JP2016018492A - 印刷システム、管理装置及びプログラム - Google Patents

印刷システム、管理装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】出力要求が出力制約条件を満たさない場合でも出力要求を行った出力者の実績を考慮して出力要求を許可できるようにした印刷システム、管理装置及びプログラムを提供する。【解決手段】サーバ装置2は、出力対象の登録要求、及び出力対象の出力要求を受信する受信部200と、受信部200が受信した登録要求に基づいて出力対象を記憶部21に登録する登録処理部203と、受信部200が受信した出力要求が出力対象に対応付けられて登録された出力制約条件を満たすか否かを判定し、当該出力要求が出力制約条件を満たさない場合に、当該出力要求を行った出力者に関する出力履歴情報を参照して当該出力要求を許可するか否かを判定する判定手段(207〜209)とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、印刷システム、管理装置及びプログラムに関する。
ユーザ端末からサーバに出力対象のドキュメントを登録しておき、ユーザ端末から離れた場所に設置されているプリンタからドキュメントを出力する技術が既に実現されている。このようなシステムでは、情報漏洩防止の観点から、出力権限を一部のユーザに限定している(例えば、特許文献1〜4参照。)。
特許文献1には、ユーザ端末からプリンタ設置場所を選択して印字出力データをサーバに送信すると、サーバが選択されたプリンタ設置場所に設置されているプリンタに印字出力データを転送し、プリンタにてユーザが登録ユーザか否かが判定された後、登録ユーザなら直ちに印字出力データがプリンタによって印字出力され、未登録ユーザなら支払いが済んだ後に印字出力データがプリンタによって印字出力されるように構成されたプリントシステムが記載されている。
特許文献2には、ユーザ端末がネットワークプリンタから受信した証明情報とユーザ端末が保持している認証情報登録テーブルの認証情報とを比較し、ユーザが該印刷データの利用適格があるか否かを判定し、適格と判定したときは、ユーザ端末の印刷キューから要求された印刷データをネットワークプリンタに送信する認証動作システムが記載されている。
特許文献3には、クライアント端末から発行したユーザID付き印刷ジョブをネットワークプリンタにスプールし、印刷段階になったとき、その印刷対象の印刷ジョブに含まれるユーザIDを入退室管理装置に通知することで、部屋内に該当するユーザが存在するか否かの判定を行わせ、その結果をネットワークプリンタが受信し、印刷可否を判定するネットワークプリントシステムが記載されている。
特許文献4には、複合機から認証サーバにアクセスして認証要求を行い、認証されると、ファイルサーバから会議資料が複合機に転送され、複合機から会議資料をプリント出力できるようにした画像形成システムが記載されている。
特開2004−21473号公報 特開2005−18741号公報 特開2005−342964号公報 特開2007−21777号公報
本発明の目的は、出力要求が出力制約条件を満たさない場合でも出力要求を行った出力者の実績を考慮して出力要求を許可できるようにした印刷システム、管理装置及びプログラムを提供することにある。
[1]出力対象の登録要求を行う端末装置と、
出力対象の出力要求を行う出力装置と、
前記端末装置からの前記登録要求、又は前記出力装置からの前記出力要求を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した前記登録要求に基づいて前記出力対象を記憶手段に登録する登録手段と、前記受信手段が受信した前記出力要求が前記出力対象に対応付けられて登録された出力制約条件を満たすか否かを判定し、当該出力要求が前記出力制約条件を満たさない場合に、当該出力要求を行った出力者に関する出力履歴情報を参照して当該出力要求を許可するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により許可された当該出力要求に対応して前記記憶手段が記憶する前記出力対象を前記出力装置に送信して前記出力対象を出力させる送信手段とを有する管理装置と、
を備えた印刷システム。
[2]出力対象の登録要求、又は出力対象の出力要求を受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した前記登録要求に基づいて前記出力対象を記憶手段に登録する登録手段と、
前記受信手段が受信した前記出力要求が前記出力対象に対応付けられて登録された出力制約条件を満たすか否かを判定し、当該出力要求が前記出力制約条件を満たさない場合に、当該出力要求を行った出力者に関する出力履歴情報を参照して当該出力要求を許可するか否かを判定する判定手段と、
を備えた管理装置。
[3]前記判定手段は、前記出力者に関する出力履歴情報と当該出力要求との間の関連性を示す評価値を算出し、前記評価値が閾値以上であるとき、当該出力要求を許可する、前記[2]に記載の管理装置。
[4]前記関連性を示す評価値は、前記出力者に関する出力履歴情報に含まれる項目毎に定めた評価値の合計値である、前記[3]に記載の管理装置。
[5]前記関連性を示す評価値は、前記出力者及び前記出力者と同じ部署に所属する者に関する出力履歴情報に含まれる項目毎に定めた評価値の合計値である、前記[3]に記載の管理装置。
