JP2016009073A - 表示装置及び表示装置の製造方法 - Google Patents

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康史 郷間
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Abstract

【課題】製造コストが低減された表示装置及び表示装置の製造方法を提供する。【解決手段】作業者は、透光板12の一面に設けられている指標41を用いて、養生部材5を容易に位置決めし、透光板12の前面に取り付ける。次に、作業者は、透光板12の前面とカバー11の内周縁部の後面との間の空隙Sに、充填剤21を充填する。このとき、食み出た充填剤21は養生部材5に付着する。その後、作業者は、透光板12から養生部材5を取り外す。指標41は印刷によって容易に設けられる。以上の結果、位置決めの労苦を省いて表示装置1の製造コストを低減することができる。【選択図】図9

Description

本発明は、表示部を覆う透光板の周縁部がカバーに覆われている表示装置及び表示装置の製造方法に関する。
浴室又は野外等に設置される表示装置は、居間又は寝室等に設置される場合よりも多量の水分に曝され易い。故に、表示装置の表示部は水密空間に収容されている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載の表示部(文中「表示装置」)は矩形パネル状である。表示部の周縁部は非表示領域であり、表示部の中央部は表示領域である。
表示部の周縁部は矩形枠状の内枠体に囲繞されており、表示部の両面は矩形平板状の透光板に覆われている。そして、内枠体と透光板との間に水密材が配されている。
表示部の正面側を覆う透光板の周縁部には、表示部の非表示領域を覆う遮光部が設けられている(特許文献2参照)。
特許文献2に記載の表示装置(文中「液晶表示装置」)の場合、透光板(文中「保護板」)の周縁部の全周に適幅に亘って遮光部が設けられている。遮光部は、表示装置内外への可視光線の透過を抑制する。この結果、表示装置の内部から外部への光漏れが抑制される上に、また、使用者による表示装置の内部の視認が抑制される。
特開2003−114623号公報 特開2012−047895号公報
水密材を設けるためには、内枠体と透光板との間に接着剤を充填することが考えられる。この場合、充填された接着剤は、固化することによって水密材になる。
しかしながら、接着剤の充填時には、内枠体と透光板との間から接着剤が食み出して透光板に付着することがある。透光板に付着した無用な接着剤は、表示装置の美観を損ねる。
そこで、接着剤の充填前に、例えばマスキングテープを用いて透光板の中央部を養生することが考えられる。内枠体と透光板との間から食み出した接着剤はマスキングテープに付着するので、接着剤の充填後、マスキングテープを剥がせば、透光板に無用な接着剤が付着することはない。
透光板を養生する際には、マスキングテープの正確な位置決めが肝要である。何故ならば、位置決めが不正確であると、透光板に無用な接着剤が付着したり、水密材を正確に配置することができなかったりするからである。しかしながら、透光板自体は何らの目印もない平板である。従って、マスキングテープを正確に位置決めする作業は手間暇が掛かる。このことは、表示装置の製造コストの増大を招く。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、正確な位置決めによって品質が向上した表示装置及び表示装置の製造方法を提供することにある。
本発明に係る表示装置は、表示部と、該表示部を正面側から覆う透光板と、該透光板の周縁部を正面側から覆うカバーとを備える表示装置において、前記透光板の正面と前記カバーの内周縁部の背面との間の空隙の少なくとも一部には充填剤が充填してあり、前記透光板の一面には前記充填剤の充填位置に対応する位置を示す指標が設けてあることを特徴とする。
本発明に係る表示装置は、前記表示部は、表示領域及び該表示領域を囲繞する非表示領域を有し、前記透光板の周縁部の一面には、前記非表示領域の内周縁部を覆う枠状遮光部が、前記透光板の周縁端から離隔して設けられており、前記指標は、前記枠状遮光部の外縁の少なくとも一部を含んでいることを特徴とする。
本発明に係る表示装置は、前記表示部は、表示領域及び該表示領域を囲繞する非表示領域を有し、前記透光板の周縁部の一面には、前記非表示領域を覆う周縁遮光部が設けてあり、該周縁遮光部には、複数個の切り欠き状部又は開口が形成してあり、前記指標は、前記切り欠き状部の周縁部又は開口の周縁部を含んでいることを特徴とする。
本発明に係る表示装置は、前記透光板は多角形状をなし、前記指標は、前記透光板の少なくとも隅部に対応して配されていることを特徴とする。
