JP2016009382A - 自律移動装置、制御方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 探索領域内のあらゆる場所へ効率的かつ自律的に移動することができる装置や方法を提供する。【解決手段】 この装置は、人の操作によらず自律的に移動する自律移動装置であり、自律移動装置が通過した場所に該自律移動装置の移動履歴となる標識を出力して、その場所に標識を設置または記録する出力手段と、出力手段により出力された標識および自律移動装置の進行方向にある障害物の有無を検出する検出手段と、検出手段による検出結果に基づき、自律移動装置の進行方向を制御する制御手段とを含む。【選択図】 図5

Description

本発明は、人の操作によらず自律的に移動する自律移動装置、その自律移動装置を制御する方法およびその方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関する。
人が行う作業を代行する装置として、自律移動ロボットが使用されている。この自律移動ロボットが自律的に移動する方法として、以下の3つの方法が知られている。
第1の方法は、レーザやカメラ等のセンサにより、外部の環境の特徴(ランドマーク)を把握しながら、ロボット自身が未知の環境の地図を作成し、自己の位置を推定して、自律的に移動する方法(SLAM)である。第2の方法は、車輪の回転数やロボットに加わる加速度等のロボットの状態を表す情報により自己の位置を推定して、事前に情報がない未知の環境下を自律的に移動する方法(デッドレコニング法)である。第3の方法は、外部の環境にカメラや電波送受信源等の観測系を設置し、その観測系でロボットの位置を推定して、自律的に移動する方法である。
上記のSLAMでは、特徴となるもの、すなわちランドマークになり得るものが少ない環境の場合、自己の位置を推定することが難しい。また、ランドマークを観測する際に、ロボットが移動することで、そのランドマークが死角に入り、観測できない場合がある。
上記のデッドレコニング法では、車輪がスリップした際や速度計算を行う際等に発生した測定誤差が蓄積され、その測定誤差を伴ったまま自己の位置を推定するので、その精度が低い。SLAMとデッドレコニング法とを組み合わせた方法を採用し、高価なセンサを使用することで、この精度を向上させることはできるが、コストが増大し、また、探索空間が広がると、ロボット内部に蓄積する情報量が膨大になる。
上記の観測系でロボットの位置を推定する方法では、家具等によりカメラの死角にロボットが移動した場合、昼夜等の照明変化、電波強度の不安定性等により、ロボットの位置が正しく検出できない。また、探索範囲が広い環境では、観測系を設置するのに手間がかかる。
そこで、自律行動ロボット自体の行動の態様をユーザに認識させる目的で、行動の態様を示すマークを外部環境に付けるマーキング装置を搭載した自律行動ロボットが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記の特許文献1に記載のロボットは、その場所が既に行った場所かどうかを判断し、まだ行っていない未知の場所へ移動するように制御するものではない。このため、このロボットは、移動可能な領域内にまだ行っていない未知の場所が存在するにも関わらず、同じ場所を何度も行き来してしまい、効率的に隅々まで移動することができないという問題があった。
そこで、移動可能な領域を隅々まで効率的に移動することができる自立移動装置やその制御方法の提供が望まれていた。
本発明は、上記課題に鑑み、人の操作によらず自律的に移動する自律移動装置であって、自律移動装置が通過した場所に該自律移動装置の移動履歴となる標識を出力して、その場所に標識を設置または記録する出力手段と、出力手段により出力された標識および自律移動装置の進行方向にある障害物の有無を検出する検出手段と、検出手段による検出結果に基づき、自律移動装置の進行方向を制御する制御手段とを含む、自律移動装置が提供される。
本発明によれば、移動可能な領域を隅々まで効率的に移動することが可能となる。
