JP2016023416A - 載置台およびこれを利用した保管方法 - Google Patents

載置台およびこれを利用した保管方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016023416A
JP2016023416A JP2014146102A JP2014146102A JP2016023416A JP 2016023416 A JP2016023416 A JP 2016023416A JP 2014146102 A JP2014146102 A JP 2014146102A JP 2014146102 A JP2014146102 A JP 2014146102A JP 2016023416 A JP2016023416 A JP 2016023416A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
edge
plate
support plate
support
shaft plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014146102A
Other languages
English (en)
Inventor
哲郎 谷口
Tetsuro Taniguchi
哲郎 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dan Kogyo Kk
Original Assignee
Dan Kogyo Kk
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dan Kogyo Kk filed Critical Dan Kogyo Kk
Priority to JP2014146102A priority Critical patent/JP2016023416A/ja
Publication of JP2016023416A publication Critical patent/JP2016023416A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
  • Pallets (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、運搬や保管の際にはコンパクトにすることができるため使い勝手が良く、軽量化が図られた載置台およびこれを利用した保管方法を提供する。
【解決手段】本発明を適用した載置台の一例である載置台Aは、略長方形の形状を有する軸板1と、軸板1に略直角に組み合わされる補助板2および支持板3から成る。軸板1は、挟持部10および挟持部11を有する。支持板2は挟持部20を有し、支持板3は挟持部30を有する。軸板1は、挟持部10を上に向け配置されており、この挟持部10に、支持板2の挟持部20を向かい合わせにして嵌め合わせ、支持板2を軸板1に対し、平面視で十字状となるように略直角に組み合わせてある。軸板1の挟持部11には、支持板3の挟持部30を向かい合わせにして嵌め合わせ、支持板3を軸板1に対し、平面視で十字状になるように略直角に組み合わせてある。
【選択図】 図1

Description

本発明は載置台およびこれを利用した保管方法に関する。詳しくは、運搬や保管の際にはコンパクトにすることができるため使い勝手が良く、軽量化が図られた載置台およびこれを利用した保管方法に関するものである。
建築現場では、資材を仮置きする際、厘木(りんぎ)などの木材や、ブロックなどを床に設置し、その上に資材を載置していた。厘木などの上に資材を置くことで、資材を床面から一定の高さに載置することができるため、汚れが付着するのを防ぐことができ、また、フォークリフトなどの爪を資材の下側に差し込ませることにより、資材を容易に持ち上げることができる。
しかし、厘木やブロックは重さがあるため、厘木やブロックの設置作業や移設作業は常に危険が伴っていた。また、建築作業が終了し、現場から撤去する場合には、重量のある厘木やブロックをトラック等の荷台に乗せ、次の現場へ運ばなければならず、重労働であった。また、現場に放置されることがしばしばあった。
これらの点を改善するため、特許文献1に示すように、樹脂部材を材料として用いることにより、軽量化が図られた厘木が提案されている。
実用新案登録第2577643号公報
しかしながら、特許文献1に記載された考案を適用した厘木は、射出成形により形成される部材であるため、事前に金型を製作することが必要となり、製造コストが嵩んでしまう。
また、特許文献1に記載された考案を適用した厘木は、単体としてコンパクトに変形させたり、折りたたむことはできないため、複数個を重ねた場合にはかさばってしまい、取り扱いがしにくい。
また、特許文献1に記載された考案を適用した厘木は、中身が詰まった中実構造であり、個々が相当な重量を有しているため、持ち運びに不便である。
