JP2016015951A - 蔓性植物除去工具 - Google Patents

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【課題】長尺の操作棒をもって蔓性植物を除去する作業を行う場合において、操作棒を大きく動かす操作が不要で、どのような使用状態でも同様の労力で蔓性植物を除去することが可能な蔓性植物除去工具を提供する。【解決手段】蔓性植物除去工具1は、操作棒2の先端部にヘッド3を取り付けて構成され、このヘッド3を、互いに対峙する対をなす側壁部4,5、及び、それぞれの側壁部4,5の一端側を連結する連結部6により構成されたヘッド本体7と、このヘッド本体7の対をなす側壁部4,5に設けられ、側壁部間に挿入される部材に対して近接、離間するように揺動可能に取り付けられた対をなす揺動刃8a,8bと、ヘッド本体7から引き出された線状部材20の操作に連動して対をなす揺動刃8a,8bを互いに近接させるように揺動させる揺動刃駆動機構とから構成する。【選択図】図2

Description

本発明は、電柱などの柱状立設体を支えるためにその上部から地上へ斜めに張った支線に絡みついたかずら等の蔓性植物を除去するために用いる工具に関する。
架空配電線路の支持物である電柱は、様々な箇所に施設されており、倒壊防止等の観点から、上部から地上へ斜めに張った支線が取り付けられている。
この電柱の支線には、かずら等の蔓性植物が絡みついて巻き上がるため、そのまま放置しておくと、最悪の場合には、蔓性植物が配電線などの充電設備に達し、地絡による停電を発生させる不都合がある。このため、従来においては、蔓性植物の電柱支線への巻き上がりの有無を定期点検の際に確認し、また、巻き上がりの有無を点検するために臨時巡視を行い、巻き上がりが発見される都度、巻き上がった蔓性植物を除去するようにしている。
このような蔓性植物を除去する作業においては、地上から低い箇所であれば、鎌状の刃物を直接手で持って、蔓性植物を掻き分けて支線の近くまで入り、支線に絡み付いた蔓性植物を切断除去するようにし、また、地上から高い箇所であれば、万能活線操作棒に鎌状の刃物を取り付けて離れた箇所から切断除去する作業を行ったり、電柱に昇って鎌状の刃物を手で持って除去したりするようにしている。
また、電柱支線に巻付いた蔓を地上からの操作により作業性よく切払い除去するために、所要の長さを持つ杆体の先端に、鎌と鋸とを刃部が互いに外向きになるように対向させて取付けた切払い除去具も提案されている(特許文献1参照)。
特開平6 − 7 0 6 6 号公報
しかしながら、鎌状の刃物で蔓性植物を切断する場合には、振りかぶる動作が必要となり、また、鋸状の刃部で蔓性植物を切断する場合には、上下または前後に動かす動作が必要となり、多大な労力を要するものであった。特に、長尺の操作棒を利用する場合には、鎌状の刃物を直接持って行う作業よりも数倍の労力を要し、足場が悪い箇所や無理な姿勢を強いられる場合には、振りかぶる動作や上下・前後に動かす動作が困難となり、また、安定感が低下して危険を伴うものであった。
本発明は、係る事情に鑑みてなされたものであり、長尺の操作棒をもって蔓性植物を除去する作業を行う場合において、操作棒を大きく動かす操作が不要で、どのような使用状態でも同様の労力で蔓性植物を除去することが可能な蔓性植物除去工具を提供することを主たる課題としている。
上記課題を達成するために、本発明に係る蔓性植物除去工具は、操作棒の先端部に取り付けられるヘッドを備え、このヘッドを、互いに対峙する対をなす側壁部、及び、それぞれの側壁部の一端側を連結する連結部により構成され、前記対をなす側壁部の間に他端側が開放された収容空間が形成されたヘッド本体と、このヘッド本体の対をなす側壁部のそれぞれに設けられ、側壁部間に挿入される部材に対して近接、離間するように揺動可能に取り付けられた対をなす揺動刃と、前記ヘッド本体から引き出された線状部材の操作に連動して前記対をなす揺動刃を互いに近接させるように揺動させる揺動刃駆動機構と、を具備することを特徴としている。