本実施形態の自律移動装置としての自律移動ロボットの斜視図。 図1に示す自律移動ロボットの底面図。 図1に示す自律移動ロボットのハードウェア構成を例示した図。 図3に示すコントローラのハードウェア構成を例示した図。 図1および図2に示す自律移動ロボットの機能ブロック図。 自律移動ロボットが備える2つのモードを例示した図。 自律移動ロボットの1つの動作の流れを示したフローチャート。 自律移動ロボットの別の動作の流れを示したフローチャート。 図5に示す制御部が行う1つの制御処理について説明する図。 図5に示す制御部が行う別の制御処理について説明する図。 自律移動ロボットの進行方向の制御について説明する図。 自律移動ロボットの1つの移動経路を例示した図。 自律移動ロボットの別の移動経路を例示した図。
図1は、本実施形態の自律移動装置としての自律移動ロボットの斜視図である。自律移動ロボット10は、箱状の本体11と、本体11に回転可能に取り付けられた4つの車輪12とを備える移動体とされている。ここでは、矢線Aに示す所定方向に移動するための移動手段として、4つの車輪12を例示しているが、これに限られるものではなく、3つの車輪であってもよいし、5つ以上の車輪を備えるものであってもよい。また、自律移動ロボット10は、車輪を備えるロボットではなく、2足歩行するロボットや4足歩行するロボットであってもよい。本体11および車輪12は、使用する環境や搭載する機器等に応じて、適切なサイズ、材質、形状とすることができる。
本体11は、その進行方向から見て後方の底面部に、ロボット自身の移動履歴となる標識(マーカー)を出力して設置または記録する出力装置13を備えている。図1では、その出力装置13が、床面と接することで、自律移動ロボット10が移動した際、同時にその床面にマーカー15を出力している。
床面は、天井や壁面に比較して自律移動ロボット10との距離が短く、障害物等によって出力したマーカー15が隠れる可能性がほとんどない。このため、床面にマーカー15を出力することで、自律移動ロボット10がマーカー15を容易に検出することができる。
マーカー15は、後述する検出部が検出できるだけの充分な幅であって、自律移動ロボット10の幅を超えず、連続的に出力される。マーカー15の幅が広すぎる場合、一度も通っていないのに通過済みと誤って判断される可能性があるからである。また、連続的に出力されない場合、自律移動ロボット10がマーカー15間を通過した際に、検出漏れを起こす可能性があるからである。
マーカー15としては、RFIDタグ等として床面に設置するものであってもよいが、蛍光インク等の蛍光物質を塗布して床面に記録するものであってもよい。なお、蛍光インクは、照射装置から照射された光のエネルギーを吸収して発光することから、高い光の強度を得られるため、マーカー15として使用する上で好ましい。以下、マーカー15を、この蛍光インクを用い、塗布して床面に記録するものとして説明する。
本体11は、出力したマーカー15を消去してそれを除去するための除去装置14を備えている。除去装置14は、床面に記録したマーカー15を研磨する等してそのマーカー15を消去する。なお、出力装置13が、常に床面と接する構造であれば、床面との摩擦により床面を磨くことができ、これによりマーカー15を消去することができる。この場合、出力装置13に清掃機能を持たせることができ、除去装置14を別途設ける必要がなくなる。また、除去装置14は、マーカー15がRFIDタグ等で出力装置13が設置したものである場合、設置したマーカー15を吸引したり、へら等により回収口に押し込む等して回収し、除去することができる。
自律移動ロボット10は、本体11にカメラやセンサ等を備え、人が立ち入るのが危険な空間内の様子を把握するために、また、人が入れない狭い空間や小さな空間内の様子を確認するために使用することができる。また、ゴミ等を内部に取り込み、床面を清掃する清掃用ロボットとして使用することもできる。これらは一例であり、自律移動ロボット10は、これら以外の空間や他の用途に使用することも可能である。
図2は、図1に示した自律移動ロボット10の底面図である。本体11には、上記の出力装置13と除去装置14のほか、2つの照射装置16、左右2つの発光検出装置17、前方障害物検出装置18を備えている。前方障害物検出装置18は、自律移動ロボット10の矢線Aに示す進行方向にある障害物に衝突した際、あるいは自律移動ロボット10と障害物との距離が近くなった際に、その障害物との衝突を表す信号を出力する。
左右に並ぶ2つの発光検出装置17は、床面に記録したマーカー15を検出する。自律移動ロボット10は、2つの発光検出装置17から出力されるマーカー15を検出したかどうかの信号を受信して、過去にその場所にいたことがあるかどうかを判断する。発光検出装置17は、マーカー15の種類に応じて使用できる装置が決定される。
