JP2016009503A - デバイス同士をペアリングする方法と装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】第1のデバイスと第2のデバイスである2つのデバイスを必要なセキュリティレベルでペアリングする方法と装置を提供する。
【解決手段】第1のデバイスにおいて実施され、第1および第2のデバイスの一方または両方に表示されるトレーシング・パターンを生成するステップ407と、必要であれば、第2のデバイス上に表示される、トレーシング・パターンの全体又は一部分を第2のデバイスに送るステップ409と、対応するトレーシング・パターンを第1のデバイス上に表示するステップ412と、第2のデバイス上でのパターンのトレースの結果を示す情報を受信するステップ414と、2つのデバイスのペアリングを受け入れるステップ424から構成される。
【選択図】図4
【解決手段】第1のデバイスにおいて実施され、第1および第2のデバイスの一方または両方に表示されるトレーシング・パターンを生成するステップ407と、必要であれば、第2のデバイス上に表示される、トレーシング・パターンの全体又は一部分を第2のデバイスに送るステップ409と、対応するトレーシング・パターンを第1のデバイス上に表示するステップ412と、第2のデバイス上でのパターンのトレースの結果を示す情報を受信するステップ414と、2つのデバイスのペアリングを受け入れるステップ424から構成される。
【選択図】図4
Description
本開示は、デバイス同士をペアリングする方法と装置に関し、更に詳しくは、必要なセキュリティ・レベルでデバイス同士をペアリングする方法と装置に関する。
スマートフォンは、私たちの日常生活において、益々重要な役割を果たすようになってきている。それは、単なるコミュニケーション・ツール以上のものであり、エンターテイメント、ライフスタイル、健康、教育、あるいは、ビジネスについての各種サービスをもたらす自己の機能を増している。それらの全てのカテゴリーのアプリケーションにおいて、スマートフォン同士をペアリングして、情報、あるいは、例えばディスプレイやセンサなどのリソースを共有することが有益であることもある。
場合によっては、第3のデバイスが、秘密データを取り込んだり、あるいは、アプリケーションが正確に動作することを妨害したりすることを防ぐために、このペアリングをセキュリティ保護することが必要なこともある。
このことに関連して、デバイス・ペアリングをセキュリティ保護するための相異なる仕組みが存在する。
・最も使用されている方式は、Bluetooth(登録商標)技術におけるようなキー・シェアリング(PINコード、パスフレーズ)に基づいている。
・別の方式は、例えば、電磁誘導を利用して機能するNFCによって、至近距離を利用して、現在ペアリングしているデバイスを制御する。
・制御デバイスが、ペアリングするデバイスを識別するための別の方式は、そのデバイスと共に同時にイベントを検出することである。これは、例えば、デバイス同士を互いに接触させることによって行われる。
・SiB(Seeing―is―Believing)方式におけるように、デバイスBがカメラを備えている場合、デバイスAは、デバイスBから認証を受けることができる。
・最も使用されている方式は、Bluetooth(登録商標)技術におけるようなキー・シェアリング(PINコード、パスフレーズ)に基づいている。
・別の方式は、例えば、電磁誘導を利用して機能するNFCによって、至近距離を利用して、現在ペアリングしているデバイスを制御する。
・制御デバイスが、ペアリングするデバイスを識別するための別の方式は、そのデバイスと共に同時にイベントを検出することである。これは、例えば、デバイス同士を互いに接触させることによって行われる。
・SiB(Seeing―is―Believing)方式におけるように、デバイスBがカメラを備えている場合、デバイスAは、デバイスBから認証を受けることができる。
エンターテイメントのアプリケーションでは、スマートフォンをカップリング(接続)することによって、他のユーザと共にリアル・タイムでコンテンツを共有してプレーすることが可能になる。また、サムソン(Samsung)が提供するグループ・プレー(Group Play)のようなサービスでは、数台のスマートフォンを連携させて、より大きいサイズでビデオを表示することが可能である。
スマートフォン、あるいは、もっと一般的な電子デバイスとタッチ・スクリーン機能とを連携させることによって、新たな使用法が生まれる。本開示においては、多様なデバイス・リソースの組み合わせを利用した新たなユーザ・インタフェースを説明する。これに伴い、マルチスクリーン・インタフェースに基づくデバイス認証、あるいは、サービス起動のための方法を提案する。また、本開示においては、表示デバイスのカップリングによって、セキュリティ保護された使い易い手法で、デバイス・ペアリングを制御するユーザ・インタフェースを提案する。デバイスをカップリングするための既存のインタフェースは、各々のデバイスがそれぞれ一人のユーザによって操作されることに基づいている。上記新たな使用法によって、一人のユーザが、同時に数台のデバイスを操作できる。これは、例えば、2つのスマートフォンをカップリングして表示サイズを大きくする場合に当てはまる。この場合、上記方法に従えば、ユーザは、ユーザ操作数を減らして、デバイスのペアリングを制御できる。このペアリングは、通信媒体の連携、あるいは、任意のアプリケーションの協動、すなわち、マルチ・デバイス・メディア・レンダリング、ゲームなどであってもよい。
