JP2016008074A - リフィル容器用注出構造と該構造を備えたリフィル容器、および該リフィル容器に液状化粧料を充填した化粧料製品 - Google Patents

リフィル容器用注出構造と該構造を備えたリフィル容器、および該リフィル容器に液状化粧料を充填した化粧料製品 Download PDF

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Abstract

【課題】中栓を備えた化粧料容器等に汎用的に使用することができ、内容物を確実且つ容易に詰め替え可能なリフィル容器用注出構造の提供。
【解決手段】底部11と該底部の周縁から立設する周壁12により詰め替え先容器の口頸部が挿入可能な挿入部を形成するキャップと、天壁21と該天壁の周縁18から垂下する周壁を有し、前記挿入部内において軸方向に摺動可能に設けられた摺動部材とを備え、前記キャップの底部には破断可能なシール部17により閉塞された注出口が形成され、前記摺動部材の天壁には前記詰め替え先容器の口部または前記中栓の吐出口に挿入可能な注出ノズル23が立設されるとともに天壁の下面には押圧部24が下方へ突設され、該注出ノズルから押圧部にかけて注出路が貫通形成されていることを特徴とするリフィル容器用注出構造。
【選択図】図5

Description

本発明は、液状化粧料や液状洗剤、液状の飲食品、薬品等、液体を容器に詰め替えるためのリフィル用容器注出構造(スパウト)に関し、更に詳細には、容器本体について改良を加えることなく、リフィル容器に装着されて容易且つ確実に内容物を詰め替えることが可能なリフィル容器用注出構造と該構造を備えたリフィル容器、および該リフィル容器に液状化粧料を充填した化粧料製品に関する。
従来、洗剤やシャンプー、リンス類の詰め替え(リフィル)のために内容物のみ販売することは一般的に行われているが、近年、高価な液状化粧料についても詰め替え用に化粧料のみが販売されるケースが増えている。そして、高価な化粧料の場合には、安価なシャンプーやリンスなどとは異なり、たとえ少量であっても内容物が無駄にならないよう、内容物をこぼすことなく確実に詰め替えたいという要請が特に強い。
ところで、液状化粧料は通常ビンなどの容器に入れられて販売されているが、かかる容器の口部は、吐出用としては、内容物の吐出量を適量にコントロールするために口径は適度に小さい方が好ましい。そのため、容器の口部先端を直接小口径に成形する場合もあるが、一方で、内容物を充填する充填口としては、容器への充填効率が下がらないよう口部の口径をできるだけ広くとることが好ましい。そこで、吐出用に容器口部に小口径の吐出口を備えた中栓を取り付ける方法が、両者を満足できるメリットを有するため、広く行われている。この中栓の吐出口は、内容物の液体の粘性などによってその口径寸法が決まるが、一般に3mm〜12mm程度であり、シャンプーやリンスなどよりも粘性が低い化粧水、乳液などの液状化粧料の場合には、一般に3mm〜8mm程度とその口径はより小さく形成される傾向にある。そのため、容器本体から中栓を外すことなくその吐出口からリフィルすることは困難であった。
そこで、液状化粧料の詰め替えを行う場合は、容器の中栓を口部から取り外して行うことが一般的となっている。しかしながら、中栓は通常の使用で取れることがないように容器口部に対して無理嵌合されており、取り外し作業が煩雑であった。また、中栓を取り外す作業中に誤って容器内に残っている化粧料をこぼしてしまうおそれもあった。
以上の課題を解決すべく、特許文献1及び2には中栓が容器の口部に取り外し可能に取り付けられた詰替用容器が開示されている。これらのものは、上記のような中栓の取り外しに伴う煩わしさを解消するものであるが、中栓をキャップ状として形成しているため、その上から被冠される外蓋が容器口部に対して大きくなってしまい、容器のデザイン的なバランスがくずれるおそれがあった。また、中栓を外すことにより注入作業は容易になるものの、詰め替え中にリフィル容器の注出口が容器口部から外れてしまったり、容器を倒してしまったりするなどして内容物がこぼれるおそれがあった。さらに、化粧水や乳液などの液状化粧料は一般に6,000mPa・s(25℃)程度より低い粘度であることが多く、シャンプーやリンスなどと比べても粘性が低いため、リフィル容器の注出口を下に向けて容器口部にまで持ってくるまでの間にリフィル容器から内容物がこぼれてしまうおそれもあった。
