JP2016013097A - 培養管理システム、培養システム、培養管理方法、プログラム及び保持部材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】細胞培養管理システムSは、識別情報が記憶されたICタグ70が設けられた培養容器60を用いることによって、当該細胞を培養する際の各種の管理を行うためのシステムであって、検出タイミングに、管理対象の培養容器60のうち、培養装置内又は培養装置外の培養容器60を特定し、特定した培養容器60を検出タイミングの現在時刻を示す現在時刻情報、及び、所定の基準時刻から予め定められたタイミングまでの時間経過を示す時間経過情報の少なくともいずれか一方の時刻情報とともに、履歴情報として、データベース300に登録する、構成を有している。
【選択図】図1
Description
まず、図1を用いて本実施形態における細胞培養管理システムSの構成及び概要について説明する。なお、図1は、本実施形態における細胞培養管理システムSの構成を示すシステム構成図である。
(1)予め定められたタイミングに、培養装置内に収納されている各培養容器60に設けられた記憶媒体であるICタグ70から、当該各培養容器60を識別するための容器IDを、収納中識別情報として取得し、
(2)培養装置10の管理対象における予め登録された容器IDを、管理中識別情報として、データベース300から取得し、
(3)取得した収納中識別情報及び管理中識別情報に基づいて、管理対象の培養容器60であって、培養装置10から取り出されている管理対象の培養容器60、及び、培養装置10に収納されている培養容器60の少なくともいずれか一方の培養容器60を特定し、
(4)特定した培養容器60を、予め定められたタイミング、すなわち、各培養容器60の培養装置内における存在の有無を検出するタイミング(以下、「検出タイミング」という。)の現在時刻を示す現在時刻情報、及び、培養開始時又は検出タイミングなどの予め定められた時刻(以下、「基準時刻」という。)から予め定められたタイミングまでの時間経過を示す時間経過情報の少なくともいずれか一方の時刻情報とともに、履歴情報として、前記データベース300に登録する、
構成を有している。
(A)培養装置内に存在しない培養容器60が培養装置10に再度収納されたこと又は未収納であることを検出した際に、当該培養容器60が培養装置外に存在する期間(以下、「装置外存在時間」又は「一時取り出し時間」という。)を算出し、
(B)登録された履歴情報に基づいて、過去に算出した一時取り出し時間を積算して積算取り出し時間(以下、「装置外存在時間」ともいう。)を算出し、
(C)当該算出した一時取り出し時間の情報(以下、「一時取り出し時間情報」という。)及び積算取り出し時間の情報(以下、「積算取り出し時間情報」という。)を履歴情報として登録する、
構成を有している。
次に、図2を用いて本実施形態の培養容器60の構成について説明する。なお、図2は、本実施形態の細胞培養管理システムSに用いる培養容器60の一例である。
次に、図3を用いて本実施形態の培養装置10の構成について説明する。なお、図3は、本実施形態の培養装置10の機能ブロックを示すブロック図である。
次に、図4〜図7を用いて本実施形態の管理サーバ装置30の構成について説明する。なお、図4は、本実施形態の管理サーバ装置30の構成を示すブロック図であり、図5は、本実施形態の管理サーバ装置30内の履歴情報データベース301に記録される履歴情報の一例を示す図である。また、図6は、本実施形態の管理サーバ装置30内の培養容器情報データベース302に記録される培養容器情報の一例を示す図であり、図7は、本実施形態の管理サーバ装置30内の条件情報データベース303に記録される条件情報の一例を示す図である。
(1)検出タイミングの日時を示す時刻
(2)検出タイミングにおける培養装置10の開閉部の状態を示す開閉状態情報
(3)培養装置10に収納中か当該培養装置10から取り出し中かいずれかの状態を示す情報(以下、「収納取り出し状態情報」という。)
が対応付けて記録される。特に、収納取り出し状態情報としては、各培養容器60の容器IDに対応付けて「〇」収納中及び「×」取り出し中の状態情報が記録される。
(1)各培養容器60の容器ID
(2)各培養容器60の容器管理情報
(3)一時取り出し時間情報
(4)積算取り出し時間情報
が培養容器情報として対応付けて記録される。
(1)各容器管理情報(各種のID)
(2)各容器管理情報の一時取り出し時における取り出している許容限界を示す時間情報であって、警告条件となる時間情報(以下、「一時取り出し許容限界時間情報」という。)
(3)各容器管理情報の積算取り出し時間における許容限界時間情報を含む許容限界を示す時間情報であって、警告条件となる時間情報(以下、「積算許容限界時間情報」という。)
(4)終了条件を示す終了条件情報
(5)警告の種別を特定する警告情報
が対応付けて記録される。なお、各許容限界時間情報は、段階的に設定されていてもよく、段階的に設定された許容限界時間情報に対して異なる警告情報が設定されていてよい。また、各許容限界時間情報は、正常に培養が不可能となると想定される臨界的な時間であってもよいし、当該臨界的な時間よりも短時間であるなど当該臨界的な時間とずれがあってもよい。
