JP2016037707A - ヒンジ装置および建具 - Google Patents

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Abstract

【課題】扉体の鉛直荷重を支持可能であるとともに扉体の持ち上がりを防止でき、簡単に施工できるヒンジ装置および建具を提供すること。
【解決手段】ヒンジ装置4は、ドア枠に取り付け可能な枠側丁番50と、扉体に取り付け可能な扉側丁番60と、扉側丁番60の枠側丁番50に対する離間を規制する規制部材7とを備える。扉側丁番60は、枠側丁番50の上方に位置するとともに枠側丁番50の差込みシャフト53が軸穴部63に回動可能に差し込まれる。規制部材7は、枠側丁番50がドア枠に取り付けられ、かつ扉側丁番60が扉体に取り付けられた状態で、扉側丁番60が枠側丁番50に対して差込みシャフト53の軸方向への移動を規制する。
【選択図】図4

Description

本発明は、扉体を開閉可能に支持するヒンジ装置および建具に関する。
従来、建具として、雌型蝶番片に雄型蝶番片の差込みシャフトを差し込んで形成した複数の蝶番(差込み式蝶番)により扉体が躯体に取り付けられた扉装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の扉装置では、雄型蝶番片が枠体に取り付けられ、雌型蝶番片が扉体に取り付けられ、雄型蝶番片が雌型蝶番片の下方に位置するように蝶番を設けることで、扉体の鉛直荷重を支持可能となっている。また、複数の蝶番のうちの少なくとも一つの蝶番を、その雄型蝶番片が雌型蝶番片の上方に位置するように上下方向の向きを逆向きに設けることで、扉体の持ち上がりを規制している。
特開2007−224576号公報
ところで、特許文献1に記載の扉装置では、上下方向の向きを逆向きにした蝶番の雌型蝶番片が雄型蝶番片から下方へ離間可能であるため、この蝶番によって扉体の鉛直荷重を支持することはできない。このため、扉体の鉛直荷重は、前述した逆向きの蝶番を除く他の蝶番に分散して支持されることとなり、鉛直荷重を支持可能な蝶番の支持負担が増大する。
本発明の目的は、扉体の鉛直荷重を支持可能であるとともに扉体の持ち上がりを防止でき、簡単に施工できるヒンジ装置および建具を提供することにある。
本発明のヒンジ装置は、枠体に取り付け可能な枠側丁番と、前記枠側丁番の上方に位置し、且つ扉体に取り付け可能な扉側丁番と、前記枠側丁番および前記扉側丁番のうちのいずれか一方に設けられた軸部と、前記枠側丁番および前記扉側丁番のうちのいずれか他方に設けられ、前記軸部が差し込まれる軸穴部と、前記枠側丁番が前記枠体に取り付けられ、かつ前記扉側丁番が前記扉体に取り付けられた状態で、前記扉側丁番が前記枠側丁番に対して前記軸部の軸方向への移動を規制して前記軸部が前記軸穴部から外れることを防止する規制部材とを備え、前記規制部材は、前記枠側丁番に取り付けられる第一取付部と、前記扉側丁番に取り付けられる第二取付部と、前記第一取付部および前記第二取付部を連結する連結部とを備え、前記枠側丁番および前記扉側丁番のうちのいずれか一方は、前記規制部材に対して回動自在に取り付けられることを特徴とする。
本発明のヒンジ装置によれば、扉側丁番に加わる扉体の鉛直荷重は、この扉側丁番の下方に位置する枠側丁番によって支持でき、例えば複数のヒンジ装置が取り付けられる場合、当該複数のヒンジ装置によって扉体の鉛直荷重を分散して支持でき、一つあたりのヒンジ装置の鉛直荷重の支持負担を軽減できる。
また、規制部材によって扉側丁番の枠側丁番に対する軸方向の所定以上の離間を規制することで、扉体を持ち上げる方向の力が生じても、軸部が軸穴部から外れることを防止でき、扉体が持ち上がって枠体から外れることをなくすことができる。
本発明のヒンジ装置では、前記連結部の長さ寸法は、前記枠側丁番の下端から前記扉側丁番の上端までの前記軸方向の長さ寸法よりも長いことが好ましい。
