JP2016040898A - 保護ケース - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 携帯端末を保護するための保護ケースであって、携帯端末を収納するための収納部であって、携帯端末が収納された際に、携帯端末の画面上に開閉自在に重なる蓋部を有する収納部と、硬質材料にて形成され、携帯端末を内側に保持することによって携帯端末の周囲を覆うための内枠と、内枠を収納部に対して着脱可能とする着脱手段と、を備え、着脱手段によって、内枠が収納部に装着されることで、収納部に携帯端末を収納する。
【選択図】 図2
Description
例えば、蓋部3は、携帯端末20が収納された際に、携帯端末20の画面P上に開閉自在に重なる。これによって、収納部2が携帯端末20を覆うことができる。例えば、背面部4は、携帯端末の背面を覆う。例えば、本実施形態においては、蓋部3と背面部4は、同一の材料によって一体的に構成されている。もちろん、蓋部3と背面部4は、別々に構成され、連結部材によって連結されている構成であってもよい。この場合、例えば、蓋部3と背面部4は、同一の材料によって形成されていてもよいし、異なる材料によって形成されていてもよい。例えば、蓋部3と背面部4は、皮革材又は合成樹脂材等によって形成される(本実施形態では皮革材を用いる)。もちろん、これら以外の材料(例えば、木材、金属、ガラス等)が用いられてもよい。また、収納部2には、折線2aが設けられている。折線2aは、収納部2が折線2aの部分を中心として折り畳むことを補助する。これによって、蓋部3を携帯端末20の画面P上に開閉自在に重なる際に、容易に重ね合わせることができる。
例えば、内枠10は、携帯端末の周囲を覆うように形成され、携帯端末20を内側で保持する。例えば、内枠10には、携帯端末20の画面Pの表面の周囲に当接する縁部10aが備えられている。例えば、縁部10aは、内枠10の正面側(携帯端末の画面P側)から携帯端末20が外れないように、ストッパーとして機能する。なお、本実施形態においては、縁部10aは、携帯端末20の画面Pの周囲を覆うように形成されているがこれに限定されない。縁部10aは、内枠10の正面側から携帯端末20が外れないように構成されていればよい。例えば、縁部10aの一部が携帯端末20の画面Pの表面周囲と当接するように構成されていてもよい。
例えば、ポケット8は、カード(例えば、電子マネーカード、定期券等)等をいれるために用いられる。例えば、ポケット8は、蓋部3に切り込みをいれることによって形成されている。もちろん、別途、カード等を入れるための構成(例えば、袋、クリップ等)が設けられるようにしてもよい。
例えば、磁石9と磁石13は、磁力によって引き合うことで、収納部2の開閉を可能としている。例えば、磁石9は、短形状に形成されており、蓋部3の内部に埋設されている。例えば、磁石13は、短形状に形成されており、内枠10の内部に埋設されている。本実施例においては、磁石9と磁石13は、蓋部3又は内枠10の一箇所又は複数個所に設けられる(本実施形態では、2箇所ずつ設けられる)。例えば、磁石9と磁石13は、磁力によって引き合うことで接着し、内枠10に対して蓋部3を固定させる。これによって、収納部2の開閉を行う。例えば、磁石9と磁石13は、蓋部を閉じた際に磁石9と磁石13が重なる位置関係となるように配置される。もちろん、磁力によって、内枠10に対して蓋部3を固定させることが可能な構成であればよく、磁力が働く位置であれば、磁石9と磁石13の配置位置は、任意に設定することができる。なお、磁石13は、携帯端末が内枠に保持された際に、電波を送受信する位置(アンテナの位置)を回避するように設置されることが好ましい。これによって、磁石13の磁力が携帯端末の電波を妨害すること等を抑制することができる。また、妨害による携帯端末の故障等を抑制することができる。
例えば、保持部7は係合部(例えば、突起部、凹部等)である。例えば、保持部7は、蓋部3に設けられている(本実施形態においては、保持部7として、突起部が設けられている)。例えば、保持部7は、携帯端末20を斜めにした状態で保持するために用いられる。図4は、保持部7を用いる場合の一例について説明する図である。例えば、保持部7は、背面部4に設けられた折線4a部分で折りたたまれる。背面部4が折りたたまれた状態で、内枠10の側部は、保持部7に立て掛けられる。これによって、携帯端末20を所定の角度に傾斜した状態で立接させることができる。これによって、携帯端末20を種々の方法にて使用できることが可能となり、利便性の高い保護ケースを提供することができる。
例えば、磁石を用いる構成が挙げられる。この場合、例えば、別途、保持用の磁石を設けてもよいし、蓋部3を開閉する際に用いられる磁石9や磁石13を用いてもよい。例えば、磁石9や磁石13を用いる場合、収納部2の折線2aで、蓋部3を携帯端末20の画面Pに重ねる方向とは異なる方向に畳む。また、背面部4の折線4a部分にて背面部4を折り畳む。これによって、磁石9と磁石13が接着され、携帯端末20を所定の角度に傾斜した状態で立接させることができる。このような構成とすることによって、別途、立て掛けるための構成を必要とせず、簡易的な構成によって、携帯端末20を斜めにした状態で保持することができる。
