JP2016029329A - Heating cooking device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、加熱調理を行うための加熱調理装置に関する。 The present invention relates to a heat cooking apparatus for performing heat cooking.
従来、お好み焼き等を調理する加熱料理装置として、こて(へら)等を使用する鉄板を備えたものが知られていた。また、焼き肉等を調理する加熱料理装置として、肉の脂を落とすために焼き網を備えたものが知られていた。 Conventionally, as a cooking device for cooking okonomiyaki or the like, a device provided with an iron plate using a spatula or the like has been known. In addition, as a cooking device for cooking grilled meat and the like, a device equipped with a grill net for removing meat fat has been known.
顧客は、鉄板で調理する料理(例えばお好み焼き)と、焼き網で調理する料理(例えば焼き肉)とを、同時に食したい場合がある。この場合、従来は鉄板を備えた加熱調理装置と、焼き網を備えた加熱調理装置とを用意する必要があった。また、一枚の鉄板でお好み焼きと焼き肉とを同時に調理することも考えられる。しかし、鉄板上に脂が溜まってしまい、味が劣化する可能性があった。 A customer may want to eat a dish cooked on an iron plate (for example, okonomiyaki) and a dish cooked on a grill (for example, grilled meat) at the same time. In this case, conventionally, it has been necessary to prepare a cooking device provided with an iron plate and a cooking device provided with a grill. It is also possible to cook okonomiyaki and grilled meat on a single iron plate at the same time. However, there is a possibility that fat accumulates on the iron plate and the taste deteriorates.
上記課題を解決するため、本発明の一例としての加熱料理装置は、鉄板が載置される鉄板載置部と、焼き網が載置される焼き網載置部と、鉄板を加熱する第1加熱部と、焼き網を加熱する第2加熱部とを備える。 In order to solve the above-described problem, a cooking device as an example of the present invention includes an iron plate placement portion on which an iron plate is placed, a grill placement portion on which a grill is placed, and a first heating iron plate. A heating unit and a second heating unit for heating the grill are provided.
また、本発明の他の例としての加熱料理装置は、加熱部と、鉄板と、焼き網とを備える。 Moreover, the heating cooking apparatus as another example of this invention is provided with a heating part, an iron plate, and a grill.
これにより、鉄板で調理する料理と、焼き網で調理する料理とを同時に調理することができる。 Thereby, the dish cooked with an iron plate and the dish cooked with a grill can be cooked simultaneously.
本発明のさらなる特徴は、添付図面を参照して例示的に示した以下の実施例の説明から明らかになる。 Further features of the present invention will become apparent from the following description of embodiments, given by way of example with reference to the accompanying drawings.
以下、本発明を実施するための例示的な実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。ただし、以下の実施形態で説明する寸法、材料、形状、構成要素の相対的な位置等は任意であり、本発明が適用される装置の構成又は様々な条件に応じて変更できる。また、特別な記載がない限り、本発明の範囲は、以下に具体的に記載された実施形態に限定されるものではない。なお、本明細書において、上下とは重力方向における上方向と下方向とにそれぞれ対応する。 Hereinafter, exemplary embodiments for carrying out the present invention will be described in detail with reference to the drawings. However, dimensions, materials, shapes, relative positions of components, and the like described in the following embodiments are arbitrary and can be changed according to the configuration of the apparatus to which the present invention is applied or various conditions. In addition, unless otherwise specified, the scope of the present invention is not limited to the embodiments specifically described below. In the present specification, “up and down” corresponds to an upward direction and a downward direction in the direction of gravity, respectively.
