JP2016032634A - 携帯型入れ子式調理セット - Google Patents

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Carl Beckman Michael
カール ベックマン マイケル
シー. エフ. ワール アンドリュー
C F Wahl Andrew
シー. エフ. ワール アンドリュー
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エム チョルトコ−デヴリン エヴァン
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Abstract

【課題】占有する空間が少ない携帯型入れ子式調理セットを提供する。
【解決手段】携帯型入れ子式調理セットは、保持突起部を有するポット側壁を有し、上方へ開口するポット内部チャンバを形成する調理ポットと、ピストン側壁、及び上方に開口するピストン内部チャンバを形成する下位端部分を有するプレスポットピストンと、外部部分及び選択的に密封可能な内部貯蔵チャンバを有する貯蔵容器とを含む。ピストン側壁は、側壁開口部、及び保持突起部をその中で着脱可能に受け取るように位置付けられる保持ノッチを有する。プレスポットピストン側壁は、調理ポット内に少なくとも部分的に選択的に格納可能であるように寸法決定される。貯蔵容器は、ピストン内部チャンバ内に少なくとも部分的に選択的に格納可能であるように寸法決定される下位部分を有する、外部部分を有する。貯蔵容器及びプレスポットピストンは、ともに解除可能にねじ込まれる。
【選択図】図3

Description

本発明は、全般的に、バックパッキングまたはキャンピング等の活動で使用するための入れ子式調理セットを提供することに関し、該入れ子式調理セットは、従来の入れ子式調理セットに勝る優れた機能性を提供する一方で、同様の機能性を提供する既知の従来の要素よりもユーザのバックパックまたは他の格納容器において占有する空間が少ない。
ある特定の既知の従来の携帯型調理ポットは、プレスポット、コーヒープレス、またはコーヒープランジャとしても知られる、「フレンチプレス」、すなわち単純なコーヒーを煎じるためのデバイスとしてのアクセサリを利用する。一般的に、そのようなアクセサリは、調理ポットの頂部に嵌合するための金属製またはプラスチック製の蓋を含み、プランジャーが、該蓋の中心部の穴の中に配置され、該穴に対して移動可能である。下位メッシュフィルタが、プランジャの下位端部に取り付けられ、調理ポットの内部に密に嵌合する。コーヒーは、調理ポットの中の水をおよそ摂氏93〜96度(華氏200〜205度)まで加熱し、比例した量の挽いたコーヒーを加熱した水に加えることによって煎じる。次いで、液体をおよそ4〜20分にわたって煎じる(または浸す)。次いで、プランジャを押し下げ、メッシュフィルタに挽いたコーヒーを調理ポットの底部まで移動させる一方で、液体は、フィルタを通って上方に自由に通過できるようにする。次いで、液体が給仕容器または貯蔵容器の中へ注がれ得る。煎じたコーヒーを使用済みの挽いたコーヒーとともに調理ポットの中にそのままにしておいた場合、煎じたコーヒーが渋くおよび苦くなる可能性があり、また、急速に冷めてしまう。したがって、煎じたコーヒーを後まで飲まない場合は、別個の断熱貯蔵容器が必要とされる。バックパッキングまたはキャンピング環境で使用するために所望される1つのそのような貯蔵容器は、魔法瓶(真空ボトルまたは真空フラスコ)である。魔法瓶は、その内容物を魔法瓶の周囲よりも高温または低温に維持する時間を大幅に長くする、断熱貯蔵容器である。従来の魔法瓶は、外体及び内側ライナーから成り、一方がもう一方の中にあり、首部で接合される。外体と内側ライナーとの間の空隙は、部分的に空気が排出され、伝導または対流による熱伝達を大幅に低減させる、ほぼ真空を生じる。魔法瓶は、長時間にわたって飲料を高温または低温に保つために家庭内で使用される。
残念なことに、コーヒーを煎じるためのこれらの従来の手法を使用することは、押し下げ要素の中心から上方に調理ポットの開口部まで延在する軸方向プランジングロッドを介して、押し下げ要素が調理ポットに対して移動する、プランジャ型プレスを有する調理ポット/プレスポットの組み合わせと、魔法瓶等の断熱貯蔵容器とを含む。したがって、従来は、ユーザが調理ポット、プレスポット、及び密封可能な貯蔵容器を有するために、ユーザは、かなりの容積の複数の別個の品目を携持し、格納することが必要であり、それは、格納空間が限定されるバックパッキング及びキャンピングに対する問題を提示する。
