JP2016025394A - 車両用表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外界実像の視認性を保証可能な車両用表示装置の提供。【解決手段】パーソナル情報取得ブロック20は、自車両内において表示画像の虚像と外界実像との重畳表示を視認する乗員のパーソナル情報として、視覚系感度Sに関連した感度関連情報Ipsを取得する。補正ブロック60は、パーソナル情報取得ブロック20により取得された感度関連情報Ipsに基づき確定される視覚系感度Sに合わせて、表示画像の色調を補正する。HUDユニット12と視点変換ブロック50と表示制御ブロック70とは共同して、補正ブロック60により色調補正された表示画像に映り込む外界実像の虚像を、ウインドシールドを通して乗員に視認される外界実像と位置合わせして、重畳表示させる。【選択図】図3

Description

本発明は、車両用表示装置に関する。
従来、自車両において外界実像を透過する投影部材へ表示画像を投影することにより、表示画像の虚像を外界実像に重畳表示する車両用表示装置は、広く知られている。
例えば特許文献1に開示の車両用表示装置では、外界実像を含む背景の色調に応じて、表示画像の虚像の色調を変更させている。これにより背景が変化しても、当該変化後の背景に応じた色調にて、表示画像の虚像が表示される。故に、自車両内の乗員による虚像の視認性が向上する。
特許第3473321号公報
さて、特許文献1に開示の車両用表示装置では、障害物や信号機、標識等、運転に必要な外界実像には、表示画像の虚像が重畳表示されないように制御することで、当該重畳表示が運転障害となるのを回避している。こうした車両用表示装置において、虚像として表示される表示画像は、外界実像に関連した道路情報や緊急情報を表している。
これに対して本発明者は、撮影により表示画像に映り込ませた外界実像の虚像を、投影部材を通して乗員に視認される外界実像に位置合わせして、重畳表示させる拡張現実技術を採用することで、当該重畳表示が運転障害となるのを回避しつつ新たな効果を創出した。ここで新たな効果とは、例えば加齢や色覚障害等により視覚系感度が標準感度よりも低い乗員には、投影部材を通して視認される外界実像の適切な色調認識をアシストして、当該外界実像の視認性を保証可能にするというものである。
本発明は、以上説明した状況に鑑みてなされたものであって、その目的は、外界実像の視認性を保証可能な車両用表示装置の提供にある。
上述した課題を解決するために開示された発明は、
自車両(1)において、外界実像(2)を撮影手段(3)に撮影させて表示画像(4)を取得し、外界実像を透過する投影部材(1b)へ表示画像を投影することにより、表示画像の虚像(6)を外界実像に重畳表示する車両用表示装置(10)であって、
自車両内において虚像と外界実像との重畳表示を視認する乗員(5)のパーソナル情報として、視覚系感度(S)に関連した感度関連情報(Ips)を取得する情報取得手段(20,30,40)と、
情報取得手段により取得された感度関連情報に基づき確定される視覚系感度に合わせて、表示画像の色調を補正する補正手段(60)と、
補正手段により色調の補正された表示画像に映り込む外界実像の虚像を、投影部材を通して乗員に視認される外界実像と位置合わせして、重畳表示させる位置制御手段(12,50,70)とを、備えることを特徴とする。
この発明によると、表示画像に映り込む外界実像の虚像は、投影部材を通して乗員に視認される実際の外界実像と位置合わせされることで、運転障害となるのを回避しつつ当該実際の外界実像に重畳表示され得る。ここで表示画像の色調は、乗員のパーソナル情報として取得された感度関連情報に基づき確定される視覚系感度に合わせるようにして、補正される。これにより実際の外界実像は、視覚系感度に合わせて色調補正された虚像の重畳表示状態で乗員に視認されることになるので、当該乗員による外界実像の適切な色調認識をアシストできる。故に、外界実像の視認性を保証することが可能となる。
