JP2016032168A - 無線通信システムおよび無線通信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】通信端末におけるビーコン信号の待ち受け状態を適切に制御する。
【解決手段】第1ビーコン装置は、第1ビーコン信号として第1識別情報を発信する。第2ビーコン装置は、第1ビーコン信号とは到達範囲が異なる第2ビーコン信号として第2識別情報を発信する。端末装置は、第1ビーコン信号を受信した場合には第1識別情報に応じた所定のアプリケーションを第2ビーコン信号の受信待機状態とし、第2ビーコン信号を受信した場合には所定のアプリケーションにおける第2識別情報に応じた所定の処理を実行する。
【選択図】図1
【解決手段】第1ビーコン装置は、第1ビーコン信号として第1識別情報を発信する。第2ビーコン装置は、第1ビーコン信号とは到達範囲が異なる第2ビーコン信号として第2識別情報を発信する。端末装置は、第1ビーコン信号を受信した場合には第1識別情報に応じた所定のアプリケーションを第2ビーコン信号の受信待機状態とし、第2ビーコン信号を受信した場合には所定のアプリケーションにおける第2識別情報に応じた所定の処理を実行する。
【選択図】図1
Description
本発明は、無線通信システムに関し、特に、ビーコン信号を利用して所定の処理を行う無線通信システム、および、その無線通信方法ならびに当該方法をコンピュータに実行させるプログラムに関する。
近年、スーパーマーケット等の店舗や展示会場等においてビーコン信号を利用して情報提示等の処理を行うシステムが利用されるようになっている。例えば、購買者側装置が販売店に近づいたことをビーコン信号により検出して、販売者側装置と購買者側装置との間の通信を開始し、商品宣伝などを行うデータ通信システムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
上述の従来技術のようなビーコン信号を利用するシステムでは、ビーコン信号を利用するアプリケーションの応答速度を向上させるために、ビーコン信号を受信する通信端末を受信待機状態にしておくことが望ましい。一方で、ビーコン信号を頻繁に受信することは電力消費につながるため、常にそのような状態にしておくことは適切ではない。
本発明はこのような状況に鑑みて生み出されたものであり、通信端末におけるビーコン信号の待ち受け状態を適切に制御することを目的とする。
本発明は、上述の問題点を解消するためになされたものであり、その第1の側面は、第1ビーコン信号として第1識別情報を発信する第1ビーコン装置と、上記第1ビーコン信号とは到達範囲が異なる第2ビーコン信号として第2識別情報を発信する第2ビーコン装置と、上記第1ビーコン信号を受信した場合には上記第1識別情報に応じた所定のアプリケーションを上記第2ビーコン信号の受信待機状態とし、上記第2ビーコン信号を受信した場合には上記所定のアプリケーションにおける上記第2識別情報に応じた所定の処理を実行する端末装置とを具備する無線通信システムおよびその無線通信方法である。これにより、第1ビーコン信号の受信を契機として、第2ビーコン信号の受信待機状態にして、第2識別情報に応じた所定の処理を速やかに実行させるという作用をもたらす。
本発明によれば、通信端末におけるビーコン信号の待ち受け状態を適切に制御することができるという優れた効果を奏し得る。
以下、本発明を実施するための形態(以下、実施の形態と称する)について説明する。
<1.第1の実施の形態>
[無線通信システムの構成]
図1は、本発明の第1の実施の形態における無線通信システムの一構成例を示す図である。この無線通信システムは、端末装置100と、ビーコン装置201および202とを備える。なお、ここでは、2台のビーコン装置を示しているが、ビーコン装置は複数台あればよく、3台以上備えるようにしてもよい。また、端末装置100についても複数台備えるようにしてもよい。
[無線通信システムの構成]
図1は、本発明の第1の実施の形態における無線通信システムの一構成例を示す図である。この無線通信システムは、端末装置100と、ビーコン装置201および202とを備える。なお、ここでは、2台のビーコン装置を示しているが、ビーコン装置は複数台あればよく、3台以上備えるようにしてもよい。また、端末装置100についても複数台備えるようにしてもよい。
ビーコン装置201および202は、所定の期間毎に、間欠的にビーコン信号を無線送信により発信するものである。ビーコン装置201が発信するビーコン信号とビーコン装置202が発信するビーコン信号とは、それぞれ到達範囲が異なる。ビーコン信号の到達範囲を異なるものにするための一例としては、ビーコン装置201および202を互いに異なる設置場所に設置することが考えられる。また、ビーコン信号の到達範囲を異なるものにするための他の例としては、ビーコン信号の送信電力(Tx Power)を互いに異なる強度にすることが考えられる。それぞれの具体例については後述する。
