JP2016030968A - スウェーデン式サウンディング貫入試験装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザにおいて荷重手段を選択可能とする。【解決手段】任意数(0〜N個)の錘Wが載荷可能であり、支柱3に沿って昇降可能な載荷台4と、載荷台4に可変の上昇力を付与できる油圧シリンダ機構5と、載荷台4に回転可能に設けられ、貫入ロッドRを保持可能なチャック機構8と、を備えたスウェーデン式サウンディング貫入試験装置であって、載荷台4の重量と当該載置台に載荷した任意数の錘Wからなる第1の荷重を用いる第1の荷重手段と、前記第1の荷重と前記シリンダ機構による上昇力とを組み合わせてなる第2の荷重を用いる第2の荷重手段と、を備え、前記第1の荷重手段を用いた第1の貫入試験と前記第2の荷重手段を用いた第2の貫入試験は選択的に実施可能である。【選択図】図1

Description

本発明は、スウェーデン式サウンディング貫入試験装置に関するものである。
住宅等を建築する際には、地盤の事前調査を行う必要がある。このような地盤調査の手法の1つとして、日本工業規格に「スウェーデン式サウンディング試験方法(JIS A1221)」が規定されている。この規格は、スウェーデン式サウンディング試験装置を用いて、原位置における土の硬軟又は締まり具合及び土層の構成を判定するための静的貫入抵抗を求める試験方法を規定するものである。JIS A1221には、スウェーデン式サウンディング試験装置について以下のように記載されている。
スウェーデン式サウンディング試験装置は、スクリューポイント、ロッド(スクリューポイント連結ロッド、継足しロッド)、載荷・回転・引抜き装置から成り、スクリューポイントにロッドを介して荷重を載荷した時の荷重と貫入量の関係、及び1000Nの荷重で貫入停止後ロッドを回転させた時の、回転数と貫入量との関係が求められることが要求される。
載荷装置は、ロッドに、150N、250N、500N、750N及び1000Nの荷重を載荷できるもので、一般に、ロッドの所望位置に固定可能な載荷用クランプにおもりを載荷する。回転装置は、1000Nの荷重による貫入が停止した後、荷重を保持したまま右回りで回転させるものであり、回転速度は1分間に60半回転数程度で制御できるものである。載荷装置及び回転装置は、全ての作業を手動で行う手動式、回転のみをモータを用いて機械で行う半自動式、回転・載荷・試験記録全てを機械で行う全自動式がある。回転数は、カウンタによって記録される。引抜き装置は、試験終了後、スクリューポイント付きのロッドを引抜く能力を有する。記録を自動で行う場合には、自動記録装置は、各荷重段階での荷重及び貫入量の記録、半回転数及びそれに伴う貫入量の記録、を行う機能を備えている。
スウェーデン式サウンディング試験を手動で実行する場合には、作業者に大きな負担がかかると共に、複数人での作業が必要となることから、スウェーデン式サウンディング試験を半自動ないし全自動で実行するための貫入試験装置が数多く提案されている。特に、錘の積み下ろしには多大な労力を要することから、錘の積み下ろし作業が不要な荷重手段も多く提案されている。その中には、予め所定の荷重(例えば、1000N)を昇降台に搭載しておき、昇降台に上向きの力を与えることで、昇降台の総重量から前記上向きの力を減じた荷重を貫入ロッドに負荷させるものがある(特許文献1、特許文献2)。特許文献1では、昇降モータを用いて上向きの力を設定しており、特許文献2では、エアーシリンダを用いて上向きの力を設定している。
これらの手法は、作業者の労力を軽減でき作業性が良好である点において有用であるが、昇降モータやエアーシリンダの上向きの力を利用して得られた荷重が貫入試験で規定された荷重と同じであることが保証される必要がある。すなわち、貫入ロッドに作用する荷重の校正ないし検定が必要となる。そのため、特許文献1では、ロードセルを用いて貫入ロッドにかかる荷重を検出し、ロードセルの検出値と貫入ロッドにかかるべき荷重の目標値とを比較し、貫入ロッドにかかる荷重が目標値となるよう昇降モータを制御している。特許文献2では、校正時に、貫入ロッドの先端に荷重計を置き、エアーシリンダの推力をデジタル信号で入力し、設定値との違いを見極めてデジタル入力の数値を変更するようにしている。
また、自動化された載荷装置は便利であるものの、ユーザによっては、JIS A1221に規定された載荷装置に忠実に、錘による実荷重を貫入ロッドに作用させてスウェーデン式サウンディング貫入試験を行いたいという要望もある。
特開2011−174340号 特開2011−163010号