本発明は、以上の点に鑑みて発明されたものであり、運搬や保管の際にはコンパクトにすることができるため使い勝手が良く、軽量化が図られた載置台およびこれを利用した保管方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の載置台は、板状に形成され、第一の縁部と、該第一の縁部の反対側に設けられた第二の縁部と、前記第一の縁部又は前記第二の縁部から、同第一の縁部と同第二の縁部の略中間位置まで切り込んで形成された主挟持部とを有する軸板と、板状に形成され、第一の支持縁部と、該第一の支持縁部の反対側に設けられた第二の支持縁部と、前記主挟持部と相対する位置となる側から、前記第一の支持縁部と前記第二の支持縁部の略中間位置まで切り込んで形成された副挟持部とを有し、前記主挟持部に前記副挟持部を合わせて嵌め込み、前記軸板を前記副挟持部で挟持して、前記軸板と十字状に組み合わされ、前記第一の縁部と前記第一の支持縁部、および前記第二の縁部と前記第二の支持縁部がそれぞれ略同一平面上に位置すると共に、前記軸板と取り外し可能な支持板とを備える。
ここで、軸板および支持板が板状に形成されたことによって、載置台を分解する際には、複数の板に分解することができるので、コンパクトに重ねてまとめることが可能で、容易に持ち運ぶことができ、使用しないときの保管もしやすい。
また、軸板が、第一の縁部又は第二の縁部から、第一の縁部と第二の縁部の略中間位置まで切り込んで形成された主挟持部を有し、かつ、支持板が、主挟持部と対向する位置となる側から、第一の支持縁部と第二の支持縁部の略中間位置まで切り込んで形成された副挟持部を有することによって、主挟持部に支持板を嵌め込むことができると同時に、副挟持部に軸板を嵌め込むことができる。
また、軸板と支持板が十字状に組み合わされることによって、軸板を倒す方向に力が加えられても、軸板と略直角に交わる支持板の第一の支持縁部若しくは第二の支持縁部が床と接しているので、軸板は倒れにくくなる。
また、軸板と支持板が十字状に組み合わされることによって、支持板を倒す方向に力が加えられても軸板の第一の縁部若しくは第二の縁部が床と接しているので、支持板は倒れにくくなる。
また、第一の縁部と第一の支持縁部、及び第二の縁部と第二の支持縁部がそれぞれ略同一平面上に位置することによって、載置台を平坦な床に置いたとき、載置台は傾くことなく、床に直立することができる。
また、第一の縁部と第一の支持縁部、及び第二の縁部と第二の支持縁部がそれぞれが略同一平面上に位置することによって、例えば載置台を複数配置した場合も、各載置台は、載置物を傾かせることなく、略水平に支持することができる。
また、軸板と支持板が取り外し可能に設けられていることによって、載置台を他所へ運ぶ際は、軸板と支持板を取り外せば、複数の板になるので、コンパクトに折りたたむことができ、取り扱いが容易である。
また、軸板に主挟持部が複数設けられた場合には、主挟持部と同数の支持板を挟持して組み合わせることが可能になり、より強度の高い載置台にすることができる。
また、支持板に副挟持部が複数設けられた場合には、副挟持部と同数の軸板を挟持して組み合わせることが可能になり、より強度の高い載置台にすることができる。
また、軸板および支持板の何れか一方又は双方が、ハニカムボードにより形成された場合には、例えば合成樹脂等により中実につくられた板材で形成された場合と比べ、充分な強度を保持しつつ、軽量化を図ることができる。
また、軸板および支持板は厚み方向が水平になるように設けられた場合には、軸板と支持板の厚み方向の断面部分のみが床に接地し、載置台全体の接地面積が少なくなるので、載置台をスリムな形状にすることができ、載置台がフォークリフトの爪に当たるなどして、作業の妨げになることを防止できる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の載置台を利用した保管方法は、板状に形成され、第一の縁部と、該第一の縁部の反対側に設けられた第二の縁部と、前記第一の縁部又は前記第二の縁部から、同第一の縁部と同第二の縁部の略中間位置まで切り込んで形成された主挟持部とを有する軸板と、板状に形成され、第一の支持縁部と、該第一の支持縁部の反対側に設けられた第二の支持縁部と、前記主挟持部と相対する位置となる側から、前記第一の支持縁部と前記第二の支持縁部の略中間位置まで切り込んで形成された副挟持部とを有し、前記主挟持部に前記副挟持部を合わせて嵌め込み、前記軸板を前記副挟持部で挟持して、前記軸板と十字状に組み合わされ、前記第一の縁部と前記第一の支持縁部、および前記第二の縁部と前記第二の支持縁部がそれぞれ略同一平面上に位置すると共に、前記軸板と取り外し可能な支持板とを備える載置台を床の適宜位置に、1つまたは複数配置し、載置物を載置台の上に載せて、載置物を床との間に空間を設けて保管する。
