JP2016010994A - エンブレムにおける加飾部材の接合方法およびこの方法によって製造されたエンブレム - Google Patents

エンブレムにおける加飾部材の接合方法およびこの方法によって製造されたエンブレム Download PDF

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隆也 島村
Takaya Shimamura
隆也 島村
阿部 哲也
Tetsuya Abe
哲也 阿部
潤仁 足立
Mitsuhito Adachi
潤仁 足立
秀明 永田
Hideaki Nagata
秀明 永田
顕秀 中川
Akihide Nakagawa
顕秀 中川
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Abstract

【課題】貼り付け作業を必要としなくても、エンブレム本体の表面に対してオーナメントを接合させることができるエンブレムにおける加飾部材の接合方法およびこの方法によって製造されたエンブレムを提供すること。【解決手段】樹脂製のエンブレム本体10の表面に対して樹脂製の加飾部材20を接合させて成るエンブレム1における加飾部材20の接合方法であって、エンブレム本体10の表面に加飾部材20をセットする第1の工程と、このセットした加飾部材20とエンブレム本体10との表面にUV硬化塗装によるコーティングCを施す第2の工程とを備えている。【選択図】図5

Description

本発明は、エンブレムにおける加飾部材の接合方法およびこの方法によって製造されたエンブレムに関する。
従来、自動車のボデー表面には、例えば、図6に示すように、その車種やグレード等を表示するエンブレム101が取り付けられている。このエンブレム101は、図7〜9に示すように、UV硬化塗装によるコーティングcが施された樹脂製のエンブレム本体110の表面に対して意匠性を有する樹脂製のオーナメント120が両面テープ140を介して貼り付けられ構成されている。これにより、エンブレム101の意匠性を簡便に高めることができる。
特開2013−112155号公報
しかしながら、上述した特許文献1の技術では、エンブレム本体110の表面に対してオーナメント120を貼り付ける作業が必要となっている。そのため、この貼り付け作業が煩わしく、簡素化することが求められていた。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、貼り付け作業を必要としなくても、エンブレム本体の表面に対してオーナメントを接合させることができるエンブレムにおける加飾部材の接合方法およびこの方法によって製造されたエンブレムを提供することである。
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、樹脂製のエンブレム本体の表面に対して樹脂製の加飾部材を接合させて成るエンブレムにおける加飾部材の接合方法である。この接合方法には、エンブレム本体の表面に加飾部材をセットする第1の工程と、このセットした加飾部材とエンブレム本体との表面にUV硬化塗装によるコーティングを施す第2の工程とを備えている。
請求項1の発明によれば、これらエンブレム本体と加飾部材との表面がコーティングによって一体的に覆われる。そのため、このコーティングが乾くと、このエンブレム本体の表面に対して加飾部材が接合されることとなる。したがって、従来技術で説明した貼り付け作業を必要としなくても、エンブレム本体の表面に対して加飾部材を接合させることができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のエンブレムにおける加飾部材の接合方法であって、加飾部材をセットするエンブレム本体の表面には、凹部が形成されており、この凹部は、セットした加飾部材に対して隙間を有するように形成されている。
請求項2の発明によれば、請求項1で記載したように、コーティングを施すと、隙間にもコーティングが入り込むこととなる。したがって、コーティングと加飾部材との接触面積が増加するため、加飾部材の接合の強度を向上させることができる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1〜2のいずれかに記載のエンブレムにおける加飾部材の接合方法によって製造されたエンブレムである。
請求項3の発明によれば、請求項1〜2に記載の作用効果を備えたエンブレムを得ることができる。
本発明の実施例に係るエンブレム本体の表面に対するオーナメントの接合の手順を説明する図であり、その接合前の状態を示している。 図1において、接合の途中の状態であり、エンブレム本体の表面の凹部にオーナメントをセットした状態を示している。 図2において、接合が完了した状態を示している。 図3の正面図である。 図4の縦断面図である。 従来技術に係るエンブレムの斜視図である。 図6の分解斜視図である。 図6の正面図である。 図8の縦断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図1〜5を用いて説明する。なお、以下の説明にあたって、『エンブレム』の例として、『自動車用エンブレム1』を説明することとする。また、『加飾部材』の例として、『オーナメント20』を説明することとする。
自動車用エンブレム1は、その本体を成すエンブレム本体10と、このエンブレム本体10を加飾するオーナメント20とから構成されている。以下に、これらエンブレム本体10と、オーナメント20とを個別に説明していく。
はじめに、エンブレム本体10から説明していく。このエンブレム本体10は、自動車のボデー表面(図示しない)に取り付けられるプレート状の外装部材である。このエンブレム本体10は、主として、2つの作業(第1の作業〜第2の作業)を経て形成されている。以下に、これら2つの作業を説明する。
まず、第1の作業から説明する。この第1の作業は、エンブレム本体10を成形する作業である。このエンブレム本体10は、樹脂材料を溶融させた後に所望する形状の金型(図示しない)に射出させて成る、いわゆる、射出成形によって成る樹脂成形品から成形されている(図1参照)。
この樹脂材料とは、ペレット状に形成された樹脂基材と、この樹脂基材に混ぜ合わされた薄い金属膜状のアルミフレークとから構成されている、いわゆる、材着メタリックから構成されている。これら樹脂基材とアルミフレークとの混ぜ合わせる割合は、所望する輝度感によって決定される設計的な事項である。