(1)培養装置10に収納する各培養容器60の新規登録及びその登録管理を実行する登録管理処理
(2)検出タイミングに通信制御部310を介して受信した培養装置内に存在する培養容器60の容器IDがリスト化されているリスト情報及び開閉扉13の開閉状態情報に基づいて、培養装置10に収納又当該培養装置10から取り出されている培養容器60を特定する特定処理、
(3)取り出されている培養容器60の一時的な時間(すなわち、一時取り出し時間)及びその積算取り出し時間を算出する算出処理、及び、
(4)計測された一時的な取り出し及び算出した積算取り出し時間と警告条件とに基づいて実行される警告処理、
を行う。
次に、本実施形態の管理サーバ装置30におけるデータ処理部320の詳細について説明する。
(1)当該開閉扉13の開閉タイミング、すなわち、開状態から閉状態に状態が遷移したタイミング及び閉状態から開状態に状態が遷移したタイミング、
(2)開閉扉13が閉状態から開状態になったタイミングを基準時刻としてカウントを開始させ、予め定められた時間経過毎(例えば、20秒毎)に到来するタイミング、及び、
(3)開閉扉13が開状態から閉状態になったタイミングを基準時刻としてカウントを開始させ、予め定められた時間経過毎(例えば、40秒毎)に到来するタイミング、
を含む。
[5.1]細胞培養管理の動作(その1)
次に、図8を用いて本実施形態の細胞培養管理システムSにおいて実行される細胞培養管理の動作(その1)について説明する。なお、図8は、細胞培養管理システムSの管理サーバ装置30において実行される細胞培養管理の動作(その1)を示すフローチャートである。
次に、図9を用いて本実施形態の細胞培養管理システムSにおいて実行される細胞培養管理の動作(その2)について説明する。なお、図9は、細胞培養管理システムSの管理サーバ装置30において実行される細胞培養管理の動作を示すフローチャート(その2)である。
[6.1]変形例1
上記実施形態において、各培養容器60における履歴情報を管理サーバ装置30内の履歴情報DB301に登録しているが、管理サーバ装置30と連動し、履歴情報が登録される際などに、培養装置10に設けられたID登録検出部110を用いて該当する培養容器60に設けられた各ICタグ70に記憶するようにしてもよい。
上記実施形態においては、算出した各培養容器60の一時取り出し時間及び積算取り出し時間を履歴情報として登録するようになっているが、当該履歴情報に基づいて、管理サーバ装置30、上記の培養装置10、培養容器60に対して所定の作業を行う作業場、顕微鏡などの各種装置、又は、その他の場所に設置された図示しない通信端末装置に設けられた液晶モニタなどのモニタに各培養容器60の状態を表示してもよい。
上記実施形態においては、算出した各培養容器60の一時取り出し時間及び積算取り出し時間を履歴情報として登録するようになっているが、管理サーバ装置30、上記の培養装置10、培養容器60に対して所定の作業を行う作業場、顕微鏡などの各種装置、又は、その他の場所に設置された図示しない通信端末装置に、上記のID登録検出部110と同様のリーダ・ライタ及び表示手段を設け、管理サーバ装置30のデータ処理部320と連動しつつ、各培養装置10のICタグ70から容器IDを取得させ、当該取得させた容器IDに基づいて該当する履歴情報や現状のステータスを表示させるようにしてもよい。
上記実施形態においては、培養装置10及び管理サーバ装置30が同一敷地内で設置又は使用されてもよいし、それぞれが国外などの遠隔地に設置され、又は、遠隔地にて使用されて上述の各処理が実行されてもよい。
上記実施形態の細胞培養管理システムSは、培養装置10及び管理サーバ装置30が別個独立に有しているが、培養装置10に管理サーバ装置30の機能が組み込まれていてもよい。
上記実施形態において、ID登録検出部110は、開閉センサ15からのセンサ出力の他は、管理サーバ装置30からの指示に基づいて培養装置内に載置された各培養容器60のICタグ70から容器IDを取得するようになっているが、培養装置10は、タイマを有し、所定のアプリケーションを実行することによって、予め定められた検出タイミングに、培養装置内に載置された各培養容器60のICタグ70から容器IDを取得するようにしてもよい。
10 … 培養装置
20 … ネットワーク
30 … 管理サーバ装置
60 … 培養容器
70 … ICタグ
300 … データベース
301 … 履歴情報データベース
302 … 培養容器情報データベース
303 … 条件情報データベース
310 … 通信制御部
320 … データ処理部
321 … 登録管理部
322 … 特定処理部
323 … 算出処理部
324 … 警告処理部
340 … 表示制御部
350 … 表示部
360 … タイマ
370 … 操作部
390 … サーバ管理制御部
Claims (21)
- 培養装置内に収納された、培養対象物を保持する保持部材を管理する培養管理システムであって、
