JP2016036070A - 電気音響変換器 - Google Patents
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Abstract
Description
また、ダイナミックスピーカの動作原理と逆の動作原理を有するダイナミックマイクロホンでも、上記と同様のことが言える。即ち、広い指向性で高音域を収集するには、小口径の振動板を使用した小型のマイクロホンが用いられる。
特許文献1には、高分子樹脂フィルムの中央部分にボイスコイルとしての導電体パターンをプリント形成し、その中央部分を折り返し加工して接着することによって、導電体パターンを有する平板状の部分と、湾曲形状の第1,第2の振動部とを一体化して備える振動板が形成されており、この振動板の平板状の部分は磁気回路内の磁気ギャップ内に配置され、両振動部の先端は支持部材に固定された構造のスピーカが開示されている。
特許文献2には、振動板中央部が凹部を形成した状態で折り返され、その凹部内に、長円の環状に巻回された偏平なボイスコイルが配置され、そのボイスコイルを上下に離間した二つの磁気ギャップ内に配置した構造のスピーカが開示されている。このスピーカにおいても、振動板の外周部は、環状のフレーム上に固定されている。
また、例えばブックシェルフ型と呼ばれる、棚上等に置くタイプのスピーカシステムは、縦方向又は横方向のどちらの方向にも使われるが、リッフェル型スピーカを用いた場合には、前述したように振動板の湾曲方向に沿う横方向に音が広がり、これと直交する縦方向にはほとんど広がらないという特性を有するため、棚上等に置いたときの方向によって指向性が大きく変わってしまう。
また、この電気音響変換器においては、各対の縦割り筒状面は、それぞれ、縦割り筒状面の周方向には音が広がり、これと直交する方向にはほとんど広がらないという指向特性を有している。本発明では、二つの対の縦割り筒状面の谷部又は山部どうしで直交して配置したので、その交差部を通る法線方向(正面方向)の聴取位置では、各対の縦割り筒状面の振動による音が均等に伝搬する。他方、この法線方向からずれた聴取位置では、そのずれた方向と縦割り筒状面の周方向とが最も近い対の縦割り筒状面からの音が相対的に大きくなるとともに、他の対の縦割り筒状面からの音が相対的に小さくなる。そして、この縦割り筒状面の対が互いに方向を変えて二対で設けられているので、各対の縦割り筒状面からの音が互いに補完し合って合成される結果、どの方向にも広い指向性を有することとなる。したがって、この電気音響変換器は、縦方向又は横方向などの設置の方向にかかわらず、優れた指向性を発揮することができる。
本発明をマイクロホンに適用する場合も、縦割り筒状面が振動面であり、その振動体の全体が一様に振動することにより、感度を維持しながら指向性が良好となり、低音域から高音域まで広い周波数帯域に亘って広い指向性で収音することができる。また、スピーカの場合と同様に、縦・横の方向にかかわらずに優れた指向性を有する。
振動体が縦割り筒状面の翼状部のみで形成される場合は、直線状の谷部が延びているので、外周縁が複雑な形状となり、支持部の構造も複雑になるが、縦割り筒状面から円錐面状又は楕円錐面状等の錐形状に延在するコーン部を介在させることにより、支持部に円形リング状又は楕円形リング状の単純形状のものを用いることができ、安価に製造することが可能になる。
この場合、コーン部を翼状部の外周部だけでなく、コーン部の小径側端部と大径側端部との間に翼状部が配置されるように設けたことにより、支持部及び変換部の両方に通常のダイナミックスピーカ等と同様の構成のものを用いることが容易になり、より安価に製造することが可能である。
翼状部以外は通常のダイナミックスピーカ等に用いられる部品を適用することができ、そのコーン部に翼状部を設けた単純構造であり、さらに安価に製造することができる。
コーン部と翼状部との間の空間が密閉されていると空洞共鳴の原因となるおそれがあり、また、振動板が2枚重なって存在することになるため、それぞれから放射される音が干渉して特性の乱れを生じるおそれがある。そこで、2重構造となっている部分のコーン部に貫通孔を形成することにより、コーン部と翼状部との間の空間を開放状態として空洞共鳴を防止するとともに、コーン部の面積を貫通孔により小さくして、振動板としての機能を低下させて干渉を抑えるようにしたものである。貫通孔は、コーン部が翼状部を支持し得る程度の強度を有する範囲内で1個又は複数個形成することができる。
