JP3947706B2 - 飲料を抽出するためのプランジャ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に限定されないが、珈琲や紅茶のような飲料を抽出するためのプランジャに関する。
【0002】
【背景技術】
珈琲を抽出するための良く知られた装置や工程が幾つかある。
【0003】
カフェやコーヒーショップで見受けられるタイプの商業的なエスプレッソマシンは、おそらく最高の珈琲を作り出す。現在、幾つかのメーカが家庭用の小型のエスプレッソマシンを作っているが、当該マシンの相対的に高いコストに起因して、家庭用のマーケットへの普及には限界がある。
【0004】
ドリップタイプの珈琲を抽出する機械は、珈琲を作るために比較的一般的に家庭で使用されている。このタイプの機械は、フィルタの内部に収容された良質の挽いた珈琲豆を通過して滴り落ちる、加熱された水に依存している。当該水は、珈琲の粉末に浸り、フィルタを通過した後に、加熱された台の上に典型的に置かれた、下に位置する水差しの中に落ちる。このタイプの機械は、良質の珈琲を作り出すが、長い間注意を怠ると、その水差しに作用している熱が、珈琲を「調理」してしまい、その結果として珈琲の品質が劣化する。
【0005】
パーコレータは、珈琲を作るもう一つの装置を提供する。典型的なパーコレータは、挽かれた珈琲を保持する補充可能なフィルタバスケットにより分離された上部及び下部の容器を備えている。水が沸騰し、バスケットを介した上部の容器への水の通過を引き起こすように、パーコレータの下部の容器はコンロの上で加熱される。パーコレータは、注意深く監視する必要があり、全ての水が下部の容器から上部の容器に上昇したら熱源から取り外す必要がある。
【0006】
最近、「プランジャ珈琲」が人気となってきている。典型的なプランジャ珈琲メーカは、ガラス製の容器とプランジャとから構成されており、当該プランジャは、軸の下端部に支持されたフィルタメッシュを有し、当該軸の上端部には、ハンドル及び熱シールドが設けられている。プランジャ珈琲を作る場合、先ず、珈琲の粉末を掬って容器の中に入れ、容器を当該容器の上部より下の高さまでお湯で満たす。プランジャのフィルタ部分を、水の高さより上の位置の容器の内部に挿入する。そして、熱シールドが軸を滑り下ろされ、容器の上部に係合する。挽かれた珈琲に浸られ/抽出される間、プランジャがこの位置で維持される。その後、ハンドルが押し下げられ、フィルタと容器の底との間の不溶性の珈琲の粉末を捕らえながら、フィルタが容器の底に押される。そして、珈琲が容器からカップに注がれ、必要に応じて砂糖、ミルク又はクリームと混合される。
【0007】
珈琲の作り方の圧倒的に一般的な方法は、広口瓶から掬ってカップに入れ、お湯を加える「インスタント珈琲粉末」を用いることである。インスタント珈琲粉末は、溶解するように高度に加工された珈琲豆から作られており、この理由により、潜在的により簡素な味を提供する。
【0008】
【発明の開示】
本発明の目的は、多様の異なる容器に使用可能であり、プランジャが配置された容器からユーザが直接的に飲むことを可能とし、紅茶や珈琲などの抽出された飲料を迅速に且つ便利に作るのに用いられる、相対的に簡素であり、高価でないプランジャを提供することである。
【0009】
本発明によれば、容器の中に収容された微粒子物質及び液体から飲料を抽出するのに用いられるプランジャであって、前記容器は、底壁、前記底壁から上方に広がっている側壁、及び、前記側壁の周りに広がっている出入口を有し、前記プランジャが、前記出入口を介して挿入及び引き抜き可能となっており、前記プランジャは、前記容器の前記側壁の内側表面に交差するように広がって、密閉するように隣接した形状であり、前記微粒子物質の通過を実質的に防止するような寸法の複数の細孔又は穴を有する濾過手段と、前記濾過手段を支持するフレームと、を少なくとも備え、前記プランジャは、独立した器具を受け止める手段を有し、前記受け止め手段で器具を受け止めることにより、前記プランジャが前記容器の内部の最低位置に押された場合に、前記フレームが前記出入口より下方に配置され、前記液体により覆われるような寸法であるプランジャが提供される。
【0010】
前記フレームは、少なくとも一つの直立した支柱を具備しており、前記濾過手段が、前記支柱に沿って摺動可能であることが好ましい。
【0011】