予め定められたタイミングに、前記培養装置内に収納されている各保持部材に設けられた記憶媒体から、当該各保持部材を識別するための識別情報を、収納中識別情報として取得する取得手段と、
前記培養装置の管理対象の保持部材に付与された予め登録されている前記識別情報を示す管理中識別情報と、前記取得された収納中識別情報と、に基づいて、前記培養装置から取り出されている管理対象の保持部材、及び、当該培養装置に収納されている保持部材の少なくともいずれか一方の保持部材を特定する特定手段と、
前記特定された保持部材の識別情報と、前記予め定められたタイミングの現在時刻を示す現在時刻情報及び予め定められた時刻から前記予め定められたタイミングまでの時間経過を示す時間経過情報の少なくともいずれか一方の時刻情報と、を履歴情報としてデータベースに登録する登録手段と、
を備えることを特徴とする培養管理システム。 - 請求項1に記載の培養管理システムにおいて、
前記培養装置の開閉状態の状態遷移を検知する状態検知手段を更に備え、
前記予め定められたタイミングには、前記検知された培養装置の開閉部の開閉に基づくタイミングを含む、培養管理システム。 - 請求項2に記載の培養管理システムにおいて、
前記予め定められたタイミングが、前記培養装置における開閉部の開状態と閉状態とで異なる、培養管理システム。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の培養管理システムにおいて、
前記予め定められたタイミングには、予め定められた時間経過毎に到来するタイミングを含む、培養管理システム。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の培養管理システムにおいて、
前記履歴情報に基づいて、予め定められた基準タイミングから各保持部材における前記培養装置外に存在した時間を積算し、装置外存在時間として算出する算出手段を更に備える、培養管理システム。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の培養管理システムにおいて、
前記履歴情報に基づいて、前記培養装置外に取り出されたタイミングから連続して当該培養装置外に存在している時間を、該当する保持部材における前記培養装置外に存在した際の装置外存在時間として、算出する算出手段と、
を更に備える、培養管理システム。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の培養管理システムにおいて、
前記培養装置内に存在しない保持部材が前記培養装置に再度収納されたことを検出する収納検出手段と、
前記履歴情報に基づいて、前記培養装置外に取り出されたタイミングから前記再度収納されたタイミングまでの時間を、該当する保持部材における前記培養装置外に存在した際の装置外存在時間として、算出する算出手段と、
を更に備える、培養管理システム。 - 請求項5〜7のいずれか1項に記載の培養管理システムにおいて、
前記算出手段によって算出された装置外存在時間が予め定められた条件を具備するか否かを判定し、当該条件を具備すると判定した場合に警告を行う警告手段を更に備える、培養管理システム。 - 請求項8に記載の培養管理システムにおいて、
前記データベースには、前記識別情報に対応付けて、前記予め定められた条件を示す情報が条件情報として設定されており、
前記取得手段が、前記取得した収納中識別情報に一致する前記識別情報を前記データベースから検索し、当該収納中識別情報に一致する識別情報に対応付けて記憶されている条件情報を取得し、
前記警告手段が、前記算出手段によって算出された装置外存在時間が前記取得された条件情報における条件を具備するか否かを判定し、当該条件を具備すると判定した場合に警告を行う、培養管理システム。 - 請求項8に記載の培養管理システムにおいて、
前記記憶媒体には、前記識別情報とともに前記予め定められた条件を示す情報が条件情報として記憶されており、
前記取得手段が、前記取得した収納中識別情報とともに条件情報を取得し、
前記警告手段が、前記算出手段によって算出された装置外存在時間が前記取得された条件情報における条件を具備するか否かを判定し、当該条件を具備すると判定した場合に警告を行う、培養管理システム。 - 請求項9又は10に記載の培養管理システムにおいて、
前記予め定められた条件が、
(1)前記保持部材の種別毎、
(2)前記保持部材に保持される培養対象物の種別毎、
(3)前記培養対象物に対して実行される作業の種別毎、
(4)前記培養対象物に対する作業を実施する作業者の種別毎、又は、
(5)上記の2以上の種別毎に設定されている、培養管理システム。 - 請求項11に記載の培養管理システムにおいて、
一の保持部材について2以上の前記予め定められた条件が設定されている場合に、
前記警告手段が、少なくとも1の前記予め定められた条件を具備すると判定した場合に前記警告を行う、培養管理システム。 - 請求項8〜12のいずれか1項に記載の培養管理システムにおいて、
前記警告には、該当する保持部材の使用禁止とするための処理が含まれる、培養管理システム。 - 請求項1〜13のいずれか1項に記載の培養管理システムにおいて、
