JP2016037778A - 自動水栓装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】水栓取付孔を有する水栓取付部材に固定される自動水栓装置において、センサの取り外しを容易に行うことができる自動水栓装置を提供する。【解決手段】水栓取付孔を有する水栓取付部材に固定される自動水栓装置において、通水管に接続される吐水継手と前記吐水継手を覆う外観部材とが一体的に形成された本体と、前記水栓取付部材の前方側から前記水栓取付部材に前記本体を固定する固定手段と、前記本体の内部に配設され、検知対象を検知するセンサと、備え、前記センサは、前記本体を前記水栓取付部材から前記水栓取付部材の前方側へ取り外すと前記水栓取付部材の前方側へ引き出される。【選択図】 図3

Description

本発明は、センサを有する自動水栓装置に関するものである。
従来、センサ付きの自動水栓装置を水栓取付板に対して取り付けた自動水栓装置の取付構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。例えば、特許文献1に記載された自動水栓装置では、水栓本体にはフランジが設けられており、このフランジを水栓取付孔の裏面縁部に当接させ、水栓の前方側からナットを水栓にねじ込むことで水栓本体は水栓取付板に固定される。水栓と一体にセンサが設けられているため、水栓本体を水栓取付板に取り付けることにより併せてセンサも固定することができる。一方、水栓取付板の前方側から水栓にねじ込まれたナットを取外すことで、水栓取付板から水栓本体を取り外すことができる。センサは水栓と一体に設けられているため、水栓本体が水栓取付板から取り外されると、センサも水栓取付板から取り外されることとなる。
しかしながら、例えば、特許文献1に記載された自動水栓装置では、センサを取り外すためには、水栓本体を水栓取付板から取り外す必要がある。そのため、センサの交換等は、水栓取付板の前方側ではできず後方側で行うしかなく、センサの交換等に手間がかかるという問題があった。
そこで、センサの交換等を水栓取付板の前方側で行うことができる自動水栓装置が知られている。
特開平11‐324044号公報
しかしながら、上述した従来の自動水栓装置では、センサの交換方法として、吐水口に装着される吐水キャップ、給水管に接続される吐水継手の順に取り外した後にセンサを取り出す構造や、スパウトの下部に設けられ、吐水継手をスパウト内に固定しているボルトを外し、吐水継手とセンサをともに取り出した後に、吐水継手を吐水管から引き出してセンサを取り外す構造であった。よって、センサの交換をするまでに複数の工程があり、手間がかかるという問題があった。
そこで、本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、センサの取り外しを容易に行うことができる自動水栓装置を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る自動水栓装置は、水栓取付孔を有する水栓取付部材に固定される自動水栓装置において、通水管に接続される吐水継手と前記吐水継手を覆う外観部材とが一体的に形成された本体と、前記水栓取付部材の前方側から前記水栓取付部材に前記本体を固定する固定手段と、前記本体の内部に配設され、検知対象を検知するセンサと、を備え、前記センサは、前記本体を前記水栓取付部材から前記水栓取付部材の前方側へ引き出すと前記水栓取付部材から取り外し可能であることを特徴とする。
このような構成の自動水栓装置によれば、通水管に接続される吐水継手と吐水継手を覆う外観部材とが一体的に形成されているため、従来の自動水栓装置に比べて外観部材から吐水継手を取り外す手間を削減することができる。また、水栓取付部材の前方側から固定手段による固定を解除して本体を引き出すことで、センサを前方側から取り外し可能である。よって、センサの取り外しを容易に行うことができる。
また、本体に対して前記センサが後方側へ移動することを規制する規制手段を備えたことを特徴とする。
このような構成の自動水栓装置によれば、本体に対してセンサが後方側へ移動することを規制する規制手段を備えているため、使用時に前方側からセンサを押された際や、本体を水栓取付板から取り外す際にセンサが水栓取付板の後方側へ移動することを防止することができる。
