JP2016015199A - 二次電池の電極積層体における余剰セパレータの処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ジグザグ折りしたセパレータを有する電極積層体を製造する場合の余剰セパレータを自動的にかつ幅方向のズレを生起することなく巻回処理し得る二次電池の電極積層体における余剰セパレータの処理装置を提供する。
【解決手段】 ジグザグ折りしたセパレータ8の各谷溝に正電極板1と負電極板2とを交互に挿入して正電極板1および負電極板2のセパレータ8を介したスタック構造を形成する際にカットされて余剰部となっている余剰セパレータ8Bを電極積層体Iに巻回させる回転手段30と、回転手段30の回転に伴い引き込まれる余剰セパレータ8Bに、引き込みに抗するテンションを付与するテンション付与手段33と、余剰セパレータ8Bの引き込み方向に移動する余剰セパレータ8Bの前記幅方向における端部の位置を検出する端部検出手段34と、予め設定した標準位置からの位置のズレ量が所定の範囲になるように余剰セパレータ8Bの幅方向の位置を調整する位置調整手段35とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は二次電池の電極積層体における余剰セパレータの処理装置に関し、特にリチウムイオン電池の製造工程においてセパレータの端末部を処理する工程に適用して有用なものである。
リチウムイオン二次電池の一種として、正電極板と負電極板とを絶縁体であるセパレータを挟んで相対向させることにより単位発電要素を構成し、該発電要素の複数枚を一体化してスタック構造の電極積層体を構成したものがある。
図3はスタック構造のリチウムイオン二次電池の正電極板を示す図で、(a)はその平面図、(b)はその側面図、図4は負電極板を示す図で、(a)はその平面図、(b)はその側面図である。図3に記載する通り、正電極板1は、正電極シート3の両面上にそれぞれ正極活物質5を塗布して形成してあり、その端部(図3では左端部)には正極接続端子(図示せず)に接続するための接続部7が形成されている。接続部7は正極活物質5が塗布されていないタブとなっている。正電極シート3は、電気伝導性を有し、表面上に正極活物質5を塗布することができれば、特に限定されないが、例えばアルミ箔で形成されている。
一方、図4に示すように、負電極板2は、負電極シート4の両面上にそれぞれ負極活物質6を塗布して形成してあり、その端部(図4では右端部)には負極接続端子に接続するための接続部7が形成されている。接続部7は負極活物質6が塗布されていないタブとなっている。負電極シート4は、電気伝導性を有し、表面上に負極活物質6を塗布することができれば、特に限定されないが、例えば銅箔で形成されている。
かかる正電極板1および負電極板2は、図5に示すように、ジグザグ折りした絶縁体のセパレータ8を挟んで相対向するようにセパレータ8の各谷溝8Aに挿入され、かかる状態でセパレータ8を上下から押すことにより正電極板1,負電極板2およびセパレータ8が一体的に積層された電極積層体が構成される。
図6〜図8は上記電極積層体を製造する製造過程の一例を電極積層体の製造装置の概略構成とともに示す説明図である。図6に示すように、セパレータ8はローラ11を介して垂直に吊下げられている。吊下げられたセパレータ8の左右両側には、上下方向の複数の高さ位置で水平に伸びるガイド棒12,13が配設されている。ここで、左側のガイド棒12と右側のガイド棒13とは高さ位置が互い違いになるように配設されている。さらに当該製造装置では、ガイド棒12,13にそれぞれ対応して水平な電極載置台14,15が設けられている。また、アライメント棒16は、電極載置台14に載置された正電極板1の幅方向(図面に直交する方向)の両端部に当接して正電極板1を図中右側へ移動させるとともに、アライメント棒17は、電極載置台15に載置された負電極板2の幅方向(図面に直交する方向)の両端部に当接して負電極板2を図中左側へ移動させる。
かくして、図6に示すように、左右のガイド棒12,13間に吊下げられたセパレータ8に接近するように、ガイド棒12、電極載置台14およびアライメント棒16を一体的に図中右方向に移動させるとともに、ガイド棒13、電極載置台15およびアライメント棒17を一体的に図中左方向に移動させる。ここで、ガイド棒12,13の高さは互い違いに構成されているので、セパレータ8の左表面に対するアライメント棒16の当接移動、およびセパレータ8の右表面に対するアライメント棒17の当接移動に伴い、図7に示すように、アライメント棒16,17によりセパレータ8がジグザグ折りされる。このとき、図7に示すように、アライメント棒16,17と一体的に移動する電極載置台14,15はジグザグ折りされるセパレータ8の各谷溝8A内に挿入され、さらにかかる電極載置台14,15の挿入状態でアライメント棒16,17をセパレータ8の谷溝8A側に移動させることで、ジグザグ折りされたセパレータ8の図中左側から正電極板1を、ジグザグ折りされたセパレータ8の図中右側から負電極板2をそれぞれ各谷溝8A内に挿入する。