本開示の一態様に従えば、一方が第1のデバイスであり他方が第2のデバイスである2つのデバイスをペアリングする方法であって、該方法は、第1のデバイスにおいて実施さ、第1および第2のデバイスの一方または両方に表示されるトレーシング・パターンを生成するステップと、必要であれば、第2のデバイス上に表示される、トレーシング・パターンの全体または一部分を第2のデバイスに送るステップと、それに対応するトレーシング・パターンを第1のデバイス上に表示するステップと、第2のデバイス上でのトレースの結果を示す情報を受信するステップと、情報に従って、2つのデバイスのペアリングを受け入れるステップと、を含む方法が提供される。
本開示の別の一態様に従えば、一方が第1のデバイスであり他方が第2のデバイスである2つのデバイスをペアリングする装置であって、プロセッサを備え、該プロセッサが、第1および第2のデバイスの一方または両方に表示されるトレーシング・パターンを生成するステップと、必要であれば、第2のデバイス上に表示される、トレーシング・パターンの全体または一部分を第2のデバイスに送るステップと、それに対応するトレーシング・パターンを第1のデバイス上に表示するステップと、第2のデバイス上でのトレースの結果を示す情報を受信するステップと、情報に従って、2つのデバイスのペアリングを受け入れるステップと、を実施するように構成されている、装置が提供される。
本発明のその他の態様と利点は、本開示の以下の詳細な説明により理解されるであろう。
添付図面は、本発明を更に理解するためのものであり、本願の一部に組み込まれて該一部を構成するものであり、以下の詳細な説明で述べられているように、本発明の実施形態を例示するために使用される。本発明は、この実施形態に限定されない。
以下の説明では、本発明の実施形態の種々の態様を説明する。説明の目的のために、完全な理解が得られるように、具体的な構成と詳細を説明する。しかしながら、本発明がここで説明される具体的な詳細事項なしに実施できることも、当業者に明白であろう。
デバイス・ペアリングが、しばしば一人のユーザによって取り扱われることを考慮して、本発明は、スクリーンの組み合わせによって、基準パターンに適合する、設定期間内の両スクリーン上のトレースの検出を利用する認証用のユーザ・フレンドリなインタフェースを提供する。デバイスA(これをマスタ・デバイスと見なす)とデバイスBがペアリングされるために、デバイスAとデバイスBは共通のユーザ・インタフェースを提示し、この共通のユーザ・インタフェースは、デバイスAの所有者に対して、現在ペアリングされているデバイスがデバイスBであり、その他のデバイスではないことの保証を与える。マスタ・デバイスAは、一般的に使用されているアンロック・スクリーン・パターンに類似したパターンを生成し、このパターンは、例えばBluetooth、WiFiなどのような任意のタイプのネットワークによって、デバイスBに配信される。このパターンは、ペアリング・デバイス(すなわち、対をなすデバイス)の両方のスクリーン上に提示される1つのパターンの一部分のみか、あるいは、1つの完全なパターンであってもよい。あるいは、その代わりに、このパターンは、いずれか一方のデバイスに提示される1つの完全なパターンであってもよい。マスタ・デバイスは、捕捉済みスクリーン・トレースを表すフィードバック情報を他方のペアリング・デバイスから受信することによって、この情報が本当にデバイスBによって生成されていることを確認できる。
本発明のこの実施形態は、セキュリティの必要なレベル、あるいは、利用可能なデバイス・リソース(通信ネットワーク・タイプ、スクリーン解像度など)の必要なレベルに関連して実施可能な方法の相異なる変形例を提案する。
認証は、コンテンツを共有するために、あるいは、ディスプレイまたはセンサのようなリソースを共有するために、あるいは、2つのデバイス上で走る2つのアプリケーションを同期化するために、重要である。もし認証が接続セットアップに対応しているならば、最初のセキュリティ保護されていないデータ交換が生じる。
本開示において、「ペアリング」という用語は、無線ネットワーク(例えば、NFC、WiFi、Bluetoothなど)を用いた2つのデバイス間の連携、あるいは、カップリング(結合)を意味する。
ペアリングにおいて、一方のデバイスがマスタ・デバイス(親機)と見なされる。マスタ・デバイスは、
・マスタ・デバイスのスクリーンとスレーブ・デバイス(子機)のスクリーンのいずれか一方のみに、あるいは、両方のスクリーンに表示されるパターンを生成すること、