ここで、載置台を床の適宜位置に、例えば1つ配置することによって、載置台が載置物の下側略中央に位置するように載置物を載置台の上に載置し、載置台を挟むように、載置台の両側にフォークリフトの爪を差し込んで上昇させれば、載置物を、フォークリフトの爪に容易に乗せることができる。
また、載置台を床の適宜位置に、例えば複数配置することによって、載置台を資材の下側に間隔をおいて配置し、各載置台の間にフォークリフトの爪を一本ずつ差し込んで上昇させれば、載置物を、フォークリフトの爪に容易に乗せることができる。
また、載置物を床との間に空間を設けることによって、載置物を傷つけることなく、載置物と床との間にフォークリフトの爪を容易に差し込むことができる。
また、載置物を床との間に空間を設けて保管することによって、載置物に床の汚れを付着させにくくすることができると共に、載置物下面側の通気状態も良好に維持することができる。
なお、特許請求の範囲にいう主挟持部、及び副挟持部の「主」、「副」の用語は、両挟持部の違いを明確にするため便宜上使用した用語であって、程度や関係をあらわす意味で使用したものではない。
本発明は、運搬や保管の際にはコンパクトにすることができるため使い勝手が良く、軽量化が図られた載置台およびこれを利用した保管方法を提供することができる。
本発明に係る載置台の第1の実施の形態を示し、各板の一部を切り欠いて内部の構造をあらわした斜視説明図である。 図1に示した載置台の分解斜視図である。 本発明に係る載置台の第2の実施の形態を示す斜視図である。 図3に示した載置台の分解斜視図である。 図1、図2に示す載置台の使用状態を示し、(a)は平面視説明図、(b)はフォークリフトの図示を省略した正面視説明図である。
以下、本発明の実施の形態について図1ないし図5を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。
〔第1の実施の形態〕
図1に示すように、本発明を適用した載置台の一例である載置台Aは、軸板1と、軸板1に十字状となるように略直角に組み合わされる支持板2および支持板3から成る。軸板1は、本発明を適用した軸板の一例であり、支持板2および支持板3は、本発明を適用した載置台の支持板の一例である。
軸板1、支持板2および支持板3は、ハニカム構造を有するプラスチック製の板材の両面にシートを貼った構造のハニカムボードにより形成されている。なお、これら各板は、合成樹脂等で中実につくられた材料で形成することもできる。
軸板1、支持板2および支持板3は、本実施例では川上産業株式会社の「プラパール」(登録商標第1006430号 第5208125号)を使用しているが、これに限定するものではなく、強度が充分な他のハニカムボードを採用することもできる。
図2に示すように、軸板1は、略長方形の形状に形成され、挟持部10および挟持部11を有する。挟持部10および挟持部11は、本発明を適用した主挟持部の一例であり、軸板1の第1の縁部101の側から、反対側の第二の縁部102側へ向け形成されている。
挟持部10は、軸板1の長手方向の一端から、軸板1の長手方向の約4分の1の長さの位置に設けられ、挟持部10の入り口は、わずかに斜めに切り欠かれている。また、挟持部10は、軸板1の第一の縁部101と第二の縁部102の略中央付近まで細長く切り込まれて形成されており、切り込まれた部分の突き当りには終端12が形成されている。
挟持部11は、軸板1の長手方向の他端から、軸板1の長手方向の約4分の1の長さの位置に設けられ、挟持部11の入り口は、わずかに斜めに切り欠かれている。また、挟持部11は、軸板1の第一の縁部101と第二の縁部102の略中央付近まで細長く切り込まれて形成されており、切り込まれた部分の突き当りには終端13が形成されている。
図2に示すように、支持板2は、略長方形の形状に形成され、軸板1の長手方向の略4分の1の長さを有している。また、支持板2は、本発明を適用した副挟持部の一例である挟持部20を有する。
挟持部20は、支持板2の長手方向の略中央付近に設けられ、挟持部20の入り口は、わずかに斜めに切り欠かれている。また、挟持部20は、第1の支持縁部201から第二の支持縁部202の略中央付近まで細長く切り込まれて形成されており、切り込まれた部分の突き当りには終端21が形成されている。
図2に示すように、支持板3は、略長方形の形状に形成され、軸板1の長手方向の略4分の1の長さを有している。また、支持板3は、本発明を適用した副挟持部の一例である挟持部30を有する。
挟持部30は、支持板3の長手方向略中央付近に設けられ、挟持部30の入り口は、わずかに斜めに切り欠かれている。また、挟持部30は、第1の支持縁部301から第二の支持縁部302の略中央付近まで、細長く切り込まれて形成されており、切り込まれた部分の突き当りには終端31が形成されている。