かかる挿入後に、ジグザグ折りしたセパレータ8の上面を上面押板18で、下面を下面押板19でそれぞれ押圧することにより圧縮されて図8に示すような電極積層体Iとなる。図8に示す状態での電極積層体Iのセパレータ8は、電極積層体Iの上端部でローラ11から吊下げられているセパレータ8に連続しており、下面押板19との境界部分からは、セパレータ8の余剰部である余剰セパレータ8Bが下方に垂下されている。かかる状態の電極積層体Iは、その上面押板18との境界部分で、ローラ11側のセパレータ8から切り離すことにより他の場所に移送して余剰セパレータ8Bの処理を行う。すなわち、余剰セパレータ8Bを電極積層体Iの外周面に巻き付けて止めている。
WO2014/06119号パンフレット
しかしながら、従来技術における余剰セパレータ8Bの電極積層体Iの外周面に対する巻回処理は、手作業で行っているので、効率が悪く、タクトタイムが長くなる。また、巻回部分が、セパレータの幅方向にずれた場合には、後工程における電極板への溶接においてセパレータ8の噛み込み等の不都合が発生し、溶接不良等の原因となる。
本発明は、上記従来技術に鑑み、ジグザグ折りしたセパレータの各谷溝に正電極板と負電極板とを交互に挿入してスタック構造の電極積層体を製造する過程における余剰セパレータを自動的にかつ幅方向のズレを生起することなく巻回処理し得る二次電池の電極積層体における余剰セパレータの処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の第1の態様は、
ジグザグ折りした帯状の絶縁体であるセパレータの各谷溝に正電極板と負電極板とを交互に挿入して前記正電極板および前記負電極板のセパレータを介したスタック構造を形成して一体化した二次電池の電極積層体における余剰セパレータの処理装置であって、
前記電極積層体を回転させることにより前記スタック構造を形成する際にカットされて余剰部となっている余剰セパレータを前記電極積層体に巻回させる回転手段と、
前記回転手段の回転に伴い引き込まれる前記余剰セパレータに、引き込みに抗するテンションを付与するテンション付与手段と、
前記余剰セパレータの引き込み方向に移動する前記余剰セパレータの幅方向における端部の位置を検出する端部検出手段と、
検出した前記位置に基づき、予め設定した標準位置からの前記位置のズレ量が所定の範囲になるように前記余剰セパレータの前記幅方向の位置を調整する位置調整手段とを有することを特徴とする二次電池の電極積層体における余剰セパレータの処理装置にある。
本態様によれば、回転手段の回転により余剰セパレータを電極積層体に自動的に巻回させることができる。かかる巻回はテンション付与手段により適切なテンションを付与しながら行われるので、余剰セパレータの弛み等を発生することなく良好に行うことができる。さらに、余剰セパレータの引き込みに際しては、引き込み方向に移動する余剰セパレータの幅方向における端部の位置を端部検出手段で検出しつつ、予め設定した標準位置からの前記端部の位置のズレ量が所定の範囲になるように制御しているので、余剰セパレータの処理に当たり、電極積層体における幅方向の端部の位置を所定の範囲に揃えることができる。
本発明の第2の態様は、
第1の態様に記載する二次電池の電極積層体における余剰セパレータの処理装置において、
前記テンション付与手段は、通過する前記余剰セパレータの一方の面側を吸引するものであることを特徴とする二次電池の電極積層体における余剰セパレータの処理装置にある。
本態様によれば、余剰セパレータの一方の面側を吸引することで、余剰セパレータに適切なテンションを付与することができる。
本発明の第3の態様は、
第1の態様に記載する二次電池の電極積層体における余剰セパレータの処理装置において、
前記テンション付与手段は、前記余剰セパレータをニップローラで挟持するものであることを特徴とする二次電池の電極積層体における余剰セパレータの処理装置にある。
本態様によれば、ニップローラによる挟持力を調整することで、余剰セパレータに適切なテンションを付与することができる。
本発明の第4の態様は、
第3の態様に記載する二次電池の電極積層体における余剰セパレータの処理装置において、
前記端部検出手段により検出された前記位置に基づき、前記ニップローラにより前記セパレータの幅方向の位置調整がなされることを特徴とする二次電池の電極積層体における余剰セパレータの処理装置にある。