本発明のある特定の態様を具現化する、折り畳み可能なハンドルを有する調理ポットと、調理ポット内に入れ子にされるプレスポットピストンと、プレスポットピストン内に入れ子にされる魔法瓶とを有する、携帯型入れ子式調理セットの正面斜視図である。 図1の入れ子式調理セットの部分断面図である。 図1の入れ子式調理セットの正面分解斜視図である。 閉位置の折り畳み可能なハンドルを有する、図1の調理ポットの正面図である。 図4Aの調理ポットの正面斜視図である。 図1のプレスポットピストンの正面図である。 図5Aのプレスポットピストンの正面斜視図である。 図1の魔法瓶の正面図である。 図6Aの魔法瓶の正面斜視図である。 水が加熱され、ハンドルが開位置あることを示す、コーヒーを作るために入れ子式調理セットを使用する方法の第1のステップで使用される、図1の調理ポットの正面斜視図である。 挽いたコーヒーを図1の魔法瓶の中の貯蔵部から調理ポットの中へ注ぐことを示す、コーヒーを作るために入れ子式調理セットを使用する方法の第2のステップで使用される、図1の調理ポットの正面斜視図である。 図1のプレスポットピストンが調理ポットの中へ挿入されることを示す、コーヒーを作るために入れ子式調理セットを使用する方法の第3のステップで使用される、図1の調理ポットの正面斜視図である。 プレスポットピストンが調理ポットの中へ完全に挿入され、挽いたコーヒーを調理ポットの底部に押し付けることを示す、コーヒーを作るために入れ子式調理セットを使用する方法の第3のステップの最後の位置にある、図1の調理ポットの断面図である。 図10の調理ポット及び完全に挿入したプレスポットピストンの上面図である。 プレスポットピストンが調理ポットの中へ完全に挿入され、挽いたコーヒーを調理ポットの底部に保持する一方で、調理ポットを傾斜させて、調理ポットの中の煎じたコーヒー飲料を魔法瓶の中へ注ぐことを示す、コーヒーを作るために入れ子式調理セットを使用する方法の第4のステップで使用される、図1の調理ポットの正面斜視図である。 魔法瓶がプレスポットピストンの中へ挿入された場所にあることを示す、図1の入れ子式調理セットを再度組み立てる方法の第1のステップにおける魔法瓶及びプレスポットピストンの正面斜視図である。 魔法瓶がプレスポットピストンの中へ完全に挿入され、組み合わせが調理ポットの中へ挿入された場所にあることを示す、図1の入れ子式調理セットを再度組み立てる方法の第2のステップにおける魔法瓶、プレスポットピストン、及び調理ポットの正面斜視図である。 入れ子式調理セットが完全に再度組み立てられ、コンパクトな配置で格納し、輸送する準備ができたことを示す、図1の入れ子式調理セットを再度組み立てる方法の最終位置にある魔法瓶、プレスポットピストン、及び調理ポットの正面斜視図である。 本発明のある特定の態様を具現化する、折り畳み可能なハンドルを有する調理ポットと、調理ポット内に入れ子にされる魔法瓶と、支持クリップによって保持される調理具とを有する、代替の携帯型入れ子式調理セットの正面斜視図である。 調理ポットから分離された魔法瓶を示す、図16の代替の入れ子式調理セットの正面分解立面図である。 図17の代替の入れ子式調理セットの正面分解斜視図である。 支持クリップから分離された調理具を示す、図17の代替の入れ子式調理セットの正面分解斜視図である。
この詳細な説明は、添付図面を参照して、本発明の概念の例示的な実施形態を論じ、具体的には、1つ以上の協働するプレスポットピストン等の食料もしくは飲料の調製要素及び/またはその中に入れ子にされる食料もしくは飲料の貯蔵要素、及び/または特に適合させた魔法瓶等の貯蔵容器を有する携帯型調理ポットによって画定される、携帯型入れ子式調理セットを論じる。この詳細な説明は、本発明の概念の完全、明瞭、簡潔、的確な説明を当業者に与えるために、また、明確に説明される例示的な実施形態だけでなく、推論及び暗示によって、そのような実施形態は下で明確に説明されないが、本発明の概念の範囲内にある全ての他の実施形態を含む、概念的な携帯型入れ子式調理セットの実施形態をどのように作製し、使用するのかを、該当業者が認識し、理解することを可能にするために提供される。
概念的な携帯型入れ子式調理セットのある特定の態様は、保持突起部を有し、上方に開口するポット内部チャンバ(ポット内部室)を形成するポット側壁を有する調理ポットと、ピストン側壁、及び上方に開口するピストン内部チャンバを画定する底部側部を有するプレスポットピストンと、外部部分及び選択的に封止可能な内部貯蔵チャンバを有する貯蔵容器とによって定義される。プレスポットピストンは、開口上端部を有し、底部側部は、その中に配置されるスクリーンを有する底部開口部を有し、側壁は、側壁開口部、及び保持突起部をその中で着脱可能に受け入れるように位置付けられる保持ノッチを有する。プレスポットピストン側壁は、ポット内部チャンバ内に少なくとも部分的に選択的に格納可能であるように寸法決定される、外面を有する。密封リングは、側壁開口部と底部開口部との間でピストン側壁の外面の周りに延在する。ピストン側壁はまた、雌ねじも有し、貯蔵容器は、ピストン内部チャンバ内に少なくとも部分的に選択的に格納可能であるように寸法決定される下位部分を有する外部部分を有し、外部部分は、ピストン側壁の雌ねじとねじ込み可能に係合可能なねじ山を有する。
概念的な携帯型入れ子調理セットのいくつかの利点の中には、ここに記載されている実施形態に関して本明細書でさらに詳細に説明されるように、ユーザが、調理セットの要素を分解し、調理ポット及びプレスポットピストンを使用して、食料またはコーヒー、紅茶等の飲料を調理し、消費し、所望に応じて、任意の残りの食料または飲料を貯蔵容器の中へ移し、貯蔵容器を封止し、次いで、貯蔵容器、プレスポットピストン、及び調理ポットを、好都合かつコンパクトな格納及び輸送のための単一のユニットに再度組み立て得ることが含まれる。下で説明されるように、プレスポットは、「従来のフレンチプレス」及び/または「逆フレンチプレス」として利用されるように適合され得る。