[6]前記出力履歴情報に含まれる項目には、当該出力対象に設定された機密にすべき度合いを示す機密度と同等以上の出力履歴が存在すること、当該出力制約条件とは別に予め定められた者により出力が認められた出力履歴が存在すること、当該出力制約条件の出力場所及び出力時間と同じ制約の出力履歴が存在すること、のいずれかが含まれる、前記[4]又は[5]に記載の管理装置。
[7]前記出力者と同じ部署に所属する者に関する出力履歴情報に含まれる項目には、前記出力者と同じ部署の同じ権限レベルを有する者に関する出力履歴情報に当該出力対象に設定された機密にすべき度合いを示す機密度と同等以上の出力履歴が存在すること、前記出力者と同じ部署の同じ権限レベルを有する者に関する出力履歴情報に当該出力制約条件の出力場所又は出力時間と同じ制約の出力履歴が存在すること、のいずれかが含まれる、前記[5]に記載の管理装置。
[8]コンピュータに、
出力対象の登録要求、又は出力対象の出力要求を受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した前記登録要求に基づいて前記出力対象を記憶手段に登録する登録手段と、
前記受信手段が受信した前記出力要求が前記出力対象に対応付けられて登録された出力制約条件を満たすか否かを判定し、当該出力要求が前記出力制約条件を満たさない場合に、当該出力要求を行った出力者に関する出力履歴情報を参照して当該出力要求を許可するか否かを判定する判定手段として機能させるためのプログラム。
請求項1、2、8に係る発明によれば、出力要求が出力制約条件を満たさない場合でも出力要求を行った出力者の実績を考慮して出力要求を許可することができる。
請求項3、4に係る発明によれば、出力要求を許可するか否かを評価値により客観的に判断することができる。
請求項5に係る発明によれば、出力者と同じ部署に所属する者の実績を考慮して出力要求を許可することができる。
請求項6に係る発明によれば、当該出力対象に設定された機密度と同等以上の出力履歴、予め定められた者により出力が認められた出力履歴、出力場所又は出力時間と同じ制約の出力履歴を考慮して出力要求を許可することができる。
請求項7に係る発明によれば、出力者と同じ部署の同じ権限レベルを有する者に関して、当該出力対象に設定された機密度と同等以上の出力履歴や、当該出力制約条件の出力場所又は出力時間と同じ制約の出力履歴を考慮して出力要求を許可することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る印刷システムの概略の構成例を示すブロック図である。 図2は、本実施の形態に係るサーバ装置の構成の一例を示すブロック図である。 図3は、本実施の形態に係る端末装置の構成の一例を示すブロック図である。 図4は、本実施の形態に係る画像形成装置の構成の一例を示すブロック図である。 図5は、サーバ装置の記憶部に記憶されている利用者情報の一例を示す図である。 図6は、サーバ装置の記憶部に記憶されている出力対象制約情報の一例を示す図である。 図7は、サーバ装置の記憶部に記憶された出力履歴情報の一例を示す図である。 図8は、サーバ装置の記憶部に記憶された制約外出力判断情報の一例を示す図である。 図9は、印刷システムにおける登録フローの一例を示す図である。 図10は、印刷システムにおける出力申請承認フローの一例を示す図である。 図11は、印刷システムにおける出力フローの一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、各図中、実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付してその重複した説明を省略する。
(印刷システムの構成)
図1は、本発明の実施の形態に係る印刷システムの概略の構成例を示す図である。この印刷システム1は、サーバ装置2に、複数(図1では3台)の端末装置3(3a、3b、3c)及び複数(図1では2台)の画像形成装置4(4a、4b)をネットワーク5を介して接続して概略構成されている。なお、端末装置3及び画像形成装置4の台数、同図に示すものに限られない。
端末装置3及び画像形成装置4は、例えば互いに離れたオフィス、フロアー等の場所に設置されている。画像形成装置4は、コンビニ等に設置される場合もある。この印刷システム1では、利用者(登録者)が端末装置3から文書ファイル、画像ファイル等の出力対象の登録要求を行って出力対象をサーバ装置2に登録(記憶)しておき、利用者(出力者)が画像形成装置4が設置されている場所に移動し、画像形成装置4から出力対象の出力要求を行うと、サーバ装置2から出力対象が画像形成装置4に送信されて、印刷出力されるものである。登録者と出力者とは、同一の利用者の場合もあれば、異なる利用者の場合もある。
また、本印刷システム1では、情報漏洩防止の観点から、出力要求が出力制約条件(出力者の出力権限、場所、時間等)を満たす場合に出力対象の出力が許可され、出力要求が出力制約条件を満たさない場合でも、出力者の出力履歴情報(実績)を考慮して出力対象の出力が許可される。
ネットワーク5は、有線通信及び無線通信等によりデータの送受信を行うLAN(ローカルエリアネットワーク)、インターネット等の通信網である。
(サーバ装置の構成)
