JP2016011909A - 振動発電無線センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】気象情報を収集する拠点ごとに、電源供給のための配線をなくした上で安定的に電力を供給し、継続的に気象情報の収集・送信を可能とする振動発電無線センサを得る。
【解決手段】永久磁石と、永久磁石の外周に間隔を有して固定配置されるコイルを有し、振動源である構造物に対して設置されることで発電する振動発電機(10)と、振動発電機により発電された電力により駆動され、あらかじめ設定された周期で起動状態とスリープ状態を繰り返し、起動状態の周期ごとに、外部の気象センサから気象データを収集し、振動発電機により発電されて蓄電されている電力が、収集した気象データを無線送信するために必要な電力を確保できていると判断した場合には、収集した気象データを無線送信する制御回路部(21、22)とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、自然風、あるいは車両の通過による風圧により生じる振動エネルギーを電気エネルギーに変換する電磁誘導型の振動発電機を利用し、気象情報の収集、配信を行う振動発電無線センサに関するものである。
さまざまな地域での気象情報をタイムリーに収集し、情報提供することが行われている。このような情報提供に当たっては、電源供給のための配線をなくす工夫がなされている。具体例として、太陽電池や風力発電機により得た電力により、気象情報を測定するもの(例えば、特許文献1参照)、あるいは圧電素子で雨滴落下により発電し、雨量を測定するもの(例えば、特許文献2参照)などがある。
特開平11−237483号公報 特開2013−79828号公報
しかしながら、従来技術には、以下のような課題がある。
太陽電池は、電池表面の清掃等のメンテナンスが必要であり、かつ、夜間は発電できないといった問題がある。また、風力発電も、自然風に左右されるため、安定的に電力を得ることが難しい。さらに、圧電素子を利用した雨滴落下による発電も、降雨が少ない期間での電力回収は困難であり、不安定なシステムとなる。
すなわち、従来の気象センサシステムでは、自然風や雨滴によるエネルギーにより気象観測を行うものであったため、安定的に電力を得ることが困難であり、観測の継続性に課題が多い。
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたものであり、気象情報を収集する拠点ごとに、電源供給のための配線をなくした上で安定的に電力を供給し、継続的に気象情報の収集・送信を可能とする振動発電無線センサを得ることを目的とする。
本発明に係る振動発電無線センサは、円柱あるいは円筒形で構成された永久磁石と、永久磁石の外周に、間隔を有して固定配置されるコイルを有し、振動源である構造物に対して設置されることで、永久磁石が軸方向に振動することによる、永久磁石とコイルとの相対運動によって発電する振動発電機と、振動発電機により発電された電力により駆動され、あらかじめ設定された周期で起動状態とスリープ状態を繰り返し、起動状態の周期ごとに、外部の気象センサから気象データを収集し、振動発電機により発電されて蓄電されている電力が、収集した気象データを無線送信するために必要な電力を確保できていると判断した場合には、収集した気象データを無線送信する制御回路部とを備える。
本発明によれば、道路に存在する既設の構造物に対して、電磁誘導型の振動発電機を設置して蓄電を可能とし、蓄電量に応じて気象情報の収集・送信を行う構成を備えることにより、気象情報を収集する拠点ごとに、電源供給のための配線をなくした上で安定的に電力を供給し、継続的に気象情報の収集・送信を可能とする振動発電無線センサを得ることができる。
