の燃料体10のいずれをも収容することができる。したがって、規格の異なる燃料体10毎に燃料ホルダ1を製造する必要がない。また、燃料体10を燃料ホルダ1に収容する際に、規格の異なる燃料体10に合わせて燃料ホルダ1を選択するといった煩雑な作業がない。
例えば、従来のようにある規格Xに従って製造された燃料体しか収容することのできない燃料ホルダAを10本用意するとともに別の規格に従って製造された燃料体Yしか収容することのできない燃料ホルダBを10本用意しておいた場合を考える。この場合、燃料体X10体を需要地Pに、燃料体Y10体を需要地Rに輸送する場合には問題は生じない。しかし、燃料体Xを2箇所の需要地P,Rに10体ずつ配送する必要がある場合、一方の需要地Pに10体の燃料体Xを燃料ホルダAに収容して配送していると、他方の需要地Rに配送する燃料体Xを収容する燃料ホルダAが足りない状態となるので、一方の需要地Pへの燃料体Xの配送を完了して燃料体Xの積載地(燃料工場を含む)に燃料ホルダAが戻ってくるまで、他方の需要地Rに配送すべき燃料体Aを待機せざるを得なかった。しかしながら、この実施形態に係る燃料体の輸送方法は、XおよびYいずれの規格にしたがって製造された燃料体であってもこれを燃料ホルダに収容することができ、燃料体XおよびYいずれに対しても燃料ホルダを共用することができる。このため、配送すべき全ての燃料体Xを規格に依らずに積載地において積載することができる。結果として、需要地Pに配送する燃料体Xを収容する燃料ホルダは足りているが、需要地Rに配送する燃料体Xを収容する燃料ホルダが足りないという状態に陥ることが無く、燃料体Aの積載地における出荷を待つ間の待機時間を削減することができる。
同様の効果が得られる他の形態について図3を参照して以下説明する。図3は、燃料ホルダ底面の他の形態を説明する上面図である。
一つ目としては、例えば、底部2に形成する固定穴は、図3に示すように、緩衝体5の底部2に対する組付け位置を調整可能とするよう各中心軸X,X1で共用するための溝状固定穴25−3bとすることができる。
この溝状固定穴25−3bは、各軸を形成する穴の直径を大きくする必要がある場合にあたって、固定穴同士の距離が近い場合に、大きな直径の穴を複数形状することが加工上好ましくないと考えられる場合に好適な構造である。溝状固定穴25−3bは、必要な範囲を溝状にして設置されている。なお、底部2に設ける全ての穴を溝状固定穴にしてもよいし、位置決めを容易にするために1つ以上の固定穴は図2Bで示すような通常の固定穴としてもよい。
また、同様の効果が得られる更なる他の形態について図4Aおよび図4Bを用いて以下説明する。図4Aおよび図4Bは、燃料ホルダ底面の他の形態を説明する上面図である。
例えば、元の規格の穴にアダプタ26を少なくとも1つ以上を用いることで、他の規格の軸を設定し、緩衝体5を設置することを可能としている。
具体的には、図4Aに示すように、底部2に固定用穴25−1cを設け、その4つの穴を使用することで、中心軸Xを形成することを可能とする。これに対し、図4Bに示すように、その固定用穴25−1cに中心軸Xから所定の方向に穴の中心位置を偏芯させたアダプタ26を設置することにより中心軸X1を形成することを可能とする。なお、アダプタ26が差し込まれる固定用穴25−1cの周囲は、アダプタ26が底部2より突出することを防止する凹部27が形成されていることが望ましい。また、アダプタ26を4つ使用する時は、固定する穴の大きさを同じ軸を形成するもので同じ規格のものとすることが望ましい。
次に、異なる規格に従って形成された各種の燃料体をいずれも収容できる形態に加えて、燃料体を収容した燃料ホルダを輸送する際に、燃料ホルダの軸線方向に大きな加速力が作用しても、燃料体が軸線方向に移動して頂部に衝突することを防止することができる燃料ホルダやその使用方法ならびに燃料体の輸送方法について図5乃至図7Cを用いて以下説明する。
図5は、燃料ホルダおよび燃料体の一部断面概略図である。図6Aおよび図6Bは、図5に示す燃料ホルダ1Aおよび燃料体10において、係止部材19で固定した状態を示す要部一部断面概略図である。図7A乃至図7Cは、図5に示す燃料ホルダ1Aに設けられた係止部材19の実施形態の概略を示す図である。
図5,図6Aおよび図6Bに示すように、この実施形態の燃料ホルダ1Aは、下部支持板8の格子面9Aを係止することにより、燃料体10が軸線方向の底部2とは反対方向に移動することを防止するための係止部材19を有している。燃料体10と燃料ホルダ1Aとの関係において、燃料ホルダ1Aの底部2から格子面9Aまでの高さは、上述したように、いずれの規格に従って形成された燃料体10であっても、距離が同一である。この係止部材19は、格子面9Aにおける燃料体10の燃料棒11の間の空間に入り込むことで下部支持板8の格子面9Aを係止して、燃料体10が軸線方向の底部2とは反対方向に移動することを防止する。