前記フレームは、第1及び第2の対向する端部を有し、前記少なくとも一つの支柱が、前記第1及び第2の対向する端部の間に伸びており、前記第1及び第2の端部が、前記少なくとも一つの直立した支柱の上に、前記濾過手段を保持し、前記少なくとも一つの直立した支柱に沿った前記濾過手段の摺動動作が、前記第1及び第2の端部により制限されることが好ましい。
【0012】
少なくとも一つの前記第1及び第2の端部は、前記容器から前記プランジャを引き抜くために、器具又は人の指に係合する係合手段を有することが好ましい。
【0013】
前記係合手段は、円周状に間隔を空けて配置され、径方向内側に向いた複数の突出部を有し、前記器具は、前記複数の突出部の間に係合可能であることが好ましい。
【0014】
前記第1及び第2の端部は、それぞれ、前記少なくとも一つの直立した支柱に実質的に平行に伸びている共通の軸を有するリングの一般的な構成であることが好ましい。
【0015】
前記濾過手段は、キャリアと、前記キャリアに支持されたフィルタスクリーンと、を有することが好ましい。
【0016】
前記キャリアは、第1及び第2の部品を有し、前記フィルタスクリーンは、前記第1及び第2の部品の間に保持されていることが好ましい。
【0017】
前記キャリアは、複数の開口を具備した外周のリムを有し、前記少なくとも一つの直立した各支柱が、前記各開口を介して伸びていることが好ましい。
【0018】
前記キャリアは、前記容器の前記底に向かって前記濾過手段を押すための器具を受け止めるプレートを有することが好ましい。
【0019】
前記プレートは、凹形状であることが好ましい。
【0020】
第1の及び第2のプレートが、前記キャリアの対向する面で正反対に対向しており、前記プレートは、前記第1及び第2のプレートのうちの第1のプレートであることが好ましい。
【0021】
前記キャリアは、前記リムから前記第1及び第2のプレートに伸びている複数のスポークを有することが好ましい。
【0022】
前記プランジャは、前記プランジャを用いて抽出される熱い飲料の熱の損失の割合を低減するために、濾過手段全体に配置され、前記フレームに支持された熱シールドをさらに備えていることが好ましい。
【0023】
前記熱シールドは、前記濾過手段の対向する面に位置する第1及び第2の円盤状の構成要素を有することが好ましい。
【0024】
前記円盤状の各構成要素は、間隔を空けて配置された複数の開口を有し、前記第1の円盤状の構成要素の開口が前記第2の円盤状の構成要素の前記開口に対して径方向にオフセットとなるように、前記第1及び第2の円盤状の構成要素が並置されていることが好ましい。
【0025】
前記濾過手段は、前記キャリアと前記容器の前記側壁との間にシールを形成するように、前記キャリアの周りに円周状に広がっているシールをさらに有することが好ましい。
【0026】
本発明の他の観点によれば、容器の中に収容された微粒子物質及び液体から飲料を抽出するのに用いられるプランジャであって、前記容器は、底壁、前記底壁から上方に広がっている側壁、及び、前記側壁の周りに広がっている出入口を有し、前記プランジャが、前記出入口を介して挿入及び引き抜き可能となっており、前記プランジャは、前記容器の前記側壁の内側表面に交差するように広がって隣接した形状であり、前記微粒子物質の通過を実質的に防止するような寸法の複数の細孔又は穴を有する濾過手段と、前記濾過手段に連結されており、前記プランジャが前記容器の内部の最低位置に押された場合に、フレームが前記容器の前記出入口の下方に位置するような寸法であるフレームと、を少なくとも備えたプランジャが提供される。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下に、図面に基づいて、本発明の実施形態について、一例を用いて説明する。ここにおいて、
図1は、容器内に配置されたプランジャの実施形態の断面図である。
図2は、プランジャの分解斜視図である。
図3は、プランジャに組み入れられるフレームの側面図である。
図4は、図3に示すフレームの底面図である。
図5は、プランジャに組み入れられるキャリアの平面図である。
図6は、図5に示すキャリアの側面図である。
図7は、プランジャに組み入れられる熱シールドの平面図である。
図8Aは、プランジャの第2実施形態の斜視図である。
図8Bは、マグカップの内部の図8Aに示すプランジャの側面図である。
図8Cは、図8Bに示すプランジャの上面図である。
図8Dは、図8CのAAを通る図8A〜図8Cに示すプランジャの図である。
