JP2016007292A - 運動支援装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 多様な運動種目で身体的負担を考慮でき、日常空間の任意の場所でも運動を支援できるようにする。【解決手段】 運動支援装置20は、ユーザuに装着されたウェアラブルセンサ2と、ユーザuの身体部位に装着された刺激提示部3とを介してユーザuの運動を支援する。運動支援装置20は、入力を受け付けた運動種目に応じて記憶部21から運動強度、身体部位及び刺激周期を読み出し、当該運動強度と、入力を受け付けた目標エネルギー消費量及び体重とに基づいて、ユーザuが運動すべき運動時間を算出する。また、運動支援装置20は、入力を受け付けた運動種目に応じて記憶部21から読み出した身体部位及び刺激周期に基づいて、ユーザuの身体部位に刺激を提示するための刺激提示信号を刺激提示部3に向けて出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、運動支援装置及び方法に関する。
近年、運動習慣や健康管理を支援する観点から、ユーザが望む目標値を達成するために必要な運動時間や運動量、食事内容をユーザに提示するサービスや研究が盛んに行われている。
例えば、活動量計を用い、目標消費カロリーに到達するための運動時間や歩行数などをユーザに提示するサービスがある(例えば、非特許文献1参照。)。また、ユーザの体重変化を記録し、目標体重に導くための食習慣、運動習慣の改善を促す研究がある(例えば、非特許文献2参照。)。
この種のサービス又は研究は、通常は特に問題ないが、本発明者の検討によれば、ユーザの身体的負担を考慮していないことから、ユーザが目標達成に向けた過度な運動によって怪我や事故を発生させてしまう可能性がある。
一方、ユーザの身体的負担を考慮したサービスとして、ユーザの心拍数が目標値を保つようにトレッドミルのベルト傾斜角又は速度を調整する方式がある(例えば、非特許文献3参照。)。
活動量計 MY CALORY(マイ カロリー)|MC−700、[online]、山佐時計計器株式会社、[平成26年5月28日検索]、インターネット<URL: http://www.yamasa-tokei.co.jp/seihin/katsudouryoukei/mc_700.html > 今津ら, "ユーザのアクティビティと体重変化履歴に基づいた継続性の高い健康支援手法の提案", 情報処理学会研究報告,2011. 株式会社フォーアシスト "BIOMILL "
しかしながら、以上のような身体的負担を考慮した方式は、トレッドミルのような装置を利用した時に限定されており、日常空間の任意の場所では運動を支援できない。
また、トレッドミルのような装置は、歩行やランニングのように限定された運動種目に特化して設計されているため、多様な運動種目で身体的負担を考慮することができない。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、多様な運動種目で身体的負担を考慮でき、日常空間の任意の場所でも運動を支援し得る運動支援装置及び方法を提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の一つの観点は、以下のような構成要素を備えている。すなわち、運動支援装置は、ユーザに装着されたウェアラブルセンサと、前記ユーザの身体部位に装着された刺激提示部とを介して前記ユーザの運動を支援する。前記運動支援装置は、記憶手段、入力受付手段、読出手段、算出手段、出力手段、判定手段及び変更手段を備えている。
前記記憶手段は、あらかじめ運動種目、運動強度、身体部位及び刺激周期を互いに関連付けて記憶している。
前記入力受付手段は、前記ユーザの運動種目、目標エネルギー消費量及び体重の入力を受け付ける。
前記読出手段は、前記入力を受け付けた運動種目に応じて前記記憶手段から前記運動強度、前記身体部位及び前記刺激周期を読み出す。
前記算出手段は、前記読み出した運動強度と、前記入力を受け付けた目標エネルギー消費量及び体重とに基づいて、前記ユーザが運動すべき運動時間を算出する。
前記出力手段は、前記読み出した身体部位及び刺激周期に基づいて、前記ユーザの身体部位に刺激を提示するための刺激提示信号を前記刺激提示部に向けて出力する。