このような構成によれば、第二取付部と扉側丁番との間に軸方向の遊び(隙間)を形成できる。これにより、枠側丁番と扉側丁番との間にスペーサを配置可能となり、このスペーサの配置によって扉体の枠体に対する高さ位置を簡単に調整できる。
本発明のヒンジ装置では、前記第一取付部は、前記枠側丁番への係止によって前記枠側丁番に対する前記規制部材の回動を規制する係止爪が形成され、前記扉側丁番は、前記第二取付部に対して回動自在に取り付けられることが好ましい。
このような構成によれば、係止爪の枠側丁番への係止によって、扉体の開閉に伴って規制部材が枠側丁番に対して回動することを防止できる。
本発明のヒンジ装置では、前記規制部材は、前記枠側丁番に固定される固定部を備えることが好ましい。
このような構成によれば、固定部が枠側丁番に固定されることで、扉体の開閉に伴って規制部材が枠側丁番に対して回動することを防止したり、回動範囲を極めて狭くすることができる。
本発明のヒンジ装置では、前記連結部は、可撓性を有するワイヤーによって構成され、前記第一取付部は、前記ワイヤーの一端に取り付けられた端子によって構成され、前記第二取付部は、前記ワイヤーの他端に取り付けられた端子によって構成されることが好ましい。
このような構成によれば、ワイヤーの長さ寸法を適宜設定するだけで、様々な軸方向の長さ寸法を有した枠側丁番および扉側丁番に取り付け可能であり、規制部材の汎用性を向上できる。
本発明の建具は、枠体と、扉体と、前記扉体を前記枠体に開閉可能に支持させる複数のヒンジ装置とを備え、前記複数のヒンジ装置のうちの少なくとも一つは、前述した本発明のヒンジ装置によって構成されることが好ましい。
本発明の建具によれば、前述した本発明のヒンジ装置と同様の作用効果を発揮可能な建具とすることができる。
本発明によれば、扉体の鉛直荷重を支持可能であるとともに扉体の持ち上がりを防止でき、簡単に施工できるヒンジ装置および建具を提供できる。
本発明の第1実施形態に係るドアの室外側を示す正面図。 第1実施形態に係るドアを示す縦断面図。 第1実施形態に係るドアを示す横断面図。 第1実施形態に係るドアのヒンジ装置を示す斜視図。 第1実施形態に係るドアの規制部材を示す説明図。 第1実施形態に係るドアへのヒンジ装置の施工を示す斜視図。 本発明の第2実施形態に係るドアのヒンジ装置を示す斜視図。 第2実施形態に係るドアの規制部材を示す説明図。 第2実施形態に係るドアへのヒンジ装置の施工を示す斜視図。 本発明の変形例に係るヒンジ装置を示す斜視図。
[第1実施形態の構成]
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜6において、第1実施形態に係る建具である玄関ドア1は、建物に設けられて室内空間(屋内空間)と室外空間(屋外空間)とを仕切る外開き形式の出入り口であって、建物躯体に固定される枠体としてのドア枠2と、このドア枠2に開閉自在に支持される扉体3とを備えて構成されている。
なお、以下説明において見込み方向とは、後述する縦枠23の見込み面部231(室内外方向に向かう面)に沿う方向を意味する。
ドア枠2は、それぞれアルミ押出形材製の上枠21、下枠22および左右の縦枠23を四周枠組みして形成されている。扉体3は、図1の右側に位置する吊元側において複数のヒンジ装置4を介してドア枠2に開閉可能に支持されている。
ヒンジ装置4は、図4に示すように、ドア枠2と扉体3とを連結可能な金属製の旗丁番5と、旗丁番5に取り付けられる規制部材7とを備えて構成されている。
旗丁番5は、ドア枠2に取り付け可能な枠側丁番50と、枠側丁番50の上方に位置し、且つ扉体3に取り付け可能な扉側丁番60と、枠側丁番50に設けられた軸部である差込みシャフト53とによって構成されている。本実施形態では、枠側丁番50は雄型丁番として構成され、扉側丁番60は雌型丁番として構成されている。
枠側丁番50は、羽根板51と、羽根板51の見込み方向の一方側端部に連続した円柱部52とを有して構成され、円柱部52の上端には、差込みシャフト53が上方に延出して形成されている。羽根板51には、四つのビスホール513が形成されており、このビスホール513にビス55が挿通されて吊元側の縦枠23の見込み面部231にビス止めされる(図6参照)。円柱部52の下端には、後述する段付きビス722に螺合する螺合穴521が形成されている。