前記保持手段に関する情報を表示手段に表示させる制御手段を更に備え、
前記表示手段に表示させる情報には、前記保持部材について、
(1)前記培養装置内に存在しているか否かを示す状態の情報、
(2)前記培養装置外に存在している場合に当該培養装置から取り出されたタイミングからの経過時間の情報、
(3)予め定められた基準タイミングから前記培養装置外に存在した際の積算された時間を示す積算時間の情報、又は、
(4)上記2以上の情報を含む、培養管理システム。 - 請求項1〜14のいずれか1項に記載の培養管理システムにおいて、
ネットワークを介して接続された通信装置から前記識別情報に基づく情報の取得要求があった場合に、前記データベースに当該識別情報に対応付けて登録されている履歴情報を該当する通信装置に提供する提供手段を更に備える、培養管理システム。 - 請求項1〜15のいずれか1項に記載の培養管理システムにおいて、
前記データベースに前記識別情報に対応付けて登録された情報を、該当する識別情報を有する保持部材に設けられた記憶媒体へ記録を制御する記録制御手段を更に備える、培養管理システム。 - コンピュータによって、培養装置内に収納された、培養対象物を保持する保持部材を管理するプログラムであって、
前記コンピュータを、
予め定められたタイミングに、前記培養装置内に収納されている各保持部材に設けられた記憶媒体から、当該各保持部材を識別するための識別情報を、収納中識別情報として取得する取得手段、
前記培養装置の管理対象の保持部材に付与された予め登録されている前記識別情報を示す管理中識別情報と、前記取得された収納中識別情報と、に基づいて、前記培養装置から取り出されている管理対象の保持部材、及び、当該培養装置に収納されている保持部材の少なくともいずれか一方の保持部材を特定する特定手段、及び、
前記特定された保持部材の識別情報と、前記予め定められたタイミングの現在時刻を示す現在時刻情報及び予め定められた時刻から前記予め定められたタイミングまでの時間経過を示す時間経過情報の少なくともいずれか一方の時刻情報と、を履歴情報としてデータベースに登録する登録手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。 - 培養装置内に収納された、培養対象物を保持する保持部材を管理する培養管理方法であって、
予め定められたタイミングに、前記培養装置内に収納されている各保持部材に設けられた記憶媒体から、当該各保持部材を識別するための識別情報を、収納中識別情報として取得するステップと、
前記培養装置の管理対象の保持部材に付与された予め登録されている前記識別情報を示す管理中識別情報と、前記取得された収納中識別情報と、に基づいて、前記培養装置から取り出されている管理対象の保持部材、及び、当該培養装置に収納されている保持部材の少なくともいずれか一方の保持部材を特定するステップと、
前記特定された保持部材の識別情報と、前記予め定められたタイミングの現在時刻を示す現在時刻情報及び予め定められた時刻から前記予め定められたタイミングまでの時間経過を示す時間経過情報の少なくともいずれか一方の時刻情報と、を履歴情報としてデータベースに登録するステップと、
を含むことを特徴とする培養管理方法。 - 培養装置と、
前記培養装置内に収納された、培養対象物を保持する保持部材を管理する管理装置と、 を備え、
前記管理装置が、
予め定められたタイミングに、前記培養装置内に収納されている各保持部材に設けられた記憶媒体から、当該各保持部材を識別するための識別情報を、収納中識別情報として取得する取得手段と、
前記培養装置の管理対象の保持部材に付与された予め登録されている前記識別情報を示す管理中識別情報と、前記取得された収納中識別情報と、に基づいて、前記培養装置から取り出されている管理対象の保持部材、及び、当該培養装置に収納されている保持部材の少なくともいずれか一方の保持部材を特定する特定手段と、
前記特定された保持部材の識別情報と、前記予め定められたタイミングの現在時刻を示す現在時刻情報及び予め定められた時刻から前記予め定められたタイミングまでの時間経過を示す時間経過情報の少なくともいずれか一方の時刻情報と、を履歴情報としてデータベースに登録する登録手段と、
を有することを特徴とする培養システム。 - 培養装置内における収納管理が実行される保持部材であって、
培養対象物を保持する保持部と、
前記収納管理を行う保持部材としてデータベースに予め登録された識別情報と照合される情報であって、前記培養装置内に存在するか否かを判定し、当該培養装置外にあるか又は当該培養装置内に収納されているかを特定するために用いるための各保持部材の固有の識別情報が記憶された記憶媒体と、
を備えることを特徴とする保持部材。 - 請求項20記載の保持部材において、
前記記憶媒体には、前記保持部材を管理するために前記識別情報に対応付けて前記データベースに記録される情報が前記識別情報に対応付けて登録された情報が記憶される、保持部材。
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