以下、ここに掲載されている、限定的でない、概念的な携帯型入れ子式調理セットの第1の例示的な実施形態及び添付図面を参照すると、図1は、全般的に参照番号100によって示される、そのような携帯型入れ子式調理セットを示す。調理セット100は、開口上位端部106を有する調理ポット104と、略円筒状の本体108と、テーパー付き熱伝導性基部112とを含む。折り畳み可能なハンドル116が調理ポット本体108の側部に取り付けられる。調理ポット本体108は、プレスポットピストン124が調理ポット本体108内に位置付けられ、調理ポットの開口上位端部106を通って上方に延在しているときにプレスポットピストンを支持するための、注ぎ口120及びリップ122が形成される上位部分118を有する。下でより詳細に説明されるように、プレスポットピストン124を調理ポット104内に選択的に係止するために、複数の内方へ突出する保持突起部126が調理ポット104の内部に突出する。保持突起部126は、リップ122の下側の場所で調理ポットの上位部分118に形成される。図3で示されるように、プレスポットピストン124は、略円筒状の本体125及び開口上位端部127を有し、この開口上位端部127は、本体125の中で開口上位端部127を通って上方に延在する魔法瓶128の下位部分129を受け取るようにサイズ決定される。魔法瓶128は、該魔法瓶に着脱可能に取り付けられる内側カップ130及び外側カップ132を有する。プレスポットピストン124は、調理ポット104内で選択的に位置決め可能であり、魔法瓶128は、プレスポットピストン124内で選択的に位置決め可能であり、全部が携帯型入れ子式調理セット100の格納及び携持のために、共通軸に沿って全てが同心、同軸で入れ子状に配置される。
図2及び図3は、調理ポット104、プレスポットピストン124、及び魔法瓶128の入れ子関係を例示する。調理ポット104は、その意図する目的に適切である任意のサイズであり得る。例えば、種々のバックパッキング調理ポットは、調理容量と、使用しないときに調理ポットが占有する空き容量とをバランスさせなければならいが、一般的に、1/2クオート(half a quart)〜2クオートの範囲の内部容積を有する。調理ポット104は、その全般的な構造及び機能に関して従来のキャンピング調理ポットに類似し得、また、任意の適切な材料、すなわち、比較的強く、軽量な、熱伝導性の、耐熱性及び耐食性のある材料、一般的に金属、例えばアルミニウム、ステンレス鋼、またはチタンで作製され得る。プレスポットピストン124は、下で説明されるように、プレスポットの本体125内で魔法瓶128の下位部分129を受けるために、及びプレスポットの適切な機能を可能にするために、調理ポット104の内部にぴったりと嵌合するように寸法決定される。プレスポットピストン124は、射出成形プラスチック等の任意の適切な材料及び製造方法を使用して作製され得る。プレスポットピストン124の上位部分134は、魔法瓶128の下位首部分144上の雄ねじ(外側ねじ)142とねじ込み可能に嵌合し、それによって、プレスポットピストン内で魔法瓶を選択的に着脱可能に固定するための雌ねじ(内側ねじ)140を有する内部側壁138によってプレスポットピストンの開口上位端部127を画定する、環状リム部分136を有する。魔法瓶128は、その内部構造及び機能に関して従来の魔法瓶と類似し得る一方で、プレスポットピストン124内に入れ子になり得るように、その下位部分129に沿って好都合に寸法決定される。
また、図7〜図15を参照して下でもさらに詳細に説明するように、ユーザは、プレスポットピストン124内から魔法瓶128を取り出し、次いで、調理ポット104内からプレスポットピストンを取り出し得る。次いで、調理ポット104は、水または他の流体が充填され、そして、調理ポットを従来のキャンピングストーブまたは他の炎源もしくは熱源の上に置くこと等によって、熱に晒され得る。調理ポット104の内容物が十分な温度に到達すると、ユーザは、紅茶葉または挽いたコーヒー豆等の食材を調理ポット104の中の流体に加えることにし得る。調理ポット104内の流体に浸すことは、食材の風味及び他の所望の特性を流体に与えさせる。ユーザは、次いで、プレスポットピストンを使用して、例えば、プレスポットピストン124の下端部分148と調理ポット104の内部底壁150との間に位置する調理ポット104の内部底部部分146に(図10で示されるように)該プレスポットピストンを押し込むことによって、食材を濾過し得る。次いで、濾過した液体は、調理ポット104から、例えば魔法瓶128の中へ、または魔法瓶の内側カップ130及び/または外側カップ132の中へ注がれ得る一方で、食材は、調理ポット104の中に残り、プレスポットピストン124の下端部分148の下側に閉じ込め られる。次いで、携帯型入れ子式調理セット100は、輸送及び格納のために、図1で示される構成に再度組み立てられ得る。