扉側丁番60は、羽根板61と、羽根板61の見込み方向の一方側端部に連続した円筒部62と、円筒部62の下端で開口した軸穴部63とを有して構成されている。羽根板61には、四つのビスホール613が形成されており、このビスホール613にビス55が挿通されて扉体3の吊元側の見込み面部にビス止めされる。円筒部62の径は、円柱部52の径と同じである。円筒部62の下端には、軸穴部63が形成されている。円筒部62の上端には、後述する段付きビス722に螺合する図6に示す螺合穴621が形成されている。
枠側丁番50の差込みシャフト53は、扉側丁番60の軸穴部63に差込み可能であり、差込み状態において旗丁番5が形成され、扉側丁番60は枠側丁番50に対して差込みシャフト53を中心として回動可能な状態となる。
規制部材7は、金属製板材をプレス曲げ加工して形成されており、図5に示すように、差込みシャフト53の軸方向(上下方向)に延びた連結部71と、軸方向に直交する水平方向に延出した一対の取付部72,73とを有して構成されている。取付部72は、連結部71の上端から折り曲げられて連続しており、取付部73は、連結部71の下端から折り曲げられて連続している。連結部71の長さ寸法によって、差込みシャフト53の軸方向における取付部72と取付部73との離間寸法が設定される。
取付部72には、段付きビス722が挿通可能な取付孔721が形成されている。取付部72は、取付孔721に挿通された段付きビス722が扉側丁番60の螺合穴621に螺合することによって扉側丁番60の上端に回動自在に取り付けられる。
取付部73には、段付きビス722が挿通可能な取付孔731と、枠側丁番50に係止可能な係止爪732とが形成されている。取付部73は、取付孔731に挿通された段付きビス722が枠側丁番50の螺合穴521に螺合することによって枠側丁番50の下端に回動自在に取り付けられる。
係止爪732は、連結部71から水平方向に離間した取付部73の位置から取付部72に向かって上方に延出して形成されている。
枠側丁番50が吊元側の縦枠23に取り付けられ、かつ扉側丁番60が扉体3に取り付けられた状態では、連結部71と係止爪732との間に、羽根板51が位置する。このため、規制部材7が枠側丁番50に対して扉体3の開閉方向に回動されようとしても、係止爪732が羽根板51に係止されて当該規制部材7の前述した回動が規制される。
連結部71の長さ寸法L1(図5の(A)参照)は、枠側丁番50と扉側丁番60とが組み合わされた旗丁番5の下端から上端までの軸方向の長さ寸法L2(図4参照)よりも長い。このため、規制部材7を旗丁番5に取り付けた状態では、取付部72と扉側丁番60との間に軸方向の遊び(隙間)が形成される。
連結部71の取付部72,73側の面から取付孔721,731の中心位置までの取付部72,73の水平方向の延出長さ寸法L3は、円柱部52、円筒部62の半径長さ寸法L4(図4参照)よりも長く、取付部72,73に対する取付位置から羽根板51,61の他方の横方向端部までの旗丁番5の横方向の長さ寸法L5(図4参照)よりも短い。
延出長さ寸法L3と半径長さ寸法L4との差は、連結部71が円柱部52、円筒部62に干渉しない範囲内で小さく設定される。このため、連結部71は円柱部52、円筒部62の近傍に位置する。このように連結部71が円柱部52、円筒部62の近傍に位置した場合には、連結部71が円柱部52、円筒部62から大きく離れて位置した場合と比べ、扉側丁番60の枠側丁番50に対する軸方向への移動に基づいて加えられる曲げ応力が小さくなる。従って、規制部材7による扉側丁番60の枠側丁番50に対する軸方向の離間を強固に規制できる。
このような規制部材7は、図5の(A)に示すように略コ字状に形成され、枠側丁番50と扉側丁番60とに連結し、両丁番相互の軸方向の離間を所定範囲内に規制する。
