JP2016040863A - 無線通信システム、端末装置、及び通信制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】表示装置が搭載されていない機器であっても、機器と表示装置とを一対一で無線で接続する場合に、機器側で表示装置を特定すること。
【解決手段】サーバは、複数の機器の画像と各機器の識別情報を各々紐付けて格納するDBと、複数の端末装置のうちのいずれかの端末装置から送信される該端末装置との間で接続する機器の識別情報を要求する識別情報要求に基づいて、該識別情報要求に付帯される撮像データに対応する画像の識別情報をDBから取得し、該識別情報を付帯した応答を識別情報要求を送信した端末装置へ送信する第1制御部とを有し、複数の端末装置の1つは、撮像部と、無線LANモジュールと、サーバへ、撮像部から取得される接続する機器の撮像データを付帯した識別情報要求を送信し、サーバから前記接続する機器の識別情報を取得し、該識別情報を用いて、無線LANモジュールと接続する機器との間で無線接続する第2制御部とを有する。
【選択図】図11
【解決手段】サーバは、複数の機器の画像と各機器の識別情報を各々紐付けて格納するDBと、複数の端末装置のうちのいずれかの端末装置から送信される該端末装置との間で接続する機器の識別情報を要求する識別情報要求に基づいて、該識別情報要求に付帯される撮像データに対応する画像の識別情報をDBから取得し、該識別情報を付帯した応答を識別情報要求を送信した端末装置へ送信する第1制御部とを有し、複数の端末装置の1つは、撮像部と、無線LANモジュールと、サーバへ、撮像部から取得される接続する機器の撮像データを付帯した識別情報要求を送信し、サーバから前記接続する機器の識別情報を取得し、該識別情報を用いて、無線LANモジュールと接続する機器との間で無線接続する第2制御部とを有する。
【選択図】図11
Description
本発明は、無線通信システムに関する。
インターネット等の通信ネットワークを介して遠隔地との間で遠隔会議を行うビデオ会議システムが普及している。このビデオ会議システムにおいては、遠隔会議を行う出席者等の当事者の一方がいる会議室において、ビデオ会議システムの端末装置を用いて会議の当事者等の会議室の画像を撮影するとともに、発言等の音声を収集し、それをデジタルデータに変換して相手方の端末装置に送信し、相手方の会議室のディスプレイに表示するとともに、スピーカにより音声出力する。これによって、実際の会議に近い状態で遠隔地間の会議を行うことができる。
電子機器が無線端末に取得させる識別情報を表示する表示手段として高度なものを備えずとも、簡易に無線接続を確立する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、従来の無線LAN機能が搭載されたビデオ会議等のシステムでは、会議端末にディスプレイ等の表示装置が搭載されていない場合に、会議端末と表示装置とを一対一で無線を用いて接続する場合に、会議端末側で接続対象機器となる表示装置が特定できない。
そこで、本発明は、表示装置が搭載されていない機器であっても、機器と表示装置とを一対一で無線を用いて接続する場合に、機器側で表示装置を特定できるようにすることを目的とする。
開示の一実施例の無線通信システムは、
複数の端末装置と、サーバとを有する無線通信システムであって、
前記サーバは、
複数の機器の画像と、各機器の識別情報を各々紐付けて格納する機器識別情報DBと、
前記複数の端末装置のうちのいずれかの端末装置から送信される該端末装置との間で接続する機器の識別情報を要求する識別情報要求に基づいて、該識別情報要求に付帯される撮像データに対応する画像の識別情報を前記機器識別情報DBから取得し、該識別情報を付帯した応答を前記識別情報要求を送信した端末装置へ送信する第1の制御部と
を有し、
前記複数の端末装置の1つは、
撮像部と、
無線LANモジュールと、
前記サーバへ、前記撮像部から取得される接続する機器の撮像データを付帯した前記識別情報要求を送信し、
前記サーバから前記接続対象となる機器の識別情報を取得し、
該識別情報を用いて、前記無線LANモジュールと前記接続する機器との間で無線接続する第2の制御部と
を有する。
複数の端末装置と、サーバとを有する無線通信システムであって、
前記サーバは、
複数の機器の画像と、各機器の識別情報を各々紐付けて格納する機器識別情報DBと、
前記複数の端末装置のうちのいずれかの端末装置から送信される該端末装置との間で接続する機器の識別情報を要求する識別情報要求に基づいて、該識別情報要求に付帯される撮像データに対応する画像の識別情報を前記機器識別情報DBから取得し、該識別情報を付帯した応答を前記識別情報要求を送信した端末装置へ送信する第1の制御部と
を有し、
前記複数の端末装置の1つは、
撮像部と、
無線LANモジュールと、
前記サーバへ、前記撮像部から取得される接続する機器の撮像データを付帯した前記識別情報要求を送信し、
前記サーバから前記接続対象となる機器の識別情報を取得し、
該識別情報を用いて、前記無線LANモジュールと前記接続する機器との間で無線接続する第2の制御部と
を有する。
開示の実施例によれば、表示装置が搭載されていない機器であっても、機器と表示装置とを一対一で無線を用いて接続する場合に、機器側で表示装置を特定できる。
次に、本発明を実施するための形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明する。以下で説明する実施例は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施例に限られない。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を用い、繰り返しの説明は省略する。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を用い、繰り返しの説明は省略する。
<実施例>
<無線通信システム>