したがって、作業者は、ヘッドが取り付けられた操作棒を持ってヘッドを蔓性植物が巻きついた支線に近づけ、対をなす側壁部の開放部分から支線を蔓性植物と共に側壁部間の収容空間に挿入し、しかる後に、線状部材を操作する(引っ張る)ことで対をなす揺動刃を互いに近接させれば、一対の揺動刃が支線に巻きついた蔓性植物に押し付けられ、蔓性植物を切断することが可能となる。
このため、作業者は、ヘッドを上下前後に動かして蔓性植物を切断するような作業が不要となり、蔓性植物除去工具のヘッドを支線に対してどのような体勢でどの方向からアプローチしても、支線をヘッドの収容空間に挿入できさえすれば、線状部材を操作するだけで支線に巻き付いた蔓性植物を切断することが可能となり、線状部材を操作する(引っ張る)という労力を要するだけとなる。
なお、前記揺動刃駆動機構は、前記線状部材の操作を解除した場合に前記対をなす揺動刃を互いに離間させる方向に揺動させる機構を含むとよい。
このような機構を備えることで、線状部材を操作して対をなす揺動刃を互いに近接させ、操作を解除することで対をなす揺動刃が互いに離間させることが可能となるので、少しずつヘッドの位置をずらしながら蔓性植物を切断するような連続した作業が可能となる。
ここで、前記揺動刃駆動機構としては、前記線状部材を引くことで回転する歯車群と、この歯車群を介して回転動力が伝達され、前記側壁部の内側から前記揺動刃に当接する偏心カムとを有する構成としてもよい。
また、前記揺動刃は、前記一対の側壁部を含む平面上に揺動可能に設けられ、一方の揺動刃は、前記側壁部の一端側を支点として揺動し、他方の揺動刃は、前記側壁部の他端側を支点として揺動するようにしてもよい。
さらに、線状部材の少ない操作量で互いの揺動刃の離間距離を大きく変化させるために、前記揺動刃を台形状に形成し、一方の側壁部に設けられる揺動刃と他方の側壁部に設けられる揺動刃とは、上底部と下底部を逆向きに取り付けるようにしてもよい。
なお、以上のヘッドは、長尺の操作棒に予め着脱不能に取付けられたものであっても、また、ヘッド本体の下端部に、共用操作棒に接続可能な装着用アダプタを取付け、共用操作棒に着脱可能とするものであってもよい。
以上述べたように、本発明に係る蔓性植物除去工具によれば、対をなす側壁部のそれぞれに、側壁部間に挿入される部材に対して近接、離間するように揺動可能に取り付けられた対をなす揺動刃を設け、この揺動刃をヘッド本体から引き出された線状部材を操作することで(引くことで)互いに近接させるように揺動させ、側壁部間(収容空間)に挿入される部材に対して揺動刃を押し付けるようにしたので、支線に巻き付いた蔓性植物を支線と共に側壁部間(収容空間)に挿入した後に線状部材を操作すれば、支線に巻きついた蔓性植物をヘッドを動かさなくても揺動刃で切断することが可能となる。
したがって、従来のように工具を上下前後に動かして蔓性植物を切断する操作が不要となり、線状部材を操作するだけで蔓性植物を切断することができるので、どのような使用状態でも同様の労力で蔓性植物を除去することが可能となり、作業労力を低減することが可能となる。
また、操作棒を動かす必要がないので、安定した作業を行うことができ、揺動刃がヘッド本体の側壁部間に突出するだけとなるので、刃先が露出している鎌等の工具に比べて災害のリスクを軽減することが可能となる。
図1は、本発明に係る蔓性植物除去工具を示す外観図であり、(a)は支線に取り付ける前の状態を示す斜視図、(b)は側面図である。 図2は、本発明に係る蔓性植物除去工具のヘッドの内部構造を示す断面図であり、線状部材を引っ張る前の状態を示す図である。 図3は、本発明に係る蔓性植物除去工具のヘッドの内部構造を示す断面図であり、線状部材を引っ張った状態を示す図である。 図4は、本発明に係る蔓性植物除去工具を用いて支線に巻き付いた蔓性植物を除去する作業を示す図である。 図5は、本発明に係る蔓性植物除去工具を共用操作棒に着脱できるようにした変形例を示す側面図である。
以下、本発明に係る蔓性植物除去工具について、添付図面を参照しながら説明する。