例えば、マーカー15として、RFIDタグをマーカー15として使用する場合、発光検出装置17には、電磁波によりそのRFIDタグを検出できる装置が用いられる。蛍光インクをマーカー15として使用する場合、発光検出装置17には、カメラやダイオードが用いられる。ただし、カメラやダイオード等の光により検出する装置を用いる場合、自律移動ロボット10の底面は、光が充分に届かないため、電球等の光を照射するための照射装置16が用いられる。このとき、発光検出装置17は、照射装置16が照射した光を吸収したマーカー15の発光を検出することによりマーカー15を検出する。
除去装置14を備えた自律移動ロボット10は、清掃用ロボットとして用いることができる。清掃する室内の全域にわたってマーカー15を設置するともに清掃を行い、設置した後に除去装置14ですべてのマーカー15を除去するともに2度目の清掃を行うことができる。なお、これを繰り返すことで、室内を何度も清掃することができる。
図3は、自律移動ロボット10のハードウェア構成を例示した図である。自律移動ロボット10は、図1および図2に示した左右前後に設けられた4つの車輪12、出力装置13、除去装置14、照射装置16、左右2つの発光検出装置17、前方障害物検出装置18を備えている。これに加えて、自律移動ロボット10は、左右の車輪12の各々に対応した2つの車輪駆動装置と、これらを制御するためのコントローラ20とを備えている。
図3では、車輪12を、左車輪LW12a、右車輪RW12bとし、2つの車輪駆動装置を、左車輪駆動装置LM19a、右車輪駆動装置RM19bとしている。また、前方障害物検出装置18を、障害物検出装置FC18とし、2つの発光検出装置17を、光検出装置LD17a、光検出装置RD17bとしている。さらに、照射装置16を、照射装置BL16、出力装置13を、出力装置MO13、除去装置14を、除去装置ME14としている。
光検出装置LD17a、光検出装置RD17bおよび障害物検出装置FC18は、光や障害物を検出すると、その検出結果を信号に変換してコントローラ20へ出力する。コントローラ20は、演算装置を含む電子回路とされ、入力された信号の値に応じて、左車輪駆動装置LM19aおよび右車輪駆動装置RM19bに与える命令を生成し、その命令を送信する。左車輪駆動装置LM19aおよび右車輪駆動装置RM19bは、電子回路とモータ等の動力系とから構成され、コントローラ20からの命令に従って左車輪LW12aおよび右車輪RW12bの方向を変え、回転させる。命令は、直進するか、旋回するかの情報、旋回する場合の旋回方向を含むことができる。
コントローラ20は、自律移動ロボット10が後述する2つのモードのいずれであるかによって、出力装置13または除去装置14のいずれを動作させるかも制御する。
図4は、図3に示したコントローラ20のハードウェア構成を例示した図である。コントローラ20は、自律移動ロボット10全体の制御を行うCPU30を備える。また、コントローラ20は、ブートプログラムやファームウェア等を記憶するROM31と、CPU30の作業空間として使用されるRAM32とを備える。
コントローラ20は、光検出装置LD17a、光検出装置RD17bや障害物検出装置FC18から入力された信号から上記命令を生成して出力する処理を実現するためのプログラム等を記憶するHDD33を備えている。ここではHDD33を用いる構成を例示しているが、SSD(Solid State Drive)を用いる構成であってもよい。図4には、さらに、フラッシュメモリ等の記録メディアに対するデータの読み出し、書き込みを制御するメディアドライブ等の外部記憶I/F34を備えている。
また、コントローラ20は、PC等の外部機器との間でネットワークを介してデータを送受信する通信I/F35と、互いに電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン36とを備えている。コントローラ20は、表示装置、スピーカ等の音声出力装置、スキャナ装置、印刷装置、キーボード、マウス、マイク等の入力装置を接続し、データの入出力を制御する入出力I/Fを備えることができる。
上記のプログラムは、上記の記録メディアに格納して提供することもできるし、図示しないコンテンツサーバ等からのダウンロード形式で提供することもできる。なお、図4では、外部記憶I/F34、通信I/F35を備える構成を例示しているが、これらは必要に応じて設けることができ、これらのI/Fは実装されていなくてもよい。