前記判定手段は、前記運動時間内に、前記ウェアラブルセンサから取得した生体信号に基づいて、前記ユーザの身体の負荷が高いか否かを判定する。
前記変更手段は、前記判定の結果に応じて、前記出力手段が基づく刺激周期と、前記運動すべき運動時間とを変更する。
また、この発明の一つの観点は以下のような態様を備えることを特徴とする。
一つの態様は、前記刺激提示部が、前記刺激提示信号に応じて振動又は電流による刺激を前記ユーザの身体部位に提示する。
したがって、この発明の一つの観点によれば、運動支援装置は、あらかじめ運動種目、運動強度、身体部位及び刺激周期を互いに関連付けて記憶し、前記ユーザの運動種目、目標エネルギー消費量及び体重の入力を受け付ける。また、前記入力を受け付けた運動種目に応じて前記運動強度、前記身体部位及び前記刺激周期を読み出し、前記読み出した運動強度と、前記入力を受け付けた目標エネルギー消費量及び体重とに基づいて、前記ユーザが運動すべき運動時間を算出する。また、前記読み出した身体部位及び刺激周期に基づいて、前記ユーザの身体部位に刺激を提示するための刺激提示信号を前記刺激提示部に向けて出力する。このような運動支援装置は、ユーザに装着されたウェアラブルセンサと、前記ユーザの身体部位に装着された刺激提示部とを介して前記ユーザの運動を支援する。すなわち、ユーザは、ウェアラブルセンサと刺激提示部とを装着するだけで、任意の場所で運動することが可能である。
このため、日常空間の任意の場所でもユーザの運動を支援することができる。
また、前記運動時間内に、前記ウェアラブルセンサから取得した生体信号に基づいて、前記ユーザの身体の負荷が高いか否かを判定し、前記判定の結果に応じて、前記出力手段が基づく刺激周期と、前記運動すべき運動時間とを変更する。
このため、多様な運動種目で身体的負担を考慮しつつ、ユーザの運動を支援することができる。
また、一つの態様によれば、前述した作用効果に加え、前記刺激提示信号に応じて振動又は電流による刺激を前記ユーザの身体部位に提示するので、運動種目に応じた身体部位の運動を促進することができる。
すなわちこの発明によれば、多様な運動種目で身体的負担を考慮でき、日常空間の任意の場所でも運動を支援し得る運動支援装置及び方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る運動支援装置及びその周辺構成を説明するための模式図である。 同実施形態における設定情報の一例を示す模式図である。 同実施形態における入力情報の一例を示す模式図である。 同実施形態における運動支援方法を説明するためのフローチャートである。
以下、図面を参照してこの発明に係わる実施形態を説明する。
<一実施形態>
図1は本発明の一実施形態に係る運動支援装置及びその周辺構成を説明するための模式図である。ユーザuは、センサ部1を有するウェアラブルセンサ2を装着しており、ユーザuの身体部位(例、足)には刺激提示部3が装着されている。また、ユーザuは、例えば、携帯可能な運動支援装置20を携帯している。運動支援装置20は、例えば、ユーザuに装着されたウェアラブルセンサ2と、ユーザuの身体部位に装着された刺激提示部3とを介して当該ユーザuの運動を支援する運動支援装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムを用いて実施してもよい。すなわち、運動支援装置20は、センサ又はメモリ等のハードウェア資源に協働する機能ブロックの機能をプログラムにより実現してもよい。このような運動支援装置20は、運動支援に特化した携帯装置として実現してもよく、スマートフォン等のように、運動支援に特化していない携帯装置の一機能として実現してもよい。
センサ部1は、ウェアラブルセンサ2に設けられ、ユーザuの心拍や呼吸などを測定し、当該心拍や呼吸などを示す生体信号を通信機(図示せず)を介して運動支援装置20に送信する。ここで、生体信号は、例えば、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)等による近距離無線通信を介してリアルタイムに送信されることが好ましい。
