JP2016009446A - 多言語対応情報配信システム - Google Patents
多言語対応情報配信システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016009446A JP2016009446A JP2014131464A JP2014131464A JP2016009446A JP 2016009446 A JP2016009446 A JP 2016009446A JP 2014131464 A JP2014131464 A JP 2014131464A JP 2014131464 A JP2014131464 A JP 2014131464A JP 2016009446 A JP2016009446 A JP 2016009446A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- information distribution
- access point
- language
- user
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000010485 coping Effects 0.000 title abstract 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 10
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 3
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 30
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 26
- 230000006870 function Effects 0.000 description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000000060 site-specific infrared dichroism spectroscopy Methods 0.000 description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000008571 general function Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Information Transfer Between Computers (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
【課題】携帯端末に対し指定された言語にて情報配信する多言語対応情報配信システムを提供する。【解決手段】携帯端末は、言語指定情報を保存した記憶部と、アクセスポイントとの接続を自動的に確立する手段と、言語指定情報を含む情報配信要求を情報配信サーバに自動的に送信する手段と、情報配信サーバから送信されたコンテンツを受信する手段と、を備え、情報配信サーバは、各アクセスポイント毎かつ各言語毎の複数のコンテンツの各々を予め格納した第1のデータベースと、携帯端末から情報配信要求を受信したとき、少なくとも、経由したアクセスポイントのIPアドレス及び情報配信要求に含まれる言語指定情報を基に、第1のデータベースを参照することにより該当するコンテンツを決定する手段と、決定したコンテンツをアクセスポイント経由にて携帯端末に送信する手段と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、外国からの旅行者等を対象とした多言語対応の情報配信システムに関する。
従来、外国からの旅行者等が訪れる観光地やショッピング施設等において旅行者の使用する言語で案内情報等を提供するためのシステムが提示されている。例えば、特許文献1の外国語による観光案内システムでは、サーバに各種言語による各観光地の案内情報を予め格納し、携帯端末にサーバのWEBアドレスと所定の言語を指定する番号を予め格納して観光客に貸与し、各観光地には情報タグが設置されており、観光客が所定の観光地にて情報タグを読み取り、WEBアドレスを用いて言語指定番号とともにサーバに送信すると、サーバは該当する観光地の指定された言語による案内情報を携帯端末に送信する。または、携帯端末に備わるGPS機能により観光客の現在位置をサーバに送信し、サーバは送信位置から該当する案内情報を携帯端末に送信する。その他に、特許文献2、3等のシステムも知られている。
特許文献1のシステムでは、各観光地において案内情報を得るためには、観光客はまず当該観光地に設置された情報タグを発見する必要があり、外国からの観光客にとっては容易ではない。また、その情報タグに携帯端末を近づけ光学データを読み取らせるというユーザの意図的な操作が必要であり煩雑である。GPS機能を利用する場合は携帯端末及びシステムのコストが高くなるという問題がある。
また、特許文献1のシステムでは、携帯端末とサーバとの通信は、当該システム専用ではない一般の携帯電話等の基地局を介しており、それらの基地局に依存しているので、情報提供者側がターゲットとする情報提供場所において確実に情報提供できることは保証されない。特許文献1のシステムでは、ピンポイントの情報提供ではなく比較的広範囲の一般的な情報提供が対象となる。また、基地局のエリアカバー範囲外(例えば屋内や地下等)では接続できない。
上記の目的と達成するために本発明は、以下の構成を提供する。