図1は、無線通信システムの一実施例を示す。無線通信システムは、会議端末10、会議端末20、会議端末30、会議端末40、及びサーバ50を有し、インターネット等のネットワーク60を介して接続される。会議端末10−会議端末40は、ネットワーク60を経由して、サーバ50と接続される。また、図1には、会議端末10によって受信される画像データを表示するディスプレイ、プロジェクタ、インタラクティブ・ホワイトボード、パーソナルコンピュータやスマートフォン等の情報処理装置等の接続対象機器70が示される。会議端末10と、接続対象機器70との間は無線接続される。
<無線通信システム>
図1は、無線通信システムの一実施例を示す。無線通信システムは、会議端末10、会議端末20、会議端末30、会議端末40、及びサーバ50を有し、インターネット等のネットワーク60を介して接続される。会議端末10−会議端末40は、ネットワーク60を経由して、サーバ50と接続される。また、図1には、会議端末10によって受信される画像データを表示するディスプレイ、プロジェクタ、インタラクティブ・ホワイトボード、パーソナルコンピュータやスマートフォン等の情報処理装置等の接続対象機器70が示される。会議端末10と、接続対象機器70との間は無線接続される。
サーバ50は、各会議端末10−40がサーバ50と接続しているか否かをモニターし、会議が開始されるときに、会議に参加する会議端末を呼び出す制御を行うとともに、会議中の制御を行う。また、サーバ50は、会議端末10−40のいずれかから送信された撮像データを元に、デバイスとデバイスの識別情報とを紐付けたデータベースから、撮像データに対応するデバイスを検索し、そのデバイスの識別情報を、撮像データを送信した会議端末へ送信する。
会議中では、会議端末10−会議端末40のうち、送信側の会議端末は、サーバ50に画像データ、及び音声データを送信し、サーバ50は、受信側の会議端末に画像データ、及び音声データを送信する。受信側の会議端末は、サーバ50から送信された画像データ、及び音声データを受信し、画像データを接続対象機器70へ無線送信するとともに、音声データを再生する。
具体的には、会議端末10−会議端末30の間で会議を行う場合、会議端末10によって送信された画像データ、及び音声データは、サーバ50を経由して、会議端末20、及び30に送信され、会議端末40には送信されない。同様に、会議端末20、及び30によって送信された画像データ、及び音声データは、サーバ50を経由して、会議に参加している会議端末10に送信されるが、会議に参加していない会議端末40には送信されない。このような制御が行われることによって、複数の会議端末間、換言すれば会議端末が設置された多くの拠点間で会議を行うことができる。
<会議端末>
図2は、本実施形態に係る会議端末10の外観図である。会議端末20−会議端末40の外観図についても図2を適用できる。以下、会議端末10の長手方向をX軸方向、水平面内でX軸方向に直交する方向をY軸方向、X軸方向及びY軸方向に直交する方向(鉛直方向)をZ軸方向として説明する。
図2は、本実施形態に係る会議端末10の外観図である。会議端末20−会議端末40の外観図についても図2を適用できる。以下、会議端末10の長手方向をX軸方向、水平面内でX軸方向に直交する方向をY軸方向、X軸方向及びY軸方向に直交する方向(鉛直方向)をZ軸方向として説明する。
図2に示されているように、会議端末10は、筐体1100、アーム1200、及びカメラハウジング1300を備えている。このうち、筐体1100の前側壁面1110には、複数の吸気孔によって形成された吸気面が設けられており、筐体1100の後側壁面1120には、複数の排気孔が形成された排気面1121が設けられている。これにより、筐体1100に内蔵された冷却ファンの駆動によって、吸気面を介して会議端末10の後方の外気を取り込み、排気面1121を介して会議端末10の後方へ排気することができる。筐体1100の右側壁面1130には、収音用孔1131が形成され、後述する内蔵型のマイク114によって音声、物音、雑音等の音が収音可能となっている。
筐体1100の右側壁面1130側には、操作パネル1150が形成されている。この操作パネル1150には、複数の操作ボタン108(108a〜108e)、後述の電源スイッチ109、アラームランプ119、及び接続表示ランプ120が設けられていると共に、内蔵型のスピーカ115からの出力音を通すための複数の音声出力孔によって形成された音出面1151が形成されている。また、筐体1100の左側壁面1140側には、アーム1200及びカメラハウジング1300を収容するための凹部としての収容部1160が形成されている。筐体1100の右側壁面1130には、外部機器接続I/F118に対して電気的にケーブルを接続するための複数の接続口(1132a〜1132c)が設けられている。一方、筐体1100の左側壁面1140には、後述の外部機器接続I/F118に対して電気的にディスプレイ用のケーブルを接続するための接続口が設けられている。
次に、アーム1200は、トルクヒンジ1210を介して筐体1100に取り付けられており、アーム1200が筐体1100に対して、135度のチルト角θ1の範囲で、上下方向に回転可能に構成されている。図2は、チルト角θ1が90度の状態を示している。
カメラハウジング1300には、内蔵型のカメラ112が設けられており、利用者、書類、及び部屋等を撮像することができる。また、カメラハウジング1300には、内蔵型のカメラ112によって撮像する際に押下げる撮像ボタン1031が設けられている。また、カメラハウジング1300には、トルクヒンジ1310が形成されている。カメラハウジング1300は、トルクヒンジ1310を介して、アーム1200に取り付けられている。そして、カメラハウジング1300は、トルクヒンジ1310を介してアーム1200に取り付けられており、カメラハウジング1300がアーム1200に対して、図2で示されている状態を0度として±180度のパン角θ2の範囲で、且つ、±45度のチルト角θ3の範囲で、上下左右方向に回転可能に構成されている。