また、規制部材7の連結部71は、枠側丁番50と扉側丁番60とが差込みシャフト53を中心として相対回動可能な全回動領域のうち、旗丁番5が吊元側の縦枠23および扉体3に取り付けられた際に枠側丁番50と扉側丁番60とが相対回動可能な最大回動領域(扉体3が全閉位置から全開位置に位置するまでの回動領域)を除いた残余領域に配置される。規制部材7は、前述したように配置されることで旗丁番5の回動動作を阻害することがない。
このように構成されたヒンジ装置4は、扉体3を吊元側の縦枠23に開閉移動可能に支持させるとともに、扉体3の鉛直荷重を支持する。また、扉体3に持ち上げられる力が加わっても、規制部材7によって扉側丁番60の枠側丁番50からの上方への離間を規制することで当該扉体3の持ち上がりを防止する。
[ドアの施工手順]
以下、本実施形態に係るドア1の施工手順について説明する。
先ず、扉体3を吊元側の縦枠23に開閉可能に取り付ける。具体的には、各枠側丁番50の羽根板51を吊元側の縦枠23の見込み面部231にビス止めする。他方、各扉側丁番60の羽根板61を扉体3の吊元側の見込み面部にビス止めする。
ここで、複数のヒンジ装置4の各枠側丁番50同士は、差込みシャフト53が上方に位置するように同じ向きにセットされ、各扉側丁番60同士は、軸穴部63が下方に位置するように同じ向きにセットされる。
次に、扉体3を持ち上げて軸穴部63を差込みシャフト53の上方に位置させ、続いて扉体3を降ろしつつ軸穴部63に差込みシャフト53を差し込む。
このようにして、扉体3は吊元側の縦枠23に複数のヒンジ装置4を介して開閉可能に支持される。また、吊元側の縦枠23に取り付けられた各枠側丁番50は扉体3から扉側丁番60に加わる鉛直荷重を支持する。
次に、規制部材7を複数の旗丁番5のうちのいずれか一つに取り付ける。具体的には、上から2番目の旗丁番5に対して、規制部材7の取付部73を段付きビス722によって枠側丁番50の円柱部52の下端に取り付け、また、規制部材7の取付部72を段付きビス722によって扉側丁番60の円筒部62の上端に取り付ける。取付部73を枠側丁番50へ取り付ける際、扉体3のドア枠2に対する回動領域外に配置し、羽根板51の扉体3側の面に当接可能な位置に配置される。このように配置されることで、規制部材7が枠側丁番50に対して扉体3の閉鎖方向に回動しようとしても、係止爪732が羽根板51に係止されて当該回動が規制される。
このようにして、規制部材7を旗丁番5に取り付け、枠側丁番50と扉側丁番60との相互の軸方向位置を拘束する。
なお、扉体3のドア枠2に対する高さ位置は、枠側丁番50の差込みシャフト53にリング状のスペーサ(図示省略)を装着することで、このスペーサを枠側丁番50の円柱部52と扉側丁番60の円筒部62との間に介在させることによって、適宜調整可能である。
[第1実施形態の効果]
(1)扉側丁番60に加わる扉体3の鉛直荷重は、扉側丁番60の下方に位置する枠側丁番50によって支持でき、複数のヒンジ装置4によって扉体3の鉛直荷重を分散して支持することで、一つあたりのヒンジ装置4の鉛直荷重の支持負担を軽減できる。
また、規制部材7によって扉側丁番60の枠側丁番50に対する軸方向の離間を規制することで、扉体3を持ち上げる方向の力が生じても、扉側丁番60が差込みシャフト53から抜き出されることを防止できる。このため、扉体3が持ち上がってドア枠2から外れることを防止できる。
さらに、旗丁番5とは別体の規制部材7によって扉体3の持ち上がりを防止できるため、例えば、複数のヒンジ装置4のすべての枠側丁番50および扉側丁番60をドア枠2および扉体3に取り付けた状態で、扉体3をドア枠2に組み込むことができ、規制部材7のみを扉体3をドア枠2に組み込んだ後に取り付けることができる。このため、扉体3の持ち上がりを防止するために一部のヒンジ装置4を上下逆向きに設置する必要がなく、この逆向きのヒンジ装置4を施工現場において取り付ける必要もないため、施工を簡単に行える。