・そのスクリーン・パターンをスレーブ・デバイスに伝えること、
・スレーブ・デバイスからフィードバック情報を収集すること、および、
・この情報を分析して、ユーザ・アクション(ユーザ操作)が必要なトレースに適合しているかを検査すること、
を担当する。
・マスタ・デバイスのスクリーンとスレーブ・デバイス(子機)のスクリーンのいずれか一方のみに、あるいは、両方のスクリーンに表示されるパターンを生成すること、
・そのスクリーン・パターンをスレーブ・デバイスに伝えること、
・スレーブ・デバイスからフィードバック情報を収集すること、および、
・この情報を分析して、ユーザ・アクション(ユーザ操作)が必要なトレースに適合しているかを検査すること、
を担当する。
尚、マスタ・デバイスは、ペアリングが始動されるデバイス、あるいは、ペアリング要求を受信するデバイスであってもよい。次の実施形態では、ペアリング処理工程が、スレーブ・デバイスによって始動される。
マスタ・デバイスとスレーブ・デバイスは、最初に、例えばBluetoothまたはWiFiのような無線ネットワークを介して通信を確立し、次に、スレーブ・デバイスが、その無線ネットワークを介してペアリング要求を送信する。この開始点は、スレーブ・デバイス上を走るアプリケーションのインタフェース上のユーザ操作の結果、あるいは、マスタ・デバイスと通信する特定の権限を要求するサービスを起動する特定のイベントの結果、である。スレーブ・デバイスは、ペアリングを要求する前に、例えばBluetoothまたはWiFiのような選ばれた通信リンクについてのマスタ・デバイスのアドレスを知っている必要がある。あるデバイスは、任意のタイプのネットワークを介して、種々の既存のディスカバリ(検出)メカニズムによって、自己の存在をアナウンス(告知)できる。Bluetoothについては、検出可能モードにあるデバイスが、デバイス名、クラス、サービス・リスト、機能、あるいは、製造者の情報を送信する。
入信するデバイスは、マスタ・デバイスにペアリング要求を送る。この要求には、ペアリング後に交換可能なデータのタイプと、スクリーンのサイズおよび密度を含むデバイス機能と、を記述する情報が含まれている。一実施形態において、マスタ・デバイスは、マスタ・デバイスおよびスレーブ・デバイスの各々のスクリーン上に表示される2つの画像からなるパターンを生成する。マスタ・デバイスは、表示される当該画像、あるいは、この画像についてのリファレンス(指示内容)をペアリング・デバイス(すなわち、マスタ・デバイスとペアリングする他方のデバイス)に送り、自己のパターン部分を表示する。マスタ・デバイスのパターン生成器は、両方のデバイスの例えばサイズと密度のようなディスプレイの特徴を考慮に入れて、2つのスクリーンが互いに並んで配置された際にその2つのスクリーンによって形成される面に合うパターンを作成する。
図1は、本発明の本実施形態に従って、マスタ・デバイス101とスレーブ・デバイス103上に表示されるパターンを例示する図である。両デバイス上の各々の画像は、両デバイスの配置の仕方をユーザに示すインジケータ(指標)を、アラインメント・リファレンス(位置合わせ用参照記号)105、107として、有している。この構成要素によって、マスタ・デバイスのディスプレイ(以下、マスタ・ディスプレイという)へのアクセス権を有するユーザのみが、トレースすべき正確な経路を特定できる。更に、インジケータが両デバイスの相対的な位置を定めるので、ディスプレイ・サイズが図3に示されているように相異なる場合に特に有効である。スタート・インジケータ(開始指標)109が、同じく、マスタ・デバイスの画像上に使用されている。ユーザのみがマスタ・デバイスにアクセスできるので、ユーザはパターンを正しい方向でトレースできる。パターン上のユーザのトレースの方向を示す代わりのソリューション(解決手段)は、後で説明する図3に示されているように、マスタ・デバイスの画像上に矢印を提示することである。両デバイス上にパターンが表示されると、ユーザは、アラインメント・リファレンス105、107によって、両デバイスを正確に並べられる。マスタ・デバイスは、表示されたパターンに対するユーザ・スワイプの軌跡の一致を検出する。ユーザの指が出力点111および113でスクリーンから離れた時刻を、後で使用するために、記録する。次に、スレーブ・デバイスが、自己のスクリーン上でスワイプとパターンとの整合を調べる。ユーザの指が入力点114および115でマスタ・デバイスのスクリーン(以下、マスタ・スクリーンという)に戻ってきた時に、他方のスクリーン上でのスワイプに費やされた時間が測定される。図2には、推定時間の一実施形態が例示されている。測定された時間がスレーブ・デバイスのスクリーン(以下、スレーブ・スクリーンという)上でパターンをスワイプする推定時間と調和しない場合、ペアリングは拒絶される。この時間の推定は、パターンの長さおよび複雑性と、マスタ・スクリーン上の観測されるスワイプ速度とを考慮に入れてもよい。