軸板1は、挟持部10を上に向け配置されており、この挟持部10に、支持板2の挟持部20を向かい合わせにして嵌め合わせ、支持板2を軸板1に対し、平面視で十字状となるように略直角に組み合わせてある。
軸板1と支持板2は、軸板1の挟持部10の終端12と、支持板2の挟持部20の終端21が接するまで押し込まれており、また、軸板1と支持板2は、略同一の厚みを有することにより、互いに隙間なく、嵌めこまれており、挟持部10に支持板2を嵌め込むことができると同時に、挟持部20に軸板1を嵌め込むことができる。
軸板1の挟持部11には、支持板3の挟持部30を向かい合わせにして嵌め合わせ、支持板3を軸板1に対し、平面視で十字状になるように略直角に組み合わせてある。
軸板1と支持板3は、軸板1の挟持部11の終端13と、支持板3の挟持部30の終端31が接するまで押し込まれており、また、軸板1と支持板3は、略同一の厚みを有することにより、互いに隙間なく、嵌めこまれており、挟持部11に支持板3を嵌め込むことができると同時に、挟持部30に軸板1を嵌め込むことができる。
ここで、軸板1と支持板2および支持板3が嵌め合わされることにより、載置台Aは平面視において、全体としてほぼ「キ」の文字状に形成される。
また、軸板1の第一の縁部101と支持板2の第一の支持縁部201、および支持板3の第一の支持縁部301、及び軸板1の第二の縁部102と支持板2の第二の支持縁部202、および支持板3の第二の支持縁部302がそれぞれ略同一平面上に位置する。
また、軸板1と支持板2および支持板3は、同じ厚みを有することにより、軸板1は、挟持部20および挟持部30と隙間なく嵌合し、容易に離脱することはないが、分離することは可能である。
また、軸板1から支持板2および支持板3を取り外すと、3枚の板に分解することができるので、形状の点において、持ち運びの際の取り扱いが容易である。
また、軸板1、支持板2および支持板3は、ハニカム構造を有することにより、軽量化が図られると同時に、強度を兼ね備えることができるため、重さの点において、持ち運びの際の取り扱いが容易である。
なお、耐荷重性については、平成26年2月27日、一般財団法人建材試験センター 西日本試験所(山口県山陽小野田市大字山川)において、圧縮荷重を測定したところ、最大荷重は、載置台A一台で約3263kgfであるとの結果を得ており、通常の使用に耐えうる強度を有しているので、充分に載置台として使用することができる。
また、軸板1の挟持部10および挟持部11、支持板2の挟持部20および支持板3の挟持部30は、それぞれの切込口が斜めに切り欠かれてガイドとなっているので、挟持部10および挟持部11に、支持板2の挟持部20および支持板3の挟持部30を容易に嵌合することができる。
ここで、軸板1の長さと支持板2および支持板3の長さは特に限定するものではない。載置物である資材の大きさに応じて、適宜変更することができる。
また、支持板の枚数は特に限定するものではない。支持板の枚数が多ければ耐荷重性が増すため、資材の大きさや資材の重量に応じて、適宜変更することができる。
また、ハニカム構造を構成する各六角形の筒体の大きさは特に限定するものではなく、資材を載置できる耐荷重性を有していればよい。
また、軸板および支持板の厚みは特に限定するものではない。資材を載置できる耐荷重性を有していればよい。
また、軸板1の挟持部10および挟持部11、支持板2の挟持部20および支持板3の挟持部30の切込口は、必ずしも斜めに切り欠かれている必要はないが、斜めに切り欠かれている方が、各挟持部を差込みやすくできる点で都合が良い。
(作用)
図5を参照し、載置台Aの作用を説明する。
資材を保管する場所に、1枚の軸板1と、二枚の支持板2および支持板3を準備する。軸板1の挟持部10と支持板2の挟持部20、軸板1の挟持部11と支持板3の挟持部30を嵌めあわせ、載置台Aを作る。載置台Aと同様にして、別に載置台A'を作る。
図5(a)に示すように、載置台A及び載置台A'を平坦な床に並べて置き、その上に、資材Bを載せる。載置台A及び載置台A'では、軸板1の第一の縁部101と支持板2の第一の支持縁部201、および支持板3の第一の支持縁部301、及び軸板1の第二の縁部102と支持板2の第二の支持縁部202、支持板3の第二の支持縁部302がそれぞれ略同一平面上に位置することによって、載置台A及び載置台A'は傾くことなく、床に直立することができる。また、載置台A及び載置台A'は、資材Bを傾かせることなく、略水平に支持することができる。更に、必要に応じて、この状態で資材Bを保管することができる。
図5(b)に示すように、フォークリフトの爪部FおよびF'を、載置台Aおよび載置台A'を挟むように、載置台Aおよび載置台A'の両側に差込んで上昇させれば、資材Bはフォークリフトの爪部FおよびF'に載置される。
作業後は、載置台Aおよび載置台A'の支持板を軸板から取り外し、載置台Aおよび載置台A'を板状にする。