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る加熱調理装置10の概略図である。図面上側には、左側に概略上面図が示され、右側に長手方向に直交する幅方向に沿った側面を外側から見た状態の概略側面図が示されている。また、図面下側には、長手方向に沿った側面を外側から見た状態の概略側面図が示されている。また、図2は、後述する鉄板1、焼き網2、水受け皿7及び焼き網載置部8を取り外した状態の加熱調理装置10の概略図である。図面上側には概略上面図が示され、図面中央には説明の便宜のために第1加熱部としての鉄板加熱部61と、第2加熱部としての焼き網加熱部62とを点線で図示した概略側面図が示されている。また、図面下側には、長手方向に沿った側面を外側から見た状態の概略側面図が示されている。
[First Embodiment]
FIG. 1 is a schematic diagram of a
この加熱調理装置10は、鉄板1と、焼き網2と、鉄板1を加熱する鉄板加熱部61と焼き網2を加熱する焼き網加熱部62とを有する加熱部6とを備えている。また、加熱調理装置10は、鉄板加熱部61及び焼き網加熱部62を操作する操作部5を備えている。そして、鉄板1は、操作部5側に設けられた鉄板載置部3(図2)の上に載置される。また、焼き網2は、操作部5とは反対側に取り付けられた焼き網載置部8(図1)の上に、水受け皿7を介して載置される。また、鉄板加熱部61は、サーモスタット63と、サーモカップル64と、パイロットバーナー65とを有している。
The
操作部5は、鉄板1を加熱するために、鉄板加熱部61の火力を調整する第1点火ツマミ51を有している。また、操作部5は、焼き網2を加熱するために、焼き網加熱部62の火力を調整する第2点火ツマミ52を有している。この第1点火ツマミ51及び第2点火ツマミ52は操作部5の正面に設けられており、第2点火ツマミ52は第1点火ツマミ51に対して外側に配置されている。このように配置することにより、後述するように、鉄板加熱部61を幅方向の中央に配置し且つ焼き網加熱部62のガス管を鉄板加熱部61の外側に配置して、加熱調理装置10を小型化することができる。
The
また、操作部5の側面には、ガスホース(例えば、9.5φ)を接続するためのガス接続口53が設けられている。さらに、第1点火ツマミ51及び第2点火ツマミ52は、略水平に並んで設けられている。これにより、鉄板加熱部61及び焼き網加熱部62の、それぞれの自動点火装置を並べて配置することができる。そのため、ガス接続口53を1箇所に集約することができ、操作部5を小型化することができる。そして、デザイン性が高く且つテーブルへの設置が容易な加熱調理装置10を提供することができる。すなわち、ガスの接続を2箇所で行う必要がないので、加熱調理装置10を容易に設置することができる。
A
また、操作部5は、鉄板加熱部61及び焼き網加熱部62に電力を供給する電池が収納される電池室54を有する。このように、電源として電池を使用しているため、加熱調理装置10を外部電源に接続する必要がない。これにより、設置が容易な加熱調理装置10を提供することができる。さらに、操作部5は、サーモスタット63の設定温度を調整する調整ツマミ55を有する。
In addition, the
また、操作部5は、加熱調理装置10の鉄板1側に設けられている。焼き肉を調理する場合には顧客自身が調理することが一般的であるが、お好み焼きを調理する場合には調理人が調理することがある。この点、上記のように操作部5が配置されていると、調理人は、操作部5で火力を調整しながら、お好み焼きを調理して顧客に提供することができる。また、熱気を逃がすための排気部15は、鉄板1と操作部5との間に配置されている。
The
ところで、加熱調理装置10においては、焼き網を加熱する焼き網加熱部62よりも、鉄板1を加熱する鉄板加熱部61の方が強い火力を必要とする。そのため、鉄板加熱部61には、焼き網加熱部62よりも多量のガスが供給される。一方、ガス接続口53から離れるにつれて、所望の量のガスを安定して供給することが困難になる。そのため、ガス接続口53が設けられた操作部5から離れるにつれて、火力が安定しなくなってしまう。
By the way, in the