本発明の態様は、携帯端末と、複数のアクセスポイントと、前記アクセスポイント経由にてネットワーク接続された前記携帯端末に対し指定された言語にて情報配信する情報配信サーバと、を備えた多言語対応情報配信システムであって、前記携帯端末は、所定の1つの言語を指定するための言語指定情報を保存した記憶部と、各アクセスポイントの通信圏内にて当該アクセスポイントとの接続を自動的に確立するための手段と、前記アクセスポイントとの接続を自動的に確立した後、前記記憶部に保存された言語指定情報を含む情報配信要求を前記アクセスポイント経由にて前記情報配信サーバに自動的に送信する手段と、前記情報配信要求に対して前記情報配信サーバから送信されたコンテンツを受信する手段と、を備え、前記情報配信サーバは、少なくとも各アクセスポイント毎かつ各言語毎にそれぞれ作成された複数のコンテンツの各々を、少なくともそのアクセスポイントのIPアドレス及びその言語の言語指定情報と対応付けて予め格納した第1のデータベースと、前記携帯端末から前記情報配信要求を受信したとき、少なくとも、経由した前記アクセスポイントのIPアドレス及び前記情報配信要求に含まれる言語指定情報を基に、前記第1のデータベースを参照することにより該当するコンテンツを決定する手段と、決定した前記コンテンツを前記アクセスポイント経由にて前記携帯端末に送信する手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の態様は、携帯端末と、複数のアクセスポイントと、前記アクセスポイント経由にてネットワーク接続された前記携帯端末に対し指定された言語にて情報配信する情報配信サーバと、を備えた多言語対応情報配信システムであって、前記携帯端末は、所定の1つの言語を指定するための言語指定情報を保存した記憶部と、各アクセスポイントの通信圏内にて当該アクセスポイントとの接続を自動的に確立するための手段と、前記アクセスポイントとの接続を自動的に確立した後、前記記憶部に保存された言語指定情報を含む情報配信要求を前記アクセスポイント経由にて前記情報配信サーバに自動的に送信する手段と、前記情報配信要求に対して前記情報配信サーバから送信されたコンテンツを受信する手段と、を備え、前記情報配信サーバは、少なくとも各アクセスポイント毎かつ各言語毎にそれぞれ作成された複数のコンテンツの各々を、少なくともそのアクセスポイントのIPアドレス及びその言語の言語指定情報と対応付けて予め格納した第1のデータベースと、前記携帯端末から前記情報配信要求を受信したとき、少なくとも、経由した前記アクセスポイントのIPアドレス及び前記情報配信要求に含まれる言語指定情報を基に、前記第1のデータベースを参照することにより該当するコンテンツを決定する手段と、決定した前記コンテンツを前記アクセスポイント経由にて前記携帯端末に送信する手段と、を備えたことを特徴とする。
上記システムにおいて、前記携帯端末は、前記記憶部にユーザIDが記憶されており、かつ、前記情報配信要求を送信する手段は、前記ユーザIDを含めて前記情報配信要求を送信し、前記情報配信サーバは、前記ユーザIDと1又は複数のユーザ属性とを対応付けて予め格納した第2のデータベースをさらに備え、前記第1のデータベースは、前記各アクセスポイント毎かつ各言語毎に加え前記1又は複数のユーザ属性のうちの少なくとも1つのユーザ属性毎に作成された複数のコンテンツの各々を、前記IPアドレス及び前記言語指定情報に加えそのユーザ属性と対応付けて予め格納しており、かつ、前記コンテンツを決定する手段は、前記情報配信要求に含まれるユーザIDを基に前記第2のデータベースから該当するユーザ属性を取得し、前記IPアドレス及び前記言語指定情報に加え前記ユーザ属性を基に、前記第1のデータベースを参照することにより該当するコンテンツを決定することを特徴とする。
上記システムにおいて、前記第1のデータベースは、前記各アクセスポイント毎かつ各言語毎に加え配信日時毎に作成された複数のコンテンツの各々を、前記IPアドレス及び前記言語指定情報に加えその配信日時と対応付けて予め格納しており、かつ、前記コンテンツを決定する手段は、前記IPアドレス及び前記言語指定情報に加え前記情報配信要求を受信した日時を基に、前記第1のデータベースを参照することにより該当するコンテンツを決定することを特徴とする。
上記システムにおいて、前記情報配信サーバはさらに、災害等発生時に関係地域に設置された1又は複数のアクセスポイントを対象アクセスポイントとして決定する手段と、各言語毎にそれぞれ作成された複数の緊急情報の各々を、前記対象アクセスポイントのIPアドレス及びその言語の言語指定情報と対応付けて予め格納した第3のデータベースと、前記携帯端末から前記情報配信要求を受信したとき、経由した前記アクセスポイントが対象アクセスポイントであるか否かを判定する手段と、対象アクセスポイントである場合は、その対象アクセスポイントのIPアドレス及び前記情報配信要求に含まれる言語指定情報を基に、前記第3のデータベースを参照することにより該当する緊急情報を決定する手段と、決定した前記緊急情報を、前記対象アクセスポイント経由にて前記携帯端末に送信する手段と、を備えたことを特徴とする。
上記システムにおいて、複数のグループのうちの対象グループに属する各ユーザの携帯端末に連絡情報を送信するために前記情報配信サーバとネットワーク接続された外部サーバをさらに備え、前記携帯端末は、そのユーザがいずれかのグループに属する場合は前記記憶部にグループIDが記憶されており、かつ、前記情報配信要求を送信する手段は、前記グループIDを含めて前記情報配信要求を送信し、前記情報配信サーバはさらに、前記携帯端末から前記情報配信要求を受信したとき、前記情報配信要求にグループIDが含まれるか否かを判定する手段と、グループIDが含まれる場合は、前記外部サーバに対しそのグループIDとともに連絡情報の有無についての問合せを送信する手段と、前記外部サーバから連絡情報を受信したときは、前記連絡情報を前記携帯端末に転送する手段と、を備え、前記外部サーバは、所定の言語で作成された前記対象グループへの連絡情報を、その対象グループのグループIDと対応付けて格納した連絡情報データベースと、前記情報配信サーバから前記問合せを受信したとき、前記問合せに含まれるグループIDを基に前記連絡情報データベースを参照することにより、対象グループであるか否かを判定する手段と、対象グループである場合は、該当する連絡情報を前記情報配信サーバに送信する手段と、を備えたことを特徴とする。
上記システムにおいて、前記携帯端末はさらに、前記アクセスポイントと接続を確立する毎に前記アクセスポイントのIPアドレスを前記記憶部に保存する手段と、前記アクセスポイントを経由せずに前記情報配信サーバにログイン接続したとき、前記記憶部に保存された前記IPアドレスを前記情報配信サーバに送信する手段と、を備え、前記情報配信サーバは、受信した前記IPアドレスを前記ユーザIDと対応づけてユーザ履歴として保存する手段を備えたことを特徴とする。
