JP2016030911A - システムキッチン用水栓 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】給水管及び給湯管を挿入されてなる水栓本体と、前記水栓本体の上部にあって、前記給水管から供給された水と前記給湯管から供給された湯を混合する操作ハンドルと、前記操作ハンドルによって前記給水管から供給された水と前記給湯管から供給された湯を混合して排出する端部に吐出口を有する吐水管とを具備し、前記水栓本体の吐出口の反対側の背面及び上記操作ハンドルの上面にパネルを配設した。
【選択図】図1
Description
野菜や食器類を洗うためのシンクと、加熱調理器が1つの流し台に配される場合は、流し台の長手方向に間隔をおいて配置される。また、各加熱調理器が流し台の正面手前側に2個並べられ、奥側に1つが配置され、流し台の正面に位置する人に対して、前後に配置されることになる。
ここで、加熱調理器を前記台所用流し台のほぼ長軸上で、短手方向の中央付近に位置するように配置し、流し台の正背面の双方向から使用可能とし、複数の加熱調理器を台所用流し台の長軸方向に間隔を開けて配置している。前記の間隔は、各加熱調理器を使用する使用者同士の少なくとも胴体及び頭部が接触することなく余裕をもって作業できる程度以上に離れた間隔であって、かつ、各加熱調理器を使用する使用者同士がやや腕を曲げた状態で互いに手が届く距離より近接した間隔としている。
しかし、システムキッチンがトータルデザインとしてまとまりがあっても、ダイニングルーム側からシステムキッチンを見る場合と、キッチンルーム側から見る場合とでは、システムキッチンのオリジナリティを強くするとダイニングルームとの間に違和感が生じる。
ここで、上記水栓本体は、少なくとも給水管及び給湯管を挿入されてなるものであり、勿論、浄水器を通った浄水、給水管及び給湯管を通過した水とすることもできる。ここで、少なくとも給水管及び給湯管を挿入されてなる水栓本体は、給水管及び給湯管の挿入以外のものの挿入も有り得ることを意味する。
また、上記操作ハンドルは、前記水栓本体の上部にあって、前記給水管から供給された水と前記給湯管から供給された湯を混合するものであるが、その中に浄水器を通った浄水を選択給水できるようにしてもよい。
そして、前記吐水管は、前記操作ハンドルによって前記給水管から供給された水と前記給湯管から供給された湯を混合して吐出口から排出できればよいし、浄水器を通った浄水の通路(管路)であってもよい。
更に、前記水栓本体の吐出口の反対側の背面及び上記操作ハンドルの上面に配設する意匠パネルは、単色または木目等の環境の色彩に近いものとするものである。
ここで、前記水栓本体の背面及び前記操作ハンドルの上面に使用する意匠パネルとして予め複数毎から択一的に選択可能とするとは、予め多くの種類の意匠パネルを製造しておき、その使用環境に応じて取付けることができる。
この意匠パネルは、前記水栓本体の吐出口の反対側の背面と前記操作ハンドルの上面に配設したものである。それをキッチンルームからダイニングルームを見たとき、前記操作ハンドルの上面がダイニングルームの配色となり、また、ダイニングルームからキッチンルームを見たとき、前記水栓本体の吐出口の反対側の背面と前記操作ハンドルの上面がダイニングルームの配色となる。しかも、他の部分は、例えば、クロームメッキ等で水栓が形成されているから、環境の色彩等は、それに写り、違和感が生じない。人の習性から野菜や食器類を洗うためのシンクに在る水栓の認識をクロームメッキ部分で行うことができる。したがって、キッチンルームからダイニングルームを見たとき、シンクに在る水栓により、キッチンルームの水栓を認識される。また、ダイニングルームからキッチンルームを見たとき、前記水栓本体の吐出口の反対側の背面と前記操作ハンドルの上面がダイニングルームの配色等のイメージが共通し、違和感が感じない。
まず、本発明の実施の形態のシステムキッチン用水栓について、図1乃至図6を用いて説明する。
図1において、壁側等に沿って設けた台所用流し台10は、加熱処理する加熱調理器11,12、水洗等を行うシンク13、まな板上の操作等の調理台14からなる。また、アイランドタイプの台所用流し台20は、IH等の加熱調理器21及びシンク22、調理台23で構成されている。本発明を実施する場合には、この構成は、本願発明の実施の形態が図示の配置のものに限定されるものではなく、参考例にすぎない。システムキッチン用水栓50は、シンク13及びシンク22に各1個配設されている。
また、テーブル31及び必要数の椅子32に隣接して、応接セット40として3人掛用ソファ41、1人掛用ソファ42、応接テーブル43が置いてある。
ここでは、壁側に設けた台所用流し台10とアイランドタイプの台所用流し台20等の置いてある部屋はキッチンルームを構成し、テーブル31及び必要数の椅子32の置いてあるスペースをダイニングルームと呼ぶ。なお、ここでは、3人掛用ソファ41、1人掛用ソファ42、応接テーブル43等の応接セット40が置いてある部屋もダイニングルームと呼ぶことがある。
吐水管53は、操作ハンドル52によって操作されるバルブが水栓本体51に供給されており、内部に給水管、給湯管の出力等が切り替えできる構造となっている。
本実施の形態の水栓本体51及び取付座55は、回動自在としてもよい。例えば、水栓本体51及び/または取付座55を回動自在として回動させることもできる。これらの構造は公知であるのでその説明を省略する。
特に、例えば、クロームメッキ等でシステムキッチン用水栓50が形成されているから、クロームメッキは周囲を写し、キッチンルームと一体感を形成するから、そこに違和感が生じない。
したがって、水栓本体51及び吐水管53、操作ハンドル52が長さ方向に垂直の断面を略四角形としているが、本願発明を実施する場合には、それらの長さ方向に垂直の断面を円形または楕円形とすることもできる。
本実施の形態のホルダー60は意匠パネル51aを収容可能で両者は接着剤で取付けられている。ホルダー60には4隅に係合足部61が設けられていて、水栓本体51側に設けられている係合孔51dに挿入され結合することになる。この係合はドライバー等で強硬に剥がすことができる。
