JP2016019985A - カリバーロール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カリバーロール(12A)は、ロール本体(20)と、アタッチメント(22)とを備える。アタッチメントは、ロール本体に対して着脱可能に配置される。ロール本体は、環状溝(26)と、凹部(28)とを含む。環状溝は、ロール本体の外周面に形成され、ロール本体の中心軸線(L1)周りの周方向に全周に亘って延びる。凹部は、ロール本体の外周面に形成され、環状溝を周方向で分断し、アタッチメントが配置される。アタッチメントは、アタッチメント本体(38)と、凸部(18)とを含む。アタッチメント本体は、アタッチメントが凹部に配置されているときに、環状溝に接続される接続溝(42)を有する。凸部は、アタッチメント本体と一体的に形成され、接続溝の内面から突出する。
【選択図】図4
Description
図3、図4及び図5を参照しながら、カリバーロール12Aについて説明する。カリバーロール12Aは、ロール本体20と、2つのアタッチメント22と、4つのボルト24とを備える。各アタッチメント22は、2つのボルト24により、ロール本体20に取り付けられる。つまり、各アタッチメント22は、ロール本体20に対して、着脱可能に配置されている。
図6〜図8を参照しながら、ロール本体20について説明する。
図9〜図12を参照しながら、アタッチメント22について説明する。
L<2R・sin(θ1+θ2) (1)
ここで、θ1は以下の式(2)を満たし、θ2は以下の式(3)を満たす。
θ1=arctan((w/2)/(R+h)) (2)
θ2=arccos(R/((R+h)2+(w/2)2)1/2) (3)
L−WR・tan(α)<2R・sin(θ1+θ2) (4)
ここで、θ1は上記式(2)を満たし、θ2は上記式(3)を満たす。
アタッチメント22は、複数のボルト24により、ロール本体20に取り付けられる。具体的には、以下のとおりである。
上記実施の形態では、図5に示すように、孔46Aとねじ孔44とが径方向で連続していたが、例えば、図15に示すように、孔50とねじ孔52とが軸方向で連続していてもよい。以下、図15を参照しながら、カリバーロール12Bについて説明する。
上記実施の形態では、カリバーロール12Aは、2つのアタッチメント22を備えていたが、例えば、アタッチメント22は1つであってもよい。アタッチメント22は、凸部18を含む。そのため、アタッチメント22が1つである場合には、カリバーロールの重量が周方向で偏ってしまう。以下、図16及び図17を参照しながら、カリバーロールの重量が周方向で偏るのを抑制する方法について説明する。
Claims (7)
- ロール本体と、
前記ロール本体に対して着脱可能に配置されるアタッチメントとを備え、
前記ロール本体は、
前記ロール本体の外周面に形成され、前記ロール本体の中心軸線周りの周方向に全周に亘って延びる環状溝と、
前記ロール本体の外周面に形成され、前記環状溝を前記周方向で分断し、前記アタッチメントが配置される凹部とを含み、
前記アタッチメントは、
前記アタッチメントが前記凹部に配置されているときに、前記環状溝に接続される接続溝を有するアタッチメント本体と、
前記アタッチメント本体と一体的に形成され、前記接続溝の内面から突出する凸部とを含む、カリバーロール。 - 請求項1に記載のカリバーロールであって、
前記アタッチメントを複数備え、
前記複数のアタッチメントは、前記周方向に等間隔に配置される、カリバーロール。 - 請求項1に記載のカリバーロールであって、
前記凹部は、
第1凹部と、
前記第1凹部内に形成された第2凹部とを含み、
前記アタッチメント本体は、
前記アタッチメントが前記凹部に配置されているときに、前記第2凹部に嵌め入れられる突起を含む、カリバーロール。 - 請求項1に記載のカリバーロールであって、さらに、
前記ロール本体の前記中心軸線を挟んで前記アタッチメントが配置された位置とは反対側の位置に配置された錘を備える、カリバーロール。 - 請求項1に記載のカリバーロールであって、さらに、
前記ロール本体の前記中心軸線が延びる軸方向に離れて位置する一対の端面を含み、
前記一対の端面の各々は、
前記周方向において、前記アタッチメントと同じ位置に形成された凹所を含む、カリバーロール。 - 請求項1に記載のカリバーロールであって、
前記ロール本体は、さらに、
前記ロール本体の前記中心軸線が延びる軸方向で前記環状溝の両側に位置する一対の筒状外周面を含み、
前記凹部は、
前記環状溝と、前記一対の筒状外周面の各々とを、前記周方向で分断し、
前記凹部は、
前記一対の筒状外周面の各々を前記周方向で分断する位置に形成され、前記ロール本体の前記軸方向と垂直な径方向に延びるねじ孔を含み、
前記アタッチメントは、さらに、
前記アタッチメントが前記凹部に配置されているときに、前記ロール本体の前記軸方向で前記接続溝の両側に位置する一対の取付部を含み、
前記一対の取付部の各々は、
前記アタッチメントが前記凹部に配置されているときに、前記ロール本体の前記径方向に延びる貫通孔を含み、
前記カリバーロールは、さらに、
前記貫通孔に挿通され、前記ねじ孔に螺挿されるボルトを備える、カリバーロール。 - 請求項1に記載のカリバーロールであって、
前記凹部は、
第1凹部と、
前記第1凹部内に形成された第2凹部とを含み、
前記アタッチメント本体は、
前記アタッチメントが前記凹部に配置されているときに、前記第2凹部に収容される突起を含み、
前記突起は、
前記アタッチメントが前記凹部に配置されているときに、前記ロール本体の前記中心軸線が延びる軸方向の端面に開口し、且つ、前記軸方向に延びるねじ孔を含み、
前記ロール本体は、
前記ロール本体における前記軸方向の端面と前記第2凹部の内面とに開口し、前記アタッチメントが前記凹部に配置されているときに、前記ねじ孔と接続される貫通孔を含み、
前記カリバーロールは、さらに、
前記貫通孔に挿通され、前記ねじ孔に螺挿されるボルトを備える、カリバーロール。
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2014
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