本発明は、上記従来の載荷装置が自動化されたスウェーデン式サウンディング貫入試験機における載荷装置の校正ないし検定手法やこのような載荷装置が自動化されたスウェーデン式サウンディング貫入試験機に対する要望に鑑み、創案されたものである。
本発明が採用した技術手段は、
任意数(0〜N個)の錘が載荷可能であり、支柱に沿って昇降可能な載荷台と、
前記載荷台に可変の上昇力を付与できる駆動機構と、
載荷台に回転可能に設けられ、貫入ロッドを保持可能なチャック機構と、
を備えたスウェーデン式サウンディング貫入試験装置であって、
前記載荷台の重量と当該載置台に載荷した前記任意数の錘からなる第1の荷重を用いる第1の荷重手段と、
前記載荷台の重量と当該載置台に載荷した錘からなる第1の荷重と前記駆動機構による上昇力とを組み合わせてなる第2の荷重を用いる第2の荷重手段と、
を備え、
前記第1の荷重手段を用いた第1の貫入試験と前記第2の荷重手段を用いた第2の貫入試験は選択的に実施可能である、
スウェーデン式サウンディング貫入試験装置、である。
1つの態様では、前記第1の荷重手段において、前記錘の数(0〜N個)を選択することで所定の複数段階の第1の荷重が得られ、
前記第2の荷重手段において、所定の複数段階の第2の荷重を得るための駆動機構の上昇力に対応する指令値が設定されている。
1つの態様では、前記指令値は、前記第1の荷重手段の前記所定の複数段階の第1の荷重と駆動機構の上昇力とを均衡させた時の値から取得される。
1つの態様では、前記駆動機構は、流体圧シリンダ機構であり、前記指令値は流体圧シリンダ機構の圧力値である。
後述する実施形態では、流体圧シリンダとして、油圧シリンダ機構を開示するが、エアーシリンダ機構でもよい。
また、駆動機構は電動モータでもよく、この場合、指令値は例えば電流値である。
1つの態様では、前記第1の荷重手段の第1の荷重の重心が前記チャック機構に保持された貫入ロッドに位置するようになっている。
1つの態様では、前記第1の荷重手段において、前記所定の複数段階の第1の荷重は、少なくとも、500N、750N、1000Nを含む。
なお、例えば、載荷台の重量を250Nとすることができれば、前記所定の複数段階の第1の荷重に、250Nの第1の荷重を含めることができる。
1つの態様では、前記載荷台の重量がA・Nであり、A・N未満の荷重については、前記第2の荷重手段の第2の荷重を用いる。
1つの態様では、前記載荷台の重量が500Nであり、500N未満の荷重(例えば、250N)については、前記第2の荷重手段の第2の荷重を用いる。
1つの態様では、A・N(例えば、500N)未満の荷重(例えば、250N)に対応する指令値は、500N、750N、1000Nの第1の荷重に対応する指令値を用いて外挿によって求められる。あるいは、500N、750N、1000Nの第1の荷重に対応する指令値の少なくともいずれか1つの指令値に対する比率を用いてもよい。
なお、荷重センサを用いてA・N(例えば、500N)未満の荷重(例えば、250N)に対応する指令値を求めることを排除するものではない。
後述する実施形態では、前記載荷台の重量には、当該載荷台に設けた第2の錘(符号W´)の重量を含む。
すなわち、「載荷台の重量」は、載荷台に搭載された要素(錘Wを除く)の重量を含む重量であり、「第1の荷重」は、「載荷台の重量」+「錘W(0〜N個)の重量」である。
1つの態様では、前記載荷台は、上側の第1載荷部と、下側の第2載荷部とを備え、上側の第1載荷部に載せた第2の錘の重量と載荷台の重量(チャック機構、チャック機構を回転させるモータ、伝達要素の重量を含む)の合計が500Nであり、第2載荷部には、任意数の錘が上下に重ねて載荷可能となっており、錘の数の選択によって、第2載荷部で250N、500Nの重量を得るようになっている。好ましくは、第1載荷部の重心、第2載荷部の重心は、チャック機構に保持された貫入ロッドに位置している。
1つの態様では、前記駆動機構は、流体の流れの切換手段を備えた流体圧シリンダ機構であり、
前記流体圧シリンダ機構のピストンロッドを伸長させて第1の荷重が負荷された前記載荷台を上方に持ち上げた状態で、前記切換手段により第1の荷重によって前記シリンダロッドを縮長させて前記載荷台を自重落下させ、貫入ロッドの下端で地盤を打撃可能に構成されている。
上記態様によれば、載荷装置の荷重を有効に利用して打撃を実行できるようなスウェーデン式サウンディング貫入試験機を提供することができる。
1つの態様では、第1荷重手段を用いた第1の貫入試験を精度良く行うべく第1荷重の重心が貫入ロッドに作用するようにしているが、第1荷重の重心が貫入ロッドにあることは、打撃を行う際にも有効である。