ビーコン装置201(第1ビーコン装置)は、記憶部221と送信部231とを備える。記憶部221は、ビーコン装置201が発信するビーコン信号を識別するための第1識別情報I1を記憶する。送信部231は、記憶部221に記憶される第1識別情報I1を第1ビーコン信号として無線送信により発信する。図中、この第1ビーコン信号を「B1[I1]」として示している。
ビーコン装置202(第2ビーコン装置)は、記憶部222と送信部232とを備える。記憶部222は、ビーコン装置202が発信するビーコン信号を識別するための第2識別情報I2を記憶する。送信部232は、記憶部222に記憶される第2識別情報I2を第2ビーコン信号として無線送信により発信する。図中、この第2ビーコン信号を「B2[I2]」として示している。
これらビーコン装置201および202からビーコン信号を発信する際の送信部231および232における無線通信の規格として、例えば、超低消費電力に最適化された「Bluetooth(登録商標) Low Energy」(以下、「BLE」と略す。)が想定される。なお、端末装置100に無線送信することができるのであれば、送信部231および232は、Wi−Fi(登録商標)規格など、別の通信規格によりビーコン信号を無線送信してもよい。
端末装置100は、ユーザ(例えば顧客など)が携帯する端末である。この端末装置100としては、例えば、携帯端末やタブレット型パーソナルコンピュータなどが挙げられる。この端末装置100は、ビーコン装置201および202からビーコン信号を受信してそれぞれに対応する処理を行う。この端末装置100は、処理部110と、記憶部120と、入力部130と、出力部140と、受信部150と、ネットワーク通信部160とを備える。これらは、バス190により相互に接続される。
処理部110は、端末装置100において必要な処理を行うプロセッサである。具体的には、処理部110は、受信部150におけるビーコン装置201および202からのビーコン信号の受信を制御し、また、入力部130および出力部140におけるユーザインターフェースの制御を行う。
記憶部120は、処理部110の処理に必要なデータを記憶するメモリである。具体的には、この記憶部120は、ビーコン装置201および202からのビーコン信号に含まれる第1識別情報I1および第2識別情報I2を記憶する。
入力部130は、ユーザからの入力を受け付けるためのものである。この入力部130としては、例えば、タッチパネルの触覚センサが想定されるが、外部接続されたキーボードなどを使用してもよい。出力部140は、ユーザに対して情報を出力するためのものである。この出力部140としては、例えば、タッチパネルの表示部が想定される。したがって、入力部130および出力部140は、一体化されたタッチパネルとして実現することができる。
受信部150は、ビーコン装置201および202からビーコン信号を受信するものである。端末装置100がビーコン装置201または202の通信範囲に入ると、発信されたビーコン信号を受信部150が受信する。
ネットワーク通信部160は、図示しない他のネットワークを介して、他の装置との間で通信を行うものである。
[適用例]
図2は、本発明の第1の実施の形態における無線通信システムの第1の適用例を示す図である。この第1の適用例は、本発明の第1の実施の形態における無線通信システムをコンビニエンスストア500の店舗に適用した場合の例を示している。
図2は、本発明の第1の実施の形態における無線通信システムの第1の適用例を示す図である。この第1の適用例は、本発明の第1の実施の形態における無線通信システムをコンビニエンスストア500の店舗に適用した場合の例を示している。
この第1の適用例では、コンビニエンスストア500の店舗の入口にビーコン装置201(#11)が設置されている。このビーコン装置201は、ユーザが携帯する端末装置100が到達範囲291に入った際に第1ビーコン信号を受信できるように、周期的に第1ビーコン信号を発信する。この第1ビーコン信号は、端末装置100を携帯するユーザが店舗内に入店したことを検知するために用いられる。
端末装置100は、第1ビーコン信号を待ち受けている(第1ビーコン信号の受信待機状態)。端末装置100が第1ビーコン信号を受信すると、端末装置100上で動作するアプリケーションのうち、第1識別情報に対応するアプリケーションが第2ビーコン信号を待ち受ける(第2ビーコン信号の受信待機状態)。なお、端末装置100は、第1ビーコン信号を受信した際に第1識別情報に対応するアプリケーションが起動されていなかった場合には、そのアプリケーションを起動する。
コンビニエンスストア500の店舗内のPOS(Point of Sale)レジスタ510の近傍にビーコン装置202(#21および#22)が設置されている。このビーコン装置202は、ユーザが携帯する端末装置100が到達範囲292に入った際に第2ビーコン信号を受信できるように、周期的に第2ビーコン信号を発信する。この第2ビーコン信号は、例えば、端末装置100を携帯するユーザがPOSレジスタ510において商品の決済をするために用いられる。