なお、サーバ50は、一般のサーバ・コンピュータの外観と同じであるため、外観の説明を省略する。
<会議端末のハードウェア構成>
図3は、本発明の一実施形態に係る会議端末10のハードウェア構成である。会議端末20−40のハードウェア構成についても図3を適用できる。図3に示されているように、本実施形態の会議端末10は、会議端末10全体の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)101、会議端末用プログラムを記憶したROM(Read Only Memory)102、CPU101のワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)103を備えている。さらに、会議端末10は、画像データや音声データ等の各種データを記憶するフラッシュメモリ104、CPU101の制御にしたがってフラッシュメモリ104に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するSSD(Solid State Drive)105、フラッシュメモリ等の記録メディア106に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ107を備えている。さらに、会議端末10は、会議端末10の宛先を選択する場合等に操作される操作ボタン108、会議端末10の電源のON/OFFを切り換えるための電源スイッチ109、ネットワーク60を利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F(Interface)111を備えている。
図3は、本発明の一実施形態に係る会議端末10のハードウェア構成である。会議端末20−40のハードウェア構成についても図3を適用できる。図3に示されているように、本実施形態の会議端末10は、会議端末10全体の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)101、会議端末用プログラムを記憶したROM(Read Only Memory)102、CPU101のワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)103を備えている。さらに、会議端末10は、画像データや音声データ等の各種データを記憶するフラッシュメモリ104、CPU101の制御にしたがってフラッシュメモリ104に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するSSD(Solid State Drive)105、フラッシュメモリ等の記録メディア106に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ107を備えている。さらに、会議端末10は、会議端末10の宛先を選択する場合等に操作される操作ボタン108、会議端末10の電源のON/OFFを切り換えるための電源スイッチ109、ネットワーク60を利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F(Interface)111を備えている。
ネットワークI/F111は、ネットワーク60を経由して、別の会議端末と接続し、画像データ、及び音声データの送受信を行う。ネットワークI/F111は、10Base−T、100Base−TX、1000Base−T等のLANケーブルの規格に対応し、イーサネット(登録商標)に接続する有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n等の無線LANに対応したものを使用できる。
また、会議端末10は、CPU101の制御に従って被写体を撮像して画像を得る内蔵型のカメラ112、このカメラ112の駆動を制御する撮像素子I/F113、音声を出力する内蔵型のスピーカ115、CPU101の制御に従ってマイク114及びスピーカ115との間で音声信号の入出力を処理する音声入出力I/F116を備えている。さらに、会議端末10は、CPU101の制御に従って外付けのディスプレイ等の表示装置に画像データを無線伝送する無線LANモジュール117、図2に示されている接続口1100gに取り付けられ各種の外部機器を接続するための外部機器接続I/F118、会議端末10の各種機能の異常を知らせるアラームランプ119を備えている。さらに、会議端末10は、会議端末10の接続状態を知らせる接続表示ランプ120、上記各構成要素を図2に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン110を備えている。
カメラ112は、レンズや、光を電荷に変換して被写体の画像(映像)を電子化する固体撮像素子を含み、固体撮像素子として、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や、CCD(Charge Coupled Device)等が用いられる。
外部機器接続I/F118には、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)(登録商標)等の通信インタフェースによって構成され、HDMI用のケーブル等によって、外付けカメラ、外付けマイク、及び外付けスピーカ等の外部機器がそれぞれ接続可能である。高性能の光学ズームカメラ等の外付けカメラが接続された場合には、CPU101の制御に従って、カメラ112は無効となり、内蔵型のカメラ112に優先して、外付けカメラが駆動する。同じく、外付けマイクが接続された場合や、外付けスピーカが接続された場合には、CPU101の制御に従って、それぞれが内蔵型のマイク114や内蔵型のスピーカ115に優先して、外付けマイクや外付けスピーカが駆動する。また、例えば、HDMI出力端子を持つノートPC等の機器と接続される場合にも、同じくカメラ112は無効となる。