本発明に係る表示装置の製造方法は、本発明に係る表示装置の製造方法において、前記透光板の一面に前記指標を印刷する工程と、養生部材を、前記指標を用いて位置決めした上で、前記透光板の正面に取り付ける工程と、前記透光板の正面を、前記カバーで覆う工程と、前記透光板の正面と前記カバーの内周縁部の背面との間の空隙に前記充填剤を充填する工程と、前記養生部材を取り外す工程とを備えることを特徴とする。
本発明の表示装置及び表示装置の製造方法による場合、指標が設けてあるので、表示装置の製造時に透光板を養生する際、養生部材の正確な位置決めを容易に行なうことができる。また、印刷によって指標を設ける際の位置決めは容易である。以上の結果、位置決めの労苦を省いて表示装置の製造コストを低減することができる。
しかも、養生部材が正確に位置決めされているので、透光板に無用な充填剤が付着する虞がない上に、充填部を正確に配置することができる。以上の結果、表示装置の外観に関する品質を向上させることができる。
本発明の実施の形態1に係る表示装置が壁に取り付けられている状態を示す斜視図である。 表示装置の上端部分を略示する断面図である。 表示装置の下端部分を略示する断面図である。 表示装置の外観を略示する斜視図である。 表示装置の外観を略示する側面図である。 表示装置の構成を略示する分解斜視図である。 表示装置が備える指標を説明するための正面図である。 表示装置の製造方法を説明するための模式的な断面図である。 表示装置の製造方法を説明するための模式的な断面図である。 本発明の実施の形態2に係る表示装置が備える指標を説明するための正面図である。 本発明の実施の形態3に係る表示装置が備える指標を説明するための拡大正面図である。 本発明の実施の形態4に係る表示装置が備える指標を説明するための拡大正面図である。
以下、本発明を、その実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。以下の説明では、図において矢符で示す上下、前後、及び左右を使用する。
(実施の形態 1.)
図1は、本発明の実施の形態1に係る表示装置1が壁Wに取り付けられている状態を示す斜視図である。
図2及び図3は、壁Wに取り付けられている表示装置1の上端部分及び下端部分を略示する断面図である。
図4及び図5は、表示装置1の外観を略示する斜視図及び側面図である。
図6は、表示装置1の構成を略示する分解斜視図である。
図7は、表示装置1が備える指標を説明するための正面図である。
表示装置1は、カバー11、透光板12、緩衝材13、表示部14、止水部15、シール部材16、リアカバー17、連結部20、及び充填剤21を備えている。
表示部14は、表示装置1の本体である。カバー11、透光板12、緩衝材13、止水部15、シール部材16、リアカバー17、連結部20、及び充填剤21は、表示部14を水分から保護する防水構造を構成している。
まず、表示部14について説明する。
表示部14は矩形状をなし、液晶表示パネル141、光学シート群142、導光板143、及び不図示のLED基盤等を用いてなる。表示部14は、上下左右方向中央部に矩形状の表示領域14aを有し、表示領域14aの周縁部に、表示領域14aを囲繞する矩形枠状の非表示領域14bを有している。
次に、防水構造の各部について、透光板12、カバー11、連結部20、充填剤21、緩衝材13、止水部15、リアカバー17、及びシール部材16の順に説明する。
透光板12はガラス製であって、矩形平板状をなし、表示部14を正面側から覆っている。透光板12の上下左右方向中央部は、表示部14の表示領域14aと非表示領域14bの一部(具体的には内周縁部)と覆い、透光板12の周縁部は表示部14の非表示領域14bの残部を覆っている。
透光板12の周縁部の後面(一面)には、枠状遮光部31が設けられている。枠状遮光部31は、透光板12の後面に形成されている遮光性塗料層である。枠状遮光部31の厚みは、透光板12の厚みに比べると無視できる程度であるので、図2及び図3における枠状遮光部31の図示は省略している。また、図7においては枠状遮光部31をハッチングで強調表示してある。
枠状遮光部31は、矩形枠状である。枠状遮光部31の上枠、右枠、及び左枠夫々の幅に比べると、下枠は幅広である。枠状遮光部31は、可視光及び赤外線を遮る。ただし、枠状遮光部31の下枠の左右方向中央下部には、部分的に、可視光を遮り赤外線を透過する赤外透過部311が設けられている。
赤外透過部311を透過した赤外線は、表示部に備えられている図示しない受光部が受光する。受光部が受光すべき赤外線は、図示しないリモートコントローラが出力する。
枠状遮光部31は、表示部14の非表示領域14bの内周縁部を覆っている。このために、枠状遮光部31の外縁は、透光板12の周縁端から離隔配置されて、表示部14の非表示領域14bに対向配置されている。枠状遮光部31の内縁は、表示部14の表示領域14aと非表示領域14bとの境界部分に対向配置されている。
枠状遮光部31は黒色であるが、枠状遮光部31が十分な遮光性を有しているのであれば、黒色以外の色であってもよい。