図4A及び4Bは、調理ポット104の態様を例示する。調理ポット104のテーパー付き基部112の底部直径は、1つ以上の市販のバックパッキングストーブまたは他の標準的な熱源に適合するように好都合に選択され得る(例えば、図8を参照されたい)。次いで、調理ポット本体108の高さは、基部112の直径及び所望の内部容積に基づいて、ならびに、組み合わせ調理セット100の他の構成要素、すなわち、プレスポットピストン及び魔法瓶を考慮して選択され得る。ハンドル116は、調理ポット104の開口上位端部106に隣接して本体108に取り付けられる。調理ポット104及びその内容物の安全な取り扱い及び注入を促進するために、ハンドル116は、注ぎ口120から横方向におよそ90度オフセットした場所で、本体108に好都合に取り付けられ得る。ハンドル116は、図4A及び4Bで示されるような折り畳み位置と、図8で示されるような開位置との間で移動可能であり、また、自動的に係止可能である。本体108の保持突起部126は、内方に突出し、また、環状リム部分136のちょうど下側の場所でプレスポットピストン124の上位部分134の中に形成され、(図5A及び図5Bで示されるように)下でさらに詳細に説明される保持ノッチ152と協働して、調理ポット104の内部にプレスポットピストンを選択的に着脱可能に固定する。
図5A及び5Bは、プレスポットピストン124の態様を例示する。プレスポットピストン124には、調理ポット104のテーパー付き基部112の内側雌テーパーと略適合する外側雄テーパー部を有する、下位部分154が形成される。図10及び図11に最も良く例示されるように、複数のスクリーン付き開口部156が、プレスポットピストン124の下位端部分148の中に形成され、各スクリーン付き開口部は、薄いナイロンメッシュ等の、スクリーン付き開口部全体に架かる(広がる)濾過スクリーン158を有する。使用に際し、濾過スクリーン158は、プレスポットピストンを、調理ポット104を通して基部112に向かって下方に移動させたときに、スクリーン付き開口部を流体が通過することを可能にする一方で、食材が通過するのを防止する、従来の役割を果たす。
保持ノッチ152は、L字形であり、それぞれ、上方に延在するアクセスチャネル152bに通じる、下方に配向される開口部152aを画定する。係止チャネル152cは、アクセスチャネル152bから円周方向に延在する。係止チャネル152cの縦方向側部は、内方へ湾曲するリップ159を有し、アクセスチャネル152bとの境界面で係止チャネルの幅が減少する。保持ノッチ152は、調理ポット104の内方に突出する保持突起部126と協働的に機能して、調理ポットの内部にプレスポットピストン124を選択的に係止する。好都合に、内方へ湾曲するリップ159は、係止チャネル152cの幅を、アクセスチャネル152bとの係止チャネルの境界面で保持突起部126の幅よりも小さくさせ、境界面から離間された係止チャネルの閉じた端部分152dで保持突起部の幅よりも大きくさせる。
図2で最も良く分かるように、その中に形成される保持ノッチ152を有するプレスポットピストン124の上位部分134は、調理ポット104の上位部分118の内部に嵌合するように寸法決定され、プレスポットピストン124の環状リム部分136は、調理ポットのリップ122の頂部の上に載置されるように寸法決定される。
図5A及び5Bにも示されるように、フレーム160は、プレスポットピストン124の下位部分154と上位部分134との間にそれぞれ延在する。フレーム160には、複数の側部開口部162が形成される。プレスポットピストン124の側部開口部162の下側及び下位端部分148の上側で、環状封止リング164は、プレスポットピストン124の下位部分154の雄テーパー部の上側の場所でフレーム160の外周を取り囲む。使用に際し、図10を参照して下でより詳細に説明されるように、環状封止リング164及びスクリーン付き開口部156は、調理ポット104を、環状封止リングの下側のプレスポットピストン124の外側の未濾過容積と、環状封止リングの上側のプレスポットピストンの内側及びプレスポットピストンの外側の濾過済容積とに分ける。使用に際し、プレスポットピストン124が調理ポットの基部112に向かって、調理ポット104の中の流体を通って下方に移動するときに、側部開口部162は、プレスポットピストンの内側の濾過済流体が、環状封止リングの上側のプレスポットピストンの外側に自由に流れることを可能にする。