図8Eは、図8Aに示すプランジャの分解図である。
図9Aは、プランジャの他の実施形態の斜視図である。
図9Bは、図9Aに示すプランジャの下面からの斜視図である。
図9Cは、カップに配置された場合の図9A及び図9Bに示すプランジャの断面図である。
図10Aは、プランジャに組み入れられるキャリアの部品の他の実施形態の斜視図である。
図10Bは、図10Aに示す部品の平面図である。
図10Cは、図10Bに示す部品のAAを通る断面図である。
図10Dは、図10Aに示す部品の側面図である。
【0028】
関連する図面を参照して、特に図1において、マグカップ又はカップ12のような容器内の紅茶又は珈琲のような飲料を抽出するのに用いられるプランジャ10が図示されている。カップ12は、底壁14、当該底壁14から上方に広がっている側壁16、及び、プランジャ10を挿入又は引き抜き可能な出入口18を有する一般的な形状である。プランジャ10は、フィルタディスク20の形態である濾過手段と、フレーム22の形態であるハンドリング手段との2つの主たる構成要素を有している。フィルタディスク20は、側壁16の内側表面24に交差するように広がって隣接した形状であり、カップ12内の飲料の抽出に使用された珈琲粉末や紅茶葉のような微粒子物質の通過を実質的に防止するような寸法の複数の細孔又は穴が設けられている。フィルタディスク20は、フレーム22に連結されており、フレームは、プランジャ10を操作可能な手段を具備している。プランジャ10は、カップ12の内部の最低位置に押された場合に、フレームが出入口18の下方に位置するような寸法であり、図1に明らかに図示されている。
【0029】
図2〜4を参照して、フレーム22は、5つの直立した支柱26を有しており、フィルタディスク20が当該支柱に沿って摺動可能となっている。さらに、フレーム22は、支柱26の対向する端部でリング28の形態の第1及び第2の対向する端部を有しており、当該リング28は、支柱26上にフィルタディスク20を保持している。当該リング28が、支柱26と平行に伸びている共通の軸を有していることは図から容易に理解される。当該リング28は、支柱26に沿ったフィルタディスク20の摺動動作を制限する。さらに、各リング28は、周方向に間隔を空けて配置され、径方向内側に向いた突出部又はタブ32の形態の係合手段を具備しており、この突出部又はタブ32には、カップ12からプランジャを引き抜くために、ティースプーンのような器具やユーザの指が係合する。さらに、各リング28の外周面36には、径方向に伸びている先端部34が設けられており、当該先端部34は、カップ12の内部でプランジャ10を中心に位置させるのを支援する。また、図示された実施形態において、各リング28の縁30は、隣接する突出部32の間に3つの頂上を有する正弦曲線の輪郭で形成されている。
【0030】
フレーム22の構造において、少なくとも一つのリング28が、支柱26と独立して形成されており、フィルタディスク20を最初に支柱26に装着可能なようになっている。そして、当該独立して形成されたリング28が支柱26に接着され又は加熱溶接され、その結果として、フレーム22にフィルタディスクが恒久的に保持される。最も都合が良いのは、一方のリング28が、独立して形成された状態のリング28を具備した支柱26に一体で形成されていることである。
【0031】
特に図2を参照して、フィルタディスク20は、キャリア38と、当該キャリア38により支持されたフィルタスクリーン40とから構成されている。さらに特に、キャリア38は、第1及び第2の同一の部品42で形成されており、当該第1及び第2の同一の部品42の間に、フィルタスクリーン40が挟まれて、例えば接着により強固に保持されている。
【0032】
典型的に、フィルタスクリーン40は、ステンレス鋼やナイロンメッシュで形成されている。
【0033】
キャリア38、及び、各第1及び第2の部品42は、外周のリム44を有し、当該リム44は、間隔を空けて配置された複数の開口を具備しており、各支柱26が当該開口46を貫通している。スポーク48は、リム44から径方向に伸びており、中央のハブ50で繋がっている。ティースプーンのような器具を受け止めて、フィルタディスク20をカップ12の底壁14に向かって押すために、独立した凹形状のプレート52がハブ50の各面に設けられている。
【0034】