翼状部の縦割り筒状面において谷部はコーン部の小径側に配置されるため、単に円錐面状又は楕円錐面状等の錐形状のコーン部であると、翼状部の谷部の長さを小さくしないと配置できないが、コーン部の小径側部分に切欠部を形成して、その切欠部内に谷部の両端部を収容したことにより、谷部の長さを大きくすることができ、縦割り筒状面としての放射面を広く確保することができる。
例えば、樹脂フィルムの真空成形等により、翼状部とコーン部とを一体に形成することができ、安定した品質のスピーカ又はマイクロホンを容易に製造することができる。
図1〜図9は、本発明の第1実施形態のスピーカ(電気音響機器)を示す。
1.全体の構成
この実施形態のスピーカは、振動体1と、この振動体1を往復駆動するアクチュエータ(変換部)2と、これら振動体1及びアクチュエータ2を支持するための支持枠3と、振動体1を支持枠3に往復移動自在に支持するエッジ部4とを備えている。
なお、図2において、エッジ部4が設けられている側を上、アクチュエータ2が設けられている側を下とするように上下方向を設定し、この上下方向と直交し、後述するように90°の角度で交差する振動体1の谷部6のうちの一つの谷部6の延在方向をx方向、このx方向と直交する方向をy方向とする。このx方向及びy方向に対して、上下方向をz方向と称する場合もある。また、上方を向く面を表面、下方を向く面を裏面とする。表面を正面という場合もある。
(1)振動体の構成
振動体1は、図2及び図3等に示すように、翼状部7とこの翼状部7の外周部を囲むように円錐面状に延びるコーン部8とを備える。翼状部7は、二つの対の縦割り筒状面5をxy平面で互いに直交するように配置させて、両者を合体した形状で構成される。
具体的には、縦割り筒状面5の二つの対を図9(a)に模式的に分離して示すように、各対において、それぞれ、一対の縦割り筒状面5が並列に形成されるとともに、隣接する縦割り筒状面5の一方の側部どうしの間で谷部6を形成している。
なお、上述の縦割り筒状面5とは、筒状の面の一部を縦割りにして切り取った面のことである。また、上述の縦割り筒状面5の側部とは、縦割り筒状面5において、前記筒状の面の湾曲する方向の側の部位のことである。そして、図9(b) に示すように、二つの対の縦割り筒状面5をxy平面で互いに直交するように配置させて、両者を合体した形状である振動体1を形成する。この合体した形状については、後段で詳述する。
また、均一な音響特性(周波数特性、指向特性)を得るために、各縦割り筒状面5は、その谷部6の底部における接線L1,L2の間の中心で谷部6に沿う平行な面Mを中心として面対称に形成することが好ましい。ただし、本発明においては、必ずしも面対称でなくてもよい。
そして、各対の縦割り筒状面5は、図4及び図6に示すように、その凸となる方向を同じ表面側に向けて並列に配置されるとともに、隣接する側部どうしが、縦割り筒状面5の周方向に沿う断面における接線方向をほぼ平行にした状態で接合されている。その接合部13では、両縦割り筒状面5がわずかに間隔をあけて接合されており、その接合部13における接線L1,L2が平行に配置される(図6参照)。そして、この接合部13に沿って、両縦割り筒状面5の間に、縦割り筒状面5の縦方向に沿う直線状に谷部6が形成されている。
つまり、この振動体1は、図4及び図6に断面を示したように、接合部13を下側に配置すると、この接合部13から高さ方向の大部分が翼状部7とされ、各隆起部11の外側からコーン部8が円錐面の一部をなすように配置された形状とされる。この振動体1の下端は、90°に交差した接合部13の下面により構成され、振動体1の上端は、コーン部8の上縁により円形に形成される。
この実施形態の振動体1は合成樹脂からなる1枚のフィルムを一体成形しており、その接合部13は、フィルムを断面U字状に折り返すように成形して形成されている。
アクチュエータ2は、例えばボイスコイルモータが用いられ、翼状部7の接合部13が交差している部分に設けられたボイスコイル20と、支持枠3に固定された磁石機構21とにより構成される。
