JP2016018352A - 作業実行管理システム及び作業実行管理方法 - Google Patents

作業実行管理システム及び作業実行管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】データセンタの運営作業の工程管理の漏れを容易に防止する、作業実行管理システムを提供する。【解決手段】顧客サーバ92のシステム構成情報を格納する顧客サーバ構成DB12と、作業依頼の工程管理を行う作業工程管理情報を格納する作業管理DB13と、作業工程管理を行う管理コンピュータ20とを備える。顧客サーバ92の作業依頼を受信したとき、運用担当者が運用担当者端末80に表示した作業手順書やチェックシートの項目を1項目毎に消し込み返信することによって開始時刻後に作業が開始されているか否かを判定する機能と、作業手順書の項目数と消し込まれた項目数から作業進捗率を確認する機能を設ける。これら機能を参照して依頼作業の開始と進捗状況と終了とを監視し、所定の開始時刻・所定の進捗状況・所定の終了時刻を越えたときにフォローアップメールとアラートメールと作業完了メールを発行する。【選択図】図1

Description

本発明は、データセンタに設置されたコンピュータサーバに対する保守作業や設定変更作業等の運用を管理する作業実行管理システム及び作業実行管理方法に係り、特に保守作業や設定変更作業等の受付から作業手順書の作成、作業指示、作業確認等の作業工程の漏れを容易に防止することができる作業実行管理システム及び作業実行管理方法に関する。
近年のコンピュータシステムは、顧客サーバの運用サービスとして障害に対する保守作業やリプレース・バージョンアップ等による設定変更作業等の運用を作業実行管理システムにて請け負い、この請け負い作業の受付から作業手順書の作成、作業指示、作業確認等の運用作業の工程管理が行われる。この作業工程の管理は、対象となる顧客サーバの機器構成・台数・規模に応じて運用工数が増え、作業受付や実装作業等の抜けや漏れが発生した場合、顧客サーバの運用事故や業務に悪影響を与える可能性があるため、データセンタの管理者は運用作業の作業工程管理の抜けや漏れを確実に防止することが要望されている。
なお、従来技術による作業実行管理システムに関する技術が記載された文献としては、下記の特許文献が挙げられ、この特許文献には、作業者に持たせるナビ機能を有する携帯端末と、データセンタ内における携帯端末の位置と対象サーバの位置とを把握する手段と、作業及び作業実施状態を管理する手段と、携帯端末の画面にデータセンタ内でのユーザの現在位置から目的場所までの経路などを表示して誘導する手段と、ユーザによる作業の内容をガイドする手段と、位置情報などをもとに作業に係わる所定の状態を検知してアラームを出力する手段とを設け、データセンタ内での作業者の誘導や作業支援を行ってコスト削減などを実現できるデータセンタナビゲーションシステムが記載されている。
特開2012−256276号公報
前述の特許文献1記載技術は、データセンタ内の作業場所を作業者にガイドすることができるものの、作業実行管理システムにおける保守作業や設定変更作業等の受付から作業手順書の作成、作業指示、作業確認等の管理作業の漏れを防止することを考慮しておらず、管理作業の漏れを防止するためには人手により表計算ソフトウェア等を用いて工程管理を行わなければならないという課題を招く可能性があった。また、この人手による工程管理は、管理漏れが生じる可能性が大きいという課題があった。
本発明の目的は、前述の従来技術による課題を解決しようとするものであり、工程管理作業の漏れを容易に防止することができる作業実行管理システム及び作業実行管理方法を提供することである。
前記目的を達成するため本発明は、複数のサーバが配置されたデータセンタと通信回線を介して接続され、該データセンタからの電子メールによる運用作業の依頼を受け、該運用作業の受付から実行までの工程管理を行う作業実行管理システムであって、