図5は、自律移動ロボット10の機能ブロック図である。自律移動ロボット10は、その機能を実現するために、機能部として、移動部40、出力部41、検出部42、制御部43、除去部44を備える。移動部40は、図1および図2に示した左右前後の4つの車輪12、図3に示した左車輪駆動装置LM19a、右車輪駆動装置RM19bにより実現される。出力部41は、図3に示したマーカー15を記録する出力装置MO13により実現される。検出部42は、図3に示した光検出装置LD17a、光検出装置RD17bおよび障害物検出装置FC18により実現される。制御部43は、図3および図4に示したコントローラ20により実現される。除去部44は、図3に示した除去装置ME14により実現される。
移動部40は、自律移動ロボット10を左右前後の車輪12の方向を変え、回転させて、その進行方向を変え、また、その進行方向に向けて移動することを可能にする。出力部41は、自律移動ロボット10が通過した場所の床面に、その移動履歴となるマーカー15を塗布する等して記録する。
検出部42は、自律移動ロボット10の進行方向前方にある障害物、出力部41により床面に記録されたマーカー15を検出する。検出部42は、マーカー15を検出するために、左右に並ぶ2つの光検出部LD42a、光検出部RD42bを備えることができ、また、障害物を検出するための障害物検出部42cをさらに備えることができる。
光検出部LD42a、光検出部RD42bおよび障害物検出部42cは、所定強度以上の光や障害物の有無を、検出結果として制御部43へ出力する。制御部43は、光検出部LD42a、光検出部RD42bおよび障害物検出部42cによる検出結果に基づき、自律移動ロボット10の進行方向を制御する。光検出部LD42a、光検出部RD42bによりマーカー15を検出した場合は、その方向へは既に行ったことがあるため、行ったことがない未知の領域の方向を進行方向として決定する。そして、制御部43は、移動部40に対して命令を与えて、現在の進行方向のままで良い場合はその進行方向に進むように制御し、進行方向を変える場合は自律移動ロボット10を所定角度ほど旋回させ、その向きを変える。
除去部44は、検出部42および制御部43とともに使用され、出力部41により記録されたマーカー15を除去する。検出部42は、床面に記録されたマーカー15を検出する。制御部43は、検出部42が検出したマーカー15が記録された場所へ向けて進行するように進行方向を制御する。
図1および図2に示す自律移動ロボット10は、図6に示す2つのモードを設定することができる。このため、自律移動ロボット10は、これらのモードのいずれかを設定するための入力を受け付ける入力部を備えることができる。これにより、入力部が受け付け、設定されたモードに応じて、出力部41または除去部44のいずれかが動作することができる。
2つのモードのうちの1つは、床面にマーカー15を記録するモード(マーカー出力モード)である。もう1つは、床面に記録したマーカー15を除去するモード(マーカー除去モード)である。これらのモードは、例えばユーザがボタン等により手動で切り替えることができる。各モードにおける自律移動ロボット10の動作は異なるため、各モードにおける動作の内容を、図7および図8をそれぞれ参照して説明する。
図7は、マーカー出力モードにおける自律移動ロボット10の動作を示したフローチャートである。モード設定をマーカー出力モードに設定し、自律移動ロボット10のスイッチを入れて起動することにより、ステップ700からこのモードの動作を開始する。ステップ705では、自律移動ロボット10が直進するように、制御部43からの命令を受けて移動部40がその直進方向へ向けて進行する。
ステップ710では、障害物検出部42cが壁等の障害物への衝突を検出したかどうかを判断する。ここでは、衝突を検出しているが、そのまま進む場合に衝突すると予想される前方の障害物を検出してもよい。ステップ710で衝突を検出した場合、ステップ715へ進み、制御部43が、衝突を回避するために、左方向へ90度旋回するように制御する。そして、ステップ705に戻る。これにより、自律移動ロボット10は、その90度旋回した方向に向き、その方向を直進する。