そこで、特許文献3には、閉塞体により注出口が閉塞された栓部材と、該閉塞体の外周縁に設けられた弱化部を押圧して破断するための刃部が形成された操作部材とを備えた詰め替え容器が開示されている。
しかしながら、このものは、シャンプーやリンスのディスペンサー容器のように詰め替え時に詰め替え先の容器本体の口部が広く開口した状態のものを対象としており、化粧料容器のように中栓付きの容器についての使用は想定されておらず、中栓を外すことなく詰め替えることは困難であった。
さらに、特許文献3の容器は、刃部が破断部に連設された複数の刃を備え、それらのうち最も高く突出するものが弱化部に先に当接し、かかる部分を起点に破断が開始する。すなわち、この最も突出した刃が最初に当接する弱化部の位置は、操作部材の周方向の向きによって決まるため、操作部材の向きを位置合わせすることなく破断開始点を特定することができない。そのため、弱化部はどの部分に刃の先端が当接しても良いようにすべての部分を破断可能な厚みで形成する必要があり、その一方で、かかる弱化部は閉塞(シール)に必要な強度を有していなければならず、それらの要請を両立させるための調整が困難であった。
また、弱化部を同じ厚みで形成する場合、弱化部の破断を進める段階において一気に全ての弱化部が破断してしまい、閉塞体が操作部材の内壁から完全に分離してしまうおそれがあり、その結果、分離した閉塞体が内容物の注出にともない、再び注出口を閉塞してしまう可能性もあった。特許文献3ではかかる現象を防止するため、刃部から大きく後退して逃げ部を設け、破断時に弱化部の連結部側になるべく負荷がかからないようにしている。しかし、かかる構成によると、操作部材の縦方向の長さが長くなってしまい、容器が嵩張るという問題もあった。
このような問題を解決するために、例えば、弱化部の一部を肉厚に形成した連結部を設け閉塞体と内壁の連結を維持することが考えられるが、その場合、最初に弱化部に当接する刃部の当接する場所をあらかじめ位置決めする必要があり、特許文献3の容器では操作部材の周方向の向きをその都度合わせるなど、使用における煩雑さが増すおそれがあった。
実開平7−33861 特許第4793813号 特開2012−158361
そこで本発明は、従来のリフィル容器の詰め替え機構のかかる欠点を克服し、化粧料容器をはじめ一般的な液体用の容器について、中栓装着の有無に関わらず汎用的に使用することができ、とりわけ小口径の吐出口を有する中栓を装着した詰め替え先容器に対し、中栓装着のままの状態で詰め替え先容器の口頸部に被冠して内容物を確実且つ容易に詰め替え可能であり、さらに、シール部の破断開始部分の位置決めをすることなく容易に操作可能なリフィル容器用注出構造、該構造を備えたリフィル容器、および該リフィル容器に液状化粧料を充填した化粧料製品の提供をその課題とするものである。
本発明は、上記課題を解決するものであり、詰め替え先容器の口頸部に被冠して、詰め替え先容器の口部より、または詰め替え先容器口部に取り付けられた中栓の吐出口より内容物を詰め替え可能なリフィル容器用注出構造であって、底部と該底部の周縁から立設する周壁により詰め替え先容器の口頸部が挿入可能な挿入部を形成するキャップと、天壁と該天壁の周縁から垂下する周壁を有し、前記挿入部内において軸方向に摺動可能に設けられた摺動部材とを備え、前記キャップの底部には破断可能なシール部により閉塞された注出口が形成され、前記摺動部材の天壁には前記詰め替え先容器の口部または前記中栓の吐出口に挿入可能な注出ノズルが立設されるとともに天壁の下面には押圧部が下方へ突設され、該注出ノズルから押圧部にかけて注出路が貫通形成されており、前記シール部は前記押圧部側に一部が突出する突出点を備え、摺動部材がキャップ内に押し込まれることにより前押圧部の先端部が該突出点に当接し、該突出点付近よりシール部の破断が開始することを特徴とするリフィル容器用注出構造である。