端末装置100で動作するアプリケーションは第2ビーコン信号を待ち受けており、第2ビーコン信号を受信すると第2識別情報に対応した処理を行う。この例では、商品の決済をするための処理が、第2識別情報に対応した処理に該当する。第1ビーコン信号の受信によってアプリケーションが起動されて第2ビーコン信号を待ち受ける状態となっているため、例えば端末装置100をビーコン装置202に接触させることによって、端末装置100が到達範囲292に入った際に、決済処理を速やかに実行することができる。
この第1の適用例では、第1ビーコン信号を受信したことによって、その後一定期間は店舗内に入店しているものと推定している。したがって、場合によっては、ユーザが店舗内に入店していないにも関わらず第2ビーコン信号を待ち受け続けてしまうことも生じ得る。そこで、第1ビーコン信号の受信から所定時間を経過した場合には、第2ビーコン信号の待受け状態を解除することが望ましい。
図3は、本発明の第1の実施の形態における無線通信システムの第2の適用例を示す図である。この第2の適用例は、本発明の第1の実施の形態における無線通信システムを展示会会場600に適用した場合の例を示している。
この第2の適用例では、展示会会場600の入口にビーコン装置201(#11および#12)が設置されている。このビーコン装置201は、ユーザが携帯する端末装置100が到達範囲291に入った際に第1ビーコン信号を受信できるように、周期的に第1ビーコン信号を発信する。この第1ビーコン信号は、端末装置100を携帯するユーザが展示会会場600に入場したことを検知するために用いられる。
端末装置100は、第1ビーコン信号を待ち受けており、第1ビーコン信号を受信すると、端末装置100上で動作するアプリケーションのうち、第1識別情報に対応するアプリケーションが第2ビーコン信号を待ち受ける。なお、端末装置100は、第1ビーコン信号を受信した際に第1識別情報に対応するアプリケーションが起動されていなかった場合には、そのアプリケーションを起動する。
展示会会場600の場内の展示物610の近傍にビーコン装置202(#21乃至#26)が設置されている。このビーコン装置202は、ユーザが携帯する端末装置100が到達範囲292に入った際に第2ビーコン信号を受信できるように、周期的に第2ビーコン信号を発信する。この第2ビーコン信号は、例えば、端末装置100を携帯するユーザがそれぞれの展示物610に関する解説を受信するために用いられる。
端末装置100で動作するアプリケーションは第2ビーコン信号を待ち受けており、第2ビーコン信号を受信すると第2識別情報に対応した処理を行う。この例では、展示物610に関する解説を受信するための処理が、第2識別情報に対応した処理に該当する。第1ビーコン信号の受信によってアプリケーションが起動されて第2ビーコン信号を待ち受ける状態となっているため、ユーザが展示物610に近づいて端末装置100が到達範囲292に入った際に、それぞれの展示物610に関する解説を速やかに受信することができる。
この第2の適用例では、第1ビーコン信号を受信したことによって、その後一定期間は展示会会場600内に入場しているものと推定している。したがって、場合によっては、ユーザが会場内に入場していないにも関わらず第2ビーコン信号を待ち受け続けてしまうことも生じ得る。そこで、第1ビーコン信号の受信から所定時間を経過した場合には、第2ビーコン信号の待受け状態を解除することが望ましい。
[処理手順]
図4は、本発明の第1の実施の形態における無線通信システムの処理手順の一例を示す流れ図である。
図4は、本発明の第1の実施の形態における無線通信システムの処理手順の一例を示す流れ図である。
端末装置100は、第1識別情報I1を含む第1ビーコン信号B1を待ち受ける(ステップS911)。第1識別情報I1を含む第1ビーコン信号B1を受信すると(ステップS912:Yes)、第1識別情報I1に応じたアプリケーションA1が起動されていなかった場合には(ステップS913:No)、そのアプリケーションA1を起動する(ステップS914)。
アプリケーションA1は、第2識別情報I2を含む第2ビーコン信号B2を待ち受ける(ステップS915)。ここで、第2ビーコン信号B2の待ち受け時における受信デューティ比は、第1ビーコン信号B1の待ち受け時における受信デューティ比よりも高く設定する。受信デューティ比は、ビーコン信号の受信間隔に対する受信期間の比、すなわち、1受信周期に占める受信動作期間(アクティブ期間)の割合であり、ビーコン信号を受信する頻度を示している。第2ビーコン信号B2の受信デューティ比を第1ビーコン信号B1の受信デューティ比よりも高くするためには、例えば、第2ビーコン信号B2の受信間隔を第1ビーコン信号B1の受信間隔よりも短くする。
第2ビーコン信号B2を待ち受けている間に、第1ビーコン信号B1の受信から所定時間が経過した場合には(ステップS916:Yes)、タイムアウトしたものとして、第2ビーコン信号B2の待ち受け状態を解除するために一旦処理を終了する。これにより、端末装置100の電力消費を抑制することができる。なお、このタイムアウトの所定時間としては、場所に応じて、例えば、数分から数時間程度が想定される。