図6の水栓本体51には意匠パネル51aを収容するホルダー60が嵌め込まれるように嵌合孔51eが形成されている。
或いは、水栓本体51及び操作ハンドル52に意匠パネル51aまたは意匠パネル52aが摺動する溝を形成し、そこを摺動するようにしてもよいし、或いは、意匠パネル51aまたは意匠パネル52aが摺動する溝を意匠パネル51aまたは意匠パネル52aに形成してもよい。
特に、システムキッチン用水栓50を清潔に保つ潔癖症にとっては、システムキッチン用水栓50の周囲がとても気がかりとなり、分解して清掃することになるから、接着剤による固着が好適となる。
このとき、操作ハンドル52の上面Bがダイニングルームの配色となり、ダイニングルームからキッチンルームを見たとき、水栓本体51の吐出口54の反対側の背面Aと操作ハンドル52の上面Bがダイニングルームの配色となり、トータルデザインから見ても違和感がない。
また、操作ハンドル52は、水栓本体51の上部にあって、前記給水管から供給された水と前記給湯管から供給された湯を混合するものであるが、その中に浄水器を通った浄水を選択できるようにしてもよい。
そして、前記吐水管は、操作ハンドル52によって前記給水管から供給された水と前記給湯管から供給された湯を混合して吐出口54から排出できればよいし、浄水器を通った浄水の通路であってもよい。
更に、水栓本体51の吐出口54の反対側の背面A及び操作ハンドル52の上面Bに配設する意匠パネル51a及び意匠パネル52aは、単色または木目等の環境の色彩に近いものとすることができる。
ここで、水栓本体51の背面A及び操作ハンドル52の上面Bに使用する意匠パネル51aとして予め複数毎用意いる中から択一的に選択可能とするとは、予め多くの種類の意匠パネル51a及び意匠パネル52aを製造しておき、その使用環境に応じて取付けることができる。
殊に、本発明を実施する場合には、ダイニングルームとキッチンルームの境界のみではなく、デザイン境界として使用することができる。
なお、意匠パネル51aと意匠パネル52aは、各意匠パネル51aと意匠パネル52aに濃淡を付与してもよいし、各意匠パネル51aと意匠パネル52aに異なった濃淡を付与してもよい。この濃淡は、下側を濃く、上側を薄くするように全体に濃淡を付与してもよい。或いは、意匠パネル51aと意匠パネル52aの一枚毎に濃淡を付与してもよい。発明者らの実験によると、意匠パネル51aと意匠パネル52aの色彩を変更するのは非常に個人的な好みが強く出るが、意匠パネル51a及び意匠パネル52aの両者または意匠パネル51aと意匠パネル52aの各々、或いは意匠パネル51aと意匠パネル52aの一方のみに濃淡を付与すると、多くの人の評価が高くなった。
50 システムキッチン用水栓
51 水栓本体
51a 意匠パネル
52 操作ハンドル
52a 意匠パネル
53 吐水管
54 吐出口
55 取付座
A 水栓本体の背面
B 操作ハンドルの上面
13,22 シンク
Claims (2)
- 少なくとも給水管及び給湯管を挿入されてなる水栓本体と、
前記水栓本体の上部にあって、前記給水管から供給された水と前記給湯管から供給された湯を混合し、その排出量を決定する操作ハンドルと、
前記操作ハンドルによって前記給水管から供給された水と前記給湯管から供給された湯を混合して排出する端部に吐出口を有する吐水管とを具備し、
前記水栓本体の吐出口の反対側の背面及び上記操作ハンドルの上面に意匠パネルを配設したことを特徴とするシステムキッチン用水栓。 - 前記パネルは、前記水栓本体の背面及び前記操作ハンドルの上面に使用する意匠パネルとして予め複数毎準備した中から択一的に選択可能としていることを特徴とする請求項1に記載のシステムキッチン用水栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014152593A JP2016030911A (ja) | 2014-07-28 | 2014-07-28 | システムキッチン用水栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014152593A JP2016030911A (ja) | 2014-07-28 | 2014-07-28 | システムキッチン用水栓 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016030911A true JP2016030911A (ja) | 2016-03-07 |
Family
ID=55441465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014152593A Pending JP2016030911A (ja) | 2014-07-28 | 2014-07-28 | システムキッチン用水栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2016030911A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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GB2589070A (en) * | 2019-10-31 | 2021-05-26 | Bristan Group Ltd | A water dispensing installation, and a method of assembling a water dispensing installation |
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2014
- 2014-07-28 JP JP2014152593A patent/JP2016030911A/ja active Pending
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