カバー11は非透光性を有し、枠状になしてある。カバー11は、前面カバー111、周縁カバー112、及びフランジ113を一体に有している。
前面カバー111は、縦姿勢の平板状の矩形枠状をなし、透光板12の周縁部を正面側から覆っている。つまり、前面カバー111は、透光板12を介して表示部14の非表示領域14bを覆っている。
周縁カバー112は、横姿勢の矩形筒状をなし、透光板12の周縁部及び表示部14の周縁前部を上下左右方向から覆っている。
フランジ113は、周縁カバー112の後端部に突設してある。
連結部20は両面テープを用いてなる。連結部20は、透光板12の周縁部の前面(正面)とカバー11における前面カバー111の後面(背面)との間に介在して、カバー11と透光板12とを連結している。
連結部20の幅方向一端部は、透光板12の周縁端に位置している。
連結部20は、前面カバー111の内周縁部から離隔している。故に、透光板12の前面とカバー11における前面カバー111の内周縁部の後面との間に、連結部20の厚みに対応する空隙Sが形成されている。
なお、連結部20は両面テープに限定されず、例えば適宜の厚みを有する接着剤層であってもよい。
充填剤21は、塗布された接着剤が硬化したものである。充填剤21は、透光板12の前面とカバー11における前面カバー111の内周縁部の後面との間の空隙Sに充填してある。充填剤21の内周縁部は、枠状遮光部31の外縁に対向配置されている。つまり、枠状遮光部31の外縁は、充填剤21の内周縁部に対応する位置を示す指標41として機能する。換言すれば、指標41は、枠状遮光部31の外縁を含んでいる。
緩衝材13は矩形枠状の弾性部材である。緩衝材13は例えば合成ゴムを用いてなる。緩衝材13は、透光板12の周縁部と表示部14の非表示領域14bとの間に介在している。
止水部15は、上側止水部材151及び下側止水部材152を有している。上側止水部材151及び下側止水部材152夫々の形状は鏡像をなしている。
上側止水部材151は、上向きに開口したチャンネル材の両端部を下側へ屈曲させたようなコ字状である。上側止水部材151は、表示部14の上辺部と、左右両辺部夫々の上端部とを上側から覆っている。
下側止水部材152は、下向きに開口したチャンネル材の両端部を上側へ屈曲させたようなコ字状である。下側止水部材152は、表示部14の下辺部と、左右両辺部夫々の下端部とを下側から覆っている。
リアカバー17は非透光性を有し、皿状になしてある。リアカバー17は、後面カバー171、周縁カバー172、及びフランジ173を一体に有している。後面カバー171及び周縁カバー172は、皿の底面及び周面に相当する。
後面カバー171は、縦姿勢の矩形板状をなし、表示部14を背面側から覆っている。
周縁カバー172は、横姿勢の矩形筒状をなし、表示部14の周縁後部を上下左右方向から覆っている。
フランジ173は、周縁カバー172の前端部に突設してある。フランジ173は、カバー11のフランジ113に対面配置されている。
シール部材16は、カバー11のフランジ113とリアカバー17のフランジ173との間に介在している弾性部材である。シール部材16は、例えば枠状の合成ゴムを用いてなる。
次に、表示装置1の組み立て手順について説明する。
図8及び図9は、表示装置1の製造方法を説明する模式的な断面図である。説明を簡単にするために、図8及び図9に記載の上下左右方向は、図1〜図7に記載の上下左右方向に対応している。
作業者は、透光板12の後面に枠状遮光部31を印刷することによって、透光板12の後面に指標41を印刷する(図8A参照)。
枠状遮光部31を印刷する手順は、従来の表示装置が備えるべき透光板に遮光部を印刷する手順と略同様でよい。また、枠状遮光部31を印刷するために用いられる遮光塗料は、従来の遮光部を印刷するために用いられる遮光塗料と同じ物でよい。
枠状遮光部31の印刷工程には、公知の印刷機械が用いられる。このとき、枠状遮光部31の外縁及び内縁は、透光板12の周縁端から夫々適長離隔するよう、透光板12の周縁端を基準として自動的に位置決めされる。従って、枠状遮光部31(延いては指標41)の位置決めは容易である。
次に、作業者は養生部材5を準備する。本実施の形態の養生部材5は、マスキングテープである。
作業者は、透光板12の前面に養生部材5を貼り付ける(図8B参照)。このときに、作業者は、養生部材5の幅方向一端部を枠状遮光部31の外縁(即ち指標41)に対向させる。換言すれば、作業者は、指標41を用いて養生部材5を位置決めする。
養生部材5は、枠状遮光部31の上枠、下枠、左枠、及び右枠夫々に1本ずつ配される。
なお、養生部材5はマスキングテープに限定されるものではない。養生部材5は、例えば透光板12の前面を着脱可能に被覆する帯状又はシート状等であればよい。
仮に、指標41が存在しない場合(例えば透光板12に従来の遮光部が設けられている場合)、作業者は、透光板12の周縁端から適長離隔した位置に手作業で目印を設けてから、養生部材5を位置決めする必要がある。作業者にとって、目印を正確に設ける作業は大きな負担である。また、目印を正確に位置決めするためには長時間を要する。
