JP2016035678A - システム監視業務支援システム及びシステム監視業務支援方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】オペレータの障害早期発見と迅速な対応を支援すること。【解決手段】監視対象の障害情報を含むメッセージ情報を格納する障害情報テーブルと、画面情報場所及び入力操作場所並びにオペレータ操作に最適な最適場所を含む設置場所情報を格納する設置場所テーブルと、複数の監視端末からのメッセージ情報の取り込みを行なう入力部1と、入力部1が入力したメッセージ情報が障害情報テーブルを参照して障害情報か否かを判別する処理部2と、処理部2による判別結果及び設置場所テーブルに格納した設置場所情報に基づいて監視オペレータ操作に最適な監視端末の表示部に障害情報を表示する遷移を行なう出力部3と、設置場所テーブルに格納した設置場所情報に基づいて入力操作機能の遷移を行なう切替部4を設けたシステム監視業務支援システム。【選択図】図1
Description
本発明は、コンピュータシステムを監視する多数の監視端末を少人数で常時監視し、何らかの障害が発生した場合には即座に必要な処置を実行することが必要なシステム監視オペレータ業務を支援することができるシステム監視業務支援システム及びシステム監視業務支援方法に関する。
近年、コンピュータのデータセンタにおいては複数顧客のコンピュータシステム(サーバ)の動作を個々に監視する複数台の監視端末が用意され、この複数台の監視端末を少人数、例えば一人の監視員が交代で24時間監視し、何らかの障害が発生した場合には必要な処置を実行するシステム監視オペレータ業務が行われている。
このシステム監視オペレータ業務は、監視端末が監視中のコンピュータシステム(サーバ)に何らかの障害が発生したときにモニタ画面に障害が発生した旨のメッセージ情報を表示するため、複数台の監視端末のモニタ画面を一人の監視員が監視しなければならなず、全ての監視端末のモニタ画面を同時に監視することは物理的に困難であり、且つ複数台のモニタ画面を集中力を維持しながら監視を継続することは精神的に負担が大きいものであった。
このシステム監視オペレータ業務の支援に関する技術が記載された文献としては、下記の特許文献1が挙げられる。この特許文献1には、適用対象となるエラーメッセージを特定する切り分け条件を設定するマッチングパターン定義部と、オペレータが実行すべき処理手順を設定するアクション定義部と、必要な情報を設定する関連情報定義部を備えた複数の通知ポリシーを登録しておく記憶手段と、システムからメッセージが送信された場合、その属性情報と各通知ポリシーの切り分け条件とを比較し、適用すべき通知ポリシーを特定する手段と、その通知ポリシーのアクション定義部を参照して実行すべき処理手順を特定すると共に、関連情報定義部を参照して必要な関連情報を特定する手段と、処理手順及び関連情報を記述した支援画面を生成し、オペレータのクライアント端末に送信する手段とを備え、システム障害に対する対応の迅速化や人為的ミスを防止する技術が記載されている。
前述の特許文献1記載技術は、エラーメッセージを特定して処理手順及び関連情報を記述した支援画面をオペレータに送信して障害の対応を行うことができるものの、「何時」「どの監視端末」で障害を検知するか分からないため、全監視端末において常時監視をしなければならない為、常時監視を行うことの人の作業による実施は困難であると共に、システムが障害を検知した場合、システム管理者が該当する監視端末に移動して操作しなければならないため、他の監視端末の監視が疎かにならざるを得ないという課題があった。
本発明の目的は、前述の従来技術による課題を解決しようとするものであり、障害を早期発見して迅速な対応が実現できると共に障害対応時に他の監視端末の監視も行うことができるシステム監視業務支援システム及びシステム監視業務支援方法を提供することである。
前記目的を達成するため本発明は、複数顧客の監視対象機器の動作を監視し、監視対象機器に障害が発生したときにメッセージ情報を発する表示部及び入力部を有する複数の監視端末に接続され、オペレータが複数の監視対象機器の監視及び障害に対する対応を監視端末の表示部を参照しながら入力部を操作して行うシステム監視業務支援システムであって、
監視対象に発生した障害情報を含むメッセージ情報を格納する障害情報テーブルと、監視端末の画面情報場所及び入力操作場所並びにオペレータ操作に最適な最適場所を含む設置場所情報を格納する設置場所テーブルと、該障害情報テーブル及び設置場所テーブルを参照して動作する制御手段とを備え、