図1において、蔓性植物除去工具1の一例が示され、この蔓性植物除去工具1は、絶縁性素材で形成された長尺の操作棒2の先端部にヘッド3を着脱不能に固定して構成されている。
ヘッド3は、所定の間隔を空けて互いに対峙する一対の側壁部4,5、及び、それぞれの側壁部4,5の一端側を連結する連結部6により構成されたヘッド本体7と、それぞれの側壁部に設けられた揺動刃8a,8bとを有して構成されている。
ヘッド本体7は、絶縁性素材である硬質の合成樹脂、又は、金属で構成されているもので、前記対をなす側壁部4,5の間には、他端側が開放されて、この開放部9から支線等を挿入可能な収容空間10が形成されている。この開放部9は、支線やこれに巻きつけられたかずら等の蔓性植物を同時に挿入できる程度の大きさに形成され、この例では、開放部9を形成する他方の側壁部5の先端部とこれに対峙する一方の側壁部4の部分とが、幾分狭められる形状に形成されると共に、外部から収容空間10への支線等の移動や収容空間10から外部への支線等の移動がスムーズに行えるようテーパ状に形成されている。
それぞれの側壁部4,5は、操作棒2の軸線に対して略平行に延設され、一方の側壁部4には、連結部6と反対側の端部に前記操作棒2と接続する接続部4aが一体に形成され、この接続部4aに操作棒2の先端部を挿入し、例えば側方からネジ止めすることによってヘッド本体7を操作棒2に脱離不能に固定している。
それぞれの側壁部4,5には、図2にも示されるように、側壁部間(収容空間10)に挿入される部材に対して近接、離間するように揺動する揺動刃8a,8bが取り付けられ、対をなす側壁部4,5の互いに対峙する面には、揺動刃8a,8bが突出する開口部11a,11bが形成されている。
それぞれの揺動刃8a,8bは、側面視で台形状に形成され、中心線上に設けられた支軸12a,12bに固定され、開口部11a,11bの近傍において側壁部4,5の延設方向に支軸12a,12bを向けるように取り付けられている。この例において、それぞれの揺動刃8a,8bは、開口部11a,11bから表出する約半分の部分に支軸12a,12bに沿って延びると共に支軸12a,12bに対して所定の角度に傾斜する鋭利な刃先81a、81bが形成され、側壁部4,5の内側にくる約半分の部分がテーパ状に形成されて、後述する偏心カムが当接する押圧面82a,82bに形成されている。
この押圧面82a,82bは、偏心カムとのスムーズな摺接を確保するために、断面弧状に形成するようにしてもよい。
一方の側壁部4に設けられた揺動刃8aは、収容空間10の開放部9側を上底とし、連結部6側を下底とするように配置され、支軸12aの下端部(収容空間10の開放部9側の端部)12a−1を回転支点としてヘッド本体7に回転自在に支持され、この支軸12aの下端部12a−1を中心に対をなす側壁部4,5を含む平面上を揺動可能に取り付けられている。また、他方の側壁部5に設けられた揺動刃82bは、連結部6側を上底とし、収容空間10の開放部9側を下底とするように配置され、支軸12bの上端部(連結部6側の端部)12b−1を回転支点としてヘッド本体7に回転自在に支持され、この支軸12bの上端部12b−1を中心に対をなす側壁部4,5を含む平面上を揺動可能に取り付けられている。
また、一方の揺動刃8aの支軸12aの上端部12a−2には、この揺動刃8aを側壁部内に戻す方向に常時付勢するスプリング13aが取り付けられ、また、他方の揺動刃8bの支軸12bの下端部12b−2には、この揺動刃8bを側壁部内に戻す方向に常時付勢するスプリング13bが取り付けられている。
それぞれの側壁部4,5内には、操作棒2の軸心に対して平行をなす最外壁の内面から内側に向けて垂直に立設された軸15a,15bに回転自在に固定された第1の傘歯車16a,16bと、側壁部内の第1の傘歯車16a,16bと揺動刃8a,8bとの間に配置されると共に、側壁部4,5の延設方向(操作棒2の軸心に沿った方向)と略平行となるように回転可能に支持された軸17a、17bに固装され、前記第1の傘歯車16a,16bに噛合する第2の傘歯車18a,18bと、この第2の傘歯車18a,18bが固装された軸17a,17bに固定され、揺動刃8a,8bの押圧面82a,82bに当接される偏心カム19a,19bとが設けられている。