ウェアラブルセンサ2は、センサ部1及び通信機(図示せず)を有しており、適宜、刺激提示部3を備えてもよい。ウェアラブルセンサ2は、例えば、hitoe(http://www.ntt.co.jp/news2014/1401/140130a.htmlを参照)に代表される心電計電極用化学導電体を用いたウェアやバンド等により、実現してもよい。
刺激提示部3は、図2に示したように、ユーザuの運動種目に対応した身体部位に装着され、運動支援装置20から出力(送信)された刺激提示信号に応じて振動又は電流による刺激をユーザuの身体部位に提示する。ここで、刺激提示部3としては、例えば、振動センサをアクチュエータとして使用し、振動による刺激を提示してもよい。また、刺激提示部3としては、例えば電極を使用し、微弱な電流を流して刺激を提示してもよい。また、図1には1個の刺激提示部3を足に装着した場合を例示したが、例えば運動種目が「腹筋」の場合のように、2個の刺激提示部3を腹部・背中に装着してもよい。すなわち、刺激提示部3は、運動種目に応じた身体部位に対し、任意の個数を装着可能となっている。また、刺激提示信号は、前述同様に、BLE等による近距離無線通信を介してリアルタイムに運動支援装置20から出力(送信)されることが好ましい。
運動支援装置20は、記憶部21、入力受付部22、生体信号取得部23、特徴量算出部24、負荷判定部25、刺激周期決定部26及び出力部27を備えている。
ここで、記憶部21は、図2に一例を示すように、あらかじめ運動種目、運動強度、身体部位及び刺激周期を互いに関連付けて記憶している。「刺激周期」は「ペース」と呼んでもよい。
また、記憶部21は、図3に一例を示すように、入力受付部22が入力を受け付けたユーザの運動種目、目標エネルギー消費量、体重及び年齢が書き込まれる。目標エネルギー消費量、体重及び年齢は、運動種目をキーとして記憶部21から読出し可能となっている。体重や年齢は、入力を受け付けたユーザ属性の一例であり、適宜、省略してもよい。また、目標エネルギー消費量は、入力を受け付けた目標量の一例である。入力を受け付ける目標量としては、目標エネルギー消費量に代えて、例えば目標運動量といった他の種類の目標量を用いてもよい。目標エネルギー消費量及び目標運動量は、それぞれ目標とするエネルギー消費量[kcal]、及び目標とする運動量[メッツ・時]を意味している。
ここで、運動量は、運動強度に運動時間を乗じて得られる量である。
運動量 [メッツ・時] = 運動強度 [メッツ]× 運動時間[h]
メッツ(Metabolic Equivalents:METs)は運動強度を示す単位である。例えば、歩行時のような日常的な運動の強度は3メッツ程度である。
運動量の単位[メッツ・時]は[エクササイズ(Ex)]ともいう。これらメッツ及びエクササイズについては、例えば、厚生労働省のホームページ内の資料(http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/11/s1109-5g.html)などに記載されている。
また例えば、エネルギー消費量は、運動量、体重及び係数を互いに乗じて得られる量である。但し、係数1.05は省略してもよい。
エネルギー消費量[kcal]= 運動量 [メッツ・時]× 体重[kg] × 1.05
= 運動強度 × 運動時間 × 体重 × 1.05
入力受付部22は、ユーザの操作に応じて各種のデータ又はコマンドの入力を受け付ける機能部であり、例えば、ユーザの運動種目、目標エネルギー消費量及び体重の入力を受け付ける入力受付機能をもっている。入力受付部22は、入力を受け付けた運動種目、目標エネルギー消費量及び体重を記憶部21に書き込むと共に、負荷判定部25に送出する。なお、入力を受け付けた運動種目、目標エネルギー消費量及び体重は、負荷判定部25に送出されずに、記憶部21から負荷判定部25に読み出されてもよい。
生体信号取得部23は、ユーザuに装着されたウェアラブルセンサ2から当該ユーザの心拍や呼吸などを示す生体信号を取得し、当該生体信号を特徴量算出部24に送出する機能をもっている。
特徴量算出部24は、生体信号取得部23から送出された生体信号から心拍数や心拍変動(heart rate variability:HRV)値や呼吸数などを示す特徴量を算出し、当該特徴量を負荷判定部25に送出する機能をもっている。