第2識別情報I2を含む第2ビーコン信号B2を受信すると(ステップS918:Yes)、第2識別情報I2に応じた処理が実行される(ステップS919)。この第2識別情報I2に応じた処理としては、上述の適用例のように、商品の決済処理や、展示物の解説の取得処理が想定されるが、他にもネットワーク通信部160を介して第2識別情報I2に応じたネットワークコンテンツ(広告やクーポン)を取得する処理や、データベースから第2識別情報I2に応じた位置情報を取得して案内する処理なども考えられる。
このように、本発明の第1の実施の形態では、端末装置100が第1ビーコン信号を受信してから一定期間内はアプリケーションを起動しておくことにより、アプリケーションにおける所定の処理を速やかに実行することができる。
<2.第2の実施の形態>
上述の第1の実施の形態では、端末装置100が第1ビーコン信号を受信してから一定期間内はアプリケーションを起動しておくようにしていたため、店舗等に不在の場合にもアプリケーションが起動されている状態が維持されてしまうおそれがあった。そこで、この第2の実施の形態では、端末装置100が第1ビーコン信号の到達範囲内に存在する場合にアプリケーションを起動しておくようにする。なお、無線通信システムの構成は第1の実施の形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
上述の第1の実施の形態では、端末装置100が第1ビーコン信号を受信してから一定期間内はアプリケーションを起動しておくようにしていたため、店舗等に不在の場合にもアプリケーションが起動されている状態が維持されてしまうおそれがあった。そこで、この第2の実施の形態では、端末装置100が第1ビーコン信号の到達範囲内に存在する場合にアプリケーションを起動しておくようにする。なお、無線通信システムの構成は第1の実施の形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
[適用例]
図5は、本発明の第2の実施の形態における無線通信システムの第1の適用例を示す図である。この第1の適用例は、本発明の第2の実施の形態における無線通信システムをコンビニエンスストア500の店舗に適用した場合の例を示している。
図5は、本発明の第2の実施の形態における無線通信システムの第1の適用例を示す図である。この第1の適用例は、本発明の第2の実施の形態における無線通信システムをコンビニエンスストア500の店舗に適用した場合の例を示している。
この第1の適用例では、コンビニエンスストア500の店舗の全体に第1ビーコン信号が到達するようにビーコン装置201(#11乃至14)が設置されている。このビーコン装置201は、ユーザが携帯する端末装置100が到達範囲291に入っているときに第1ビーコン信号を受信できるように、周期的に第1ビーコン信号を発信する。この第1ビーコン信号は、端末装置100を携帯するユーザがコンビニエンスストア500の店舗内にいることを検知するために用いられる。
端末装置100は、第1ビーコン信号を待ち受けている(第1ビーコン信号の受信待機状態)。端末装置100が第1ビーコン信号を受信すると、端末装置100上で動作するアプリケーションのうち、第1識別情報に対応するアプリケーションが第2ビーコン信号を待ち受ける(第2ビーコン信号の受信待機状態)。なお、端末装置100は、第1ビーコン信号を受信した際に第1識別情報に対応するアプリケーションが起動されていなかった場合には、そのアプリケーションを起動する。
コンビニエンスストア500の店舗内のPOSレジスタ510の近傍にビーコン装置202(#21および#22)が設置されている。このビーコン装置202は、ユーザが携帯する端末装置100が到達範囲292に入った際に第2ビーコン信号を受信できるように、周期的に第2ビーコン信号を発信する。この第2ビーコン信号は、例えば、端末装置100を携帯するユーザがPOSレジスタ510において商品の決済をするために用いられる。
端末装置100で動作するアプリケーションは第2ビーコン信号を待ち受けており、第2ビーコン信号を受信すると第2識別情報に対応した処理を行う。この例では、商品の決済をするための処理が、第2識別情報に対応した処理に該当する。第1ビーコン信号の受信によってアプリケーションが起動されて第2ビーコン信号を待ち受ける状態となっているため、例えば端末装置100をビーコン装置202に接触させることによって、端末装置100が到達範囲292に入った際に、決済処理を速やかに実行することができる。
この第1の適用例では、第1ビーコン信号を受信している間はコンビニエンスストア500の店舗内にいるものと推定している。アプリケーションが起動された後に商品を購入せずに店舗外に出た場合には、端末装置100は第1ビーコン信号を受信しない状態になる。したがって、第1ビーコン信号を受信しなくなった場合には、第2ビーコン信号の待受け状態を解除することが望ましい。
図6は、本発明の第2の実施の形態における無線通信システムの第2の適用例を示す図である。この第2の適用例は、本発明の第2の実施の形態における無線通信システムを展示会会場600に適用した場合の例を示している。
