JP2016029612A - 巻線用絶縁被膜 - Google Patents

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Abstract

【課題】高絶縁性及び高耐熱性の両立を図ることができる巻線用絶縁被膜を提供する。
【解決手段】巻線用絶縁被膜10は、絶縁樹脂16に無機材料18が配合されて構成されている。無機材料18は、誘電率が3.0以下のSiOC粒子20であり、配合率が9vol%以下である。絶縁樹脂16は、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンサルファイドから選ばれた、いずれか1つ以上である。
【選択図】図1

Description

本発明は、導体線の周囲に形成される巻線用絶縁被膜に関し、例えばモータ用マグネットワイヤや変圧器のコイル用電線等に使用して好適な巻線用絶縁被膜に関する。
近時、モータ用マグネットワイヤの高機能化が進んでいる。このようなマグネットワイヤは、導体線の周囲に巻線用絶縁被膜を形成して構成される。
従来の巻線用絶縁被膜は、例えば特許文献1に記載の絶縁被膜がある。この絶縁被膜は、例えば平均粒径が0.5〜10μmの球状シリカを25〜32vol%、ポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS)を68〜75体積%からなる材料を配合して構成される。
特開2014−29779号公報
しかしながら、モータ用マグネットワイヤの高機能化は、そのほとんどが、「高耐熱性」又は「高絶縁性」のどちらかである。前者を重視すると、巻線用絶縁被膜が厚くなり、モータのサイズが大きくなるという問題が生じ、後者を重視すると、巻線用絶縁被膜の耐熱温度が低くなる。
従来の巻線用絶縁被膜は、特許文献1にも示すように、絶縁樹脂にシリカやアルミナ等の無機材料を配合する手法を採用しているが、配合する無機材料の誘電率の高さから絶縁性の向上に限界があった。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、高絶縁性及び高耐熱性の両立を図ることができる巻線用絶縁被膜を提供することを目的とする。
[1] 本発明に係る巻線用絶縁被膜は、絶縁樹脂に無機材料が配合された巻線用絶縁被膜であって、前記無機材料は、誘電率が3.0以下のSiOC粒子であり、配合率が9vol%以下であることを特徴とする。この明細書において、「誘電率」は、真空の誘電率との比を示す「比誘電率」を示す。
絶縁樹脂に配合される無機材料として、誘電率が3.0以下の低誘電率のSiOC粒子としたので、巻線用絶縁被膜の複合誘電率を3.2以下とすることができ、高絶縁性及び高耐熱性の両立を図ることができる。すなわち、絶縁性は、上述したように、複合誘電率3.2以下とすることができ、耐熱性は、300℃以上の耐熱温度を実現することができる。
[2] 本発明において、前記SiOC粒子の粒径は、前記絶縁樹脂に配合した96%以上が30nm以下であってもよい。この場合、温度依存による特性劣化を抑制することができる。
[3] 本発明において、前記SiOC粒子は、前記96%以上の粒径が10nm以上25nm以下であってもよい。粒径がばらついたとしても、絶縁樹脂に含まれるSiOC粒子のほとんど、すなわち、99.7%以上の粒径を30nm以下にすることができる。
[4] 本発明において、前記SiOC粒子の配合率が1vol%以上9vol%以下であってもよい。この場合、絶縁性の劣化並びに耐熱性の劣化を抑制することができる。
[5] 本発明において、前記SiOC粒子の配合率が1vol%以上6vol%以下であってもよい。この場合、絶縁性の劣化並びに耐熱性の劣化を抑制することができる。さらに、導体線に巻線用絶縁被膜が形成された例えばモータ用マグネットワイヤのモータへの巻き付け加工を良好にすることができる。
[6] 本発明において、前記SiOC粒子の粒径と前記SiOC粒子の配合率は、前記粒径と前記配合率との関係において、単位体積当たりのSiOC粒子の総表面積が1800mm2/mm3のラインと、前記総表面積が3600mm2/mm3のラインと、前記粒径が30nmのラインと、前記粒径が5nmのラインとで囲まれた領域の粒径と配合率が使用されていてもよい。これにより、絶縁性の劣化、耐熱性の劣化及び温度依存による特性劣化を抑制することができる。
[7] 本発明において、前記SiOC粒子の粒径と前記SiOC粒子の配合率は、前記粒径と前記配合率との関係において、以下のA点、B点、C点及びD点で囲まれた領域の粒径と配合率を有してもよい。これにより、絶縁性の劣化、耐熱性の劣化及び温度依存による特性劣化を抑制することができる。
A点:(粒径,配合率)=(30nm,9vol%)
B点:(粒径,配合率)=(30nm,1.8vol%)
C点:(粒径,配合率)=(5nm,0.4vol%)
D点:(粒径,配合率)=(5nm,1.8vol%)