係止部材19は、底部2に設けられた挿通穴24を通過して燃料ホルダ1Aに締結された基端部20aと、この基端部20aから燃料体の中心軸Xに直交するよう存在する格子面9Aの燃料棒11間を通過し、反対面から底面2へ伸び底面2に設けられた挿通穴24等に締結されることが可能な端部23aと、格子面9Aにおける燃料体10の燃料棒11の間の空間に入り込むことで下部支持板8の格子面9Aを係止するベルト22aとを有する。図5および図7Aに示すように、係止部材19におけるベルト22aは、格子部9の格子面9Aに端栓が挿入されている燃料棒22の間を通り、下部支持板8と緩衝体5を巻くように設置された帯状の部材であり、燃料体10が軸線X方向の底部2とは反対側に移動しないように格子面9Aを係止している。
なお、基端部20aは、底部2の代わりに周側部17に固定することも可能である。また、ベルト22aは、紐状に形成されたものであってもよい。
なお、上述したように、格子部9の格子面9Aと底面2の間の距離は、燃料体10の沸騰水型原子炉への設置位置に適合するように設計されているので、燃料体の規格毎に差異がない。したがって、ある燃料体を収容したときに、係止部材19が燃料棒間を通過できる幅であるならば、他の規格による燃料体も同様に係止部材19を設置することができるため、異なる規格に従って形成された各種の燃料体をいずれも収容することができる。
また、図5に示すように、燃料体10は燃料ホルダ1Aに収容されると、固定板18等により燃料体10の側面方向から緩やかに固定される。しかし、燃料ホルダ1Aが装荷されたトレーラ等が急停止した場合等に、燃料ホルダの軸線X方向に大きな加速力が生じると、固定板18等による側面方向からの固定だけでは燃料体10が燃料ホルダ1Aの内部で軸線X方向に移動するのを抑制できない場合がある。しかし、本実施形態の燃料ホルダ1Aは、図5および図6Aに示すように格子部9の格子面9Aを係止するように係止部材19が設置されているので、燃料体10が上部タイプレート6の方向に移動する力が働いても、係止部材19が格子部9の上部タイプレート6方向への移動を阻止することができる。
また、この係止部材19は、必要な固定強度に合わせて1本から燃料棒間の数まで増加させることができる。また、必要な固定強度に合わせて、一方向だけでなくそれに直交する方向にも1本以上設置可能である。
また、係止部材19で十分な保持力が得られる場合は、下部支持板8の固定板18を省略することもできる。
なお、ベルト状であることから比較的容易に調整して設置することが可能である。挿通穴24は底部2の外側に係止部材19の基端部20aを通し、底部外面への固定の手段は特に限定されず、係合、嵌合または螺合等の公知の手段またはこの発明の技術分野における通常の知識を有する者により容易に想定可能な手段を採用することができる。一例としては、端部23aに所定の大きさの穴を設けボルトにより底部2裏面に固定するなどがある。
また、この実施形態の係止部材19として、基端部20aが底部2に設けられている形態について説明したが、基端部20aは底部2の緩衝体5の外周側に設けられた挿通穴24を通過して底部2の外周側でボルト等によって締結される、底部2の外周側で基端部20aと端部23aとがバックル等により固定するよう設けられていてもよい。
また、係止部材19の材料、形状および太さは、軸線X方向に大きな加速力が作用しても燃料体10が軸線X方向に移動して頂部に衝突するのを防止することができるように、適宜設定される。係止部材19の材料は、燃料ホルダ内の温度条件、燃料体の質量や加速度等を鑑みて材料を決定することができ、例えば炭素繊維に代表される高強度および耐熱特性を有する材料を採用することができる。係止部材19の形状および太さは、帯状、紐状等の長尺形を挙げることができ、一部に繊維を編み込んで形状を変化させてもよく、その長さは適宜設定される。
次に、燃料ホルダ1Aの使用方法および燃料体10の輸送方法の一例を説明する。
ある規格で形成された燃料体10をこの燃料ホルダ1Aに収容する場合を想定する。
まず、燃料ホルダ1Aをその軸線方向が上下方向になるように縦置き状態にして、側壁3を開放し、燃料体10を燃料ホルダ1Aの収容空間に配置する。このとき、三又部16が緩衝体5の凹部に嵌るように、また、固定板18と上部格子板6、固定板18と下部格子板8の側面とがそれぞれ当接するように、燃料体10を配置する。