そこで、本実施形態の加熱調理装置10においては、図2に示すように、比較的弱い火力で足りる焼き網加熱部62を、鉄板加熱部61よりも操作部5(ガス接続口53)から遠い位置に設けている。言い換えると、鉄板加熱部61が、操作部5(ガス接続口53)と焼き網加熱部62との間に設けられている。これにより、比較的強い火力を必要とする鉄板加熱部61には安定してガスを供給することができ、鉄板加熱部61の火力を安定させることができる。なお、例えば肉を調理する場合には、焦げを防止するために比較的弱い火力で調理することが望ましい。そのため、焼き網加熱部62が遠い位置に設けられていても調理へは影響しない。
Therefore, in the
鉄板加熱部61は第1バーナー部611を有し、焼き網加熱部62は第2バーナー部621を有する。そして、第1バーナー部611及び第2バーナー部621は、いずれも略円筒状の形状を有しており、炎口となる複数の穴が形成されている。また、一対の第1バーナー部611及び一対の第2バーナー部621が、それぞれ略平行に配置されている。
The iron
そして、第2バーナー部621は、第1バーナー部611よりも細い径を有する。例えば、第1バーナー部611は3cmの外径を有し、第2バーナー部621は2cmの外径を有する。これにより、ガス接続口53から遠い場合にはガス管の長さに起因して噴出するガスの量が安定しないが、第2バーナー部621の径を細くすることによって、炎口から噴出するガスの量を安定させて所望の火力を保つことができる。
The
また、一対の第1バーナー部611は、第1接続管613を介して第1ガス管612に流体連通している。このような、第1バーナー部611及び第1接続管613は鉄パイプによって形成することができ、第1接続管613は溶接によって第1バーナー部611に接続される。また、一対の第2バーナー部621は、第2接続管623を介して第2ガス管622に流体連通している。このような、第2バーナー部621及び第2接続管623はステンレスパイプによって形成することができ、第2接続管623は溶接によって第2バーナー部621に接続される。なお、ステンレスパイプによって形成することによって、第2バーナー部621に近接する水受け皿7内の水に起因する錆を、抑制することができる。
Further, the pair of
焼き網加熱部62の第2ガス管622は、鉄板加熱部61の第1ガス管612よりも細い径を有する。これにより、ガス接続口53から遠い場合にはガス管の長さに起因して噴出するガスの量が安定しないが、第2ガス管622の径を細くすることによって、第2バーナー部621の炎口から噴出するガスの量を安定させて所望の火力を保つことができる。また、鉄板加熱部61は、幅方向の中央に配置されており、焼き網加熱部62の第2ガス管622は鉄板加熱部61の外側且つ鉄板1の下側に配置される。これにより、鉄板加熱部61の側方のスペースを利用して第2ガス管622を配置し、加熱調理装置10を小型化することができる。なお、第1ガス管612及び第2ガス管622は、鉄パイプから形成することができる。
The
また、第2バーナー部621は、第1バーナー部611から鉄板1までの距離よりも、第2バーナー部621から焼き網2までの距離が短くなるように配置されている。すなわち、図2に示すように、第2バーナー部621が配置された位置の高さは、第1バーナー部611が配置された位置の高さよりも高くなっている。これにより、焼き網加熱部62は、比較的に火力が弱い場合であっても、焼き網2上の食材を十分に加熱することができる。
Moreover, the
加熱調理装置10は、カス受け4を有している。このカス受け4は、鉄板1から落とされたカスを収容するために上部が開口し且つ取り外し可能な内箱と、当該内箱が載置され且つ摺動可能な引き出しとを有している。そして、カス受け4は、鉄板1の開口11(後述)の下方に位置しており、開口11から落下したカスを収容する。また、カス受け4の引き出しは、断面略コの字状の突出した取っ手41を有しており、図2に示す側面を介して加熱調理装置10から引き出すことが可能である。そして、内箱を引き出しから取り外して、内箱内に溜まったカスを廃棄することができる。なお、取っ手41の内面側には、取っ手41の温度上昇を抑制するために、ポリカーボネート製の防熱板が取り付けられている。
The
続いて、図3から図6を参照して、加熱調理装置10の各部について説明する。図3は鉄板1の概略上面図である。また、図4は焼き網2の概略図であり、図面左側に概略上面図を示し、図面右側に概略下面図を示している。さらに、図4においては、図面下側に焼き網2の長手方向に沿った側面を外側から見た状態の概略側面図を示し、図面中央に焼き網2の幅方向に沿った側面を外側から見た状態の概略側面図を示している。