この第2の適用例では、展示会会場600の中央にビーコン装置201(#11)が設置されている。このビーコン装置201は、ユーザが携帯する端末装置100が到達範囲291に入っているときに第1ビーコン信号を受信できるように、周期的に第1ビーコン信号を発信する。この第1ビーコン信号は、端末装置100を携帯するユーザが展示会会場600の場内にいることを検知するために用いられる。
端末装置100は、第1ビーコン信号を待ち受けており、第1ビーコン信号を受信すると、端末装置100上で動作するアプリケーションのうち、第1識別情報に対応するアプリケーションが第2ビーコン信号を待ち受ける。なお、端末装置100は、第1ビーコン信号を受信した際に第1識別情報に対応するアプリケーションが起動されていなかった場合には、そのアプリケーションを起動する。
展示会会場600の場内の展示物610の近傍にビーコン装置202(#21乃至#26)が設置されている。このビーコン装置202は、ユーザが携帯する端末装置100が到達範囲292に入った際に第2ビーコン信号を受信できるように、周期的に第2ビーコン信号を発信する。この第2ビーコン信号は、例えば、端末装置100を携帯するユーザがそれぞれの展示物610に関する解説を受信するために用いられる。
端末装置100で動作するアプリケーションは第2ビーコン信号を待ち受けており、第2ビーコン信号を受信すると第2識別情報に対応した処理を行う。この例では、展示物610に関する解説を受信するための処理が、第2識別情報に対応した処理に該当する。第1ビーコン信号の受信によってアプリケーションが起動されて第2ビーコン信号を待ち受ける状態となっているため、ユーザが展示物610に近づいて端末装置100が到達範囲292に入った際に、それぞれの展示物610に関する解説を速やかに受信することができる。
この第2の適用例では、第1ビーコン信号を受信している間は展示会会場600の場内にいるものと推定している。アプリケーションが起動された後に展示会会場600の外に出た場合には、端末装置100は第1ビーコン信号を受信しない状態になる。したがって、第1ビーコン信号を受信しなくなった場合には、第2ビーコン信号の待受け状態を解除することが望ましい。
[処理手順]
図7は、本発明の第2の実施の形態における無線通信システムの処理手順の一例を示す流れ図である。この処理手順例は、ステップS911乃至S915、S918およびS919については上述の第1の実施の形態と同様である。
図7は、本発明の第2の実施の形態における無線通信システムの処理手順の一例を示す流れ図である。この処理手順例は、ステップS911乃至S915、S918およびS919については上述の第1の実施の形態と同様である。
第2ビーコン信号B2を待ち受けている間に、第1識別情報I1を含む第1ビーコン信号B1を受信できなくなった場合には(ステップS917:Yes)、第2ビーコン信号B2の待ち受け状態を解除するために処理を終了する。これにより、端末装置100の電力消費を抑制することができる。なお、第1ビーコン信号B1を受信できなくなったと判断する場合として、例えば、直前に第1ビーコン信号B1を受信してから数十秒乃至数分程度の間、第1ビーコン信号B1を受信することができなくなった場合が考えられる。
このように、本発明の第2の実施の形態では、端末装置100が第1ビーコン信号の到達範囲内に存在する場合にはアプリケーションを起動しておくことにより、アプリケーションにおける所定の処理を速やかに実行することができる。
<3.第3の実施の形態>
上述の第1および第2の実施の形態では、ビーコン装置201および202がビーコン信号を発信するだけでその後の処理には関与しない例を示した。この第3の実施の形態では、ビーコン装置202に端末装置100から接続可能な構成を想定する。
上述の第1および第2の実施の形態では、ビーコン装置201および202がビーコン信号を発信するだけでその後の処理には関与しない例を示した。この第3の実施の形態では、ビーコン装置202に端末装置100から接続可能な構成を想定する。
[無線通信システムの構成]
図8は、本発明の第3の実施の形態における無線通信システムの一構成例を示す図である。この無線通信システムは、端末装置100と、ビーコン装置201および202とを備える。なお、ここでは、2台のビーコン装置を示しているが、ビーコン装置は複数台あればよく、3台以上備えるようにしてもよい。また、端末装置100についても複数台備えるようにしてもよい。
図8は、本発明の第3の実施の形態における無線通信システムの一構成例を示す図である。この無線通信システムは、端末装置100と、ビーコン装置201および202とを備える。なお、ここでは、2台のビーコン装置を示しているが、ビーコン装置は複数台あればよく、3台以上備えるようにしてもよい。また、端末装置100についても複数台備えるようにしてもよい。
この第3の実施の形態では、第1の実施の形態と異なり、ビーコン装置202は処理部212を備え、送信部232に代えて端末通信部272を備えている。端末通信部272は、送信部232の機能を含み、さらに端末装置100との間で無線通信を行うものである。処理部212は、ビーコン装置202において端末装置100との間の処理を行うプロセッサである。なお、ビーコン装置202の他の構成、および、ビーコン装置201の全体的な構成は、第1の実施の形態の場合と同様である。