燃料体10を配置した後には、4つの側壁3が互いに直交する状態で固定する。燃料体10を配置する前の側壁3は、相互に固定されていてもよく、固定されていなくともよい。また、側壁3は、それぞれ底部2と固定される端縁から頂部4に固定される端縁まで一体に形成されていてもよく、また複数の側壁により形成され、燃料体10を配置した後に、溶接または係合等の公知の手段により固定されてもよい。
燃料体10を配置する前の底部2は、すべての側壁3に固定されていてもよく、すべての側壁3に固定されていなくともよく、一部の側壁に固定されていてもよい。燃料体10が配置された後には、底部2とすべての側壁3とは、溶接または係合等の公知の手段により固定される。なお、頂部4についても、底部2と同様にして固定される。
燃料体10が燃料ホルダ1Aの収容空間に配置された後に、係止部材19の端部23aおよびベルト22aを、燃料体10の格子部9における格子面9Aの燃料棒11間を通過させ、反対面に到達すると燃料体10の下方、つまり底部2側へ伸ばし、底部2に設けられた穴24等に挿通する。係止部材19の基端部20aおよび端部23は、底部2の外側でも内側でもどちらかでラチェット(歯車)式など公知の手段により締め上げることのできる機構と共に設置される。
燃料体10が収容された燃料ホルダ1Aは、さらに輸送容器に装荷されて、トレーラ、船舶等の輸送手段により、原子力発電所や他の核燃料施設等の需要地に搬送される。一つの輸送容器に装荷される燃料ホルダ1Aの数は、輸送容器の種類により異なり、例えば4個、9個および12個等が挙げられ、本実施形態の燃料ホルダ1Aは従来公知の輸送容器により搬送される。
次に、この形態の燃料ホルダとその使用方法ならびに燃料体の輸送方法の効果について説明する。
上述の特許文献1に記載の方法では、衝撃的な加速度が生じた場合、燃料体の燃料棒搭載部が三又部と容易に分断し移動すること、下部タイプレート内周面に挿入される接触部は十分な摩擦力が得られずに移動する、との問題があり、十分な保持機構とならないとの問題があった。
これに対し、この実施形態に係る燃料ホルダ1Aでは、規格の異なる燃料体10毎に底部2からの距離に相違のない格子部9の格子面9Aを係止することで燃料体10が軸線方向の底部2とは反対方向に移動するのを防止する係止部材19を有している。これによって、異なる規格に従って形成された各種規格の燃料体10のいずれも収容することのできる互換性を有する共用ホルダとして使用することができる。しかも、燃料体10を収容した燃料ホルダ1Aを輸送する際に、燃料ホルダ1Aの軸線方向に大きな加速力が作用しても、燃料体10が軸線方向(上部タイプレート6の方向)に移動して燃料ホルダ1Aの頂部4に衝突することを防止することができ、安全な燃料体10の輸送が可能となる。
また、この実施形態に係る燃料ホルダ1Aの使用方法によれば、上述の燃料ホルダ1の使用方法で得られる効果に加えて、係止部材19を有する燃料ホルダ1Aに燃料体を収容して輸送することで燃料体を収容した燃料ホルダを輸送する際に、燃料ホルダの軸線方向に大きな加速力が作用しても燃料体が軸線方向に移動して頂部に衝突することを防止することができる、との効果が得られる。
更に、この実施形態に係る燃料体10の輸送方法によれば、上述の燃料体10の輸送方法で得られる効果に加えて、燃料体を収容した燃料ホルダを輸送する際に、燃料ホルダの軸線方向に大きな加速力が作用しても燃料体が軸線方向に移動して頂部に衝突することを防止することができる、との効果が得られる。
同様の効果が得られる他の形態について以下説明する。係止部材19は、図7Aに示すような1本のベルト22aに限られず、例えば、図7Bに示すように、底部2または周側部17に設けられた基端部20bと、格子面9Aの燃料棒11間の冷却水を流すための穴や凹み部21に嵌合するフック状端部23bを少なくとも一つ有している実施形態とすることができる。
また、同様の効果が得られる更なる他の形態として、図7Cに示すような熊手状22cの実施形態がある。この実施形態では、基端部20cを燃料ホルダ1Aの底部2の外側に設置し、複数の帯状である端部23cの各々を燃料ホルダ1A内へ挿通孔24を通過させ、燃料体10の燃料棒11間の隙間を通すことができる。
係止部材19は、図7Aに示すようなベルト22aや図7Bに示すようなフック状端部23bおよび図7Cに示すような熊手状22cのような形態を少なくともいずれか一つ以上を組み合わせてもよく、必要強度に応じて適宜選択することができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限られず、種々の変形、応用が可能なものである。上述した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されない。