ステップ710で衝突を検出していない場合、ステップ720へ進み、制御部43が、光検出部LD42aまたは光検出部RD42bにより検出された光の強度が閾値以上であるか否かを判断する。いずれも閾値より小さい場合は、ステップ705へ戻り、その直進を継続する。閾値以上である場合は、ステップ725へ進み、光検出部LD42aと光検出部RD42bのいずれもがその閾値以上の強度を一定時間以上検出したかどうかを判断する。
一定時間以上検出した場合、マーカー15で囲まれた領域(局所解)に入っていることを示し、ステップ730へ進み、制御部43がランダム走行するように制御する。ランダム走行は、光検出部LD42a、光検出部RD42bのいずれかが検出する光の強度が閾値以下になるまで進行方向およびその進行する距離をランダム(不規則)に変化させながら走行するものである。これにより、局所解から脱出することができる。ランダム走行は一定距離だけ行い、その実行後はステップ710へ戻る。
ステップ725で一定時間以上検出していない場合、光検出部LD42a、光検出部RD42bのいずれか一方により検出される光の強度が高いことから、ステップ735へ進み、どちらの強度が高いかを判断する。光検出部RD42bで検出される光の強度の方が高い場合、ステップ740へ進み、旋回方向を左とし、その左へ一定角度旋回するように制御する。これに対し、光検出部LD42aで検出される光の強度の方が高い場合、ステップ745へ進み、右へ一定角度旋回するように制御する。旋回後、ステップ750へ進み、自律移動ロボット10に搭載される電池の残量が閾値以下かどうかを判断する。閾値を超える場合は、再び同様の動作を行うため、ステップ705へ戻る。これに対し、閾値以下である場合は、電池の残量が少ないため、ステップ755へ進み、動作を終了する。
自律移動ロボット10は、図7に示す動作が終了後、停止してもよいし、ユーザがもう1つのモード、すなわちマーカー除去モードに設定を切り替え、マーカー除去モードに移行してもよい。
図8は、マーカー除去モードにおける自律移動ロボット10の動作を示したフローチャートである。モード設定をマーカー除去モードに切り替えることにより、またはマーカー除去モードに設定し、停止した自律移動ロボット10のスイッチを入れて起動することにより、ステップ800からこのモードの動作を開始する。ステップ805では、自律移動ロボット10が直進するように、制御部43からの命令を受けて移動部40がその直進方向へ向けて進行する。その進行の際、除去部44により床面に記録したマーカー15を除去する。ステップ810では、障害物検出部が障害物への衝突を検出したかどうかを判断する。
ステップ810で衝突を検出した場合、ステップ815へ進み、制御部43が、右へ90度旋回した方向を進行方向として判断し、その方向へ向けて進行するように制御する。そして、ステップ805に戻る。
ステップ810で衝突を検出していない場合、ステップ820へ進み、制御部43が、光検出部LD42aまたは光検出部RD42bにより検出された光の強度が閾値以下かどうかを判断する。閾値より大きい場合は、ステップ805へ戻り、直進方向へ継続して進行する。閾値以下である場合は、ステップ825へ進み、光検出部LD42aと光検出部RD42bのいずれもがその閾値以下の強度を一定時間以上検出したかどうかを判断する。
一定時間以上検出した場合、ステップ830へ進み、制御部43がランダム走行するように制御する。制御部43は、閾値以下の強度を一定時間以上検出した場合、その方向はマーカー15を検出しない領域で、マーカー15を消去する必要がないことから、マーカー15がある方向へ進行するように、異なる方向を進行方向として判断する。制御部43は、判断した方向へ進行するように制御する。これを繰り返すことで、進行方向および移動距離をランダムに変えながら走行する。この結果、マーカー15にある領域を発見することができる。
ステップ825で一定時間以上検出していない場合、いずれか一方の光検出部により検出される光の強度が高いことから、ステップ835へ進み、どちらの強度が高いかを判断する。光検出部LD42aで検出される光の強度が高い場合、ステップ840へ進み、左へ一定角度で旋回する。これに対し、光検出部RD42bで検出される光の強度が高い場合、ステップ845へ進み、右へ一定角度で旋回する。旋回後、ステップ850へ進み、自律移動ロボット10に搭載される電池の残量が閾値以下かどうかを判断する。閾値を超える場合は、再び同様の動作を行うため、ステップ805へ戻る。これに対し、閾値以下である場合は、電池の残量が少ないため、ステップ855へ進み、動作を終了する。