また、この第3の実施の形態において、端末装置100は、受信部150に代えてビーコン通信部170を備えている。ビーコン通信部170は、受信部150の機能を含み、さらにビーコン装置202との間で無線通信を行うものである。端末装置100のそれ以外の構成は第1の実施の形態の場合と同様である。
以下では、ビーコン装置201および202と端末装置100との間の無線通信の規格の一例としてBLEを想定し、アドバタイジングパケットを利用してビーコン信号を発信する場合について説明する。
ビーコン装置201(第1ビーコン装置)は、第1識別情報I1をADV_NONCONN_IND(Non-Connectable Advertising Indication)アドバタイジングPDU(Protocol Data Unit)に格納して、第1ビーコン信号として送信する。このADV_NONCONN_INDアドバタイジングPDUは、接続要求を受け付けないアドバタイジングパケットである。図中、この第1ビーコン信号を「B1:ADV_NONCONN_IND[I1]」として示している。
ビーコン装置202(第2ビーコン装置)は、第2識別情報I2をADV_IND(Advertising Indication)アドバタイジングPDUに格納して、第2ビーコン信号として送信する。このADV_INDアドバタイジングPDUは、接続要求を受け付けるアドバタイジングパケットである。図中、この第2ビーコン信号を「B2:ADV_IND[I2]」として示している。
端末装置100は、ビーコン装置202から送信される第2ビーコン信号B2がADV_INDアドバタイジングPDUであることから、ビーコン装置202に対して接続処理を行うことができる。そのため、上述の第1および第2の実施の形態と異なり、ビーコン装置202と端末装置100とを接続して、その後に所定の処理を行うことができる。この所定の処理としては、例えば、端末装置100がビーコン装置202から詳細情報を取得する処理が想定される。また、ビーコン装置202と端末装置100とを接続することにより、暗号化されたデータの送受信や認証処理を行うことが可能になる。したがって、接続後の所定の処理として、例えば、ビーコン装置202と端末装置100との間でチャレンジおよびレスポンスを用いた認証処理や、ネットワーク通信部160を介したビーコン装置202と(図示しない)サーバとの間の認証処理を行うことも考えられる。
[通信パケットフォーマット]
図9は、BLEの通信パケットフォーマットを示す図である。
図9は、BLEの通信パケットフォーマットを示す図である。
リンク層のパケットフォーマットは、1オクテットのプリアンブルと、4オクテットのアクセスアドレスと、2乃至39オクテットのPDUと、3オクテットのCRC(Cyclic Redundancy Check)を有する。
プリアンブルは、受信側において、周波数同期、シンボルタイミング推定、AGC調整を行うためにパケットの先頭に付加される信号である。アクセスアドレスは、同一物理チャンネルに同調するデバイス間で相関コードとして用いられる物理チャンネルの属性である。CRCは、通信の過程で発生したエラーを検出するための巡回冗長検査符号である。
PDUはリンク層において送信されるプロトコルデータユニットである。アドバタイジングチャネルPDUはヘッダとペイロードに分かれており、2オクテットのヘッダにおいてPDUタイプおよびペイロード長が規定されている。4ビットのPDUタイプが「0000」を示している場合には、そのPDUがADV_INDであることを意味する。また、PDUタイプが「0010」を示している場合には、そのPDUがADV_NONCONN_INDであることを意味する。
この第3の実施の形態では、第1ビーコン信号B1に含まれる第1識別情報I1と第2ビーコン信号B2に含まれる第2識別情報I2を異なるものとして扱っているが、PDUタイプを参照することにより、第1ビーコン信号B1と第2ビーコン信号B2を区別することができる。すなわち、第1ビーコン信号B1と第2ビーコン信号B2はPDUタイプが異なるため、このPDUタイプにより区別することとすれば、第1識別情報I1と第2識別情報I2は必ずしも異なるものでなくてもよい。
[処理手順]
図10は、本発明の第3の実施の形態における無線通信システムの処理手順の一例を示す流れ図である。
図10は、本発明の第3の実施の形態における無線通信システムの処理手順の一例を示す流れ図である。
端末装置100は、第1識別情報I1を含む第1ビーコン信号B1(ADV_NONCONN_INDアドバタイジングPDU)を待ち受ける(ステップS921)。第1識別情報I1を含む第1ビーコン信号B1を受信すると(ステップS922:Yes)、第1識別情報I1に応じたアプリケーションA1が起動されていなかった場合には(ステップS923:No)、そのアプリケーションA1を起動する(ステップS924)。
アプリケーションA1は、第2識別情報I2を含む第2ビーコン信号B2(ADV_INDアドバタイジングPDU)を待ち受ける(ステップS925)。ここで、第2ビーコン信号B2の待ち受け時における受信デューティ比は、第1ビーコン信号B1の待ち受け時における受信デューティ比よりも高く設定する。例えば、第2ビーコン信号B2の受信間隔を第1ビーコン信号B1の受信間隔よりも短く設定する。