大きな空間54は、径方向に隣接するスポーク48とリム44との間に形成されており、フィルタスクリーン40が当該空間54の全体に広がっている。従って、例えば水と珈琲の粉末とで満たしたカップ12内を、フィルタディスク20が下方向に押された場合、空間54全体に広がっているフィルタスクリーン40の部分を水が通過可能となっている。
【0035】
珈琲の粉末や紅茶葉のような微粒子物質がリム44の外周表面の周りから通過するのを防止するために、円周状のシール56が、部品42の間のキャリア38の周りに円周状に広がっている。当該シールは、フィルタスクリーンを径方向に拡張した形態であり、その結果として、スクリーン40の外周縁が、キャリア38を越えて径方向に広がっている。代わりに、シールを独立した構成要素としても良い。
【0036】
図7は、プランジャ10を用いて抽出された熱い飲料の熱損失の割合を低減するのを支援するために、プランジャ10内に取付可能な任意の熱シールド58を示している。熱シールド58は、同一の形状の2つの構成要素60のような円盤体の形態である。構成要素60のような各円盤体(以下、単に「ディスク」と称する。)は、中央の開口62と、円周状に間隔を空けて配置された複数の開口64とを有している。開口64は、略扇型の形状であり、中央の開口62から各ディスク60の内周縁66まで、径方向外側に向かって伸びている。さらに、間隔を空けて配置された5つの開口68が、各ディスク60の周囲の縁に形成されており、当該開口68を各支柱26が貫通可能となっている。開口64は、扇形状のウェブ70により分割されている。
【0037】
図1を参照して、熱シールド58が組み込まれた場合、個々のディスク60は、フィルタディスク20の対向する側で、支柱26に装着される。中央の開口62は、フィルタディスク20のプレート52が入り込むように位置し、そのような寸法を有している。さらに、ディスク60は、一方のディスク60の開口64が他方のディスク60の開口64に対して径方向にオフセットとなるように、相互に相対的に並置されている。具体的に、オフセットの程度は、一方のディスク60のウェブ70が、他方のディスク60の開口64の上に完全に重なるような程度である。
【0038】
熱シールド58が組み込まれる場合、プランジャ10の組立の間、各ディスク60は、フィルタディスク20の前後の支柱26に装着される。
【0039】
さらに、図1はプランジャ10のさらに任意の特徴、即ち、ハンドル72を示しており、このフレーム72は、何れかのフレームの軸の端部から引き伸ばすように、フレーム20を挟んだり、又は別の方法で取付可能となっている。当該ハンドル72には、カップ12の出入口18を越えて伸びているフック状の、又は、曲線状の非拘束な端部74が形成されている。
【0040】
上述の説明及び含まれる図から理解されるように、プランジャ10は相称的な構造を有しており、カップ12の底壁14に最も近いプランジャの軸方向の何れかの端部28で使用可能となっている。プランジャ10が、例えば、珈琲を抽出するのに用いられる場合、プランジャ10が取り除かれたカップ12の中に、所定の量の珈琲の粉末が置かれる。その後、熱湯が、出入口18の下の高さまでのカップ12の中に注がれる。そして、珈琲の粉末の抽出を支援するために、粉末及び水が掻き混ぜられても良い。次に、プランジャ10をカップ12の中に挿入する。特に、熱シールド58が取り付けられている場合には、プランジャ10は、ディスク20の下側の表面がおおよそカップ12の内部の水の高さとなるようなの高さまで、手で押されても良い。抽出されるのに十分な時間の経過の後、端部28の下側の一つが底壁14に押し付けられるまで、カップ12の内部でプランジャ10がさらに下に押され、ディスク20がリング28に隣接するまで、ディスク20を支柱26に沿ってスライドさせる。この事は、例えば、ティースプーンを一方のプレート52の上に載せ、単に下方向に押すことにより達成される。フィルタディスク20が支柱26に沿って底壁14に向かって下方向にスライドするに従って、抽出された珈琲は、フィルタスクリーン40を通過出来るが、珈琲の粉末は、フィルタディスク20と底壁14との間に保持される。そして、抽出された珈琲を、プランジャ10を取り外す必要なく、カップ12から直接的に飲むことが可能である。勿論、砂糖、ミルク、クリーム、又は、他の添加物が要求される場合には、この際に、それらを単に加えて、一般的なティースプーンを用いて抽出された珈琲を掻き混ぜることが可能である。
【0041】