自律移動ロボット10は、図8に示す動作が終了後、停止してもよいし、ユーザがもう一方のモードに切り替え、もう1つのモードであるマーカー出力モードに移行してもよい。このように、モードを切り替え、マーカー15の出力と消去とを繰り返すことにより、ロボットが移動可能な領域である任意の外部環境内を何度も探索し、その探索精度を向上させることができる。
検出部42は、検出した光や障害物を信号値として制御部43へ出力し、制御部43が、制御するための信号値を生成し、生成した信号値を移動部40に与えて該移動部40を制御する。検出部42は、光検出部LD42aと、光検出部RD42bと、障害物検出部FC42cとを含んで構成され、移動部40は、左車輪駆動部LMと、右車輪駆動部RMとを含んで構成される。このため、光検出部LD42a、光検出部RD42b、障害物検出部FC42cが、制御部43へ任意の信号値を出力し、制御部43が制御するための信号値を生成し、左車輪駆動部LM、右車輪駆動部RMに与える。
図9および図10を参照して、制御部43に入力され、制御部43が出力する信号値について詳細に説明する。図9中、信号値は、Input:(光検出部LDからの信号値/光検出部RDからの信号値)、Output:(左車輪駆動部LMへの信号値/右車輪駆動部RMへの信号値)である。図10中、信号値は、Input:(障害物検出部FCの信号値)、Output:(左車輪駆動部LMへの信号値/右車輪駆動部RMへの信号値)である。
例えば、図9においてInput:0/1の場合、光検出部LD42aからの信号値が0で、光検出部RD42bからの信号値が1であることを示している。このような信号値の場合、右側の光検出部RD42bのみがマーカー15を検出しているので、自律移動ロボット10は、マーカー15に対して右方向から進入したことを意味している。ここでは、信号値を0と1の2つに2値化している。信号値が2値化されていない場合、事前に閾値を設け、その閾値より大きい場合に1、閾値以下の場合に0として扱うことができる。
Input:1/0の場合は、その反対で、自律移動ロボット10は、マーカー15に対して左方向から進入したことを意味する。Input:0/0の場合は、光検出部LD42aと光検出部RD42bのいずれもがマーカー15を検出していないことを意味している。
Output:0/1の場合、右車輪駆動部RMに対してのみ信号が送られるので、結果として、自律移動ロボット10は左方向へ旋回する。Output:1/0の場合は、左車輪駆動部LMに対してのみ信号が送られるので、自律移動ロボット10は右方向へ旋回する。Output:1/1の場合は、両方に信号が送られるので、自律移動ロボット10は直進する。
Input:1/1の場合、光検出部LD42aと光検出部RD42bのいずれもがマーカー15を検出し、マーカー15で囲まれた領域内に入っていることを意味する。したがって、制御部43は、ランダムアルゴリズムを用いて、Output信号として、Output:0/1(左方向へ旋回)、Output:1/0(右方向へ旋回)、Output:1/1(直進)をランダムに出力する。このようにランダムに出力することで、自律移動ロボット10が直進したり、左右に旋回したりして、ランダムに走行し、そのマーカー15で囲まれた領域から脱出することができる。
障害物検出部FCが障害物を検出した場合、Input:1の入力を受け付け、Output:0/1(左方向へ旋回)またはOutput:1/0(右方向へ旋回)を出力する。どちらの方向へ旋回するかは、ユーザが予め設定することもできるし、ランダムアルゴリズムを用いてランダムに決定することができる。なお、前方に障害物が検出されない場合は、自律移動ロボット10は直進し続ける。
また、マーカー消去モードの場合は、Input、Outputの信号値がすべて反転し、同様の処理が行われる。すなわち、マーカー出力モードでInput:1/0の信号値は、Input:0/1の信号値に反転される。
図11を参照して、マーカー15が出力された場所に自律移動ロボット10が進入した際、自律移動ロボット10の進行方向を制御する処理について説明する。自律移動ロボット10は、ユーザによりマーカー出力モードに設定されているものとする。自律移動ロボット10は、左右に並んで設けられる光検出装置LD17aと光検出装置RD17bとにより、マーカー15が出力された領域に進入したことをいずれの光検出装置が検出したかに応じて、その進行方向を変える。