図2は、サーバ装置2の構成の一例を示すブロック図である。このサーバ装置2は、サーバ装置2の各部を制御する制御部20と、各種の情報を記憶する記憶部21と、例えばNIC(ネットワークインタフェースカード)等により実現され、ネットワーク5を介して端末装置3、画像形成装置4等の外部装置と通信を行う通信部22とを有して概略構成されている。
制御部20は、CPU(Central Processing Unit)等によって構成され、プログラム210を実行することにより、受信部200、送信部201、利用者情報照合部202、登録処理部203、承認依頼処理部204、出力依頼処理部205、出力識別子照合部206、出力制約情報照合部207、出力履歴分析処理部208、出力履歴追加処理部209等として機能する。なお、制御部20の各部200〜209の全部又は一部をASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウエアによって実現してもよい。ここで、受信部200は、受信手段の一例である。送信部201は、送信手段の一例である。登録処理部203は、登録手段の一例である。出力制約情報照合部207及び出力履歴分析処理部208は、判定手段の一例である。
記憶部21は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard disk drive)等から構成され、プログラム210、利用者情報211、出力対象制約情報212、出力履歴情報213、制約外出力判断情報214等が記憶されている。出力対象制約情報212には、出力対象に対応付けられて出力制約条件の一例としての出力制約情報212b(図6参照)が登録されている。
受信部200は、利用者(登録者)の操作に基づき端末装置3から出力対象の登録要求を受信し、利用者(出力者)の操作に基づき画像形成装置4から出力対象の出力要求を受信する。
利用者情報照合部202は、端末装置3及び画像形成装置4から送信された利用者情報のユーザID及びパスワードと記憶部21に記憶されている利用者情報211との照合処理を行う。なお、照合処理は、生体認証やカード認証によってもよい。
登録処理部203は、受信部200が受信した登録要求に基づいて出力対象を記憶部21に登録(記憶)する。
出力制約情報照合部207は、受信部200が受信した出力要求が出力対象に対応付けられて登録された出力制約条件を満たすか否かを判定し、出力制約条件を満たす場合には、当該出力要求を許可する。出力制約条件には、例えば、出力対象の出力権限を有する出力者、出力場所、出力日、出力時間等がある。例えば出力権限を有していない者からの出力要求を許可すると、その者に印刷物が渡って出力対象に含まれる情報が漏洩してしまうが、出力制約条件を満たさない場合に当該出力要求を拒否することで、情報漏洩が防げる。
出力履歴分析処理部208は、出力制約情報照合部207により当該出力要求が出力制約条件を満たさないと判定されたとき、当該出力要求を行った出力者に関する出力履歴情報を参照して当該出力要求を許可するか否かを判定する。すなわち、出力者に関する出力履歴情報と当該出力要求との間の関連性を示す評価値の合計値を算出し、合計値が閾値以上であるとき、当該出力要求を許可する。出力要求が出力制約条件を満たさない場合に、出力対象を出力するためには、出力制約条件を変更して新たに出力要求を行うか、承認者の承認を得るといった手間がかり、実際の出力状況の変化に迅速に対応できない。そこで、出力履歴分析処理部208により、出力者の出力履歴情報を分析し、出力者の実績を考慮することで、出力制約条件を変更して新たに出力要求を行ったり、承認者の承認を得るといった手間がなくなる。なお、出力者の実績を考慮して出力要求を許可する場合、その旨を承認者、登録者、上司等の関係者に通知してもよい。
「関連性を示す評価値」は、出力者に関する出力履歴情報及び出力者と同じ部署に所属する者に関する出力履歴情報に含まれる項目毎に定めたポイント(評価値)の合計値である。「出力者に関する出力履歴情報に含まれる項目」には、当該出力対象に設定された機密にすべき度合いを示す機密度と同等以上の出力履歴が存在すること、当該出力制約条件とは別に予め定められた者により出力が認められた出力履歴が存在すること、当該出力制約条件の出力場所又は出力時間と同じ制約の出力履歴が存在することが含まれる。「出力者と同じ部署に所属する者に関する出力履歴情報に含まれる項目」には、出力者と同じ部署の同じ権限レベルを有する者に関する出力履歴情報に当該出力対象に設定された機密にすべき度合いを示す機密度と同等以上の出力履歴が存在すること、出力者と同じ部署の同じ権限レベルを有する者に関する出力履歴情報に当該出力制約条件の出力場所又は出力時間と同じ制約の出力履歴が存在することが含まれる。
送信部201は、出力制約情報照合部207又は出力履歴分析処理部208により許可された当該出力要求に対応して記憶部21が記憶する出力対象を画像形成装置4に送信して出力対象を出力させる。
(端末装置の構成)
図3は、端末装置3の構成の一例を示すブロック図である。この端末装置3は、端末装置3の各部を制御する制御部30と、各種の情報を記憶する記憶部31と、例えばNIC等によって実現され、ネットワーク5を介してサーバ装置2等の外部装置と通信を行う通信部32と、キーボード、マウス等を備えた入力部33と、液晶ディスプレイ等により実現される表示部34とを有して概略構成されている。このような端末装置3は、例えばノート型パーソナルコンピュータ(PC)、タブレット端末、携帯情報端末(PDA)、携帯電話機、多機能携帯電話機(スマートフォン)等によって実現される。