負荷判定部25は、例えば、以下の各機能をもっている。
(f25-1) 入力受付部22により入力を受け付けた運動種目に応じて記憶部21から運動強度、身体部位及び刺激周期を読み出す読出機能。なお、身体部位及び刺激周期は、刺激周期決定部26が記憶部21から読み出してもよい。
(f25-2) 当該読み出した運動強度と、入力受付部22により入力を受け付けた目標エネルギー消費量及び体重とに基づいて、ユーザuが運動すべき運動時間を算出する算出機能。例えば、運動時間は、次式に示すように算出される。
運動時間 = 目標エネルギー消費量/(運動強度×体重× 1.05)
但し、係数1.05は省略してもよい。
(f25-3) 運動時間内に、ウェアラブルセンサ2から取得した生体信号に基づいて、ユーザuの身体の負荷が高いか否かを判定する判定機能。
刺激周期決定部26は、例えば、以下の各機能をもっている。
(f26-1) 記憶部21から読み出した身体部位及び刺激周期を出力部27に送出する機能。
(f26-2) 負荷判定部25による判定の結果に応じて、出力部27が基づく刺激周期と、ユーザuが運動すべき運動時間とを変更する変更機能をもっている。この例では、変更機能のうち、運動時間を変更する機能は、刺激周期決定部26及び負荷判定部25が分担して実現する。但し、これに限らず、刺激周期決定部26が運動時間を変更(再計算)し、変更後の運動時間を負荷判定部25に送出してもよい。
出力部27は、負荷判定部25(又は刺激周期決定部26)が読み出した身体部位及び刺激周期に基づいて、ユーザuの身体部位に刺激を提示するための刺激提示信号を刺激提示部3に向けて出力する出力機能。
次に、以上のように構成された運動支援装置による運動支援方法について図4のフローチャートを用いて説明する。
いま、ユーザuは、センサ部1を有するウェアラブルセンサ2を装着しており、ユーザuの身体部位(例、足)には刺激提示部3が装着されているとする。また、ユーザuは、携帯可能な運動支援装置20を携帯しているとする。
このとき、ウェアラブルセンサ2のセンサ部1は、ユーザuの心拍や呼吸などを測定し、当該心拍や呼吸などを示す生体信号を通信機(図示せず)を介して運動支援装置20に送信する。
ユーザuは、運動を開始する前に、入力受付部22を操作する。
入力受付部22は、ユーザの操作に応じて、ユーザの運動種目、目標エネルギー消費量及び体重の入力を受け付ける(ST1)。
生体信号取得部23は、ウェアラブルセンサ2から当該ユーザuの心拍や呼吸などを示す生体信号を取得し、当該生体信号を特徴量算出部24に送出する。
特徴量算出部24は、この生体信号から心拍数や呼吸数などを示す特徴量を算出し、当該特徴量を負荷判定部25に送出する。
負荷判定部25は、ステップST1で入力を受け付けた運動種目に応じて記憶部21から運動強度、身体部位及び刺激周期を読み出す(ST2)。読み出す運動強度は、最も高い値としてもよく、中央の値としてもよく、最も低い値としてもよい。あるいは、ユーザuが選択してもよい。
負荷判定部25は、当該読み出した運動強度と、入力受付部22により入力を受け付けた目標エネルギー消費量及び体重とに基づいて、ユーザuが運動すべき運動時間を算出する(ST3)。なお、一つの運動種目に応じて複数個の運動強度がある。このため、運動時間の算出に用いる運動強度は、例えば、複数個の運動強度の平均値としてもよい。
また、負荷判定部25は、ステップST2で読み出した身体部位及び刺激周期を、刺激周期決定部26を介して出力部27に送出する一方、ユーザuの運動開始から経過時間を計測する(ST4)。
出力部27は、当該送出された身体部位及び刺激周期に基づいて、ユーザuの身体部位に刺激を提示するための刺激提示信号を刺激提示部3に向けて出力する(ST5)。
刺激提示部3は、この刺激提示信号に応じて振動又は電流による刺激をユーザuの身体部位に提示する。
ユーザuは、刺激周期毎に身体部位に刺激を受けるので、運動種目の運動が促進される。例えば、ウォーキングの場合、刺激提示部3が装着された右足又は左足に対して、0.8秒間隔で刺激が与えられるので、ユーザuのウォーキングの運動が促進される。
一方、負荷判定部25は、ユーザuの運動中に、ステップST4で計測中の経過時間が、先に算出した運動時間の範囲内か否かを判定し(ST6)、否の場合には処理を終了する。