本発明による多言語対応情報配信システムでは、情報配信を行う事業者がユーザに対し特定の情報提供場所にて特定の情報を提供するべく、アクセスポイントを設置している。ユーザの携帯端末は、所定のアプリケーションを導入され、予め言語指定情報を保存している。携帯端末は、アクセスポイントの通信圏内に入ることにより、自動的にアクセスポイントとの接続を確立する。携帯端末は、言語指定情報とともに情報配信サーバに自動的に情報配信要求を送信して所定のコンテンツを取得するので、ユーザは、情報配信要求の際に携帯端末を操作する必要がない。
一方、情報配信サーバは、情報配信要求に含まれる言語指定情報及び経由したアクセスポイントのIPアドレスを基に、予め作成された複数のコンテンツの中から指定言語によるコンテンツを決定し、アクセスポイント経由にて携帯端末に送信することができる。アクセスポイントと情報配信サーバとの間の通信において、アクセスポイントのIPアドレスは送信元として必ず含まれる情報であるので、これを位置情報として利用することにより、特許文献1のようにGPSを利用する方式に比べて低コストに位置情報を得られる。
本システムにおけるアクセスポイントは、本システム専用のアクセスポイントであるので必要に応じてターゲットとする場所に設置される。よって、特許文献1のシステムのように一般の携帯電話等の基地局に依存したサーバ接続とは異なり、本システムでは、ターゲットを絞ったピンポイント的な情報提供が可能である。
本システムにおけるアクセスポイントは、Wi−Fiアクセスポイント等の無線LANインターネット接続装置を用いるため、ユーザの通信料は発生しない。
本システムは、外国からの旅行者等であるユーザに対して有用な情報を分かり易く提供できると同時に、容易にかつ低コストに利用できる。
以下、構成例を示した図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の多言語対応情報配信システムの一例を概略的に示した全体構成図である。図1に示した各構成要素と本システムに関係するメンバーとの関係は、例えば、次の通りである。情報配信サーバ1及びアクセスポイント31、32..3nは、情報配信を行う国内事業者により設置される。携帯端末2のユーザは、外国からの旅行者を想定している。外部サーバ5は、外国において団体ツアー等を企画する旅行業者等により設置される。なお、外部サーバ5は必須ではなく、本システムの一態様において設けられる。
図1は、本発明の多言語対応情報配信システムの一例を概略的に示した全体構成図である。図1に示した各構成要素と本システムに関係するメンバーとの関係は、例えば、次の通りである。情報配信サーバ1及びアクセスポイント31、32..3nは、情報配信を行う国内事業者により設置される。携帯端末2のユーザは、外国からの旅行者を想定している。外部サーバ5は、外国において団体ツアー等を企画する旅行業者等により設置される。なお、外部サーバ5は必須ではなく、本システムの一態様において設けられる。
携帯端末2と情報配信サーバ1は、アクセスポイント31、32..3n経由または直接にインターネット4を介して接続される。外部サーバ5と情報配信サーバ1も、インターネット4を介して接続される。
情報配信サーバ1は、本システムに関する各機能を実現するための所定のプログラムを導入されたコンピュータにより実現され、当該コンピュータのCPUがメモリに所定のプログラムを読み込み実行することにより、本システムの情報配信サーバとして機能する。情報配信サーバ1は、主な機能処理部として、アプリケーションダウンロード処理部11、情報配信処理部12、ユーザ情報処理部13を備える。各処理部は、インターネットを介して携帯端末2との間で処理を行うためにウェブサーバ機能を備えている。さらに情報配信サーバ1は、情報記憶部として、アプリケーション格納部14、配信情報データベース(DB)15、ユーザ情報データベース(DB)16を備える。
アプリケーションダウンロード処理部11は、アプリケーション格納部14に格納されている所定の携帯端末向けアプリケーションを、本システムの利用前に予め携帯端末2にダウンロードする処理を行う。
情報配信処理部12は、本システムの利用時に携帯端末2に対する情報配信とその履歴保存に関する処理を行う。外部サーバ5が存在する場合は、外部サーバ5との間の情報授受に関する処理も行う。
ユーザ情報処理部13は、本システムの利用前及び利用時に携帯端末2のユーザに関する情報の処理を行う。
アプリケーション格納部14は、携帯端末2にダウンロードさせ導入させる所定のアプリケーションを格納している。
配信情報データベース15は、本システムによる情報配信に関連する情報を格納している。多様な構成が可能であるが、例えば、配信されるコンテンツ自体を格納したコンテンツ格納部15a、アクセスポイントに関する情報を登録したアクセスポイント(AP)登録情報格納部15b、情報配信について設定した配信条件を格納した配信条件格納部15c、情報配信した履歴を格納した配信履歴格納部15dを備えている。
ユーザ情報データベース16は、本システムを利用するユーザに関連する情報を格納している。多様な構成が可能であるが、例えば、ユーザ(携帯端末2)の識別情報及びユーザ属性情報等を登録したユーザ登録情報格納部16a、携帯端末2がアクセスポイント31、32..3nと接続した履歴を格納したユーザ履歴格納部16bを備えている。
携帯端末2は、例えばスマートフォンやタブレット端末等のコンピュータであり、本システム用のアプリケーション21を導入されることにより、本システムの携帯端末2として機能する。アプリケーション21は、主な機能処理部として、ユーザ情報登録処理部21a、言語登録処理部21b、情報取得処理部21cを備えている。また、アプリケーション21は、インターネットを介して情報配信サーバ1との間で処理を行うためにブラウザ機能を備えている。アプリケーション21は、アクセスポイント31、32..3nのSSIDを保有する。表示部22、入力部23、通信部24、記憶部25は、携帯端末2が備える一般的な機能であり、アプリケーション21はこれらを利用する。
アクセスポイント31、32..3nは、インターネット接続のための中継装置であり、Wi−Fi等の規格による無線LAN接続装置である。各アクセスポイントは、固有のIPアドレスを割り当てられている。情報配信を行う事業者が、ターゲットとする場所に適宜アクセスポイントを設置する。設置場所は、例えば、ユーザを誘導したい商業施設、観光施設等及びその周辺の交通拠点(駅、バスターミナル等)などである。アクセスポイント31、32..3nは、本システム固有の識別子SSIDを保有する。携帯端末2に導入されたアプリケーションが同じSSIDを保有することにより、携帯端末2とアクセスポイントとの接続を確立することができる。