前記データセンタを利用する顧客データを格納する顧客データベースと、前記データセンタに配置された複数サーバのシステム構成情報を格納する顧客サーバ構成データベースと、顧客からの作業依頼の工程管理を行うための作業工程管理情報を格納する作業管理データベースと、作業管理者が操作する作業管理者PCと接続され、前記顧客データベースと顧客サーバ構成データベースと作業管理データベースとの各情報を参照して作業の工程管理を行う管理コンピュータと、作業手順書及びチェックシートの印字出力を行うプリンタとを備え、
前記顧客サーバ構成データベースは、前記顧客毎の仮想サーバIDと、該仮想サーバを構成する物理的に存在する物理サーバを一意に表す物理サーバIDと、該物理サーバを構成するハードウェア情報及びソフトウェア情報を含むシステム構成情報を格納し、
前記作業管理データベースは、顧客からの作業依頼毎に一意に付与される作業依頼IDと、当該作業の受付日と、運用作業対象の仮想サーバと、該仮想サーバを構成する物理サーバと、保守作業や設定変更作業の内容を表す依頼内容と、作業終了期限を表す作業期限日時と、当該作業の指示書である作業計画書の作成日等を表す作業計画書と、具体的な作業手順を表す作業手順書の作成日等を表す作業手順書と、作業終了日時と、実際の作業を実施する担当者を表す運用担当者を含む作業工程管理情報を格納し、
前記管理コンピュータが、顧客担当者PCを用いて通信回線網を介して作業依頼対象の仮想サーバと依頼内容と作業期限日時と作業指定日時等を指定した作業依頼を受信したとき、
該受信した作業依頼の作業依頼IDと受付日と運用作業対象仮想サーバと該仮想サーバを構成する物理サーバと依頼内容と作業期限日時とを作業管理データベースに登録する作業受け付けを行う作業依頼登録処理を行う第1工程と、
該第1工程による依頼内容に不備が無い事を作業担当者が確認し、不備がないと確認したときに顧客担当者PC宛に作業受付完了メールを発行する作業受付処理を行う第2工程と、
該第2工程に続いて作業管理者が作業管理者PCを用いて作業内容や作業スケジュールを作業管理データベースに登録し、作業手順書及びチェックシートを作成して登録及び運用担当者端末宛に送信する作業計画及び作業手順書作成処理を行う第3工程と、
前記第3工程に続いて作業成果の妥当性を検証する作業であるレビュー開始時刻前に運用担当者端末宛にリマインドメールを発行する作業レビュー処理を行う第4工程と、
該第4工程によりリマインドメールを運用担当者端末に受信した運用担当者が作業対象サーバに対する作業開始時刻を過ぎても作業が開始されていない場合、フォローアップメールを所定時間毎に発行する作業実施処理を行う第5工程と、
該第5工程による作業が終了したか否かを作業進捗率により確認し、確認したときに、顧客担当者PC及び作業管理者PC宛に作業完了メールを発行する作業確認処理を行う第6工程と、
該第6工程により作業完了メールを顧客担当者PCに受信した顧客担当者が顧客サーバにアクセスして作業依頼が正常に完了しているか否かの確認を行い、この確認が所定時間経過後においてもされないときに所定日数おきに顧客担当者PC宛に作業完了確認を促すフォローアップメールを発行する作業結果確認処理を行う第7工程とを実行することを第1の特徴とする。
また、本発明は、第1の特徴の作業実行管理システムにおいて、前記管理コンピュータが、前記運用担当者が運用担当者端末に表示した作業手順書やチェックシートの項目を1項目毎に消し込み、返信することによって開始時刻後に作業が開始されているか否かを判定する機能と、作業手順書の項目数と消し込まれた項目数から作業進捗率を確認する機能と、作業時間帯の所定時間率に到達したときに作業進捗率が所定率を超えていない場合アラートメールを発行する機能と作業終了時間や判断ポイント時間になった場合はアラートメールを発行する機能と作業完了時に顧客担当者PCと作業管理者PC宛に作業終了報告メールを発行する機能とを有し、前記第5工程において、前記運用担当者端末に表示した作業手順書やチェックシートの項目を1項目毎に消し込んで返信された情報に基づき、作業対象サーバに対する作業開始時刻に作業が開始されているか否かを判定することを第2の特徴とする。