なお、記録メディア106は、会議端末10に対して着脱自在な構成となっている。また、CPU101の制御にしたがってデータの読み出し又は書き込みを行う不揮発性メモリであれば、フラッシュメモリ104に限らず、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等を用いてもよい。
更に、上記会議端末用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア106等の、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。
会議端末10は、カメラ112から会議参加者の画像データを取得するとともに、マイク114から会議参加者の音声データを取得する。カメラ112によって取得された画像データ、及びマイク114によって取得された音声データは、CPU101へ入力される。CPU101は、画像データに画像補正を施し、画像補正後の画像データ、及び音声データをネットワークI/F111から、ネットワーク60を経由して、接続している会議端末へ送信する。
また、会議端末10は、ネットワーク60を経由して、他の会議端末によって送信された画像データ、及び音声データをネットワークI/F111を介して受信する。ネットワークI/F111を介して受信した画像データ、及び音声データは、CPU101に入力される。CPU101は、画像データを無線LANモジュール117へ入力し、音声データをスピーカ115へ入力する。無線LANモジュール117は、画像データを接続対象機器70へ無線送信する。接続対象機器70は、会議端末10から無線送信される画像データを再生し、表示する。また、会議端末10のスピーカ115は音声データを再生する。
会議端末10は、他の会議端末との間でデータの送受信を繰り返すことによって、接続された会議端末とビデオ会議を行うことができる。
<サーバのハードウェア構成>
図4は、本発明の一実施形態に係るサーバ50のハードウェア構成図である。サーバ50は、サーバ50全体の動作を制御するCPU201、サーバ用プログラムを記憶したROM202、CPU201のワークエリアとして使用されるRAM203、各種データを記憶するHD(Hard Disk)204を備えている。さらに、サーバ50は、CPU201の制御にしたがってHD204に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するHDD(Hard Disk Drive)205、フラッシュメモリ等の記録メディア206に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ207を備えている。さらに、サーバ50は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像等の各種情報を表示するディスプレイ208、ネットワーク60を利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F209を備えている。さらに、サーバ50は、文字、数値、各種指示等の入力のための複数のキーを備えたキーボード211、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動等を行うマウス212を備えている。さらに、サーバ50は、着脱可能な記録媒体の一例としてのCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)213に対するデータの読み出し又は書き込みを制御するCD−ROMドライブ214、上記各構成要素を図4に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン210を備えている。
図4は、本発明の一実施形態に係るサーバ50のハードウェア構成図である。サーバ50は、サーバ50全体の動作を制御するCPU201、サーバ用プログラムを記憶したROM202、CPU201のワークエリアとして使用されるRAM203、各種データを記憶するHD(Hard Disk)204を備えている。さらに、サーバ50は、CPU201の制御にしたがってHD204に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するHDD(Hard Disk Drive)205、フラッシュメモリ等の記録メディア206に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ207を備えている。さらに、サーバ50は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像等の各種情報を表示するディスプレイ208、ネットワーク60を利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F209を備えている。さらに、サーバ50は、文字、数値、各種指示等の入力のための複数のキーを備えたキーボード211、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動等を行うマウス212を備えている。さらに、サーバ50は、着脱可能な記録媒体の一例としてのCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)213に対するデータの読み出し又は書き込みを制御するCD−ROMドライブ214、上記各構成要素を図4に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン210を備えている。
なお、上記サーバ用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア206やCD−ROM213等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。
<会議端末の機能構成>