図11は、自律移動ロボット10を下側から見た図である。図11に示すように、光検出装置RD17bのみがマーカー15上に位置し、光検出装置RD17bでのみ強度が高い光を検出した場合、自律移動ロボット10は、進行方向に対して右側の領域は既に探索済みであることを認識する。このため、自律移動ロボット10は、マーカー15の記録がない進行方向に対して左方向に一定角度旋回する。図11では、下側から見ているので、反対方向である右方向に一定角度旋回している。
図11に示す実施形態では、左右に並ぶ光検出装置LD17a、光検出装置RD17bにより進行方向を変える制御を実現しているが、この制御は、1つの検出装置を用いて実現することも可能である。ただし、1つの検出装置を用いて実現する場合、その1つの検出装置によりマーカー15に対して自律移動ロボット10の進入方向を検知することができなければならない。このような検出装置としては、カメラ等の画像記録装置を挙げることができる。
なお、検出装置を2つ設けることで、画像記録装置のような高価な機器ではなく、ダイオード等の安価な受光素子や、ON/OFFの2値の信号出力をする装置を用いることができる。
従来の内部で環境地図を作成し、移動履歴を記録する自律移動ロボット50と、このような地図の作成や移動履歴の記録を行わない本実施形態の自律移動ロボット10の探索経路について、図12および図13を参照して説明する。図12は、従来の自律移動ロボット50の探索経路を示した図で、図13は、本実施形態の自律移動ロボット10の探索経路を示した図である。
従来の自律移動ロボット50は、ホイールエンコーダや加速度センサ等のロボット自身の運動を計測する手段と、レーザーレンジファインダやステレオカメラ等の外部環境のランドマークを捉える手段とを備えている。このため、従来の自律移動ロボット50は、これらの手段により、探索環境の地図を作成すると同時に、ロボット自身の位置を推定し、その位置の情報を移動履歴として記録する。これらの地図や移動履歴は、ロボット内部に実装される記憶装置に記憶される。
従来の自律移動ロボット50は、車輪のスリップの発生や、センサの計測誤差が発生し、長距離走行することでその誤差が蓄積される。このため、従来の自律移動ロボット50は、内部の記憶装置に記憶される地図および移動履歴に対し、実際に移動した軌跡とのずれが拡大していく。その結果、図12に示すように、自律移動ロボット50は、旋回し続け、道に迷ってしまう。
これに対し、本実施形態の自律移動ロボット10は、自己の位置を、外部環境に記録しながら探索するため、地図の作成や自身の運動を計測する手段や、作成した地図や移動履歴を記憶する記憶装置が不要である。外部環境に自己の位置を記録し、それを移動履歴として使用して探索するため、そのような運動を計測し、記録する必要がないからである。また、外部環境に記録した移動履歴を使用するため、スリップが発生してもその影響はなく、運動を計測する手段を採用しないため、計測誤差が発生することもない。
この自律移動ロボット10は、未知の探索領域を重点的になぞるように走行する。図13に示すように、自律移動ロボット10は、移動可能な領域である室内の左半分あたりで、マーカー15に囲まれた領域である局所解に至っている。その際、上記のようなランダム走行を行うことで、その局所解を抜け出す。このことから、環境全体をランダムに走行して回る従来の自律移動ロボット50に比較して、局所解に至ったときに環境全体をランダムに走行する自律移動ロボット10は、探索する領域を狭めつつ走行することができるため、効率的に探索することができる。
この自律移動ロボット10は、移動の途中で、ロボットに搭載されている電池(バッテリ)の残量が少なくなった場合でも、ユーザがバッテリを充電し、適当な位置で再び起動させて適切に探索を実行させることができる。マーカー15は、外部環境に物理的に記録された状態のまま残されているため、自律移動ロボット10は、バッテリがなくなる前に移動したことがある領域かどうかを判断し、未知の領域を適切に探索することができるからである。
以上のことから、本発明の装置、方法およびその方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを提供することで、ロボットが移動可能な領域を隅々まで効率的に移動することが可能となる。同じ場所を何度も行き来することがなくなり、探索する範囲を狭めつつ走行できるからである。また、自己の位置を推定するための地図や移動履歴のデータを保持する必要がないため、ロボットの運動を計測するセンサやそれを記憶する記憶装置等が不要となり、安価で提供することができる。