上記したように、この資材Bの下側にフォークリフトの爪部FおよびF'を差し入れて上昇させることにより、資材Bを傷つけることなく、資材Bをフォークリフトの爪部FおよびF'に乗せることができ、容易に他所へ運ぶことができる。
また、載置台Aの高さは、フォークリフトの爪部FおよびF'が差し込まれるのに充分な高さを有しているので、フォークリフトの爪部FおよびF'を資材Bの下側にスムーズに入れることができる。
また、載置台Aは、軸板1と支持板2および支持板3とが、略直角に嵌め合わされるので、軸板1と支持板2および支持板3は互いに支え合う構造となっている。このため、載置台Aおよび載置台A'の上に資材を載置しても、載置台Aおよび載置台A'が容易に傾くことはなく、資材を安定して載置することができる。
また、資材Bを移動させた後、載置台Aおよび載置台A'を他の場所へ移動させる際、載置台Aおよび載置台A'はハニカム構造を有することにより軽量化されているので、容易に、かつ安全に持ち運ぶことができる。
また、資材が幅広である場合には、載置台Aおよび載置台A'を軸板1の長手方向にずらして並べることにより、軸板1の長手方向に長く伸びた載置台を形成することができるので、より幅広の資材を載置することができる。
また、作業終了後は、載置台Aおよび載置台A'の支持板2および支持板3を軸板1から取り外して分離し、載置台Aおよび載置台A'を板状にすることにより、コンパクトに折りたたむことができ、取り扱いが容易となる。
ここで、載置台A、載置台A'の高さは特に限定されるものではないが、フォークリフトの爪部を入れやすい高さに設定することが好ましい。
また、資材Bの載置部として使用する載置台の個数は、特に限定されるものではない。資材Bのバランスに問題がなければ、一つの載置台を載置物の下部略中央付近に配置することもできる。この場合は、載置台を両側から挟むようにフォークリフトの爪部を差し入れて上昇させることで、載置物をフォークリフトの爪部に載置することができる。
〔第2の実施の形態〕
図3に示すように、本発明を適用した載置台の一例である載置台Cは、軸板4および軸板5と、軸板4および軸板5に略直角に組み合わされる支持板6および支持板7から成る。軸板4および軸板5は、本発明を適用した軸板の一例であり、支持板6および支持板7は、本発明を適用した載置台の支持板の一例である。
軸板4および軸板5、支持板6および支持板7は、ハニカム構造を有するプラスチック製の板材の両面にシートを貼った構造のハニカムボードにより形成されている。なお、これらの各板は、合成樹脂等で中実に作られた材料で形成することもできる。
軸板4および軸板5、支持板6および支持板7は、本実施例では川上産業株式会社の「プラパール」(登録商標第1006430号 第5208125号)を使用しているが、これに限定するものではなく、強度が充分な他のハニカムボードを採用することもできる。
図4に示すように、軸板4および軸板5は、略長方形の形状に形成され、軸板4は、挟持部40および挟持部41を有し、軸板5は、挟持部50および挟持部51を有する。挟持部40、挟持部41、挟持部50および挟持部51は、本発明を適用した主挟持部の一例である。
挟持部40、挟持部41は、軸板4の第一の支持縁部401の側から、反対側の第二の支持縁部402側へ向け形成されている。挟持部50、挟持部51は、軸板5の第一の支持縁部501の側から、反対側の第二の支持縁部502側へ向け形成されている。
挟持部40は、軸板4の長手方向の一端から、軸板4の長手方向の約3分の1の長さの位置に設けられ、挟持部40の入り口は、わずかに斜めに切り欠かれている。また、挟持部40は、軸板4の第一の支持縁部401と第二の支持縁部402の中央付近まで細長く切り込まれて形成されており、切り込まれた部分の突き当りには終端42が形成されている。
挟持部41は、軸板4の長手方向の他端から、軸板4の長手方向の約3分の1の長さの位置に設けられ、挟持部41の入り口は、わずかに斜めに切り欠かれている。また、挟持部41は、軸板4の第一の支持縁部401と第二の支持縁部402の中央付近まで細長く切り込まれて形成されており、切り込まれた部分の突き当りには終端43が形成されている。
挟持部50は、軸板5の長手方向の一端から、軸板5の長手方向の約3分の1の長さの位置に設けられ、挟持部50の入り口は、わずかに斜めに切り欠かれている。また、挟持部50は、軸板5の第一の支持縁部501と第二の支持縁部502の中央付近まで細長く切り込まれて形成されており、切り込まれた部分の突き当りには終端52が形成されている。
挟持部51は、軸板5の長手方向の他端から、軸板5の長手方向の約3分の1の長さの位置に設けられ、挟持部51の入り口は、わずかに斜めに切り欠かれている。また、挟持部51は、軸板5の第一の支持縁部501と第二の支持縁部502の中央付近まで細長く切り込まれて形成されており、切り込まれた部分の突き当りには終端53が形成されている。