さらに、連結部71によって取付部72と取付部73との離間が規制されるため、扉側丁番60が枠側丁番50から軸方向に所定以上に離間移動しようとしても、当該扉側丁番60が取付部72に当接して離間移動できなくなる。
また、取付部72が扉側丁番60に回動自在に取り付けられるため、規制部材7によって枠側丁番50に対する扉側丁番60の回動が阻害されることがない。
(2)取付部72と取付部73との離間長さ寸法L1を旗丁番5の上下方向(軸方向)の長さ寸法L2よりも長くしたことで、ヒンジ装置4を吊元側の縦枠23および扉体3に取り付けた場合に、取付部72と扉側丁番60との間に軸方向の遊び(隙間)を形成できる。これにより、枠側丁番50と扉側丁番60との間にスペーサを配置可能となり、このスペーサの配置によって扉体3のドア枠2に対する高さ位置を簡単に調整できる。
なお、取付部72と扉側丁番60との間や、取付部73と枠側丁番50との間にスペーサを配置することによって、扉側丁番60の枠側丁番50に対する軸方向の離間移動可能な領域幅を狭めることもできる。
(3)係止爪732の枠側丁番50への係止によって、ヒンジ装置4が取り付けられた扉体3のドア枠2に対する開閉移動に伴って規制部材7が枠側丁番50に対して回動することを防止したり、回動範囲を極めて狭くすることができる。
[第2実施形態の構成]
以下、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。
図7〜9において、第2実施形態に係る建具である玄関ドア1は、前述した第1実施形態に係るドア1と同様に構成されているが、ヒンジ装置4に代えて、ヒンジ装置4Aを備えている点で相違する。なお、第1実施形態に係るドア1と共通する構成については、図面に同符号を適宜付して詳細な説明を省略する。
ヒンジ装置4Aは、図7に示すように、旗丁番5に取り付けられる規制部材7Aを備えている。規制部材7Aは、図8に示すように、連結部71と、取付部72,73と、連結部71に連続して形成された板状の固定部74とを備えて構成されている。取付部72,73の延出長さ寸法L3(図7、図8の(A)参照)は、旗丁番5の見込み方向の長さ寸法L5(図7参照)よりも長い。
固定部74は、連結部71の上下方向中央より下方から取付部72,73間まで見込み方向に延出して形成されている。固定部74には、ビスホール741が形成されており、このビスホール741にビス55が挿通されて枠側丁番50の羽根板51とともに吊元側の縦枠23の見込み面部231にビス止めされる。このように固定部74が吊元側の縦枠23の見込み面部231にビス止めされた際には、固定部74は、羽根板51と共締めされるため、枠側丁番50に固定された状態となる。
このように構成されたヒンジ装置4Aの旗丁番5への取付手順は、前述したヒンジ装置4の取付手順と概略同様であるが、固定部74を、羽根板51を挟んで吊元側の縦枠23の見込み面部231にビス止めする手順が追加される。
ヒンジ装置4Aを吊元側の縦枠23および扉体3に取り付けた場合には、規制部材7Aは、枠側丁番50の周囲であって吊元側の縦枠23の見込み面部231に沿って位置する。なお、規制部材7Aの連結部71の上下方向中央より上部と取付部72,73とによって扉側丁番60を収容可能な領域が形成されている。
[第2実施形態の効果]
(1)本実施形態に係るドア1によれば、第1実施形態のドア1と同様に、扉体3の鉛直荷重をヒンジ装置4Aによって支持可能に設置できるとともに、規制部材7Aを枠側丁番50、扉側丁番60の回動動作を阻害しない位置(扉側丁番60の枠側丁番50に対する回動領域外)に固定でき、そして、規制部材7Aによって扉体3の持ち上がりを防止できる。また、取付部72と扉側丁番60との間に軸方向の隙間を形成することで、枠側丁番50に対する扉側丁番60の高さ位置を調整できる。
(2)固定部74を羽根板51に固定することで、ヒンジ装置4Aが取り付けられた扉体3のドア枠2に対する開閉移動に伴って規制部材7Aが枠側丁番50に対して扉閉鎖方向に回動することを防止できる。