さらに、本発明は、該リフィル容器用注出構造を備えたリフィル容器と、該リフィル容器に液状化粧料を充填した化粧料製品である。
本発明にかかるリフィル容器用注出構造、該リフィル容器用注出構造を備えたリフィル容器、あるいは該リフィル容器に液状化粧料を充填した化粧製品は、リフィル容器を逆さにしても内容物がこぼれるおそれがなく、小口径の吐出口を備えた中栓が装着されている化粧料等の容器についても、容器口頸部に被冠することで注出ノズルが中栓吐出口に挿入されるため、中栓を詰め替え先の容器から取り外すことなく、容易且つ確実に内容物を詰め替えることができる。
また、本発明にかかるリフィル容器用注出構造、該リフィル容器用注出構造を備えたリフィル容器、あるいは該リフィル容器に液状化粧料を充填した化粧製品は、押圧部の先端部が常にまずシール部の突出点に当接するため破断開始部分を特定することができ、当該部分のシール部肉厚をより薄くすることにより破断を容易とすることや、あるいは、その他の部分のシール部肉厚をより厚くして破断しない接続部を設けることができる。そして、使用する際も摺動部材の位置決めは不要なため、詰め替え作業が容易である。
(a)本発明のリフィル容器用注出構造のキャップ部の正面図、(b)同平面図、(c)同中央横断面図、(d)同中央縦断面図 (a)本発明のリフィル容器用注出構造のキャップ部におけるシール部の一実施態様を示す拡大断面図、(b)さらに別の態様における同拡大断面図 (a)本発明のリフィル容器用注出構造の摺動部材の正面図、(b)同平面図、(c)同断面図 (a)本発明のリフィル容器用注出構造の他の態様における、注出ノズルの横断面図、(b)さらに別の態様における同横断面図 本発明のリフィル容器用注出構造の断面図 (a)本発明のリフィル容器用注出構造の使用状態の一態様を表した断面図、(b)本発明のリフィル容器用注出構造の使用状態の一態様を表した断面図
以下、本発明のリフィル容器用注出構造の実施態様を、図面に基づいて具体的に説明する。なお、本発明はこれら実施態様に何ら制約されるものではない。
本発明のリフィル容器用注出構造は、リフィル容器本体に取り付けられ、詰め替え先の容器の口頸部に被冠されるキャップ1と、キャップ1の内部で軸方向に摺動可能に設けられた摺動部材2から構成される。以下、各部について詳述する。
図1に示すように、キャップ1は、底部11と底部11の周縁から立設する筒状の周壁12により化粧料容器の口頸部を挿入可能な挿入部19を形成しており、周壁12上端には挿入部19の開口15を封止するための蓋部13が開閉自在に設けられている(図1で蓋部13は開状態である)。また、底部11の裏面には筒状の基部14が垂下し、リフィル容器本体が取り付けられる取付部141が横方向に突出して設けられている。なお、本実施態様では、基部14と取付部141は連続して一体に形成されているが、取付部141を別の部材として形成しても良く、その場合、基部14の下部を取付部141の上部から差し込み、嵌合などにより取付可能とすることができる。
キャップ1の底部11の中央には注出口16が貫設され、この注出口16の周縁部を囲むようにして周壁18が挿入部19内へ立設している。そして、注出口16はシール部17によってその開口が閉塞されている。図2(a)に示すように、かかるシール部17は挿入部19側からの押圧により破断可能な程度の肉厚に形成された易破断部171がその外周縁に設けられ、周壁18の内周面に環状に突設された凸条部174の先端に連設されている。本実施態様において、シール部17はキャップ1の他の部分と同一の材質により円形の板状に形成されているが、保管時において注出口16を確実に閉塞でき、且つ、リフィル時には押圧で破断開封できるものであれば素材や形状はこれに限定されない。
また、シール部17には突出点173が設けられている。突出点173は、シール部17の他の部分よりも挿入部19側へ突出するように形成されており、図2(a)の態様ではシール部17が側面視で水平方向より所定角度斜めになるように形成され、これにより、もっとも高い部分に位置するシール部17の一部が突出点173となる。また、図2(b)に示す異なる態様のように、シール部17を水平に設け、シール部17の一部に他の部分よりも挿入部19側に突出する凸状の突出点173を設けてもよい。なお、シール部17を側面視で水平より所定角度斜めになるように形成する場合、その傾斜角度は任意であるが、水平0.1〜45度の範囲になるように形成することが好ましく、更に、0.1〜10度が好ましい。