システムの信頼性を高めるために、パターンは両スクリーン間を数回往復してもよい。スレーブ・スクリーンのパターンは、いくつかの点がユーザによって触れられる際の通知に関連付けられてもよい。図1では、ユーザの指がパターンの点「1」、「2」および「3」(117、119および121)にそれぞれ触れている時に、通知が送られる。
図3には、パターン上でのユーザのトレースについての方向を示す代わりのソリューション(解決手段)が例示されている。本実施形態において、デバイス301がマスタ・デバイスであり、デバイス303がスレーブ・デバイスである。2つのインジケータ307と309がデバイス301と303についてのアラインメント・リファレンスとして機能し、これによって、デバイスに301と303を正確に配置できる。点305が、マスタ・デバイス画像上に矢印311と313を提示することによって、開始点として認識できる。
図4は、一実施形態に従うシステムにおける2つのデバイスのペアリング方法を例示するフローチャートである。このシステムは、マスタ・デバイスとすることも可能である。本手順は、ステップ401から開始する。ステップ403で、本システムは、マスタ・デバイスとスレーブ・デバイスとの間の通信リンクを確立する。ステップ405で、本システムは、スレーブ・デバイスからマスタ・デバイス内でペアリング要求を受信する。ステップ407で、本システムは、マスタ・デバイス・スクリーンとスレーブ・デバイス・スクリーンの一方のみ、あるいは、両スクリーンに表示されるパターンを生成する。ステップ409で、本システムは、マスタ・デバイスによって、このスクリーン・パターンをスレーブ・デバイスに伝える。ステップ410と412で、パターンが、設定に応じて、マスタ・デバイス・スクリーンとスレーブ・デバイス・スクリーンの一方のみ、あるいは、両スクリーンに表示される。パターンが正確に表示されない場合は、ステップ410を繰り返す。ステップ414で、本システムは、スレーブ・デバイスからトレース情報を受信する。本システムは、スレーブ・デバイスからトレース情報を受信できない場合、同ステップ414を繰り返す。ステップ416で、本システムは、受信したトレース情報を必要な基準パターンと比較する。ステップ418で、本システムは、受信したトレース情報が基準パターンと調和しているか否かを判定する。調和していない場合(すなわち、Noの場合)、ステップ420に移行してペアリング要求を棄却するか、または、ステップ401に戻る。調和している場合(すなわち、Yesの場合)、ステップ422で、本システムは、ユーザによるトレースがパターンの終端に到達しているか否かを判定する。到達していない場合(すなわち、Noの場合)、ステップ414に戻る。到達している場合(すなわち、Yesの場合)、ステップ424に移行してペアリング要求を受け入れる。
図5には、別の一実施形態として、2つのデバイスをペアリングするための単純な時間ベースのパターンの一例が示されている。このパターンは、2つのスクリーン501と503上における1つのライン・スプリット(線分割)505、507からなる。デバイス501はマスタ・デバイスであり、デバイス503はスレーブ・デバイスである。ユーザは、デバイス501と503を正しい位置に配置することによってパターン505、507(すなわち、ライン(線))を整列させ(すなわち、一列に並べ)、次に、両スクリーン上でスワイプして、デバイス501と503とをペアリングする。2つのインジケータ509と511とをパターンに付加して、スワイプ・ジェスチャ(スワイプ所作)についての方向を示すことができる。更に、インジケータ509と511は、デバイス501と503とを正しい位置に配置することに役立つ。この場合、ペアリングの妥当性確認検査は、特定のイベント(事象)、すなわち、メッセージの受信とスクリーン上でのジェスチャの検出とのタイミングに基づいている。以下、この処理工程を更に詳しく説明する。
図6は、図5に示されたシステムにおけるスレーブ・デバイスから見た両デバイスのペアリング方法を例示するフローチャートである。このシステムは、スレーブ・デバイスによって、次に述べるステップを処理する。ステップ601で、スレーブ・デバイスは、マスタ・デバイスからパターンを受信する。ステップ603で、スレーブ・デバイスは、パターンを表示する。ステップ605で、スレーブ・デバイスは、スクリーン上のスワイプ・ジェスチャを検出する。このスワイプ・ジェスチャが検出されない場合は、ステップ611に移行する。スレーブ・デバイスは、スクリーン上のスワイプ・ジェスチャを検出した後、ステップ607において、そのスワイプ・ジェスチャがスクリーンから「離れた」時にマスタ・デバイスにメッセージを送る。このメッセージは、スワイプがスクリーンから離れた後、「即座に」スレーブ・デバイスによって送られる。このメッセージには、絶対的なまたは相対的な時間のインジケーション(表示)を含めることができる。ステップ609で、スレーブ・デバイスは、ペアリング要求がマスタ・デバイスに受け入れられるまで、待つ。ステップ611において、スレーブ・デバイスが所定時間内にスワイプ・ジェスチャを検出しない場合は、ステップ613に移行して、ペアリング要求は棄却される。まだ所定時間内であれば、ステップ605に戻る。