また、本発明は、前記何れかの特徴の作業実行管理システムにおいて、前記管理コンピュータが、前記第6工程において、前記運用担当者端末に表示した作業手順書やチェックシートの項目を1項目毎に消し込んで返信された情報に基づき、作業対象サーバに対する作業が終了したか否かを判定することを第3の特徴とする。
さらに、本発明は、データセンタを利用する顧客データを格納する顧客データベースと、前記データセンタに配置された複数サーバのシステム構成情報を格納する顧客サーバ構成データベースと、顧客からの作業依頼の工程管理を行うための作業工程管理情報を格納する作業管理データベースと、作業管理者が操作する作業管理者PCと接続され、前記顧客データベースと顧客サーバ構成データベースと作業管理データベースとの各情報を参照して作業の工程管理を行う管理コンピュータと、作業手順書及びチェックシートの印字出力を行うプリンタとを備え、
前記顧客サーバ構成データベースが、前記顧客毎の仮想サーバIDと、該仮想サーバを構成する物理的に存在する物理サーバを一意に表す物理サーバIDと、該物理サーバを構成するハードウェア情報及びソフトウェア情報を含むシステム構成情報を格納し、
前記作業管理データベースが、顧客からの作業依頼毎に一意に付与される作業依頼IDと、当該作業の受付日と、運用作業対象の仮想サーバと、該仮想サーバを構成する物理サーバと、保守作業や設定変更作業の内容を表す依頼内容と、作業終了期限を表す作業期限日時と、当該作業の指示書である作業計画書の作成日等を表す作業計画書と、具体的な作業手順を表す作業手順書の作成日等を表す作業手順書と、作業終了日時と、実際の作業を実施する担当者を表す運用担当者を含む作業工程管理情報を格納し、
複数サーバが配置されたデータセンタと通信回線を介して接続され、該データセンタからの電子メールによる運用作業の依頼を受け、該運用作業の受付から実行までの工程管理を行うコンピュータシステムの作業実行管理方法であって、
前記管理コンピュータが、顧客担当者PCを用いて通信回線網を介して作業依頼対象の仮想サーバと依頼内容と作業期限日時と作業指定日時等を指定した作業依頼を受信したとき、
該受信した作業依頼の作業依頼IDと受付日と運用作業対象仮想サーバと該仮想サーバを構成する物理サーバと依頼内容と作業期限日時とを作業管理データベースに登録する作業受け付けを行う作業依頼登録処理を行う第1工程と、
該第1工程による依頼内容に不備が無い事を作業担当者が確認し、不備がないと確認したときに顧客担当者PC宛に作業受付完了メールを発行する作業受付処理を行う第2工程と、
該第2工程に続いて作業管理者が作業管理者PCを用いて作業内容や作業スケジュールを作業管理データベースに登録し、作業手順書及びチェックシートを作成して登録及び運用担当者端末宛に送信する作業計画及び作業手順書作成処理を行う第3工程と、
前記第3工程に続いて作業成果の妥当性を検証する作業であるレビュー開始時刻前に運用担当者端末宛にリマインドメールを発行する作業レビュー処理を行う第4工程と、
該第4工程によりリマインドメールを運用担当者端末に受信した運用担当者が作業対象サーバに対する作業開始時刻を過ぎても作業が開始されていない場合、フォローアップメールを所定時間毎に発行する作業実施処理を行う第5工程と、
該第5工程による作業が終了したか否かを作業進捗率により確認し、確認したときに、顧客担当者PC及び作業管理者PC宛に作業完了メールを発行する作業確認処理を行う第6工程と、
該第6工程により作業完了メールを顧客担当者PCに受信した顧客担当者が顧客サーバにアクセスして作業依頼が正常に完了しているか否かの確認を行い、この確認が所定時間経過後においてもされないときに所定日数おきに顧客担当者PC宛に作業完了確認を促すフォローアップメールを発行する作業結果確認処理を行う第7工程とを実行することを第4の特徴とする。
また、本発明は、第4の特徴の作業実行管理方法において、前記管理コンピュータに、前記運用担当者が運用担当者端末に表示した作業手順書やチェックシートの項目を1項目毎に消し込み、返信することによって開始時刻後に作業が開始されているか否かを判定する機能と、作業手順書の項目数と消し込まれた項目数から作業進捗率を確認する機能と、作業時間帯の所定時間率に到達したときに作業進捗率が所定時間率を超えていない場合アラートメールを発行する機能と作業終了時間や判断ポイント時間になった場合はアラートメールを発行する機能と作業完了時に顧客担当者PCと作業管理者PC宛に作業終了報告メールを発行する機能とを設け、