図6A及び6Bは、魔法瓶128を例示する。魔法瓶128は、円筒形本体166を含み、その下位部分129は、プレスポットピストン124の開口上位端部127を通って延在し、その内部でいくらかぴったりと嵌合するように寸法決定され、プレスポットピストンの下位端部分148の内側に隣接する魔法瓶の下位端部、及び魔法瓶の下位首部分144のねじ山142は、プレスポットピストンの環状リム部分136の内面138のねじ山140をねじ込み可能に係合する。魔法瓶128の上位部分168は、プレスポットピストン124の環状リム部分136の、及び調理ポット104のリップ122の比較的大きい外径に対応するように寸法決定される。以下、図2も参照すると、魔法瓶128の上位部分168は、ねじ付き下位首部分144と雄ねじ(外側ねじ)172を有するねじ付き上位首部分170との間に延在する。内側カップ130は、内側カップ130の内側側壁176上に形成される相補的な雌ねじ174によってねじ山172を使用して、魔法瓶128に着脱可能に取り付けられる。外側カップ132は、内側カップの外側側壁184上に形成される外側リップ182にスナップ嵌合される、外側カップの内側側壁180上に形成される内側リップ178を使用して、内側カップ130に着脱可能に取り付けられる。着脱可能なキャップ186は、魔法瓶の内部へのアクセスを提供する魔法瓶128の上部開口部を選択的に封止する。
図7〜図15は、図1〜図6Bを参照して上で説明される携帯型入れ子式調理セット100の好ましい操作方法をさらに詳細に例示する。図7を参照すると、調理ポット104からプレスポットピストン124及び魔法瓶128を取り出した後に、ユーザは、調理ポットのハンドル116を開位置へ移動させ得、ここで、該ハンドルは、所定位置に自動的に係止する。次いで、ユーザは、調理ポットに流体、一般的には水を充填し得、そして、調理ポットを、従来のバックパッキングストーブ188または裸炎等の、熱源の上に配置し得る。次いで、ユーザは、沸騰直前等の意図する目的に対して十分な温度まで、調理ポット104の内容物を加熱させ得る。
以下、図8を参照すると、ユーザが、コーヒーまたは紅茶等の浸した飲料を作りたい場合、ユーザは、次いで、熱源から調理ポット104を取り出し、適切な量のコーヒーまたは紅茶等の食材190を調理ポットの中へ注ぎ得る。次いで、食材190を加熱水の中に浸して、風味及び他の特性を該加熱水に与えさせなければならない。所望であれば、食材190は、食材のための別個の容器を携持する必要性を回避するために、調理ポット104の1度の使用に必要とされる量として予め計量された魔法瓶128で携持され得る。
以下、図9を参照すると、適切な期間にわたって加熱水及び食材190を浸した後に、ユーザは、プレスポットピストン124を調理ポット104の開口上位端部106の上に位置付け、次いで、プレスポットピストンの下位部分154を調理ポットの開口上位端部の中へ挿入し得る。
以下、図10及び図11を参照すると、ユーザは、次に、プレスポットピストン124を徐々に押し下げて、プレスポットピストンの下位端部分148、濾過スクリーン158、及び環状封止リング164が、調理ポット104の中の流体内の食材190を調理ポットの基部112に向かって押し込むことを可能にしなくてはならない。濾過スクリーン158はそれぞれ、複数の開口部158a(例示の目的で、いくつかを図11で拡大して示す)を有し、該開口部は、流体が濾過スクリーンを通ってプレスポットピストン124の内側の濾過済容積の中へ流れ、同様に、次いで、側部開口部162を通って環状封止リング164の上側でプレスポットピストンの外側に流れることを可能にする一方で、食材190の移動を阻止する。全般的に、プレスポットピストンは、調理ポット104の基部112に隣接する、プレスポットピストン124の下位端部分148の位置まで移動し、それらの間に閉じ込められた食材190を閉じ込められる。
以下、図12を参照すると、次いで、ユーザは、調理ポット115804の濾過済流体192を、魔法瓶128、内側カップ130、外側カップ132、及び/または任意の他の適切な容器等の容器の中へ注ぎ得る。濾過済流体192が注がれるときに、プレスポットフレーム160の開口部162は、プレスポットピストン124の内側の濾過済流体が、プレスポットピストンと調理ポット104の内壁との空間に、次いで、調理ポットの注ぎ口122に流れ出ることを可能にする。
次いで、プレスポットピストン124は、調理ポット104から取り出され、洗浄され得る。以下、図13を参照すると、次いで、魔法瓶128を、図14で示されるように、プレスポットピストンの環状リム部分136の内部側壁138上の協働的ねじ山140及び142、ならびに魔法瓶の下位首部分144をそれぞれ介して、プレスポットピストン124の中へ挿入し、その中に固定することができる。
以下、図14及び図15を参照すると、魔法瓶128がプレスポットピストン124内に固定されているかどうかにかかわらず、プレスポットピストンを調理ポット104の中へ挿入し、その中に固定することができる。最初に、プレスポットピストン124の下位端部分148が調理ポット104の開口上位端部106に挿入される。プレスポットピストン124の上位部分134上の保持ノッチ152の開口部152aは、調理ポット104の本体108の内部で内方へ突出する保持突起部126と整列し、プレスポットピストンは、調理ポットに対して下方へ移動し、よって、保持突起部は、対応する保持ノッチのアクセスチャネル152bを通過し、対応する保持ノッチのための係止チャネル152cの開始部に位置付けられる。次いで、プレスポットピストン124を調理ポット104に対して捩ることができ、よって、各保持突出部126は、対応する保持ノッチ152の係止チャネル152cを円周方向に通って移動される。