外部サーバ5は、本システムに関する各機能を実現するための所定のプログラムを導入されたコンピュータにより実現される。本システムに関する機能処理部として、連絡情報の配信に関する処理を行う連絡情報配信処理部51を備え、関連する情報を格納した連絡情報データベース(DB)52を備えている。
図2〜図6は、図1に示した情報配信サーバ1の配信情報データベース15の各情報格納部の構成例を示した図である。なお、図2〜図6の各テーブルは、共通するデータ項目を介して互いにリンクしている。
図2は、図1に示したアクセスポイント登録格納部15bに格納されたアクセスポイント登録テーブルの構成例を示した図である。アクセスポイント登録テーブル200には、アクセスポイント毎に、識別番号である「アクセスポイントID」201、固有に割り当てられた「IPアドレス」202、「設置場所」203が登録されている。
図3は、図1に示した配信条件格納部15cに格納された配信条件テーブルの構成例を示した図である。配信条件テーブル300には、アクセスポイント毎に設定された配信条件が格納されている。図3は、1つのアクセスポイントについての配信条件の一例を示している。データ項目として「アクセスポイントID」301、コンテンツの言語を指定する「言語指定情報」302、コンテンツの識別番号である「コンテンツID」303、図1に示したコンテンツ格納部15aにおけるコンテンツ格納場所を示す「コンテンツ格納場所パス」304、配信を行う詳細条件である「詳細条件」305がある。「詳細条件」305は、例えば、配信すべき日時を指定する「配信日時」、配信すべきユーザ属性を示す「ユーザ属性」を含む。「ユーザ属性」は、例えば、「性別」、「国籍」、「年代」等を含む。「詳細条件」305は必要に応じて設定される任意要素である。
「言語指定情報」302は、必ず含まれる必須要素である。外国からの旅行者が使用する可能性のある全ての言語についてコンテンツを作成することが好適であるが、少なくとも使用者の多い言語は含むものとする。本システムでは、基本的に同じ内容のコンテンツを各言語毎に作成し格納している。例えば、配信条件のうちの詳細条件がほぼ一致する英語のコンテンツID"AP1EN001"のコンテンツと、中国語のコンテンツID"AP1CH001"のコンテンツは、基本的に同じ内容である(国籍の違いにより若干の差異がある)。
図4は、図1に示した配信履歴格納部15dに格納された各テーブルの構成例を示した図である。図4(a)は、観光案内や店舗案内などの案内情報を配信した場合の履歴情報を格納した案内情報履歴テーブル400の例であり、アクセスポイント毎に「アクセスポイントID」401、「配信実行日時」402、配信したコンテンツを示す「コンテンツID」403を格納している。図4(b)は、店舗等で使用可能なクーポンを配信した場合の履歴情報を格納したクーポン配信履歴テーブル410の例であり、アクセスポイント毎に「アクセスポイントID」411、「配信実行日時」412、「コンテンツID」413、配信したクーポンを識別する「クーポン番号」414、配信したクーポンがその後に使用されたか否かを示す「クーポン使用実績」415を格納している(クーポン配信後の使用態様については本発明の範囲外なので説明を省略する)。図4(c)は、携帯端末にスロットマシン画像等を配信して懸賞を実行し当選者に賞品としてのクーポン等を配信する場合の懸賞履歴テーブル420の例であり、アクセスポイント毎に「アクセスポイントID」421、「配信実行日時」422、「コンテンツID」423、「懸賞結果」424、当選者に配信した「賞品クーポン番号」425、配信した賞品クーポンがその後に使用されたか否かを示す「クーポン使用実績」415を格納している(懸賞の実行及びクーポン配信後の使用の態様については本発明の範囲外なので説明を省略する)。
図5は、図1に示したユーザ登録情報格納部16aに格納されたユーザ登録情報テーブルの構成例を示した図である。ユーザ登録情報テーブル500のデータ項目には、ユーザ(携帯端末)を識別する「ユーザID」501、ユーザが特定のグループ(例えば団体ツアー等のグループ)の構成員である場合にグループを識別する「グループID」502、グループIDを有する場合に当該グループに関係する外部サーバを特定する「外部サーバ名」503、ユーザの属性(例えば「性別」、「国籍」、「年代」)を登録した「ユーザ属性」504、「入国日」505、「出国日」506がある。本システムでは、ユーザの氏名や住所等の個人情報を登録するリスクを排除している。
図6は、図1に示したユーザ履歴格納部16bに格納されたユーザ履歴テーブルの構成例を示した図である。ユーザ履歴テーブル600は、ユーザ(携帯端末)毎に「ユーザID」601、接続したアクセスポイントの「アクセスポイントID」602、「アクセス日時」603を記録している。
図7は、図1に示した携帯端末の記憶部25の構成例を示した図である。記憶部25に格納されるテーブル700には、「ユーザID」701、ユーザが特定のグループの構成員である場合にグループを識別する「グループID」702、ユーザが指定した言語を示す「言語指定情報」703、携帯端末が接続したアクセスポイントから取得するIPアドレスを記録した「IPアドレス」704、アクセスポイントにアクセスした日時を示す「アクセス日時」705が格納される。グループIDは、当該ユーザが保有する場合にのみ保存される。
図8〜図10は、図1〜図7に示したシステム構成による各処理フローの一例を示す流れ図である。なお、以下の説明では、図1の符号を参照する場合がある。
図8は、情報配信サーバ1から携帯端末2へのアプリケーションのダウンロード及び初期登録フローを概略的に示した図である。この処理フローは、アクセスポイントを経由しないインターネット接続により実行される。ユーザが外国からの旅行者である場合、入国前又は入国直後にこの処理フローを実行されることが好ましい。携帯端末2は、情報配信サーバ1の所定のウェブサイトにアクセスし、本システム用のアプリケーションのダウンロードを要求する(ステップ801)。情報配信サーバ1は、要求に応じて所定のアプリケーションのダウンロード処理を行う(ステップ802)。携帯端末2は、情報配信サーバ1からアプリケーションがダウンロードされるとこれをインストールする。