ステップST6の判定の結果、運動時間の範囲内であれば、負荷判定部25は、ウェアラブルセンサ2から取得した生体信号から得られた特徴量に基づいて、ユーザuの身体の負荷が高いか否かを判定する(ST7)。否の場合には、運動支援装置20はステップST5に戻って処理を継続する。
ここで、ステップST7においては、例えば、特徴量が一定以上の時間、一定以上の値の場合に負荷が高いと判定される。
例えば、特徴量が心拍数の場合、「現在の心拍数 ≧ 最大心拍数(=220−年齢)」の状態が一定時間以上続いたとき、負荷が高いと判定される。なお、年齢は、予めステップST1等において入力を受け付けてもよく、ユーザuの生年月日の入力を受け付けて当該生年月日から計算してもよい。また、最大心拍数は(220−年齢)の式から算出する場合に限らず、例えば医療機関等により測定された値を設定してもよい。この場合、年齢の入力は不要である。
ステップST7の判定の結果、身体の負荷が高い場合には、刺激周期決定部26及び負荷判定部25は、出力部27が基づく刺激周期と、ユーザuが運動すべき運動時間とを変更する(ST8)。
例えば、刺激周期決定部26は、記憶部21からユーザの運動種目に対応する運動強度を参照し、現在の運動強度よりも、あらかじめ設定された値だけ低い運動強度を読み出すと共に、当該低い運動強度を負荷判定部25に送出する。
負荷判定部25は、この低い運動強度を用い、運動時間を再計算する。再計算された運動時間は、変更後の運動時間として、ステップST6の判定処理に用いられる。
また、刺激周期決定部26は、ユーザの運動種目と、当該低い運動強度とに対応する刺激周期を記憶部21から読み出し、当該読み出した刺激周期を、変更後の刺激周期として決定し、当該刺激周期を出力部27に送出する。送出された刺激周期は、変更後の刺激周期として、ステップST5の出力処理に用いられる。
ステップST8の終了後、運動支援装置20は、ステップST5に戻って処理を継続する。
上述したように本実施形態によれば、運動支援装置20が、あらかじめ運動種目、運動強度、身体部位及び刺激周期を互いに関連付けて記憶し、ユーザuの運動種目、目標エネルギー消費量及び体重の入力を受け付ける。また、運動支援装置20は、入力を受け付けた運動種目に応じて当該運動強度、身体部位及び刺激周期を読み出し、当該運動強度と、入力を受け付けた目標エネルギー消費量及び体重とに基づいて、ユーザuが運動すべき運動時間を算出する。また、運動支援装置20は、当該読み出した身体部位及び刺激周期に基づいて、ユーザuの身体部位に刺激を提示するための刺激提示信号を刺激提示部3に向けて出力する。このような運動支援装置は、ユーザuに装着されたウェアラブルセンサ2と、ユーザuの身体部位に装着された刺激提示部3とを介してユーザuの運動を支援する。すなわち、ユーザuは、ウェアラブルセンサ2と刺激提示部3とを装着するだけで、任意の場所で運動することが可能である。
このため、運動場所が限定されず、日常空間の任意の場所でもユーザの運動を支援(又は促進)することができる。
また、運動支援装置20は、算出した運動時間内に、ウェアラブルセンサ2から取得した生体信号に基づいて、ユーザの身体の負荷が高いか否かを判定し、判定の結果に応じて、出力部27が基づく刺激周期と、運動すべき運動時間とを変更する。
このため、多様な運動種目で身体的負担を考慮しつつ、ユーザの運動を支援することができる。また、ユーザuは、様々な運動種目において、身体部位ごとに、自分に適した運動ペースが分かると共に、負荷状況に応じて刺激周期や運動時間が調整されるので、過度な負担をかけることなく、目標値に到達できる。
従って、本実施形態によれば、多様な運動種目で身体的負担を考慮でき、日常空間の任意の場所でも運動を支援することができる。
また、刺激提示信号に応じて振動又は電流による刺激をユーザの身体部位に提示する場合、運動種目に応じた身体部位の運動を促進(又は支援)することができる。また、電極や振動センサ等から各身体部位に刺激を与えるので、ユーザuは、動かすべき部位と動かすペースが明確に分かる。