制御部30は、CPU等によって構成され、プログラム310を実行することにより、受付部300、送信部301、受信部302、登録対象情報設定部303、出力申請取得部304、出力申請書承認部305等として機能する。なお、制御部30の各部301〜305は、全部又は一部をASIC等のハードウエアによって実現してもよい。
記憶部31は、ROM、RAM、HDD等から構成され、出力対象を作成、編集する文書作成アプリケーション、ウェブブラウザ等のプログラム310や登録対象情報311等の各種の情報が記憶されている。登録対象情報311は、サーバ装置2に登録する登録対象のドキュメントに関する情報であり、ドキュメントと、出力対象識別子、出力対象名、ドキュメントのセキュリティレベル等の属性情報と、登録対象の出力権限を有する出力者、出力場所、出力日、出力時間等の出力制約情報とからなる。
(画像形成装置の構成)
図4は、画像形成装置4の構成の一例を示すブロック図である。この画像形成装置4は、例えば、複写機に、プリンタ機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能等の複数の機能を統合した複合機である。ここで、画像形成装置4は、出力装置の一例である。出力装置として、プリンタやファクシミリ装置等でもよい。
また、画像形成装置4は、画像形成装置4の各部を制御する制御部40と、各種の情報を記憶する記憶部41と、例えばNIC等によって実現され、ネットワーク5を介してサーバ装置2等の外部装置と通信を行うネットワーク通信部42と、各種の情報の入力と表示を行う操作表示部43、原稿から画像を光学的に読み取る画像読取部44と、電子写真方式等により画像を用紙に印刷する印刷部45と、電話回線網等に接続されたファクシミリ通信部46とを有して概略構成されている。
制御部40は、CPU等によって構成され、プログラム410を実行することにより、受付部400、送信部401、受信部402、場所情報取得部403、出力時間取得部404、出力処理部405、ログ生成処理部406等として機能する。なお、制御部40の各部400〜406は、全部又は一部をASIC等のハードウエアによって実現してもよい。
記憶部31は、ROM、RAM、HDD等から構成され、画像処理プログラム、ウエブブラウザ等のプログラム410や各種の情報が記憶されている。
操作表示部43は、例えば、タッチパネルディスプレイであり、液晶ディスプレイ等のディスプレイの前面にタッチパネルを重合配置した構成を有する。
(利用者情報)
図5は、サーバ装置2の記憶部21に記憶されている利用者情報211の一例を示す図である。利用者情報211には、「利用者情報ID」、「ユーザ名」、「ユーザID」、「パスワード」、「部署名」、「ユーザの権限レベル」、「承認者」の各項目が設けられている。「利用者情報ID」は、個々の利用者情報211を識別するものである。「ユーザ名」は、利用者の氏名を表す。「ユーザID」は、利用者を識別するものである。「パスワード」は、利用者固有の情報である。「部署名」は、利用者の所属先を表す。「ユーザの権限レベル」は、利用者に与えられた権限レベルを表す。「承認者」は、実際の出力状況が図6に示す出力制約情報212bと一致しない場合に出力要求を承認することができる承認者を表す。
(出力対象制約情報)
図6は、サーバ装置2の記憶部21に記憶されている出力対象制約情報212の一例を示す図である。出力対象制約情報212には、出力対象情報212aと、出力制約条件の一例としての出力制約情報212bとから構成されている。出力対象情報212aには、「出力対象制約ID」、「出力対象識別子」、「出力対象名」、「登録者ID」、「ドキュメントのセキュリティレベル」の各項目が設けられている。「出力対象制約ID」は、個々の出力対象制約情報212を識別するものである。「出力対象識別子」は、出力対象を識別するものである。「出力対象名」は、出力対象の名前(例えばファイル名)を表す。「登録者ID」は、登録者を識別するものである。「ドキュメントのセキュリティレベル」は、出力対象に設定されたセキュリティレベルを表す。この「ドキュメントのセキュリティレベル」は、ドキュメントの内容を機密にすべき度合を示す機密度の一例である。
出力制約情報212bには、「出力者制約」、「出力場所制約」、「出力日制約」、「出力時間制約」、「制約外出力承認必要フラグ」の各項目が設けられている。「出力者制約」は、出力が許可された出力者を表す。「出力場所制約」は、出力が許可された場所を表す。「出力日制約」は、出力が許可された日を表す。「出力時間制約」は、出力が許可された時間を表す。「制約外出力承認必要フラグ」は、出力者制約、出力場所制約、出力日制約、出力時間制約のいずれかに該当しない場合において登録対象を出力するときに承認を必要をしていることを表す。すなわち、「制約外出力承認必要フラグ」が「YES」の場合は、出力者制約、出力場所制約、出力日制約、出力時間制約のいずれかに該当しない場合において登録対象を出力するときに上司の承認を必要としていることを表し、「NO」の場合は、出力者制約、出力場所制約、出力日制約、出力時間制約のいずれかに該当しない場合において登録対象を出力するときに上司の承認を必要としていないことを表す。