一実施形態による車両用表示装置の搭載された自車両を示す模式図である。 一実施形態による車両用表示装置による表示状態を示す正面図である。 一実施形態による車両用表示装置の構成を示すブロック図である。 一実施形態による車両用表示装置の特徴を示す特性図である。 一実施形態による車両用表示装置の特徴を示す特性図である。 一実施形態による車両用表示装置の特徴を示す特性図である。 一実施形態による車両用表示装置の特徴を示す特性図である。 一実施形態による車両用表示装置の特徴を示す模式図である。 一実施形態による車両用表示装置の制御フローを示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本発明の一実施形態による車両用表示装置10は、自動車である自車両1に搭載され、インストルメントパネル1a内に収容されている。尚、以下の説明では、自車両1の進行方向前方を単に「前方」という。
車両用表示装置10は、自車両1においてウインドシールド1bよりも前方の実景である外界実像2を外界撮影カメラ3に撮影させて、表示画像4を取得する。ここで外界撮影カメラ3は、本実施形態では、自車両1の車室内のうち運転席1cの前方斜め上方において、ルームミラー1dに設置されている。外界撮影カメラ3は、CCD又はCMOSといった撮像素子3aに画像処理回路3bを組み合わせてなる(図3も参照)。外界撮影カメラ3は、撮像素子3aによりウインドシールド1bを通して外界実像2を撮影し、当該撮像素子3aからの信号を画像処理回路3bにより処理して画像4を生成する。車両用表示装置10は、こうして生成された画像4を、後に詳述する各処理により、表示画像4として取得する。そこで以下では、車両用表示装置10により未処理の画像4についても、同装置10により各処理の施された画像4についても、全て表示画像4として説明する。
さらに車両用表示装置10は、自車両1において外界実像2を透過するウインドシールド1bへと向かって、取得した表示画像4を投影する。このとき、自車両1内のうち運転席1c上に着座する乗員5(以下、単に「乗員5」という)は、ウインドシールド1bにより反射した表示画像4の光束と、同シールド1bを透過した外界実像2からの光束とを、同時に知覚する。ここで、ウインドシールド1bにおける表示画像4の投影領域1eは、図2に示すように、乗員5から同シールド1bを通して外界実像2を視認可能となる範囲の略全体に、設定されている。その結果、図1の如くウインドシールド1bの前方箇所を結像点として表示される表示画像4の虚像6は、図2の如く実際の外界実像2と重畳した状態で乗員5に視認されることになる。即ち、表示画像4の虚像6は、実際の外界実像2に重畳して表示されるのである。
図1に示すように車両用表示装置10は、具体的には、ヘッドアップディスプレイ(HUD)ユニット12及び制御ユニット14を備えている。
HUDユニット12は、表示器12aに光学系12bを組み合わせてなる。HUDユニット12は、制御ユニット14からの表示指令Od(図3を参照)に従って表示器12aに光学形成した表示画像4を、光学系12bによりウインドシールド1bまで導く。その結果、ウインドシールド1bに投影される表示画像4は、同シールド1bを透過した外界実像2に虚像6として重畳表示された状態で、乗員5により視認される。このときHUDユニット12は、表示器12aにおいて表示画像4を光学形成する複数画素の各階調値を、基準色としての光の三原色R(赤),G(緑),B(青)に関してそれぞれ制御する。かかる制御の結果、表示画像4はカラー表示されることになる。
図3に示すように制御ユニット14は、マイクロコンピュータを主体に構成され、例えばCAN等の車内通信網8に接続されている。制御ユニット14は、制御プログラムの実行により、複数のブロック20,30,40,50,60,70を機能的に構築する。
パーソナル情報取得ブロック20は、乗員5の視覚特性に関連した生体情報として、パーソナル情報を取得する。具体的にパーソナル情報には、後に詳述する乗員5の視覚系感度S(図4〜7を参照)に関連した感度関連情報Ipsと、乗員5の眼球状態に関連した眼球情報Ipeとが、含まれる。