揺動刃8a,8bの押圧面は、偏心カム19a,19bの外周に形成されたカム面に前記スプリング13a,13bのバネ力で常時当接された状態になっており、偏心カム19a,19bが軸17a,17bを中心に回転すると、押圧面82a,82bと偏心カム19a,19bとが当接する部位の軸17a,17bからの距離が変更され、揺動刃8a,8bが支軸12a,12bの回転支点(支軸12aの下端部12a−1,支軸12bの上端部12b−1)を中心にスプリング13a,13bのバネ力に抗して回動するようになっている。
この側壁部に収容された歯車群(第1の傘歯車16a,16b、第2の傘歯車18a,18b)、及び、偏心カム19a,19bにより、以下述べる線状部材20の操作に連動して対をなす揺動刃8a,8bを互いに近接させるように揺動させ,操作を解除することにより対をなす揺動刃を互いに離間させる方向に揺動させる揺動刃駆動機構が構成されている。
線状部材20は、ロープやワイヤ等により構成され、一端が他方の側壁部5に設けられた第1の傘歯車16bと一体的に回転するボビン21bに固定され、このボビン21bに内蔵されたコイルバネにより巻き取られる方向に常時付勢されている。線状部材20は、このボビン21bからヘッド本体7の連結部6の内面近傍を這わすようにヘッド本体7の内壁に沿って配設された複数のガイドピン22の外側を這わせ、その後、一方の側壁部4に設けられた第1の傘歯車16aと一体をなすボビン21aに巻きつけた後に、ヘッド本体7の一方の側壁部4と接続部4aとの間に形成された引出口23から操作棒2に沿って引き出されている。
したがって、引出口23から引き出された線状部材20を引っ張ると、この線状部材20が巻き付けられている第1の傘歯車16a、16bが回転し、これに噛合する第2の傘歯車18a、18bが回転し、この第2の傘歯車18a,18bの軸17a,17bに固定されている偏心カム19a,19bが回転し、図3に示されるように、揺動刃8a,8bと偏心カム19a,19bとの当接部位が軸17a,17bから遠ざかり、揺動刃8a,8bがスプリング13a,13bのバネ力に抗して収容空間10側へ回動し、揺動刃同士の間隔(距離)が狭められる(短くなる)ようになっている。
以上の構成において、図4に示されるように、支線100に巻き付いた蔓性植物101を除去するには、蔓性植物101が巻き付いた支線100の付近で操作しやすい箇所を確保し、この位置から操作棒を手で持ってヘッド3を支線100に巻き付いた蔓性植物の切断したい箇所にアプローチし、蔓性植物が巻き付いた支線を、蔓性植物と共にヘッド3の対をなす側壁部間(収容空間10)に開放部9から挿入する。そして、その状態で、ヘッド3を動かさずに線状部材20を手前に引っ張れば、対をなす揺動刃8a,8bが支線100及び蔓性植物101を挟み込むように回動し(図4参照)、対をなす揺動刃8a,8bは支線100に巻き付いた蔓性植物101に押し付けられ、この蔓性植物101を切断する。
したがって、作業者は、ヘッド3を上下前後に大きく動かす必要はなく、所望の支線位置にヘッド3を固定した状態で線状部材20を引っ張れば、視線に巻き付いた蔓性植物101を切断することが可能となるので、作業労力を低減することが可能となる。しかもこの操作は、蔓性植物除去工具のどのような使用状態でも同じであるため、使用状態に拘らず同様の労力で蔓性植物を除去することが可能となる。
また、特に、上述の構成においては、揺動刃が側面視で台形状に形成されているので、揺動刃の回転に伴い、揺動刃同士の間隔(距離)を大きく変化させることが可能となり、線状部材の引っ張る長さを短くすることが可能となる。また、揺動刃を台形状にすることで、最も力を入れる必要がある蔓性植物の切断時に、偏心カムを揺動刃の押圧面に対して線接触または面接触させることが可能となり(図4参照)、線状部材に対する操作力を揺動刃にしっかり伝達できると共に、局所的に過剰な力が作用して駆動機構(偏心カム等)が破損する恐れを防ぐことが可能となる。