図4に示すように、支持板6は、略長方形の形状に形成され、軸板4および軸板5の長手方向の略3分の1の長さを有している。また、支持板6は、本発明を適用した副挟持部の一例である挟持部60および挟持部61を有する。
挟持部60は、支持板6の長手方向の一端から約4分の1の長さの位置に設けられ、挟持部61は、支持板6の長手方向の他端から約4分の1の長さの位置に設けられている。
挟持部60および挟持部61の入り口は、わずかに斜めに切り欠かれている。また、挟持部60および挟持部61は、支持板6の第一の支持縁部601と第二の支持縁部602の中央付近まで細長く切り込まれて形成されており、切り込まれた部分の突き当りには終端62および終端63が形成されている。
また、支持板7は、略長方形の形状に形成され、軸板4および軸板5の長手方向の略3分の1の長さを有している。また、支持板7は、本発明を適用した副挟持部の一例である挟持部70および挟持部71を有する。
挟持部70は、支持板7の長手方向の一端から約4分の1の長さの位置に設けられ、挟持部71は、支持板7の長手方向の他端から約4分の1の長さの位置に設けられている。
挟持部70および挟持部71の入り口は、わずかに斜めに切り欠かれている。また、挟持部70および挟持部71は、支持板7の第一の支持縁部701と第二の支持縁部702の中央付近まで細長く切り込まれて形成されており、切り込まれた部分の突き当りには終端72および終端73が形成されている。
軸板4は、挟持部40、挟持部41を上に向け配置されており、この挟持部40に支持板6の挟持部61を、挟持部41に支持板7の挟持部71を向かい合わせにして嵌め合わせ、支持板6および支持板7を軸板4に対し、平面視で十字状となるように略直角に組み合わせてある。
軸板4と支持板6および支持板7は、挟持部40の終端42と、挟持部61の終端63が接するまで押し込まれ、挟持部41の終端43と、挟持部71の終端73が接するまで押し込まれている。
また、軸板4と支持板6および支持板7は、略同一の厚みを有することにより、互いに隙間なく、嵌めこまれており、挟持部40に支持板6を、挟持部41に支持板7を嵌め込むことができると同時に、挟持部61及び挟持部71に軸板4を嵌め込むことができる。
軸板5は、挟持部50、挟持部51を上に向け配置されており、この挟持部50に支持板6の挟持部60を、挟持部51に支持板7の挟持部70を向かい合わせにして嵌め合わせ、支持板6および支持板7を軸板5に対し、平面視で十字状となるように略直角組み合わせてある。
軸板5と支持板6および支持板7は、挟持部50の終端52と、挟持部60の終端62が接するまで押し込まれ、挟持部51の終端53と、挟持部70の終端72が接するまで押し込まれている。
また、軸板5と支持板6および支持板7は、略同一の厚みを有することにより、互いに隙間なく、嵌めこまれており、挟持部50に支持板6を、挟持部51に支持板7をはめ込むことができると同時に、挟持部60及び挟持部70に軸板5を嵌め込むことができる。
ここで、上記のように、軸板4および軸板5と、支持板6および支持板7が嵌め合わされることにより、載置台Cは全体として、平面視において、井桁に形成される。
軸板4の第一の縁部401、軸板5の第一の縁部501、支持板6の第一の支持縁部601、および支持板7の第一の支持縁部701は略同一平面上に位置する。また、軸板4の第二の縁部402、軸板5の第二の縁部502、支持板6の第二の支持縁部602、および支持板7の第二の支持縁部702は略同一平面上に位置する。
また、軸板4および軸板5と、支持板6および支持板7は、同じ厚みを有することにより、軸板4は、挟持部61および挟持部71と隙間なく嵌合し、軸板5は、挟持部60および挟持部70と隙間なく嵌合するので、容易に離脱することはないが、分離することは可能である。
また、軸板4および軸板5から支持板6および支持板7を取り外すと、4枚の板に分解することができるので、形状の点において、持ち運びの際の取り扱いが容易である。
また、軸板4および軸板5、支持板6および支持板7は、ハニカム構造を有することにより、軽量化が図られると同時に、強度を兼ね備えることができるため、重さの点において、持ち運びの際の取り扱いが容易である。
なお、耐荷重性については、平成26年7月3日、一般財団法人建材試験センター 西日本試験所(山口県山陽小野田市大字山川)において、圧縮荷重を測定したところ、最大荷重は、載置台C一台で約3273kgfであり、載置台Aと比べて、耐荷重性が増しているとの結果を得ており、通常の使用に耐えうる強度を有しているので、充分に載置台として使用することができる。
軸板4および軸板5と、支持板6および支持板7は、同じ厚みを有することにより、軸板4は、挟持部61および挟持部71と隙間なく嵌合し、軸板5は、挟持部60および挟持部70と隙間なく嵌合するので、容易に離脱することはない。
また、軸板4および軸板5から支持板6および支持板7を取り外すと、4枚の板に分解することができるので、形状の点において、持ち運びの際の取り扱いが容易である。