ボイスコイル20は、図1に示すように円筒状のボビン20aの回りにコイル20bが巻回されたものであり、図5に示すように、その軸上に翼状部7の交差部9の中心が配置され、ボイスコイル20の上端と接合部13の下縁とが接着剤等を介して固着されている。そして、このボイスコイル20の外周部がダンパー22を介して支持枠3に支持されており、ボイスコイル20は支持枠3に対してボイスコイル20の軸方向に沿って往復移動自在であるとともに、ダンパー22によりボイスコイル20の振動は、適宜制動される。ダンパー22は一般的なダイナミックスピーカに用いられる材料のものを適用することができる。
磁石機構21は、環状の磁石23と、この磁石23の一方の極に固定されたリング状のアウターヨーク24と、他方の極に固定されたインナーヨーク25とを備えており、インナーヨーク25の中心のポール部25aの先端部がアウターヨーク24内に配置される。これにより、アウターヨーク24とインナーヨーク25との間に、環状に磁気ギャップ26が形成される。この磁気ギャップ26内に、ボイスコイル20のコイル20bが巻回された部分が挿入された状態で配置される。
本発明において、振動体1を振動の方向(谷部6の深さ方向であるz方向)に振動可能に支持する支持部35は、この実施形態では、支持枠3とエッジ部4によって構成されている。
また、支持枠3の環状フレーム部32に、磁石機構21のアウターヨーク24が取り付けられることにより、磁石機構21と支持枠3とが一体に固定される。
前述したように、縦割り筒状面5は、単一円弧面だけでなく、複数の曲率を連続させたもの、断面が放物線形状やスプライン曲線など曲率が一定ないし連続的に変化するもの、角筒状面としたもの、階段状に複数の段差部を有する形状としたものなどを採用することができるが、その先端どうしを結ぶ境界線Hを超えない形状の凸面とするのが好ましい。
なお、図1及び図2において符号33は、ボイスコイル20を外部に接続するための端子を示している。
このように構成されたスピーカは、振動体1に固定されたアクチュエータ2のボイスコイル20に音声信号に応じた駆動電流が流れると、その駆動電流によって生じる磁束変化と、磁気ギャップ26内の磁界とにより、ボイスコイル20に駆動電流に応じた駆動力が作用し、磁界と直交する方向(ボイスコイル20の軸方向、図4では矢印で示す上下方向であるz方向)にボイスコイル20を振動させる。これにより、このボイスコイル20に接続されている振動体1が、谷部6の深さ方向に沿って振動し、表面から再生音が放射される。
このため、広帯域に亘って広い指向性を有している。
しかも、振動体1は、コーン部8の外周部がエッジ部4により支持枠3に往復振動が可能なように支持されているので、接合部13から外周部までの全体がアクチュエータ2によって一様に振動し、いわゆるピストンモーションによる振動が生じる。このため、ダイナミックスピーカと同様に、低音域においても高い音圧を有する。この場合、谷部6の両端が開放状態であると、振動体により放射された音波の一部が、その開放された空間を通って振動体の裏面側に抜けていくが、コーン部8により谷部6の両端が塞がれているので、音波の振動体1の裏面側への抜けを防止し、振動体1の前面の全体から効率的に放音することができる。
したがって、1本のスピーカユニットにより、低音域から高音域までの可聴帯域の全域で広い指向性で再生可能なフルレンジスピーカユニットを実現することができる。
例えば、交差部9の正面からx方向に聴取位置をずらすと、このx方向に直交するy方向に沿って谷部6を有する対の縦割り筒状面5(図3に示す例では図の上下方向に延びる谷部6を介して対向している縦割り筒状面5)からの音が大きくなり、x方向に沿って谷部6を有する対の縦割り筒状面5(図3に示す例では図の左右方向に延びる谷部6を介して対向している縦割り筒状面5)からの音は小さくなる。逆に、交差部9の正面からy方向に聴取位置をずらすと、x方向に沿って谷部6を有する対の縦割り筒状面5からの音が大きくなり、y方向に沿って谷部6を有する対の縦割り筒状面5からの音は小さくなる。
交差部9の正面からx方向とy方向との間の方向に聴取位置が移動する場合は、その移動方向と縦割り筒状面5の周方向とが最も近くなる対の縦割り筒状面5(言い換えると、聴取位置の移動方向に直交する方向が谷部6の延在方向に最も近くなる対の縦割り筒状面5)からの音が相対的に大きくなり、他の対の縦割り筒状面5からの音は相対的に小さくなる。
