JP2016041053A - 作業機体吊持用ベルト - Google Patents

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【課題】 作業機体を吊持するベルト(作業機体吊持用ベルト)において、肩への負担軽減と腰部でも機体重量を負担させると共に、筋肉の働きを高めて作業時の身体的負担を軽減させる。
【解決手段】両端にバンド連結部121を設ける腰部ベルト帯1と、腰部ベルト帯の偏った位置に連結着脱可能とした肩ベルト帯2と、腰部ベルト体の中央下辺左右対称に縫合連結して、両端にバンド連結部を設ける下腹部ベルト帯3とを備え、肩ベルト帯の連結位置の近傍に機体吊下げ部(吊下げリング118)を設け、前記腰部ベルト帯1の内側面における腰部背面当接箇所及び腹部両側当接箇所と、肩ベルト帯における肩表背との当接箇所と、下腹ベルト帯における臀部当接箇所に、筋肉を押圧刺激する緩衝突起部115a,115b,116a,116b,223a,223b,34a,34bを設けてなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、身体に装着して主として動力草刈り機などの作業機体を吊持するベルトに関するものである。
草刈り機等のような操作杆の基端に動力源を備え、先端に回転刃を装着した手持ちの作業機体は、身体に装着した吊持用ベルトに吊下げて所定の作業を行う。
吊持用ベルトは、基本的に肩掛けによって機体重量を負担している。例えば特許文献1(特開平7−264914号公報)には、背面の分岐体から上方に両肩バンドと、下方に吊下げバンドを設け、両肩バンドと吊下げバンドの一方を連結し、当該連結個所と一方の吊下げバンドで、機器の吊下げ装着と保護カバー面の装着を行っている。
また特許文献2、3は片肩吊下げで、特許文献2(特開2011−160717号公報)には、機器を吊り下げる方の肩に荷重が加わるようにしており、特許文献3(特開2004−275062号公報)は斜め掛けとし、腰バンドを備え、特に肩当て部分に磁石突起を設けて健康促進効果と指圧効果が発揮されるようにしている。
特開平7−264914号公報。 特開2011−160717号公報。 特開2004−275062号公報。
草刈り作業のように、相応の重量を備えた機体を作業者自身が保持して長時間作業すると、身体に加わる負担が大きく、特に草刈り作業は傾斜地での作業も多く、身体のバランスを取りながらの作業となり、単に機体の吊下げ保持の負担以外にも、腰にも負担が加わる。更にこれらの作業は長時間に渡るため、作業者に疲労と苦痛を与える。
しかし前記の各特許文献に記載されている作業機体吊持用ベルトは、両肩保持や、磁石突起を備えた肩当てパットのように、肩への負担の軽減しか考慮されていない。しかし肩に荷重が加わった状態では、筋肉の働き、即ち肩甲骨の挙上、下方回旋内転、挙上上方回旋、頭頚部の伸展等が阻害され、疲労がたまり易い。
そこで本発明は、肩への負担軽減と共に、腰部でも機体重量を負担させ、更に身体の特定部位を刺激することが、筋力を活性化させることに着目し、所定位置に筋肉を押圧刺激する突起部を備えた作業機体吊持用ベルトを提案したものである。
本発明(請求項1)に係る作業機体吊持用ベルトは、両端にバンド連結部を設ける腰部ベルト帯と、腰部ベルト帯の偏った位置に連結着脱可能とした肩ベルト帯と、腰部ベルト体の中央下辺左右対称に縫合連結して、両端にバンド連結部を設ける下腹部ベルト帯とを備えると共に、肩ベルト帯の連結位置の近傍に機体吊下げ部を設けた作業機体吊持用ベルトであって、腰部ベルト帯の内側面における腰部背面当接箇所及び腹部両側当接箇所と、肩ベルト帯における肩表背との当接箇所と、下腹ベルト帯における臀部当接箇所に、筋肉を押圧刺激する緩衝突起部を設けてなることを特徴とするものである。