十分な捩り力が印加されると、保持突起部126が係止チャネル152cの内方に湾曲するリップ159を弾性的に変形させる。プレスポットピストン124が、内方に湾曲するリップ159を通り過ぎるまで保持突起部126に対して十分に回転し、保持突起部の幅よりも広い幅を有する係止チャネル152cの一部分に進入した後に、係止チャネル152cの変形したリップ159がその元々の構成に戻り、プレスポットピストンを調理ポット内の適所に解除可能に保持する。保持突起部126と係止チャネルの内方へ湾曲するリップ159との間の干渉は、保持突起部に、係止チャネルとアクセスチャネルとの間に位置する内方に湾曲するリップを変形させるために十分な回転力が印加されない限り、調理ポットに対するプレスポットピストン(及び存在する場合は、魔法瓶)の縦運動及び逆回転運動を防止する。
組み合わせ調理ポット100の構成部品の再組み立て順序は、所望であれば、逆にされ得る。
上述のことから、本発明の概念の特定の実施形態を例示の目的で説明してきたが、概念的な携帯型入れ子式調理セットの趣旨及び範囲から逸脱することなく、説明される方法及びその使用方法の双方に対して種々の実施形態がなされ得ることが認識されるであろう。例えば、図16〜図19は、全般的に参照番号200によって示される、概念的な携帯型入れ子式調理セットの第2の限定的でない例示的な実施形態を例示す。図16を参照すると、本組み合わせ調理ポット200は、上で説明される調理ポット104とほぼ同じ構造を有し、略円筒状の本体204及びテーパー付き熱伝導性基部206を伴う、調理ポット202を含む。折り畳み可能なハンドル208が調理ポットの本体204の側部に取り付けられ得る。調理ポット202にはまた、魔法瓶212を支持するためのリップ210も形成され得る。下でより詳細に説明されるように、魔法瓶212には、調理具クリップ214が形成され、それに取り付けられる着脱可能なボウル216を有し、また、該魔法瓶は、調理ポット202内に着脱可能に入れ子にされる。調理具218は、随意に、調理具クリップ214によって保持され得る。
図17及び図18は、調理ポット202及び魔法瓶212の入れ子関係をより良く例示する。図1〜図15を参照して上で説明される調理ポット104と同様に、調理ポット202は、任意のサイズであり得、その意図する目的に適切である任意の材料から作製され得る。テーパー付き基部206の底部直径は、1つ以上の市販のバックパッキングストーブまたは他の標準的な熱源(図示せず)に適合するように好都合に選択され得る。よって、調理ポットの本体204の高さは、基部206の直径及び所望の内部容積に基づいて、ならびに、組み合わせ調理セットの他の構成要素、すなわち、魔法瓶を考慮して選択され得る。
基部206の反対側に、調理ポット202は、その円周周辺にリップ224が形成される開口頂部222を画定する、上位部分220を有する。リップ224は、魔法瓶212を支持するように作用する。開口頂部222に隣接して、ハンドル226は、好都合に、本体204に取り付けられ得る。図2及び図8を参照して上で説明される様式と同じ様式で、ハンドル226は、好都合に、折り畳み位置と開位置との間で移動可能であり、また、選択的に係止可能である。本体204にはまた、内方へ突出する保持突起部228も形成される。魔法瓶212は、その内部構造及び機能に関して従来の魔法瓶と類似し得る一方で、調理ポット202内に同軸で入れ子になり得るように好都合に寸法決定される。従来の魔法瓶とは異なり、また、図1〜図15で示される実施系他に関して上でより詳細に説明されるように、魔法瓶212は、調理ポット202の本体204の補完的な保持突起部228と協働するための保持ノッチ232が形成される、下位首部分230を含む。保持突起部228は、上で説明される様式と同じ様式で、魔法瓶212の中に形成される保持ノッチ232と協働して、調理ポット202内で魔法瓶を選択的に係止する。
使用に際し、ユーザは、調理ポット202内から魔法瓶212を取り出し得る。次いで、調理ポット202は、従来の様式で食品を調製するために使用され得る。未調整の食品は、魔法瓶212の中で携持され得、食品の調製が生じた時点で、調理ポット202の中へ注がれる。食品が調理ポット202の中で調製されると、次いで、調整済食品が、調理ポットから、例えば魔法瓶212、ボウル216、及び/または任意の他の適切な容器の中へ注がれ得る。次いで、調理セット200は、輸送及び格納のために再度組み立てられ得る。
別の例として、図1〜図15の調理ポット104の代替の図示されない使用において、組み合わせ調理ポット100は、逆フレンチプレスとして使用され得る。そのために、ユーザは、図7を参照して上で説明される様式と同じ様式で、調理ポット104の中の流体を加熱する。次いで、ユーザは、任意の食材を加える前に、図10及び図11を参照して上で説明される様式と同じ様式で、プレスポットピストン124を調理ポット104の中へ挿入する。次いで、ユーザは、食材208をプレスポットピストンに加え、材料が加熱流体に浸るようにさせ得る。次いで、適切な時間量の後に、ユーザは、調理ポットからプレスポットピストンを引き出し得る。浸し、加熱した液体は、プレスポットピストンの下位端部分148のスクリーン付き開口部156の開口を通って流れ、調理ポットの中に留まる一方で、食材は、プレスポットピストン内に閉じこめ込られ、スクリーン158によってプレスポットピストンの底部に捕捉される。次いで、ユーザは、調理ポットの内容物を、魔法瓶128、内側カップ130、外側カップ132、または任意の他の適切な容器等の、容器の中へ注ぎ得る。