また、この実施形態では、振動体1の外周部が円錐面状のコーン部8により形成されているので、エッジ部4を円形リング状の単純な形状とすることができる。さらに、アクチュエータ2のボイスコイル20も円筒状に形成して、その上端部と振動体1とを固着したので、このアクチュエータ2としても、通常のダイナミックスピーカに用いられているものを適用することができ、したがって、エッジ部4、支持枠3、アクチュエータ2等として、通常のコーン状振動板を有するダイナミックスピーカと共通の部品を適用することができ、安価に製造することができる。
いずれの形態の場合も、縦割り筒状面5は、接合部13とは反対側の先端どうしを結ぶ境界線Hを超えない凸面とするのが好ましい。
したがって、翼状部42の背面側のコーン部43に影響されることなく、縦割り筒状面5から有効に再生音を放射することができる。
なお、貫通孔45は、コーン部43が翼状部42を支持し得る程度の強度を有する範囲内で1個又は複数個形成することができる。貫通孔45の形状も、図10に例示する丸型に限定されない。
この場合、切欠部55は、図15に示すように、コーン部53の一部にV字状の切り込みを入れて三角形状の舌片55aを形成し、この舌片55aを上方から下方へ押し込むことにより、形成されている。更に、図16に示すように、切欠部55に接合部13の両端部を収容して配置すると、翼状部52の谷部6の開口している両端が舌片55aによって閉塞され、振動体51から放射される音波がコーン部53の裏側へ抜けることが防止され、振動体51の前面の全面から放音することができる。
なお、図示例では、コーン部53に貫通孔は設けられていないが、第2実施形態の場合と同様に、コーン部53の翼状部52と重なる部分に貫通孔を設けてもよい。
この場合、変換部のボイスコイル20は、各谷部6の長手方向の中央の位置にそれぞれ配置するとよい。したがって、変換部は2個配置される。
谷部6の交差部9が偏心する距離が小さく、第1実施形態から第4実施形態と同程度に、翼状部62,66の指向特性の主軸がコーン部8の中央部から大きく偏心しない場合には、振動体61,62の全体の指向特性を大きく変えることなく、振動体61,65(特に翼状部62,66)の振動モードを適切に分散させることができる。このため、このような振動体61,65の形状からは、滑らかで平坦な周波数特性が得られる。
一方、谷部6の交差部9が偏心する距離が大きく、縦割り筒状面5の面積が縦方向又は横方向で大きく異なる場合には、より大きな面積の縦割り筒状面5が指向する方向に指向特性を強めることが可能となる。このため、このような振動体61,65の形状からは、指向特性の主軸が法線方向から傾斜した特性を得ることができる。
したがって、その偏心距離、偏心方向を適宜に設定することにより、振動体61,65の周波数特性を制御したり、あるいは、任意の方向に指向特性を制御したりすることが可能となり、適切な音響特性を有するスピーカを得ることができる。
なお、上述の第5実施形態及び第6実施形態において、コーン部についても、翼状部62,66の偏心形状に合わせて、大径側から小径側に偏心させた偏心円錐面形状とし、小径側の中心が翼状部62,66の谷部6の交差部9の位置となるように形成してもよい。
第1実施形態では、翼状部7の谷部6を直交させ、各隆起部11における縦割り筒状面5の山部12を谷部6に対して45°回転した位置に配置した。したがって、縦割り筒状面5の山部12も直交して配置される。これに対して、この第7実施形態の振動体71では、翼状部72の谷部6は直交して配置されるが、各隆起部73における縦割り筒状面5の山部12は直交しないで、90°とは異なる角度で交差している。このため、二つの対の縦割り筒状面5の一方の対の縦割り筒状面5が他方の対の縦割り筒状面5より大きい面積となり、各隆起部73において、面積の異なる二つの縦割り筒状面5によって山部12を形成している。
前述した第1実施形態から第7実施形態の各振動体においては、翼状部は、いずれも、互いに直交する谷部6を介して縦割り筒状面5が対をなして配置したが、この第8実施形態の振動体75の翼状部76においては、各対の縦割り筒状面5は、その山部(隣接する対の縦割り筒状面5の側部どうしが繋がって形成される最も高い稜線部)12を互いに直交するように配置している。これに対して、谷部6は、互いに直交はしておらず、90°とは異なる角度で交差している。