図7は、図5に示されたシステムにおけるマスタ・デバイスから見た両デバイスのペアリング方法を例示するフローチャートである。このシステムは、マスタ・デバイスによって、次に述べるステップを処理する。ステップ701で、マスタ・デバイスは、ローカル(自機側)のパターンを表示する。ステップ703で、マスタ・デバイスは、スレーブ・デバイスにリモート(遠隔側)のパターンを送る(あるいは、このパターンをブロードキャスト(放送)する)。ステップ705と707において、マスタ・デバイスは、スワイプ・ジェスチャとメッセージを待つ。マスタ・デバイスは、スクリーン上でパターンに対応するスワイプ・ジェスチャを検出すると、その絶対的なまたは相対的な時間を記録する。マスタ・デバイスは、スレーブ・デバイスからメッセージを受信すると、そのメッセージの受信の絶対的なまたは相対的な時間を記録する。ステップ709で、2つの時間情報(すなわち、ローカルのジェスチャの検出から得られる時間情報とメッセージ受信から得られる時間情報)相互間の差分が閾値未満である場合、ステップ711で、ペアリングが受け入れられる。その差分が閾値未満でない場合、ステップ715に移行する。この閾値は、第3のデバイスがスレーブ・デバイスの代わりにペアリングを行うことを防ぐために、例えば100msに設定できる。尚、2つのメッセージが、閾値未満で、受信されると、ペアリングは破棄される。本処理工程は、繰り返して行い得る。ステップ705で、マスタ・デバイスがスワイプ・ジェスチャを検出しない、または、メッセージを受信しない場合、ステップ713に移行する。ステップ713で、タイムアウト(時間切れ)である場合は、ステップ715に移行する。まだ所定時間内である場合は、ステップ705に移行する。ステップ715で、ペアリング要求は棄却される。図8は、本発明の実施形態に従う時間情報と閾値との関係を例示する図である。
代案として、図9、図10および図11には、2つのデバイスをペアリングするためのコード・パターンの例が示されている。各々のパターンは、
・両デバイスを正しい位置に配置するために両スクリーンの各々に表示されるアラインメント・シンボル(位置合わせ記号)と、
・マスタ・デバイス上のみに表示される(したがって、マスタ・デバイス以外のデバイスには知られない)ジェスチャ・パターンと、
からなる。
・両デバイスを正しい位置に配置するために両スクリーンの各々に表示されるアラインメント・シンボル(位置合わせ記号)と、
・マスタ・デバイス上のみに表示される(したがって、マスタ・デバイス以外のデバイスには知られない)ジェスチャ・パターンと、
からなる。
ユーザは、両デバイスを正しい位置に配置することによって、シンボル(例えば、赤い矢印)905、907、1005、1007、1105、1107を整列させる(一列に並べる)必要があり、次に、両方のスクリーン上をスワイプすることによって、両デバイスをペアリングする。これらの実施形態において、デバイス903、1003および1103はマスタ・デバイスであり、デバイス901、1001および1101はスレーブ・デバイスである。パターン911、1011および1111に、それぞれ、インジケータ909、1009および1109(例えば、緑色、青色または黄色の矢印)を付加して、スワイプ・ジェスチャについての方向を示すことができる。スワイプ・プロセス(スワイプ作業)は、ユーザによって、インジケータ909、1009、1109の前方で開始される必要があり、すなわち、コード・パターンがマスタ・デバイス上のみに表示されていても、ユーザは、両方のスクリーン上をスワイプする必要がある。セキュリティを強化するために、インジケータ909、1009、1109の位置を変更すると共に、スワイプ・プロセスを数回繰り返すことも可能である。
これらの実施形態において、ペアリングの妥当性確認検査は、特定のパターン・シーケンス(パターン照合順序)についてのジェスチャ検出の位置に基づいている。以下、その処理工程を詳細に説明する。
スレーブ・デバイス901、1001、1101について、その処理工程には、
・マスタ・デバイス903、1003、1103からパターン(アラインメント・シンボル)905、1005、1105を受信すること、
・パターンを表示すること、オプションとして、図13に示されているようなゾーンを表示すること、
・スクリーン上のスワイプ・ジェスチャを検出すること(スワイプ作業は、ユーザによって、インジケータ909、1009、1109の前方で開始される必要がある)、および、
・スワイプがスクリーンから「離れた」時にマスタ・デバイス903、1003、1103にメッセージを送ること、
が含まれる。
・マスタ・デバイス903、1003、1103からパターン(アラインメント・シンボル)905、1005、1105を受信すること、
・パターンを表示すること、オプションとして、図13に示されているようなゾーンを表示すること、
・スクリーン上のスワイプ・ジェスチャを検出すること(スワイプ作業は、ユーザによって、インジケータ909、1009、1109の前方で開始される必要がある)、および、