故に、概念的な組み合わせ調理ポットは、添付の特許請求の範囲によるものを除いて限定されない。

Claims (12)

  1. 入れ子可能な調理セットであって、
    上方に開口するポット内部チャンバを形成するポット側壁を有し、且つ内方へ突出する保持突起部を有する調理ポットと、
    ピストン側壁、及び上方に開口するピストン内部チャンバを形成する下位端部分を有するプレスポットピストンであって、前記下位端部分は、下位端部分開口部を有し、前記ピストン側壁は、側壁開口部、及び前記保持突起部をその中で着脱可能に受け入れるように位置付けられる保持ノッチを有し、前記ピストン側壁は、前記ポット内部チャンバ内に少なくとも部分的に選択的に格納可能であるように寸法決定される外面を有し、また、前記ピストン側壁は、内側ねじを有する、プレスポットピストンと、
    前記下位端部分開口部に架かるスクリーンと、
    前記側壁開口部と前記下位端部分開口部との間で前記ピストン側壁の前記外面の周りに延在する密封リングと、
    外部部分及び選択的に密封可能な内部貯蔵チャンバを有する貯蔵容器であって、前記外部部分は、前記ピストン内部チャンバ内に少なくとも部分的に選択的に格納可能であるように寸法決定される下位部分を有し、前記外部部分は、前記ピストン側壁の前記雌ねじとねじ込み可能に係合可能であるねじ山を有する、貯蔵容器と、を備える、入れ子可能な調理セット。
  2. 前記プレスポットピストンは、共通軸に沿って同心の入れ子配置で、前記調理ポット内に選択的に格納可能である、請求項1に記載の入れ子可能な調理セット。
  3. 前記貯蔵容器は、前記共通軸に沿って同心の入れ子配置で、前記プレスポットピストン内に選択的に格納可能である、請求項2に記載の入れ子可能な調理セット。
  4. 前記ポット側壁は、上位端部分を有し、前記ピストン側壁の前記外面は、その周りに延在するリップ部分を有する上位端部分を有し、前記リップ部分は、前記プレスポットピストンが前記ポット内部チャンバ内に格納されたときに、前記ポット側壁の前記上位端部分を係合するのに十分外方に延在する、請求項1に記載の入れ子可能な調理セット。
  5. 前記貯蔵容器は、魔法瓶である、請求項1に記載の入れ子可能な調理セット。
  6. 前記ポット側壁は、上位端部分を有し、前記貯蔵容器の前記外部部分は、前記ポット側壁の前記上位端部分にほぼ等しくなるように寸法決定される、上位部分を有する、請求項1に記載の入れ子可能な調理セット。
  7. 前記プレスポットピストンの前記下位端部分は、前記貯蔵瓶の下位部分を受け取るための、上方に延在する支持リムを有する、請求項1に記載の入れ子可能な調理セット。
  8. 入れ子可能な調理セットであって、
    上方に開口するポット内部チャンバを画定するポット側壁を有する調理ポットと、
    ピストン側壁、及び上方に開口するピストン内部チャンバを画定する下位端部分を有するプレスポットピストンであって、前記下位端部分は、下位端部分開口部を有し、前記ピストン側壁は、側壁開口部を有し、前記ピストン側壁は、前記ポット内部チャンバ内に少なくとも部分的に選択的に格納可能であるように寸法決定される外面を有し、前記プレスポットピストンは、前記ポット内部チャンバ内で少なくとも部分的に所定の位置において選択的に係止可能である、プレスポットピストンと、
    前記下位端部分開口部に架かるスクリーンと、
    前記側壁開口部と前記下位端部分開口部との間で前記ピストン側壁の前記外面の周りに延在する密封リングと、
    外部部分及び選択的に密封可能な内部貯蔵チャンバを有する貯蔵容器であって、前記外部部分は、前記ピストン内部チャンバ内に少なくとも部分的に選択的に格納可能であるように寸法決定される下位部分を有し、前記貯蔵容器は、前記ピストン内部チャンバ内で少なくとも部分的に所定の位置に選択可能に係止可能である、貯蔵容器と、を備える、入れ子可能な調理セット。
  9. 入れ子可能な調理セットであって、
    上方に開口するポット内部チャンバを形成するポット側壁を有する調理ポットと、
    ピストン側壁、及び上方に開口するピストン内部チャンバを形成する下位端部分を有するプレスポットピストンであって、前記下位端部分は、下位端部分開口部を有し、前記ピストン側壁は、側壁開口部を有し、前記ピストン側壁は、前記ポット内部チャンバ内に少なくとも部分的に選択的に格納可能であるように寸法決定される外面を有する、プレスポットピストンと、
    前記下位端部分開口部に架かるスクリーンと、
    前記側壁開口部と前記下位端部分開口部との間で前記ピストン側壁の前記外面の周りに延在する密封リングと、