しかして前記ベルトは、腰部ベルト帯を腰に装着し、肩ベルト帯を斜め掛けして、下腹部ベルト帯を下腹前でしっかりと連結し、機体吊下げ部に所定の作業機体を吊下げ装着して所定の作業を行うものである。
特に前記ベルトは所定の位置に緩衝突起部を設けて、身体装着時(作業時)に身体の所定箇所を押圧刺激するものである。
具体的には、腰部背面の緩衝突起部(腰部緩衝突起部)が、大腰筋、胸最長筋、多裂筋等の筋始及び筋尾の近位部位を、腹部両側の緩衝突起部(腹部緩衝突起部)が、腸腰筋等の筋始近位部位を、肩表背の緩衝突起部(肩部緩衝突起部)が、僧帽筋、肩甲挙筋、三角筋、大胸筋等の筋始近位部位を、臀部の緩衝突起部(臀部緩衝突起部)が、大、中殿筋、大腿膜張筋等の筋始近位部位をそれぞれ押圧することになる。
筋始近位部位や筋尾近位部位への押圧刺激は、当該筋の過度の緊張を解き、また逆に弛緩している場合は適度な緊張を与えるので、筋肉の負担が偏らず平均化されるので、筋力アップと同時に身体の可動域を広げ、結果的に疲労感の蓄積(痛みが生ずるまで)が緩やかになり、作業の苦痛が和らげられる。
また本発明の請求項2記載の作業機体吊持用ベルトは、肩ベルト帯の突起部を、ベルト本体の所望位置に装着できる肩当て部材に設けてなるもので、肩当て部材の装着位置調整が可能であり、肩ベルト帯の長さ調整箇所が一か所で十分となる。
また本発明の請求項3記載の作業機体吊持用ベルトは、下腹ベルト帯の一部に、伸縮性のゴムバンド部を介在させてなるもので、臀部の押圧刺激と共に、下腹部を容易に締め付けることが可能である。
本発明の構成は上記のとおりで、身体装着時に緩衝突起部で身体の所定位置を押圧刺激するもので、筋肉の働きを高めて作業時の身体的負担を軽減するものである。
本発明の実施形態の全体の正面図。 同背面図。 同使用状態の説明図(正面図)。 同図(背面図)。 同運動能力計測データ表。
次に本発明の実施形態について説明する。実施形態に示した作業機体吊持用ベルトは、腰部ベルト帯1と肩ベルト帯2と、下腹部ベルト帯3とを備えてなる。
腰部ベルト帯1は、適宜上下幅(9cm程度)で、適宜な長さ(60〜75cm程度)の大きさで本体部11と、本体部11の両端に縫合連結した長さ調整可能な連結バンド12で形成され、本体部11は、厚手の堅牢な型崩れしにくい帆布で形成したベース部111と、後述する緩衝突起部を形成するクッション材112(縦幅35mm、横幅70mm程度)と、裏面全体を覆うカバー部113を重ね、各緩衝突起部が固定されるように縫合し、且つ縁取り部114で縁取りしてなる。
本体部11に設けた緩衝突起部は、腰部緩衝突起部115a,115bと腹部緩衝突起部116a,116bで、腰部緩衝突起部115a,115bは、本体部11の裏面中央部分に適宜寸法を離して左右対称に設け、装着時に大腰筋、胸最長筋、多裂筋等の筋始及び筋尾の近位部位を押圧刺激するようにしたものである。また腹部緩衝突起部116a,116bは、本体部11の裏面両端近くに設けたもので、装着時に腸腰筋等の筋始近位部位を押圧刺激するようにしたものである。
また本体部11の偏った位置(身体装着時に右側面に位置する箇所)に肩ベルト帯の装着リング117と、作業機体Aの吊下げリング(機体吊下げ部)118と、作業機体Aと身体との間に位置することになる保護カバー板部材119を付設してなる。
連結バンド12は、幅40mm程度の丈夫な網帯で形成され、前記本体部11の両側に延長して連結したもので、適宜な長さ調整機構と身体への着脱を行うバンド連結部121を設けたものである。
肩ベルト帯2は、ベルト本体21と肩当て部材22からなり、ベルト本体21は、幅40mm程度の丈夫な網帯で形成され、一端を前記腰部ベルト帯1の本体部11の偏った位置(装着リング117の近傍位置)に縫合連結し、他端に装着リング117への着脱が可能な連結金具23を設け、更に適宜な長さ調整機構を組み込んでなる。