・スワイプがスクリーンから「離れた」時にマスタ・デバイス903、1003、1103にメッセージを送ること、
が含まれる。
このメッセージは、スワイプがスクリーンから離れたことが検出された後に、スレーブ・デバイス901、1001、1101よって送られる。このメッセージには、ジェスチャがスクリーンから離れた位置が含まれている。また、このメッセージには、例えばスクリーンのサイズと密度のようなディスプレイの特徴が含まれていてもよい。
マスタ・デバイス903、1003、1103について、その処理工程には、
・ローカルのパターン911、1011、1111を表示すること、
・リモートのパターン(アラインメント・シンボル)905、1005、1105をスレーブ・デバイス901、1001、1101に送る(または、このパターンをブロードキャストする)こと、および、
・メッセージを待ち、オプションとしてスワイプ・ジェスチャを待つこと、
が含まれる。
・ローカルのパターン911、1011、1111を表示すること、
・リモートのパターン(アラインメント・シンボル)905、1005、1105をスレーブ・デバイス901、1001、1101に送る(または、このパターンをブロードキャストする)こと、および、
・メッセージを待ち、オプションとしてスワイプ・ジェスチャを待つこと、
が含まれる。
また、オプションとして、マスタ・デバイスは、パターンに対応するスクリーン上のスワイプ・ジェスチャを検出すると、その位置を検査し、また、スレーブ・デバイスからメッセージを受信すると、そのメッセージ内に示されているジェスチャの位置を記録する。
メッセージ内に示されているその位置がジェスチャ・パターンとアラインメント・シンボルとに対応する計算された位置に対応している場合は、ペアリング・ステップの妥当性が確認される。オプションとして、この処理工程を、ジェスチャ・パターンの新たな位置について、繰り返すことができる。あるいは、その代わりに、アラインメント・シンボルの位置を変更することも可能である。一定数の正しいパターンの後に、ペアリングが有効化される。セキュリティは、パターン数を(例えば、4つのパターンに)増やすことによって、強化される。スレーブ・デバイスの代わりに第3のデバイスがペアリングを行うことを防ぐために、
・第3のデバイスによる同一メッセージの繰り返しを防止するために、最初に受信されたメッセージのみが勘定に入れられる、
・誤った位置でメッセージが受信された場合は、新たなジェスチャ・パターンが送られ、現行のジェスチャ・パターンは破棄される、
・数回失敗すると、ペアリングは棄却される。
・第3のデバイスによる同一メッセージの繰り返しを防止するために、最初に受信されたメッセージのみが勘定に入れられる、
・誤った位置でメッセージが受信された場合は、新たなジェスチャ・パターンが送られ、現行のジェスチャ・パターンは破棄される、
・数回失敗すると、ペアリングは棄却される。
位置の妥当性確認検査は、相異なる方法で実施できる。
第1のソリューション(解決方法)は、図12に示されているように、スレーブ・デバイス1201が、ジェスチャがスクリーンから離れる際のそのジェスチャのスクリーン最上部からの画素オフセットを送ることである。次に、マスタ・デバイス1203は、スレーブ・デバイスとマスタ・デバイスの両方のスクリーン(サイズおよび密度)と、アラインメント・シンボルのオフセットと、ジェスチャ・パターンのオフセットと、に基づく期待オフセットを計算できる。この位置の妥当性は、許容誤差(例えば、±10画素)を用いて、スクリーンのサイズおよび密度に基づいて、確認検査できる。
第2のソリューションは、スレーブ・デバイス1301のスクリーンを複数のゾーンに分割し得ることであり、例えば、図13に示されているように10個のゾーンに分割でき、あるいは、100個または1000個のゾーンに分割することも可能である。スレーブ・デバイス1301は、スクリーンから離れるジェスチャに対応するゾーン番号(この場合、ゾーン2)を送る。マスタ・デバイス1303は、スレーブ・デバイスとマスタ・デバイスの両方のスクリーン(サイズおよび密度)と、アラインメント・シンボルのオフセットと、ジェスチャ・パターンのオフセットと、に基づく期待ゾーン番号を計算できる。
代わりの一実施形態として、両方の手法、すなわち、時間に基づくペアリングとコードに基づくペアリングとを同一処理工程内で組み合わせることによって、ペアリングのセキュリティを強化できる。その場合、ペアリングの妥当性を確認するためには、両方の制約条件が満たされる、すなわち、メッセージとスクリーン上でのそれに対応するジェスチャ検出との時間差が満たされ、且つ、スレーブ・デバイス上でのジェスチャ検出の位置、および、マスタ・デバイス上に表示されるそれに対応するパターンの位置が満たされる必要がある。