また、センサは、少なくとも一部が吐水継手の上方側に配設され、下面から吐水継手側に突出する突起部を有し、吐水継手は、外周面に周方向に沿った第1の溝部と、第1の溝部の外径よりも大きく、第1の溝部よりも下流側に形成された第2の溝部と、を有し、第1の溝部に挿入可能で且つ第2の溝部に挿入不可能な挿入部と第2の溝部に外嵌可能な嵌め込み部とが連続して形成された板部材と、第1の溝部に外嵌されるガイド部材と、を備え、規制手段は、第1の溝部にガイド部材が外嵌されており、且つ、第2の溝部に嵌め込み部が外嵌されていることで、本体に対してセンサが後方側へ移動することを規制するものであることを特徴とする。
このような構成の自動水栓装置によれば、ガイド部材を第1の溝部からずらして固定板を吐水継手から取り外すだけで、センサを本体から取り外すことができる。よって、簡易な構成により、センサの取り外しを容易に行うことができる。
また、固定手段は、水栓取付部材に一体化されたナットと、ナットにねじ込まれるボルトと、を備え、本体は、ボルトのボルト頭が所定位置で規制され、且つ、ボルト頭以外の部分が貫通可能な貫通孔を有することを特徴とする。
このような構成の自動水栓装置によれば、水栓取付部材にナットが一体化されているため、本体を水栓取付部材に固定する際に、別体のナットや雌ネジ加工された板等の部材を用いる場合に比べて、本体の固定や固定解除のときにそれらの部材を保持する必要がなく、センサの取り外しを容易に行うことができる。
また、通水管は、可撓性であり、吐水継手は、通水管が接続される接続部を有し、接続部は、水栓取付部材に本体が固定された状態で、前方へ向かって下り傾斜するように形成されていることを特徴とする。
このような構成の自動水栓装置によれば、通水管は、可撓性であり、吐水継手の接続部は、水栓取付部材に本体が固定された状態で、前方へ向かって下り傾斜するように形成されているため、意図的に通水管を弛ませなくても通水管の引き出す長さに余裕を持たせることができ、センサを取り外す際にセンサが配設された本体を引き出しやすくなる。
本発明によれば、水栓取付孔を有する水栓取付部材に固定される自動水栓装置において、センサの取り外しを容易に行うことができる。
本発明の実施形態に係る自動水栓装置を備えた手洗い器ユニットを示す正面図である。 本発明の実施形態に係る自動水栓装置を備えた手洗い器ユニットを示す断面図である。 本発明の実施形態に係る自動水栓装置を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る自動水栓装置において、センサの移動を規制する前の状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る自動水栓装置の固定板を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る自動水栓装置において、センサの移動を規制した状態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
本発明の実施形態に係る自動水栓装置を備えた手洗いユニットについて、図1及び図2を用いて説明する。図1は、本発明の実施形態に係る自動水栓装置を備えた手洗いユニットを示す正面図である。図2は、本発明の実施形態に係る自動水栓装置を備えた手洗いユニットを示す断面図である。
図1及び図2に示すように、手洗いユニット1は、手洗器2と、自動水栓装置20と、を備えている。手洗器ユニット1は、例えば、用便後の使用者に手を洗わせる目的でトイレルームの側壁に沿わせるようにして設置される。
手洗器2は、手洗空間Aの下方に位置して水を受けるボウル部4を備えている。ボウル部4は、自動水栓装置20から吐出される水を排水するための排水口8を形成した底壁部10を有し、連続する前壁部12、後壁部14及び両側壁部16で成る周壁が底壁部10の周縁から立設されて形成されている。後壁部14は、手洗いの際の水跳ねを受ける役割を担っている。後壁部14の上部は、前方へ向けて上り傾斜となるように形成されており、水平方向における略中央に自動水栓装置20を取り付けるための取付孔18を有する。
ここで、手洗いユニット1に向いて洗面器2の前に立つ使用者からみて上方を「上方」とし、下方を「下方」とし、左側を「左側方」とし、右側を「右側方」とし、手前側を「前方」とし、奥側を「後方」とする。
なお、本実施形態の手洗器2は、樹脂製としているが、陶器等であってもよい。また、手洗いユニット1は、ボウル部4がキャビネット(図示なし)に戴置されるように配置される構造としてもよいし、壁面に直接固定する構造でもよい。