[8] 本発明において、前記絶縁樹脂は、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンサルファイドから選ばれた、いずれか1つ以上であってもよい。これらの材料は、SiOC粒子と組み合わせることで、巻線用絶縁被膜の複合誘電率を、絶縁樹脂の誘電率以下を維持し、しかも、耐熱性を向上することができる。
上述のように、本発明に係る巻線用絶縁被膜によれば、高絶縁性及び高耐熱性の両立を図ることができる。
本実施の形態に係る巻線用絶縁被膜が形成されたモータ用マグネットワイヤを示す断面図である。 第1実験例の参考例1〜3について、シリカ粒子の配合率に対する複合誘電率(絶縁被膜の誘電率)の変化を示すグラフである。 図2に示す特性を、絶縁被膜の単位体積当たりに含まれるシリカ粒子の総表面積に対する複合誘電率の変化に変換した特性を示すグラフである。 第2実験例の実施例、比較例1及び2について、PDIV(部分放電開始電圧)の測定温度に対するPDIVのピーク電圧値と複合誘電率の変化を示すグラフである。 SiOC粒子の粒径と配合率の好ましい範囲を示す領域図である。
以下、本発明に係る巻線用絶縁被膜の実施の形態例を図1〜図5を参照しながら説明する。
本実施の形態に係る巻線用絶縁被膜(以下、絶縁被膜10と記す)は、図1に示すように、銅等の導体線12の周囲に形成される。導体線12の周囲に絶縁被膜10が形成されることで、例えばモータ用マグネットワイヤ14が構成される。
この絶縁被膜10は、絶縁樹脂16に無機材料18が配合されて構成されている。無機材料18は、誘電率が3.0以下のSiOC粒子20であり、配合率が9vol%以下である。
絶縁樹脂16は、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンサルファイドから選ばれた、いずれか1つ以上である。これらの材料は、SiOC粒子20と組み合わせることで、絶縁被膜10の複合誘電率を、絶縁樹脂16の誘電率以下を維持し、しかも、耐熱性を向上することができる。
なお、図1では、本発明を説明するために、導体線12の直径、絶縁樹脂16の厚み、SiOC粒子20のサイズ、SiOC粒子20の個数を誇張して示している。
[第1実験例]
本実施の形態に係る絶縁被膜10の特性を説明する前に、複合誘電率が何と相関を有するかを、シリカ粒子で確認した第1実験例を簡単に説明する。
この第1実験例では、参考例1〜3を用いた。参考例1〜3は、絶縁樹脂16(ポリイミド)にシリカ(SiO2)粒子を配合して構成されている。ポリイミドの誘電率は3.2、シリカの誘電率は3.9である。そして、参考例1は、平均粒径が10nmのシリカ粒子を用い、参考例2は、平均粒径が50nmのシリカ粒子を用い、参考例3は、平均粒径が100nmのシリカ粒子を用いた。
そして、参考例1〜3において、シリカ粒子の配合率を変化させた場合の複合誘電率(絶縁被膜の誘電率)を確認した。その結果を図2に示す。また、図3に、図2に示す特性を、絶縁被膜の単位体積当たりに含まれるシリカ粒子の総表面積に対する複合誘電率の変化に変換した特性を示す。
図3から、複合誘電率は、配合するシリカ粒子の単位体積当たりの総表面積に相関があることがわかる。つまり、複合誘電率は、配合する無機材料の誘電率に依存する。より詳しくは、配合する無機材料の誘電率が絶縁樹脂の誘電率よりも高い場合、複合誘電率の最大値は、無機材料の誘電率と同じになる。この実験例では、複合誘電率の最大値は、シリカ粒子の誘電率3.9となる。
この第1実験例からわかるように、複合誘電率を低下させて高絶縁性を図るには、絶縁樹脂16に配合する無機材料18として、低誘電率の無機材料を用いることが重要であることがわかる。
そこで、本実施の形態では、絶縁樹脂16に配合する無機材料18として、誘電率が3.0以下のSiOC粒子20を用いた。さらに、SiOC粒子20の配合率を9vol%以下とした。これにより、絶縁被膜10の複合誘電率を3.2以下とすることができ、絶縁被膜10の高絶縁性及び高耐熱性の両立を図ることができる。
[第2実験例]
ここで、実施例、比較例1及び2について、耐熱性と絶縁性を確認した第2実験例について説明する。
この第2実験例では、実施例、比較例1及び2に対して、温度25℃、200℃、230℃、260℃でのPDIV(部分放電開始電圧)を測定した。このPDIV測定は、各温度を1時間維持した後、常温(25℃)下で行った。
(実施例)
絶縁樹脂16としてポリイミドを用い、無機材料18としてSiOC粒子20を用いた。SiOC粒子20の粒径は、配合したSiOC粒子20の96%以上が30nm以下であった。この粒度分布はコールターカウンタを用いて測定した。また、粒径のばらつきは、得られた粒度分布の標準偏差をσとしたとき、中心粒径(極大値の粒径)に対し、3σ片側が10μm以下である。
(比較例1)
絶縁樹脂16としてポリイミドを用い、無機材料18としてSiO2粒子を用いた。SiO2粒子の粒径は、配合したSiO2粒子の96%以上が10nm以下であった。