最後の提案は、図14に例示されているように、メイン・スクリーン1401上にパターンを表示することである。ユーザは、両方のデバイス1401および1403の前にいるので、第1のデバイス1401上に提示されている図形を第2のデバイス1403上で描くことができる。次に、第2のデバイス1403が、ユーザの指によって到達されたポイント(点)のシーケンスを送る。このシーケンスは、スクランブルなしで送信されるので、ペアリング要求については、最初に受信されたメッセージのみが受け入れ可能である。図14の一実施形態では、ペアリングについて受け入れられるシーケンスは、{5,9,13,17,11,4}である。
本発明を実施するプロセッサ(処理装置)は、スマートフォンのような電子デバイス内に設けてもよく、従って、これらの電子デバイスは、マスタ・デバイスまたはスレーブ・デバイスとして機能してもよい。数台のデバイスを関連付けて、より大きいサイズで、ビデオを表示する場合、複数のスレーブ・デバイスを本発明に従って使用できる。
以上、多数の実施形態を説明した。しかしながら、種々の修正を行え得ることが理解されるであろう。例えば、相異なる実施形態の構成要素を組み合わせる、補足する、修正する、あるいは、削除することによって、別の実施形態を提供できるであろう。更に、当業者であれば、その他の構成とプロセス(処理工程)をここに開示のものの代わりに用いて、少なくとも実質的に同じ方法で、少なくとも実質的に同じ作業を行うことによって、ここに開示した実施形態と少なくとも実質的に同じ結果を達成できることを理解するであろう。従って、これらの実施形態およびその他の実施形態は、本願によって考案され、且つ、本願の特許請求の範囲の請求項に規定された本発明の権利範囲内にある。
当業者に理解されるように、本原理の態様は、システム、方法またはコンピュータ読み取り可能媒体として実施できる。従って、本原理の態様は、一般的にここで「回路」、「モジュール」または「システム」と呼べる完全なハードウェア実施形態、完全なソフトウェア実施形態(ファームウェア、常駐型ソフトウェア、マイクロコードなどを含む)、あるいは、ソフトウェアとハードウェアの態様を組み合わせた実施形態の形を取ることができる。更に、本原理の態様は、コンピュータ読み取り可能記憶媒体の形を取ることができる。1つ以上のコンピュータ読み取り可能記憶媒体の任意の組み合わせを利用してもよい。
コンピュータ読み取り可能記憶媒体は、コンピュータ読み取り可能プログラム製品の形を取ることができ、該コンピュータ読み取り可能プログラム製品は、1つまたは複数のコンピュータ読み取り可能媒体内で実施され、コンピュータ読み取り可能プログラム・コードを有し、該コンピュータ読み取り可能プログラム・コードは、上記1つまたは複数のコンピュータ読み取り可能媒体上において実施され、コンピュータによって実行可能である。ここに使用されるコンピュータ読み取り可能記憶媒体は、情報を記憶する固有の機能とその情報を取り出せる固有の機能とを備えた非一時的記憶媒体であると考えられる。コンピュータ読み取り可能記憶媒体は、例えば、電子的な、磁気的な、光学的な、電磁的な、赤外線の、または、半導体のシステム、装置、または、機器、あるいは、それらの任意の適切な組み合わせであってもよく、且つ、これらには限定されない。本原理を適用できるコンピュータ読み取り可能記憶媒体の更に具体的な例としては、ポータブル・コンピュータ・ディスケット、ハード・ディスク、読み出し専用メモリ(ROM)、消去書込み可能型読み出し専用メモリ(EPROMまたはフラッシュ・メモリ)、ポータブル・コンパクト・ディスク読み出し専用メモリ(CD―ROM)、光学式記憶デバイス、磁気的記憶デバイス、あるいは、それらの任意の適切な組み合わせが挙げられるが、これらは、当業者であれば容易に理解できるように、単なる例示であって網羅的な列挙ではない。
従って、例えば、ここに提示したブロック図が本発明の原理を具体化するシステム構成要素例、および/または、回路例の概念的な図を表していることが当業者に理解されるであろう。同様に、任意のフローチャート、流れ図、状態遷移図、擬似コードなどが、コンピュータ読み取り可能記憶媒体内で実質的に表されて、したがって、コンピュータまたはプロセッサが明示されているか否かに関わらず、コンピュータまたはプロセッサによって実行され得る種々のプロセス(処理工程)を表していることが理解されるであろう。
Claims (18)
- 一方が第1のデバイスであり他方が第2のデバイスである2つのデバイスをペアリングする方法であって、該方法は、前記第1のデバイスにおいて実施され、
前記第1および第2のデバイスの一方または両方に表示されるトレーシング・パターンを生成するステップと、
必要であれば、前記第2のデバイス上に表示される、前記トレーシング・パターンの全体または一部分を前記第2のデバイスに送るステップと、
それに対応するトレーシング・パターンを前記第1のデバイス上に表示するステップと、
前記第2のデバイス上でのトレースの結果を示す情報を受信するステップと、
前記情報に従って、前記2つのデバイスのペアリングを受け入れるステップと、
を含む、前記方法。 - 前記受け入れるステップが、
前記情報を前記トレーシング・パターンと比較するステップと、
前記情報が条件を満たすか否かを判定するステップと、
