JP2016010640A5 - - Google Patents

Description

本発明の第１の態様によれば、器具は、指で掴んで操作可能な複数の操作対象物と、前記操作対象物を配置可能な盤と、を備え、前記操作対象物または前記盤のいずれかに、前記操作対象物を操作する順番がランダムに表示されている。

前記操作対象物は第１面および第２面を有し、第１面、第２面のいずれを表にしても前記盤に配置可能であり、第１面または第２面のいずれかに、前記操作対象物を操作する順番として当該操作対象物を裏返す順番が表示されているようにしてもよい。

本発明の第２の態様によれば、認知機能評価システムは、器具と、測定部とを備え、前記器具は、指で掴んで操作可能な複数の操作対象物と、前記操作対象物を配置可能な盤と、を備え、前記操作対象物または前記盤のいずれかに、前記操作対象物を操作する順番がランダムに表示されており、前記測定部は、前記操作対象物を前記順番に従って操作するのに要する時間を測定する。

本発明の第３の態様によれば、閾値決定システムは、器具と、閾値決定部とを備え、前記器具は、指で掴んで操作可能な複数の操作対象物と、前記操作対象物を配置可能な盤と、を備え、前記操作対象物または前記盤のいずれかに、前記操作対象物を操作する順番がランダムに表示されており、前記閾値決定部は、前記操作対象物を前記順番に従って操作するのに要する時間の測定値と、操作者が２つのグループの何れに属するかを示す情報とが、複数の操作者のそれぞれについて対応付けられた情報における感度および特異度に基づいて閾値を決定する。

本発明の第４の態様によれば、認知機能評価方法は、指で掴んで操作可能な複数の操作対象物を、ランダムに表示された順番に従って操作するのに要する時間を測定する測定ステップを有する。

本発明の第５の態様によれば、認知機能評価方法は、指で掴んで操作可能な複数の操作対象物を、ランダムに表示された順番に従って操作するのに要する時間を測定する測定ステップと、測定にて得られた時間が所定の閾値以上か否かを判定する判定ステップと、を有する。

本発明の第６の態様によれば、閾値決定方法は、指で掴んで操作可能な複数の操作対象物を、ランダムに表示された順番に従って操作するのに要する時間の測定値と、操作者が２つのグループの何れに属するかを示す情報とが、複数の操作者のそれぞれについて対応付けられた情報における感度および特異度に基づいて閾値を決定する閾値決定ステップを有する。

Claims (9)

1. 指で掴んで操作可能な複数の操作対象物と、
   前記操作対象物を配置可能な盤と、
   を備え、
   前記操作対象物または前記盤のいずれかに、前記操作対象物を操作する順番がランダムに表示されている、器具。
2. 前記盤に前記操作対象物を挿入可能な穴が複数設けられており、
   前記穴毎に、前記操作対象物を挿入する順番が表示されている、
   請求項１に記載の器具。
3. 前記操作対象物は第１面および第２面を有し、
   第１面、第２面のいずれを表にしても前記盤に配置可能であり、
   第１面または第２面のいずれかに、前記操作対象物を操作する順番として当該操作対象物を裏返す順番が表示されている、
   請求項１に記載の器具。
4. 器具と、測定部とを備え、
   前記器具は、
   指で掴んで操作可能な複数の操作対象物と、
   前記操作対象物を配置可能な盤と、
   を備え、
   前記操作対象物または前記盤のいずれかに、前記操作対象物を操作する順番がランダムに表示されており、
   前記測定部は、前記操作対象物を前記順番に従って操作するのに要する時間を測定する、認知機能評価システム。
5. 前記測定部の測定にて得られた時間が所定の閾値以上か否かを判定する判定部を備える、請求項４に記載の認知機能評価システム。
6. 器具と、閾値決定部とを備え、
   前記器具は、
   指で掴んで操作可能な複数の操作対象物と、
   前記操作対象物を配置可能な盤と、
   を備え、
   前記操作対象物または前記盤のいずれかに、前記操作対象物を操作する順番がランダムに表示されており、
   前記閾値決定部は、前記操作対象物を前記順番に従って操作するのに要する時間の測定値と、操作者が２つのグループの何れに属するかを示す情報とが、複数の操作者のそれぞれについて対応付けられた情報における感度および特異度に基づいて閾値を決定する、閾値決定システム。
7. 指で掴んで操作可能な複数の操作対象物を、ランダムに表示された順番に従って操作するのに要する時間を測定する測定ステップを有する認知機能評価方法。
8. 指で掴んで操作可能な複数の操作対象物を、ランダムに表示された順番に従って操作するのに要する時間を測定する測定ステップと、
   測定にて得られた時間が所定の閾値以上か否かを判定する判定ステップと、
   を有する認知機能評価方法。
9. 指で掴んで操作可能な複数の操作対象物を、ランダムに表示された順番に従って操作するのに要する時間の測定値と、操作者が２つのグループの何れに属するかを示す情報とが、複数の操作者のそれぞれについて対応付けられた情報における感度および特異度に基づいて閾値を決定する閾値決定ステップを有する閾値決定方法。