前記第5工程において、前記運用担当者端末に表示した作業手順書やチェックシートの項目を1項目毎に消し込んで返信された情報に基づき、作業対象サーバに対する作業開始時刻に作業が開始されているか否かを判定させることを第5の特徴とする。
また、本発明は、前記何れかの特徴の作業実行管理方法において、前記管理コンピュータに、前記第6工程において、前記運用担当者端末に表示した作業手順書やチェックシートの項目を1項目毎に消し込んで返信された情報に基づき、作業対象サーバに対する作業が終了したか否かを判定させることを第6の特徴とする。
本発明による作業実行管理システム及び作業実行管理方法は、管理コンピュータに、前記運用担当者が運用担当者端末に表示した作業手順書やチェックシートの項目を1項目毎に消し込み、返信することによって開始時刻後に作業が開始されているか否かを判定する機能と、作業手順書の項目数と消し込まれた項目数から作業進捗率を確認する機能を設け、これら機能を参照して依頼作業の開始と進捗状況と終了とを監視し、所定の開始時刻・所定の進捗状況・所定の終了時刻を越えたときにフォローアップメールとアラートメールと作業完了メールを発行することによって、工程管理作業の漏れを容易に防止することができる。
本発明の実施形態による作業実行管理システムを含むコンピュータシステム示す図。 本実施形態による複数のデータベース構成を示す図。 本実施形態による作業実行管理システムの動作処理フロー図。
以下、本発明による作業実行管理システム及び作業実行管理方法の一実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
[構成]
本実施形態による作業実行管理システム100は、図1に示す如く、複数のサーバラック等により構成される顧客サーバ92が配置された顧客のデータセンタ90とインターネット等の通信回線網40を介して接続され、該データセンタ90の顧客担当者PC91からの電子メールによる障害に対する保守作業やリプレース・バージョンアップ等による設定変更作業等の運用作業の依頼を受け、これら作業の受付から実行までの工程管理を行うコンピュータシステムであって、運用対象であるデータセンタを利用する複数顧客の顧客データを格納する顧客DB(データベース)11と、該顧客データセンタに配置された複数の顧客サーバのシステム構成情報を格納する顧客サーバ構成DB12と、顧客からの作業依頼の工程管理を行うための作業工程管理情報を格納する作業管理DB13と、作業管理者が操作する作業管理者PC22と接続され、前記顧客DB11と顧客サーバ構成DB12と作業管理DB13との各情報を参照して作業の工程管理を行う管理コンピュータ20と、作業手順書30及びチェックシート31その他の印字出力を行うプリンタ23とを備える。
前記顧客DB11は、図2(a)に示す如く、顧客を一意に識別するための顧客IDと、顧客名を表す顧客社名と、当該顧客の担当者名と、顧客の住所と、顧客担当者の電話番号と、顧客担当者のメールアドレスと、当該顧客の仮想サーバを一意に表す仮想サーバIDの各項目情報を含む顧客データを格納する。
前記顧客サーバ構成DB12は、図2(b)に示す如く、前記顧客毎の仮想サーバIDと、該仮想サーバを構成する物理的に存在する物理サーバを一意に表す物理サーバIDと、該物理サーバのハードウェアであるCPU構成・記憶領域であるメモリ種・容量を表すメモリ構成・記憶装置であるRAID構成と、稼働されるソフトウェアである各種プログラムを表すプログラム構成と、ハードウェアが接続されるIPアドレスその他の各項目情報を含むシステム構成情報を格納する。