好ましいチャック機構の1つの態様は、前記チャック機構は、垂直方向に延びる第1部を備えた第1部材と、垂直方向に延びる第2部を備えた第2部材と、第1部と第2部を接近させる押圧手段と、接近した第1部と第2部を離間させる付勢手段と、を備え、
第1部及び第2部は、貫入ロッドの周面に当接する当接部を備えており、
前記押圧手段によって前記付勢手段に抗して第1部と第2部を接近させることで、第1部の当接部、第2部の当接部が貫入ロッドの周面に圧接して当該貫入ロッドが固定されるようになっている。
1つの態様では、第1部と第2部の少なくともいずれか一方の当接部は2つの傾斜面から平面視略V字状に形成されているV状凹部であり、他方の当接部は平面、平面視円弧面あるいは2つの傾斜面から平面視略V字状に形成されている。
このようなチャック機構は、挟持要素の動きが水平方向であり、貫入ロッドを挟持した状態で打撃を加えた際の衝撃による影響を受けにくい。
本発明では、第1の荷重手段を用いた第1の貫入試験と前記第2の荷重手段を用いた第2の貫入試験は選択的に実施可能であるので、第1の貫入試験と第2の貫入試験を選択して採用することができ、より省力で試験を行いたいという要望、また、錘による実荷重を貫入ロッドに作用させてスウェーデン式サウンディング貫入試験を行いたいという要望に応えることができる。
本発明では、第1の荷重手段を用いた第1の貫入試験と、第2の荷重手段を用いた第2の貫入試験の両方に対応することができるので、第1の荷重を用いて、載荷台に可変の上昇力を付与できる駆動機構の上向きの力を利用して得られた荷重が実荷重と同じとなるように設定することで、ロードセル等の荷重検出手段を用いずに第2の荷重の検定や校正ができる。
例えば、第1の荷重によって規定された実荷重と釣り合うように均衡させた時の駆動機構の指令値(圧力値や電流値)を取得することで、当該実荷重に対応する上昇力を指令値によって規定することができる。
本実施形態に係るスウェーデン式サウンディング貫入試験装置(第1の姿勢)の斜視図である。 本実施形態に係るスウェーデン式サウンディング貫入試験装置(第2の姿勢)の斜視図である。 載荷台の昇降ガイド機構を説明する図である。油圧シリンダ機構との伝達機構やチャック機構(図6参照)は省略されている。 本実施形態に係るチャック機構を示す平面図である。 チャック機構を構成する第1部材、第2部材を示す図である。 載荷台の昇降機構を説明する図である。 本実施形態に係るスウェーデン式サウンディング貫入試験装置で採用される第1の貫入試験、第2の貫入試験、及び、測定方式1、測定方式2を説明する図である。 載荷台(下降姿勢)の昇降機構の他の実施形態を示す斜視図である。載荷台の下側の錘載せ部は省略されている。 載荷台(上昇姿勢)の昇降機構の他の実施形態を示す斜視図である。載荷台の下側の錘載せ部は省略されている。
[A]スウェーデン式サウンディング貫入試験装置の全体構成
図1は本実施形態に係るスウェーデン式サウンディング貫入試験装置の側面図であり、スウェーデン式サウンディング貫入試験装置は、クローラ式の移動機構1によって支持された機体フレーム2を備え、機体フレーム2上には、支柱3、載荷台4、油圧シリンダ機構5、発電機6、ハンドル7等が搭載されている。機体フレーム2のベース20の先端は支持脚21によって支持されている。
本実施形態では、支柱3は機体フレーム2のベース20に対して垂直状に立設された一対の支柱3、3であり、上端が横材30によって連結されている。左右の支柱3、3には、載荷台4のガイドローラ(ベアリング)43を上下方向に案内するガイド溝31が形成されており、載荷台4は、支柱3に沿って昇降可能となっている。支柱3は高さ方向の途中で分離可能に構成されており、支柱3の上半部を分離して支柱3の高さを低背とすることで運搬時の便宜を図っている。1つの態様では、図3に示すように、支柱3は下方側の基部3Aと、基部3Aの中空部内に上方から挿入可能な本体部3Bと、からなり、本体部3Bからガイド溝31を形成することで、高さ方向に連続したガイド面を形成するようになっている。
図3、図6に示すように、載荷台4は、貫入ロッドを保持可能なチャック機構8、貫入ロッドの回転駆動手段としてのモータ9、チャック機構8とモータ9の伝動機構10が載る上面部40と、上面部40の下方に間隔を存して位置しており、任意数の錘Wが載置可能な下面部41と、上面部40と下面部41の後側部位を高さ方向に連結する後面部42と、から側面視コ字形状を有している。載荷台4の後面部42には左右に位置してガイドローラ43が設けてあり、載荷台4は、支柱3のガイド溝31にガイドローラ43が案内されることで、高さ方向に昇降可能となっている。載荷台4の上面部40及び下面部41は貫入ロッド(スクリューポイントを備えた貫入ロッド、継足し用の貫入ロッド)を挿通可能なように開口が形成されている。チャック機構8は、貫入ロッドを挟持した状態で、モータ9の回転によって、貫入ロッドと一体で回転するようになっている。