次に、本発明の実施形態に係る自動水栓装置について、図3〜図6を用いて説明する。図3は、本発明の実施形態に係る自動水栓装置を示す分解斜視図である。図4は、本発明の実施形態に係る自動水栓装置において、センサの移動を規制する前の状態を示す斜視図である。図5は、本発明の実施形態に係る自動水栓装置の固定板を示す平面図である。図6は、本発明の実施形態に係る自動水栓装置において、センサの移動を規制した状態を示す斜視図である。
図3に示すように、自動水栓装置20は、本体30と、固定手段40と、センサ50と、を備えている。本体30は、通水管70に接続される吐水継手32と、吐水継手32を覆う外観部材39と、が一体的に形成されて構成されている。吐水継手32の内部には、通水管70を介して供給された水が通る通水路が形成されている。図4に示すように、吐水継手32は、通水方向に対して垂直な断面が円形状に形成されている。吐水継手32は、第1の溝部33と、第2の溝部34と、を有する。第1の溝部33及び第2の溝部34は、吐水継手32の外周面の周方向に沿って形成されている。第2の溝部34における吐水継手32の外径は、第1の溝部33における吐水継手32の外径よりも大きく、且つ、第1の溝部33よりも下流側に形成されている。吐水継手32の端部のうち一方は、通水管70と接続される接続部35を形成しており、他方には、通水管70を通して供給された水を吐出する吐水口36(図3参照)を形成している。接続部35は、洗面器2に本体30が固定された状態で、前方へ向かって下り傾斜するように形成されている。なお、本実施形態では、通水管70は、可撓性である。
固定手段40は、手洗器2の前方側から手洗器2に本体30を固定するためのものであり、本実施形態では、固定手段40として、洗面器2に熱圧入されることで洗面器2に一体化されたナット42と、このナット42にねじ込まれるボルト44と、を備えている。ナット42及びボルト44は、それぞれ2つずつ備えている。ボルト44は、本体30に形成された2つボルト挿入部37に挿入され、ボルト44のボルト頭以外の部分44bは、貫通孔31に貫通される。貫通孔31は、ボルト44のボルト頭44aが所定の位置で規制され、且つ、ボルト44のボルト頭以外の部分44bが挿入可能に本体30に形成されている。ボルト挿入部37は、貫通孔31よりも前方側の空間であり、挿入部37の孔の径は、ボルト44のボルト頭44aも挿入できるよう貫通孔31の径よりも大きい。貫通孔31及びボルト挿入部37は、本体30を吐水方向からみた際に、吐水口36を挟んで対称となるように形成されている。本実施形態では、ボルト挿入部37を有するため、ボルト頭44aをボルト挿入部37内に隠蔽することができ、使用者から見え難くすることができる。
センサ50は、吐水方向からみた正面視において、半弧状の形状を有しており、手洗空間Aに存在する使用者の手などの検知対象を検知するものである。例えば、伝播波を送信し、送信した伝播波を受けた人体等の被検出物体から反射した伝播波を受信することにより、被検出物体の位置や動き等を検出する。センサ50は、本体30の内部、且つ、吐水継手32の上方側に配設されている。言い換えると、センサ50は、吐水方向に対する鉛直方向において、吐水継手32よりも上方側に配設される。
図3に示すように、更に、自動水栓装置20は、吐水キャップ52と、パッキン54と、固定板56と、Oリング59(ガイド部材)と、規制手段と、を備えている。吐水キャップ52は、吐水継手32の吐水口36に嵌め込まれるものであり、例えば、細かい気泡を含んだ水流を吐水する泡沫キャップや整流キャップ等の他の機能を有するものである。パッキン54は、洗面器2と本体部30とをシールするものであり、吐水継手32と、センサ50と、ボルト44を貫通可能な孔を有している。図4に示すように、本体部30には、パッキン54を嵌め込むための段差部38が形成されている。なお、図4及び図5では、パッキン54を省略している。
図5に示すように、固定板56は、吐水継手32の径方向の外側から第1の溝部33に挿入可能で且つ吐水継手32の径方向の外側から第2の溝部34に挿入不可能な挿入部57と、第2の溝部34に外嵌可能な嵌め込み部58と、を有する。挿入部57と嵌め込み部58は、連続して形成されている。また、図6に示すように、Oリング59は、第1の溝部33に外嵌されるものである。