まず、感度関連情報Ipsは、乗員5の視覚系感度Sを把握するために、自車両1の入力系7を通じてパーソナル情報取得ブロック20に入力される。ここで視覚系感度Sとは、図4〜7に示すように外界実像2の色相を三原色R,G,Bに分解した場合に、各原色R,G,Bの明度に対する乗員5の感度を意味する。そこで本実施形態では、一般視認者の視覚系感度Sを標準感度S0として、乗員5の視覚系感度Sが当該標準感度S0と比較される。その結果、乗員5の視覚系感度Sについて図4〜6に示すように、標準感度S0よりも高低する明度領域Al,Ahが全原色R,G,Bに共通して存在する場合には、当該感度Sが特にコントラスト感度Scとして注目される。例えば、こうしたコントラスト感度Scは、乗員5の加齢に応じて明暗差の弁別閾が変化するのに従い、現出する。また、乗員5の視覚系感度Sについて図7に示すように、原色R,G,Bのうち一色又は二色として標準感度S0よりも低くなる低感度色Clが存在する場合には、当該感度Sが特に分光感度Ssとして注目される。例えば、こうした分光感度Ssは、乗員5の加齢に応じて水晶体が黄変するのに従い、又は乗員5の色覚障害により現出する。
このような視覚系感度Sを把握するための図3の感度関連情報Ipsは、自車両1内において乗員5により操作可能なタッチパネル又は登録キー等を入力系7として、当該入力系7から車内通信網8を介して手動入力される。あるいは、自車両1内へ持ち込まれるスマートキー又は携帯機器等から感度関連情報Ipsを受信する受信機器を入力系7として、当該入力系7での受信情報Ipsが車内通信網8を介して自動入力される。あるいは、自車両1内において指紋認証又は静脈認証等により乗員5の生体情報を認識する認証機器を入力系7として、車内通信網8を介して得られる当該入力系7の認証データに関連付けて制御ユニット14に記憶された感度関連情報Ipsが、自動入力される。尚、以上の如き感度関連情報Ipsの入力は、自車両1の乗員5が固定される場合には少なくとも一度実行されればよく、また逆に自車両1の乗員5が変更される場合にはその都度実行される。
次に、眼球情報Ipeは、瞳の位置及び向きといった乗員5の眼球状態を把握するために、自車両1の入力系7を通じてパーソナル情報取得ブロック20に入力される。そこで、眼球情報Ipeは、自車両1内において乗員5の眼球を撮影する車内撮影カメラを入力系7として、当該入力系7から車内通信網8を介して自動入力される。また、眼球状態として特に瞳の位置を把握するための眼球情報Ipeは、自車両1内において運転席1cのシートバック位置、又は運転席1c上での乗員5の着座位置、又は運転席1cに付設のステアリングハンドル若しくはシートベルトの位置等を検出するセンサを入力系7として、当該入力系7から車内通信網8を介して自動入力される。
自車両情報取得ブロック30は、乗員5による自車両1の運転状態に関連した情報として、自車両情報Idを取得する。ここで自車両1の運転状態とは、乗員5によるステアリングハンドルの操舵角や、乗員5によるアクセルペダルの踏み込み量、乗員5によるブレーキペダルの踏み込み量等をいう。自車両情報取得ブロック30は、こうした自車両1の運転状態を検出するセンサを入力系7として、当該入力系7から車内通信網8を介して自動入力される運転状態に基づき、自車両1の移動速度及び移動方向といった自車両情報Idを生成する。
外界情報取得ブロック40は、外界実像2を外界撮影カメラ3に撮影させて、未処理の表示画像4を取得する。それと共に外界情報取得ブロック40は、外界撮影カメラ3により撮影される図2の外界実像2のうち、外界障害物2aに関連した情報として、図3の外界情報Ioを取得する。ここで外界障害物2aとは、自車両1の進行を妨げて衝突するおそれのある他車両や、人工構造物、人間、動物等である。外界情報取得ブロック40は、こうした外界障害物2aについて種別、自車両1との離間距離、移動速度及び移動方向といった外界情報Ioを、未処理の表示画像4から画像認識アルゴリズム等により抽出する。あるいは、車車間通信可能な他車両、又は路車間通信可能なビーコン若しくはモバイル通信基地局等から外界情報Ioを受信する受信機器を入力系7として、当該入力系7からの車内通信網8を介した受信情報Ioが外界情報取得ブロック40に自動入力される。