Then, with reference to FIGS. 3-6, each part of the
また、図5は加熱調理装置10から取り外した状態の水受け皿7の概略図であり、焼き網2が載置された状態を示している。そして、図面上側においては、左側に水受け皿7の概略上面図を示しており、右側に水受け皿7の幅方向に沿った側面を外側から見た状態の概略側面図を示している。また、図面下側には、水受け皿7の長手方向に沿った側面を外側から見た状態の概略側面図を示している。
FIG. 5 is a schematic view of the
さらに、図6は加熱調理装置10から取り外した状態の焼き網載置部8の概略図であり、水受け皿7が載置された状態を示している。そして、図面上側においては、左側に焼き網載置部8の概略上面図を示しており、右側に焼き網載置部8の幅方向に沿った側面を外側から見た状態の概略側面図を示している。なお、当該概略側面図においては、説明の便宜のために水受け皿7を点線で図示している。ただし、水受け皿7は焼き網載置部8よりも高さが高いため、点線は水受け皿7の一部のみを示している。また、図面下側には、焼き網載置部8の長手方向に沿った側面を外側から見た状態の概略側面図を示している。
Further, FIG. 6 is a schematic view of the grill net mounting portion 8 in a state where it is removed from the
図3に示すように、略矩形状の鉄板1には略コの字状の開口11が設けられており、当該開口11は焼き網2側に設けられている。そして、この開口11の下方に位置するように、カス受け4(図2)が配置される。また、開口11は、鉄板1と焼き網載置部8(図6)との間に位置するように設けられている。そして、焼き網載置部8には、開口11に向かって下方に傾斜する突出部82(図6)が設けられている。これにより、焼き網載置部8の下側にカスが落下してしまうことを抑制することができる。なお、鉄板1は平坦な上面を有しているが、調理する料理に応じて表面形状を変えてもよい。例えば、鉄板1は、複数の凹凸が形成された表面形状を有していてもよい。
As shown in FIG. 3, a substantially rectangular iron plate 1 is provided with a substantially U-shaped opening 11, and the opening 11 is provided on the
図4に示すように、焼き網2は、肉の脂又は焦げ等を落とすための複数の穴21を有している。また、焼き網2は、略矩形のプレート状の形状を有しており、外周に沿って焼き網フランジ22が形成されている。そして、当該焼き網フランジ22を水受け皿7(図5)の図示しない段差に嵌めることにより、水受け皿7に載置された焼き網2の位置ずれを抑制することができる。なお、焼き網2は、網目状又は格子状の形状を有するものであっても構わない。
As shown in FIG. 4, the
図5に示すように、水受け皿7は、水を保持する底部71と、水平方向に突出し且つ底部71の外周に沿った枠状の水受けフランジ72とを有している。そして、当該水受けフランジ72を焼き網載置部8(図6)の図示しない溝に嵌めることにより、焼き網載置部8に載置された水受け皿7の位置ずれを抑制することができる。また、水受け皿7は一対の長穴73を有しており、長穴73は水受け皿7の長手方向に延在している。この一対の長穴73は、底部71の側面に形成されており、互いに平行に対向する位置に形成されている。そして、第2バーナー部621の火は、長穴73を介して焼き網2と、その上の食材を加熱する。
As shown in FIG. 5, the
図6に示すように、焼き網載置部8の外周には、焼き網載置部8の幅方向に延在する一対の足部81が設けられている。この一対の足部81は、断面略L字状の形状を有し且つ平行に設けられており、加熱調理装置10の溝9(図7)に嵌めこまれる。これにより、焼き網2及び水受け皿7が載置された焼き網載置部8が、加熱調理装置10の本体に取り付けられる。すなわち、焼き網2は、水受け皿7を介して焼き網載置部8上に載置されている。