本発明の実施の形態1における振動発電無線センサに適用される振動発電機の設置例を示した図である。 本発明の実施の形態1における振動発電無線センサに適用される振動発電機の構造を説明するための概略断面図である。 本発明の実施の形態1の振動発電無線センサが適用される気象センサシステムにおける構造物と振動発電機の振動モデルである。 本発明の実施の形態1における振動発電無線センサに適用される振動発電機の固有振動数に対する発電効率特性を示した図である。 本発明の実施の形態1の振動発電無線センサが適用される気象センサシステムにおける構造物と振動発電機の、重量比および固有振動数比に対する発電効率特性をまとめた図である。 本発明の実施の形態1における振動発電無線センサに適用される振動発電機で最大の発電力を得るための、周波数比と質量比の対応をまとめた図である。 本発明の実施の形態1における振動発電無線センサが適用される気象センサシステムの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態1における振動発電無線センサが適用される気象センサシステムの別の構成例を示す図である。 本発明の実施の形態1における振動源として用いられる構造物である表示板の、車両通過に伴う振動加速度を示した図である。 本発明の実施の形態1における振動発電無線センサが適用される気象センサシステムに用いられる雨量計の具体的な構成図である。 本発明の実施の形態1における図10Aに示した雨量計の回路構成図である。 本発明の実施の形態1における振動発電無線センサが適用される気象センサシステムに用いられる雨量計の具体的な構成図である。 本発明の実施の形態1における図11Aに示した雨量計の回路構成図である。 本発明の実施の形態1における振動発電無線センサが適用される気象センサシステムに用いられる風速計の具体的な構成図である。 本発明の実施の形態1における図12Aに示した風速計の回路構成図である。 本発明の実施の形態1における振動発電無線センサの構成、および入出力信号を示す図である。 本発明の実施の形態1における図13Aに示した振動発電無線センサの回路構成図である。 本発明の実施の形態1における振動発電無線センサの一連動作を説明するためのタイムチャートである。 本発明の実施の形態1における振動発電無線センサの一連動作を説明するためのフローチャートである。
本発明は、システムの電力供給源として、電磁誘導型の振動発電機を利用して気象情報を定期的に収集するとともに、振動発電機による蓄電量が、気象情報の送信に必要な電力量を確保できている場合に、収集した気象情報を無線送信することを技術的特徴とするものである。
そこで、このような技術的特徴を備えた本発明の振動発電無線センサの好適な実施の形態につき、以下に、図面を用いて詳細に説明する。
実施の形態1.
まず始めに、本発明の振動発電無線センサが設置される環境、および安定的な電力供給源となる電磁誘導型の振動発電機の構成について説明する。
導電性コイルの中を通過するように磁石を振動させると、コイルに誘導電流が生じ、起電力が発生する。この原理を利用したものとして、板バネを用いた電磁誘導型の振動発電機がある。このような振動発電機は、外部環境の振動エネルギーに基づいて、電気エネルギーを発生させることが可能である。
さらに、振動発電機を用いることで、電源ケーブルや電池による電源供給を不要とした上で、電気エネルギーを発生できる。このような観点で、経済的な利点または操作上の利点が見込まれる多くの用途で、振動発電機が活用されることが期待される。
そして、一般道や高速道路では、道路上のポイントごとで、雨、風、気温などの気象情報をタイムリーに伝える需要がある。このような用途には、電源ケーブルや電池による電源供給が不要な振動発電機を活用することが考えられる。さらに、設置場所となる振動源としては、道路に設けられた既設の距離標あるいは表示板といった構造物を利用することが考えられる。
図1は、本発明の実施の形態1における振動発電無線センサに適用される振動発電機の設置例を示した図であり、具体的には、道路に設置されている構造物である距離標(キロポスト)に振動発電機が設置された状態を例示している。振動発電機10は、既設の距離標1の一部分に、ねじ等で固定設置することができる。なお、このような振動板となる構造物としては、距離標に限定されず、表示板なども含まれる。
図2は、本発明の実施の形態1における振動発電無線センサに適用される振動発電機10の構造を説明するための概略断面図である。図2に示した振動発電機10は、永久磁石11、コイル12、板バネ13a、13b、ガイド棒14a、14bフレーム15、一対の端部板16a、16b、および中板17を備えて構成されている。
図2においては、円柱あるいは円筒形をした永久磁石(以下磁石)11の周りを、コイル12が囲む構成となっている。ここで、コイル12は、中板17に固定されている。また、磁石11は、一端が、ガイド棒14aを介して板バネ13aにより保持され、他端が、ガイド棒14bを介して板バネ13bにより保持されている。