図5は、本発明の一実施形態に係る会議端末10の機能構成を示す。会議端末10は、送受信部302、撮像データ取得部304、識別情報取得部306、及び無線接続処理部308を有している。これら各部は、図3に示されている各構成要素のいずれかが、ROM102に記憶されている会議端末用プログラムに従ったCPU101からの命令によって動作することで実現される機能又は手段である。
図5は、本発明の一実施形態に係る会議端末10の機能構成を示す。会議端末10は、送受信部302、撮像データ取得部304、識別情報取得部306、及び無線接続処理部308を有している。これら各部は、図3に示されている各構成要素のいずれかが、ROM102に記憶されている会議端末用プログラムに従ったCPU101からの命令によって動作することで実現される機能又は手段である。
<会議端末の各機能部>
次に、会議端末10の各部を詳細に説明する。会議端末10の送受信部302は、図3に示されているネットワークI/F111によって実現され、ネットワーク60を介して他の会議端末、サーバ50又はシステムと各種データ(情報)の送受信を行う。
次に、会議端末10の各部を詳細に説明する。会議端末10の送受信部302は、図3に示されているネットワークI/F111によって実現され、ネットワーク60を介して他の会議端末、サーバ50又はシステムと各種データ(情報)の送受信を行う。
撮像データ取得部304は、図2に示されている撮像ボタン1031、図3に示されているCPU101からの命令、及び撮像素子I/F113によって実現される。撮像データ取得部304は、利用者によって撮像ボタン1031が押し下げられることによって入力される撮像命令を受け付け、撮像素子I/F113を介してカメラ112へ撮像するように命令する。そして、撮像データ取得部304は、カメラ112によって撮像することによって得られる撮像データを撮像素子I/F113を介して取得し、識別情報取得部306へ入力する。利用者は、カメラ112を接続対象機器に向けて撮像ボタン1031を押し下げることができる。
識別情報取得部306は、図3に示されているCPU101からの命令、及び図3に示されているネットワークI/F111によって実現され、撮像データ取得部304から接続対象機器の撮像データが入力されたのを契機として、接続対象機器のMAC(Media Access Control)アドレス等の識別情報を要求する識別情報要求を作成し、ネットワークI/F111から送信する。識別情報取得部306は、接続対象機器の撮像データを付帯した識別情報要求を作成し、送受信部302から送信する。また、識別情報取得部306は、送受信部302によって受信される識別情報要求に対する応答(以下、「識別情報要求応答」という)を取得する。識別情報取得部306は、その識別情報要求応答に付帯されている接続対象機器の識別情報を取得し、無線接続処理部308へ入力する。
無線接続処理部308は、図3に示されているCPU101からの命令、及び図3に示されている無線LANモジュール117によって実現され、識別情報取得部306から接続対象機器の識別情報が入力されたのを契機として、接続対象機器との間で無線接続する処理を行う。例えば、無線接続処理部308は、ミラキャスト(登録商標)(Miracast)によって接続対象機器との間で無線接続することができる。例えば、無線接続処理部308は、無線LANモジュール117を制御することによってWiFiダイレクトによって周囲のデバイスを発見し、発見したデバイスのリストを取得する。そして、無線接続処理部308は、リスト内のデバイスのMACアドレス等の詳細情報を取得し、サーバ50から通知されたMACアドレスと一致するデバイスを指定し、WiFiダイレクト接続する。
ここで、ミラキャストについて説明する。
ミラキャストとは、2つのデバイス間でWi−Fi接続を確立し、一方のディスプレイ画面に表示されている動画等を、もう一方のデバイスの画面にそのままワイヤレス伝送して映し出す技術である。ミラキャストは、Wi−Fi Allianceによって2012年9月に発表された。Wi−Fi Allianceでは、以前から「Wi−Fi Display」という名称で映像のワイヤレス伝送に取り組んできたが、認定プログラムの発表に伴い「Miracast」という名称が使われるようになった。
図6は、ミラキャストの接続パターンを示す。
ミラキャストで接続された2つのデバイスの一方はソース(送信側のデバイス、つまり会議端末10)、他方はディスプレイ(データを受信して表示するデバイス、つまり接続対象機器70)として機能する。両者の距離は10m程度まで離すことができる。例えば、スマートフォン(ソース)とテレビ(ディスプレイ)がミラキャストに対応していると、ケーブルを用意することなく、わずか数十秒の操作だけでスマートフォンの画面に表示されている動画がテレビ画面にも大きく映し出されるようになる。
構成1は、ソースとディスプレイが、アクセスポイント(以下、「AP」という)を介さずに直接リンクするものであり、この構成が基本スタイルである。
構成2は、ソースがAPにアクセスするとともに、ディスプレイに直接接続するものである。この場合、コンテンツは、APからソース、ソースからディスプレイにストリーミングされる。
構成3は、ソースとディスプレイが直接接続し、APには接続されていない。この場合、APは、Wi−Fiデバイス、ミラキャストデバイスを認識しているかもしれないが、接続はしていない。
構成4は、ソースとディスプレイがそれぞれ直接接続するとともに、APに接続している。この場合、ソース自体又はAPを通じて、コンテンツをストリーミングする。
ミラキャストによって接続する場合の基本的な操作手順について説明する。
(1)ソース(送信側)とディスプレイ(受信側)の両デバイスの電源をオンにする。この操作に先立ち、デフォルトでミラキャストが有効にされていない場合は、ミラキャストを有効にする。
(2)ソース又はディスプレイのいずれかのデバイスから新しいセッションを開始する。例えば、ソースのユーザインターフェースを使用する場合は次のような手順になる。接続可能なすべてのディスプレイを検索し、検出されたディスプレイを確認し、目的のディスプレイを選択する。ソースでコンテンツを再生すると、ディスプレイにコンテンツが表示される。セッションはどちらのデバイスからでも終了できる。