携帯端末2にインストールされたアプリケーションは起動し、初期登録画面を表示する(ステップ803)。ユーザは、携帯端末2にユーザ属性等のユーザ登録情報を入力し、情報配信サーバ1に送信する(ステップ804)。なお、ユーザが、団体ツアー等のグループ構成員であって、旅行業者等からグループIDを通知されている場合は、ここでグループIDを入力し、その他のユーザ登録情報とともに情報配信サーバ1に送信する。携帯端末2は、グループIDを記憶部25に保存する。
情報配信サーバ1は、ユーザ登録情報を受信すると、ユーザIDを付与してユーザ登録情報をユーザ登録情報格納部16aに格納する(ステップ805)とともに、ユーザIDを携帯端末2に送信する(ステップ806)。なお、ユーザ登録情報にグループIDが含まれている場合は、当該グループIDに対応する外部サーバ名も併せてユーザ登録情報格納部16aに格納する。グループIDと外部サーバ名との対応付けは、予め情報配信サーバ1に与えられているものとする。
携帯端末2は、ユーザIDを受信し記憶部25に保存する(ステップ807)。次に、携帯端末2のユーザは、使用する言語を選択し入力する(ステップ808)。携帯端末2は、選択された言語を示す言語指定情報を記憶部25に保存する(ステップ809)。
図9は、アクセスポイント経由の携帯端末と情報配信サーバの間の情報配信フローを概略的に示した図である。この情報配信フローは、ユーザの操作無しで自動的に実行される。
情報配信サーバ1は、図3の配信条件テーブルの配信条件毎に予めコンテンツを作成し、コンテンツ格納部15aに格納している(ステップ901)。
携帯端末2は、いずれかのアクセスポイントの通信圏に入ると、アクセスポイントが送信するビーコンを受信する。携帯端末2とアクセスポイントは互いにSSIDの一致を確認し、接続を確立する(ステップ902、903)。
携帯端末2は、接続したアクセスポイントのIPアドレスを取得し、アクセス日時とともに記憶部25に保存する(ステップ904)。
続いて、携帯端末2はアクセスポイント経由で情報配信サーバ1に対して情報配信要求を送信する(ステップ905)。この情報配信要求は、情報配信サーバ1のウェブサイトのURLを含む。情報配信サーバ1のウェブサイトのURL基本情報はインストールされたアプリケーションに含まれており、アプリケーションはURL基本情報に、記憶部25に保存した言語指定情報を含めてURLを作成する。例えば、URL基本情報が"http://www.xxx.xx"であり、言語指定情報が"英語"の場合、"http://www.xxx.xx/english"のようにURLを作成する。さらに、情報配信要求は、記憶部25に保存したユーザIDも含む。また、記憶部25にグループIDが保存されている場合は、グループIDも情報配信要求に含める。
アクセスポイントは、携帯端末2から受信した情報配信要求を中継し、インターネットを介して情報配信サーバ1へ送信する。このとき、アクセスポイントは送信元アドレスとして自己のIPアドレスを含めて送信する(ステップ906)。
情報配信サーバ1は、情報配信要求を受信する(ステップ907)。情報配信サーバ1は、情報配信要求に含まれる情報を基に配信情報データベース15及びユーザ情報DB16を参照し、配信するコンテンツを決定する(ステップ908)。例えば、アクセスポイントのIPアドレスを基に図2のAP登録情報テーブルからアクセスポイントIDを取得する。続いて、アクセスポイントID及び言語指定情報を基に図3の配信条件テーブルからコンテンツの言語を絞り込む。次に、配信条件として言語以外の詳細条件が含まれている場合は、詳細条件に合致するコンテンツを絞り込む。例えば、配信日時が設定されている場合は現在日時と比較することによりコンテンツを絞り込む。また例えば、ユーザ属性が設定されている場合は、ユーザIDを基に図5のユーザ登録情報テーブルからユーザ属性を取得し、図3の配信条件テーブルから条件に合致するコンテンツを絞り込む。このようにして配信するコンテンツを決定したならば、コンテンツ格納場所パスを基にコンテンツ格納部15aからコンテンツを取得し、アクセスポイント経由で携帯端末2に送信する(ステップ909)。
アクセスポイントがコンテンツを中継し、携帯端末2に送信する(ステップ910)。携帯端末2は、コンテンツを受信し、ブラウザ機能により表示部22に表示する(ステップ911)。
一方、情報配信サーバ1は、配信履歴を図4の適宜の履歴テーブルに保存する(ステップ912)。
図10は、アクセスポイント非経由の携帯端末と情報配信サーバの間のサービス処理フローを概略的に示した図である。携帯端末2にインストールされたアプリケーションは、情報配信サーバ1に対してアクセスポイントを経由しないインターネット接続により種々のサービス要求を行う機能を含む。
携帯端末2は、ユーザ操作によりアプリケーションを起動される(ステップ1001)。アプリケーションは、記憶部25に保存されている言語指定情報で指定される言語でログイン画面を表示する(ステップ1002)。情報配信サーバ1へのログインを実行する(ステップ1003)。このログイン情報にはユーザIDと言語指定情報が含まれる。この場合、アクセスポイントを経由しないので携帯端末2の既存の基地局等を経由したインターネット接続になる。
情報配信サーバ1は、ログインを受け付ける(ステップ1004)。携帯端末2は、ログインが受け付けられた後、記憶部25に蓄積されているアクセスポイントのIPアドレス履歴を送信する(ステップ1005)。IPアドレス履歴の送信はユーザの操作無しで自動的に行われる。情報配信サーバ1は、IPアドレス履歴を受信すると、図6のユーザ履歴テーブルに保存する(ステップ1006)。続いて、指定言語でサービストップ画面を送信する(ステップ1007)。
携帯端末2には、指定言語でサービストップ画面が表示される(ステップ1008)。その後、携帯端末2のユーザは、ログインの目的であった所定のサービス要求のための操作を行い(ステップ1009)、情報配信サーバ1は、要求された所定のサービス処理を実行する(ステップ1010)。
図11は、緊急情報の配信フローを概略的に示した図である。旅行中に地震等の災害や大きな事故が発生する場合がある。図11は、そのような場合に、対象地域に所在するユーザに対して緊急情報を配信するための処理フローである。この緊急情報配信フローは、ユーザの操作無しで自動的に実行される。