図4、図5に示すように、チャック機構8は、第1部材80と、第2部材81と、を備え、第1部材80に対して第2部材81がガイド82軸上をスライド移動することで接近・離間可能となっている。チャック機構8は、第1部材80と第2部材81を接近させる押圧手段としての油圧アクチュエータ83と、接近した第1部材80と第2部材81を離間させる付勢手段としてのコイルスプリング84(ガイド軸82上に外装されている)と、を備えている。第1部材80及び第2部材81は、それぞれ、貫入ロッドRの周面に当接する当接部を備えており、油圧アクチュエータ83によってコイルスプリング84の力に抗して第1部材80と第2部材81を接近させることで、第1部80の当接部、第2部81の当接部が貫入ロッドRの周面に圧接して貫入ロッドRが固定されるようになっている。
図示の態様では、第1部材80の当接部は、平面視において、第1傾斜面800と第2傾斜面801とから平面視略V字状に形成されている。V状凹部の底側は高さ方向に亘って平面視湾曲凹面状の窪み部802が形成されている。当接部の2つの傾斜面にロッドRの周面が当接した状態において、ロッドRの周面と当接部の底部との間に高さ方向に延びる空隙Sが形成される。かかる空隙Sを通して、ロッドRの周面に付着した土や泥を逃がすることができ、チャック機構8とロッドRとの当接面に土や泥が噛むことを可及的に防止している。図5右上に示すように、2つの傾斜面には、複数の水平溝803が高さ方向に間隔を存して形成されており、挟持状態にあるロッドRの垂直方向(長さ方向)の滑りを防止している。
図5左図に示す態様では、第2部材81の当接部は、平面視において、ロッドRの周面に対応する円弧面(半円、すなわち180度よりも小さい)810から形成されている。図5右図に示す態様では、第2部材81は、垂直状の平面部811を備えており、チャック機構6でロッドRを挟持した時には、平面部811が当接部としてロッドRの周面に接触するようになっている。
載荷台4上のチャック機構8によって貫入ロッドRを挟持することで、載荷台4の重量+錘W(0〜N個)の実荷重が貫入ロッドRに負荷される。錘Wの数を選択することで、所定の負荷を貫入ロッドRに与えることができる。また、油圧シリンダ機構5は、載荷台4に可変の上昇力を付与できる駆動機構であり、油圧シリンダ機構5による上昇力を可変とすることで、載荷台4の総重量から上昇力を差し引いた所定の複数段階の負荷を貫入ロッドRに与えることができる。本実施形態に係るスウェーデン式サウンディング貫入試験装置は、貫入試験において、これら2種類の負荷を選択的に用いることができ、これについては後に詳述する。
支柱3の高さ方向中間部位の背面には入力部11が装着されており、入力部11には、油圧シリンダ機構5の油圧ユニット52のモータポンプを駆動する上昇油圧ポンプモータ起動スイッチ110、チャック機構8を回転させるモータ9を駆動するロッド回転スイッチ111、ロッドの回転数(反回転数)を取得するためのカウンタ112が設けてある。本実施形態では、ロッド回転スイッチは、ロッドを上から見て時計方向にのみ回転させる。
スウェーデン式サウンディング試験方法自体は、JIS規格で規定されており、当業者において周知であるので、本実施形態に係る装置を用いた試験についての詳細な説明は省略する。ロッドの貫入深さやロッドの回転数を取得する手段は、当業者において良く知られているので、詳細な説明は省略する。また、調査終了後に、チャック機構8がロッドRを挟持した状態で、油圧シリンダ機構5によって、載荷台4を上昇させることで、地中に貫入したロッドを引抜くことができる。
[B]第1の荷重手段
本実施形態では、載荷台4の重量には、載荷台本体(上面部40、下面部41、後面部42)の重量に加えて、回転駆動用のモータ9、伝動機構10、チャック機構8の重量が含まれ、載荷台の重量は375Nである。1つの態様では、載荷台4の上面部において、モータ9が中心より左側に配置されており、バランスを取るように125Nの薄肉直方体状の調整用の錘W´を右側に配置し、載荷台4の総重量を500Nとした。調整用の錘を含む載荷台4の重量500Nの重心は、チャック機構8に保持されたロッドRに位置するようになっている。