該制御手段が、
前記設置場所テーブルにオペレータ操作の最適場所が設定される第1工程と、
前記複数の監視端末からメッセージ情報を読み込んで障害情報に障害情報の問い合わせを行う第2工程と、
該第2工程により問い合わせたメッセージ情報が障害情報か否かを判定する第3工程と、
該第3工程によりメッセージ情報が障害情報と判定したとき、設置場所テーブルに登録された最適場所を問い合わせ、該問い合わせた最適場所の監視端末の表示部に障害情報を表示する画面情報を遷移させる第4工程と、
該第4工程により遷移した最適場所の画面情報に対する入力操作を最適場所の監視端末に切り替えるか否かの確認をオペレータに要求する第5工程と、
該第5工程によりオペレータが入力操作を切り替えたと判定したとき、設置場所テーブルに登録されたオペレータ入力操作の最適場所を問い合わせる第6工程と、
該第6工程の問い合わせにより得られた最適場所に障害が発生した監視端末の入力機能を遷移させる第7工程を実行することを第1の特徴とする。
監視対象に発生した障害情報を含むメッセージ情報を格納する障害情報テーブルと、監視端末の画面情報場所及び入力操作場所並びにオペレータ操作に最適な最適場所を含む設置場所情報を格納する設置場所テーブルと、該障害情報テーブル及び設置場所テーブルを参照して動作する制御手段とを備え、
該制御手段が、
前記設置場所テーブルにオペレータ操作の最適場所が設定される第1工程と、
前記複数の監視端末からメッセージ情報を読み込んで障害情報に障害情報の問い合わせを行う第2工程と、
該第2工程により問い合わせたメッセージ情報が障害情報か否かを判定する第3工程と、
該第3工程によりメッセージ情報が障害情報と判定したとき、設置場所テーブルに登録された最適場所を問い合わせ、該問い合わせた最適場所の監視端末の表示部に障害情報を表示する画面情報を遷移させる第4工程と、
該第4工程により遷移した最適場所の画面情報に対する入力操作を最適場所の監視端末に切り替えるか否かの確認をオペレータに要求する第5工程と、
該第5工程によりオペレータが入力操作を切り替えたと判定したとき、設置場所テーブルに登録されたオペレータ入力操作の最適場所を問い合わせる第6工程と、
該第6工程の問い合わせにより得られた最適場所に障害が発生した監視端末の入力機能を遷移させる第7工程を実行することを第1の特徴とする。
また、本発明は、第1の特徴によるシステム監視業務支援システムにおいて、前記制御手段が、障害回復作業が終了したと判定したときに設置場所テーブルに登録されたオペレータ操作の最適場所を問い合わせる第8工程と、該第8工程の問い合わせにより得られた最適場所の表示部に障害情報を表示する画面情報を遷移させて画面情報と入力操作を元の状態に戻す第9工程とを実行することを第2の特徴とし、前記何れかの特徴のシステム監視業務支援システムにおいて、前記制御手段が、前記第1工程におけるオペレータ操作の最適場所の設置場所テーブルへの設定を、オペレータの操作により設定されたこと、又は任意の監視端末の入力機器が操作されたこと、又は人感センサや画像検出が検出したことによってオペレータの位置が判定されたことを契機として実行させることを第3の特徴とする。
さらに、本発明は、複数顧客の監視対象機器の動作を監視し、監視対象機器に障害が発生したときにメッセージ情報を発する表示部及び入力部を有する複数の監視端末に接続され、複数の監視対象機器の監視及び障害に対する対応をオペレータが監視端末の表示部を参照しながら入力部を操作して行うコンピュータシステムのシステム監視業務支援方法であって、
監視対象に発生した障害情報を含むメッセージ情報を格納する障害情報テーブルと、監視端末の画面情報場所及び入力操作場所並びにオペレータ操作に最適な最適場所を含む設置場所情報を格納する設置場所テーブルと、該障害情報テーブル及び設置場所テーブルを参照して動作する制御手段とを設け、
該制御手段に、
前記設置場所テーブルにオペレータ操作の最適場所が設定される第1工程と、
前記複数の監視端末からメッセージ情報を読み込んで障害情報に障害情報の問い合わせを行う第2工程と、
該第2工程により問い合わせたメッセージ情報が障害情報か否かを判定する第3工程と、
該第3工程によりメッセージ情報が障害情報と判定したとき、設置場所テーブルに登録された最適場所を問い合わせ、該問い合わせた最適場所の監視端末の表示部に障害情報を表示する画面情報を遷移させる第4工程と、