(比較例2)
絶縁樹脂16としてポリイミドを用い、無機材料18は配合しなかった。
<測定結果>
PDIV測定の結果を図4に示す。図4では、左側の縦軸にPDIVのピーク電圧値を示し、右側の縦軸に複合誘電率を示した。図4から、シリカ粒子を用いた比較例1では、実線Laに示すように、温度25℃〜260℃にわたって、ピーク電圧値がほぼ一定であり、耐熱性があることがわかる。しかし、全体的にピーク電圧値が860V未満と低く、絶縁性が低い。
絶縁樹脂16のみの比較例2は、実線Lbに示すように、温度25℃〜230℃にわたって、高いピーク電圧値を示したが、温度260℃では、ピーク電圧値が急激に低下し、耐熱性が低いことがわかる。
これに対して、SiOC粒子20を用いた実施例は、実線Lcに示すように、温度25℃〜260℃にわたって、ピーク電圧値が890Vを超え、且つ、ほぼ一定であり、高絶縁性と高耐熱性が両立していることがわかる。
そして、SiOC粒子20の粒径と配合率の好ましい範囲を確認したところ、図5に示す結果となった。
すなわち、好ましい範囲は、単位体積当たりのSiOC粒子20の総表面積が1800mm2/mm3のラインL1と、総表面積が3600mm2/mm3のラインL2と、粒径が30nmのラインL3と、粒径が5nmのラインL4とで囲まれた領域Zaの粒径と配合率である。
換言すれば、SiOC粒子20の粒径と配合率の好ましい範囲は、以下のA点、B点、C点及びD点で囲まれた領域Zaの粒径と配合率である。
A点:(粒径,配合率)=(30nm,9vol%)
B点:(粒径,配合率)=(30nm,1.8vol%)
C点:(粒径,配合率)=(5nm,0.4vol%)
D点:(粒径,配合率)=(5nm,1.8vol%)
特に、モータへの巻き付け加工を考慮すると、配合率としては、6vol%以下が好ましい。これにより、導体線12に絶縁被膜10が形成された例えばモータ用マグネットワイヤ14のモータへの巻き付け加工を良好にすることができる。また、配合したSiOC粒子20の96%以上の粒径は10nm以上25μm以下であることが好ましい。粒径がばらついたとしても、絶縁樹脂16に含まれるSiOC粒子20のほとんど、すなわち、99.7%以上の粒径を5nm以上30nm以下にすることができる。
図5において、ラインL1より上の領域Zbは、絶縁性劣化エリアを示し、ラインL2より下の領域Zcは、耐熱特性不安定エリアを示し、ラインL3より右側の領域Zdは、特性の温度依存性が大きくなるエリア(温度依存による特性劣化エリア)を示す。従って、SiOC粒子20の粒径及び配合率を、上述した好ましい範囲を示す領域Zaに設定することで、絶縁性の劣化、耐熱性の劣化及び温度依存による特性劣化を抑制することができる。
[実施の形態のまとめ]
以上説明したように、上述した実施の形態は、絶縁樹脂16に無機材料18が配合された巻線用絶縁被膜であって、無機材料18は、誘電率が3.0以下のSiOC粒子20であり、配合率が9vol%以下であることを特徴とする。これにより、巻線用絶縁被膜の複合誘電率を3.2以下とすることができ、高絶縁性及び高耐熱性の両立を図ることができる。すなわち、絶縁性は、上述したように、複合誘電率3.2以下とすることができ、耐熱性は、300℃以上の耐熱温度を実現することができる。
本実施の形態において、SiOC粒子20の粒径は、絶縁樹脂16に配合した96%以上が30nm以下であってもよく、20nm以下であってもよい。SiOC粒子20の配合率は1vol%以上9vol%以下であってもよい。好ましくは、1vol%以上6vol%以下である。
本実施の形態において、SiOC粒子20の粒径とSiOC粒子20の配合率は、粒径と配合率との関係において、単位体積当たりのSiOC粒子20の総表面積が1800mm2/mm3のラインL1と、総表面積が3600mm2/mm3のラインL2と、粒径が30nmのラインL3と、粒径が5nmのラインL4とで囲まれた領域Zaの粒径と配合率であることが好ましい。
本実施の形態において、SiOC粒子20の粒径とSiOC粒子20の配合率は、粒径と配合率との関係において、以下のA点、B点、C点及びD点で囲まれた領域Zaの粒径と配合率であることが好ましい。
A点:(粒径,配合率)=(30nm,9vol%)
B点:(粒径,配合率)=(30nm,1.8vol%)
C点:(粒径,配合率)=(5nm,0.4vol%)
D点:(粒径,配合率)=(5nm,1.8vol%)
本実施の形態において、絶縁樹脂16は、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンサルファイドから選ばれた、いずれか1つ以上であってもよい。
なお、この発明は、上述の実施の形態に限らず、この明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10…絶縁被膜 12…導体線
14…モータ用マグネットワイヤ 16…絶縁樹脂
18…無機材料 20…SiOC粒子