通常時(災害等の未発生時)、情報配信サーバ1は、図3の配信条件テーブルの配信条件毎にコンテンツを作成し、コンテンツ格納部15aに予め格納している(ステップ1101)。災害等が発生したとき、情報配信サーバ1は、災害等発生情報を取得する(ステップ1102)。続いて、災害等発生情報を基に、関係する地域に所在するアクセスポイントを緊急情報の対象アクセスポイントとして決定し、緊急情報を言語毎に作成し、コンテンツ格納部15aに格納する(ステップ1103)。緊急情報が格納されると、情報配信サーバ1は、通常モードから緊急モードとなる。
ここで、図12は、図3の通常時の配信条件テーブルと同様に、緊急情報の配信条件を設定した緊急情報配信条件テーブルの構成例である。緊急情報配信条件テーブル1200には、対象アクセスポイントを識別する「アクセスポイントID」1201、指定言語を示す「言語指定情報」1202、緊急情報を識別する「緊急情報ID」、コンテンツ格納部15aにおける緊急情報の格納場所へのパスを示す「緊急情報格納場所パス」1204が格納されている。なお、緊急情報は、必要に応じて対象アクセスポイント毎に異なる内容としてもよい。
図11に戻って、携帯端末2は、いずれかのアクセスポイントの通信圏に入ると、アクセスポイントが送信するビーコンを受信する。携帯端末2とアクセスポイントは互いにSSIDの一致を確認し、接続を確立する(ステップ1104、1105)。携帯端末2は、接続したアクセスポイントのIPアドレスを取得し、アクセス日時とともに記憶部25に保存する(ステップ1106)。続いて、携帯端末2はアクセスポイント経由で情報配信サーバ1に対して情報配信要求(言語指定情報とユーザIDを含む)を送信し(ステップ1107)、アクセスポイントが中継(IPアドレス含む)し(ステップ1108)、情報配信サーバ1が情報配信要求を受信する(ステップ1109)。ここまでの処理は、図9の通常時と同様である。
緊急モードにある情報配信サーバ1は、情報配信要求を受信したとき、中継したアクセスポイントが緊急情報の対象アクセスポイントであるか否かをIPアドレスを基に判定する(ステップ1110)。
ステップ1110で対象アクセスポイントでない場合は、図9で説明した通り、通常時のコンテンツを決定し送信する(ステップ1111)。アクセスポイントはこれを中継し(ステップ1112)、携帯端末2は通常時のコンテンツを表示する(ステップ1113)。
ステップ1110で対象アクセスポイントである場合は、言語指定情報を基に対応する言語による緊急情報を決定し、コンテンツ格納部15aから該当する緊急情報を取得し、送信する(ステップ1114)。アクセスポイントはこれを中継し(ステップ1115)、携帯端末2は緊急情報を受信し表示する(1116)。
いずれの場合も、情報配信サーバ1は配信履歴を適宜保存する(ステップ1117)。
図13は、外部サーバからの連絡情報の配信フローを概略的に示した図である。外国からの団体ツアー等を企画した外国の旅行業者が、特定のツアーグループの構成員に対して連絡したい場合や、安否確認をしたい場合がある。図13は、そのような場合に、対象グループの構成員であるユーザに対して連絡情報を配信するための処理フローである。この情報配信フローは、ユーザの操作無しで自動的に実行される。
通常時、情報配信サーバ1は、図3の配信条件テーブルの配信条件毎にコンテンツを作成し、コンテンツ格納部15aに予め格納している(ステップ1301)。一方、外部サーバ5は、特定のグループに対する連絡の必要が発生したとき、その対象となるグループへの連絡情報を作成し、連絡情報データベース52に格納する(ステップ1302)。外部サーバ5は、団体ツアー等を企画した外国の旅行業者等により設置されるので、ここで作成される連絡情報は、対象グループが使用する言語(例えばその旅行業者の国の公用語)のみで作成すれば足りる。連絡情報が格納されると、外部サーバ5は通常モードから連絡モードとなる。
ここで、図14は、外部サーバ5が保有し、連絡情報の配信条件を設定した連絡情報配信条件テーブルの構成例を示した図である。連絡情報配信条件テーブル1400には、対象グループを識別する「グループID」1401、連絡情報を識別する「連絡情報ID」1402、連絡情報データベース52における格納場所へのパスを示す「連絡情報格納場所パス」1403が格納されている。
図13に戻って、携帯端末2は、いずれかのアクセスポイントの通信圏に入ると、アクセスポイントが送信するビーコンを受信する。携帯端末2とアクセスポイントは互いにSSIDの一致を確認し、接続を確立する(ステップ1303、1304)。携帯端末2は、接続したアクセスポイントのIPアドレスを取得し、アクセス日時とともに記憶部25に保存する(ステップ1305)。続いて、携帯端末2はアクセスポイント経由で情報配信サーバ1に対して情報配信要求(言語指定情報とユーザID及びグループIDを含む)を送信し(ステップ1306)、アクセスポイントが中継(IPアドレス含む)し(ステップ1307)、情報配信サーバ1が情報配信要求を受信する(ステップ1308)。ここまでの処理は、図9の通常時と同様である。
情報配信サーバ1は、情報配信要求を受信したとき、情報配信要求にグループIDが含まれているか否かを判定する(ステップ1309)。
ステップ1309で情報配信要求にグループIDが含まれていない場合は、図9で説明した通り、通常時のコンテンツを決定し送信する(ステップ1310)。アクセスポイントはこれを中継し(ステップ1311)、携帯端末2は通常時のコンテンツを表示する(ステップ1312)。
ステップ1309で情報配信要求にグループIDが含まれている場合は、情報配信サーバ1は外部サーバ5に対して連絡情報の有無についての問合せを行う(ステップ1313)。この問合せには、グループIDが含まれる。
外部サーバ5は、連絡情報の有無についての問合せを受信する(ステップ1314)。続いて、問合せに含まれているグループIDを基に図14の連絡情報配信条件テーブルを参照し、対象グループであるか否かを判定する(ステップ1315)。
ステップ1315で対象グループでない場合は、連絡不要の旨を情報配信サーバ1に通知する(ステップ1316)。情報配信サーバ1が連絡不要の通知を受信した後の処理は、ステップ1310以降の通常時の処理と同様である。