(出力履歴情報)
図7は、サーバ装置2の記憶部21に記憶された出力履歴情報213の一例を示す図である。出力履歴情報213には、「出力履歴ID」、「出力対象識別子」、「ユーザID」、「出力場所」、「出力日時」、「出力制約情報一致」、「制約外出力承認あり」、「出力可否」の各項目が設けられている。「出力履歴ID」は、個々の出力履歴情報213を識別するものである。「出力対象識別子」は、出力対象を識別するものである。「ユーザID」は、出力者のIDを表す。「出力場所」は、出力された場所を表す。「出力日時」は、出力された日時を表す。「出力制約情報一致」は、実際の出力と図6に示す出力制約情報212bとが一致していることを表す。「制約外出力承認あり」は、実際の出力状況と図6に示す出力制約情報212bとが不一致の場合に、出力制約情報212bとは別に利用者情報211で予め定められた者の承認があったことを表す。「出力可否」は、出力の可否(Trueは可、Falseは不可)の判定結果を表す。
事例を挙げると、出力対象識別子が「SFFX8901」の場合、図6に示す出力制約情報212bでは、出力日制約が2013/10/1であり、出力時間制約が11:10前後20分となっているのに対し、出力者制約のuserBは2013/10/1の11:10前後20分の間に出力対象を出力せず、図5に示すようにuserBの上司であるuserDの承認を得て2013/10/1の13:14に出力されている。この場合は、図7の「出力制約情報一致」は「NO」となり、「制約外出力承認あり」は「YES」となる。出力制約情報212bとは別に予め定められた者(承認者)は、userDとなる。
図8は、サーバ装置2の記憶部21に記憶された制約外出力判断情報214の一例を示す図である。出力者の出力履歴の評価項目として、「同等以上のセキュリティレベルの出力対象の出力履歴がある」、「制約外の承認された出力履歴がある」、「同じ制約(場所/時間)の出力履歴がある」が設けられている。また、出力者の関係者の出力履歴の評価項目として、「同じ部署の、同じ権限レベルの、同等以上のセキュリティレベルの出力対象の出力履歴がある」、「同じ部署の、同じ権限レベルの、同じ制約(場所/時間)の出力履歴がある」が設けられており、各評価項目に対応して評価値としてのポイント(例えば3〜8p)が予め定められている。例1〜例7は、組合せの一例を示しており、例1〜例4は、評価値の合計値が閾値(8p)以上であるため、出力要求に対する判定結果は、出力可であり、例5〜例7は、評価値の合計値が閾値(8p)未満であるため、出力要求に対する判定結果は、出力不可である。なお、上記制約の場所/時間は、場所及び時間の意味であるが、場所又は時間としてもよい。また、同じ権限レベルとしているが、同等以上の権限レベルとしてもよい。
(印刷システムの動作)
次に、本実施の形態に係る印刷システム1の動作の一例を説明する。なお、以下の動作説明では、端末装置3a、3bは、それぞれ登録者(利用者)A、Bが使用し、端末装置3cは、登録者A、Bの上司であり、登録者(利用者)でもある承認者Dが使用するものとする。また、画像形成装置4aを操作する出力者を利用者Bとし、画像形成装置4bを操作する出力者を利用者Cとする。
(1)登録フロー
図9は、印刷システム1における登録フローの一例を示す図である。なお、以下の動作説明では、利用者情報211がサーバ装置2の記憶部21に記憶されているものとする。まず、登録者が端末装置の入力部33を操作して登録者自身の情報(以下「利用者情報」という。)としてユーザID及びパスワードを入力すると、端末装置3の受付部300は、入力されたユーザID及びパスワードを受け付ける(S101)。端末装置3の送信部301は、受付部300が受け付けたユーザID及びパスワードをサーバ装置2にネットワーク5を介して送信する(S102)。
サーバ装置2の受信部200は、利用者情報のユーザID及びパスワードを受信する(S103)。サーバ装置2の利用者情報照合部202は、受信した利用者情報が記憶部21に格納されている利用者情報211中で一致する情報があるか否かを照合する(S104)。サーバ装置2の送信部201は、照合結果を端末装置3に送信する(S105)。
端末装置3の受信部302は、サーバ装置2から送信された照合結果を受信する(S106)。端末装置3の登録対象情報設定部303は、照合成功を受信した場合(S107:Yes)、記憶部31に記憶された登録対象情報311から登録対象のリストを表示部34に表示し、登録者の操作により登録対象の選択を受け付ける(S108)。続いて登録対象情報設定部303は、選択された登録対象に対して、登録者の操作によりセキュリティレベル等の属性情報を設定する(S109)。登録対象情報設定部303は、登録対象の出力制約情報212bとして、登録対象の出力権限を有する出力者、出力場所、出力日、出力時間等を登録対象情報311に設定する(S110)。端末装置3の送信部301は、選択された登録対象と設定された出力制約情報212bをサーバ装置2に送信する(S112)。
サーバ装置2の受信部200は、端末装置3から送信された登録内容を受信する(S113)。サーバ装置2の登録処理部203は、受信した登録内容を識別する出力対象識別子を発行するとともに、受信した登録内容の登録処理を行う(S114)。サーバ装置2の送信部201は、登録処理結果を端末装置3に送信する(S115)。この登録処理結果には、上述した出力対象識別子を含む。