載荷台4の下面部41は錘Wの載せ台を備えており、1個当たり125Nの錘Wを0〜4個の任意数で載置可能となっている。錘Wは、掴持部、貫入ロッドを挿通させる溝部を備えた円板形状であり、高さ方向に互いに重ね合わせることができる。載荷台4に載置した錘Wの重心はチャック機構8に保持されたロッドRに位置するようになっている。錘Wは重心位置を一致させて上下に重ねて載置することができるものであれば、形状は限定されず、例えば平面視方形であってもよい。本実施形態では、最大で、載荷台4の総重量500N+125N×4=1000Nの荷重を負荷可能となっている。
本明細書において、載荷台4の総重量(載荷台4の重量+任意数の錘Wの重量)による荷重を第1の荷重と称する。第1の荷重の重心は、チャック機構8に保持された貫入ロッドRに作用するようになっている。本実施形態に係るスウェーデン式サウンディング貫入試験装置では、所定の第1の荷重(例えば、500N、750N、1000N)を貫入ロッドに負荷させて貫入試験を実施することができ、第1の荷重による貫入試験を第1の貫入試験と称する。
[C]第2の荷重手段
本実施形態では、油圧シリンダ機構5として単動形の油圧シリンダ(複動形を単動形として用いる場合を含む)を用いている。なお、他のタイプの油圧シリンダ、例えば単動等速形のテレスコピックシリンダを用いてもよい(図8、図9参照)。油圧シリンダ機構5は、シリンダ部50と、シリンダ部50に対して伸縮可能なピストンロッド51と、を備え、圧油の導入によって機体ベース上に垂直状に立設されたシリンダ部50の上端からピストンロッド51が垂直方向に上方に伸びるようになっている。
油圧シリンダ機構5は、さらに、油圧ユニット52(油タンク、油圧ポンプを備える)と、油圧制御部53と、油タンクと油圧制御部間を流体連通するように接続する油路54(上昇)、油路55(下降)と、油圧制御部53とシリンダ部50を流体連通するように接続する油路56(上昇・下降共通)と、を備えている。油圧制御部53には、圧力制御弁(ウェイト圧力調整弁)530、方向制御弁(上下切換弁)531、流量制御弁(スピードコントローラ)532、圧力計533、が含まれる。圧力制御弁530による設定圧は調整可能となっており、圧力計533のメータを参照しつつ所定の設定圧を得るようになっている。方向切換弁531によって圧油の流れる方向を切換え、ピストンロッド51の伸長、縮長を切換える。油路56及び油路55の内径は、切換時に、ピストンロッド51の縮長を瞬時に実行することができるような大きさの径を有している。
ピストンロッド51の上端には、スプロケット57が設けてあり、スプロケット57に巻回されたチェーンは、第1垂下部58、第2垂下部59を備え、第1垂下部58の下端は機体側(例えば、シリンダ部50や機体ベース20等)に固定されており、第2垂下部59の下端は載荷台4に固定されている。圧油によって、縮長姿勢にあるピストンロッド51が上方に延びると、スプロケット57、チェーンを介して載荷台4が上昇し、伸長姿勢にあるピストンロッド51が下方に縮むことで載荷台4が下降可能となっている。
油圧シリンダ機構5は、下降した載荷台4を上昇させる上昇駆動機構として働くと共に、載荷台4に可変の上昇力を付与できる駆動機構として働く。載荷台4は油圧シリンダ機構5のピストンロッド51の伸縮作動と連動して昇降駆動する。載荷台4は、圧油による上昇力(>第1の荷重)によってピストンロッド51が伸長することで上昇し、第1の荷重(>圧油による上昇力)によってピストンロッド51が縮長することで下降するように構成されている。油圧シリンダ機構5のピストンロッド51に上向きの所定の大きさの力を生じるように圧力を設定することで、「第1の荷重−上昇力」の荷重を載荷台4のチャック機構8に挟持した貫入ロッドRに作用させることができる。所定の上向きの力を生じさせるための所定の圧力値は、圧力制御弁530によって設定することができる。
本明細書において、「第1の荷重−上昇力」による荷重を第2の荷重と称する。本実施形態に係るスウェーデン式サウンディング貫入試験装置では、第2の荷重を貫入ロッドに負荷させて貫入試験を実施することができ、第2の荷重による貫入試験を第2の貫入試験と称する。
このように、油圧シリンダ機構5を用いることで、第2の荷重を得るべく載荷台4に所定の上昇力を負荷させたい場合、また、地盤に貫入したロッドを引き上げたい場合には、油圧シリンダ機構5のシリンダ部50の油室に圧油を送り込んでピストンロッド51を伸長させる。載荷台4の下降時には、第1の荷重によってピストンロッド51が縮長して載荷台4が下降する。
[D]測定方式
図7に、本実施形態に係るスウェーデン式サウンディング貫入試験装置で採用される第1の貫入試験、第2の貫入試験、及び、測定方式1、測定方式2の流れを示す。本実施形態に係るスウェーデン式サウンディング貫入試験装置による実際の測定では、次の二通りのうちのどちらか一つを選択可能となっている。
