JP5291068B2 - 高枝切鋸 - Google Patents

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本発明は、樹木の高枝を少ない労力で切断することのできる高枝切鋸に関する。
従来、樹木の高枝(高い場所にある枝)を切断する際には、脚立に登って作業するか、柄の長い鋸を使用して作業するしかなかった。しかし、脚立に登っての作業は転落するおそれがあり、危険を伴うものであった。また、柄の長い鋸を使用する際には、高枝を見上げながら鋸の柄を動かす必要があり、非常に疲れやすいという問題があった。
このような実状に鑑みてか、これまでには、長尺なシャフトと、シャフトの先端部に配された鋸刃と、鋸刃を駆動して鋸刃に切断動作を行わせる鋸刃駆動手段と、シャフトの内部で鋸刃と鋸刃駆動手段を接続して鋸刃駆動手段の駆動力を鋸刃に伝達する駆動力伝達軸とを備えた高枝切鋸が提案されている(例えば、特許文献1〜3)。鋸刃駆動手段として、モーターなどの原動機が用いられている。これにより、地上でシャフトを持って鋸刃を高枝に押し付けるだけで高枝を切断することができるので、上記の問題を解決することが可能となっている。
しかし、従来より提案されている高枝切鋸は、その鋸刃を取り付ける向きが一義的に定まっており、容易に変更することができなかった。このため、切断対象の高枝の向きなどによっては、その高枝に適切な向きで鋸刃を押し当てることができず、その高枝を上手く切断することができない、ということも想定される。
実登第3000700号公報 特開2002−247918号公報 特開2002−254402号公報
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、樹木の高枝を切断する際の労力を大幅に削減するだけでなく、その鋸刃の向きを切断対象である高枝の向きなどによって容易に変更することができ、様々な状況で高枝を容易に切断することのできる高枝切鋸を提供するものである。
上記課題は、中空なシャフトと、シャフトの先端部に配された鋸刃と、鋸刃を駆動して鋸刃に切断動作を行わせる鋸刃駆動手段と、シャフトの内部で鋸刃と鋸刃駆動手段を接続して鋸刃駆動手段の駆動力を鋸刃に伝達する駆動力伝達軸とを備えた高枝切鋸であって、鋸刃の向きを変更するための鋸刃方向変更手段が設けられたことを特徴とする高枝切鋸を提供することによって解決される。これにより、柄(シャフト)を動かすことなく、高枝を切断することが可能になり、高枝を切断する際の労力を大幅に削減することが可能になる。また、切断対象である高枝の向きによって鋸刃の向きを変更することができるので、様々な状況で高枝を容易に切断することも可能になる。
鋸刃方向変更手段の具体的な構成は、特に限定されない。例えば、中空なシャフトと、シャフトの先端部に配された丸鋸刃と、丸鋸刃を駆動して鋸刃に回転動作を行わせる丸鋸刃駆動手段と、シャフトの内部で丸鋸刃と丸鋸刃駆動手段を接続して丸鋸刃駆動手段の駆動力を丸鋸刃に伝達する駆動力伝達軸とを備えた高枝切鋸であって、駆動力伝達軸の中途部分に駆動力伝達軸を回転軸とする第一傘歯車が設けられ、シャフトにおける第一傘歯車が配される部分に、駆動力伝達軸に垂直な軸を回転軸とする第二傘歯車が軸支され、第一傘歯車の歯面と第二傘歯車の歯面とが噛み合わされて、第一傘歯車が回転すると第二傘歯車も回転する構造とされ、シャフトにおける第二傘歯車が配される部分からは第二傘歯車と同軸で一体的に回転する分岐軸が外方に突出され、丸鋸刃の取付位置を駆動力伝達軸の先端部と分岐軸の先端部とで切り替えることにより、丸鋸刃の向きを変更することができるようにしたことを特徴とする高枝切鋸を提供することによって解決される。この場合には、第一傘歯車と第二傘歯車と分岐軸が鋸刃方向変更手段となっている。
以上のように、本発明によって、樹木の高枝を切断する際の労力を大幅に削減するだけでなく、その鋸刃の向きを切断対象である高枝の向きなどによって容易に変更することができ、様々な状況で高枝を容易に切断することのできる高枝切鋸を提供することが可能になる。