端末装置3の受信部302は、サーバ装置2から送信された登録処理結果を受信する(S116)。登録処理結果が登録成功の場合(S117:Yes)、制御部30は、受信した登録対象の識別子を表示部34に表示し(S118)、処理を終了する。
(2)出力申請承認フロー
図10は、印刷システム1における出力申請承認フローの一例を示す図である。利用者A又はBが端末装置3a又は3bの入力部33を操作して利用者情報としてユーザID及びパスワードを入力すると、端末装置3a又は3bの受付部300は、入力されたユーザID及びパスワードを受け付ける(S201)。端末装置3a又は3bの送信部301は、受付部300が受け付けたユーザID及びパスワードをサーバ装置2にネットワーク5を介して送信する(S202)。
サーバ装置2の受信部200は、送信された利用者情報を受信する(S203)。サーバ装置2の利用者情報照合部202は、受信した利用者情報が記憶部21に格納されている利用者情報211中で一致する情報があるか否かを照合する(S204)。サーバ装置2の送信部201は、照合結果を端末装置3a又は3bに送信する(S205)。
端末装置3の受信部302は、送信された照合結果を受信する(S206)。端末装置3の出力申請取得部304は、受信した照合結果が照合成功の場合(S207:Yes)、利用者の承認が必要な出力対象の出力申請一覧取得依頼情報を生成する(S208)。端末装置3の送信部301は、生成された出力申請一覧取得依頼情報をサーバ装置2に送信する(S209)。
サーバ装置2の受信部200は、端末装置3a又は3bから送信された出力申請一覧取得依頼情報を受信する(S210)。サーバ装置2の承認依頼処理部204は、受信した出力申請一覧取得依頼情報を処理し、利用者と紐付く出力申請一覧情報を生成する(S211)。サーバ装置2の送信部201は、生成された出力申請一覧情報を承認者D用の端末装置3cに送信する(S212)。例えば、図5に示すように、userA、userB、userCの出力申請については、userDの承認を必要とすることから、承認依頼処理部204は、出力者制約がuserA、userB、userCに設定されているドキュメントの一覧を出力申請一覧情報として生成する。
承認者D用の端末装置3cの受信部302は、サーバ装置2から送信された出力申請一覧情報を受信する(S213)。承認者Dの操作に基づいて端末装置3cの出力申請書承認部305は、受信した出力申請に対して承認処理を行う(S214)。端末装置3cの送信部301は、処理された承認結果をサーバ装置2に送信する(S215)。
サーバ装置2の受信部200は、端末装置3cから送信された承認結果を受信する(S216)。サーバ装置2の承認依頼処理部204は、受信した承認結果を該当する出力申請へ反映する(S217)。サーバ装置2の送信部201は、処理結果を申請者用の端末装置3a又は3bに送信する(S218)。すなわち、承認依頼処理部204は、後述する出力フローにおいて、userA、userB、userCの出力要求については、承認者Dが承認している場合は、出力要求を許可し、承認者Dの承認が得られない場合は、出力要求を拒否する。
端末装置3a又は3bの受信部302は、サーバ装置2から送信された処理結果を受信し(S219)、処理を終了する。
(3)出力フロー
図11は、印刷システム1における出力フローの一例を示す図である。利用者は、画像形成装置4の操作表示部43を操作して、利用者情報としてユーザID及びパスワードを入力し、出力要求を行うと、画像形成装置4の受付部400は、入力されたユーザID及びパスワードを受け付ける(S301)。画像形成装置4の送信部401は、取得された利用者情報をサーバ装置2に送信する(S302)。
サーバ装置2の受信部200は、画像形成装置4から送信された利用者情報を受信する(S303)。サーバ装置2の利用者情報照合部202は、受信した利用者情報の照合を行う(S304)。サーバ装置2の送信部201は、照合結果を画像形成装置4に送信する(S305)。
画像形成装置4の受信部402は、サーバ装置2から送信された利用者情報の照合結果を受信する(S306)。照合結果が照合成功の場合(S307:Yes)、受付部400は、利用者から出力対象の図6に示す出力対象識別子の入力を受け付ける(S308)。
画像形成装置4の場所情報取得部403は、記憶部41から自己が設置されている画像形成装置4の所在情報を取得する(S309)。画像形成装置4の出力時間取得部404は、現在の時間情報取得を行う(S310)。画像形成装置4の送信部401は、ステップS308〜310にて取得された出力対象識別子、所在及び現在の時間の情報をサーバ装置2に送信する(S311)。
サーバ装置2の受信部200は、画像形成装置4から送信された出力情報を受信する(S312)。サーバ装置2の出力依頼処理部205は、受信した情報の解析処理を行う(S313)。サーバ装置2の出力識別子照合部206は、解析された出力対象識別子の照合処理を行う(S314)。すなわち、出力識別子照合部206は、受信部200が受信した出力対象識別子が記憶部21が記憶する出力対象制約情報212に存在するか否かの照合処理を行う。出力対象識別子の照合処理が成功した場合(S315:Yes)、サーバ装置2の出力制約情報照合部207は、実際の出力状況と出力制約情報(場所、時間等)の照合処理を行う(S316)。