本態様によれば、ニップローラによってもセパレータの幅方向の位置調整を行うことができるので、余剰セパレータの処理に当たり、電極積層体における幅方向の端部の位置を所定の範囲に揃えることができる。
本発明によれば、電極積層体が回転手段で回転されるので、余剰セパレータを電極積層体に自動的に巻取らせることができ、その分のタクトタイムを稼ぐことができる。この際、引き込み方向に搬送される余剰セパレータの端部は所定の範囲に収まるように搬送されるので、電極積層体の最外周に巻回されている余剰セパレータの幅方向位置を揃えて巻くことができる。この結果、余剰セパレータが幅方向にずれた場合の不具合、例えば後工程における電極板への溶接におけるセパレータの噛み込みによる溶接不良等を未然に防止することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る余剰セパレータの処理装置を示す図で、(a)は側面的に見た概略構成図、(b)は平面から見た概略構成図である。 本発明の第2の実施の形態に係る余剰セパレータの処理装置を示す図で、(a)は側面的に見た概略構成図、(b)は平面から見た概略構成図である。 スタック構造のリチウムイオン二次電池の正電極板を示す図で、(a)はその平面図、(b)はその側面図である。 スタック構造のリチウムイオン二次電池の負電極板を示す図で、(a)はその平面図、(b)はその側面図である。 ジグザグ折りしたセパレータの各谷溝に電極板を挿入する場合の態様を示す説明図である。 電極積層体を製造する製造過程の一例を電極積層体の製造装置の概略構成とともに示す説明図である。 電極積層体を製造する製造過程の一例を電極積層体の製造装置の概略構成とともに示す説明図である。 電極積層体を製造する製造過程の一例を電極積層体の製造装置の概略構成とともに示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。なお、図3〜図8と同一部分には同一番号を付し、重複する説明は省略する。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る余剰セパレータの処理装置を示す図で、(a)は側面的に見た概略構成図、(b)は平面から見た概略構成図である。
両図に示すように、本形態に係る余剰セパレータの処理装置は、電極積層体Iの外周面に余剰セパレータ8Bを自動的に巻回して余剰セパレータ8Bの所定の処理を行なうためのものである。ここで、電極積層体Iは、ジグザグ折りした帯状の絶縁体であるセパレータ8の各谷溝(図1には図示せず)に正電極板1と負電極板2とを交互に挿入して正電極板1および負電極板2のセパレータ8を介したスタック構造を形成して一体化したものである。
回転手段30は電極積層体Iの幅方向の両端部を掴む保持部31、32を有しており、この保持部31,32は、保持部31、32の端面の中央部に、前記幅方向に伸びて固定されている軸31A、32Aにより回転可能となっている。回転手段30の回転は図示しない駆動手段により行なわれる。かくして回転手段30は、電極積層体Iの中心を通りその幅方向に伸びる軸31A、32Aの周りに回転されことにより電極積層体Iがスタック構造を形成する際にカットされて余剰部となっている余剰セパレータ8Bを電極積層体Iに巻回処理させる。ここで、回転手段30は、位置調整手段36が送出する制御信号によりセパレータ8の幅方向(図1(b)の矢印方向)の位置を調整可能に形成されている。
テンション付与手段33は回転手段30の回転に伴い引き込まれる余剰セパレータ8Bに、引き込みに抗するテンションを付与する。本形態におけるテンション付与手段33は、上面に余剰セパレータ8Bの下面が接するように余剰セパレータ8Bが載置されており、引き込み搬送方向(図中の左から右方向)に作用する力に抗する力を付与する。すなわち、負圧が作用する吸着部33Aで余剰セパレータ8Bの下面を吸引することにより余剰セパレータ8Bに張力を与え、引き込み搬送時の余剰セパレータ8Bのバタツキや蛇行等を抑制して、回転手段30の回転に伴う余剰セパレータ8Bの巻回を良好に行なわせることができる。吸着部33Aの上向きの開口部から供給される負圧は、エアーを吸引することで簡単に作用させることができる。
端部検出手段34は、余剰セパレータ8Bの引き込み方向に移動する余剰セパレータ8Bの幅方向における端部の位置を検出するセンサである。位置調整手段36は、端部検出手段34が検出した余剰セパレータ8Bの幅方向における端部の位置と、予め設定した余剰セパレータ8Bの幅方向の端部の位置である標準位置とを比較し、両者の差である位置のズレ量が所定の範囲になるように回転手段30で、余剰セパレータ8Bの幅方向の位置を調整する。本形態では、位置調整手段36で余剰セパレータ8Bの幅方向の位置を調整するようにしたが、これはテンション付与手段33やローラ35で、余剰セパレータ8Bの幅方向の位置を調整する様に構成しても構わない。
