JP2005231688A - 合成樹脂製薄肉容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】注出口の形状が確保できかつ、開封後においても密封できる詰め替え容器に適した薄肉容器を提案する。
【解決手段】胴体部分を減容させてその内部に収納した内容物を注出口(2)より排出する合成樹脂製の薄肉容器において、前記注出口(2)が、胴体部分と一体的につながるノズル本体(2a)と、このノズル本体(2a)からの分離によって注出口(2)を開封する栓体(2b)とからなり、前記注出口(2)に、前記栓体(2b)に着脱自在に配置されるが、注出口(2)の開封後にノズル本体(2a)に装着されて開封端を密閉するリキャップ用の密封栓(3)を設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、合成樹脂製のフィルムや金属製のフィルムを積層して構成されるパウチ容器の代替に適した薄肉容器に関するものであり、注出口の経路を確保して詰め替えるべき内容物を効率よく供給するとともに容器の再密封を可能にしようとするものである。
近年、シャンプーやリンス、液体石鹸、化粧料等の液状物を充填しておく容器としては、その口部にディスペンサーを装着して内容物の適量注出を可能とした据え置きタイプの大型の容器が使用されるようになってきており、かかる容器への内容物の補充は、省資源化、廃棄性に有利なパウチ容器や薄肉のブローボトルが使用されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−130112号公報
ところで、従来の詰め替え容器のうち、パウチ容器は容器自体に張りがないため該容器の注出口を詰め替えるべき容器の口部に差し込むことができないこともあって詰め替え作業中に内容物がこぼれ出てしまう不利があった。
これに対してブローボトルは、薄肉化されているわりには容器にある程度の張りがありその注出口を詰め替えるべき容器の口部に差し込むことが可能であることからこの種の用途に適したものであって用途の拡大を図り得る可能性が存在していた。
しかしながら、ブローボトルの注出口は本体部分と一体に成形されるのが普通であり、ボトルの開封時に栓体を引きちぎって開封する場合に、樹脂が延びてしまって開封しにくいことが想定され、この時、注出口の形状にも変形をきたすため、とくに粘度の高いものを内容物として充填されていると効率よく注出することができないことも懸念された。
また、詰め替え容器は、容器内の内容物を全て移し替えることが前提であり、開封した容器を密閉するような栓等は有していないのが普通であるが、内容物の詰め替え状況によっては全て移し替えることができない場合もあり容器を密閉できるようなリシール機構を付与することも望まれていた。
本発明の課題は、注出口の経路を確保して内容物を効率的に注出することが可能で、かつ、詰め替えるべき内容物が残った場合であっても容器を密閉して保管することができる新規な薄肉容器を提案するところにある。
本発明は、胴体部分を減容させてその内部に収納した内容物を注出口より排出する合成樹脂製薄肉容器であって、
前記注出口が、胴体部分と一体的につながるノズル本体と、このノズル本体からの分離によって注出口を開封する栓体とからなり、
前記注出口に、前記栓体に着脱自在に配置されるが、注出口の開封後にノズル本体に装着されて開封端を密閉するリキャップ用の密封栓を設けたことを特徴とする合成樹脂製薄肉容器である。
上記の構成になる合成樹脂製薄肉容器において、前記密封栓はアンダーカットによる係合若しくはねじ止めによって係合されるものが好ましい。
また、前記密封栓は開口端に入り込んでその形状を保持する環状体を設けることができる。
さらに、注出口を含む容器の全体はブロー成形によって成形されたものであり、密封栓はインジェクション成形によって成形されたものを適用する。
栓体に取り付けられている密閉栓を取り外してノズル本体の開封端に装着することによって容器の密閉が可能になる。
密閉栓を装着しておくことで注出口の形状変形が避けられるため(注出路の確保が可能)粘度の高い内容物であっても効率よく注出することができる。
以下、図面を用いて本発明をより具体的に説明する。
図1、図2(a)(b)は本発明にしたがう薄肉容器の実施の形態を示したものであり、図1は容器の側面図、図2(a)(b)は開封前後における注出口の拡大図である。
図における1は減容可能な胴体部分を有する容器本体、2は容器本体1に設けられた注出口である。注出口2は容器本体1の胴体部分と一体的につながるノズル本体2aと、このノズル本体2aからの引きちぎり又は切断によって開封する栓体2bからなっている。この注出口2は容器本体1の肉厚と比較して僅かに厚肉に形成されており、注出口2の開口形状が維持できるように注出口2に張りを持たせている。さらには、この注出口2にはノズル本体2aにねじ又はアンダーカットを構成する突条が、栓体2bには開封前に後述の密封栓を保持する保持用突条(ねじ・アンダーカット等、突起でも可)が形成されており、これら部位の存在によりさらにその剛性が高められている。これにより注出時においても注出口2の形状が保持されることとなり、内容物の効率的な注出が行える。
また、3はリキャップ用の密封栓である。この密封栓3は図2(a)に示すようにその内側に環状体3aを有しており、容器の開封前はねじあるいはアンダーカットにて栓体2bに係合、配置(仮止め)されているが、容器の開封後においては図2(b)に示すように、ノズル本体2aにおいてアンダーカット4あるいはねじ5で係合させることでその開封端を密閉することができるようになっている。
かかる密閉栓3によれば容器内に内容物が残存することがあっても容器の内外を確実にシールできるのでその保存が可能になる。
また、密閉栓3はノズル本体2aの開封端に装着されるため注出口2が外力によって変形することがなく、密閉栓3の取り外し後の注出時においても注出口2の形状が保持されることとなり、内容物の効率的な注出が行える。
密閉栓3の環状体3aは図2(b)に示す如くノズル本体2aの開封端に入り込むことができるもので、これにより容器内の気密性を一層高めることができる。
注出口2を含む容器本体1はポリエチレン、ポリプロピレンなどのオレフィン系樹脂や公知の合成樹脂をブロー(ダイレクトブロー等)成形によって成形するが、密閉栓3は公知の樹脂をインジェクション成形等の成形手法(成形法はとくに限定されない)によって成形し、ある程度の剛性が確保できるようにしておく。また、容器本体1の層構成は単層に限るものではなくEVOHやナイロンなどのバリア性樹脂を積層した2層以上の構成を適宜選択することもできる。
本発明によれば、注出口剛性が容器本体と比較して高められているため、注出時において注出口の形状を保持することができ、粘度の違いにかかわりなく内容物を効率よく排出することが可能である。また、容器内に内容物が残った場合でもそのまま保存しておくことができると共に密閉性の存在により注出口2の外力による変形を防止することが可能で、残存内容物を効率よく排出することができる
本発明にしたがう薄肉容器の実施の形態を示した図である。 (a)(b)は図1に示した容器の要部を拡大して示した図である。
符号の説明
1 容器本体
2 注出口
2a ノズル本体
2b 栓体
3 密封栓
3a 環状体
4 ねじ、アンダーカット
5 ねじ、アンダーカット