一方、指標41が存在すれば、作業者が手作業で正確に目印を設ける必要がない分、作業者の負担が軽減される上に、作業時間が短縮される。つまり、指標41は製造コストの低減に大きく貢献する。
次いで、作業者は連結部20を用いてカバー11と透光板12とを連結した後、透光板12の前面とカバー11における前面カバー111の内周縁部の後面との間の空隙Sに未硬化の充填剤21を充填する(図9A参照)。
まず、カバー11と透光板12との連結について説明する。
作業者は、透光板12の周縁部前面に、連結部20の一面を貼り付ける。このとき、連結部20の幅方向一端部を、透光板12の周縁端に合わせる。つまり、透光板12に対する連結部20の位置決めは容易である。
透光板12に連結部20を貼り付けた後で、作業者は、透光板12の背面側から、連結部20の貼り付け状態を目視検査する。
次いで、作業者は、透光板12の前面をカバー11の前面カバー111で覆う。このために、作業者は、透光板12の周縁部前面をカバー11の前面カバー111の後面に向けて、連結部20の他面を前面カバー111の後面に貼り付ける。この結果、カバー11と透光板12とが連結部20を介して連結されると共に、透光板12の前面とカバー11における前面カバー111の内周縁部の後面との間に、連結部20の厚みに対応する空隙Sが形成される。
次に、充填剤21の充填について説明する。
充填剤21は、硬化後に防水性を有する接着剤である。作業者は、例えば図示しない市販の接着剤注入器を用いて、充填剤21を空隙Sに注入する。この結果、空隙Sに充填剤21が充填される。このとき、空隙Sから充填剤21が食み出して、養生部材5に付着することがある。
そこで、作業者は充填剤21の充填後、充填剤21が完全に硬化してしまう前に、養生部材5を剥がす(図9B参照)。この結果、無用な充填剤21が透光板12の前面に付着する虞はない。
充填剤21は、連結部20と共に、カバー11と透光板12とを連結する効果を奏する。
充填剤21の硬化後、作業者は、透光板12の背面側から、充填剤21の充填状態を目視検査する。また、透光板12の正面側から充填剤21に対する水掛け試験を行ない、透光板12の背面側から、充填剤21を越えた浸水の有無を目視検査する。
仮に、透光板12に従来の遮光部が設けられている場合、連結部20及び充填剤21に関して透光板12の背面側から目視検査を行なうことはできない。
以上のようにして、作業者は、カバー11と透光板12とが連結された前側ユニットを得る。
作業者とは、前側ユニットとは別に、後側ユニットを組み立てる。この後側ユニットとは、リアカバー17の上下方向中央部に表示部14が収容され、リアカバー17における表示部14の上側の空間及び下側の空間に止水部15の上側止水部材151及び下側止水部材152が収容されたものである。
次に、作業者は、透光板12と表示部14との間に緩衝材13を配置し、カバー11及びリアカバー17のフランジ113,173の間にシール部材16を配置して、前側ユニットを後側ユニットに取り付ける。このとき、フランジ113,173が互いにビス留めされる。
以上の結果、透光板12及びカバー11、並びにリアカバー17に囲繞された水密空間に表示部14が収容された表示装置1が得られる。表示装置1においては、表示部14は防水されている。
本実施の形態では、表示装置1は、浴室の壁Wに埋め込まれる。
壁Wには矩形開口が設けてあり、矩形開口の周縁上辺部及び周縁下辺部に、支持金具61,62が取り付けられている。支持金具61,62には、表示装置1のフランジ113,173がビス留めしてある。
表示装置1の周縁部は、防水性を有する化粧部材63,63,…によって正面側から覆われている。
なお、表示装置1は、浴室以外に配されてもよい。また、表示装置1は、図示しない壁掛け用金具に掛止される壁掛け式でもよく、又は、図示しないスタンドが取り付けられた据え置き式であってもよい。
以上のような表示装置1は、透光板12に指標41が設けてあるので、養生部材5の正確な位置決めを容易に行なうことができる。従って、位置決めの労苦を省いて表示装置1の製造コストを低減することができる。
また、指標41は、枠状遮光部31の外縁である。枠状遮光部31は、従来の遮光部に対応する。故に、指標41を設けるために、従来の表示装置の構成要素に新たに何かを追加する必要がない。つまり、部材点数を抑制して表示装置1の製造コストを低減することができる。
更に、透光板12における枠状遮光部31の外縁と透光板12の周縁端との間に、遮光性を有するものは存在しない。故に、この部分を通して、前側ユニットの検品を行なうことができる。この結果、歩留まりを向上させて表示装置1の製造コストを低減することができる。
しかも、無用な充填剤21が透光板12の前面に付着していないので、表示装置1の外観品位は高い。更に、養生部材5によって充填剤21が正確に配置されるので、表示装置1の防水性を向上させることができる。
(実施の形態 2.)