規制手段は、本体30に対してセンサ50が後方側へ移動することを規制するものである。図6に示すように、規制手段として、第1の溝部33にOリングが外嵌されており、且つ、第2の溝部34に固定板56の嵌め込み部58が外嵌されていることで、本体30に対してセンサ50が後方側へ移動することを規制している。具体的には、センサ50を本体30の内部に配設し、固定板56を吐水継手32の径方向の外側から第1の溝部33に対して、挿入部57から嵌め込み部58に到達するまで挿入する。そして、固定板56を第2の溝部34に嵌め込み部58が位置するよう吐水継手32の軸方向に移動する。その後、Oリングを第1の溝部33に外嵌する。これにより、センサ50は、本体30に取り付けられる。センサ50が後方側へ移動しようとしても、センサ50の突起部51が固定板56に当接するため、本体30に対してセンサ50が固定板56よりも後方側へ移動することは規制することができる。ここで、センサ50は、その下面から吐水継手32側へ突出する突起部51を有する。突起部51の長さは、固定板56の嵌め込み部58が第2の溝部34に外嵌された状態で、固定板56と当接可能な長さに設定されている。
次に、自動水栓装置20の固定方法について、説明する。まず、本体30の段差部38にパッキン54を嵌めこむ。そして、パッキン54に形成された孔に、センサ50を貫通させ、上述したように本体30の内部にセンサ50を取り付ける。次に、洗面器2の取付孔18に吐水継手32の接続部35及びセンサ50の後方側の端部を洗面器2の前方側から後方側に向かって挿入し、本体30の貫通孔31とナット42の位置が重なるように本体30を配置する。そして、2つのボルト44をそれぞれに対応するボルト挿入部37に挿入し、ボルト頭以外の部分44bを貫通孔31に貫通させ、各ナット42へねじ込む。これにより、本体30(自動水栓装置20)が洗面器2に固定される。なお、吐水キャップ52は、本体30を洗面器2に固定する前に吐水口36に嵌め込んでもよいし、本体30を洗面器2に固定した後に吐水口36に嵌め込んでもよい。
次に、センサ50の取り外し方法について、説明する。まず、ボルト44をナット42から取り外すことで、洗面器2に対する本体30の固定を解除し、本体30を洗面器2の前方側へ引き出す。そして、Oリング59を吐水継手32の第1の溝部33から下流側へずらす。その後、第2の溝部34に配置されていた固定板56の嵌め込み部58を第1の溝部33へと移動させて、第1の溝部33から固定板56を取り外す。これにより、センサ50は、規制手段による規制が解除され、本体30から取り外される。すなわち、本体30を洗面器2の前方側へ引き出すと、センサ50を洗面器2の前方側から取り外し可能である。
なお、本実施形態では、吐水継手32は、通水方向に対して垂直な断面が円形状に形成されている例を示したが、これに限らない。例えば、吐水継手32は、通水方向に対して垂直な断面が角形状に形成されていてもよい。すなわち、第1の溝部及び第2の溝部が、通水方向に対して垂直な断面が角形状に形成されていてもよい。
また、本実施形態では、固定板56を吐水継手32の径方向の外側から第1の溝部33に対して挿入する際に、左側方及び右側方の何れかの方向から固定板56を挿入する例を示したが、これに限らない。例えば、固定板56を吐水継手32の径方向の外側から第1の溝部33に対して挿入する方向は、左側方、右側方、下方等、何れの方向でもよい。
また、本実施形態では、センサ50全体が吐水継手32よりも上方に位置しているがこれに限らない。例えば、センサ50の中央部が吐水継手32の上端部よりも上方側に位置し、センサ50の中央部以外の部分が吐水継手32の上端部よりも下方側に位置してもよい。すなわち、センサ50の少なくとも一部が吐水継手32の上方側に位置していればよい。また、本実施形態では、センサ50は、吐水方向からみた正面視において、半弧状の形状を有しているが、これに限らない。例えば、角形状でもよいし、円形状でもよい。
また、本実施形態では、ガイド部材としてOリング59を備えているが、これに限らない。例えば、ガイド部材としてバネ性を持った略C型のリングやクリップのような形態の部材を第1の溝部33に外嵌してもよい。
また、本実施形態では、ナット42は、洗面器2に熱圧入されることで洗面器2に一体化されている例を示したがこれに限定されない。例えば、ナット42が洗面器2の成形時にインサートされることで固定される等、他の固定方法でもよい。
以上のように、本実施形態に係る自動水栓装置20は、通水管70に接続される吐水継手32と吐水継手32を覆う外観部材39とが一体的に形成されているため、従来の自動水栓装置に比べて外観部材39から吐水継手32を取り外す手間を削減することができる。また、手洗器2の前方側から固定手段による固定を解除して本体20を引き出すことで、センサ50を前方側から取り外し可能である。よって、センサ50の取り外しを容易に行うことができる。