視点変換ブロック50は、外界情報取得ブロック40により取得された未処理の表示画像4を、視点変換する。具体的に視点変換ブロック50は、座標変換行列等により表示画像4の視点を、外界撮影カメラ3の撮像素子3aによる図1の撮影視点Vcから、乗員5による同図の乗員視点Vpへと変換する。このとき、パーソナル情報取得ブロック20により取得された眼球情報Ipeに基づくことで、乗員視点Vpの現在位置又は将来位置が推定される。またこのとき、外界実像2のうち推定された乗員視点Vpから注視される注視点については、自車両情報取得ブロック30により取得された自車両情報Idと、外界情報取得ブロック40により取得された外界情報Ioとに基づくことで、その現在位置又は将来位置が推定される。さらにこのとき、推定された注視点を中心視野として外界実像2が映り込むように、表示画像4の視点が変換されることになる。尚、乗員視点Vp及び注視点の推定は、予め制御ユニット14に記憶されているテーブル若しくはマップ等のパラメータを用いることで、又は予め制御ユニット14に記憶されているは基準データをキャリブレーションすることによって、実行される。
図3の補正ブロック60は、視点変換ブロック50により視点変換された表示画像4の色調を、補正する。具体的に補正ブロック60は、パーソナル情報取得ブロック20により取得された感度関連情報Ipsに基づき乗員5の視覚系感度Sを確定し、当該確定感度Sに合わせた色調補正を表示画像4に対して施す。以下、視覚系感度Sとして先述の如く注目されるコントラスト感度Sc及び分光感度Ssにそれぞれ合わせて、表示画像4の色調補正を実行した場合につき、詳しく説明する。
尚、図4〜7を参照する以下の説明において「シャドウ側明度」とは、表示画像4を与える各原色R,G,Bの階調値のうち最も暗い側の値(例えば「0」)に対応した、外界実像2の明度を意味する。また、「ハイライト側明度」とは、表示画像4を与える各原色R,G,Bの階調値のうち最も明るい側の値(例えば「255」)に対応した、外界実像2の明度を意味する。さらに、「中間明度」とは、表示画像4を与える各原色R,G,Bの階調値のうち中央値(例えば「123」)に対応した、外界実像2の明度を意味する。またさらに、「標準感度S0の対応値」とは、標準感度S0の乗員5に視認される外界実像2に表示画像4を重畳表示させても、当該外界実像2の色調を許容誤差範囲内で変化させないように、各原色R,G,Bに対する標準感度S0を明度毎に表示画像4の階調値と対応させた値を意味する。
図4は、標準感度S0よりも低感度となる低感度明度領域Alがシャドウ側明度からハイライト側明度に跨って全原色R,G,Bに共通して存在するコントラスト感度Scに対して、表示画像4の色調補正を実行する場合の例を示している。この場合、コントラスト感度Scと標準感度S0との差が大きい明度ほど、表示画像4を与える低感度明度領域Alの階調値を、標準感度S0の対応値よりも高く設定する。
図5は、標準感度S0よりも高感度となる高感度明度領域Ahがシャドウ側明度からハイライト側明度に跨って全原色R,G,Bに共通して存在するコントラスト感度Scに対して、表示画像4の色調補正を実行する場合の例を示している。この場合、コントラスト感度Scと標準感度S0との差が大きい明度ほど、表示画像4を与える高感度明度領域Ahの階調値を、標準感度S0の対応値よりも低く設定する。
図6は、高感度明度領域Ahがシャドウ側明度から中間明度に跨って且つ低感度明度領域Alが中間明度からハイライト側明度に跨って全原色R,G,Bに共通して存在するコントラスト感度Scに対して、表示画像4の色調補正を実行する場合の例を示している。この場合、表示画像4を与える高感度明度領域Ahの階調値を、シャドウ側明度及び中間明度へ近づくほど標準感度S0との差が小さくなるように、標準感度S0の対応値よりも低く設定する。それと共に、表示画像4を与える低感度明度領域Alの階調値を、中間明度及びハイライト側明度へ近づくほど標準感度S0の対応値との差が小さくなるように、当該対応値よりも高く設定する。