さらに、板バネ13a、13b、一対の端部板16a、16b、中板17のそれぞれは、フレーム15に固定接続されている。このような構造を備える結果、コイル12の中に配置された磁石11が振動することで、電気エネルギーが発生することとなる。
図3は、本発明の実施の形態1の振動発電無線センサが適用される気象センサシステムにおける構造物と振動発電機の振動モデルである。図3における各符号は、以下の内容を示している。
m:振動発電機の質量
k:振動発電機のバネ定数
c:振動発電機の減衰係数
M:構造物の質量
K:構造物のバネ定数
C:構造物の減衰係数
また、図4は、本発明の実施の形態1における振動発電無線センサに適用される振動発電機の固有振動数に対する発電効率特性を示した図である。より具体的には、図3のモデルを用いて、
m=0.1kg
M=2kg
構造物の固有振動数=12.6Hz
とした場合に、振動発電機の固有振動数を11.5Hz〜28.3Hzの間で変化させた際の発電力を求めた特性結果をまとめたものである。
振動発電機の固有振動数は、先の図2に示した構成における板バネ13a、13bのバネ定数と、磁石11およびガイド棒14a、14bを含めた可動部の質量により決定している。また、振動発電機の減衰係数cは、振動発電機の電気的な負荷により変化する。そして、図4の特性を算出するに当たっては、減衰係数cを2Ns/m、3Ns/m、4Ns/mの3通りに変化させており、具体的には、m=0.1kg、磁石11の直径=25mm、コイル12の巻数=1000回として、電気的な負荷抵抗を変化させている。
図4の結果から、構造物の固有振動数(12.6Hz)に対して、振動発電機の固有振動数を、約1.3倍(約16Hz)〜約1.8倍(約23Hz)とすることで、発電効率が高くなり、0.1W/N以上の所望の出力が得られることがわかった。
図5は、本発明の実施の形態1の振動発電無線センサが適用される気象センサシステムにおける構造物と振動発電機の、重量比および固有振動数比に対する発電効率特性をまとめた図である。具体的には、横軸の質量比は、主振動系である構造物の質量を分子、振動発電機の質量を分母とした場合の比率を示しており、0.85〜200で変化させている。また、固有振動数比に関しては、構造物の固有振動数を12.6Hzとし、それに対する振動発電機の固有振動数を以下のような10通りの条件として、発電力を算出している。
(条件1) 振動発電機の固有振動数=11.3Hz(周波数0.9倍に相当)
(条件2) 振動発電機の固有振動数=12.6Hz(同一周波数に相当)
(条件3) 振動発電機の固有振動数=13.9Hz(周波数1.1倍に相当)
(条件4) 振動発電機の固有振動数=15.1Hz(周波数1.2倍に相当)
(条件5) 振動発電機の固有振動数=16.4Hz(周波数1.3倍に相当)
(条件6) 振動発電機の固有振動数=17.6Hz(周波数1.4倍に相当)
(条件7) 振動発電機の固有振動数=18.9Hz(周波数1.5倍に相当)
(条件8) 振動発電機の固有振動数=20.2Hz(周波数1.6倍に相当)
(条件9) 振動発電機の固有振動数=21.4Hz(周波数1.7倍に相当)
(条件10)振動発電機の固有振動数=22.7Hz(周波数1.8倍に相当)
先の図1に例示した距離標(キロポスト)形状の構造物は、重量が非常に重い。そこで、質量比を10倍以上(すなわち、構造物の質量に対して、振動発電機の質量が1/10以下)と仮定すると、構造物の固有振動数に対して、振動発電機の固有振動数を1.3倍〜1.8倍(条件5〜条件10に相当)にすることで、0.12W/N以上の発電力が得られていることがわかる。また、仮に、質量比を20倍とすると、構造物の固有振動数に対して、振動発電機の固有振動数を1.6倍とする条件8において、0.18W/N相当の最大の発電量が得られている。
図6は、本発明の実施の形態1における振動発電無線センサに適用される振動発電機で最大の発電力を得るための、周波数比と質量比の対応をまとめた図である。具体的には、横軸は、条件1〜条件10の周波数比に対応し、縦軸は、図5の横軸に示した質量比を対数目盛で表したものに相当し、それぞれの周波数比に対して最も発電力が得られた重量比を示したものである。