このため、各対の縦割り筒状面5は、谷部6を介して異なる面積の縦割り筒状面5が対をなしているが、各隆起部77は、大きい面積の縦割り筒状面5どうし、小さい面積の縦割り筒状面どうしの側部によって山部12を形成している。
なお、図28、図29では、山部12に沿ってx方向、y方向を定めている。
すなわち、
(1)図24〜図31では、翼状部とコーン部とを一体に形成した例を図示したが、これら翼状部とコーン部とを別体に作製して、コーン部の表面に翼状部を固定した構造(第3実施形態)
(2)上記(1)のコーン部に貫通孔を形成した構造(第2実施形態)
(3)コーン部に切欠部を形成して、谷部の両端部を収容し、切欠部の舌片で谷部の両端を閉塞した構造(第4実施形態)
(4)山部の交差部をコーン部の軸上からx方向又はy方向のいずれか、あるいはx方向及びy方向の両方にずらして配置した構造(第5実施形態または第6実施形態)
などとすることができる。
例えば、各実施形態において、コーン部は円錐面状に形成し、エッジ部を円形のリング状に形成したが、コーン部を楕円錐面状に形成し、エッジ部も楕円形のリング状に形成してもよい。また、コーン部は、一般的なダイナミックスピーカとして用いられる振動板であれば、円錐面状や楕円錘面状以外の形状でもよく、 正面視で丸型や角型、あるいは角型に丸型を組み合わせた形状でもよく、全体として錐形状に形成されていればよい。翼状部の形状も、上記コーン部の形状に合わせて、適宜変更される。
また、振動体の裏面に補強用のリブやブロック等を固着してもよい。振動体の放射面に対しては、縦割り筒状面にその周方向に沿って板状又は棒状のリブを設けることが可能である。このスピーカは、前述したように、縦割り筒状面を再生音の放射面としているので、その縦割り筒状面の周方向に沿う方向への指向性は広いが、これと直交する方向には狭いという特性を有しており、このため、縦割り筒状面の放射面に周方向に沿って板状又は棒状のリブを設けたとしても、音響的な影響は少ない。
また、上記実施形態ではいずれも本発明をスピーカに適用したが、本発明をマイクロホンに適用することも可能である。本発明をスピーカに適用する場合は、ボイスコイルモータ等の変換部が、音声信号に基づく電気信号を振動体の振動に変換するが、本発明をマイクロホンに適用する場合も、変換部としてボイスコイルモータ等を用いることができ、その場合の変換部は、音波を受けて振動する振動体の振動を電気信号に変換する。そして、本発明を適用したマイクロホンは、縦割り筒状面が振動面であり、その振動体の全体が一様に振動することにより、感度を維持しながら指向性が良好となり、低音域から高音域まで広い周波数帯域に亘って広い指向性で収音することができる。
Claims (6)
- 二つの対の縦割り筒状面を有する振動体と、前記振動体の振動と該振動に対応する電気信号との変換を行う変換部と、前記振動体を前記振動方向に沿って移動可能に支持する支持部とを備え、前記振動体は、各対の縦割り筒状面において当該縦割り筒状面の一方の側部どうしが谷部を形成するとともに、異なる対の縦割り筒状面の他方の側部どうしが山部を形成しており、前記二つの対の縦割り筒状面が前記谷部どうし又は山部どうしの少なくともいずれかを直交させて配置されていることを特徴とする電気音響変換器。
- 前記振動体は、前記各対の縦割り筒状面を有する翼状部と、該翼状部の外周部を囲むように設けられ錐形状に延びるコーン部とを備え、前記翼状部は、前記コーン部の小径側端部と大径側端部との間に配置され、前記変換部は、前記縦割り筒状面の谷部に固定されていることを特徴とする請求項1記載の電気音響変換器。
- 前記翼状部は前記コーン部の表面に設けられることを特徴とする請求項2記載の電気音響変換器。
- 前記コーン部に、該コーン部と前記翼状部との間の空間に開口する貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項3記載の電気音響変換器。
- 前記コーン部に、前記翼状部における各谷部の先端部を収容する切欠部が形成されていることを特徴とする請求項2又は3記載の電気音響変換器。
- 前記翼状部と前記コーン部とは、前記翼状部の外周縁と前記コーン部の内周縁とが連続して一体成形されていることを特徴とする請求項2記載の電気音響変換器。
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