本発明の第一実施態様の高枝切鋸の全体を示した斜視図である。 本発明の第一実施態様の高枝切鋸における丸鋸刃駆動手段の周辺をシャフトの中心線を含む平面で切断した状態を示した断面図である。 本発明の第一実施態様の高枝切鋸において、駆動力伝達軸の先端部に丸鋸刃を取り付けた状態を、シャフトの中心線を含む平面で切断し、丸鋸刃方向変更手段の周辺を拡大した断面図である。 本発明の第一実施態様の高枝切鋸において、分岐軸の先端部に丸鋸刃を取り付けた状態を、シャフトの中心線を含む平面で切断し、丸鋸刃方向変更手段の周辺を拡大した断面図である。 本発明の第二実施態様の高枝切鋸の全体を示した斜視図である。 本発明の第三実施態様の高枝切鋸の全体を示した斜視図である。 本発明の第三実施態様の高枝切鋸において、両鋸刃を図6に示す向きから90°回転させた状態を示した斜視図である。 本発明の第三実施態様の高枝切鋸において、駆動力伝達軸の拡径部が下位置にあるときの両鋸刃駆動手段の周辺をシャフトの中心線を含む平面で切断した状態を示した断面図である。 本発明の第三実施態様の高枝切鋸において、駆動力伝達軸の拡径部が上位置にあるときの両鋸刃駆動手段の周辺をシャフトの中心線を含む平面で切断した状態を示した断面図である。 本発明の第四実施態様の高枝切鋸の全体を示した斜視図である。
本発明の高枝切鋸の好適な実施態様について、図面を用いてより具体的に説明する。以下においては、第一実施態様、第二実施態様、第三実施態様及び第四実施態様の高枝切鋸を例に挙げて説明するが、本発明の高枝切鋸の技術的範囲は、これらの実施態様に限定されることなく、本発明の趣旨に反しない範囲で適宜変更を施すことができる。
1.第一実施態様の高枝切鋸
まず、第一実施態様の高枝切鋸について説明する。図1は、本発明の第一実施態様の高枝切鋸の全体を示した斜視図である。図2は、本発明の第一実施態様の高枝切鋸における丸鋸刃駆動手段30の周辺をシャフト10の中心線Lを含む平面で切断した状態を示した断面図である。図3は、本発明の第一実施態様の高枝切鋸において、駆動力伝達軸40の先端部に丸鋸刃20を取り付けた状態を、シャフト10の中心線Lを含む平面で切断し、丸鋸刃方向変更手段50の周辺を拡大した断面図である。図4は、本発明の第一実施態様の高枝切鋸において、分岐軸53の先端部に丸鋸刃20を取り付けた状態を、シャフト10の中心線Lを含む平面で切断し、丸鋸刃方向変更手段50の周辺を拡大した断面図である。
第一実施態様の高枝切鋸は、図1に示すように、中空なシャフト10と、シャフト10の先端部に配された丸鋸刃(鋸刃)20と、丸鋸刃20を駆動して鋸刃20に回転動作を行わせる丸鋸刃駆動手段(鋸刃駆動手段)30と、シャフト10の内部で丸鋸刃20と丸鋸刃駆動手段30を接続して丸鋸刃駆動手段30の駆動力を丸鋸刃20に伝達する駆動力伝達軸40とを備えたものとなっている。
駆動力伝達軸40の先端部近傍の中途部分には、図3に示すように、駆動力伝達軸40の中心線Lを回転軸とする第一傘歯車51が設けられている。また、シャフト10における第一傘歯車51が配される部分には、駆動力伝達軸40に垂直な軸Lを回転軸とする第二傘歯車52が軸支されている。第一傘歯車51よりもさらにシャフト10の先端部側には、第一傘歯車51をシャフト10の基端部側に付勢して、第一傘歯車51を第二傘歯車52に押し付ける付勢手段60が収容されている。第一実施態様の高枝切鋸においては、コイルバネを付勢手段60として用いている。
このため、第一傘歯車51と第二傘歯車52は、常に、それぞれの歯面52が互いに噛み合うようになっている。したがって、第一傘歯車51が軸Lを中心として回転すると、第二傘歯車52も軸Lを中心として回転する構造となっている。第一傘歯車51は、駆動力伝達軸40と一体的に回動し、第一傘歯車51の回転軸Lは、駆動力伝達軸40の中心線Lと一致している。一方、第二傘歯車52の回転軸Lは、駆動力伝達軸40の中心線L(第一傘歯車51の回転軸)に対して垂直となっている。