第2ビーコン信号B2を待ち受けている間に、第1ビーコン信号B1の受信から所定時間が経過した場合には(ステップS926:Yes)、タイムアウトしたものとして、第2ビーコン信号B2の待ち受け状態を解除するために一旦処理を終了する。これにより、端末装置100の電力消費を抑制することができる。なお、このタイムアウトの所定時間としては、場所に応じて、例えば、数分から数時間程度が想定される。
第2識別情報I2を含む第2ビーコン信号B2を受信すると(ステップS928:Yes)、端末装置100は第2識別情報I2に応じたビーコン装置202に接続して、所定の処理を実行する(ステップS929)。
この第3の実施の形態の適用例は、図2および図3により説明した第1の実施の形態のものと同様である。すなわち、コンビニエンスストア500や展示会会場600の入口に第1ビーコン信号を送信するビーコン装置201を設置して、第1ビーコン信号を受信したことによって、その後一定期間は店舗内や会場内にいるものと推定して、第2ビーコン信号を待ち受ける。
このように、本発明の第3の実施の形態では、端末装置100が第1ビーコン信号(ADV_NONCONN_INDアドバタイジングPDU)を受信してから一定期間内はアプリケーションを起動しておくことにより、第2ビーコン信号(ADV_INDアドバタイジングPDU)を契機とする接続処理および所定の処理を速やかに実行することができる。
<4.第4の実施の形態>
この第4の実施の形態は、上述の第3の実施の形態と同様に、ビーコン装置202に端末装置100から接続可能な構成を想定したものである。上述の第3の実施の形態では端末装置100が第1ビーコン信号を受信してから一定期間内はアプリケーションを起動しておくようにしていたが、この第4の実施の形態では、第2の実施の形態と同様に、端末装置100が第1ビーコン信号の到達範囲内に存在する場合にアプリケーションを起動しておくようにする。なお、無線通信システムの構成は第3の実施の形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
この第4の実施の形態は、上述の第3の実施の形態と同様に、ビーコン装置202に端末装置100から接続可能な構成を想定したものである。上述の第3の実施の形態では端末装置100が第1ビーコン信号を受信してから一定期間内はアプリケーションを起動しておくようにしていたが、この第4の実施の形態では、第2の実施の形態と同様に、端末装置100が第1ビーコン信号の到達範囲内に存在する場合にアプリケーションを起動しておくようにする。なお、無線通信システムの構成は第3の実施の形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
[処理手順]
図11は、本発明の第4の実施の形態における無線通信システムの処理手順の一例を示す流れ図である。この処理手順例は、ステップS921乃至S925、S928およびS929については上述の第3の実施の形態と同様である。
図11は、本発明の第4の実施の形態における無線通信システムの処理手順の一例を示す流れ図である。この処理手順例は、ステップS921乃至S925、S928およびS929については上述の第3の実施の形態と同様である。
第2ビーコン信号B2を待ち受けている間に、第1識別情報I1を含む第1ビーコン信号B1を受信できなくなった場合には(ステップS927:Yes)、第2ビーコン信号B2の待ち受け状態を解除するために処理を終了する。これにより、端末装置100の電力消費を抑制することができる。なお、第1ビーコン信号B1を受信できなくなったと判断する場合として、例えば、直前に第1ビーコン信号B1を受信してから数十秒乃至数分程度の間、第1ビーコン信号B1を受信することができなくなった場合が考えられる。
この第4の実施の形態の適用例は、図5および図6により説明した第2の実施の形態のものと同様である。すなわち、コンビニエンスストア500や展示会会場600の全体が到達範囲となるように第1ビーコン信号を送信するビーコン装置201を設置して、第1ビーコン信号を受信している間は店舗内や会場内にいるものと推定して、第2ビーコン信号を待ち受ける。
このように、本発明の第4の実施の形態では、端末装置100が第1ビーコン信号(ADV_NONCONN_INDアドバタイジングPDU)の到達範囲内に存在する場合にはアプリケーションを起動しておくことにより、第2ビーコン信号(ADV_INDアドバタイジングPDU)を契機とする接続処理および所定の処理を速やかに実行することができる。
なお、上述の実施の形態は本発明を具現化するための一例を示したものであり、実施の形態における事項と、特許請求の範囲における発明特定事項とはそれぞれ対応関係を有する。同様に、特許請求の範囲における発明特定事項と、これと同一名称を付した本発明の実施の形態における事項とはそれぞれ対応関係を有する。ただし、本発明は実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において実施の形態に種々の変形を施すことにより具現化することができる。