図10は、本発明の実施の形態2に係る表示装置1が備える指標421,422を説明するための正面図である。図10は、実施の形態1の図7に対応する。
本実施の形態の表示装置1は、実施の形態1の表示装置1と略同様の構成である。以下では、実施の形態1との差異について説明し、その他、実施の形態1に対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
本実施の形態の表示装置1が備える透光板12には、実施の形態1の指標41に替えて、各4個の指標421,421,…及び指標422,422,…が設けられている。このために、透光板12には、実施の形態1の枠状遮光部31に替えて、周縁遮光部32が設けられている。図10には、実施の形態1の指標41の配置位置が二点鎖線で示されている。
周縁遮光部32は、従来の表示装置が備える透光板に設けられている遮光部と略同様である。従って、周縁遮光部32は、表示部14の非表示領域14bを覆う。従来の遮光部との差異は、周縁遮光部32には各4個の切り欠き状部321,321,…及び切り欠き状部322,322,…が形成してあることである。
切り欠き状部321,321,…は夫々正方形状をなし、透光板12の四隅部に配されている。各切り欠き状部321の2辺部は、実施の形態1の指標41の配置位置の延長線上に位置している。各切り欠き状部321の2辺部(周縁部)は、夫々指標421として機能する。
切り欠き状部322,322,…は夫々長方形状をなし、透光板12の四辺部に配されている。各切り欠き状部322は、透光板12の一辺部の長さ方向中央部に配されている。切り欠き状部322の短手方向の長さは、切り欠き状部321の一辺の長さと同じである。切り欠き状部322の長辺部は、実施の形態1の指標41の配置位置に位置している。切り欠き状部322の長辺部(周縁部)は、本実施の形態の指標422として機能する。
例えば透光板12の右辺部に関し、作業者は、右上隅の切り欠き状部321に係る上下方向の指標421と、右側の切り欠き状部322に係る指標422と、右下隅の切り欠き状部321に係る上下方向の指標421とを用いて、養生部材5を位置決めする。
また、透光板12の下辺部に関し、作業者は、左下隅の切り欠き状部321に係る左右方向の指標421と、下側の切り欠き状部322に係る指標422と、右下隅の切り欠き状部321に係る上下方向の指標421とを用いて、養生部材5を位置決めする。
透光板12の背面側からの前側ユニットの検品は、切り欠き状部321,321,…及び切り欠き状部322,322,…夫々の形成位置で行なうことが可能である。しかしながら、これらが形成されていない位置では、透光板12の背面側からの前側ユニットの検品は不可能である。
以上のような周縁遮光部32、延いては指標421,422は、印刷によって容易に得られる。
ところで、実施の形態1の透光板12には、枠状遮光部31と透光板12の周縁端との間に遮光性を有するものがない。故に、透光板12の周縁端近傍の後面に入射した光が、透光板12の内部を通って透光板12の前面から外部へ出射する虞がある。即ち、光漏れが起きる虞がある。
一方、周縁遮光部32は、実施の形態1の枠状遮光部31から透光板12の周縁端までを夫々覆う突設遮光部320,320,…が枠状遮光部31の外縁の一部に突設されたものである、ともいえる。各突設遮光部320は、光漏れが起こり易い箇所に配してあればよい。従って、切り欠き状部321,321,…及び切り欠き状部322,322,…の形成位置及び個数は、本実施の形態の形成位置及び個数に限定されるものではない。
以上のような表示装置1は、透光板12に指標421,422が設けてあるので、養生部材5の正確な位置決めを容易に行なうことができる。また、指標421,422を設ける際の位置決めは容易である。以上の結果、位置決めの労苦を省いて表示装置1の製造コストを低減することができる。
また、指標421,422を設けるために、従来の表示装置の構成要素に新たに何かを追加する必要がない。つまり、部材点数を抑制して表示装置1の製造コストを低減することができる。
更に、切り欠き状部321,321,…及び切り欠き状部322,322,…を通して、前側ユニットの検品を行なうことができる。この結果、歩留まりを向上させて表示装置1の製造コストを低減することができる。
更にまた、光漏れの抑制を奏することができる。
しかも、実施の形態1の表示装置1と同様に、外観品位及び防水性を向上させることができる。
(実施の形態 3.)