第二傘歯車52には、図3に示すように、分岐軸53が一体的に取り付けられている。分岐軸53の中心線Lは、第二傘歯車52の中心線L(回転軸)と一致している。このため、第二傘歯車52が回転すると、分岐軸53も一体的に回転するようになっている。この分岐軸53は、シャフト10における第二傘歯車52が配される部分から外方に突出されている。
第一実施態様の高枝切鋸は、上記のような構成としているので、図3,4に示すように、丸鋸刃20の取付位置を、駆動力伝達軸40の先端部(図3)と分岐軸53の先端部(図4)とで切り替えることにより、丸鋸刃の向きを変更することができるようになっている。換言すると、第一実施態様の高枝切鋸では、第一傘歯車51と第二傘歯車52と分岐軸53が、丸鋸刃方向変更手段50として機能するようになっている。このように、第一実施態様の高枝切鋸は、切断対象である高枝の向きなどに応じて、その丸鋸刃20の向きを、シャフト10の中心軸Lに垂直な向きと、シャフト10の中心軸Lに平行な向きとで切り替えることができるものとなっている。
第一実施態様の高枝切鋸における他の部分について説明する。丸鋸刃駆動手段30は、人力又は人力以外の動力により、丸鋸刃に切断動作(回転)させることができるものであれば特に限定されない。第一実施態様の高枝切鋸において、丸鋸刃駆動手段30は、図2に示すように、人手で掴むための操作グリップ31と、操作グリップ31を軸Lの回りに回転操作した際に軸Lを中心として回転する回転プレート32とで構成している。操作グリップ31は、回転プレート32に突設された支持軸32aに軸支されており、軸Lを中心として回転することができるようになっている。
回転プレート32には、図2に示すように、回転プレート32と一体的に軸Lを中心として回転する第三傘歯車32aと、回転プレート32をシャフト10に軸支するための支持軸32cが設けられている。第三傘歯車32aの歯面は、駆動力伝達軸40の基端部に設けられた第四傘歯車41の歯面と噛み合わされている。このため、操作グリップ31を掴んで回転プレート32を軸L回りに回転させて、第三傘歯車32aを軸L回りに回転させると、第四傘歯車41が軸L回りに回転し、駆動力伝達軸40の先端部に取り付けられた丸鋸刃20も軸L回りに回転するようになっている。
また、第一実施態様の高枝切鋸において、シャフト10は、図1に示すように、複数本のパイプ11をその長手方向に継いで構成されている。それぞれのパイプ11は、継ぎ手部材12によって接続されている。そして、駆動力伝達軸40は、複数本のロッド(図示省略)をその長手方向に継いで構成されている。それぞれのロッドは、それぞれのパイプ11と同様の長さを有しており、それぞれの端部を互いに螺合することなどによって接続されている。このため、切断対象の高枝の高さに応じてシャフト10の長さを調節することが可能となっている。
シャフト10を構成する複数本のパイプ11のうち、最も基端側に配されるパイプ11は、図1に示すように、その端部11aが先鋭に形成されている。このため、高枝切鋸で高枝を切断する際に、パイプ11の端部11aを地面に突き立てて安定させることが可能となっている。最も基端側に配されるパイプ11には、高枝切鋸で高枝を切断する際に足で踏むためのステップ11bも設けている。また、複数本のパイプ11のうち、回転プレート32が軸支されるパイプ11には、高枝切鋸で高枝を切断する際に空いた方の手(操作グリップ31を掴んでいるのとは反対側の手)で掴むためのハンドル11cを設けている。このため、高枝の切断作業をより安定して行うことが可能となっている。操作グリップ31及びハンドル11cを設ける場所は、シャフト10の端部11aを地面に突き立てた際に、操作グリップ31及びハンドル11cが胸の高さとなるように設定される。
2.第二実施態様の高枝切鋸