前記情報が前記条件を満たす場合に、前記2つのデバイスのペアリングを受け入れるステップと、
を含む、請求項1に記載の方法。 - 前記ペアリングが、前記第2のデバイスによってまたは前記第1のデバイス自身によって要求されるか、あるいは、特定のイベントによって起動される、請求項1または2に記載の方法。
- 前記トレーシング・パターンが前記第1のデバイス上のみに表示されている場合であっても、前記第2のデバイスを正しい位置でスワイプするために、前記トレーシング・パターンのトレースが前記トレーシング・パターンの前方で開始される、請求項1から3のうちの任意の1つに記載の方法。
- 前記条件が時間とトレースとに関連しており、スワイプについての時間がスワイプの出力点と入力点とに基づいて計算される、請求項1から4のうちの任意の1つに記載の方法。
- 前記第1および第2のデバイスの両方にアラインメント・リファレンス用に1対のインジケータを設定して表示するステップを更に含む、請求項1から5のうちの任意の1つに記載の方法。
- 前記第1のデバイスを、1つの第2のデバイスとだけではなく、複数の第2のデバイスとも同時にペアリングできる、請求項1から6のうちの任意の1つに記載の方法。
- 一方が第1のデバイスであり他方が第2のデバイスである2つのデバイスをペアリングする装置であって、プロセッサを備え、該プロセッサが、
前記第1および第2のデバイスの一方または両方に表示されるトレーシング・パターンを生成するステップと、
必要であれば、前記第2のデバイス上に表示される、前記トレーシング・パターンの全体または一部分を前記第2のデバイスに送るステップと、
それに対応するトレーシング・パターンを前記第1のデバイス上に表示するステップと、
前記第2のデバイス上でのトレースの結果を示す情報を受信するステップと、
前記情報に従って、前記2つのデバイスのペアリングを受け入れるステップと、
を実施するように構成されている、前記装置。 - 前記受け入れるステップが、
前記情報を前記トレーシング・パターンと比較するステップと、
前記情報が条件を満たすか否かを判定するステップと、
前記情報が前記条件を満たす場合に、前記2つのデバイスのペアリングを受け入れるステップと、
を含む、請求項8に記載の装置。 - 前記ペアリングが、前記第2のデバイスによってまたは前記第1のデバイス自身によって要求されるか、あるいは、特定のイベントによって起動される、請求項8または9に記載の装置。
- 前記トレーシング・パターンが前記第1のデバイス上のみに表示されている場合であっても、前記第2のデバイスを正しい位置でスワイプするために、前記トレーシング・パターンのトレースが前記トレーシング・パターンの前方で開始される、請求項8から10のうちの任意の1つに記載の装置。
- 前記条件が時間とトレースとに関連しており、スワイプについての時間がスワイプの出力点と入力点とに基づいて計算される、請求項8から11のうちの任意の1つに記載の装置。
- 前記プロセッサが、前記第1および第2のデバイスの両方にアラインメント・リファレンス用に1対のインジケータを設定して表示するステップを更に実施するように構成されている、請求項8から12のうちの任意の1つに記載の装置。
- 前記第1のデバイスを、1つの第2のデバイスとだけではなく、複数の第2のデバイスとも同時にペアリングできる、請求項8から13のうちの任意の1つに記載の装置。
- 第1のデバイスとペアリングされる第2のデバイスであって、プロセッサを備えており、該プロセッサが、
必要であれば、前記第1のデバイスからトレーシング・パターンの全体または一部分を受信するステップと、
その受信したトレーシング・パターンを前記第2のデバイス上に表示するステップと、
前記第2のデバイスのスクリーン上でのトレースを検出するステップと、
前記第2のデバイス上の前記トレースの結果を示す情報を前記第1のデバイスに送るステップと、
ペアリングが、前記情報に従って、前記第1のデバイスによって、受け入れられるまで待つステップと、
を実施するように構成されている、前記第2のデバイス。 - 前記プロセッサが、1対のインジケータの一方をアラインメント・リファレンス用に前記第2のデバイス上に表示するステップを更に実施するように構成されている、請求項15に記載の前記第2のデバイス。
- 通信ネットワークからダウンロード可能であり、および/または、コンピュータ読み取り可能媒体に記録され、および/または、プロセッサによって実行可能であるコンピュータ・プログラムであって、請求項1から7のうちの任意の少なくとも1つに記載の方法を実施するためのプログラム・コード命令を備えたコンピュータ・プログラム。
- 非一時的コンピュータ可読媒体であって、これに記録されており、プロセッサによって走らせることができ、請求項1から7のうちの任意の少なくとも1つに記載の方法を実施するためのプログラム・コード命令を含むコンピュータ・プログラムを備えた非一時的コンピュータ可読媒体。
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