肩当て部材22は、表面にベルト本体21を挿通するベルト通し部221を形成し、裏面に中央凹部222を挟んで肩部緩衝突起部223a,223bを設けたもので、肩掛け装着時に、前記肩部緩衝突起部223a,223bが、僧帽筋、肩甲挙筋、三角筋、大胸筋等の筋始近位部位を押圧刺激する位置及び大きさとしたものである。
下腹部ベルト帯3は、前記肩ベルト帯2のベルト本体21と同様に、幅40mm程度の丈夫な網帯で形成したベルト本体31の一端を腰部ベルト帯1の中央下辺左右対称に縫合連結して、他端に面ファスナーで形成したバンド連結部32を設けたもので、特にベルト本体31の途中に伸縮性のゴムバンド部33を介在させると共に、ベルト本体31における臀部当接箇所(装着時に大、中殿筋、大腿膜張筋等の筋始近位部位を押圧する位置)に、臀部緩衝突起部34a,34bを設けたものである。
しかして前記ベルトは、腰部ベルト帯1を腰に装着し、長さ調整し、且つ所定位置に肩当て部材22を装着した肩ベルト帯2を斜め掛けして装着リング117に連結具23を連結し、下腹部ベルト帯3を下腹前でしっかりと連結し、吊下げリング118に所定の作業機体Aを吊下げ装着して所定の作業を行う。
特に前記のバンドの身体装着時(作業時)に各緩衝突起部115a,115b,116a,116b,223a,223b,34a,34bが身体の所定箇所を押圧刺激し、筋力増強(活性化)し、作業負担を軽減するものである。
軽減の程度を確認するために、前記のベルトを装着した状態で、運動能力を計測した(図5参照)。計測対象は男性30〜70代72人、女性30〜70代31人の合計103人で実施した。
身体の動作範囲を確認するために、ベルト装着時と非装着時の前屈、背屈、側屈、肩屈曲を計測した結果、全てベルト装着によって改善(上昇)していた。
また筋群力の計測として高さ70cm上にある重量物から30cm離れ、膝を伸展させ、重量物を鉛直上に持ち上げることができる重量(背筋群の筋力測定)、仰臥し足首を固定し、重量物を胸部に持ち腹筋可能な重量(腹筋群の筋力測定)、足指を背屈し、足趾起部に重量物を縄掛けし、任意の片足で膝を屈曲させ持ち上げることができる重量(足趾筋群の筋力測定)、直立して任意の片腕で肘伸展し、高さ85cmにある重量物を30cm離れた地点で、片手で持ち上げることができる重量(上肢、肩腕筋群の筋力測定)を計測した。
その結果すべての測定において、ベルト装着時の上昇が確認できた。
1 腰部ベルト帯
11 本体部
111 ベース部
112 クッション材
113 カバー部
114 縁取り部
115a,115b 腰部緩衝突起部
116a,116b 腹部緩衝突起部
117 装着リング
118 吊下げリング(機体吊下げ部)
119 保護カバー板部材
12 連結バンド
121 バンド連結部
2 肩ベルト帯
21 ベルト本体
22 肩当て部材
221 ベルト通し部
222 中央凹部
223a,223b 肩部緩衝突起部
23 連結具
3 下腹部ベルト帯
31 ベルト本体
32 バンド連結部
33 ゴムバンド部
34a,34b 臀部緩衝突起部

Claims (3)

  1. 両端にバンド連結部を設ける腰部ベルト帯と、腰部ベルト帯の偏った位置に連結着脱可能とした肩ベルト帯と、腰部ベルト体の中央下辺左右対称に縫合連結して、両端にバンド連結部を設ける下腹部ベルト帯とを備えると共に、肩ベルト帯の連結位置の近傍に機体吊下げ部を設けた作業機体吊持用ベルトであって、腰部ベルト帯の内側面における腰部背面当接箇所及び腹部両側当接箇所と、肩ベルト帯における肩表背との当接箇所と、下腹ベルト帯における臀部当接箇所に、筋肉を押圧刺激する緩衝突起部を設けてなることを特徴とする作業機体吊持用ベルト。
  2. 肩ベルト帯の突起部を、ベルト本体の所望位置に装着できる肩当て部材に設けてなる請求項1記載の作業機体吊持用ベルト。
  3. 下腹ベルト帯の一部に、伸縮性のゴムバンド部を介在させてなる請求項1又は2記載の作業機体吊持用ベルト。
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