次に、第二実施態様の高枝切鋸について説明する。図5は、本発明の第二実施態様の高枝切鋸の全体を示した斜視図である。第一実施態様の高枝切鋸では、図1に示すように、丸鋸刃駆動手段30を操作グリップ31と回転プレート32とで構成していたが、第二実施態様の高枝切鋸では、図5に示すように、丸鋸刃駆動手段30を原動機33で構成している。これにより、人力によることなく、丸鋸刃20に切断動作をさせることができるので、高枝をさらに容易に切断することが可能になる。また、太い高枝であっても容易に切断することも可能になる。原動機33としては、電気を駆動原とするものや、油を駆動原とするものなどが例示される。刈払機に用いられるような比較的小型の原動機33を用いると好適である。第二実施態様の高枝切鋸における他の構成については、第一実施態様の高枝切鋸と同様であるために、説明を割愛する。
3.第三実施態様の高枝切鋸
次に、第三実施態様の高枝切鋸について説明する。図6は、本発明の第三実施態様の高枝切鋸の全体を示した斜視図である。図7は、本発明の第三実施態様の高枝切鋸において、両鋸刃21を図6に示す向きから90°回転させた状態を示した斜視図である。図8は、本発明の第三実施態様の高枝切鋸において、駆動力伝達軸40の拡径部42、すなわち両鋸刃70(図6を参照)が下位置にあるときの両鋸刃駆動手段80の周辺をシャフト10の中心線Lを含む平面で切断した状態を示した断面図である。図9は、本発明の第三実施態様の高枝切鋸において、駆動力伝達軸40の拡径部42、すなわち両鋸刃70(図6を参照)が上位置にあるときの両鋸刃駆動手段の周辺をシャフトの中心線を含む平面で切断した状態を示した断面図である。第一実施態様の高枝切鋸では、図1に示すように、鋸刃として、丸鋸刃20を使用していたが、第三実施態様の高枝切鋸では、図6,7に示すように、鋸刃として、その両側縁71,72の切断刃を有する両鋸刃70を使用したものとなっている。
第三実施態様の高枝切鋸において、両鋸刃70に切断動作を行わせるための両鋸刃駆動手段(鋸刃駆動手段)80は、図8,9に示すように、人手で掴むための操作グリップ81と、操作グリップ81を軸Lの回りに回転操作した際に軸Lを中心として回転する第一平歯車82と、第一平歯車82に外接して第一平歯車82が軸L回りに回転すると軸L回りに回転する第二平歯車83と、第二平歯車83と一体的に軸L回りに回転するクランク84と、一端部(下端部)をクランク84の偏心軸Lに軸支された連結ロッド85と、連結ロッド85の他端部(上端部)を軸支する支持軸86とで構成されている。支持軸86は、駆動力伝達軸の基端側の端部(下端部)に設けられた拡径部42に軸支されており、連結ロッド85の上端部を軸L回りに回転可能な状態で支持している。また、操作グリップ31は、第一平歯車82に突設された支持軸82aに軸支されており、軸Lを中心として回転することができるようになっている。さらに、第一平歯車82は、支持軸82bによってシャフト10に軸支されている。
両鋸刃駆動手段80を上記のように構成することで、操作グリップ81を掴んで軸L回りに回転させると、第一平歯車82が軸L回りに回転し、それに連動して第二平歯車83及びクランク84が軸L回りに回転するようになっている。クランク84が軸L回りに回転すると、クランク84の偏心軸Lに軸支された連結ロッド85の下端部は上下動(シャフト10の中心線Lと平行な方向に移動)をするようになるため、連結ロッド85の基端部に連結された駆動力伝達軸40の拡径部42も上下動をするようになる。このため、駆動力伝達軸40の先端部に取り付けられている両鋸刃70も上下動をし、両鋸刃70で高枝を鋸引きできるようになる。このように、第三実施態様の高枝切鋸は、操作グリップ81を回転操作することで、両鋸刃70を上下動させることができるものとなっている。拡径部42の外周部には、ピストンリング43が嵌められており、拡径部42がシャフト10の内部を滑らかに移動できるようにしている。