<測定方式1>
(ア)第1の荷重手段を用いた第1の貫入試験(載荷荷重1000N、750N、500N)
(イ)第2の荷重手段を用いた第2の貫入試験(載荷荷重500N未満で通常250N)
<測定方式2>
第2の荷重手段を用いた第2の貫入試験(載荷荷重1000N、750N、500N、250N)
測定方式1において、通常の測定では、第1の荷重手段を用いた第1の貫入試験(載荷荷1000N、750N、500N)を実施し測定を終了する。具体的には、載荷台4の総重量500N+125N×4=1000Nの第1の荷重を貫入ロッドに負荷することからスタートし、1000Nで自沈する場合、250N分の錘Wを外すことで750Nの第1の荷重を貫入ロッドに負荷させ、750Nでも自沈する場合、さらに250N分の錘Wを外すことで500Nの第1の荷重を貫入ロッドに負荷させる。上述のように、第1の荷重の重心は、チャック機構に保持された貫入ロッドに作用するようになっている。ここで、例えば、油圧シリンダ機構5によって第1の荷重が負荷された載荷台4を支持した状態(第1の荷重と上昇力が釣り合った均衡状態)から、切換手段(方向制御弁531)によって作動油の流れの方向を切り換えることで油圧シリンダ機構5の圧力を0とし、油圧シリンダ機構5のピストンロッド51の上昇力を0とすることで、第1の荷重のみを貫入ロッドに負荷させることが可能である。ウェイトの実荷重で貫入試験を行う際には、油圧シリンダで載荷台を支持した状態から、上下バルブを切り換えると共に、圧力制御弁(ウェイト圧力調整弁)530の値を0とする。
500N未満の載荷荷重での載荷(低荷重自沈を測定)の要望がある場合には、以下のように対応する。この500N未満の載荷荷重(典型的には250N)については、載荷台の重量が実機では500Nであり実荷重では載荷できないため、第2の荷重手段を用いて載荷する。具体的には、500N(載荷台の重量)載荷時に、駆動機構による上昇力250Nを加えて載荷荷重250Nを確保する。この駆動機構による上昇力250Nの値は、例えば、事前に実荷重500N時の駆動機構による上昇力の圧力値を読み取っておき、この1/2の値から設定(あるいは、事前に実荷重1000N、750N、500N時の駆動機構による上昇力の圧力値をそれぞれ読み取っておき、これらを外挿した値から設定)することができる。あるいは、例えば実荷重750Nに対応する圧力値を取得しておき、第1の荷重を1000Nとして、実荷重750Nに対応する圧力値を入力して、載荷荷重250Nを得るようにしてもよい。
このように、測定方式1は、実荷重1000N、750N、500Nの載荷荷重に加えて、さらに載荷台の総重量である500N未満の載荷荷重で載荷を行いたい(低荷重自沈を測定)という要望に対処することができ、本実施形態に係るスウェーデン式サウンディング貫入試験装置は、このような500N未満の載荷荷重での載荷を実現することができる。
測定方式2においては、全て第2の荷重手段を用いて載荷する。例えば、第1の荷重として1000Nを一貫して用いる場合に、上昇力をそれぞれ0N、250N、500N、750Nに対応するように設定することで、第2の荷重として1000N、750N、500N、250Nを実現することができる。具体的には、事前に実荷重1000N、750N、500N時の駆動機構による上昇力の圧力値をそれぞれ読み取っておき、また、250Nの載荷荷重については、これらを外挿した値から設定する。所定の第2の荷重(例えば、750N、500N、250N)に対応して、250N、500N、750Nに対応する圧力値を入力する。なお、本実施形態において、「実荷重−油圧シリンダの上昇力」で所定の荷重を負荷させる場合において、所定の油圧シリンダの上昇力に対応する圧力値を、荷重検出手段を用いて取得することを排除するものではない。
圧力値と所望の第2の荷重(及び上昇力が差し引かれる第1の荷重)との対応表を予め取得しておけば、圧力値を選択して入力・設定することで、所望の第2の荷重を得ることができる。また、定期的に実荷重と圧力値との対応をチェックすることで、必要に応じて対応表の圧力値を補正することができる。
本実施形態において、この測定方式2では、第2の荷重手段による載荷荷重が実荷重との対比で常に同じになるよう設定できる特徴を有している。特許文献1、特許文献2では、貫入ロッドに作用する自動載荷装置の荷重の校正ないし検定のために、ロードセル等の荷重検知手段や荷重計が必要であるのに対して、本発明では、そのような荷重検知手段を用いることなく(本発明に係るスウェーデン式サウンディング貫入試験装置がこのような荷重検知手段を備えることを排除するものではない)、第1の貫入試験の第1の荷重を用いて、第2の貫入試験の第2の荷重を校正ないし検定することができる。