本実施形態において、保護カバー1は、着脱手段を備えており、収納部2に対して、内枠10を着脱可能な構成となっている。例えば、収納部2のガイド部5と、内枠10の嵌合部11は、内枠10を収納部2に対して着脱可能とする着脱手段として用いられる。図5は、収納部2の概略構成図である。図6は、内枠10の概略構成図である。以下、図5、図6を参照して、着脱手段について説明する。
なお、本実施形態における、スライド機構は、突起部5aは、ガイド部5の上部と底部の位置に設けられ、嵌合部11が内枠10の上部と底部の位置に設けられ、ガイド部5の側部から内枠10を収納部2(ガイド部5)に対してスライドさせることによって、収納部2に内枠10を装着する構成を例に挙げて説明したがこれに限定されない。例えば、スライド機構は、収納部2と内枠10が着脱される構成であればよい。例えば、突起部5aは、ガイド部5の左右の側部に設けられる。また、嵌合部11が内枠10の左右の側部に設けられる。この場合、ガイド部5の上部(又は底部)から内枠10を収納部2に対して、スライドさせることによって、収納部2に内枠10を装着する。
なお、本実施形態において、内枠10を取り付けることが可能な部材を設け、収納部2に内枠10を取り付けなくても、簡易的な保護ケースが形成できるようにしてもよい。図8は、簡易的な保護ケースについて説明する図である。例えば、少なくとも携帯端末20の背面の一部を覆うための背面部材30であって、内枠10と嵌合することが可能な背面部材30をさらに設ける。例えば、背面部材30は、内枠10を着脱するための着脱手段としてガイド部5と同様の構成を備える。もちろん、着脱手段として、異なる固定方法が設けられてもよい。背面部材30は、内枠10が収納部2から離脱された際に、内枠10と嵌合する。これによって、背面部材30と内枠10とで保護ケースが形成される。なお、背面部材30としては、携帯端末20の背面全体を覆うものであってもよいし、携帯端末の一部を覆うものであってもよい。また、背面部材30としては、種々の材料を用いることが可能であるが、内枠10と同一の材料を用いることが、見栄えがよくなるため、より好ましい。このような構成を設けることによって、収納部を備えたデザイン性の高い保護カバーとして使用できるとともに、シンプルな保護カバーとしても使用することができる。
2 収納部
3 蓋部
4 背面部
5 ガイド部
7 保持部
8 ポケット
9 磁石
11 嵌合部
13 磁石
20 携帯端末
30 背面部材
40 内枠
41 フック部
42 非フック部
50 収納部
51 ガイド部
Claims (7)
- 携帯端末を保護するための保護ケースであって、
携帯端末を収納するための収納部であって、前記携帯端末が収納された際に、前記携帯端末の画面上に開閉自在に重なる蓋部を有する収納部と、
硬質材料にて形成され、前記携帯端末を内側に保持することによって前記携帯端末の周囲を覆うための内枠と、
前記内枠を前記収納部に対して着脱可能とする着脱手段と、
を備え、
前記着脱手段によって、前記内枠が前記収納部に装着されることで、前記収納部に前記携帯端末を収納することを特徴とする保護ケース。 - 請求項1の保護ケースにおいて、
前記着脱手段は、前記収納部に設けられるガイド部と、前記ガイド部に嵌合される嵌合部であって、前記内枠に設けられる嵌合部と、を備え、
前記ガイド部と前記嵌合部を嵌合させた状態で、前記収納部に対して前記内枠をスライドさせることによって、前記収納部に前記内枠が装着されることを特徴とする保護ケース。 - 請求項2の保護ケースにおいて、
前記嵌合部は、前記内枠の上部又は底部の少なくとも一方に設けられ、前記ガイド部の側部から前記内枠を前記ガイド部に対してスライドさせることによって、前記収納部に前記内枠を装着することを特徴とする保護ケース。 - 請求項1の保護ケースにおいて、
前記内枠は、フック部と、前記フック部と係合する非フック部と、を有し、
前記着脱手段は、前記収納部に設けられるガイド部と、前記ガイド部に嵌合される嵌合部であって、前記内枠に設けられる嵌合部と、を備え、
前記ガイド部と前記嵌合部を嵌合させた状態で、前記フック部を非フック部に嵌め込むことによって、前記収納部に前記内枠が装着されることを特徴とする保護ケース。 - 請求項1〜4のいずれかの保護ケースにおいて、
前記内枠と前記蓋部の少なくとも一方は磁石を備え、
前記磁石を備えていない他方は、少なくとも磁石又は磁着性金属部材のいずれかを備え、
前記内枠に対して前記蓋部が重なることで、前記収納部の開閉を行うことを特徴とする保護カバー。 - 請求項1〜5のいずれかの保護ケースにおいて、
前記収納部は、皮革材によって形成され、
前記内枠は、金属材料によって形成されていることを特徴とする保護カバー。 - 請求項1〜6のいずれかの保護ケースにおいて、
少なくとも前記携帯端末の背面の一部を覆うための背面部材であって、前記内枠と嵌合することが可能な背面部材と、をさらに備え、
前記背面部材は、前記内枠が前記収納部から離脱された際に、前記内枠と嵌合することによって、保護ケースを形成することを特徴とする保護カバー。
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