ステップS316の出力制約情報の照合処理が失敗した場合(S317:No)、サーバ装置2の出力履歴分析処理部208は、出力者に関する出力履歴情報と当該出力要求との間の関連性分析を行い(S318)、出力要求を許可するか否かの判断を行う(S319)。すなわち、出力履歴分析処理部208は、図8に示す制約外出力判断情報214に基づいて関連性を示す評価値の合計値を算出し、合計値が閾値以上のとき、出力要求を許可する。
ステップS315の出力制約情報の照合処理が成功した場合(S317:Yes)や、ステップS318の出力履歴分析処理にて出力可と判断された場合(S319:Yes)、サーバ装置2の送信部201は、出力対象のドキュメントを画像形成装置4に送信する(S320)。
画像形成装置4の受信部402は、サーバ装置2から送信された出力対象を受信する(S321)。画像形成装置4の出力処理部405は、ステップS321にて受信した出力対象の出力処理(印刷部45による印刷処理)を行う(S322)。出力処理完了後、画像形成装置4のログ生成処理部406は、出力結果を出力ログとして記録する(S323)。ログ生成処理完了後、画像形成装置4の送信部401は、出力ログをサーバ装置2に送信する(S324)。
サーバ装置2の受信部200は、画像形成装置4から送信された出力ログを受信する(S325)。サーバ装置2の出力履歴追加処理部209は、受信した出力ログを分析し、出力履歴追加処理を行う(S326)。ステップS304の利用者情報の照合や、ステップS314の出力対象識別子の照合、ステップS318の履歴分析処理の結果のいずれかが失敗した場合、出力不可とのメッセージを画像形成装置4の操作表示部43に表示させて利用者に知らせ(S327)、処理を終了する。
(成功例−1)
次に、ステップS318の出力履歴分析処理において、出力要求が許可された成功例−1について説明する。成功例−1は、図6の出力対象制約IDが453、出力対象識別子がXY23P3TXの場合である。この場合は、図6に示すように、ドキュメントのセキュリティレベルが機密に設定され、出力者がuserB、出力場所が本社、出力日が2014/3/11、出力時間が15:00前後15分に制約されている。
上記の場合において、実際の出力者がuserB、実際の出力場所が本社、実際の出力日が2014/3/11、実際の出力時間が制約された出力時間から外れた16:05(1つ前の打合せが延びたため)とする。
出力者Bに関する出力履歴情報213を見ると、図7に示すように、出力対象識別子XY23P3TXのドキュメントのセキュリティレベル(機密)と同じレベル(機密)の出力対象の出力履歴(出力履歴ID5580)が存在する。すなわち、図8に示す「同等以上のセキュリティレベルの出力対象の出力履歴がある」に該当するので、この項目に対して5pの評価値が与えられる。
また、userBは、過去に制約外の出力にて、承認者Dに承認された出力履歴(出力履歴ID5579)が存在する。すなわち、図8に示す「制約外の承認された出力承認がある」に該当するので、この項目に対して5pの評価値が与えられる。したがって、成功例−1は、userBに関しては合計ポイントが10pとなり、閾値8p以上となるので、出力要求が許可された事例である。
(成功例−2)
次に、ステップS318の出力履歴分析処理において出力要求が許可された成功例−2について説明する。図6の出力対象制約IDが454、出力対象識別子が666XMT17の場合である。この場合は、図6に示すように、ドキュメントのセキュリティレベルが一般に設定され、出力者がuserB、出力場所が開発拠点、出力日が2014/3/17、出力時間が10:00前後30分に制約されている。
上記の場合において、実際の出力者が制約されたuserBとは異なるuserC、実際の出力場所が開発拠点、実際の出力日が2014/3/17、実際の出力時間が10:15とする。
出力者Cに関する出力履歴情報213を見ると、図7に示すように、出力対象識別子666XMT17のドキュメントのセキュリティレベル(一般)以上のレベル(機密)の出力対象の出力履歴(出力履歴ID5578)が存在する。すなわち、図8に示す「同等以上のセキュリティレベルの出力対象の出力履歴がある」に該当するので、この項目に対して5pの評価値が与えられる。
また、userCと同じ部署の、同じ権限レベルのuserBは今回の出力場所と同じ開発拠点にて同じ時間帯の出力履歴(履歴ID『5581』)が存在する。すなわち、図8に示す「同じ部署の、同じ権限レベルの、同じ制約(場所/時間)の出力履歴がある」に該当するので、この項目に対して3pの評価値が与えられる。したがって、成功例−2は、userCに関しては合計ポイントが8pとなり、閾値8p以上となるので、出力要求が許可された事例である。
[他の実施の形態]
なお、本発明の実施の形態は、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲内で種々に変形実施が可能である。例えば、制約外出力判断情報214のうち、いずれかの項目に該当するときは、評価値の合計値と閾値との比較を行わずに、出力要求を許可してもよい。
また、本発明の要旨を変更しない範囲内で、上記実施の形態の構成要素の一部を省くことや変更することが可能である。