    外部部分及び選択的に密封可能な内部貯蔵チャンバを有する貯蔵容器であって、前記外部部分は、前記ピストン内部チャンバ内に少なくとも部分的に選択的に格納可能であるように寸法決定される下位部分を有する、貯蔵容器と、を備える、入れ子可能な調理セット。
  10. 入れ子可能な調理セットであって、
    上方に開口するポット内部チャンバを形成するポット側壁を有し、内方へ突出する保持突起部を有する調理ポットと、
    外部部分及び選択的に密封可能な内部貯蔵チャンバを有する貯蔵容器であって、前記外部部分は、前記ポット内部チャンバ内に少なくとも部分的に選択的に格納可能であるように寸法決定される下位部分と、前記ポット側壁の上位端部分を係合するのに十分に前記下位部分から外方へ延在する上位部分と、前記保持突起部をその中で着脱可能に受け取るように位置付けられる保持ノッチと、雄ねじとを有する、貯蔵容器と、
    前記貯蔵容器の前記雄ねじとねじ込み可能に係合可能な雌ねじを有するボウルと、を備える、入れ子可能な調理セット。
  11. ポット側壁、及び上方に開口するポット内部チャンバを形成するポット下位端部を有する調理ポットと、前記調理ポット内に選択的に格納されるように適合され、ピストン側壁、及び上方に開口するピストン内部チャンバを画定するピストン下位端部分を有するプレスポットピストンであって、前記ピストン下位端部分は、前記ピストン下位端部分開口部に架かるスクリーンを有する下位端部分開口部を有し、前記ピストン側壁は、側壁開口部を有する、プレスポットピストンと、前記側壁開口部と前記ピストン下位端部分開口部との間で前記ピストン側壁の前記外面の周りに延在する密封リングと、前記ピストン内部チャンバ内に選択的に格納されるように適合され、選択的に密封可能な内部貯蔵チャンバを形成する貯蔵容器とを有する入れ子可能な調理セットを使用する方法であって、
    前記プレスポットピストンから前記貯蔵容器を取り出すステップと、
    調理ポットの前記ポット内部チャンバから前記プレスポットピストンを取り出すステップと、
    前記調理ポットの中の流体を加熱するステップと、
    食材を前記調理ポットに加えるステップと、
    前記ピストン下位端部分を前記ポット内部チャンバに挿入するステップであって、それによって、前記ポット内部チャンバを、前記食材を含む前記ピストン下位端部分開口部の下側の未濾過区域と、前記ピストン下位端部分開口部の上側の濾過済区域とに分け、前記ピストン下位端部分開口部に架かる前記スクリーンは、前記未濾過区域と前記濾過済区域との間の流体連通を可能にするが、前記流体との前記食材の通過は阻止する、前記挿入するステップと、
    前記ピストン下位端部分を前記ポット下位端部に隣接して位置付け、前記調理ポットの前記未濾過区域の中の流体に前記スクリーンを通過させ、前記濾過済区域に入らせるために、前記ポット内部チャンバ内で、前記調理ポットに対して下方に前記プレスポットピストンを移動させるステップと、
    前記ポット内部チャンバからの前記濾過済区域の中の前記流体を、前記貯蔵容器の前記内部貯蔵チャンバの中へ移すステップと、
    前記貯蔵容器の前記内部貯蔵チャンバを封止するステップと、
    前記プレスポットピストンを前記ポット内部チャンバの中に格納するステップと、
    前記貯蔵容器を前記ピストン内部チャンバの中に格納するステップと、を含む、方法。
  12. 上方に開口するポット内部チャンバを形成するポット側壁を有する調理ポットと、
    、前記調理ポット内に選択的に格納されるように適合され、ピストン側壁、及び上方に開口するピストン内部チャンバを形成するピストン下位端部分を有するプレスポットピストンであって、前記ピストン下位端部分は、前記ピストン下位端部分開口部に架かるスクリーンを有する下位端部分開口部を有し、前記ピストン側壁は、側壁開口部を有する、プレスポットピストンと、前記側壁開口部と前記ピストン下位開口部との間で前記ピストン側壁の前記外面の周りに延在する密封リングと、前記ピストン内部チャンバ内に選択的に格納されるように適合され、選択的に密封可能な内部貯蔵チャンバを画定する貯蔵容器と、を有する入れ子可能な調理セットを使用する方法であって、
    前記プレスポットピストンから前記貯蔵容器を取り出すステップと、
    前記調理ポットの中の流体を加熱するステップと、
    食材を前記ピストン内部チャンバに加えるステップと、
    前記ピストン内部チャンバの中の流体に前記スクリーンを通過させ、前記食材を前記スクリーンによって収集させるために、前記ポット内部チャンバ内で、前記調理ポットに対して上方に前記プレスポットピストンを移動させるステップと、
    前記調理ポットから前記プレスポットピストンを取り出すステップと、
    前記ポット内部チャンバからの前記流体を前記貯蔵容器の前記内部貯蔵チャンバの中へ移すステップと、
    前記貯蔵容器の前記内部貯蔵チャンバを封止するステップと、
    前記プレスポットピストンを前記ポット内部チャンバの中に格納するステップと、
    前記貯蔵容器を前記ピストン内部チャンバの中に格納するステップと、を含む、方法。
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