一度珈琲が飲み干されると、直接カップの中に手を入れて、フレーム22を把持するか、隣接する突出部32の下にティースプーンを引っ掛けて、カップ12からプランジャ10を引くように、ティースプーンを上側に引き上げることにより、プランジャ10が取り外される。ティースプーンの係合は、隣接する突出部32の間に横向きでの挿入と、スプーンの柄の反対側のスプーンの匙部の肩が、隣接する各突出部32の下に位置するような当該スプーンの回転と、により達成される。
【0042】
この事は、飲み干されるべくカップの中の珈琲や紅茶のような抽出された飲料の便利な作り方を可能とする。さらに、プランジャ10とカップ12との組み合わせを、自己抽出型の旅行用のマグカップとして用いることを可能とし、人がこのカップに抽出し、カップで飲み、そして、例えば、車や他の移動手段の中にそれらを持っていくことが可能となる。さらに、プランジャ10は、特定の仕様に設計されたマグカップやカップでの使用だけに限定されない。むしろ、フィルタディスク20の周りに形成されたシール56の直径と略同一のサイズの内周を有する、如何なる一般的なカップ又はマグカップにも使用することが出来る。
【0043】
図8A〜図8Eは、プランジャ10の他の実施形態を示している。図1〜図7に図示される実施形態に関して示されるのと同一又は類似の構造及び/又は機能の特徴は、この実施形態の説明では同一の符号により表現する。なお、明瞭とするために、図8A〜図8Eに示される実施形態では、以下、プランジャ10’と称する。
【0044】
プランジャ10と比較してプランジャ10’の実施形態における最も顕著な相違点は、フィルタディスク20に回転可能に支持された攪拌器76を具備していることである。攪拌器76は、上部円筒部80と連続的な円錐台形部82とを有する主本体78を備えている。円筒部80には、その上部表面84に、ティースプーンのブレードを受け止めるための十字架形状の切り抜き又は凹部86が設けられている。4つのパドル又はフィン88は、本体78の外側表面から径方向外側に向かって広がっている。攪拌器76は、フィルタディスク20の軸方向に伸びているピン90により、フィルタディスク20に回転可能に連結されている。ピン90の下端部は、例えば、ネジ止めによりキャリア38の中央のハブ50に連結されている。ピン90の反対側の端部には、拡大されたヘッド92が形成されており、当該ヘッド92は、攪拌器76の中に形成された対応する形状の内部空間に設置される。
【0045】
従って、プランジャ10’が使用される際、フィルタディスク20を押し下げるために、スプーンのブレードが、十字架形状の切り抜き又は凹部86の一つの腕部の中に挿入される。フィルタディスク20が支柱26に沿って可能な限り下に一度押されると、十字架形状の凹部86に既に係合しているスプーンの柄を単に回転させることにことにより、マグカップ12の中身を掻き混ぜることが出来る。
【0046】
プランジャ10’とプランジャ10との他の相違点は、フレームの対向する端部が、プランジャ10のように同一の構造ではない点である。むしろプランジャ10’では、フレーム22の上端部が、プランジャ10のリング28と同一の形状ではないが類似のリング28により形成されている。(ここでの主たる相違点は、プランジャ10’のリング28が正弦曲線状の上部の縁30ではなく平坦であり、5つではなく4つの突出部32を有している点である。)なお、フレーム22の下端部に、もう一つのリング28の代わりにベース94が設けられている。図8Eを参照して、ベース94は、径方向に伸びている複数のスポーク98を具備したリング96の形態であり、複数のスポーク96は中央のハブ100に集まって連結されている。大きな空所又は空間102は、隣接するスポーク98の間に設けられている。プランジャ10’の使用時に、カップ12のベース14に接触する複数の脚部104が、リング96の下面から垂れ下がっている。支柱26は、対向する端部でリング28及びベース94に係合し、又は、別の方法で固定されている。
【0047】
中央のハブ50の形状を除いて、フィルタディスク20及び付随するキャリア38は、図1〜図7に示されるプランジャ10に関する説明と実質的に同一の構造である。なお、ここでは、シール56は、フィルタスクリーン40から独立している。さらに、シール56がキャリア38を中心として広がっているのに対し、スクリーン40はキャリア38の下側に配置されている。
【0048】