図11は、本発明の実施の形態3に係る表示装置1が備える指標431,432を説明するための拡大正面図である。図11は、実施の形態2の図10に対応する。ただし、図11に示す透光板12は、図10に示す透光板12の右半分に対応する。
本実施の形態の表示装置1は、実施の形態2の表示装置1と略同様の構成である。以下では、実施の形態2との差異について説明し、その他、実施の形態2に対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
本実施の形態の表示装置1が備える透光板12には、実施の形態2の指標421,422に替えて、指標431,432が設けられている。このために、透光板12には、実施の形態2の周縁遮光部32に替えて、周縁遮光部33が設けられている。
周縁遮光部33は、周縁遮光部32と略同様である。周縁遮光部32との差異は、切り欠き状部321,321,…及び切り欠き状部322,322,…に替えて、開口331,331,…及び開口332,332,…が形成してあることである。
開口331,331,…は夫々L字状をなし、透光板12の四隅部に対応して、透光板12の周縁端から離隔して配されている。開口331,331,…は、実施の形態2の切り欠き状部321,321,…を狭めたものであり、指標431は実施の形態2の指標421が短くなったものである。
開口332,332,…は夫々長方形状をなし、透光板12の四辺部に対応して、透光板12の周縁端から離隔して配されている。開口332,332,…は実施の形態2の切り欠き状部322,322,…を狭めたものであり、指標432は実施の形態2の指標422に相当する。
以上のような周縁遮光部33、延いては指標431,432は、印刷によって容易に得られる。
以上のような表示装置1は、透光板12に指標431,432が設けてあるため、養生部材5の正確な位置決めを容易に行なうことができる。従って、位置決めの労苦を省いて表示装置1の製造コストを低減することができる。
更に、本実施の形態の指標431,432が設けてある場合、実施の形態1,2の指標41,421,422が設けてある場合よりも、透光板12の周縁部の遮光性を向上させることができる。何故ならば、透光板12の周縁部において、周縁遮光部33が印刷されていない領域の面積は、実施の形態1,2の枠状遮光部31又は周縁遮光部32が印刷されていない領域よりも極端に小さいからである。故に、指標41,421,422が設けてあると表示部14の周縁部への光漏れが特に問題となる場合には、指標41,421,422に替えて指標431,432が設けてあると、光漏れを最小限とすることができる。
また、指標431,432を設けるために、従来の表示装置の構成要素に新たに何かを追加する必要がない。つまり、部材点数を抑制して表示装置1の製造コストを低減することができる。
しかも、実施の形態1の表示装置1と同様に、外観品位及び防水性を向上させることができる。
ただし、開口331,331,…及び開口332,332,…の面積は、切り欠き状部321,321,…及び切り欠き状部322,322,…の面積よりも小さいため、開口331,331,…及び開口332,332,…の形成位置で透光板12の背面側からの前側ユニットの検品を行なうことは困難である。
本発明の実施の形態に係る周縁遮光部は、切り欠き状部及び開口を両方有していてもよい。
(実施の形態 4.)
図12は、本発明の実施の形態4に係る表示装置1が備える指標44を説明するための拡大正面図である。図12は、実施の形態1の図7に対応する。ただし、図12に示す透光板12は、図7に示す透光板12の右半分に対応する。
本実施の形態の表示装置1は、実施の形態1の表示装置1と略同様の構成である。以下では、実施の形態1との差異について説明し、その他、実施の形態1に対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
実施の形態1の枠状遮光部31は、外縁が指標41として機能する。つまり、透光板12に枠状遮光部31が設けられていることによって、充填剤21の充填のためのマスキング(養生)を精度よく行なうことができる。
ところが、枠状遮光部31は、光漏れの抑制という点では不利になる虞がある。何故ならば、透光板12に厚さがあるからである。
ここで、図9Bを参照しつつ、透光板12の周縁部における遮光について説明する。
透光板12を真正面から見た場合、透光板12の周縁部は、枠状遮光部31、充填剤21、及びカバー11の前面カバー111によって、隙間なく覆われている(即ち遮光されている)。
ところが、例えば透光板12の左辺部を右斜め前から見た場合、枠状遮光部31の外縁と充填剤21の内周縁部との間から透光板12の周縁部が見える。即ち、この部分に透光性を有する隙間がある。つまり、枠状遮光部31の外縁と充填剤21の内周縁部との間の遮光は、透光板12に対する斜め方向の光に対しては十分ではないことがある。
そこで、透光性を有する隙間を可及的低減することが考えられる。
本実施の形態の表示装置1が備える透光板12には、実施の形態1の指標41に替えて、4個の指標44,44,…が設けられている。このために、透光板12には、実施の形態1の枠状遮光部31に替えて、枠状遮光部34が設けられている。図12には、実施の形態1の指標41の配置位置が二点鎖線で示されている。