前記作業管理DB13は、図2(c)に示す如く、顧客からの作業依頼毎に一意に付与される作業依頼IDと、当該作業の受付日と、運用作業対象の仮想サーバと、該仮想サーバを構成する物理サーバと、保守作業やリプレース・バージョンアップ等による設定変更作業等の依頼内容と、作業終了期限を表す作業期限日時と、当該作業の指示書である作業計画書の作成日等を表す作業計画書と、具体的な作業手順を表す作業手順書の作成日等を表す作業手順書と、作業終了日時と、実際の作業を実施する担当者を表す運用担当者その他の作業工程管理情報を格納する。
[動作]
このように構成された作業実行管理システム100は、図3に示す如く、顧客のデータセンタ90の顧客サーバ92を管理する顧客担当者が顧客担当者PC91を用いて通信回線網40を介して作業実行管理システム100に対象システムと対象の仮想サーバと依頼内容と作業期限日時と作業指定日時等を指定して作業依頼を行ったとき、この作業依頼を作業管理DB13に登録する作業受け付けを行う作業依頼登録処理を行うステップS300と、該ステップS300による依頼内容に不備が無い事を作業担当者が確認し、不備がないときに顧客担当者PC91宛に作業受付完了メールを発行する作業受付処理を行うステップS301と、該ステップS301に続いて作業管理者が作業管理者PC22を用いて作業内容や作業スケジュールを作業管理DB13に登録し、作業手順書及びチェックシートを作成して登録及び運用担当者端末80宛に送信する作業計画及び作業手順書作成処理を行うステップS302とを実行する。
次いで、本実施形態による作業実行管理システム100は、前記ステップS302に続いて成果の妥当性を検証する作業であるレビュー開始30分前及び開始日時に運用担当者端末80宛にリマインドメールを発行する作業レビュー処理を行うステップS303と、該ステップS303によりリマインドメールを運用担当者端末80に受信した運用担当者が顧客のデータセンタ90に出向いて顧客サーバ92の作業を実施し、開始時刻を過ぎても作業が開始されていない場合、フォローアップメールを5分毎に発行する作業実施処理を行うステップS304と、該ステップS304による作業が終了したか否かを作業進捗率により確認し、確認したときに、顧客担当者PC91及び作業管理者PC22宛に作業完了メールを発行する作業確認処理を行うステップS305と、該ステップS305により作業完了メールを顧客担当者PC91に受信した顧客担当者が顧客サーバ92にアクセスして作業依頼が正常に完了しているか否かの確認を行い、この確認が所定時間経過後においてもされないときに1日おきに顧客担当者PC91宛に作業完了確認を促すフォローアップメールを発行する作業結果確認処理を行うステップS306とを実行することによって、工程管理作業の漏れを容易に防止することができる。
また、前記ステップS301の作業依頼登録処理において作業依頼が登録されたとき、本作業実行管理システム100は、(1)通知機能部24を用いて作業管理者PC22及び運用担当者端末80宛に作業が登録されたことを電子メールにより通知する機能と、(2)登録した作業の作業期限や指定日時が所定時間、例えば36時間以内のとき、前記電子メールに緊急作業としてメールタイトルに[緊急]などの文言を追加する機能と、(3)作業管理者PC22及び運用担当者端末80から作業登録を確認した返信メールが所定時間、例えば24時間以内にない場合、デフォルトとして、以降1時間おきにフォローアップメールを発行する機能と、(4)作業期限や指定日時が36時間以内のとき、受付到着後1時間おきにメールタイトルに[至急受付要]などの文言を付加したフォローアップメールを発行する機能とを実行する。
前記ステップS302の作業手順書作成処理は、(1)作業対象や作業日時などの所定項目については依頼内容から自動登録する機能と、(2)過去実績の作業時間とサーバ台数と作業手順ステップ数とリスクの高さから推奨作業時間や確認時間を自動計算する機能とを有する。