1,1A…燃料ホルダ、
2…底部、
3…側壁、
4…頂部、
5…緩衝体、
6…上部支持格子、
7…支持格子、
8…下部支持格子、
9…格子部、
9A…格子面、
10…燃料体、
11…燃料棒、
12…中空部、
13…逆角錐部、
14…支柱、
15…円筒部、
16…三又部、
17…周側部、
18…固定版、
19…係止部材、
20a,20b,20c…基端部、
21…凹部または孔部、
22a,22b,22c…ベルト
23a,23c…端部、
23b…フック状端部、
24…挿通穴、
25−1a,25−2a…固定用穴(緩衝体側)、
25−1b,25−1b1,25−2b,25−1c…固定用穴(底側)、
25−3b…溝状固定穴(底側)、
26…アダプタ、
27…凹部。

Claims (10)

  1. 燃料棒を整列させて断面方向の位置を確定させる格子面を有する支持部と、円筒部と、前記支持部から前記円筒部に向かって減幅する逆角錐状の中空部を有する逆角錐部と、複数方向に支柱として分岐し、それら各支柱が前記円筒部に結合されてなるノーズピースからなる下部支持格子とを備えた軽水型原子炉用の燃料体を収容可能に形成されてなり、
    底部と、この底部の縁端より立ち上がる側壁と、前記底部から前記燃料体の軸線方向に延在し、前記逆角錐部および前記ノーズピースを内挿する筒状の周側部を有する緩衝体とを備えた燃料ホルダであって、
    前記円筒部の中心軸に平行な前記燃料体の規格毎に異なる前記燃料体の中心軸が前記周側部の中心軸に一致した状態で前記緩衝体が前記逆角錐部および前記ノーズピースを内挿するように、前記燃料体の各規格の中心軸に合わせて前記緩衝体を移動・固定するための緩衝体固定用穴を前記底部に設けた
    ことを特徴とする燃料ホルダ。
  2. 請求項1に記載の燃料ホルダにおいて、
    前記燃料体の各規格の中心軸に合わせて前記緩衝体を移動・固定する際に前記緩衝体の組付け位置を誤らないように、前記燃料体の各中心軸毎に異なるサイズの前記緩衝体固定用穴を複数設けた
    ことを特徴とする燃料ホルダ。
  3. 請求項1に記載の燃料ホルダにおいて、
    前記緩衝体固定用穴は、前記緩衝体の前記底部に対する組付け位置を調整可能とするよう各中心軸で共用する溝状とした
    ことを特徴とする燃料ホルダ。
  4. 請求項1に記載の燃料ホルダにおいて、
    前記緩衝体固定用穴は、前記燃料体の各中心軸毎に偏芯可能なアダプタが設けられた
    ことを特徴とする燃料ホルダ。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の燃料ホルダにおいて、
    前記燃料体が前記軸線方向の前記底部とは反対方向に移動することを防止するよう前記下部支持格子の前記格子面を係止する係止部材を更に設けた
    ことを特徴とする燃料ホルダ。
  6. 請求項5に記載の燃料ホルダにおいて、
    前記係止部材は、前記格子面における前記燃料体の前記燃料棒の間の空間に入り込むことで前記下部支持格子の前記格子面を係止して、前記燃料体が前記軸線方向の前記底部とは反対方向に移動することを防止する
    ことを特徴とする燃料ホルダ。
  7. 請求項6に記載の燃料ホルダにおいて、
    前記係止部材は、前記底部または前記周側部に固定された基端部およびこの基端部から軸線方向に延在する帯状または紐状に形成された少なくとも一以上のベルトを少なくとも一つ有する
    ことを特徴とする燃料ホルダ。
  8. 請求項6または7に記載の燃料ホルダにおいて、
    前記係止部材は、前記底部または前記周側部に設けられた基端部および前記格子面の前記燃料棒間の凹部または孔部に嵌合するフック状端部を少なくとも一つ有する
    ことを特徴とする燃料ホルダ。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の燃料ホルダに燃料体を収容することを特徴とする燃料ホルダの使用方法。
  10. 請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の燃料ホルダに燃料体を収容して、輸送することを特徴とする燃料体の輸送方法。
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CN113130098A (zh) * 2021-03-30 2021-07-16 上海核工程研究设计院有限公司 一种核燃料组件防钩挂性能试验装置

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