ステップ1315で対象グループである場合は、該当する連絡情報を連絡情報データベースから取得し、その連絡情報を情報配信サーバ1に送信する(ステップ1317)。情報配信サーバ1は、連絡情報をそのまま携帯端末2に転送し(ステップ1318)、アクセスポイントはこれを中継し(ステップ1319)、携帯端末2は連絡情報を受信し表示する(1320)。
いずれの場合も、情報配信サーバ1は配信履歴を適宜保存する(ステップ1321)。
以上に述べた本システムの構成及び処理フローは例示であり、多様な変形態様が可能である。
1 情報配信サーバ
11 アプリケーションダウンロード処理部
12 情報配信処理部
13 ユーザ情報処理部
14 アプリケーション格納部
15 配信情報データベース
16 ユーザ情報データベース
2 携帯端末
21 アプリケーション
31、32...3n アクセスポイント
4 ネットワーク
5 外部サーバ
51 連絡情報配信処理部
52 連絡情報データベース
11 アプリケーションダウンロード処理部
12 情報配信処理部
13 ユーザ情報処理部
14 アプリケーション格納部
15 配信情報データベース
16 ユーザ情報データベース
2 携帯端末
21 アプリケーション
31、32...3n アクセスポイント
4 ネットワーク
5 外部サーバ
51 連絡情報配信処理部
52 連絡情報データベース
Claims (6)
- 携帯端末と、複数のアクセスポイントと、前記アクセスポイント経由にてネットワーク接続された前記携帯端末に対し指定された言語にて情報配信する情報配信サーバと、を備えた多言語対応情報配信システムであって、
前記携帯端末は、
所定の1つの言語を指定するための言語指定情報を保存した記憶部と、
各アクセスポイントの通信圏内にて当該アクセスポイントとの接続を自動的に確立するための手段と、
前記アクセスポイントとの接続を自動的に確立した後、前記記憶部に保存された言語指定情報を含む情報配信要求を前記アクセスポイント経由にて前記情報配信サーバに自動的に送信する手段と、
前記情報配信要求に対して前記情報配信サーバから送信されたコンテンツを受信する手段と、を備え、
前記情報配信サーバは、
少なくとも各アクセスポイント毎かつ各言語毎にそれぞれ作成された複数のコンテンツの各々を、少なくともそのアクセスポイントのIPアドレス及びその言語の言語指定情報と対応付けて予め格納した第1のデータベースと、
前記携帯端末から前記情報配信要求を受信したとき、少なくとも、経由した前記アクセスポイントのIPアドレス及び前記情報配信要求に含まれる言語指定情報を基に、前記第1のデータベースを参照することにより該当するコンテンツを決定する手段と、
決定した前記コンテンツを前記アクセスポイント経由にて前記携帯端末に送信する手段と、を備えたことを特徴とする
多言語対応情報配信システム。 - 前記携帯端末は、前記記憶部にユーザIDが記憶されており、かつ、前記情報配信要求を送信する手段は、前記ユーザIDを含めて前記情報配信要求を送信し、
前記情報配信サーバは、前記ユーザIDと1又は複数のユーザ属性とを対応付けて予め格納した第2のデータベースをさらに備え、
前記第1のデータベースは、前記各アクセスポイント毎かつ各言語毎に加え前記1又は複数のユーザ属性のうちの少なくとも1つのユーザ属性毎に作成された複数のコンテンツの各々を、前記IPアドレス及び前記言語指定情報に加えそのユーザ属性と対応付けて予め格納しており、かつ、
前記コンテンツを決定する手段は、前記情報配信要求に含まれるユーザIDを基に前記第2のデータベースから該当するユーザ属性を取得し、前記IPアドレス及び前記言語指定情報に加え前記ユーザ属性を基に、前記第1のデータベースを参照することにより該当するコンテンツを決定することを特徴とする
請求項1に記載の多言語対応情報配信システム。 - 前記第1のデータベースは、前記各アクセスポイント毎かつ各言語毎に加え配信日時毎に作成された複数のコンテンツの各々を、前記IPアドレス及び前記言語指定情報に加えその配信日時と対応付けて予め格納しており、かつ、
前記コンテンツを決定する手段は、前記IPアドレス及び前記言語指定情報に加え前記情報配信要求を受信した日時を基に、前記第1のデータベースを参照することにより該当するコンテンツを決定することを特徴とする
請求項1に記載の多言語対応情報配信システム。 - 前記情報配信サーバはさらに、
災害等発生時に関係地域に設置された1又は複数のアクセスポイントを対象アクセスポイントとして決定する手段と、
各言語毎にそれぞれ作成された複数の緊急情報の各々を、前記対象アクセスポイントのIPアドレス及びその言語の言語指定情報と対応付けて予め格納した第3のデータベースと、
前記携帯端末から前記情報配信要求を受信したとき、経由した前記アクセスポイントが対象アクセスポイントであるか否かを判定する手段と、
対象アクセスポイントである場合は、その対象アクセスポイントのIPアドレス及び前記情報配信要求に含まれる言語指定情報を基に、前記第3のデータベースを参照することにより該当する緊急情報を決定する手段と、
決定した前記緊急情報を、前記対象アクセスポイント経由にて前記携帯端末に送信する手段と、を備えたことを特徴とする
請求項1〜3のいずれかに記載の多言語対応情報配信システム。 - 複数のグループのうちの対象グループに属する各ユーザの携帯端末に連絡情報を送信するために前記情報配信サーバとネットワーク接続された外部サーバをさらに備え、
前記携帯端末は、そのユーザがいずれかのグループに属する場合は前記記憶部にグループIDが記憶されており、かつ、前記情報配信要求を送信する手段は、前記グループIDを含めて前記情報配信要求を送信し、
前記情報配信サーバはさらに、
前記携帯端末から前記情報配信要求を受信したとき、前記情報配信要求にグループIDが含まれるか否かを判定する手段と、
グループIDが含まれる場合は、前記外部サーバに対しそのグループIDとともに連絡情報の有無についての問合せを送信する手段と、
前記外部サーバから連絡情報を受信したときは、前記連絡情報を前記携帯端末に転送する手段と、を備え、
前記外部サーバは、
所定の言語で作成された前記対象グループへの連絡情報を、その対象グループのグループIDと対応付けて格納した連絡情報データベースと、
前記情報配信サーバから前記問合せを受信したとき、前記問合せに含まれるグループIDを基に前記連絡情報データベースを参照することにより、対象グループであるか否かを判定する手段と、
対象グループである場合は、該当する連絡情報を前記情報配信サーバに送信する手段と、を備えたことを特徴とする