前記ステップS304の作業実施処理は、(1)運用担当者が運用担当者端末80に表示した作業手順書やチェックシートの項目を1項目毎に消し込み、返信することによって開始時刻後に作業が開始されているか否かを判定する機能と、(2)作業手順書の項目数と消し込まれた項目数から作業進捗率を確認する機能と、(3)作業時間帯の所定時間率、例えば80%に到達したときに作業進捗率が所定時間率、例えば80%を超えていない場合アラートメールを発行する機能と、(4)作業終了時間や判断ポイント時間になった場合はアラートメールを発行する機能と、(5)作業完了時に顧客担当者PC91と作業管理者PC22宛に作業終了報告メールを発行する機能とを有する。
前記ステップS305の作業確認処理は、(1)実装作業後に確認までに時間が空く場合に確認作業の日時を指定することが出来る機能と、(2)確認作業日時になり且つ作業進捗率により作業が完了していないと判定したときにリマインドメールを発行する機能と、(3)確認作業日時後においても確認作業が完了しない場合に所定時間毎、例えば、1時間おきにフォローアップメールを1時間毎に発行する機能を発行する機能とを有する。
このように本実施形態による作業実行管理システム100は、管理コンピュータ20に、運用担当者が運用担当者端末80に表示した作業手順書やチェックシートの項目を1項目毎に消し込み、返信することによって開始時刻後に作業が開始されているか否かを判定する機能と、作業手順書の項目数と消し込まれた項目数から作業進捗率を確認する機能を設け、これら機能を参照して依頼作業の開始と進捗状況と終了とを監視し、所定の開始時刻・所定の進捗状況・所定の終了時刻を越えたときにフォローアップメールとアラートメールと作業完了メールを発行することによって、工程管理作業の漏れを容易に防止することができる。
11 顧客DB、12 顧客サーバ構成DB、13 作業管理DB、
20 管理コンピュータ、23 プリンタ、24 通知機能部、
30 作業手順書、31 チェックシート、40 通信回線網、
80 運用担当者端末、90 データセンタ、91 顧客担当者PC、
92 顧客サーバ、100 作業実行管理システム

Claims (6)

  1. 複数のサーバが配置されたデータセンタと通信回線を介して接続され、該データセンタからの電子メールによる運用作業の依頼を受け、該運用作業の受付から実行までの工程管理を行う作業実行管理システムであって、
    前記データセンタを利用する顧客データを格納する顧客データベースと、前記データセンタに配置された複数サーバのシステム構成情報を格納する顧客サーバ構成データベースと、顧客からの作業依頼の工程管理を行うための作業工程管理情報を格納する作業管理データベースと、作業管理者が操作する作業管理者PCと接続され、前記顧客データベースと顧客サーバ構成データベースと作業管理データベースとの各情報を参照して作業の工程管理を行う管理コンピュータと、作業手順書及びチェックシートの印字出力を行うプリンタとを備え、
    前記顧客サーバ構成データベースは、前記顧客毎の仮想サーバIDと、該仮想サーバを構成する物理的に存在する物理サーバを一意に表す物理サーバIDと、該物理サーバを構成するハードウェア情報及びソフトウェア情報を含むシステム構成情報を格納し、
    前記作業管理データベースは、顧客からの作業依頼毎に一意に付与される作業依頼IDと、当該作業の受付日と、運用作業対象の仮想サーバと、該仮想サーバを構成する物理サーバと、保守作業や設定変更作業の内容を表す依頼内容と、作業終了期限を表す作業期限日時と、当該作業の指示書である作業計画書の作成日等を表す作業計画書と、具体的な作業手順を表す作業手順書の作成日等を表す作業手順書と、作業終了日時と、実際の作業を実施する担当者を表す運用担当者を含む作業工程管理情報を格納し、
    前記管理コンピュータが、顧客担当者PCを用いて通信回線網を介して作業依頼対象の仮想サーバと依頼内容と作業期限日時と作業指定日時等を指定した作業依頼を受信したとき、
    該受信した作業依頼の作業依頼IDと受付日と運用作業対象仮想サーバと該仮想サーバを構成する物理サーバと依頼内容と作業期限日時とを作業管理データベースに登録する作業受け付けを行う作業依頼登録処理を行う第1工程と、
    該第1工程による依頼内容に不備が無い事を作業担当者が確認し、不備がないと確認したときに顧客担当者PC宛に作業受付完了メールを発行する作業受付処理を行う第2工程と、