このように、標準感度S0よりも高低する明度領域Al,Ahが全原色R,G,Bに共通して存在するコントラスト感度Scの乗員5に対しては、それら全原色R,G,Bに関して表示画像4の階調値を補正するのである。尚、明度領域Al,Ahの範囲は、乗員5のコントラスト感度Scに応じて、図4〜6にそれぞれ示されるもの以外であっても勿論よく、その範囲での階調値補正を補正ブロック60により実行する。
図7は、シャドウ側明度からハイライト側明度に跨って標準感度S0よりも低感度となる原色R,Bが低感度色Clとして存在する分光感度Ssに対して、表示画像4の色調補正を実行する場合の例を示している。この場合、表示画像4を与える低感度色Clとしての原色R,Bの階調値を、シャドウ側明度及びハイライト側明度へ近づくほど標準感度S0の対応値との差が小さくなるように且つ中間明度へ近づくほどその差が大きくなるように、当該対応値よりも高く設定する。
このように、標準感度S0よりも低くなる低感度色Clが原色R,G,Bのうち一色又は二色存在する分光感度Ssの乗員5に対しては、当該低感度色Clに関して表示画像4の階調値を補正するのである。尚、図7の場合において、標準感度S0とは許容誤差範囲内にて実質同一感度となっている原色Gに関しては、当該標準感度S0の対応値をそのまま表示画像4の階調値に設定する。また同様に、全原色R,G,Bに対する視覚系感度Sが標準感度S0とは許容誤差範囲内にて実質同一感度となっている場合には、それら全原色R,G,Bに関して、当該標準感度S0の対応値をそのまま表示画像4の階調値に設定する。
図3の表示制御ブロック70は、視点変換ブロック50により視点変換された後に補正ブロック60により色調補正された表示画像4を、表示器12aに光学形成してウインドシールド1bへと投影させるように、表示指令OdをHUDユニット12に与える。その結果、図8の(b)に示すように色調補正された表示画像4に映る外界実像2の虚像6は、同図の(a)に示すようにウインドシールド1bを通して乗員5に視認される実際の外界実像2の全域に対し、同図の(c)に示すように位置合わせして重畳表示される。このときの位置合わせでは、表示画像4に映り込む外界実像2の虚像6の輪郭6aと、ウインドシールド1bを通した実際の外界実像2の輪郭2bとを、乗員5の眼に関する分解能の範囲内にて実質一致させることで、当該乗員5の感じる違和感を抑制する。そのために本実施形態では、表示制御ブロック70からHUDユニット12への表示指令Odに応じた表示画像4の投影により輪郭6a,2b同士を実質一致させるための視点変換を、先の視点変換ブロック50により実行しておくのである。
以上より本実施形態では、HUDユニット12と視点変換ブロック50と表示制御ブロック70とが共同して「位置制御手段」を構成している。また、パーソナル情報取得ブロック20と自車両情報取得ブロック30と外界情報取得ブロック40とが共同して「情報取得手段」を構成している。さらに、補正ブロック60が「補正手段」に相当し、外界撮影カメラ3が「撮影手段」に相当している。
(制御フロー)
以下、本実施形態による制御フローを、図9に基づき詳細に説明する。尚、本制御フローは、自車両1のエンジンスイッチがオンされるのに応じて開始され、同エンジンスイッチがオフされるのに応じて終了する。
まず、制御フローのS101では、乗員5の視覚系感度Sに関連した感度関連情報Ipsを、パーソナル情報取得ブロック20により取得する。
次に、S102では、乗員5の眼球状態に関連した眼球情報Ipeと、自車両1の運転状態に関連した自車両情報Idとをそれぞれ、パーソナル情報取得ブロック20と自車両情報取得ブロック30とにより取得する。それと共に、S102では、未処理の表示画像4と、外界実像2のうち外界障害物2aに関連した外界情報Ioとを共に、外界情報取得ブロック40により取得する。