プランジャ10’が使用される場合、珈琲の粉末又は紅茶葉がカップの底に配置され、熱湯が加えられる。その後、フレーム22がリング28全体を手により把持され、最初はリング28の近くにあるフィルタディスク20と共に、カップ12の中に押される。この際、脚部104がベース14に接触する程度まで、手でプランジャ10’を押す必要はない。その後、フィルタディスク20を支柱26に沿ってベース94に向かって押すために、スプーンのブレードを、十字架形状の凹部86の一つの腕部に挿入する。さらに、この動作は、脚部104が前もってベース14に接触していなくても、脚部104がベース14に接触するような位置に、フレーム22を移動させる。そして、ピン90を中心とした右回り又は左回りの攪拌器76の回転を生じさせるスプーンの柄の回転により、カップ12の内部の飲料が掻き混ぜられる。勿論、砂糖、クリーム又は他の添加物も、カップ12に配置することが可能であり、同様の動作により掻き混ぜられる。
【0049】
図9A〜図9Cは、プランジャ10’’の他の簡素化された実施形態を示す。この実施形態においては、フィルタディスク20は、支柱26に沿って摺動可能ではなく、フレーム22の下端部に固定されている。この点に関し、フィルタディスク20は、図1〜図7に図示されるプランジャ10の実施形態において示されるものと実質的に同様の構造であり、当該フィルタディスク20が、フレーム22のリング28のうちの一つと入れ替わっている。フィルタディスク20は、2つの部品42a及び42bから構成されており、当該部品42a及び42bは、図2に示される部品42と略同一の構造であるが、明らかに非同一であり、さらに、相互に構造が異なる。部品42aは、円周状のリム44を備えており、中央のハブ50で集まるように、当該リム44から径方向内側にスポーク48が伸びている。しかしながら、図2に示す部品42と異なって、プランジャ10’’のフィルタディスク20は、支柱26に沿って摺動しないので、部品42aは開口46を有していない(及び、構成要素42bもまた有していない。)。さらに、部品42aのハブ50は、図2の実施形態において示されるようなプレート52を支持していない。それにもかかわらず、部品42aのハブ50は、カップ12の中へのプランジャ10’’の押し下げを支援するために、スプーン又は他の器具が位置する凹形状の押し下げ部を備えていても良い。
【0050】
部品42bは、ハブ50に押し下げ部を有さず、部品42bのリム44が複数の垂れ下がった脚部106を備えている点を除いて、部品42aと同一の構造である。
【0051】
プランジャ10’’が使用される際、脚部106は、カップ12のベース14に接して位置しても良い。
【0052】
プランジャ10の実施形態からの他の変形においては、プランジャ10’’のフィルタディスク20は、部品42a及び42bの間に配置され、スプーンのような器具による損傷からスクリーンを保護するために、スクリーン40の上に配置され、適切な大きさにされたフィルタ保護メッシュ108を有する。フィルタ保護メッシュ108は、ステンレス鋼又はナイロンメッシュの形態であり、シール56を形成するために、部品42a及び42bのリム44を越えて径方向に広がっている。代わりに、シール56を独立した構成要素としても良い。
【0053】
プランジャ10’’を使用する場合、珈琲の粉末又は紅茶葉をマグカップ12に置き、そして、当該マグカップ12を熱湯で満たす。その後、プランジャ10’’は、リング28で把持され、先ず、リング28が出入口18より上方又は下方の何れかに配置されるように、カップ12の中に押されるが、如何なる場合も、カップ12の内部の水の高さより典型的に上方にシール56がある。抽出に十分な時間が経過したら、部品42aのハブ又はフィルタ保護メッシュ108を押すスプーンのような器具を用いることにより、脚部106が底壁14に隣接するように、プランジャ10’’がカップ12の中にさらに押される。そして、ミルク、砂糖又は他の添加物がカップ12の中に入れ、スプーンを用いて掻き混ぜられる。
【0054】
図10A〜図10Dは、図1〜図7に示すキャリア38を構成する部品42の他の形態を示す。この特別な形態では、各部品42は、複数の穴54’があけられたディスクの形態である。部品42は、ティースプーンのような器具を受け止めるための凹形状のプレート52の輪郭を定める構造体53のような一体化された中央のクレータを有する。上述した実施形態のように、各部品42は、その周囲のリム44に複数の開口46を具備しており、支柱26が当該開口46を貫通可能となっている。