枠状遮光部34は、実施の形態1の枠状遮光部31と略同様であり、枠状遮光部34の内縁の配置位置は、枠状遮光部31の内縁の配置位置と同じである。また、枠状遮光部34の外縁の四隅の配置位置は、枠状遮光部31の外縁の四隅の配置位置と同じである。枠状遮光部34の外縁の四隅は、指標44,44,…として機能する。枠状遮光部34と枠状遮光部31との差異は、枠状遮光部34が、四隅を除いて枠状遮光部31よりも太幅であることである。つまり、枠状遮光部34の四隅を除く外縁は、枠状遮光部31の外縁よりも透光板12の周縁端側に位置している。
例えば透光板12の右辺部に関し、作業者は、右上隅及び右下隅の指標44,44を用いて、養生部材5を位置決めする。
また、透光板12の下辺部に関し、作業者は、左下隅及び右下隅の指標44,44を用いて、養生部材5を位置決めする。
以上のような枠状遮光部34、延いては指標44は、印刷によって容易に得られる。
枠状遮光部34は、実施の形態1の枠状遮光部31から透光板12の周縁端までを夫々覆う突設遮光部340,340,…が枠状遮光部31の外縁の一部に突設されたものである、ともいえる。各突設遮光部340は、光漏れが起こり易い箇所に配してあればよい。従って、枠状遮光部34の外縁の四隅のみならず、周縁方向中央部にも指標44が設けられていてもよい。
突設遮光部340は、透光板12の周端までを完全に覆っているわけではないので、部分的にではあるが、透光板12の背面側からの前側ユニットの検品を行なうことが可能である。
以上のような表示装置1は、透光板12に指標44,44,…が設けてあるため、養生部材5の正確な位置決めを容易に行なうことができる。従って、位置決めの労苦を省いて表示装置1の製造コストを低減することができる。
また、指標44を設けるために、従来の表示装置の構成要素に新たに何かを追加する必要がない。つまり、部材点数を抑制して表示装置1の製造コストを低減することができる。
更に、透光板12における枠状遮光部34の外縁と透光板12の周縁端との間を通して、前側ユニットの検品を行なうことができる。この結果、歩留まりを向上させて表示装置1の製造コストを低減することができる。
更にまた、光漏れの抑制効果を奏することができる。
しかも、実施の形態1の表示装置1と同様に、外観品位及び防水性を向上させることができる。
本実施の形態1〜4においては、指標41,421,422,431,432,44(延いては枠状遮光部31、周縁遮光部32,33、及び枠状遮光部34)は透光板12の背面に設けられているが、透光板12の正面に設けられていてもよい。ただし、透光板12の背面に設けられている方が、例えば他部材との衝突又は摩擦等による指標41,421,422,431,432,44の欠損、かすれ等が生じないとう利点がある。
カバー11は枠状でなくてもよく、非透光性でなくてもよい。防水性が不要であれば、表示部14は水密空間に収容されている必要はない。この場合、充填剤21は透光板12の正面とカバー11の内周縁部の背面との間の周縁方向全周に亘って充填されている必要はない。
最後に、本発明の実施の形態についてまとめる。
本発明に係る表示装置1は、表示部14と、表示部14を正面側から覆う透光板12と、透光板12の周縁部を正面側から覆うカバー11とを備える表示装置1において、透光板12の正面とカバー11の内周縁部の背面との間の空隙Sの少なくとも一部には充填剤21が充填してあり、透光板12の一面には充填剤21の充填位置に対応する位置を示す指標41,421,422,431,432,44が設けてあることを特徴とする。
本発明に係る表示装置1は、表示部14は、表示領域14a及び表示領域14aを囲繞する非表示領域14bを有し、透光板12の周縁部の一面には、非表示領域14bの内周縁部を覆う枠状遮光部31,34が、透光板12の周縁端から離隔して設けられており、指標41,44は、枠状遮光部31,34の外縁の少なくとも一部を含んでいることを特徴とする。
本発明に係る表示装置1は、表示部14は、表示領域14a及び表示領域14aを囲繞する非表示領域14bを有し、透光板12の周縁部の一面には、非表示領域14bを覆う周縁遮光部32,33が設けてあり、周縁遮光部32,33には、複数個の切り欠き状部321,322又は開口331,332が形成してあり、指標41,421,422,431,432,44は、切り欠き状部321,322の周縁部又は開口331,332の周縁部を含んでいることを特徴とする。
本発明に係る表示装置1は、透光板12は多角形状をなし、指標41,421,431,44は、透光板12の少なくとも隅部に対応して配されていることを特徴とする。
本発明に係る表示装置1の製造方法は、本発明に係る表示装置1の製造方法において、透光板12の一面に指標41,421,422,431,432,44を印刷する工程と、養生部材5を、指標41,421,422,431,432,44を用いて位置決めした上で、透光板12の正面に取り付ける工程と、透光板12の正面を、カバー11で覆う工程と、透光板12の正面とカバー11の内周縁部の背面との間の空隙Sに充填剤21を充填する工程と、養生部材5を取り外す工程とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、表示装置を製造する作業者は、透光板の正面に養生部材を取り付ける際に、透光板の一面に設けられている指標を用いて、養生部材の位置決めを行なう。従って、養生部材の正確な位置決めが容易である。