易破断部171はシール部17の全外周縁に設けても良いが、図2のように、シール部17の外周縁の一部に易破断部171よりも肉厚に形成され、押圧では破断されない接続部172を設けても良い。なお、後述するとおり、易破断部171は突出点173付近よりその破断を開始するため、接続部172はシール部17の外周縁の突出点173と対向する反対部分に設けることが好ましい。また、接続部172以外の易破断部171は基本的にすべて同じ肉厚で形成されるが、たとえば、突出点173付近の易破断部171のみ他の部分よりも肉厚が薄くなるように形成しても良い。それにより、突出点173付近の易破断部171の破断開始がより容易となるため好ましい。
キャップ1の周壁12の内周面の下部には、係止突起121が周方向に連続して凸設され、周壁12の外周面の下端には滑り止め部122が凸設されている。また、本実施態様では、周壁12の上端に開閉自在の蓋部13が一体に設けられているが、蓋部13は周壁12から独立した着脱自在な部材としても良い。かかる蓋部13の裏側からは係合部132が垂設され、蓋部13を閉じたときにキャップ1の周壁12の内周面に係合可能となっている。さらに、蓋部13の裏側の中央には押さえ部131が突設している。
図3に示すように、摺動部材2は天壁21と天壁21の周縁から垂下する周壁22を備え、天壁21の上面からは円筒状の注出ノズル23が垂直に立設し、天壁21の下面からは円筒状の押圧部24が周壁22の下端よりさらに下方へ突出するように設けられている。これら注出ノズル23と押圧部24内には注出路25が連続して貫通形成されている。注出ノズル23は化粧料等容器の中栓の吐出口に挿入可能な外寸に形成されているが、図6に示すように、注出ノズル23と中栓吐出口421の間にはわずかな空隙を設けてリフィル時に容器内の空気が逃げるようにその外寸を設定するのが好ましい。また、天壁21の上面には凸条部211が放射状に複数凸設されている。さらに、周壁22の外周面には周方向に連続して係止溝221aおよび係止溝221bが上下2箇所凹設されている。なお、上記では、詰め替え先の容器に中栓が装着されている場合について説明したが、本発明にかかるリフィル容器用注出構造は容器の口部から中栓を取り外した状態でも口部から直接リフィルすることができ、さらに、中栓を有さずに容器の口部先端に吐出口を有する容器についても吐出口からリフィル可能となっている。これらの詰め替え先容器の口部(吐出口)としては、小口径や大口径のものを適用できるが、特に小口径の吐出口の容器の場合、注出ノズル23と吐出口の間にわずかな空隙を設けてリフィル時に容器内の空気が逃げるように注出ノズル23の外寸を設定するのが好ましい。
なお、上記実施態様においては、注出ノズル23の内壁の形状、即ち注出路25の横断面の形状は図3(b)に示すように円形であるが、注出路25をより広くするために、例えば図4に示すように注出ノズル23の内壁の一部に一または複数の縦凹溝26を形成してもよい。縦凹溝26の横断面形状は図4(a)では略半円形状であるが、これに限定されず、頂角を一または複数有する多角形の横断面形状の、例えば図4(b)のような形状のものであってもよい。また、縦凹溝26は注出路25の軸線に対し平行に設けてもよいが、内容物の注出を妨げない範囲内において、螺旋状に設けてもよい。
図5は、キャップ1内に摺動部材2を取り付けたリフィル前の状態を表す断面図である。図に示すように、キャップ1の挿入部19内において、摺動部材2は注出ノズル23の先端を上に向けた状態で装着される。そして、摺動部材2の周壁22の外径はキャップ1の周壁12の内径とほぼ同一に形成されており、互いに係止していない状態では、挿入部19内で軸方向(図面の上下方向)に摺動部材2がスライド移動可能に形成されている。なお、図5は使用前の係止状態であり、キャップ1の係止突起121が摺動部材2の係止溝221aに係止して、摺動部材2が固定された状態となっている。