図6の結果からわかるように、重量比に合わせて適切な周波数比となるように、振動発電機の共振周波数を調整する(すなわち、板バネのバネ定数および可動部の質量を、最適値に選定する)ことで、設置環境や構造物に応じて、所望の発電力を得るための振動発電機を設計することが可能となる。
このように、自然風や車両による風圧によって振動する距離標または表示板状の既設の構造物に対して、設置環境および構造物の条件(質量および固有振動数)に応じて、適切な質量および固有振動数を有する振動発電機を設置することで、既設の構造物を振動源として利用し、振動から所望の電力を回収することができる。
特に、道路に設置されている構造物である距離標や表示板は、重量が非常に重く、付加的に設置する振動発電機との重量比が大きいことが考えられる。このような場合にも、例えば、振動発電機の重量に対して、対象となる構造物の重量が10倍以上の差があるときにも、振動発電機の固有振動数を構造物の固有振動数の1.3倍〜1.8倍程度とすることで、所望の電力を得ることができる。
次に、このような振動発電機を適用した振動発電無線センサの具体的な構成、動作について、図面を用いて詳細に説明する。図7は、本発明の実施の形態1における振動発電無線センサが適用される気象センサシステムの構成例を示す図である。図7に示した気象センサシステムは、道路に設置されている表示板2に取り付けられた振動発電無線センサ20と、気象情報を収集するために振動発電無線センサ20に接続された雨量計30および風速計50を備えて構成されている。
また、図8は、本発明の実施の形態1における振動発電無線センサが適用される気象センサシステムの別の構成例を示す図である。図8に示した気象センサシステムは、道路に設置されている表示板2に取り付けられた振動発電無線センサ20と、気象情報を収集するために振動発電無線センサ20に接続された雨量計40および風速計50を備えて構成されている。
一方、図9は、本発明の実施の形態1において、振動源として用いられる構造物である表示板2に振動発電機を取り付けた場合に、車両通過に伴う風圧で得られる振動加速度を示した図である。車両の通過に伴って、局所的に大きな振動加速度が得られており、図9中の「A部」では、大型車が通過したことで、より大きな振動加速度が得られている状態を示している。このような振動エネルギーが、振動発電無線センサ20内に備えられた振動発電機により、電気エネルギーに変換されることとなる。
図10Aは、本発明の実施の形態1における振動発電無線センサが適用される気象センサシステムに用いられる雨量計30の具体的な構成図である。先の図7で示した雨量計30は、図10Aに示すように、圧電素子31、検出回路32、および雨量計カバー33を備えて構成されている。圧電素子31は、雨滴落下により振動する膜の裏側に取り付けられており、雨滴により起電力を発生することができる。そして、検出回路32は、圧電素子31により発生した電圧を雨量として測定し、振動発電無線センサ20に送信する。
図10Bは、本発明の実施の形態1における図10Aに示した雨量計30の回路構成図である。検出回路32は、圧電素子で発生した電圧を、ダイオードブリッジ32aで全波整流し、コンデンサ32bに充電する。コンデンサ32bに充電された電圧値は、雨量の測定結果として読み取られる。また、昇圧回路32dは、振動発電無線センサ20からの制御信号に応じて、コンデンサ32bに蓄えられた電圧を放電するとともに、放電された電力を回収する。そして、昇圧回路32dにより回収された回収電力は、振動発電無線センサ20に送られる。
図11Aは、本発明の実施の形態1における振動発電無線センサが適用される気象センサシステムに用いられる雨量計40の具体的な構成図である。先の図8で示した雨量計40は、図11Aに示すように、磁石41aを有する転倒升41、発電コイル42、および検出回路43を備えて構成されている。雨滴によって転倒升41が転倒動作を繰り返すことで、磁石41aが移動する。一方、発電コイル42は、磁石41aの揺動部分に設けられており、磁石の移動に伴う起電力を発生する。そして、検出回路43は、発電コイル42により発生した電圧を雨量として測定し、振動発電無線センサ20に送信する。