ミラキャストが普及することによって、ユーザはケーブルを接続したり手作業でワイヤレスリンクを設定したりする手間から解放される。つまり、会議端末10と接続対象機器をミラキャストで接続する際に、各デバイスは互いに自動識別され、それぞれの能力とネットワーク状況に応じてコンテンツの伝送を最適化できる。
図7は、Wi−Fi Allianceによって示されているミラキャストのメリットを示す。ミラキャストは、コンテンツのサポート、費用対効果、接続性、使いやすさ、相互接続性、トラヒック管理、及び信頼性等に関してメリットを有する。
図8は、Wi−Fi Allianceによって提供されている認定プログラムを示す。ミラキャストは、図8に示すように、WiFi Allianceが提供する複数の認定プログラムから構成されている。デバイス間の接続はWi−Fiダイレクト(Wi−Fi Direct)等のポイントツーポイント接続で実現され、Wi−Fi Directのデバイス検出機能とサービス検出機能によって、ユーザは利用できるデバイスとサービスを確認してから接続を確立できる。このとき、Wi−Fi Protected SetupによってWPA2が有効になるので、デバイス間伝送の安全性を確保できる。
また、オプションでTDLS(Tunneled Direct Link Setup)もサポートされるため、同じAPに接続しているクライアント同士が直接リンクすることも可能である。つまり、APを通さずに直接コンテンツを伝送できる。
さらに、Wi−Fi Multimedia(WMM)によって、音声やオーディオ等のリアルタイムコンテンツをQoS(サービス品質)制御することができる。著作権保護技術に関してもHDCP2.0/2.1に対応し、長編映画やコピーガードされている素材でもデバイス上でストリーミング可能である。
さらに、WMM Power Saveを導入することによって、スマートフォンやタブレット等のモバイルデバイスのバッテリ寿命を延ばすことができる。
<サーバの機能構成>
図9は、本発明の一実施形態に係るサーバ50の機能構成を示す。
図9は、本発明の一実施形態に係るサーバ50の機能構成を示す。
サーバ50は、送受信部402、識別情報特定部404、記憶・読出処理部406、不揮発性記憶部408、接続対象機器識別情報データベース410、及び識別情報要求応答作成部412を有している。これら各部は、図4に示されている各構成要素のいずれかが、ROM202に記憶されているサーバ用プログラムに従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能又は手段である。
<サーバの各機能構成>
次に、サーバ50の各部を詳細に説明する。
次に、サーバ50の各部を詳細に説明する。
サーバ50の送受信部402は、図4に示されているネットワークI/F209によって実現され、ネットワーク60を介して会議端末、又はシステムと各種データ(情報)の送受信を行う。
サーバ50の記憶・読出処理部406は、図4に示されているCPU201からの命令、並びに一例として図4に示すHD204によって実行され、不揮発性記憶部408に各種データを記憶したり、不揮発性記憶部408に記憶された各種データを読み出す処理を行う。この不揮発性記憶部408には、接続対象機器の画像、及び接続対象機器を識別するための識別情報を紐付けることによって対応付けた接続対象機器識別情報DB410等が記憶される。
図10は、接続対象機器識別情報DB410に格納される情報の一例を示す。
接続対象機器識別情報DB408には、接続対象機器の候補となる機器の画像と、その接続対象機器の候補となる機器の識別情報とが紐付けられることによって対応付けられる。図10では、接続対象機器の候補となる機器の一例としてインタラクティブ・ホワイトボード、超短焦点型のプロジェクタ、及び短焦点型のプロジェクタが示され、識別情報の一例としてMACアドレスが示される。接続対象機器の候補となる機器はインタラクティブ・ホワイトボード、超短焦点型のプロジェクタ、及び短焦点型のプロジェクタに限らず、他の機器を接続対象機器の候補となる機器とすることもできる。また、識別情報はMACアドレスに限らず接続対象機器を一意に識別できる情報であれば他の情報を使用することもできる。また、接続対象機器識別情報DB408には、同じ種類の接続対象機器が複数ある場合には、その接続対象機器に割り当てられている識別情報の範囲が格納される。
図10に示される例では、インタラクティブ・ホワイトボードの画像とMACアドレスとして「AB:CD:EF:00:00:00(−AB:CD:EF:00:FF:FF」が対応付けられ、超短焦点型のプロジェクタの画像とMACアドレスとして「AB:CD:EF:01:00:00(−AB:CD:EF:01:FF:FF」が対応付けられ、短焦点型のプロジェクタの画像とMACアドレスとして「AB:CD:EF:03:FF:FF」が対応付けられる。ここで、MACアドレスの範囲が括弧で示される。各メーカは、機器を出荷する際に、MACアドレスの範囲を設定するので、ある機器のMACアドレスは、ある範囲で規定できる。なお、「AB:CD:EF」はメーカによって決まっているアドレスである。
サーバ50の識別情報特定部404は、図4に示されているCPU201からの命令、によって実行され、接続対象機器識別情報DB410から、送受信部402によって受信される識別情報要求に付帯される接続対象機器の撮像データに対応する画像の識別情報を特定し、識別情報要求応答作成部412へ入力する。例えば、識別情報特定部404は、接続対象機器の撮像データを画像処理することによって、撮像データを再生することによって得られる画像の特徴点を抽出し、この特徴点を有する画像を接続対象機器識別情報DB410に格納される画像を検索することによって選択する。識別情報特定部404は、選択した画像に対応する識別情報を特定する。