Claims (8)

  1. 絶縁樹脂に無機材料が配合された巻線用絶縁被膜であって、
    前記無機材料は、誘電率が3.0以下のSiOC粒子であり、配合率が9vol%以下であることを特徴とする巻線用絶縁被膜。
  2. 請求項1記載の巻線用絶縁被膜において、
    前記SiOC粒子の粒径は、前記絶縁樹脂に配合した96%以上が30nm以下であることを特徴とする巻線用絶縁被膜。
  3. 請求項1記載の巻線用絶縁被膜において、
    前記SiOC粒子は、前記96%以上の粒径が10nm以上25nm以下であることを特徴とする巻線用絶縁被膜。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の巻線用絶縁被膜において、
    前記SiOC粒子の配合率が1vol%以上9vol%以下であることを特徴とする巻線用絶縁被膜。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の巻線用絶縁被膜において、
    前記SiOC粒子の配合率が1vol%以上6vol%以下であることを特徴とする巻線用絶縁被膜。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の巻線用絶縁被膜において、
    前記SiOC粒子の粒径と前記SiOC粒子の配合率は、前記粒径と前記配合率との関係において、単位体積当たりのSiOC粒子の総表面積が1800mm2/mm3のラインと、前記総表面積が3600mm2/mm3のラインと、前記粒径が30nmのラインと、前記粒径が5nmのラインとで囲まれた領域の粒径と配合率が使用されていることを特徴とする巻線用絶縁被膜。
  7. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の巻線用絶縁被膜において、
    前記SiOC粒子の粒径と前記SiOC粒子の配合率は、前記粒径と前記配合率との関係において、以下のA点、B点、C点及びD点で囲まれた領域の粒径と配合率を有することを特徴とする巻線用絶縁被膜。
    A点:(粒径,配合率)=(30nm,9vol%)
    B点:(粒径,配合率)=(30nm,1.8vol%)
    C点:(粒径,配合率)=(5nm,0.4vol%)
    D点:(粒径,配合率)=(5nm,1.8vol%)
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の巻線用絶縁被膜において、
    前記絶縁樹脂は、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンサルファイドから選ばれた、いずれか1つ以上であることを特徴とする巻線用絶縁被膜。
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WO2018149422A3 (zh) * 2018-05-22 2019-04-11 深圳顺络电子股份有限公司 一体成型电感元件及其制造方法

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