また、本実施形態に係る自動水栓装置20は、本体20に対してセンサ50が後方側へ移動することを規制する規制手段を備えているため、本体20を洗面器2から取り外す際にセンサ50が洗面器2の後方側へ移動することを防止することができる。
また、本実施形態に係る自動水栓装置20は、ガイド部材としてのOリング59を第1の溝部33からずらして固定板56を吐水継手32から取り外すだけで、センサ50を本体20から取り外すことができる。よって、簡易な構成により、センサ50の取り外しを容易に行うことができる。
また、本実施形態に係る自動水栓装置20は、洗面器2にナット42が一体化されているため、本体20を洗面器2に固定する際に、別体のナットや雌ネジ加工された板等の部材を用いる場合に比べて、本体20の固定や固定解除のときにそれらの部材を保持する必要がない。よって、センサ50の取り外しを容易に行うことができる。
また、本実施形態に係る自動水栓装置20は、通水管70は、可撓性であり、吐水継手32の接続部35は、洗面器2に本体20が固定された状態で、前方へ向かって下り傾斜するように形成されているため、意図的に通水管を弛ませなくても通水管70の引き出す長さに余裕を持たせることができ、センサ20を取り外す際にセンサ50が配設された本体20を引き出しやすくなる。
1 手洗いユニット
2 手洗器(水栓取付部材)
4 ボウル部
8 排水口
10 底壁部
12 前壁部
14 後壁部
16 両側壁部
18 取付孔(水栓取付孔)
20 自動水栓装置
30 本体
31 貫通孔
32 吐水継手
33 第1の溝部
34 第2の溝部
35 接続部
36 吐水口
37 ボルト挿入部
38 段差部
39 外観部材
50 センサ
51 突起部
52 吐水キャップ
54 パッキン
56 固定板(板部材)
57 挿入部
58 嵌め込み部
59 Oリング(ガイド部材)

Claims (5)

  1. 水栓取付孔を有する水栓取付部材に固定される自動水栓装置において、
    通水管に接続される吐水継手と前記吐水継手を覆う外観部材とが一体的に形成された本体と、
    前記水栓取付部材の前方側から前記水栓取付部材に前記本体を固定する固定手段と、
    前記本体の内部に配設され、検知対象を検知するセンサと、
    を備え、
    前記センサは、前記本体を前記水栓取付部材から前記水栓取付部材の前方側へ引き出すと前記水栓取付部材の前方側から取り外し可能であることを特徴とする自動水栓装置。
  2. 前記本体に対して前記センサが後方側へ移動することを規制する規制手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の自動水栓装置。
  3. 前記センサは、少なくとも一部が前記吐水継手の上方側に配設され、下面から前記吐水継手側へ突出する突起部を有し、
    前記吐水継手は、外周面の周方向に沿った第1の溝部と、前記第1の溝部の外径よりも大きく、前記第1の溝部よりも下流側に形成された第2の溝部と、を有し、
    前記第1の溝部に挿入可能で且つ前記第2の溝部に挿入不可能な挿入部と第2の溝部に外嵌可能な嵌め込み部とが連続して形成された板部材と、
    前記第1の溝部に外嵌されるガイド部材と、を備え、
    前記規制手段は、前記第1の溝部に前記ガイド部材が外嵌されており、且つ、前記第2の溝部に前記嵌め込み部が外嵌されていることで、前記本体に対して前記センサが後方側へ移動することを規制するものであることを特徴とする請求項2に記載の自動水栓装置。
  4. 前記固定手段は、前記水栓取付部材に一体化されたナットと、前記ナットにねじ込まれるボルトと、を備え、
    前記本体は、前記ボルトのボルト頭が所定位置で規制され、且つ、前記ボルト頭以外の部分が貫通可能な貫通孔を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の自動水栓装置。
  5. 前記通水管は、可撓性であり、
    前記吐水継手は、前記通水管が接続される接続部を有し、
    前記接続部は、前記水栓取付部材に前記本体が固定された状態で、前方へ向かって下り傾斜するように形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の自動水栓装置。
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