また、取付部72,73の延出長さ寸法L3が、旗丁番5の横方向の長さ寸法L5よりも長いため、固定部74が枠側丁番50に固定された際に、ヒンジ装置4Aが吊元側の縦枠23および扉体3に取り付けられると、規制部材7Aは、枠側丁番50とともに吊元側の縦枠23の見込み面部231に沿って配置される。従って、扉体3が閉鎖位置にある場合には、規制部材7は吊元側の縦枠23と扉体3との間に介在され、外観上目立ち難い。
[変形例]
なお、本発明は以上の実施形態で説明した構成のものに限定されず、本発明の目的を達成できる範囲での変形例は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態では、複数のヒンジ装置4,4Aのうちのいずれか一つが規制部材7,7Aを備えて構成されているが、これに限定されず、複数のヒンジ装置4,4Aの全てに規制部材7,7Aを備えてもよく、また、複数のヒンジ装置4,4Aのうちのいくつかに規制部材7,7Aを備えてもよい。
前記実施形態では、枠側丁番50が雄型丁番とされ、かつ扉側丁番60が雌型丁番として構成されているが、これに限定されず、例えば、枠側丁番50が軸穴部63を有した雌型丁番として構成され、扉側丁番60が、差込みシャフト53が形成された雄型丁番として構成されていてもよい。
前記実施形態では、係止爪732は、取付部73に形成されているが、これに限定されず、例えば取付部73ではなく取付部72に形成され、規制部材7の扉側丁番60に対する扉体3の開閉方向の回動を規制可能に構成されてもよい。
また、係止爪732の構成を省いて規制部材7を構成してもよい。この場合、取付部72,73のうちのいずれか一方は、固定ネジ等によって旗丁番5に固定されてもよい。
前記実施形態では、段付きビス722によって取付部72,73を旗丁番5に連結しているが、これに限定されず、例えば、各取付孔721,731にブッシュを挿通し、このブッシュにネジを挿通させて各螺合穴521,621に螺合させることによって取付部72,73を旗丁番5に連結してもよい。
前記第2実施形態では、規制部材7Aは、固定部74の構成に加えて、係止爪732が取付部73に設けられていてもよい。これにより、例えば、仮に固定部74の枠側丁番50への固定が緩んでも、係止爪732が羽根板51に係止されるため、規制部材7Aの枠側丁番50に対する回動を規制できる。
前記第2実施形態では、規制部材7Aは、枠側丁番50に固定されるが、これに限定されず、例えば枠側丁番50ではなく扉側丁番60に固定されてもよい。この場合、固定部74は、連結部71の上下方向中央より上部から取付部72,73間に見込み方向に延出して形成され、ヒンジ装置4Aを扉体3に取り付けた状態では、規制部材7Aは扉側丁番60とともに扉体3の吊元側の見込み面部に沿って位置する。
前記第2実施形態では、規制部材7Aは、取付部73と固定部74とによって枠側丁番50に取り付け、固定されているが、これに限定されず、例えば、取付部73の構成を省略してもよい。
また、連結部71は、上下方向に直線状に延びて形成されているが、これに限定されず、例えば、扉側丁番60に隣接する部分が扉側丁番60の円筒部62の近傍に沿って位置するように折り曲げられていてもよい。
前記実施形態では、規制部材7,7Aは、係止爪732、固定部74を除く連結部71および取付部72,73によってコ字状の剛体として形成されているが(図5の(A)、図8の(A)参照)、これに限定されず、例えば図10に示すように、端子付きワイヤー金具8(規制部材)によって形成されていてもよい。図10には、旗丁番5と、端子付きワイヤー金具8を備えたヒンジ装置4Bを示す。
端子付きワイヤー金具8は、可撓性を有する連結部である金属ワイヤー81と、金属ワイヤー81の両端に取り付けられた第一取付部、第二取付部である取付端子82,83とを備えて構成されている。金属ワイヤー81の長さ寸法は、旗丁番5の軸方向の長さ寸法
L2よりも長い。取付端子82は、取付孔721を有し、この取付孔721に段付きビス722が挿通されて扉側丁番60の上端に回動可能に取り付けられる。また、取付端子83は、取付孔731を有し、この取付孔731に段付きビス722が挿通されて枠側丁番50の下端に回動可能に取り付けられる。