請求項1〜4のいずれかに記載の多言語対応情報配信システム。 - 前記携帯端末はさらに、前記アクセスポイントと接続を確立する毎に前記アクセスポイントのIPアドレスを前記記憶部に保存する手段と、
前記アクセスポイントを経由せずに前記情報配信サーバにログイン接続したとき、前記記憶部に保存された前記IPアドレスを前記情報配信サーバに送信する手段と、を備え、
前記情報配信サーバは、受信した前記IPアドレスを前記ユーザIDと対応づけてユーザ履歴として保存する手段を備えたことを特徴とする
請求項1〜5のいずれかに記載の多言語対応情報配信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014131464A JP2016009446A (ja) | 2014-06-26 | 2014-06-26 | 多言語対応情報配信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014131464A JP2016009446A (ja) | 2014-06-26 | 2014-06-26 | 多言語対応情報配信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016009446A true JP2016009446A (ja) | 2016-01-18 |
Family
ID=55226934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014131464A Pending JP2016009446A (ja) | 2014-06-26 | 2014-06-26 | 多言語対応情報配信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016009446A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018142680A1 (ja) * | 2017-02-02 | 2018-08-09 | 三菱電機株式会社 | 携帯情報端末、情報取得方法、及び情報提供システム |
-
2014
- 2014-06-26 JP JP2014131464A patent/JP2016009446A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018142680A1 (ja) * | 2017-02-02 | 2018-08-09 | 三菱電機株式会社 | 携帯情報端末、情報取得方法、及び情報提供システム |
JPWO2018142680A1 (ja) * | 2017-02-02 | 2019-07-11 | 三菱電機株式会社 | 携帯情報端末、情報取得装置、情報取得方法、及び情報提供システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9584529B2 (en) | Method and system for obtaining peripheral information, and location proxy server | |
US10152729B2 (en) | Location-based service using zones | |
KR20190108871A (ko) | 버스 승객 맞춤형 정보 제공 시스템 | |
US20140066110A1 (en) | Valet Parking System and Method | |
KR101596904B1 (ko) | 배달 주문 서비스 시스템과 이를 위한 사용자 단말기 및 사용자 단말기의 주문 서비스 방법 | |
US10686931B1 (en) | Smartphone messaging apps interaction with airport smart artificial intelligence | |
US20150178641A1 (en) | Check-in method | |
KR20150043621A (ko) | 가맹점 정보 노출을 이용한 무료 와이파이 제공 시스템 및 방법 | |
JP2016009446A (ja) | 多言語対応情報配信システム | |
JP5491608B1 (ja) | 測位方法決定装置及び測位方法決定方法 | |
KR101958922B1 (ko) | 문자 기반 상담 서비스의 가맹점 검색 시스템, 그 방법 및 컴퓨터 프로그램이 기록된 기록매체 | |
JP2012174056A (ja) | 電子クーポン利用システム、サービスプラットフォーム、店舗サーバ及び電子クーポン使用可否判定方法 | |
KR20160087587A (ko) | 전자태그를 이용한 대리운전 호출 시스템 및 방법 | |
KR20110137068A (ko) | 와이파이 단말을 이용한 위치정보 제공 시스템 및 방법 | |
JP2022037491A (ja) | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム | |
US9961537B2 (en) | Wireless communication device, information processing method and recording medium | |
KR102516394B1 (ko) | 무선 네트워크 간편 접속 시스템 및 방법 | |
KR20130062305A (ko) | Cti 기반의 앱 다운로드 정보 제공 시스템 | |
KR20190004389A (ko) | 위치기반 광고를 통한 무료 와이파이 제공 시스템 및 방법 | |
KR101873401B1 (ko) | 비콘을 이용한 대리 기사 서비스 서버의 동작 방법 및 대리 기사 서비스 서버 | |
KR101665964B1 (ko) | 무선 통신 시스템 | |
TWI387894B (zh) | 偵測用戶所在地並提供客製化資訊服務的系統及其方法 | |
KR20200107227A (ko) | 음식 주문 관리 서버 및 방법 | |
KR101717040B1 (ko) | Ap 접속 단말 사용자의 특성에 따른 컨텐츠를 제공하는 서버 | |
KR20160114283A (ko) | 비콘 관리시스템 |