かかる係止状態において、摺動部材2の押圧部24の下部はキャップ1の周壁18内の注出口16に挿入された状態となっており、その先端部241がシール部17の突出点173に当接した状態となっている。具体的には、押圧部24は先端部241が下方へ突出するとともにその先端は水平に形成されており、一方、シール部17は傾斜して突出点173がシール部17の他の部分よりも上方へ突出している。そのため、先端部241の一部であって突出点173と位置的に対応する部分が突出点173に当接し、その他の先端部241とシール部17との間に隙間が生じる。なお、本実施態様のように、押圧部24の周壁が先端にいくにつれて肉薄に形成され、その先端部241でもっとも薄くなるようにすることで、突出点173付近の易破断部171に押圧が集中して、より容易に破断が開始するため好ましい。
また、蓋部13は閉状態において蓋部13の裏面に設けられている押さえ部131が注出ノズル23の先端に当接する状態となっている。これにより、摺動部材2は蓋部13によって上から抑えられている状態となり、押圧部24の先端部241が当接するシール部17も間接的に蓋部13により上から抑えられた状態となる。上述のとおり、摺動部材2はキャップ1に対して係止溝221aと係止突起121の係止により固定保持されており、これに加えて蓋部13で固定されることにより、シール部17も上方へ動かないように固定され、使用者がリフィル容器(特にパウチ)を強く把持した場合に容器の内圧上昇によってシール部17や易破断部171が注出路25側へ誤って破断することを防ぐことができる。また、蓋部13を閉じた状態では、摺動部材2は外部から接触できない状態であるため、誤って上部から押されてシール部17を破断するおそれもなく、その移動を規制する部材も必要ない。
以下に、本発明にかかるリフィル容器用注出構造を用いて内容物をリフィルする方法について、中栓が装着された状態の化粧料容器を例にとって説明する。図6に示すように、本発明にかかるリフィル容器用注出構造はリフィル容器3の口部に取り付けられている。また、詰め替え先の化粧料容器4は中栓42に設けられた吐出口421から内容物を注出するタイプのものであり、粘度が低い液状化粧料を内容物とするため、中栓吐出口421の径は小さめに形成されている。かかる化粧料容器4へのリフィル作業の手順は以下の通りである。まず、リフィル容器3を倒立させて、キャップ1が下を向いた状態で保持し、蓋部13を開く(図6では蓋部13は省略している)。この状態では、シール部17は閉塞状態となっているため、リフィル容器3の内容物が漏れるおそれはない。次に、図6(a)に示すように、キャップ1の挿入部19内に詰め替え先の化粧料容器4の口頸部41を挿入し、化粧料容器4の中栓42に設けられている中栓吐出口421に注出ノズル23を挿入する。なお、本実施態様とは異なり、中栓を取り外した状態の化粧料容器にリフィルする場合は容器口部に、また、中栓を有さずに容器の口部先端に直接小口径の吐出口を有する容器にリフィルする場合は該吐出口に注出ノズル23を挿入する。
次に、化粧料容器4の中栓42の天面に摺動部材2の凸条部211が接する状態になるまで挿入部19内に化粧料容器4の口頸部41を挿入する。そして、中栓42と摺動部材2の凸条部211が接したら、さらに化粧料容器4の口頸部41を挿入部19内に挿入するために押し込む。これにより摺動部材2には口頸部41により上方向への力が加わるが、かかる上方向への押圧が一定以上になると、係止溝221aと係止突起121の係止が外れ、摺動部材2はさらに挿入部19内において上方へ摺動可能となる。なお、係止溝221aと係止突起121の係止が外れるためには一定以上の力でキャップ1を押し下げる必要があるが、このとき、周壁12の外周面の滑り止め部122に指を掛けて押し下げることにより、力が逃げずにより容易に係止を解除することができる。