このような端子付きワイヤー金具8によれば、金属ワイヤー81の長さ寸法を適宜設定するだけで、様々な軸方向の長さ寸法を有した旗丁番5に取り付け可能であり、規制部材の汎用性を向上できる。また、金属ワイヤー81を適宜曲げたり延ばしたりすることでも、様々な軸方向の長さ寸法を有した旗丁番5に取り付け可能であり、規制部材の汎用性を向上できる。
なお、取付端子82,83のうちのいずれか一方には、係止爪732が設けられていてもよい。
1…玄関ドア、2…ドア枠、3…扉体、4,4A,4B…ヒンジ装置、5…旗丁番、7,7A…規制部材、8…端子付きワイヤー金具(規制部材)、21…上枠、22…下枠、23…縦枠、31…シリンダー錠、50…枠側丁番、51,61…羽根板、52…円柱部、53…差込みシャフト、55…ビス、60…扉側丁番、61…羽根板、62…円筒部、63…軸穴部、71…連結部、72,73…取付部、74…固定部、81…金属ワイヤー(連結部)、82,83…取付端子(取付部)、231…見込み面部、513,613,741…ビスホール、521,621…螺合穴、721,731…取付孔、722…段付きビス、732…係止爪。

Claims (6)

  1. 枠体に取り付け可能な枠側丁番と、
    前記枠側丁番の上方に位置し、且つ扉体に取り付け可能な扉側丁番と、
    前記枠側丁番および前記扉側丁番のうちのいずれか一方に設けられた軸部と、
    前記枠側丁番および前記扉側丁番のうちのいずれか他方に設けられ、前記軸部が差し込まれる軸穴部と、
    前記枠側丁番が前記枠体に取り付けられ、かつ前記扉側丁番が前記扉体に取り付けられた状態で、前記扉側丁番が前記枠側丁番に対して前記軸部の軸方向への移動を規制して前記軸部が前記軸穴部から外れることを防止する規制部材とを備え、
    前記規制部材は、前記枠側丁番に取り付けられる第一取付部と、前記扉側丁番に取り付けられる第二取付部と、前記第一取付部および前記第二取付部を連結する連結部とを備え、
    前記枠側丁番および前記扉側丁番のうちのいずれか一方は、前記規制部材に対して回動自在に取り付けられる
    ことを特徴とするヒンジ装置。
  2. 請求項1に記載のヒンジ装置において、
    前記連結部の長さ寸法は、前記枠側丁番の下端から前記扉側丁番の上端までの前記軸方向の長さ寸法よりも長い
    ことを特徴とするヒンジ装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のヒンジ装置において、
    前記第一取付部は、前記枠側丁番への係止によって前記枠側丁番に対する前記規制部材の回動を規制する係止爪が形成され、
    前記扉側丁番は、前記第二取付部に対して回動自在に取り付けられる
    ことを特徴とするヒンジ装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のヒンジ装置において、
    前記規制部材は、前記枠側丁番に固定される固定部を備える、
    ことを特徴とするヒンジ装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のヒンジ装置において、
    前記連結部は、可撓性を有するワイヤーによって構成され、
    前記第一取付部は、前記ワイヤーの一端に取り付けられた端子によって構成され、
    前記第二取付部は、前記ワイヤーの他端に取り付けられた端子によって構成される
    ことを特徴とするヒンジ装置。
  6. 枠体と、扉体と、前記扉体を前記枠体に開閉可能に支持させる複数のヒンジ装置とを備え、
    前記複数のヒンジ装置のうちの少なくとも一つは、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のヒンジ装置によって構成される
    ことを特徴とする建具。
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