[E]打撃手段
スウェーデン式サウンディング試験を実施するにあたり、表層部や中間部に転石等(あるいは一部に固い地盤がある)があり回転貫入ではそれ以深に進めないような場合がある。この時、軽打することで転石等をズラすことができれば、試験地点の変更を行うことなく、試験を続行することができる。打撃そのものはスウェーデン式サウンディング試験に必要なものではないが、この打撃を載荷装置の荷重を有効に利用して実行できれば便利である。本実施形態に係るスウェーデン式サウンディング貫入試験機では、載荷台の第1の荷重を有効に利用して打撃を実行できる。
貫入ロッドの貫入時(沈降時・回転貫入時)に、ある地点で進めなくなった場合には、必要に応じて、流体圧シリンダ機構5のピストンロッド51を伸長させて第1の荷重が負荷された載荷台4を上方に持ち上げた状態で、切換手段により第1の荷重によってシリンダロッド51を瞬時に縮長させて第1の荷重を備えた載荷台4を自重落下させ、貫入ロッドの下端のスクリューポイントで地盤に打撃を加えることができる。打撃によってロッドのさらなる貫入が可能となれば、従前であれば必要であったであろう調査地点の変更を回避することができる。油路56及び油路55の内径は、切換時に、ピストンロッド51の縮長を瞬時に実行することができるような大きさの径を有しており、第1の荷重による打撃を可能としている。第1荷重手段を用いた第1の貫入試験を精度良く行うべく第1荷重の重心が貫入ロッドに作用するようになっており、打撃時に装置のバランスが崩れることがなく、より有効な第1の荷重を用いた打撃を可能としている。
[F]変姿可能なスウェーデン式サウンディング貫入試験装置
図1に示すスウェーデン式サウンディング貫入試験装置は、第1の姿勢に係る装置であり、本実施形態に係る装置は、図2に示す第2の姿勢を取ることができる。第2の姿勢では、第1の姿勢に比べて小型化されており、第1の姿勢に係る装置が入れない場所への進入が可能となる。本実施形態に係るスウェーデン式サウンディング貫入試験装置は、組立て分解可能となっており、第1の姿勢と第2の姿勢では共通の構成要素を備えている。
共通の構成要素には、支柱3、載荷台4(チャック機構8、モータ9、伝動機構10、ウェイトW、ウェイトW´を含む)、油圧シリンダ機構5、支柱3に装着された入力部11が含まれ、これらの要素は、機体フレーム2に対して着脱可能となっている。左右の支柱3の基部3Aの下端は横材32によって連結されており、シリンダ部50の下端は横材32から立設されている(図2参照)。左右の支柱3の基部3Aの外側に位置して、側面視L形状の支柱ベースが固定されており、支柱ベースは機体ベース20に対して着脱可能となっている。支柱ベースは縦部33と、縦部33の下端から水平状に延びる水平部34(図示の態様では、角パイプ状)と、を備え、第1の姿勢では、横材32、水平部34が機体ベース20上に載置され固定されている。水平部34の基端側部位同士が横材340によって連結されており、横材340には貫入ロッドのガイド部341が形成されている(図2参照)。基部3Aの下方部位(支柱ベースの縦部33に設けてもよい)には、方形状の挿入孔を備えた短尺の角パイプ35が形成されている。
第2の姿勢では、支柱ベースが機体フレームを構成している。支柱ベースの水平部34の先端には、第2の姿勢の前方側の支持脚36が着脱可能となっている。基部3Aの下方部位の角パイプ35の挿入孔には、第2の姿勢の後方側の支持脚37の水平状のロッドを挿通孔35に挿通させて、第2の姿勢の後方側の支持脚37を後方に持ち出し状に着脱可能となっている。支柱ベースの縦部33の下方部位には両端に車輪1´を備えた車軸が着脱可能に取り付けられている。油圧シリンダ機構5において、第1の姿勢及び第2の姿勢に共通して、油圧制御部53は、支柱3の基部3Aの背面に取り付けられている。油圧ユニット52は、第1の姿勢では機体フレーム2上に設けられているが、第2の姿勢では支柱の基部3Aの背面に装着されるようになっている。第2の姿勢では外部の発電機6´から電源が供給される。
[G]他の実施形態に係る載荷台の昇降機構