該第4工程により遷移した最適場所の画面情報に対する入力操作を最適場所の監視端末に切り替えるか否かの確認をオペレータに要求する第5工程と、
該第5工程によりオペレータが入力操作を切り替えたと判定したとき、設置場所テーブルに登録されたオペレータ入力操作の最適場所を問い合わせる第6工程と、
該第6工程の問い合わせにより得られた最適場所に障害が発生した監視端末の入力機能を遷移させる第7工程を実行させることを第4の特徴とする。
監視対象に発生した障害情報を含むメッセージ情報を格納する障害情報テーブルと、監視端末の画面情報場所及び入力操作場所並びにオペレータ操作に最適な最適場所を含む設置場所情報を格納する設置場所テーブルと、該障害情報テーブル及び設置場所テーブルを参照して動作する制御手段とを設け、
該制御手段に、
前記設置場所テーブルにオペレータ操作の最適場所が設定される第1工程と、
前記複数の監視端末からメッセージ情報を読み込んで障害情報に障害情報の問い合わせを行う第2工程と、
該第2工程により問い合わせたメッセージ情報が障害情報か否かを判定する第3工程と、
該第3工程によりメッセージ情報が障害情報と判定したとき、設置場所テーブルに登録された最適場所を問い合わせ、該問い合わせた最適場所の監視端末の表示部に障害情報を表示する画面情報を遷移させる第4工程と、
該第4工程により遷移した最適場所の画面情報に対する入力操作を最適場所の監視端末に切り替えるか否かの確認をオペレータに要求する第5工程と、
該第5工程によりオペレータが入力操作を切り替えたと判定したとき、設置場所テーブルに登録されたオペレータ入力操作の最適場所を問い合わせる第6工程と、
該第6工程の問い合わせにより得られた最適場所に障害が発生した監視端末の入力機能を遷移させる第7工程を実行させることを第4の特徴とする。
また、本発明は、第4の特徴のシステム監視業務支援方法において、前記制御手段に、障害回復作業が終了したと判定したときに設置場所テーブルに登録されたオペレータ操作の最適場所を問い合わせる第8工程と、該第8工程の問い合わせにより得られた最適場所の表示部に障害情報を表示する画面情報を遷移させて画面情報と入力操作を元の状態に戻す第9工程とを実行させることを第5の特徴とし、前記何れかの特徴のシステム監視業務支援方法において、前記制御手段に、前記第1工程におけるオペレータ操作の最適場所の設置場所テーブルへの設定を、オペレータの操作により設定されたこと、又は任意の監視端末の入力機器が操作されたこと、又は人感センサや画像検出が検出したことによってオペレータの位置が判定されたことを契機として実行させることを第6の特徴とする。
本発明によるシステム監視業務支援システム及びシステム監視業務支援方法は、設置場所テーブルにオペレータ操作の最適場所が設定される第1工程と、前記複数の監視端末からメッセージ情報を読み込んで障害情報に障害情報の問い合わせを行う第2工程と、該第2工程により問い合わせたメッセージ情報が障害情報か否かを判定する第3工程と、該第3工程によりメッセージ情報が障害情報と判定したとき、設置場所テーブルに登録された最適場所を問い合わせ、該問い合わせた最適場所の監視端末の表示部に障害情報を表示する画面情報を遷移させる第4工程と、該第4工程により遷移した最適場所の画面情報に対する入力操作を最適場所の監視端末に切り替えるか否かの確認をオペレータに要求する第5工程と、該第5工程によりオペレータが入力操作を切り替えたと判定したとき、設置場所テーブルに登録されたオペレータ入力操作の最適場所を問い合わせる第6工程と、該第6工程の問い合わせにより得られた最適場所に障害が発生した監視端末の入力機能を遷移させる第7工程を実行することによって、オペレータに対して障害の早期発見且つ迅速な対応を支援することができる。
以下、本発明によるシステム監視業務支援方法を実現するシステム監視業務支援システムの一実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
[構成]