上記実施の形態では、プログラムが予めインストールされている構成として説明したが、プログラムをCD−ROM等のコンピュータ読取り可能な記憶媒体に格納して提供することも可能である。
1…印刷システム、2…サーバ装置、3…端末装置、4…画像形成装置、
5…ネットワーク、20…制御部、21…記憶部、22…通信部、30…制御部、
31…記憶部、32…通信部、33…入力部、34…表示部、40…制御部、
41…記憶部、42…ネットワーク通信部、43…操作表示部、44…画像読取部、
45…印刷部、46…ファクシミリ通信部、200…受信部、201…送信部、
202…利用者情報照合部、203…登録処理部、204…承認依頼処理部、
205…出力依頼処理部、206…出力識別子照合部、
207…出力制約情報照合部、208…出力履歴分析処理部、
209…出力履歴追加処理部、210…プログラム、211…利用者情報、
212…出力対象制約情報、212a…出力対象情報、212b…出力制約情報、
213…出力履歴情報、214…制約外出力判断情報、300…受付部、
301…送信部、302…受信部、303…登録対象情報設定部、
304…出力申請取得部、305…出力申請書承認部、310…プログラム、
400…受付部、401…送信部、402…受信部、403…場所情報取得部、
404…出力時間取得部、405…出力処理部、406…ログ生成処理部、
410…プログラム

Claims (8)

  1. 出力対象の登録要求を行う端末装置と、
    出力対象の出力要求を行う出力装置と、
    前記端末装置からの前記登録要求、又は前記出力装置からの前記出力要求を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した前記登録要求に基づいて前記出力対象を記憶手段に登録する登録手段と、前記受信手段が受信した前記出力要求が前記出力対象に対応付けられて登録された出力制約条件を満たすか否かを判定し、当該出力要求が前記出力制約条件を満たさない場合に、当該出力要求を行った出力者に関する出力履歴情報を参照して当該出力要求を許可するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により許可された当該出力要求に対応して前記記憶手段が記憶する前記出力対象を前記出力装置に送信して前記出力対象を出力させる送信手段とを有する管理装置と、
    を備えた印刷システム。
  2. 出力対象の登録要求、又は出力対象の出力要求を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した前記登録要求に基づいて前記出力対象を記憶手段に登録する登録手段と、
    前記受信手段が受信した前記出力要求が前記出力対象に対応付けられて登録された出力制約条件を満たすか否かを判定し、当該出力要求が前記出力制約条件を満たさない場合に、当該出力要求を行った出力者に関する出力履歴情報を参照して当該出力要求を許可するか否かを判定する判定手段と、
    を備えた管理装置。
  3. 前記判定手段は、前記出力者に関する出力履歴情報と当該出力要求との間の関連性を示す評価値を算出し、前記評価値が閾値以上であるとき、当該出力要求を許可する、請求項2に記載の管理装置。
  4. 前記関連性を示す評価値は、前記出力者に関する出力履歴情報に含まれる項目毎に定めた評価値の合計値である、請求項3に記載の管理装置。
  5. 前記関連性を示す評価値は、前記出力者及び前記出力者と同じ部署に所属する者に関する出力履歴情報に含まれる項目毎に定めた評価値の合計値である、請求項3に記載の管理装置。
  6. 前記出力者に関する出力履歴情報に含まれる項目には、当該出力対象に設定された機密にすべき度合いを示す機密度と同等以上の出力履歴が存在すること、当該出力制約条件とは別に予め定められた者により出力が認められた出力履歴が存在すること、当該出力制約条件の出力場所及び出力時間と同じ制約の出力履歴が存在すること、のいずれかが含まれる、請求項4又は5に記載の管理装置。
  7. 前記出力者と同じ部署に所属する者に関する出力履歴情報に含まれる項目には、前記出力者と同じ部署の同じ権限レベルを有する者に関する出力履歴情報に当該出力対象に設定された機密にすべき度合いを示す機密度と同等以上の出力履歴が存在すること、前記出力者と同じ部署の同じ権限レベルを有する者に関する出力履歴情報に当該出力制約条件の出力場所又は出力時間と同じ制約の出力履歴が存在すること、のいずれかが含まれる、請求項5に記載の管理装置。
  8. コンピュータに、
    出力対象の登録要求、又は出力対象の出力要求を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した前記登録要求に基づいて前記出力対象を記憶手段に登録する登録手段と、
    前記受信手段が受信した前記出力要求が前記出力対象に対応付けられて登録された出力制約条件を満たすか否かを判定し、当該出力要求が前記出力制約条件を満たさない場合に、当該出力要求を行った出力者に関する出力履歴情報を参照して当該出力要求を許可するか否かを判定する判定手段として機能させるためのプログラム。

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