係止溝221aと係止突起121の係止が外れると、摺動部材2の移動を妨げているのは押圧部24とシール部17の突出点173との接触のみであるため、押圧部24の先端部241と突出点173の接触部分に押圧が集中する。そして、その押圧が一定以上になると突出点173付近の易破断部171から破断が開始し、そのまま周方向に破断が進んで接続部172を残して易破断部171は全て破断される。これによりシール部17が開封し、押圧部24の先端部241が基部14側の注出口16内へと進入する。このとき、接続部172を残して易破断部171のみ破断するため、図6(b)に示すように接続部172でつながった状態のままシール部17がキャップ1内に押し込まれる状態となる。なお、摺動部材2が最も深く(図では上方向)挿入部19内に挿入された状態では、キャップ1の係止突起121が摺動部材2の係止溝221bに係止した状態となり、その位置で摺動部材2は固定される。これにより、注出口16のシール部17による閉塞は完全に解除されて内容物がリフィル容器3から化粧料容器4へと注出可能な状態となる。
図6(b)の状態で、内容物は開封された注出口16より摺動部材2の注出路25を通って詰め替え先の化粧料容器4へと注出される(矢印A)。なお、注出ノズル23の周りには空気抜き用の空隙がつくられるように中栓42の吐出口421の内径が設定されており、さらに、摺動部材2の天壁21と中栓42は、凸条部211により密着が妨げられるため空隙が生じ、かかる空隙から容器内の空気を逃がすことができるため、スムーズにリフィル作業を行うことができる。このように、注出ノズル23が中栓42の吐出口421に挿入された状態でリフィルが行われるため、容器本体から中栓を外す必要がなく、また、詰め替え作業中に化粧料容器の口部から誤って注出口が外れて内容物がこぼれるおそれもない。
本発明にかかるリフィル容器用注出構造のキャップ1と摺動部材2は、それぞれを同種または異なる素材により形成することができ、例えばポリプロピレンやポリエチレンなどのポリオレフィン樹脂、ポリエチレンテレフタレート、再生ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリスチレン、アクリロニトリル−スチレン共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、ポリカーボネート、ポリアミド樹脂(ナイロン等)、ポリアセタール樹脂(POM)、アクリル樹脂等の種々の合成樹脂のいずれか、またはそれらの組み合わせで形成することができる。
また、キャップ1に取り付けられるリフィル容器の材質について特に制限はないが、ポリエチレンやポリエステルなどの合成樹脂フィルムで形成されるパウチを使用した場合、内容物の注出に伴い容器が変形し、容器内部に空気を取り込むことなく注出ノズル23のような細い注出口からもスムーズに注出できるため好ましい。かかるパウチ容器の好ましい態様を以下に挙げる。
[実施態様1]
厚さ9μmのアルミニウム箔(サン・アルミニウム工業株式会社製、商品名:AlN30H−0)の両面にウレタン化ポリエステル系2液硬化型接着剤(東洋モートン株式会社製、商品名:TM−585/CAT−10)を乾燥塗布厚が3.5μmとなるよう塗布し、その上に12μmのポリエステルフィルム(東洋紡績株式会社製、商品名:東洋紡エステルフィルムE5102)をドライラミネート方式で積層した。
[実施態様2]
厚さ12μmアルミ蒸着ポリエステルフィルム(東洋メタライジング株式会社製、商品名:VM−1310)の両面にウレタン化ポリエステル系2液硬化型接着剤(東洋モートン株式会社製、商品名:TM−250HV/CAT−RT86)を乾燥塗布厚が3.5μmとなるよう塗布し、その上に厚さ12μmポリエステルフィルム(東洋紡績株式会社製、商品名:東洋紡エステルフィルムE5102)をドライラミネート方式で積層した。
[実施態様3]
厚さ12μmシリカ蒸着ポリエステルフィルム(三菱樹脂株式会社製、商品名:テックバリアT)の両面にウレタン化ポリエステル系2液硬化型接着剤(東洋モートン株式会社製、商品名:TM−250HV/CAT−RT86)を乾燥塗布厚が3.5μmとなるよう塗布し、その上に厚さ12μmポリエステルフィルム(東洋紡績株式会社製、商品名:東洋紡エステルフィルムE5102)をドライラミネート方式で積層した。
[実施態様4]