図11Bは、本発明の実施の形態1における図11Aに示した雨量計40の回路構成図である。検出回路43は、発電コイル42で発生した電圧を、ダイオードブリッジ43aで全波整流し、コンデンサ43bに充電する。コンデンサ43bに充電された電圧値は、雨量の測定結果として読み取られる。また、昇圧回路43dは、振動発電無線センサ20からの制御信号に応じて、コンデンサ43bに蓄えられた電圧を放電するとともに、放電された電力を回収する。そして、昇圧回路43dにより回収された回収電力は、振動発電無線センサ20に送られる。
図12Aは、本発明の実施の形態1における振動発電無線センサが適用される気象センサシステムに用いられる風速計50の具体的な構成図である。先の図7、図8で示した風速計50は、風杯型風速計であり、図12Aに示すように、回転軸51、発電機52、および検出回路53を備えて構成されている。発電機52は、風速に応じて回転軸51が回転することで、起電力を発生する。そして、検出回路53は、発電機52により発生した電圧を風速として測定し、振動発電無線センサ20に送信する。
図12Bは、本発明の実施の形態1における図12Aに示した風速計50の回路構成図である。検出回路53は、発電機52で発生した電圧を、ダイオードブリッジ53aで全波整流し、コンデンサ53bに充電する。コンデンサ53bに充電された電圧値は、風速の測定結果として読み取られる。また、昇圧回路53dは、振動発電無線センサ20からの制御信号に応じて、コンデンサ53bに蓄えられた電圧を放電するとともに、放電された電力を回収する。そして、昇圧回路53dにより回収された回収電力は、振動発電無線センサ20に送られる。
次に、本実施の形態1における振動発電無線センサ20の構成、動作について、具体的に説明する。図13Aは、本発明の実施の形態1における振動発電無線センサの構成、および入出力信号を示す図である。図13Aに示す振動発電無線センサ20は、電源回路21、無線回路22、およびアンテナ23とともに、先の図2で説明した振動発電機10を備えて構成されている。なお、電源回路21と無線回路22は、制御回路部として1つにまとめて構成することも可能である。
ここで、振動発電無線センサ20内の電源回路21は、雨量計(30、40)と風速計50から、回収電力を取得する。また、振動発電無線センサ20内の無線回路22は、雨量計(30、40)と風速計50から測定結果を取得する一方で、雨量計(30、40)と風速計50に制御信号を出力する。さらに、無線回路22は、温湿度センサ60から温湿度データを取得できる構成となっている。
図13Bは、本発明の実施の形態1における図13Aに示した振動発電無線センサ20の回路構成図である。電源回路21は、コイル12で発生した電圧を、ダイオードブリッジ21aで全波整流し、昇圧回路21bで昇圧する。さらに、電源回路21は、昇圧回路21bで昇圧された電力と、雨量計(30、40)と風速計50から回収された回収電力とを、電力合成回路21cで合成し、無線回路22に電源供給を行う。
一方、無線回路22は、マイクロコンピュータ22a(以下、マイコン22aと称す)および無線通信部22bを備えて構成されている。マイコン22aは、電源回路21から供給される電力を使用して、あらかじめ設定された時間間隔で起動状態とスリープ状態を繰り返すように動作する。
そして、マイコン22aは、起動状態において、温湿度センサ60から温湿度データを読み取り、雨量計(30、40)から雨量データを読み取り、風速計50から風速データを読み取ることで、気象データの収集を行う。さらに、マイコン22aは、気象データの収集を行った後に、各測定器(30、40、50)内の検出回路(32、43、53)に対して制御信号を出力する。
この結果、制御信号を受信した各検出回路(32、43、53)内の昇圧回路(32d、43d、53d)は、コンデンサ(32b、43b、53b)に蓄えられた電圧を放電するとともに、回収し、さらに、回収した回収電力を、振動発電無線センサ20内の電源回路21に送る。
次に、本実施の形態1における振動発電無線センサの一連動作について、図14のタイムチャート、および図15のフローチャートを用いて、詳細に説明する。図14は、本発明の実施の形態1における振動発電無線センサの一連動作を説明するためのタイムチャートである。図14においては、以下の(a)〜(d)の4つのデータの時間推移の状態が示されている。
(a)振動加速度:車両の通過に伴って表示板2に発生する振動加速度の推移
(b)振動発電による蓄電電圧:表示板2に取り付けられた振動発電機10により振動エネルギーから電気エネルギーに変換され、蓄電された電圧の推移