Claims (4)

  1. 胴体部分を減容させてその内部に収納した内容物を注出口より排出する合成樹脂製薄肉容器であって、
    前記注出口が、胴体部分と一体的につながるノズル本体と、このノズル本体からの分離によって注出口を開封する栓体とからなり、
    前記注出口に、前記栓体に着脱自在に配置されるが、注出口の開封後にノズル本体に装着されて開封端を密閉するリキャップ用の密封栓を設けたことを特徴とする合成樹脂製薄肉容器。
  2. 前記密封栓は、アンダーカットによる係合若しくはねじ止めによって係合されるものである請求項1記載の合成樹脂製薄肉容器。
  3. 前記密封栓は開封端に入り込んでその形状を保持する環状体を有する請求項1又は2記載の合成樹脂製薄肉容器。
  4. 注出口を含む容器の全体はブロー成形によって成形されたものであり、密封栓はインジェクション成形によって成形されたものである請求項1〜3の何れかに記載の合成樹脂製薄肉容器。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009154898A (ja) * 2007-12-26 2009-07-16 Yoshino Kogyosho Co Ltd 液剤供給用容器
JP2010235184A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Yoshino Kogyosho Co Ltd ブロー成形薄肉ボトル
WO2016117714A1 (ko) * 2015-01-19 2016-07-28 주식회사 몬디케이에스피 파우치

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