なお、金型は、この第1の作業において、出来上がった樹脂成形品(この場合、エンブレム本体10)の意匠側の表面における向かって左側に複数の英字から成る文字部12が凹み設されるように形成されている。このとき、この凹みの深さは、約0.2mmとなるように設定されている。これにより、出来上がったエンブレム本体10に文字部12を凹み設できる。
これと同様に、金型は、この第1の作業において、出来上がった樹脂成形品(この場合、エンブレム本体10)の意匠側の表面における向かって右側に後述するオーナメント20を装着可能な凹部14を有するように形成されている。すなわち、この金型で成形されたエンブレム本体10には、その意匠側の表面における向かって右側に凹部14が形成されることとなる。
なお、図5から明らかなように、この凹部14は、後述するように、この凹部14自身にセットしたオーナメント20に対して隙間(例えば、0.2mm)S、Sを有するように形成されている。すなわち、この凹部14は、幅広に形成されている。また、この凹部14の深さは、例えば、1.6mmとなるように形成されている。また、この凹部14におけるエンブレム本体10の厚みも、例えば、1.6mmとなるように形成されている。この第1の作業によりエンブレム本体10は成形されている。
次に、第2の作業を説明する。この第2の作業は、第1の作業で成形されたエンブレム本体10の文字部12の凹面に対して黒字によるインクジェット印刷を施す作業である。このように印刷を施すと、エンブレム本体10に対して文字部12を際立たせることができる。この第2の作業によりエンブレム本体10は印刷されている。
このように2つの作業(第1の作業〜第2の作業)を経てエンブレム本体10は形成されている。
次に、オーナメント20を説明する。このオーナメント20は、上述したエンブレム本体10の表面に形成されている凹部14に装着される加飾部材である(図1参照)。このオーナメント20も、射出成形によって成る樹脂成形品から成形されている。このようにしてオーナメント20は形成されている。
続いて、図1〜5を参照して、上述したエンブレム本体10の表面に対してオーナメント20を接合させる方法(手順)を説明する。まず、上述したように、エンブレム本体10とオーナメント20とを個別に形成しておく(図1参照)。次に、この形成したエンブレム本体10の表面の凹部14にオーナメント20をセットする(図2参照)。この記載が、特許請求の範囲に記載の「第1の工程」に相当する。
すると、既に説明したように、凹部14は幅広に形成されているため、このセットした状態では、この凹部14に隙間S、Sが形成されることとなる。次に、このセットした状態のまま、これらエンブレム本体10とオーナメント20との表面にUV硬化塗装によるコーティングCを施す作業を行う(図3〜4参照)。なお、図3〜4において、コーティングCは、図示していない。この記載が、特許請求の範囲に記載の「第2の工程」に相当する。すると、このセットした状態のままで、これらエンブレム本体10とオーナメント20との表面がコーティングCによって一体的に覆われる。
そのため、このコーティングCが乾くと、このエンブレム本体10にオーナメント20が接合されることとなる(図5参照)。なお、これらエンブレム本体10とオーナメント20との表面がコーティングによって一体的に覆われたとき、既に説明したように、このエンブレム本体10の凹部14には隙間S、Sが形成されている。そのため、この隙間S、SにもコーティングCが入り込むこととなる(図5参照)。
本発明の実施例に係る自動車用エンブレム1におけるオーナメント20の接合方法は、上述した方法で行われている。この方法によれば、エンブレム本体10の表面の凹部14にオーナメント20をセットする工程と、このセットした状態のまま、これらエンブレム本体10とオーナメント20との表面にUV硬化塗装によるコーティングCを施す工程と、を備えている。そのため、これらエンブレム本体10とオーナメント20との表面がコーティングCによって一体的に覆われる。したがって、このコーティングCが乾くと、このエンブレム本体10の表面に対してオーナメント20が接合されることとなる。結果として、従来技術で説明した貼り付け作業を必要としなくても、エンブレム本体10の表面に対してオーナメント20を接合させることができる。
また、この方法によれば、エンブレム本体10には、その意匠側の表面における向かって右側に凹部14が形成されている。この凹部14は、この凹部14自身にセットしたオーナメント20に対して隙間S、Sを有するように形成されている。そのため、上述したように、コーティングCを施すと、この隙間S、SにもコーティングCが入り込むこととなる。したがって、コーティングCとオーナメント20との接触面積が増加するため、オーナメント20の接合の強度を向上させることができる。
上述した内容は、あくまでも本発明の一実施の形態に関するものであって、本発明が上記内容に限定されることを意味するものではない。
実施例では、文字部12の凹みの深さは、約0.2mmを例に説明した。しかし、これに限定されるものでなく、文字部12の成形に意匠的な不具合が生じないのであれば、文字部12の深さは、何mmであっても構わない。
また、実施例では、凹部14の隙間Sは、0.2mmを例に説明した。しかし、これに限定されるものでなく、出来上がったエンブレム1に意匠的な不具合が生じないのであれば、隙間Sは、何mmであっても構わない。
1 自動車用エンブレム(エンブレム)
10 エンブレム本体
14 凹部
20 オーナメント(加飾部材)
C コーティング
S 隙間

Claims (3)

  1. 樹脂製のエンブレム本体の表面に対して樹脂製の加飾部材を接合させて成るエンブレムにおける加飾部材の接合方法であって、
    エンブレム本体の表面に加飾部材をセットする第1の工程と、
    このセットした加飾部材とエンブレム本体との表面にUV硬化塗装によるコーティングを施す第2の工程と、を備えているエンブレムにおける加飾部材の接合方法。
  2. 請求項1に記載のエンブレムにおける加飾部材の接合方法であって、
    加飾部材をセットするエンブレム本体の表面には、凹部が形成されており、
    この凹部は、セットした加飾部材に対して隙間を有するように形成されているエンブレムにおける加飾部材の接合方法。
  3. 請求項1〜2のいずれかに記載のエンブレムにおける加飾部材の接合方法によって製造されたエンブレム。


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