図8、図9に示す態様では、油圧シリンダ機構5として、いわゆるテレスコピック型を用いている。シリンダ部50に対して、2本のシリンダロッド51´、51´がテレスコピック状に伸縮可能になっている。本発明に係る油圧シリンダ機構5は、このようなテレスコピック型を含む。載荷台4の上面部40には、幅方向中央部位かつ後側に寄って位置して、シリンダ部50を挿通させる開口400が形成されており、開口400の左右両側には垂直状の立ち上がり部401が立設され、立ち上がり部401の上端には水平状の支承部402が形成されている。上側のシリンダロッド51´の上端が支承部402に下方から当接しており、シリンダロッド51´、51´が上方に延びることで、載荷台4が上昇するようになっている。機体ベース20には、機体ベース20の幅方向中央部位に立設された1本の支柱3´が立設されており、載荷台4は、支柱3´の前面に設けたガイド31´(2段階の伸縮ガイドであってもよい)に上下方向に案内されて昇降するようになっている。図示の態様では、支柱3´、ガイド31´、シリンダ部50の下端はベース200に立設されており、載荷台4、支柱3´、ガイド31´、シリンダ部50、ベース200がユニットとして、機体200に対して着脱可能となっている。図8、図9では載荷部4の下面部は省略されているが、下面部にもシリンダ部50の挿通孔が形成されることが当業者に理解される。
3 支柱
4 載荷台
5 油圧シリンダ機構
8 チャック機構
9 モータ
W 錘
R 貫入ロッド

Claims (9)

  1. 任意数(0〜N個)の錘が載荷可能であり、支柱に沿って昇降可能な載荷台と、
    前記載荷台に可変の上昇力を付与できる駆動機構と、
    載荷台に回転可能に設けられ、貫入ロッドを保持可能なチャック機構と、
    を備えたスウェーデン式サウンディング貫入試験装置であって、
    前記載荷台の重量と当該載置台に載荷した前記任意数の錘からなる第1の荷重を用いる第1の荷重手段と、
    前記載荷台の重量と当該載置台に載荷した錘からなる第1の荷重と前記駆動機構による上昇力とを組み合わせてなる第2の荷重を用いる第2の荷重手段と、
    を備え、
    前記第1の荷重手段を用いた第1の貫入試験と前記第2の荷重手段を用いた第2の貫入試験は選択的に実施可能である、
    スウェーデン式サウンディング貫入試験装置。
  2. 前記第1の荷重手段において、前記錘の数(0〜N個)を選択することで所定の複数段階の第1の荷重が得られ、
    前記第2の荷重手段において、所定の複数段階の第2の荷重を得るための駆動機構の上昇力に対応する指令値が設定されている、
    請求項1に記載のスウェーデン式サウンディング貫入試験装置。
  3. 前記指令値は、前記第1の荷重手段の前記所定の複数段階の第1の荷重と駆動機構の上昇力とを均衡させた時の値から取得される、
    請求項2に記載のスウェーデン式サウンディング貫入試験装置。
  4. 前記駆動機構は、流体圧シリンダ機構であり、前記指令値は流体圧シリンダ機構の圧力値である、
    請求項2、3いずれか1項に記載のスウェーデン式サウンディング貫入試験装置。
  5. 前記第1の荷重手段の第1の荷重の重心が前記チャック機構に保持された貫入ロッドに位置するようになっている、
    請求項1〜4いずれか1項に記載のスウェーデン式サウンディング貫入試験装置。
  6. 前記第1の荷重手段において、前記所定の複数段階の第1の荷重は、少なくとも、500N、750N、1000Nを含む、
    請求項1〜5いずれか1項に記載のスウェーデン式サウンディング貫入試験装置。
  7. 前記載荷台の重量がA・Nであり、A・N未満の荷重については、前記第2の荷重手段の第2の荷重を用いる、請求項1〜6いずれか1項に記載のスウェーデン式サウンディング貫入試験装置。
  8. 前記載荷台の重量が50Nであり、50N未満の荷重については、前記第2の荷重手段の第2の荷重を用いる、請求項7に記載のスウェーデン式サウンディング貫入試験装置。
  9. 前記駆動機構は、流体の流れの切換手段を備えた流体圧シリンダ機構であり、
    前記流体圧シリンダ機構のピストンロッドを伸長させて第1の荷重が負荷された前記載荷台を上方に持ち上げた状態で、前記切換手段により第1の荷重によって前記シリンダロッドを縮長させて前記載荷台を自重落下させ、貫入ロッドの下端で地盤を打撃可能に構成されている、請求項1〜8いずれか1項に記載のスウェーデン式サウンディング貫入試験装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018185197A (ja) * 2017-04-25 2018-11-22 株式会社Kouwaグローバルビュー 打ち込み機
CN111220468A (zh) * 2018-11-27 2020-06-02 上海玻璃钢研究院有限公司 海上石油钻井平台管卡测试平台

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