続いて、S103では、S102において取得された未処理の表示画像4の視点を、撮像素子3aによる撮影視点Vcから乗員5による乗員視点Vpへと、視点変換ブロック50により変換する。このとき、特にS103では、S102において取得された眼球情報Ipeに基づくことで、乗員視点Vpの現在位置又は将来位置を推定する。それと共に、S103では、外界実像2のうち推定された乗員視点Vpから注視される注視点につき、S102において取得された自車両情報Id及び外界情報Ioに基づくことで、その現在位置又は将来位置を推定する。さらにS103では、推定された注視点を中心視野として外界実像2が映り込むように、表示画像4の視点を変換するのである。
また続いて、S104では、視点変換ブロック50により視点変換された表示画像4の色調を、補正ブロック60により補正する。このとき、特にS104では、コントラスト感度Sc及び分光感度Ssといった視覚系感度Sを、S101において取得された感度関連情報Ipsに基づき確定する。それと共に、S104では、確定した視覚系感度Sに合わせるように、表示画像4の色調補正を実行するのである。
さらに続いて、S105では、表示指令OdをHUDユニット12に与えることで、S104にて色調補正された表示画像4を表示器12aに光学形成して、ウインドシールド1bへと投影させる。その結果、色調補正された表示画像4に映り込む外界実像2の虚像6は、ウインドシールド1bを透過して乗員5に視認される実際の外界実像2と位置合わせして、重畳表示される。以上の後、S101へと戻ることで、エンジンスイッチがオフされるまではS101〜S105が繰り返し実行されて、虚像6と外界実像2との重畳表示が継続されるのである。
(作用効果)
以上説明した本実施形態の作用効果を、以下に詳細に説明する。
本実施形態によると、表示画像4に映り込む外界実像2の虚像6は、ウインドシールド1bを通して乗員5に視認される実際の外界実像2と位置合わせされることで、運転障害となるのを回避しつつ当該実際の外界実像2に重畳表示され得る。ここで表示画像4の色調は、乗員5のパーソナル情報として取得された感度関連情報Ipsに基づき確定される視覚系感度Sに合わせるようにして、補正される。これにより実際の外界実像2は、視覚系感度Sに合わせて色調補正された虚像6の重畳表示状態にて、乗員5に視認されることになるので、当該乗員5による外界実像2の適切な色調認識をアシストできる。故に、外界実像2の視認性を保証することが可能となる。
また、本実施形態によると、視覚系感度Sとしてのコントラスト感度Scに合わせて、表示画像4の色調が補正される。これにより実際の外界実像2は、コントラスト感度Scに合わせて色調補正された虚像6の重畳表示状態で乗員5に視認されることになるので、当該乗員5による外界実像2の適切な明度認識をアシストできる。故に、外界実像2の高い視認性を保証することが可能となる。
さらに、本実施形態によると、コントラスト感度Scが標準感度S0よりも低い低感度明度領域Alが存在する場合には、表示画像4を与える低感度明度領域Alの階調値が当該標準感度S0の対応値よりも高く設定される。これにより、低感度明度領域Alでは高輝度に補正された虚像6が実際の外界実像2に重畳表示されることで、標準感度S0よりもコントラスト感度Scの低い乗員であっても、当該外界実像2の明度を適切に認識可能となる。
それと共に、本実施形態によると、コントラスト感度Scが標準感度S0よりも高い高感度明度領域Ahが存在する場合には、表示画像4を与える高感度明度領域Ahの階調値が当該標準感度S0の対応値よりも低く設定される。これにより、高感度明度領域Ahでは低輝度に補正された虚像6が実際の外界実像2に重畳表示されることで、標準感度S0よりもコントラスト感度Scの高い乗員であっても、当該外界実像2の明度を適切に認識可能となる。
またさらに、本実施形態によると、視覚系感度Sとしての分光感度Ssに合わせて、表示画像4の色調が補正される。これにより実際の外界実像2は、分光感度Ssに合わせて色調補正された虚像6の重畳表示状態にて、乗員5に視認されることになるので、当該乗員5による外界実像2の適切な色相認識をアシストできる。故に、外界実像2の高い視認性を保証することが可能となる。