ラミネートフィルムは、基材層としてポリエチレンテレフタレート(厚さ12μm)およびアルミニウム箔(厚さ9μm)の積層体を、シーラント層樹脂として環状ポリオレフィン系樹脂*(以下、COP1と略記する)およびポリエチレン**(以下、PEと略記する)の各フィルム(厚さはそれぞれ30μm)を各々用い、基材と積層したものを用いた。
* :ゼオノア1020R(日本ゼオン社製)(ガラス転移温度102℃)
** :直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)(無添加グレード、融点121℃)
本発明において、容器に詰め替えられる液体の種類は特に限定されず、液状であれば化粧料や洗剤、皮膚外用剤、飲料、食品、薬品、文房具、インク、染色剤、塗料等、種々の液体製品において本発明の効果を利用することができるが、とりわけ化粧料や皮膚外用剤、薬品等、内容物が高価なものにおいて、本発明の効果を特に有効に享受することができる。この中でも、化粧料製品とすると応用範囲が広いため好ましく、化粧料の剤型は、特に限定されるものではなく、水系、可溶化系、水中油系、油中水系、油系のいずれの剤型においても適用でき、外観は、透明、半透明、不透明等のいずれにも適用できる。また、化粧料の用途は、化粧水、美容液、乳液、オイル、パック、クレンジング料、メーキャップ化粧料、ボディローション、シャンプー、コンディショナー、ヘアローション、ヘアミルク、へアオイル等を例示することができる。本発明における液状とは、20℃で流動性を有する状態であることを意味する。具体的には、20℃での粘度値が1〜80,000mPa・sの範囲にあるものが好ましい。更に好ましくは1〜20,000mPa・sの範囲に適用することができる。前記粘度はB型回転粘度計によって測定することができる。かかる液状化粧料(白濁状組成物)の好ましい組成および製法の一例を以下に挙げる。
<組成>
(成分) (%)
(1)p−メトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 0.1
(2)リン酸エステル系陰イオン性界面活性剤(注1) 0.02
(3)非イオン性界面活性剤(注2) 0.01
(4)非イオン性界面活性剤(注3) 0.03
(5)エチルアルコール 15
(6)pH緩衝剤 0.06
(7)精製水 残量
(注1)ポリオキシエチレン(8)ジアルキル(C12−15)エーテルリン酸ナトリウム塩
(注2)モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(HLB15)
(注3)セスキオレイン酸ソルビタン(HLB3.7)
<製法>
成分(1)〜(5)を均一に混合・溶解し、これを成分(6)、(7)の混合・溶解物に、撹拌しながら徐々に添加し、水とほぼ同じ低粘度で半透明の白濁液状組成物を調製した。
1 … … キャップ
2 … … 摺動部材
3 … … リフィル容器
4 … … 化粧料容器
11 … … 底部
12 … … 周壁
13 … … 蓋部
14 … … 基部
15 … … 開口
16 … … 注出口
17 … … シール部
18 … … 周壁
19 … … 挿入部
21 … … 天壁
22 … … 周壁
23 … … 注出ノズル
24 … … 押圧部
25 … … 注出路
26 … … 縦凹溝
41 … … 口頸部
42 … … 中栓
121 … … 係止突起
122 … … 滑り止め部
131 … … 押さえ部
132 … … 係合部
141 … … 取付部
171 … … 易破断部
172 … … 接続部
173 … … 突出点
174 … … 凸条部
211 … … 凸条部
221a … … 係止溝
221b … … 係止溝
222 … … 凹溝部
241 … … 先端部
421 … … 中栓吐出口

Claims (16)