これまで本発明を、自律移動装置、制御方法およびプログラムとして上述した実施の形態をもって説明してきた。しかしながら、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、他の実施の形態、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができるものである。また、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
10…自律移動ロボット、11…本体、12…車輪、12a…左車輪、12b…右車輪、13…出力装置、14…消去装置、15…マーカー、16…照射装置、17…発光検出装置、17a、17b…光検出装置、18…前方障害物検出装置、19a…左車輪駆動装置、19b…右車輪駆動装置、20…コントローラ、30…CPU、31…ROM、32…RAM、33…HDD、34…外部記憶I/F、35…通信I/F、36…バスライン、40…移動部、41…出力部、42…検出部、42a、42b…光検出部、42c…障害物検出部、43…制御部、44…除去部、50…自律移動ロボット
特開2003−170376号公報

Claims (9)

  1. 人の操作によらず自律的に移動する自律移動装置であって、
    前記自律移動装置が通過した場所に該自律移動装置の移動履歴となる標識を出力して、前記場所に前記標識を設置または記録する出力手段と、
    前記出力手段により出力された前記標識および前記自律移動装置の進行方向にある障害物の有無を検出する検出手段と、
    前記検出手段による検出結果に基づき、前記自律移動装置の進行方向を制御する制御手段とを含む、自律移動装置。
  2. 前記出力手段により出力された前記標識を回収または消去して該標識を除去する除去手段をさらに含み、
    前記検出手段により前記標識を検出し、前記制御手段により前記標識を検出した方向へ進行するように制御して、前記除去手段により前記標識を除去する、請求項1に記載の自律移動装置。
  3. 前記出力手段は、前記場所の床面に蛍光物質を塗布することにより前記標識を記録し、前記除去手段は、前記蛍光物質が塗布された前記床面を研磨することにより前記標識を除去する、請求項2に記載の自律移動装置。
  4. 前記出力手段により前記標識を出力するモードと、前記除去手段により前記標識を除去するモードのいずれかを設定するための入力を受け付ける入力手段を含み、
    前記入力手段が受け付け、設定された前記モードに応じて、前記出力手段または前記除去手段のいずれかが動作する、請求項2に記載の自律移動装置。
  5. 前記検出手段は、光を照射する照射手段と、前記標識からの光を検出するための2つの光検出手段と、前記障害物を検出するための障害物検出手段とを含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の自律移動装置。
  6. 前記制御手段は、前記2つの光検出手段の各々が検出した光の強度に基づき、前記自律移動装置の旋回方向を決定し、決定した前記旋回方向に前記自律移動装置を所定角度ほど旋回させた方向へ進行するように制御する、請求項5に記載の自律移動装置。
  7. 前記制御手段は、前記2つの光検出手段の各々が検出した光の強度に基づき、前記進行方向と該進行方向へ進行する距離とを不規則に変更する制御を行う、請求項5に記載の自律移動装置。
  8. 人の操作によらず自律的に移動する自律移動装置を制御する方法であって、
    前記自律移動装置が通過した場所に該自律移動装置の移動履歴となる標識を出力して、前記場所に前記標識を設置または記録するステップと、
    出力された前記標識および前記自律移動装置の進行方向にある障害物の有無を検出するステップと、
    前記検出するステップで得られた検出結果に基づき、前記自律移動装置の進行方向を制御するステップとを含む、制御方法。
  9. 請求項8に記載の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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