サーバ50の識別情報要求応答作成部412は、図4に示されているCPU201からの命令によって実行され、識別情報特定部404から入力される識別情報を付帯した識別情報要求応答を作成し、送受信部402から識別情報要求を送信した会議端末へ送信する。
<無線通信システムの動作>
図11は、無線通信システムの動作の一実施例を示す。
図11は、無線通信システムの動作の一実施例を示す。
ステップS1102では、会議端末10の撮像データ取得部304は、撮像ボタン1031が押下されたか否かを判断する。会議端末10のユーザはカメラ112を接続対象機器70に合わせ、撮像ボタン1031を押すことによって、接続対象機器70の撮像データを取得することができる。撮像ボタン1031が押下されていないと判断した場合、ステップS1102へ戻る。
ステップS1104では、ステップS1102で撮像ボタン1031が押下されたと判断した場合、会議端末10の撮像データ取得部304は、接続対象機器70を撮像し、撮像データを取得する。
ステップS1106では、会議端末10の識別情報取得部306は、サーバ50に、撮像データを付帯した識別情報要求を送受信部302から送信することによって、撮像データをアップロードする。
ステップS1108では、会議端末10の識別情報取得部306は、送受信部302に識別情報要求応答が受信されたか否かを判断する。
ステップS1110では、ステップS1108で送受信部302に識別情報要求応答が受信されたと判断した場合、会議端末10の識別情報取得部306は、接続表示ランプ120のLEDを青色に表示する。
ステップS1112では、会議端末10の無線接続処理部308は、識別情報要求応答に付帯されているMACアドレスに基づいて、接続対象機器70との接続処理を行う。
ステップS1114では、会議端末10の無線接続処理部308は、接続対象機器に所望の画面が表示されたか否かを判断する。接続対象機器70に所望の画面が表示されないと判断した場合終了する。例えば、無線接続処理部308は、無線LANモジュール117と接続対象機器70との間での無線通信による伝送速度が所定の値以上であるか否かに基づいて、接続対象機器に所望の画面が表示されたか否かを判断することができる。
ステップS1116では、ステップS1114で接続対象機器70に所望の画面が表示されたと判断した場合、会議端末10の無線接続処理部308は、接続表示ランプ120のLEDを緑色に表示する。
ステップS1108で送受信部302に識別情報要求応答が受信されない判断した場合、会議端末10の識別情報取得部306は、接続表示ランプ120のLEDを赤色に表示する。
無線通信システムの一実施例によれば、会議端末は、ビデオ会議用のカメラでディスプレイ等の接続対象機器を撮像し、その撮像データをネットワークサーバへ送信する。ネットワークサーバでは、会議端末から送信された撮像データを元に、デバイスとデバイスの識別情報とを紐付けたデータベースから、撮像データに対応するデバイスを検索し、そのデバイスの識別情報を会議端末へ送信する。会議端末は、ネットワークサーバから送信された識別情報に基づいて、接続対象機器と無線接続する。これによって、ディスプレイ等の表示装置がない機器であっても、一対一で無線通信する場合に、接続対象機器をビデオ会議端末側で容易に特定できる。
なお、本実施の形態において、会議端末10は端末装置の一例であり、識別情報特定部、及び識別情報要求応答作成部は第1の制御部の一例であり、カメラは撮像部の一例であり、撮像データ取得部、識別情報取得部、及び無線接続処理部は第2の制御部の一例である。
本発明は特定の実施例、変形例を参照しながら説明されてきたが、各実施例、変形例は単なる例示に過ぎず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。説明の便宜上、本発明の実施例に従った装置は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウエアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明は上記実施例に限定されず、本発明の精神から逸脱することなく、様々な変形例、修正例、代替例、置換例等が包含される。
10−40 会議端末
50 サーバ
60 ネットワーク
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 フラッシュメモリ
105 SSD
106 メディア
107 メディアドライブ
108 操作ボタン
109 電源スイッチ
110 バスライン
111 ネットワークI/F
112 カメラ
113 撮像素子I/F
114 マイク
115 スピーカ
116 音声入出力I/F
117 無線LANモジュール
118 外部機器接続I/F
119 アラームランプ
120 接続表示ランプ
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 HD
205 HDD
206 メディア
207 メディアドライブ
208 ディスプレイ
209 ネットワークI/F
210 バスライン
211 キーボード
212 マウス
213 CD−ROM
214 CD−ROMドライブ
302 送受信部
304 撮像データ取得部
306 識別情報取得部
308 無線接続処理部
402 送受信部
404 識別情報特定部
406 記憶・読出処理部
408 不揮発性記憶部
410 接続対象機器識別情報DB
412 識別情報要求応答作成部
50 サーバ
60 ネットワーク
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 フラッシュメモリ
105 SSD
106 メディア
107 メディアドライブ
108 操作ボタン
109 電源スイッチ
110 バスライン
111 ネットワークI/F
112 カメラ
113 撮像素子I/F
114 マイク
115 スピーカ
116 音声入出力I/F
117 無線LANモジュール
118 外部機器接続I/F
119 アラームランプ
120 接続表示ランプ
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 HD