As shown in FIG. 6, a pair of
なお、加熱調理装置10の溝9は、鉄板載置部3に連続する断面コの字状の形状を有する。そして、鉄板1は、一対の取り付け部材31(図1)を介して鉄板載置部3に載置される。これにより、鉄板1の位置ずれを抑制することができる。
In addition, the groove 9 of the
続いて、図7を参照して、第2バーナー部621の着火について説明する。図7は、加熱調理装置10の幅方向(焼き網2の長手方向)に沿った焼き網加熱部62の概略断面図である。なお、図7においては、説明の便宜のために水受け皿7を点線で図示している。
Subsequently, the ignition of the
図7に示すように、第2バーナー部621の根本部分は第2接続管623に溶接によって接続されている。そして、第2バーナー部621の先端部分は溶接によって閉じられており、直立する支持部材624によって支持されている。また、第2バーナー部621の複数の炎口は水受け皿7の長穴73に面しており、ガス(空気が混合された予混合ガス)は当該炎口から噴出する。
As shown in FIG. 7, the root portion of the
焼き網加熱部62は、第2バーナー部621に直接着火する自動点火装置625を有している。そして、自動点火装置625は、第2接続管623の下方において、第2バーナー部621に向かって傾斜するように配置されている。すなわち、自動点火装置625は、その先端が上方に向かって傾斜するように傾斜部材626によって支持されている。そして、自動点火装置625は、第2バーナー部621の根本部分側の炎口に近接している一対の着火用電極627を有している。このように傾斜していることにより、水受け皿7の底部71を避けるように自動点火装置625を配置することができる。そのため、焼き網加熱部62を小型化することができる。
The
操作部5の第2点火ツマミ52が操作されると、第2バーナー部621の複数の炎口からガスが噴出する。そして、点火操作によって、着火用電極627が連続スパークし、第2バーナー部621が直接着火される。これにより、操作部5から焼き網加熱部62までが遠いことによって、マッチ等による手動着火が困難である場合にも、容易に着火することができる。さらに、手動着火の場合には、第2点火ツマミ52を操作してから着火までに時間がかかり、第2バーナー部621から流出したガスが顧客側に流れてしまう可能性がある。この点、自動点火装置625を備えることにより、短時間で着火できるため、安全性が高い加熱調理装置10を提供できる。
When the
また、操作者が手動点火する必要が無いので、操作性にも優れている。さらに、パイロットバーナーが設けられる場合には、別途配置スペースが必要となる。これに対して、焼き網加熱部62は、第2バーナー部621に直接着火する自動点火装置625を有している。これにより、パイロットバーナーの配置スペースをなくして、水受け皿7を取り付けるスペースを確保することができる。そのため、焼き網加熱部62の小型化を実現し、理想的なデザインと、焼き網載置部8、水受け皿7及び焼き網2の容易な装着が可能となる。なお、圧電スパーク式(連続スパーク式)の自動点火装置625に代えて、圧電素子を用いた自動点火装置625を採用してもよい。
Further, since the operator does not need to perform manual ignition, the operability is excellent. Furthermore, when a pilot burner is provided, a separate arrangement space is required. On the other hand, the
続いて、図8を参照して、鉄板加熱部61及び焼き網加熱部62について説明する。図8は、加熱調理装置10の長手方向に沿った鉄板加熱部61及び焼き網加熱部62の概略斜視図である。そして、図8においては、破断線を境に右側に鉄板加熱部61を示し、左側に焼き網加熱部62を示している。
Next, the iron
図8に示すように、自動点火装置625の一対の着火用電極627は、一方の端部が他方の着火用電極627の端部から離れる方向に傾斜するように配置されている。すなわち、一対の着火用電極627は、略ハの字状に延在するように傾斜部材626によって支持されている。このように傾斜していることにより、水受け皿7の底部71を避けるように着火用電極627を配置することができる。そのため、焼き網加熱部62を小型化することができる。なお、第2バーナー部621の根本部分の近傍には、サーモカップル(不図示)が設けられている。