本形態では、余剰セパレータ8Bの引き込み方向におけるテンション付与手段33および端部検出手段34の下流側でローラ35により引き込み方向が上方に変更されている。このようにテンション付与手段33の上面と、ローラ35の下端位置とを合わせることで、ローラ35に至る迄の余剰セパレータ8Bの引き込み搬送路をほぼ平坦にすることができる。この結果、端部検出手段34による端部の検出を精度良く行うことができる。
本形態によれば、回転手段30の回転により余剰セパレータ8Bを電極積層体Iに自動的に巻回させることができる。かかる巻回はテンション付与手段33により適切なテンションを付与しながら行われるので、余剰セパレータ8Bの弛み等を発生することなく良好に行うことができる。さらに、余剰セパレータ8Bの引き込みに際しては、引き込み方向に移動する余剰セパレータの幅方向における端部の位置を端部検出手段34で検出しつつ、余剰セパレータ8Bが予め設定した標準位置に対する所定の範囲に入るように、例えば回転手段30の幅方向位置を調整しているので、余剰セパレータ8Bの処理に当たり、電極積層体Iにおける幅方向の端部の位置を所定の範囲に揃えることができる。
<第2の実施の形態>
図2は、本発明の第2の実施の形態に係る余剰セパレータの処理装置を示す図で、(a)は平面的に見た概略構成図、(b)は側面から見た概略構成図である。両図において図1と同一部分には同一番号を付し、重複する説明は省略する。
両図に示すように、本形態は、テンション付与手段をニップローラ41,42で形成したものである。すなわち、図中左側から右側に搬送される余剰セパレータ8Bは、回転軸41A、42Aにより回転可能に支持されているニップローラ41,42の間に挟持されている。この結果、ニップローラ41,42によるニップ力を位置調整手段36で調整することにより適宜設定し得るようになっている。
かかる本形態によれば、第1の実施の形態の作用・効果に加え、ニップ力の調整、換言すればバックテンションの大きさを調整することで、余剰セパレータ8Bの仕様(厚さ、幅等)により最適なテンションを付与するようにすることができる。
本発明は二次電池、特にスタック構造を有するリチウムイオン電池の製造を行う産業分野において有効に利用することができる。
I 電極積層体
1 正電極板
2 負電極板
8 セパレータ
8B 余剰セパレータ
30 回転手段
33 テンション付与手段
34 端部検出手段
36 位置調整手段

Claims (4)

  1. ジグザグ折りした帯状の絶縁体であるセパレータの各谷溝に正電極板と負電極板とを交互に挿入して前記正電極板および前記負電極板のセパレータを介したスタック構造を形成して一体化した二次電池の電極積層体における余剰セパレータの処理装置であって、
    前記電極積層体を回転させることにより前記スタック構造を形成する際にカットされて余剰部となっている余剰セパレータを前記電極積層体に巻回させる回転手段と、
    前記回転手段の回転に伴い引き込まれる前記余剰セパレータに、引き込みに抗するテンションを付与するテンション付与手段と、
    前記余剰セパレータの引き込み方向に移動する前記余剰セパレータの幅方向における端部の位置を検出する端部検出手段と、
    検出した前記位置に基づき、予め設定した標準位置からの前記位置のズレ量が所定の範囲になるように前記余剰セパレータの前記幅方向の位置を調整する位置調整手段とを有することを特徴とする二次電池の電極積層体における余剰セパレータの処理装置。
  2. 請求項1に記載する二次電池の電極積層体における余剰セパレータの処理装置において、
    前記テンション付与手段は、通過する前記余剰セパレータの一方の面側を吸引するものであることを特徴とする二次電池の電極積層体における余剰セパレータの処理装置。
  3. 請求項1に記載する二次電池の電極積層体における余剰セパレータの処理装置において、
    前記テンション付与手段は、前記余剰セパレータをニップローラで挟持するものであることを特徴とする二次電池の電極積層体における余剰セパレータの処理装置。
  4. 請求項3に記載する二次電池の電極積層体における余剰セパレータの処理装置において、
    前記端部検出手段により検出された前記位置に基づき、前記ニップローラにより前記セパレータの幅方向の位置調整がなされることを特徴とする二次電池の電極積層体における余剰セパレータの処理装置。
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