本実施形態によるシステム監視業務支援システム10は、図1に示す如く、複数顧客の監視対象機器(コンピュータシステム、仮想サーバ等)の動作を個々に監視し、監視対象に障害が発生したときにメッセージ情報を発する複数の監視端末に接続され、監視対象のシステム名を示すシステム情報毎のエラーコード及びメッセージを含むメッセージ情報を格納する障害情報テーブル(図5)と、システム情報毎のデータベースセンタにおけるモニタ画面の画面情報場所及び入力操作場所並びにオペレータ操作に最適な最適場所を含む設置場所情報を格納する設置場所テーブル(図3)と、該複数台の監視端末からのメッセージ情報の取り込みを行なう入力部1と、該入力部1が入力したメッセージ情報が障害情報テーブルを参照して障害情報か否かを判別する処理部2と、該処理部2による判別結果及び設置場所テーブルに格納した設置場所情報に基づいて監視オペレータ操作に最適な監視端末の表示部に障害情報を表示する遷移を行なう出力部3と、設置場所テーブルに格納した設置場所情報に基づいて入力操作の遷移を行なう切替部4を備え、前記監視端末は障害情報を表示する表示部及びオペレータにより操作させるキーボード等の入力部を有する。
[構成]
本実施形態によるシステム監視業務支援システム10は、図1に示す如く、複数顧客の監視対象機器(コンピュータシステム、仮想サーバ等)の動作を個々に監視し、監視対象に障害が発生したときにメッセージ情報を発する複数の監視端末に接続され、監視対象のシステム名を示すシステム情報毎のエラーコード及びメッセージを含むメッセージ情報を格納する障害情報テーブル(図5)と、システム情報毎のデータベースセンタにおけるモニタ画面の画面情報場所及び入力操作場所並びにオペレータ操作に最適な最適場所を含む設置場所情報を格納する設置場所テーブル(図3)と、該複数台の監視端末からのメッセージ情報の取り込みを行なう入力部1と、該入力部1が入力したメッセージ情報が障害情報テーブルを参照して障害情報か否かを判別する処理部2と、該処理部2による判別結果及び設置場所テーブルに格納した設置場所情報に基づいて監視オペレータ操作に最適な監視端末の表示部に障害情報を表示する遷移を行なう出力部3と、設置場所テーブルに格納した設置場所情報に基づいて入力操作の遷移を行なう切替部4を備え、前記監視端末は障害情報を表示する表示部及びオペレータにより操作させるキーボード等の入力部を有する。
前記障害情報テーブルは、図5に示す如く、障害内容毎に一意に付与された識別子であるIDと、該ID毎の監視対象のシステム名を表すシステム情報と、該ID毎に一意に付与されたエラーコードと、該エラーコードに対応した障害内容を表すメッセージの各項目情報とから成り、例えば、ID「01」のレコードはシステム情報「Aシステム」に発生したエラーコード「AA1000001」のエラーメッセージが「・・・異常終了しました」であることを格納し、ID「51」のレコードはシステム情報「Bシステム」に発生したエラーコード「BB1000002」のエラーメッセージが「・・・異常を検知しました」であることを格納し、ID「111」のレコードはシステム情報「Cシステム」に発生したエラーコード「CC1000002」のエラーメッセージが「・・・障害が発生しました」であることを格納している。
前記設置情報テーブルは、図3に示す如く、障害内容毎に一意に付与された識別子であるIDと、該ID毎の監視対象のシステム名を表すシステム情報と、該システム情報毎の障害監視のモニタ画面が設置された場所(位置)毎に一意に符号が付与された画面情報場所と、該システム情報毎の障害対策のオペレータ対応を入力するための場所(位置)毎に一意の符号が付与された入力操作場所と、該画面情報及び入力操作場所の対応によりオペレータが対応操作を行うのに移動を要しない最適場所の各項目情報を格納し、例えば、ID「03」のシステム情報「Cシステム」の画面情報場所及び入力操作場所が共に「3」であり、この場所が、その時点でのオペレータが在席している操作最適場所が好適である旨を示す記号「○」がフラグとして格納されている。
なお、本実施形態による構成は、コンピュータのソフトウェア上の機能をブロックとして表したものであって、一般のCPU・メモリ・記憶装置を有するパーソナルコンピュータ等と表示部とキーボード等の周辺器を含むハードウェア並びに次に述べる動作を実行するソフトウェアによって構成される。
[動作]
さて、前述のように構成された本実施形態によるシステム監視業務支援システムは、事前準備処理として、図2に示す如く、オペレータが自己の在席場所に基づいて最適場所を設置場所テーブルに設定する(図3の例では、Cシステムの監視端末を指定)ステップ201と、該ステップ201により指定した最適場所を設置場所テーブル(図3)に登録するステップ202とを実行することによって、オペレータ自身の選択により最適な障害対応場所を登録することができる。