次いで、作業者は、透光板の正面とカバーの内周縁部の背面との間の空隙に、充填剤を充填する。このときに、透光板の正面とカバーの内周縁部の背面との間の空隙から防水剤が食み出ても、食み出た防水剤は養生部材に付着する。
その後、作業者は、透光板から養生部材を取り外す。この結果、防水剤が付着していない透光板が容易に得られる。
表示装置においては、指標と、充填剤の充填位置とが対応する位置にある。
指標は印刷によって設けられる。従って、指標の位置決めは容易である。
本発明にあっては、表示装置は枠状遮光部を更に備える。
従来の遮光部は、透光板の周縁部の一面に全面的に設けられているが、枠状遮光部は、透光板の周縁端から離隔している。つまり、枠状遮光部は、従来の遮光部の外周縁部を省略したものに相当する。
指標には、枠状遮光部の外縁の少なくとも一部が含まれている。換言すれば、従来の表示装置の構成要素に新たに何かを追加することによって指標を設けるのではなく、従来の透光板に設けられている遮光部の形状及び形成範囲等を変更することによって、透光板に指標を設けている。この結果、部品点数を低減して製造コストの低減を図ることができる。
本発明にあっては、表示装置は周縁遮光部を更に備える。
周縁遮光部は、従来の遮光部に切り欠き状部又は開口が設けられたものに相当する。
指標には、切り欠き状部の周縁部又は開口の周縁部が含まれている。換言すれば、従来の表示装置の構成要素に新たに何かを追加することなく透光板に指標を設けている。この結果、部品点数を低減して製造コストの低減を図ることができる。
切り欠き状部又は開口の大きさが十分に小さいか、又は、光漏れが起こり難い箇所に形成してあれば、周縁遮光部は、光漏れの発生を抑制することができる。
本発明にあっては、指標は、多角形状の透光板の少なくとも隅部に対応して配されている。即ち、指標が設けられている範囲は必要最小限である。
表示装置が完成した後は、指標そのものが表示装置における表示に貢献することはないので、必要最小限の範囲に指標を設けることによって、指標を無駄に大きく設けることによる製造コストの増大を抑制することができる。
今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した意味ではなく、特許請求の範囲と均等の意味及び特許請求の範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
また、本発明の効果がある限りにおいて、表示装置1に、実施の形態1〜3に開示されていない構成要素が含まれていてもよい。
各実施の形態に開示されている構成要件(技術的特徴)はお互いに組み合わせ可能であり、組み合わせによって新しい技術的特徴を形成することができる。
1 表示装置
11 カバー
12 透光板
14 表示部
21 充填剤
31,34 枠状遮光部
32,33 周縁遮光部
321,322 切り欠き状部
331,332 開口
41,421,422,431,432,44 指標
5 養生部材

Claims (5)

  1. 表示部と、
    該表示部を正面側から覆う透光板と、
    該透光板の周縁部を正面側から覆うカバーとを備える表示装置において、
    前記透光板の正面と前記カバーの内周縁部の背面との間の空隙の少なくとも一部には充填剤が充填してあり、
    前記透光板の一面には前記充填剤の充填位置に対応する位置を示す指標が設けてあることを特徴とする表示装置。
  2. 前記表示部は、表示領域及び該表示領域を囲繞する非表示領域を有し、
    前記透光板の周縁部の一面には、前記非表示領域の内周縁部を覆う枠状遮光部が、前記透光板の周縁端から離隔して設けられており、
    前記指標は、前記枠状遮光部の外縁の少なくとも一部を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記表示部は、表示領域及び該表示領域を囲繞する非表示領域を有し、
    前記透光板の周縁部の一面には、前記非表示領域を覆う周縁遮光部が設けてあり、
    該周縁遮光部には、複数個の切り欠き状部又は開口が形成してあり、
    前記指標は、前記切り欠き状部の周縁部又は開口の周縁部を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記透光板は多角形状をなし、
    前記指標は、前記透光板の少なくとも隅部に対応して配されていることを特徴とする請求項1から3の何れかひとつに記載の表示装置。
  5. 請求項1から4の何れかひとつに記載の表示装置の製造方法において、
    前記透光板の一面に前記指標を印刷する工程と、
    養生部材を、前記指標を用いて位置決めした上で、前記透光板の正面に取り付ける工程と、
    前記透光板の正面を、前記カバーで覆う工程と、
    前記透光板の正面と前記カバーの内周縁部の背面との間の空隙に前記充填剤を充填する工程と、
    前記養生部材を取り外す工程と
    を備えることを特徴とする表示装置の製造方法。
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