加えて、本実施形態によると、乗員5の分光感度Ssが標準感度S0よりも低い低感度色Clが存在する場合には、表示画像4を与える低感度色Clの階調値が当該標準感度S0の対応値よりも高く設定される。これにより、低感度色Clに関して高輝度に補正された虚像6が実際の外界実像2に重畳表示されることで、標準感度S0よりも分光感度Ssの低い乗員であっても、当該外界実像2の色相を適切に認識可能となる。
また加えて、本実施形態によると、外界実像2に重畳表示させる表示画像4の視点は、外界撮影カメラ3による撮影視点Vcから、乗員5による乗員視点Vpへと変換される。こうして乗員視点Vpの画像へと変換された表示画像4に映り込む外界実像2は、乗員5により視認される実際の外界実像2と正確に位置合わせして重畳表示されることとなるので、視覚系感度Sに合わせた色調補正も正確なものとなる。故に、外界実像2の高い視認性についての信頼度を高めることが可能となる。
さらに加えて、本実施形態による表示画像4は、外界撮影カメラ3により撮影される外界実像2のうち外界障害物2aに関連した外界情報Ioと、乗員5による自車両1の運転状態に関連した自車両情報Idとに基づき視点変換される。こうした視点変換によれば、時々刻々と変化する外界障害物2aと自車両1との相対状態を、リアルタイムに又は予測的に表示画像4の重畳表示状態へと反映させることができる。その結果、表示画像4に映る外界実像2の虚像6と実際の外界実像2との視点変換による位置ずれは、生じ難くなる。故に、視覚系感度Sに合わせた色調補正を正確なものとして、外界実像の高い視認性についての信頼度を高めることが可能となる。
またさらに、本実施形態による表示画像4は、乗員5のパーソナル情報として眼球状態に関連して取得された眼球情報Ipeに基づき、視点変換される。こうした視点変換によれば、時々刻々と変化する乗員5の眼球状態を、リアルタイムに又は予測的に表示画像4の重畳表示状態へと反映させることができる。その結果、表示画像4に映る外界実像2の虚像6と実際の外界実像2との視点変換による位置ずれは、生じ難くなる。故に、視覚系感度Sに合わせた色調補正を正確なものとして、外界実像2の高い視認性についての信頼度を高めることが可能となる。
(他の実施形態)
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、当該実施形態に限定して解釈されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態に適用することができる。
具体的に変形例1では、視覚系感度Sとしてのコントラスト感度Sc及び分光感度Ssのうち一方のみに対して、表示画像4の色調補正を実行してもよい。また、変形例2では、コントラスト感度Scおいて現出する低感度明度領域Al及び高感度明度領域Ahのうち一方のみに対して、表示画像4の色調補正を実行してもよい。さらに、変形例3では、外界情報Ioと自車両情報Idと眼球情報Ipeとのうち一種類又は二種類の情報のみに基づき、表示画像4の視点変換を実行してもよい。
変形例4では、色調補正された表示画像4に映り込む外界実像2の虚像6について、ウインドシールド1bを通して乗員5に視認される実際の外界実像2の一部、例えば外界障害物2aのみと位置合わせしてもよい。また、変形例5では、各ブロック20,30,40,50,60,70のうち少なくとも一つを、制御プログラムの実行により機能的に構築する代わりに、電気回路により物理的に構築してもよい。さらに、変形例6では、自車両1の「投影部材」として、ウインドシールド1b以外の要素、ウインドシールド1bの室内側の面に貼り付けられた又はウインドシールド1bとは別体に形成されたコンバイナ等を、採用してもよい。
変形例7では、自車両1においてフロントグリル等の車室外に設置された外界撮影カメラ3により、ウインドシールド1bを通さないで外界実像2を撮影してもよい。また、変形例8では、補正ブロック60により色調補正された表示画像4に対して、視点変換ブロック50による視点変換を施してもよい。この場合、制御フローについてS103とS104との実行順を入れ替える。