さらに、上述の構成においては、蔓性植物切断時に操作棒を動かす必要がないので、安定した作業を行うことができ、また、揺動刃がヘッド本体の側壁部間に突出するだけとなるので、刃先が露出している鎌等の工具に比べて災害のリスクを大幅に軽減することが可能となる。
図5において、蔓性植物除去工具の他の構成例が示されている。
前記構成例では、操作棒2に対してヘッド3が着脱不能に固定された例を示したが、ヘッド3を共用操作棒30に対して着脱可能に取り付けるようにしてもよい。
すなわち、ヘッド本体7の一方の側壁部4の基端部に共用操作棒30の先端部に取付け可能な装着用アダプタ40を設け、共用操作棒30の先端部の工具取付部31をツイストロックさせるようにしてもよい。
この装着用アダプタ40は、それ自体周知の構成であり、下端が開放された中空円筒状に形成され、この装着用アダプタ40の円筒側面に、共用操作棒30の先端部の工具取付部31に設けられた径方向に突設する一対の係止ピン32を導入するための略T字状のガイド溝41が形成され、このガイド溝41の終端部に、係止ピン32をツイストロックさせるための係止凹部41aが形成されている。
なお、他の構成部分は、前記構成例と同様であるので、同一箇所に同一符号を付して説明を省略する。
したがって、このような装着用アダプタ40を有する蔓性植物除去工具1によれば、ヘッド3のみを持ち運び、必要に応じて共用操作棒30の先端部に装着して用いることが可能となる。
1 蔓性植物除去工具
2 操作棒
4,5 側壁部
6 連結部
7 ヘッド本体
8a,8b 揺動刃
20 線状部材
13a,13b スプリング
16a,16b 第1の傘歯車
18a,18b 第2の傘歯車
19a,19b 偏心カム
100 支線
101 蔓性植物

Claims (6)

  1. 操作棒の先端部に取り付けられるヘッドを備え、
    このヘッドを、
    互いに対峙する対をなす側壁部、及び、それぞれの前記側壁部の一端側を連結する連結部により構成され、前記対をなす側壁部の間に他端側が開放された収容空間が形成されたヘッド本体と、
    このヘッド本体の対をなす側壁部のそれぞれに設けられ、側壁部間に挿入される部材に対して近接、離間するように揺動可能に取り付けられた対をなす揺動刃と、
    前記ヘッド本体から引き出された線状部材の操作に連動して前記対をなす揺動刃を互いに近接させるように揺動させる揺動刃駆動機構と、
    を具備することを特徴とする蔓性植物除去工具。
  2. 前記揺動刃駆動機構は、前記線状部材の操作を解除した場合に前記対をなす揺動刃を互いに離間させる方向に揺動させる機構をさらに有することを特徴とする請求項1記載の蔓性植物除去工具。
  3. 前記揺動刃駆動機構は、前記線状部材を引っ張ることで回転する歯車群と、この歯車群を介して回転動力が伝達され、前記側壁部の内側から前記揺動刃に当接する偏心カムとを有することを特徴とする請求項1又は2記載の蔓性植物除去工具。
  4. 前記揺動刃は、前記一対の側壁部を含む平面上に揺動可能に設けられ、一方の揺動刃は、前記側壁部の一端側を支点として揺動し、他方の揺動刃は、前記側壁部の他端側を支点として揺動することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の蔓性植物除去工具。
  5. 前記揺動刃は、台形状に形成され、一方の側壁部に設けられる揺動刃と他方の側壁部に設けられる揺動刃とは、上底部と下底部とが逆向きに取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の蔓性植物除去工具。
  6. 前記ヘッド本体の下端部には、共用操作棒に接続可能な装着用アダプタが取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の蔓性植物除去工具。
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