【0055】
特に図10C及び図10Dを参照して、部品42は、垂れ下がった複数の歯部55と、それに対応する形状のソケット57とを備えている。部品42を用いてフィルタディスク20が組み立てられる際、各部品42の歯部55は、他方の部品42のソケット57に組み合わせられ、又は、別の方法で固定される。フィルタスクリーン(不図示)は、フィルタディスク20を形成する2つの部品42の間に挟まれている。この実施形態では、穴54’は2つの機能を担っている。第1に、フィルタ20がカップ20の底壁14に向かって押されるのに従って、挟まれたフィルタスクリーンに水を通過させる。穴54’の他の機能は、ティースプーンのような器具による損傷から、挟まれたフィルタスクリーンを保護することである。
【0056】
プランジャの異なる実施形態を、プラスティック、又は、プランジャを電子レンジの中に置くことが可能なような他のマイクロ波「安全」材料から作ることが考えられる。
【0057】
なお、当該技術分野における当業者にとって明らかである全ての修正及び改変は、以上の記載及び添付のクレームから決定される特徴の本発明の技術的範囲に含む趣旨である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、容器内に配置されたプランジャの実施形態の断面図である。
【図2】図2は、プランジャの分解斜視図である。
【図3】図3は、プランジャに組み入れられるフレームの側面図である。
【図4】図4は、図3に示すフレームの底面図である。
【図5】図5は、プランジャに組み入れられるキャリアの平面図である。
【図6】図6は、図5に示すキャリアの側面図である。
【図7】図7は、プランジャに組み入れられる熱シールドの平面図である。
【図8A】図8Aは、プランジャの第2の実施形態の斜視図である。
【図8B】図8Bは、マグカップの内部の図8Aに示すプランジャの側面図である。
【図8C】図8Cは、図8Bに示すプランジャの上面図である。
【図8D】図8Dは、図8CのAAを通る図8A〜図8Cに示すプランジャの図である。
【図8E】図8Eは、図8Aに示すプランジャの分解図である。
【図9A】図9Aは、プランジャの他の実施形態の斜視図である。
【図9B】図9Bは、図9Aに示すプランジャの下面からの斜視図である。
【図9C】図9Cは、カップに配置された場合の図9A及び図9Bに示すプランジャの断面図である。
【図10A】図10Aは、プランジャに組み入れられるキャリアの部品の他の実施形態の斜視図である。
【図10B】図10Bは、図10Aに示す部品の平面図である。
【図10C】図10Cは、図10Bに示す部品のAAを通る断面図である。
【図10D】図10Dは、図10Aに示す部品の側面図である。

Claims (24)

  1. 微粒子物質から飲料を抽出するのに用いられるプランジャであって、
    前記微粒子物質の通過を実質的に防止するような寸法の複数の細孔又は穴を有するフィルタスクリーンと、
    リングを有する第1端部と、前記第1端部に対向する第2端部と、前記リングの外周から伸びていて、前記第2端部に連結する複数の支柱とからなるフレームと、
    前記フレームに連結されていて、前記フィルタスクリーンを支持しているフィルタディスクであって、飲料を抽出する容器内の底壁まで、前記プランジャを押すための器具を受け止める手段を有する前記フィルタディスクとを
    備えているプランジャ。
  2. 少なくとも一つの前記第1及び第2の端部は、前記容器から前記プランジャを引き抜くために、器具又は人の指に係合する係合手段を有する請求項1記載のプランジャ。
  3. 前記係合手段は、円周状に間隔を空けて配置され、径方向内側に向いた複数の突出部を有し、
    前記器具は、前記複数の突出部の間に係合可能である請求項2記載のプランジャ。
  4. 前記第1及び第2の端部は、それぞれ、前記少なくとも一つの直立した支柱に実質的に平行に伸びている共通の軸を有するリングの一般的な構成である請求項1〜3の何れかに記載のプランジャ。
  5. 前記フレームの外周面から径方向外側に伸びている複数の先端部をさらに有している請求項1〜4の何れかに記載のプランジャ。
  6. 前記フィルタディスクは、フィルタスクリーンを支持するキャリアを有する請求項1〜5の何れかに記載のプランジャ。