1 自車両、1b ウインドシールド、2 外界実像、2a 外界障害物、3 外界撮影カメラ、4 表示画像、5 乗員、6 虚像、10 車両用表示装置、12 HUDユニット12、14 制御ユニット、20 パーソナル情報取得ブロック、30 自車両情報取得ブロック、40 外界情報取得ブロック、50 視点変換ブロック、60 補正ブロック、70 表示制御ブロック、Ah 高感度明度領域、Al 低感度明度領域、Cl 低感度色、Id 自車両情報、Io 外界情報、Ip 感度関連情報、Ipe 眼球情報、Ips 感度関連情報、Od 表示指令、S 視覚系感度、S0 標準感度、Sc コントラスト感度、Ss 分光感度、Vc 撮影視点、Vp 乗員視点

Claims (9)

  1. 自車両(1)において、外界実像(2)を撮影手段(3)に撮影させて表示画像(4)を取得し、前記外界実像を透過する投影部材(1b)へ前記表示画像を投影することにより、前記表示画像の虚像(6)を前記外界実像に重畳表示する車両用表示装置(10)であって、
    前記自車両内において前記虚像と前記外界実像との重畳表示を視認する乗員(5)のパーソナル情報として、視覚系感度(S)に関連した感度関連情報(Ips)を取得する情報取得手段(20,30,40)と、
    前記情報取得手段により取得された前記感度関連情報に基づき確定される前記視覚系感度に合わせて、前記表示画像の色調を補正する補正手段(60)と、
    前記補正手段により前記色調の補正された前記表示画像に映り込む前記外界実像の前記虚像を、前記投影部材を通して前記乗員に視認される前記外界実像と位置合わせして、重畳表示させる位置制御手段(12,50,70)とを、備えることを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記補正手段は、前記視覚系感度としてのコントラスト感度(Sc)に合わせて、前記表示画像の色調を補正することを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 前記補正手段は、前記コントラスト感度が標準感度(S0)よりも低い低感度明度領域(Al)が存在する場合に、前記表示画像を与える前記低感度明度領域の階調値を、当該標準感度に対応する値よりも高く設定することを特徴とする請求項2に記載の車両用表示装置。
  4. 前記補正手段は、前記コントラスト感度が標準感度(S0)よりも高い高感度明度領域(Ah)が存在する場合に、前記表示画像を与える前記高感度明度領域の階調値を、当該標準感度に対応する値よりも低く設定することを特徴とする請求項2又は3に記載の車両用表示装置。
  5. 前記補正手段は、前記視覚系感度としての分光感度(Ss)に合わせて、前記表示画像の色調を補正することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用表示装置。
  6. 前記補正手段は、前記分光感度が標準感度よりも低い低感度色が存在する場合に、前記表示画像を与える前記低感度色の階調値を、当該標準感度に対応する値よりも高く設定することを特徴とする請求項5に記載の車両用表示装置。
  7. 前記位置制御手段は、前記外界実像に重畳表示させる前記表示画像の視点を、前記撮影手段による撮影視点(Vc)から、前記乗員による乗員視点(Vp)へ変換することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の車両用表示装置。
  8. 前記位置制御手段は、前記撮影手段により撮影される前記外界実像のうち外界障害物(2a)に関連した外界情報(Io)と、前記乗員による前記自車両の運転状態に関連した自車両情報(Id)とに基づき、前記表示画像を視点変換することを特徴とする請求項7に記載の車両用表示装置。
  9. 前記情報取得手段は、前記乗員のパーソナル情報として、眼球状態に関連した眼球情報(Ipe)を取得し、
    前記位置制御手段は、前記情報取得手段により取得された前記眼球情報に基づき、前記表示画像を視点変換することを特徴とする請求項7又は8に記載の車両用表示装置。
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