また、軸板4および軸板5、支持板6および支持板7はハニカム構造を有することにより、軽量化が図られると同時に、強度を兼ね備えることができるため、重さの点において、持ち運びの際の取り扱いが容易である。
資材を保管する場に、軸板4および軸板5と、支持板6および支持板7を準備する。挟持部40と挟持部61、挟持部41と挟持部71、挟持部50と挟持部60、挟持部51と挟持部70を嵌めあわせ、載置台Cを作る。同様にして、載置台Cをもう一つ作る。
ここで、載置台Cは、軸板4および軸板5と、支持板6および支持板7とが、略直角に嵌め合わされるので、軸板4および軸板5と、支持板6および支持板7は互いに支え合う構造となっている。このため、二つの載置台Cの上に資材を載置しても、載置台Cが容易に傾くことはなく、資材を安定して載置することができる。
また、資材Bを移動させた後、載置台Cを他の場所へ移動させる際、載置台Cはハニカム構造を有することにより軽量化されているので、容易に、かつ安全に持ち運ぶことができる。
また、資材が幅広である場合には、二つの載置台Cを軸板4および軸板5の長手方向にずらして並べることにより、軸板4および軸板5の長手方向に長く伸びた載置台を形成することができるので、より幅広の資材を載置することができる。
また、作業終了後は、載置台Cの支持板を軸板から取り外し、載置台Cを板状にすることにより、コンパクトに折りたたむことができ、取り扱いが容易となる。
また、載置台Cは、上記載置台Aと比較して、軸板として、軸板4および軸板5の二枚を備えていることにより強度と安定性により優れている。なお、載置台Cの他の作用は載置台Aとほぼ同様であるので、詳細な説明は省略する。
ここで、載置台Cの個数は、特に限定されるものではない。一つの載置台を載置物の下部略中央付近に配置することもできる。この場合は、載置台Cを両側から挟むようにフォークリフトの爪部を差し入れて上昇させることで、載置物をフォークリフトの爪部に載置することができる。
このように、本発明を適用した載置台およびこれを利用した保管方法は、運搬や保管の際にはコンパクトにすることができるため使い勝手が良く、軽量化が図られたものとなっている。
1 軸板
2 支持板
3 支持板
4 軸板
5 軸板
6 支持板
7 支持板
10 挟持部
11 挟持部
12 挟持部10の終端
13 挟持部11の終端
20 挟持部
21 挟持部20の終端
30 挟持部
31 挟持部30の終端
40 挟持部
41 挟持部
42 挟持部40の終端
43 挟持部41の終端
50 挟持部
51 挟持部
52 挟持部50の終端
53 挟持部51の終端
60 挟持部
61 挟持部
62 挟持部60の終端
63 挟持部61の終端
70 挟持部
71 挟持部
72 挟持部70の終端
73 挟持部71の終端
101 第一の縁部
102 第二の縁部
201 第一の支持縁部
202 第二の支持縁部
301 第一の支持縁部
302 第二の支持縁部
401 第一の支持縁部
402 第二の支持縁部
501 第一の支持縁部
502 第二の支持縁部
601 第一の支持縁部
602 第二の支持縁部
701 第一の支持縁部
702 第二の支持縁部
A 載置台
A' 載置台
B 資材
C 載置台
F フォークリフトの爪部
F' フォークリフトの爪部

Claims (6)

  1. 板状に形成され、第一の縁部と、該第一の縁部の反対側に設けられた第二の縁部と、前記第一の縁部又は前記第二の縁部から、同第一の縁部と同第二の縁部の略中間位置まで切り込んで形成された主挟持部とを有する軸板と、
    板状に形成され、第一の支持縁部と、該第一の支持縁部の反対側に設けられた第二の支持縁部と、前記主挟持部と相対する位置となる側から、前記第一の支持縁部と前記第二の支持縁部の略中間位置まで切り込んで形成された副挟持部とを有し、前記主挟持部に前記副挟持部を合わせて嵌め込み、前記軸板を前記副挟持部で挟持して、前記軸板と十字状に組み合わされ、前記第一の縁部と前記第一の支持縁部、および前記第二の縁部と前記第二の支持縁部がそれぞれ略同一平面上に位置すると共に、前記軸板と取り外し可能な支持板とを備える
    載置台。
  2. 前記軸板に前記主挟持部が複数設けられた
    請求項1に記載の載置台。
  3. 前記支持板に前記副挟持部が複数設けられた
    請求項1または請求項2に記載の載置台。
  4. 前記軸板および前記支持板の何れか一方又は双方が、ハニカムボードにより形成された
    請求項1、請求項2または請求項3に記載の載置台。
  5. 前記軸板および前記支持板は厚み方向が水平になるように設けられた
    請求項1、請求項2、請求項3または請求項4に記載の載置台。
  6. 板状に形成され、第一の縁部と、該第一の縁部の反対側に設けられた第二の縁部と、前記第一の縁部又は前記第二の縁部から、同第一の縁部と同第二の縁部の略中間位置まで切り込んで形成された主挟持部とを有する軸板と、