(c)雨量計の検出回路の電圧:雨量計(30、40)の検出回路(32、43)内のコンデンサ(32b、43b)に蓄えられている電圧の推移
(d)風速計の検出回路の電圧:風速計(50)の検出回路(53)内のコンデンサ(53b)に蓄えられている電圧の推移
マイコン22aは、起動状態において、図14中のステップS1〜ステップS6の処理を行うこととなる。まず、ステップS1において、マイコン22aは、温湿度センサ60から温湿度データを取得し、この結果、振動発電による蓄電電圧が消費される。
次に、ステップS2において、マイコン22aは、風速計50の検出回路53内のコンデンサ53bに蓄えられた電圧を読み取ることで、風速を測定する。さらに、ステップS3において、マイコン22aは、風速計50に対して制御信号を出力することで、コンデンサ53bに蓄えられた風速検出電圧を放電させるとともに、その電力を回収する。
次に、ステップS4において、マイコン22aは、雨量計(30、40)の検出回路(32、43)内のコンデンサ(32b、43b)に蓄えられた電圧を読み取ることで、雨量を測定する。さらに、ステップS5において、マイコン22aは、雨量計(30、40)に対して制御信号を出力することで、コンデンサ(32b、43b)に蓄えられた雨量検出電圧を放電させるとともに、その電力を回収する。
最後に、ステップS6において、マイコン22aは、振動発電による蓄電電圧として、無線センサによる送信動作が可能な蓄電量を確保できていると判断した場合には、ステップS1、ステップS2、ステップS4で収集した気象データを、無線送信し、この結果、振動発電による蓄電電圧が消費される。以上のような一連動作が、マイコンが起動状態となるタイミングで繰り返し実行されることで、気象データの観測が可能となる。
次に、フローチャートに基づいて、一連動作の流れを説明する。図15は、本発明の実施の形態1における振動発電無線センサの一連動作を説明するためのフローチャートである。まず始めに、ステップS101において、振動発電の電力により、マイコン22aが起動される。そして、ステップS102において、マイコン22aは、あらかじめ設定されたN分間、マイコン22aをスリープ状態とし、消費電力を抑制する。
次に、ステップS103において、マイコン22aは、あらかじめ規定された時間間隔であるN分が経過した後に起動状態となり、温湿度センサ60を介して温湿度データを測定する。さらに、ステップS104において、マイコン22aは、温湿度データの測定結果を保存する。
次に、ステップS105において、マイコン22aは、風速計50の検出回路53を介して取得した電圧値を風速データに変換する。また、ステップS106において、マイコン22aは、風速データの測定結果を保存する。さらに、ステップS107において、マイコン22aは、風速計50の検出回路53に対して制御信号を出力し、蓄電電圧のリセットおよび電力回収を行う。
次に、ステップS108において、マイコン22aは、雨量計(30、40)の検出回路(32、43)を介して取得した電圧値を雨量データに変換する。また、ステップS109において、マイコン22aは、雨量データの測定結果を保存する。さらに、ステップS110において、マイコン22aは、雨量計(30、40)の検出回路(32、43)に対して制御信号を出力し、蓄電電圧のリセットおよび電力回収を行う。
次に、ステップS111において、マイコン22aは、無線センサによる気象データの送信動作が可能な蓄電量として、振動発電による蓄電電圧が確保できているか否かを判断する。そして、ステップS111において、確保できていないと判断した場合には、マイコン22aは、今回は気象データの無線送信を行わずに、ステップS102の処理に戻り、それ以降の動作を繰り返す。
一方、ステップS111において、確保できていると判断した場合には、ステップS112に進み、マイコン22aは、無線回路22内の無線通信部22bを起動する。そして、ステップS113において、マイコン22aは、無線通信部22bおよびアンテナ23を介して、温湿度データ、風速データ、雨量データからなる気象データを、無線送信する。さらに、ステップS114において、マイコン22aは、無線通信部22bをスリープ状態とした後、ステップS102の処理に戻り、それ以降の動作を繰り返す。