  1. 詰め替え先容器の口頸部に被冠して、詰め替え先容器の口部より、または詰め替え先容器口部に取り付けられた中栓の吐出口より内容物を詰め替え可能なリフィル容器用注出構造であって、底部と該底部の周縁から立設する周壁により詰め替え先容器の口頸部が挿入可能な挿入部を形成するキャップと、天壁と該天壁の周縁から垂下する周壁を有し、前記挿入部内において軸方向に摺動可能に設けられた摺動部材とを備え、前記キャップの底部には破断可能なシール部により閉塞された注出口が形成され、前記摺動部材の天壁には前記詰め替え先容器の口部または前記中栓の吐出口に挿入可能な注出ノズルが立設されるとともに天壁の下面には押圧部が下方へ突設され、該注出ノズルから押圧部にかけて注出路が貫通形成されており、前記シール部は前記挿入部側に一部が突出する突出点を備え、摺動部材がキャップ内に押し込まれることにより前押圧部の先端部が該突出点に当接し、該突出点付近よりシール部の破断が開始することを特徴とするリフィル容器用注出構造。
  2. 前記シール部が板状に形成され、その外周縁に押圧により破断可能な程度の肉厚に形成された易破断部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のリフィル容器用注出構造。
  3. 前記シール部が押圧により破断可能なフィルム状もしくはシート状の素材により形成されていることを特徴とする請求項1に記載のリフィル容器用注出構造。
  4. 前記シール部の外周縁の一部に前記易破断部よりも肉厚に形成され、押圧では破断されない接続部を設けたことを特徴とする請求項2に記載のリフィル容器用注出構造。
  5. 前記接続部が、前記シール部の外周縁であって、前記突出点と対向する反対部分に設けられたことを特徴とする請求項4に記載のリフィル容器用注出構造。
  6. 前記突出点が、水平方向より所定角度斜めに形成した前記シール部の最上部であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のリフィル容器用注出構造。
  7. 前記突出点が、前記挿入部側における前記シール部の一部に形成された突起部であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のリフィル容器用注出構造。
  8. 前記キャップの周壁の上端には前記挿入部の開口を封止するための蓋部が開閉自在に設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のリフィル容器用注出構造。
  9. 前記キャップの周壁内周面と前記摺動部材の周壁外周面には、互いに係止可能な係止手段が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のリフィル容器用注出構造。
  10. 前記キャップの周壁内周面に設けられた係止手段が、周方向に連続して凸設された係止突起であり、前記摺動部材の周壁外周面に設けられた係止手段が、周方向に連続して上下2箇所設けられた前記係止突起を係止可能な係止溝であることを特徴とする請求項9に記載のリフィル容器用注出構造。
  11. 前記摺動部材の天壁上面には凸条部が凸設されていることを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれかに記載のリフィル容器用注出構造。
  12. 前記摺動部材の注出ノズルの外径が、該注出ノズルと、前記詰め替え先容器の口部または前記中栓の吐出口との間にわずかな空隙を設けてリフィル時に容器内の空気が逃げるように形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項11のいずれかに記載のリフィル容器用注出構造。
  13. 前記キャップの周壁の外周面の下端には滑り止め部が凸設されていることを特徴とする請求項1ないし請求項12のいずれかに記載のリフィル容器用注出構造。
  14. 詰め替え先容器口部に取り付けられた中栓の吐出口より内容物を詰め替え可能な請求項1ないし請求項13のいずれかに記載のリフィル容器用注出構造。
  15. リフィル容器本体と、リフィル容器本体に取り付けられ詰め替え先の容器の口頸部に被冠されるキャップと、キャップの内部で軸方向に摺動可能に設けられた摺動部材とからなり、請求項1ないし14のいずれか1項に記載のリフィル容器用注出構造を備えたリフィル容器。
  16. 請求項15に記載のリフィル容器に、内容物として液状化粧料が充填されてなる化粧料製品。
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