    該第2工程に続いて作業管理者が作業管理者PCを用いて作業内容や作業スケジュールを作業管理データベースに登録し、作業手順書及びチェックシートを作成して登録及び運用担当者端末宛に送信する作業計画及び作業手順書作成処理を行う第3工程と、
    前記第3工程に続いて作業成果の妥当性を検証する作業であるレビュー開始時刻前に運用担当者端末宛にリマインドメールを発行する作業レビュー処理を行う第4工程と、
    該第4工程によりリマインドメールを運用担当者端末に受信した運用担当者が作業対象サーバに対する作業開始時刻を過ぎても作業が開始されていない場合、フォローアップメールを所定時間毎に発行する作業実施処理を行う第5工程と、
    該第5工程による作業が終了したか否かを作業進捗率により確認し、確認したときに、顧客担当者PC及び作業管理者PC宛に作業完了メールを発行する作業確認処理を行う第6工程と、
    該第6工程により作業完了メールを顧客担当者PCに受信した顧客担当者が顧客サーバにアクセスして作業依頼が正常に完了しているか否かの確認を行い、この確認が所定時間経過後においてもされないときに所定日数おきに顧客担当者PC宛に作業完了確認を促すフォローアップメールを発行する作業結果確認処理を行う第7工程とを実行することを特徴とする作業実行管理システム。
  2. 前記管理コンピュータが、前記運用担当者が運用担当者端末に表示した作業手順書やチェックシートの項目を1項目毎に消し込み、返信することによって開始時刻後に作業が開始されているか否かを判定する機能と、作業手順書の項目数と消し込まれた項目数から作業進捗率を確認する機能と、作業時間帯の所定時間率に到達したときに作業進捗率が所定時間率を超えていない場合アラートメールを発行する機能と作業終了時間や判断ポイント時間になった場合はアラートメールを発行する機能と作業完了時に顧客担当者PCと作業管理者PC宛に作業終了報告メールを発行する機能とを有し、
    前記第5工程において、前記運用担当者端末に表示した作業手順書やチェックシートの項目を1項目毎に消し込んで返信された情報に基づき、作業対象サーバに対する作業開始時刻に作業が開始されているか否かを判定することを特徴とする請求項1記載の作業実行管理システム。
  3. 前記管理コンピュータが、前記第6工程において、前記運用担当者端末に表示した作業手順書やチェックシートの項目を1項目毎に消し込んで返信された情報に基づき、作業対象サーバに対する作業が終了したか否かを判定することを特徴とする請求項2記載の作業実行管理システム。
  4. データセンタを利用する顧客データを格納する顧客データベースと、前記データセンタに配置された複数サーバのシステム構成情報を格納する顧客サーバ構成データベースと、顧客からの作業依頼の工程管理を行うための作業工程管理情報を格納する作業管理データベースと、作業管理者が操作する作業管理者PCと接続され、前記顧客データベースと顧客サーバ構成データベースと作業管理データベースとの各情報を参照して作業の工程管理を行う管理コンピュータと、作業手順書及びチェックシートの印字出力を行うプリンタとを備え、
    前記顧客サーバ構成データベースが、前記顧客毎の仮想サーバIDと、該仮想サーバを構成する物理的に存在する物理サーバを一意に表す物理サーバIDと、該物理サーバを構成するハードウェア情報及びソフトウェア情報を含むシステム構成情報を格納し、
    前記作業管理データベースが、顧客からの作業依頼毎に一意に付与される作業依頼IDと、当該作業の受付日と、運用作業対象の仮想サーバと、該仮想サーバを構成する物理サーバと、保守作業や設定変更作業の内容を表す依頼内容と、作業終了期限を表す作業期限日時と、当該作業の指示書である作業計画書の作成日等を表す作業計画書と、具体的な作業手順を表す作業手順書の作成日等を表す作業手順書と、作業終了日時と、実際の作業を実施する担当者を表す運用担当者を含む作業工程管理情報を格納し、
    複数サーバが配置されたデータセンタと通信回線を介して接続され、該データセンタからの電子メールによる運用作業の依頼を受け、該運用作業の受付から実行までの工程管理を行うコンピュータシステムの作業実行管理方法であって、