    板状に形成され、第一の支持縁部と、該第一の支持縁部の反対側に設けられた第二の支持縁部と、前記主挟持部と相対する位置となる側から、前記第一の支持縁部と前記第二の支持縁部の略中間位置まで切り込んで形成された副挟持部とを有し、前記主挟持部に前記副挟持部を合わせて嵌め込み、前記軸板を前記副挟持部で挟持して、前記軸板と十字状に組み合わされ、前記第一の縁部と前記第一の支持縁部、および前記第二の縁部と前記第二の支持縁部がそれぞれ略同一平面上に位置すると共に、前記軸板と取り外し可能な支持板とを備える載置台を床の適宜位置に、1つまたは複数配置し、載置物を載置台の上に載せて、載置物を床との間に空間を設けて保管する
    載置台を利用した保管方法。
JP2014146102A 2014-07-16 2014-07-16 載置台およびこれを利用した保管方法 Pending JP2016023416A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014146102A JP2016023416A (ja) 2014-07-16 2014-07-16 載置台およびこれを利用した保管方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014146102A JP2016023416A (ja) 2014-07-16 2014-07-16 載置台およびこれを利用した保管方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016023416A true JP2016023416A (ja) 2016-02-08

Family

ID=55270451

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014146102A Pending JP2016023416A (ja) 2014-07-16 2014-07-16 載置台およびこれを利用した保管方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016023416A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9556582B2 (en) Hollow plastic deck block
CN103764506B (zh) 具有单件垫木配置支撑组件的托板及相关方法
US8833270B2 (en) Plastic pallet structure
US20150158629A1 (en) Transport Pallet
JP7015157B2 (ja) 組立式架台、組立式架台の製造方法、コンテナによる輸送方法、及び、コンテナによる海上輸送方法
TW201710156A (zh) 強化型組合式棧板
JP5877969B2 (ja) 板ガラスの積載方法及び積載装置
CN203528543U (zh) Led显示屏用装载搬运装置
JPH06278746A (ja) 紙製パレット
GB2559952A (en) Stillage
JP2016023416A (ja) 載置台およびこれを利用した保管方法
EP1394058A1 (en) Element for storing, handling and transporting objects
US20080236946A1 (en) Multipurpose sawhorse end frame
JP6803418B2 (ja) 氷室タイプ輸送用容器
CN109963789B (zh) 用于平板形物体的支撑元件
JP3203778U (ja) こね鉢用固定具およびこね鉢用固定具の保持具
CA2922036C (en) Hollow plastic deck block
US20130126271A1 (en) Support structure
JP3225002U (ja) 粘土陶芸用作品乾燥棚
US11642776B1 (en) Dismantlable portable sawhorse
EP4032822A1 (en) Carrying body for a demountable construction, set of carrying bodies and a coupling element, and demountable carrying structure
CN210853375U (zh) 组合式栈板结构
JP7277882B1 (ja) 平板運搬具
AU2006200221A1 (en) Break-down pallet and method of use
US20150266613A1 (en) Shipping pallet with fork pass-through protection