As shown in FIG. 8, the pair of
また、鉄板加熱部61の第1ガス管612は、第1接続管613と略T字状に接続されている。さらに、第1バーナー部611は、ステンレス製の支持台614に溶接されて支持されている。そして、第1接続管613の両端部は一対の第1バーナー部611に溶接され、第1ガス管612、第1接続管613及び第1バーナー部611が流体連通している。この鉄板加熱部61は、パイロットバーナー65(図1)を有している。そして、第1点火ツマミ51を操作すると、第1バーナー部611にガスが供給され、パイロットバーナー65の種火が第1バーナー部611を着火させる。
Further, the
また、焼き網加熱部62の第2ガス管622は、上方向に向かって傾斜するように配置されている。すなわち、第2ガス管622は、操作部5内に設けられたガスノズル(不図示)を介してガス接続口53と連通しており、操作部5側(ガスノズルとの接続部)が下方に位置するように配置されている。そして、第2バーナー部621側(第2接続管623との接続部)が、上方に位置するように配置されている。例えば、第2ガス管622は、加熱調理装置10の底面に対して5度〜10度傾斜するように配置されている。
Moreover, the
これにより、焼き網加熱部62が操作部5から遠いと、第2点火ツマミ52を操作してから第2バーナー部621にガスが到達するまでに時間がかかってしまうが、ガスの浮力を利用してより早く到達させることができる。すなわち、第2ガス管622は、第2バーナー部621側が上方に傾斜しているため、第2ガス管622が水平に延在する場合と比較して、第2バーナー部621により早くガスを到達させることができる。
Thus, if the
なお、図8においては、第2ガス管622及び第1ガス管612の操作部5側の端部は、加熱調理装置10の内壁開口59を介して操作部5内に延在している。そして、いずれの端部も、操作部5側内に設けられたガスノズル(不図示)に接続されており、当該ガスノズル介してガス接続口53と連通している。
In FIG. 8, the end portions of the
以上説明した加熱調理装置10によれば、鉄板で調理する料理と、焼き網で調理する料理とを同時に調理することができる。また、安定してガスを供給することにより、鉄板加熱部61及び焼き網加熱部62の両方の火力を安定させることができる。また、操作部5から焼き網加熱部62までが遠い場合であっても、安全性と操作性に優れた加熱調理装置10を提供することができる。また、デザイン性が高く且つ設置が容易な加熱調理装置10を提供することができる。
According to the
[変形形態]
以上、各実施形態を参照して本発明について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明に反しない範囲で変更された発明、及び本発明と均等な発明も本発明に含まれる。また、上述の各実施形態及び各変形例は、本発明に反しない範囲で適宜組み合わせることができる。
[Deformation]
The present invention has been described above with reference to each embodiment. However, the present invention is not limited to the above embodiment. Inventions modified within the scope not departing from the present invention and inventions equivalent to the present invention are also included in the present invention. In addition, the above-described embodiments and modifications can be combined as appropriate without departing from the scope of the present invention.