さて、前述のように構成された本実施形態によるシステム監視業務支援システムは、事前準備処理として、図2に示す如く、オペレータが自己の在席場所に基づいて最適場所を設置場所テーブルに設定する(図3の例では、Cシステムの監視端末を指定)ステップ201と、該ステップ201により指定した最適場所を設置場所テーブル(図3)に登録するステップ202とを実行することによって、オペレータ自身の選択により最適な障害対応場所を登録することができる。
なお、本実施形態においては、オペレータの操作によって最適場所を登録する例を説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、複数台の監視端末の内、キーボードやマウス等の入力機器が操作された場所を最適場所に登録することや、人感センサやコンピュータの撮像機能を使用してオペレータ顔画像の画像認識や動き検出により検知した場所を最適場所に登録することや、予め定められたオペレータの操作場所のスケジュールに応じて最適場所を登録することや、これら手法の組み合わせた手法によって最適場所を自動的に登録するように構成しても良い。
次いで、本実施形態によるシステム監視業務支援システムは、前述の事前準備処理に続く切替動作処理として、図4に示す如く、入力部1が、複数の監視端末からメッセージ情報を読み込むステップ301と、障害情報テーブルを参照してメッセージ情報に障害情報の有無を問い合わせるステップ302とを実行し、処理部2が、該ステップ302により問い合わせたメッセージ情報が障害情報か否かを判定し、障害情報でないと判定したときに前記ステップ301に戻るステップ303を実行し、出力部3が、設置場所テーブルに登録されたオペレータ操作の最適場所を問い合わせるステップ304と、該ステップ304の問い合わせにより得られた最適場所(オペレータ在席場所)の表示部に障害情報を表示する画面情報を遷移させるステップ305と、該ステップ305により遷移した最適場所の画面情報に対する入力操作を最適場所の監視端末に切り替えるか否かの確認をオペレータに要求するステップ306とを実行し、切替部4が、前記ステップ306によりオペレータが入力操作を切り替えたか否かを判定し、入力操作を切り替えていないと判定したときに処理を終了するステップ307と、該ステップ307により入力操作を切り替えたと判定したときに設置場所テーブルに登録されたオペレータ入力操作の最適場所を問い合わせるステップ308と、該ステップ308の問い合わせにより得られた最適場所(オペレータ在席場所)に障害が発生した監視端末の機能を遷移させて処理を終了するステップ309とを実行することによって、オペレータは設置場所テーブルに登録された最適場所の監視端末の表示部及び入力部を用いた障害対応を行うことができる。即ち、最適場所に設定された監視端末の表示部及び入力部に、障害が発生した監視端末の表示部及び入力部の機能を遷移させることにより、オペレータは席を移動することなく、障害発生を認識し且つ障害対応を迅速に行うことができる。
さらに、本システム監視業務支援システムは、前述の切替動作処理後にオペレータが障害対策を行った後の戻し作業処理として、図6に示す如く、出力部3が、障害回復作業が終了したか否かを判定し、終了していないと判定したときに戻るステップ401と、該ステップ401において障害回復作業が終了していると判定したとき、設置場所テーブルに登録されたオペレータ操作の最適場所を問い合わせるステップ402と、該ステップ402の問い合わせにより得られた最適場所(オペレータ在席場所)の表示部に障害情報を表示する画面情報を元の画面(本例ではCシステム用の監視画面)に遷移させて画面情報と入力操作を元の状態に戻すステップ403とを実行することによって、障害対応作業終了後のオペレータに対する表示画面を元に戻すことができる。
なお、本実施形態においては入力部1と処理部2と出力部3と切替部4を用いてオペレータの在席場所の障害端末の表示部に障害情報を表示する例を説明したが、これら各部位の機能を制御手段としてソフトウェアにより実行するようにしても良い。また、前記実施形態においては、オペレータが一人の例を説明したが、複数のオペレータに対する複数の最適場所を設置場所テーブルに設定しても良く、この場合、オペレータを顔画像等により検知してオペレータ毎に最適場所を個々に設定するように構成しても良い。