    前記管理コンピュータが、顧客担当者PCを用いて通信回線網を介して作業依頼対象の仮想サーバと依頼内容と作業期限日時と作業指定日時等を指定した作業依頼を受信したとき、
    該受信した作業依頼の作業依頼IDと受付日と運用作業対象仮想サーバと該仮想サーバを構成する物理サーバと依頼内容と作業期限日時とを作業管理データベースに登録する作業受け付けを行う作業依頼登録処理を行う第1工程と、
    該第1工程による依頼内容に不備が無い事を作業担当者が確認し、不備がないと確認したときに顧客担当者PC宛に作業受付完了メールを発行する作業受付処理を行う第2工程と、
    該第2工程に続いて作業管理者が作業管理者PCを用いて作業内容や作業スケジュールを作業管理データベースに登録し、作業手順書及びチェックシートを作成して登録及び運用担当者端末宛に送信する作業計画及び作業手順書作成処理を行う第3工程と、
    前記第3工程に続いて作業成果の妥当性を検証する作業であるレビュー開始時刻前に運用担当者端末宛にリマインドメールを発行する作業レビュー処理を行う第4工程と、
    該第4工程によりリマインドメールを運用担当者端末に受信した運用担当者が作業対象サーバに対する作業開始時刻を過ぎても作業が開始されていない場合、フォローアップメールを所定時間毎に発行する作業実施処理を行う第5工程と、
    該第5工程による作業が終了したか否かを作業進捗率により確認し、確認したときに、顧客担当者PC及び作業管理者PC宛に作業完了メールを発行する作業確認処理を行う第6工程と、
    該第6工程により作業完了メールを顧客担当者PCに受信した顧客担当者が顧客サーバにアクセスして作業依頼が正常に完了しているか否かの確認を行い、この確認が所定時間経過後においてもされないときに所定日数おきに顧客担当者PC宛に作業完了確認を促すフォローアップメールを発行する作業結果確認処理を行う第7工程とを実行することを特徴とする作業実行管理方法。
  5. 前記管理コンピュータに、前記運用担当者が運用担当者端末に表示した作業手順書やチェックシートの項目を1項目毎に消し込み、返信することによって開始時刻後に作業が開始されているか否かを判定する機能と、作業手順書の項目数と消し込まれた項目数から作業進捗率を確認する機能と、作業時間帯の所定時間率に到達したときに作業進捗率が所定時間率を超えていない場合アラートメールを発行する機能と作業終了時間や判断ポイント時間になった場合はアラートメールを発行する機能と作業完了時に顧客担当者PCと作業管理者PC宛に作業終了報告メールを発行する機能とを設け、
    前記第5工程において、前記運用担当者端末に表示した作業手順書やチェックシートの項目を1項目毎に消し込んで返信された情報に基づき、作業対象サーバに対する作業開始時刻に作業が開始されているか否かを判定させることを特徴とする請求項4記載の作業実行管理方法。
  6. 前記管理コンピュータに、前記第6工程において、前記運用担当者端末に表示した作業手順書やチェックシートの項目を1項目毎に消し込んで返信された情報に基づき、作業対象サーバに対する作業が終了したか否かを判定させることを特徴とする請求項5記載の作業実行管理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018073164A (ja) * 2016-10-31 2018-05-10 日本電信電話株式会社 情報管理装置、情報管理方法および情報管理プログラム
JP2020149139A (ja) * 2019-03-11 2020-09-17 株式会社Nttファシリティーズ 作業支援システム、作業支援方法、及びプログラム
KR102253220B1 (ko) * 2020-08-10 2021-05-18 (주)클라우드랩 스마트 위험 발굴 시스템 및 이를 이용한 추가 위험 발굴 및 조치 방법

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