以上のように、実施の形態1によれば、道路に設置されている構造物に振動発電機を設置することで、通過車両により得られる振動エネルギーから電気エネルギーを生成し、振動発電無線センサに必要な電力を得ることができる構成を備えている。そして、あらかじめ規定された時間間隔でマイコンを起動状態として、気象データの収集を行い。さらに、無線送信を行うのに十分な蓄電量が確保できている場合には、収集した気象データを無線送信する機能を有している。
このような構成、機能を備えることで、気象情報を収集する拠点ごとに、電源供給のための配線をなくした上で安定的に電力を供給し、継続的に気象情報の収集・送信を可能とする振動発電無線センサを実現できる。
さらに、気象データの測定用に蓄電された電気エネルギーを、測定結果を読み取った後に電力として回収する構成、機能を備えている。この結果、振動エネルギーから得られた電気エネルギーに加えて、雨や風に基づいて生成された電気エネルギーも無線システムの電源として有効活用することができ、より安定的に電力を供給することが可能となる。
1 距離標(構造物)、2 表示板(構造物)、10 振動発電機、11 永久磁石(磁石)、12 コイル、13a、13b 板バネ、14a、14b ガイド棒、15 フレーム、16a、16b 端部板、17 中板、20 振動発電無線センサ、21 電源回路、21a ダイオードブリッジ、21b 昇圧回路、21c 電力合成回路、22 無線回路、22a マイクロコンピュータ(マイコン)、22b 無線通信部、23 アンテナ、30 雨量計(気象センサ)、31 圧電素子、32 検出回路、32a ダイオードブリッジ、32b コンデンサ、32d 昇圧回路、33 雨量計カバー、40 雨量計(気象センサ)、41 転倒升、41a 磁石、42 発電コイル、43 検出回路、43a ダイオードブリッジ、43b コンデンサ、43d 昇圧回路、50 風速計(気象センサ)、51 回転軸、52 発電機、53 検出回路、53a ダイオードブリッジ、53b コンデンサ、53d 昇圧回路、60 温湿度センサ(気象センサ)。
本発明に係る振動発電無線センサは、円柱あるいは円筒形で構成された永久磁石と、永久磁石の外周に、間隔を有して固定配置されるコイルを有し、振動源である構造物に対して設置されることで、永久磁石が軸方向に振動することによる、永久磁石とコイルとの相対運動によって発電する振動発電機と、振動発電機により発電された電力により駆動され、あらかじめ設定された周期で起動状態とスリープ状態を繰り返し、起動状態の周期ごとに、外部の気象センサから気象データを収集する第1制御処理と、風速計および雨量計からの電力回収を制御する第2制御処理と、振動発電機により発電されて蓄電されている電力が、収集した気象データを無線送信するために必要な電力を確保できていると判断した場合には、収集した気象データを無線送信する第3制御処理とを実行し、スリープ状態においては第1制御処理、第2制御処理、および第3制御処理を実行せずに消費電力を抑制する制御回路部とを備える。

Claims (2)

  1. 円柱あるいは円筒形で構成された永久磁石と、前記永久磁石の外周に、間隔を有して固定配置されるコイルを有し、振動源である構造物に対して設置されることで、前記永久磁石が軸方向に振動することによる、前記永久磁石と前記コイルとの相対運動によって発電する振動発電機と、
    前記振動発電機により発電された電力により駆動され、あらかじめ設定された周期で起動状態とスリープ状態を繰り返し、前記起動状態の周期ごとに、外部の気象センサから気象データを収集するとともに、前記振動発電機により発電されて蓄電されている電力が、収集した前記気象データを無線送信するために必要な電力を確保できていると判断した場合には、収集した前記気象データを無線送信する制御回路部と
    を備える振動発電無線センサ。
  2. 請求項1に記載の振動発電無線センサにおいて、
    前記制御回路部は、前記外部の気象センサが、前記気象データに相当する測定値をコンデンサに蓄電するタイプである場合には、前記外部の気象センサから前記気象データを収集した後に、前記外部の気象センサに対して制御信号を出力することで前記コンデンサを放電させるとともに、放電させた電力を回収し、回収した前記電力を、前記振動発電機により発電された電力と合成して電気エネルギーとして蓄電する
    振動発電無線センサ。
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