このように本実施形態によるシステム監視業務支援システムは、複数顧客の監視対象機器の動作を個々に監視し、監視対象に障害が発生したときにメッセージ情報を発する複数台の監視端末に接続され、監視対象のシステム名を示すシステム情報毎のエラーコード及びメッセージを含むメッセージ情報を格納する障害情報テーブルと、システム情報毎のデータベースセンタにおけるモニタ画面の画面情報場所及び入力操作場所並びにオペレータ操作に最適な最適場所を含む設置場所情報を格納する設置場所テーブルと、該複数台の監視端末からのメッセージ情報の取り込みを行なう入力部1と、該入力部1が入力したメッセージ情報が障害情報テーブルを参照して障害情報か否かを判別する処理部2と、該処理部2による判別結果及び設置場所テーブルに格納した設置場所情報に基づいて監視オペレータ操作に最適な監視端末の表示部に障害情報を表示する遷移を行なう出力部3と、設置場所テーブルに格納した設置場所情報に基づいて入力操作の遷移を行なう切替部4を備え、
前記設置場所テーブルにオペレータ操作の最適場所を設定する第1工程(ステップ201〜202)と、前記入力部1が、複数の監視端末からメッセージ情報を読み込んで障害情報に障害情報の問い合わせを行う第2工程(ステップ301〜302)と、前記処理部が、該第2工程により問い合わせたメッセージ情報が障害情報か否かを判定する第3工程と、前記出力部3が、設置場所テーブルに登録された最適場所を問い合わせ、該問い合わせた最適場所の監視端末の表示部に障害情報を表示する画面情報を遷移させる第4工程(ステップ304〜305)と、該第4工程により遷移した最適場所の画面情報に対する入力操作を最適場所の監視端末に切り替えるか否かの確認をオペレータに要求する第5工程(ステップ306)を実行し、前記切替部4が、第5工程によりオペレータが入力操作を切り替えたと判定したとき、設置場所テーブルに登録されたオペレータ入力操作の最適場所を問い合わせる第6工程(ステップ308)と、該第6工程の問い合わせにより得られた最適場所に障害が発生した監視端末の入力機能を遷移させる第7工程(ステップ309)を実行することによって、オペレータは障害を早期発見して迅速な対応でき、且つ障害対応時に他の監視端末の監視も行うことができる。
前記設置場所テーブルにオペレータ操作の最適場所を設定する第1工程(ステップ201〜202)と、前記入力部1が、複数の監視端末からメッセージ情報を読み込んで障害情報に障害情報の問い合わせを行う第2工程(ステップ301〜302)と、前記処理部が、該第2工程により問い合わせたメッセージ情報が障害情報か否かを判定する第3工程と、前記出力部3が、設置場所テーブルに登録された最適場所を問い合わせ、該問い合わせた最適場所の監視端末の表示部に障害情報を表示する画面情報を遷移させる第4工程(ステップ304〜305)と、該第4工程により遷移した最適場所の画面情報に対する入力操作を最適場所の監視端末に切り替えるか否かの確認をオペレータに要求する第5工程(ステップ306)を実行し、前記切替部4が、第5工程によりオペレータが入力操作を切り替えたと判定したとき、設置場所テーブルに登録されたオペレータ入力操作の最適場所を問い合わせる第6工程(ステップ308)と、該第6工程の問い合わせにより得られた最適場所に障害が発生した監視端末の入力機能を遷移させる第7工程(ステップ309)を実行することによって、オペレータは障害を早期発見して迅速な対応でき、且つ障害対応時に他の監視端末の監視も行うことができる。
1 入力部、2 処理部、3 出力部、4 切替部、
10 システム監視業務支援システム
10 システム監視業務支援システム
Claims (6)
- 複数顧客の監視対象機器の動作を監視し、監視対象機器に障害が発生したときにメッセージ情報を発する表示部及び入力部を有する複数の監視端末に接続され、オペレータが複数の監視対象機器の監視及び障害に対する対応を監視端末の表示部を参照しながら入力部を操作して行うシステム監視業務支援システムであって、
監視対象に発生した障害情報を含むメッセージ情報を格納する障害情報テーブルと、監視端末の画面情報場所及び入力操作場所並びにオペレータ操作に最適な最適場所を含む設置場所情報を格納する設置場所テーブルと、該障害情報テーブル及び設置場所テーブルを参照して動作する制御手段とを備え、
該制御手段が、
前記設置場所テーブルにオペレータ操作の最適場所が設定される第1工程と、
前記複数の監視端末からメッセージ情報を読み込んで障害情報に障害情報の問い合わせを行う第2工程と、
該第2工程により問い合わせたメッセージ情報が障害情報か否かを判定する第3工程と、
該第3工程によりメッセージ情報が障害情報と判定したとき、設置場所テーブルに登録された最適場所を問い合わせ、該問い合わせた最適場所の監視端末の表示部に障害情報を表示する画面情報を遷移させる第4工程と、