  7. 前記キャリアは、第1及び第2の部品を有し、
    前記フィルタスクリーンは、前記第1及び第2の部品の間に保持されている請求項6記載のプランジャ。
  8. 前記第1の部品は、複数のスポークを有していて、前記スポークは径方向に伸びており、中央のハブで繋がっている請求項7に記載のプランジャ。
  9. 前記フレームが、前記第2端部の面から、前記第1端部とは反対方向に垂れ下がっている複数の脚部を有する請求項1〜8の何れかに記載のプランジャ。
  10. 前記フィルタディスクが、前記支柱に沿って摺動可能である請求項1〜8の何れかに記載のプランジャ。
  11. 前記フィルタディスクが、前記フレームの前記第2端部に固定されている請求項1〜8の何れかに記載のプランジャ。
  12. 前記プランジャを用いて抽出される熱い飲料の熱の損失の割合を低減するために、前記フィルタディスクを覆うように配置され、前記フレームに支持された熱シールドをさらに備えた請求項1〜11の何れかに記載のプランジャ。
  13. 前記熱シールドは、前記フィルタディスクの対向する面に位置する第1及び第2の円盤状の構成要素を有する請求項12に記載のプランジャ。
  14. 前記第1及び第2の円盤状の各構成要素は、間隔を空けて配置された複数の開口を有し、
    前記第1の円盤状の構成要素の開口が前記第2の円盤状の構成要素の前記開口に対して径方向にオフセットとなるように、前記第1及び第2の円盤状の構成要素が並置されている請求項13記載のプランジャ。
  15. 前記フィルタディスクと前記容器の前記側壁との間にシールを形成するように、前記フィルタディスクの周りに円周状に広がっているシールをさらに有する請求項1〜14の何れかに記載のプランジャ。
  16. 前記シールは、前記フィルタスクリーンを径方向に拡張した形態である請求項15に記載のプランジャ。
  17. 前記シールは、前記フィルタスクリーンから独立した構成要素である請求項15に記載のプランジャ。
  18. 前記容器の中の飲料を攪拌するために、前記フィルタディスクに回転可能に連結された攪拌手段をさらに備えた請求項1〜17の何れかに記載のプランジャ。
  19. 前記中央のハブが、前記プランジャを前記容器の底壁に向かって押すための器具を受け止める手段を有している請求項8に記載のプランジャ。
  20. 微粒子物質から飲料を抽出する方法であって、
    底壁、前記底壁から上方に広がっている側壁、及び前記側壁の周りに広がっている出入口を有する容器を用意するステップと、
    請求項1〜19の何れかに記載のプランジャを用意するステップと、
    前記容器の内部に所定の量の微粒子物質を配置するステップと、
    前記容器の内部に液体を注入するステップと、
    前記容器の内部に前記プランジャを挿入するステップと、
    前記プランジャが前記出入口より下方に配置され、前記液体により覆われるように、前記容器の内部の位置に前記プランジャを押すステップと、を備えた方法。
  21. 前記プランジャが押された後に、ミルク、砂糖又は他の添加物を前記容器の中に入れる方法とを、さらに有する請求項20に記載の飲料を抽出する方法。
  22. 前記飲料が飲み干された後に、前記リングを把持して、且つ、前記リングを引き上げることにより、前記容器内から前記プランジャを引き抜く方法とを、さらに有する請求項20または21に記載の方法。
  23. 容器の中に収容された微粒子物質及び液体から飲料を抽出するのに用いられるプランジャおよび容器であって、
    前記容器は、底壁、前記底壁から上方に広がっている側壁、及び、前記側壁の周りに広がっている出入口を有し、前記プランジャが、前記出入口を介して挿入及び引き抜き可能となっており、
    前記プランジャは、請求項1〜19の何れかに記載のプランジャであって、
    前記プランジャが前記容器の内部の最低位置に押された場合に、前記フレームが前記出入口の下方に位置するような寸法となるように前記プランジャおよび容器が相対的に設計されているようなプランジャおよび容器。
  24. 前記フィルタディスクの周りに円周状に広がっていて、前記フレームの外周表面と前記容器の側壁との間を、微粒子物質が実質的に通過するのを防止するシールをさらに有する、請求項23に記載のプランジャおよび容器。
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