205 HDD
206 メディア
207 メディアドライブ
208 ディスプレイ
209 ネットワークI/F
210 バスライン
211 キーボード
212 マウス
213 CD−ROM
214 CD−ROMドライブ
302 送受信部
304 撮像データ取得部
306 識別情報取得部
308 無線接続処理部
402 送受信部
404 識別情報特定部
406 記憶・読出処理部
408 不揮発性記憶部
410 接続対象機器識別情報DB
412 識別情報要求応答作成部
Claims (7)
- 複数の端末装置と、サーバとを有する無線通信システムであって、
前記サーバは、
複数の機器の画像と、各機器の識別情報を各々紐付けて格納する機器識別情報DBと、
前記複数の端末装置のうちのいずれかの端末装置から送信される該端末装置との間で接続する機器の識別情報を要求する識別情報要求に基づいて、該識別情報要求に付帯される撮像データに対応する画像の識別情報を前記機器識別情報DBから取得し、該識別情報を付帯した応答を前記識別情報要求を送信した端末装置へ送信する第1の制御部と
を有し、
前記複数の端末装置の1つは、
撮像部と、
無線LANモジュールと、
前記サーバへ、前記撮像部から取得される接続対象となる機器の撮像データを付帯した前記識別情報要求を送信し、
前記サーバから前記接続対象となる機器の識別情報を取得し、
該識別情報を用いて、前記無線LANモジュールと前記接続する機器との間で無線接続する第2の制御部と
を有する、無線通信システム。 - 前記機器識別情報DBには、前記複数の機器の画像と、各機器のMACアドレスが各々紐付けて格納される、請求項1に記載の無線通信システム。
- 前記機器識別情報DBには、前記複数の機器の画像と、各機器のMACアドレスの範囲が各々紐付けて格納される、請求項1に記載の無線通信システム。
- 前記第2の制御部は、前記識別情報を用いて、前記無線LANモジュールと前記接続対象となる機器との間でポイントツーポイント接続する、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の無線通信システム。
- ネットワークを介して接続される複数の端末装置の1つであって、
撮像部と、
無線LANモジュールと、
複数の機器と各機器の識別情報を各々紐付けて格納するサーバへ、前記撮像部から取得される接続する機器の撮像データを付帯した該接続する機器の識別情報を要求する識別情報要求を送信し、
前記サーバから前記接続する機器の識別情報を取得し、
該識別情報を用いて、前記無線LANモジュールと前記接続する機器との間で無線接続する制御部と
を有する端末装置。 - 複数の端末装置と、サーバとを有する無線通信システムで実行される通信制御方法であって、
前記サーバは、
複数の機器の画像と、各機器の識別情報を各々紐付けて格納する機器識別情報DBを有し、
前記サーバは、
前記複数の端末装置のうちのいずれかの端末装置から送信される該端末装置との間で接続する機器の識別情報を要求する識別情報要求に基づいて、該識別情報要求に付帯される撮像データに対応する識別情報を前記機器識別情報DBから取得し、
該識別情報を付帯した応答を前記識別情報要求を送信した端末装置へ送信し、
前記複数の端末装置の1つは、
撮像部と、
無線LANモジュールと
を有し、
前記複数の端末装置の1つは、
前記サーバへ、前記撮像部から取得される接続する機器の撮像データを付帯した前記識別情報要求を送信し、
前記サーバから前記接続する機器の識別情報を取得し、
該識別情報を用いて、前記無線LANモジュールと前記接続する機器との間で無線接続する、通信制御方法。 - ネットワークを介して接続される複数の端末装置の1つによって実行される通信制御方法であって、
前記複数の端末装置の1つは、
撮像部と、
無線LANモジュールと
を有し、
前記複数の端末装置の1つは、
複数の機器と各機器の識別情報を各々紐付けて格納するサーバへ、前記撮像部から取得される接続する機器の撮像データを付帯した該接続する機器の識別情報を要求する識別情報要求を送信し、
前記サーバから前記接続する機器の識別情報を取得し、
該識別情報を用いて、前記無線LANモジュールと前記接続する機器との間で無線接続する、通信制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014164196A JP2016040863A (ja) | 2014-08-12 | 2014-08-12 | 無線通信システム、端末装置、及び通信制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014164196A JP2016040863A (ja) | 2014-08-12 | 2014-08-12 | 無線通信システム、端末装置、及び通信制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016040863A true JP2016040863A (ja) | 2016-03-24 |
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ID=55541092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014164196A Pending JP2016040863A (ja) | 2014-08-12 | 2014-08-12 | 無線通信システム、端末装置、及び通信制御方法 |
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JP (1) | JP2016040863A (ja) |
-
2014
- 2014-08-12 JP JP2014164196A patent/JP2016040863A/ja active Pending
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