該第4工程により遷移した最適場所の画面情報に対する入力操作を最適場所の監視端末に切り替えるか否かの確認をオペレータに要求する第5工程と、
該第5工程によりオペレータが入力操作を切り替えたと判定したとき、設置場所テーブルに登録されたオペレータ入力操作の最適場所を問い合わせる第6工程と、
該第6工程の問い合わせにより得られた最適場所に障害が発生した監視端末の入力機能を遷移させる第7工程を実行すること特徴とするシステム監視業務支援システム。 - 前記制御手段が、障害回復作業が終了したと判定したときに設置場所テーブルに登録されたオペレータ操作の最適場所を問い合わせる第8工程と、該第8工程の問い合わせにより得られた最適場所の表示部に障害情報を表示する画面情報を遷移させて画面情報と入力操作を元の状態に戻す第9工程とを実行することを特徴とする請求項1記載のシステム監視業務支援システム。
- 前記制御手段が、前記第1工程におけるオペレータ操作の最適場所の設置場所テーブルへの設定を、オペレータの操作により設定されたこと、又は任意の監視端末の入力機器が操作されたこと、又は人感センサや画像検出が検出したことによってオペレータの位置が判定されたことを契機として実行させることを特徴とする請求項1又は2記載のシステム監視業務支援システム。
- 複数顧客の監視対象機器の動作を監視し、監視対象機器に障害が発生したときにメッセージ情報を発する表示部及び入力部を有する複数の監視端末に接続され、複数の監視対象機器の監視及び障害に対する対応をオペレータが監視端末の表示部を参照しながら入力部を操作して行うコンピュータシステムのシステム監視業務支援方法であって、
監視対象に発生した障害情報を含むメッセージ情報を格納する障害情報テーブルと、監視端末の画面情報場所及び入力操作場所並びにオペレータ操作に最適な最適場所を含む設置場所情報を格納する設置場所テーブルと、該障害情報テーブル及び設置場所テーブルを参照して動作する制御手段とを設け、
該制御手段に、
前記設置場所テーブルにオペレータ操作の最適場所が設定される第1工程と、
前記複数の監視端末からメッセージ情報を読み込んで障害情報に障害情報の問い合わせを行う第2工程と、
該第2工程により問い合わせたメッセージ情報が障害情報か否かを判定する第3工程と、
該第3工程によりメッセージ情報が障害情報と判定したとき、設置場所テーブルに登録された最適場所を問い合わせ、該問い合わせた最適場所の監視端末の表示部に障害情報を表示する画面情報を遷移させる第4工程と、
該第4工程により遷移した最適場所の画面情報に対する入力操作を最適場所の監視端末に切り替えるか否かの確認をオペレータに要求する第5工程と、
該第5工程によりオペレータが入力操作を切り替えたと判定したとき、設置場所テーブルに登録されたオペレータ入力操作の最適場所を問い合わせる第6工程と、
該第6工程の問い合わせにより得られた最適場所に障害が発生した監視端末の入力機能を遷移させる第7工程を実行させること特徴とするシステム監視業務支援方法。 - 前記制御手段に、障害回復作業が終了したと判定したときに設置場所テーブルに登録されたオペレータ操作の最適場所を問い合わせる第8工程と、該第8工程の問い合わせにより得られた最適場所の表示部に障害情報を表示する画面情報を遷移させて画面情報と入力操作を元の状態に戻す第9工程とを実行させることを特徴とする請求項4記載のシステム監視業務支援方法。
- 前記制御手段に、前記第1工程におけるオペレータ操作の最適場所の設置場所テーブルへの設定を、オペレータの操作により設定されたこと、又は任意の監視端末の入力機器が操作されたこと、又は人感センサや画像検出が検出したことによってオペレータの位置が判定されたことを契機として実行させることを特徴とする請求項4又は5記載のシステム監視業務支援方法。
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014158484A Pending JP2016035678A (ja) | 2014-08-04 | 2014-08-04 | システム監視業務支援システム及びシステム監視業務支援方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2016035678A (ja) |
-
2014
- 2014-08-04 JP JP2014158484A patent/JP2016035678A/ja active Pending
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