また、上述の実施の形態において説明した処理手順は、これら一連の手順を有する方法として捉えてもよく、また、これら一連の手順をコンピュータに実行させるためのプログラム乃至そのプログラムを記憶する記録媒体として捉えてもよい。この記録媒体として、例えば、CD(Compact Disc)、MD(MiniDisc)、DVD(Digital Versatile Disc)、メモリカード、ブルーレイディスク(Blu-ray(登録商標)Disc)等を用いることができる。
100 端末装置
110 処理部
120 記憶部
130 入力部
140 出力部
150 受信部
160 ネットワーク通信部
170 ビーコン通信部
190 バス
201、202 ビーコン装置
212 処理部
221、222 記憶部
231、232 送信部
272 端末通信部
291、292 到達範囲
500 コンビニエンスストア
510 POSレジスタ
600 展示会会場
610 展示物
110 処理部
120 記憶部
130 入力部
140 出力部
150 受信部
160 ネットワーク通信部
170 ビーコン通信部
190 バス
201、202 ビーコン装置
212 処理部
221、222 記憶部
231、232 送信部
272 端末通信部
291、292 到達範囲
500 コンビニエンスストア
510 POSレジスタ
600 展示会会場
610 展示物
Claims (11)
- 第1ビーコン信号として第1識別情報を発信する第1ビーコン装置と、
前記第1ビーコン信号とは到達範囲が異なる第2ビーコン信号として第2識別情報を発信する第2ビーコン装置と、
前記第1ビーコン信号を受信した場合には前記第1識別情報に応じた所定のアプリケーションを前記第2ビーコン信号の受信待機状態とし、前記第2ビーコン信号を受信した場合には前記所定のアプリケーションにおける前記第2識別情報に応じた所定の処理を実行する端末装置と
を具備する無線通信システム。 - 前記端末装置は、前記第2ビーコン信号の受信デューティ比を前記第1ビーコン信号の受信デューティ比よりも高くする
請求項1記載の無線通信システム。 - 前記端末装置は、前記第2ビーコン信号の受信間隔を前記第1ビーコン信号の受信間隔よりも短くする
請求項1記載の無線通信システム。 - 前記端末装置は、前記第1ビーコン信号を受信したときに前記所定のアプリケーションが起動していない場合には、前記所定のアプリケーションを起動して前記受信待機状態とする
請求項1記載の無線通信システム。 - 前記端末装置は、前記所定のアプリケーションが前記受信待機状態であるときに前記第1ビーコン信号を受信することができなくなった場合には、前記所定のアプリケーションの前記受信待機状態を解除する
請求項1記載の無線通信システム。 - 前記端末装置は、前記第1ビーコン信号の受信を開始してから所定時間を経過した場合に、前記所定のアプリケーションが前記受信待機状態であるときにはその前記受信待機状態を解除する
請求項1記載の無線通信システム。 - 前記第1ビーコン装置は、前記第1識別情報を含み、Bluetooth(登録商標) Low Energy規格における接続要求を受け付けない第1アドバタイズパケットを前記ビーコン信号として発信し、
前記第2ビーコン装置は、前記第2識別情報を含み、Bluetooth(登録商標) Low Energy規格における接続要求を受け付ける第2アドバタイズパケットを前記ビーコン信号として発信し、
前記端末装置は、前記第1アドバタイズパケットを受信した場合には前記第1識別情報に応じた前記所定のアプリケーションを前記第2アドバタイズパケットの受信待機状態とし、前記第2アドバタイズパケットを受信した場合には前記第2識別情報に応じて前記ビーコン装置に接続して前記所定の処理を実行する
請求項1記載の無線通信システム。 - 前記端末装置は、前記所定の処理として前記第2識別情報に応じた情報を出力する
請求項1記載の無線通信システム。 - 前記第1ビーコン装置は、前記第2ビーコン装置の設置エリア内に入るための入口付近に設置される
請求項1から8の何れかに記載の無線通信システム。 - 前記第2ビーコン信号の到達範囲は、前記第1ビーコン信号の到達範囲に包含される
請求項1から8の何れかに記載の無線通信システム。 - 第1ビーコン装置および第2ビーコン装置と端末装置との間の無線通信方法であって、
前記第1ビーコン装置が、第1ビーコン信号として第1識別情報を発信する手順と、
前記第2ビーコン装置が、前記第1ビーコン信号とは到達範囲が異なる第2ビーコン信号として第2識別情報を発信する手順と、
前記端末装置が、前記第1識別情報を受信した場合には前記第1識別情報に応じた所定のアプリケーションを前記第2識別情報の受信待機状態とする手順と、
前記端末装置が、前記第2識別情報を受信した場合には前記所定のアプリケーションの前記第2識別情報に応じた所定の処理を実行する手順と
を具備する無線通信方法。
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