また、第三実施態様の高枝切鋸において、両鋸刃70の向きを変更するための両鋸刃方向変更手段(鋸刃方向変更手段)90は、図6,7に示すように、シャフト10に設けたハンドルとしている。このハンドル90をその軸回りに回転操作すると、駆動力伝達軸40の先端側が軸L回りに回転し、両鋸刃70の向きが変わるようになっている。ハンドル90を回転操作すると駆動力伝達軸40の先端側が回転する具体的な構造は特に限定されない。例えば、駆動力伝達軸40を先端側と基端側とに分離して、その先端側と基端側とを軸L回りに回転可能な状態で接続するとともに、駆動力伝達軸40の先端側に第五傘歯車(図示省略)を設けて、ハンドル90の軸に第六傘歯車(図示省略)を設け、第五傘歯車の歯面と第六傘歯車の歯面とを互いに接触させることにより、実現することができる。第五傘歯車と第六傘歯車の向きは、第一実施態様の高枝切鋸(図2を参照)における第四傘歯車41と第三傘歯車32bと同様である。第三実施態様の高枝切鋸における他の構成については、第一実施態様の高枝切鋸と同様であるために、説明を割愛する。
4.第四実施態様の高枝切鋸
次に、第四実施態様の高枝切鋸について説明する。図10は、本発明の第四実施態様の高枝切鋸の全体を示した斜視図である。第三実施態様の高枝切鋸では、図8,9に示すように、両鋸刃駆動手段80を、操作グリップ81、第一平歯車82、第二平歯車83、クランク84、連結ロッド85及び支持軸86で構成していたが、第四実施態様の高枝切鋸では、図10に示すように、両鋸刃駆動手段80を原動機87で構成している。これにより、人力によることなく、丸鋸刃20に切断動作をさせることができるので、高枝をさらに容易に切断することが可能になる。また、太い高枝であっても容易に切断することも可能になる。原動機87としては、第二実施態様の高枝切鋸のける原動機33と同様のものを用いることができる。第四実施態様の高枝切鋸における他の構成については、第三実施態様の高枝切鋸と同様であるために、説明を割愛する。
10 シャフト
11 パイプ
11a 端部
11b ステップ
11c ハンドル
12 継ぎ手部材
20 丸鋸刃(鋸刃)
30 丸鋸刃駆動手段(鋸刃駆動手段)
31 操作グリップ
32 回転プレート
32a 支持軸
32b 第三傘歯車
32c 支持軸
33 原動機
40 駆動力伝達軸
41 第四傘歯車
42 拡径部
43 ピストンリング
50 丸鋸刃方向変更手段(鋸刃方向変更手段)
51 第一傘歯車
52 第二傘歯車
53 分岐軸
60 付勢手段
70 両鋸刃(鋸刃)
80 両鋸刃駆動手段(鋸刃駆動手段)
81 操作グリップ
82 第一平歯車
82a 支持軸
82b 支持軸
83 第二平歯車
84 クランク
85 連結ロッド
86 支持軸
87 原動機
90 両鋸刃方向変更手段(鋸刃方向変更手段)
シャフトの中心線(丸鋸刃、駆動力伝達軸、第一傘歯車及び第四傘歯車の回転軸)
駆動力伝達軸に垂直な軸(第二傘歯車及び分岐軸の回転軸)
駆動力伝達軸に垂直な軸(回転プレート及び第三傘歯車の回転軸)

Claims (1)

  1. 中空なシャフトと、シャフトの先端部に配された丸鋸刃と、丸鋸刃を駆動して鋸刃に回転動作を行わせる丸鋸刃駆動手段と、シャフトの内部で丸鋸刃と丸鋸刃駆動手段を接続して丸鋸刃駆動手段の駆動力を丸鋸刃に伝達する駆動力伝達軸とを備えた高枝切鋸であって、
    駆動力伝達軸の中途部分に駆動力伝達軸を回転軸とする第一傘歯車が設けられ、
    シャフトにおける第一傘歯車が配される部分に、駆動力伝達軸に垂直な軸を回転軸とする第二傘歯車が軸支され、
    第一傘歯車の歯面と第二傘歯車の歯面とが噛み合わされて、第一傘歯車が回転すると第二傘歯車も回転する構造とされ、
    シャフトにおける第二傘歯車が配される部分からは第二傘歯車と同軸で一体的に回転する分岐軸が外方に突出され、
    丸鋸刃の取付位置を駆動力伝達軸の先端部と分岐軸の先端部とで切り替えることにより、丸鋸刃の向きを変更することができるようにしたことを特徴とする高枝切鋸。
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