例えば、水受け皿7は、焼き網2上に突出する押え位置と、焼き網2上から退避する退避位置との間で回転可能な押え部材を有していてもよい。そして、焼き網2を載置した後に押え部材を押え位置へと回転させることにより、突出した押え部材が焼き網2の上方移動を規制する。これにより、調理時に焼き網2が脱落してしまうことを防止することができる。なお、このような押え部材は、ネジ止め等の方法によって、水受け皿7に回転可能に取り付けられる。また、押え部材を2つ設けることにより、脱落防止効果をより高めることができる。
For example, the
また、上記実施形態においては、加熱調理装置10の操作部5と加熱部6とが一体に構成されているが、操作部5と加熱部6とは別体に構成することもできる。ただし、加熱調理装置10のテーブルへの設置が容易になるので、操作部5と加熱部6は一体に構成することがより好ましい。
Moreover, in the said embodiment, although the
また、焼き網2上で調理される食材は肉には限らず、魚又は野菜等の他の食材を調理してもよい。また、鉄板1上で調理される料理はお好み焼に限られず、焼きそば又はタコ焼き等の他の料理を調理してもよい。
Moreover, the foodstuffs cooked on the
1:鉄板、2:焼き網、3:鉄板載置部、4:カス受け、5:操作部、6:加熱部、7:水受け皿、8:焼き網載置部、10:加熱調理装置、11:開口、15:排気部、51:第1点火ツマミ、52:第2点火ツマミ、54:電池室、61:第1加熱部、62:第2加熱部、81:足部、611:バーナー部、612:ガス管、621:バーナー部、622:ガス管、625:自動点火装置、627:着火用電極 1: iron plate, 2: grilled net, 3: iron plate mounting unit, 4: waste receptacle, 5: operation unit, 6: heating unit, 7: water tray, 8: grilled net mounting unit, 10: cooking device, 11: Opening, 15: Exhaust section, 51: First ignition knob, 52: Second ignition knob, 54: Battery compartment, 61: First heating section, 62: Second heating section, 81: Foot section, 611: Burner Part, 612: gas pipe, 621: burner part, 622: gas pipe, 625: automatic ignition device, 627: electrode for ignition
Claims (11)
焼き網が載置される焼き網載置部と、
前記鉄板を加熱する第1加熱部と、
前記焼き網を加熱する第2加熱部とを備える、加熱料理装置。 An iron plate placement portion on which the iron plate is placed;
A grill placement unit on which the grill is placed;
A first heating unit for heating the iron plate;
A cooking device comprising a second heating unit for heating the grill.
前記第2加熱部は、前記第1加熱部よりも前記操作部から遠い位置に設けられている、請求項1に記載の加熱料理装置。 An operation unit for operating the first heating unit and the second heating unit;
The cooking device according to claim 1, wherein the second heating unit is provided at a position farther from the operation unit than the first heating unit.
前記第2点火ツマミは、前記第1点火ツマミに対して外側に配置されている、請求項2に記載の加熱料理装置。 The operation unit includes a first ignition knob that adjusts the heating power of the first heating unit, and a second ignition knob that adjusts the heating power of the second heating unit,
The cooking device according to claim 2, wherein the second ignition knob is disposed on the outer side with respect to the first ignition knob.
前記第2加熱部のバーナー部は、前記第1加熱部のバーナー部よりも細い径を有する、請求項1から4のいずれか1項に記載の加熱料理装置。 Each of the first heating part and the second heating part has a burner part,
The cooking device according to any one of claims 1 to 4, wherein the burner part of the second heating unit has a smaller diameter than the burner part of the first heating unit.
前記一対の着火用電極は、一方の端部が他方の端部から離れる方向に傾斜するように配置されている、請求項6又は7に記載の加熱料理装置。 The automatic ignition device has a pair of ignition electrodes,
The cooked cooking apparatus according to claim 6 or 7, wherein the pair of ignition electrodes are arranged such that one end portion is inclined in a direction away from the other end portion.
前記ガス管は、上方向に向かって傾斜するように配置されている、請求項1から8のいずれか1項に記載の加熱料理装置。 The second heating unit has a gas pipe,
The cooking device according to any one of claims 1 to 8, wherein the gas pipe is disposed so as to be inclined upward.
前記第2加熱部のガス管は、前記第1加熱部のガス管よりも細い径を有する、請求項1から8のいずれか1項に記載の加熱料理装置。 Each of the first heating unit and the second heating unit has a gas pipe,
The gas cooking apparatus according to any one of claims 1 to 8, wherein the gas pipe of the second heating unit has a smaller diameter than the gas pipe of the first heating unit.
前記焼き網載置部に載置される焼き網とを備える、請求項1から10のいずれか1項に記載の加熱料理装置。 An iron plate placed on the iron plate placement portion;
The heating cooking apparatus of any one of Claim 1 to 10 provided with the grill net mounted in the said grill net mounting part.
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