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、刺激提示部は、振動又は電気による刺激に限らず、音や視覚による刺激を提示してもよい。また、運動支援装置20は、ユーザuのモチベーションを高めるように、エネルギー消費量や運動時間などをユーザuに提示してもよい。また、本実施形態は、ユーザuの身体の負荷が高い場合に刺激周期及び運動時間を変更する処理に加え、ユーザuの身体の負荷が低い場合に刺激周期及び運動時間を変更する処理を備えてもよい。すなわち、ステップST7〜ST8をユーザuの身体の負荷に応じて刺激周期及び運動時間を増減する処理としてもよい。また、運動種目が腹筋の場合(身体部位が腹部・背中)などのように、運動種目によっては、ウェアラブルセンサ2が刺激提示部3を備えてもよい。また、運動支援装置20の各機能ブロック(21〜27)は、全体として図4に示すように動作すればよいので、どの機能ブロックがどの機能を分担するかは適宜、変更してもよい。同じ理由により、各機能ブロックは適宜、より小さい機能ブロックに変更してもよく、あるいは適宜、より大きい機能ブロックに統合してもよい。また例えば、センサ部1は、前述した生体信号の送信に加え、加速度センサやジャイロセンサを用いて生体信号以外の検出信号を運動支援装置20に送信するように変形してもよい。この場合、運動支援装置20は、取得した検出信号に基づく検出値を音声出力や画面表示等によりユーザに提示してもよい。
その他、運動強度、目標エネルギー消費量、目標運動量、運動時間、生体信号の特徴量、身体の負荷、身体の負荷の基準値などといった各種のパラメータの定義及び値などについても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施可能である。これらパラメータの定義や値は、適宜、周知のものを任意に使用することができる。
要するにこの発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
1…センサ部、2…ウェアラブルセンサ、3…刺激提示部、20…運動支援装置、21…記憶部、22…入力受付部、23…生体信号取得部、24…特徴量算出部、25…負荷判定部、26…刺激周期決定部、27…出力部、u…ユーザ。

Claims (4)

  1. ユーザに装着されたウェアラブルセンサと、前記ユーザの身体部位に装着された刺激提示部とを介して前記ユーザの運動を支援する運動支援装置であって、
    あらかじめ運動種目、運動強度、身体部位及び刺激周期を互いに関連付けて記憶した記憶手段と、
    前記ユーザの運動種目、目標エネルギー消費量及び体重の入力を受け付ける入力受付手段と、
    前記入力を受け付けた運動種目に応じて前記記憶手段から前記運動強度、前記身体部位及び前記刺激周期を読み出す読出手段と、
    前記読み出した運動強度と、前記入力を受け付けた目標エネルギー消費量及び体重とに基づいて、前記ユーザが運動すべき運動時間を算出する算出手段と、
    前記読み出した身体部位及び刺激周期に基づいて、前記ユーザの身体部位に刺激を提示するための刺激提示信号を前記刺激提示部に向けて出力する出力手段と、
    前記運動時間内に、前記ウェアラブルセンサから取得した生体信号に基づいて、前記ユーザの身体の負荷が高いか否かを判定する判定手段と、
    前記判定の結果に応じて、前記出力手段が基づく刺激周期と、前記運動すべき運動時間とを変更する変更手段と
    を備えたことを特徴とする運動支援装置。
  2. 請求項1に記載の運動支援装置において、
    前記刺激提示部は、前記刺激提示信号に応じて振動又は電流による刺激を前記ユーザの身体部位に提示することを特徴とする運動支援装置。
  3. あらかじめ運動種目、運動強度、身体部位及び刺激周期を互いに関連付けて記憶した記憶手段を備えた運動支援装置が、ユーザに装着されたウェアラブルセンサと、前記ユーザの身体部位に装着された刺激提示部とを介して前記ユーザの運動を支援する運動支援方法であって、
    前記ユーザの運動種目、目標エネルギー消費量及び体重の入力を受け付ける入力受付工程と、
    前記入力を受け付けた運動種目に応じて前記記憶手段から前記運動強度、前記身体部位及び前記刺激周期を読み出す読出工程と、
    前記読み出した運動強度と、前記入力を受け付けた目標エネルギー消費量及び体重とに基づいて、前記ユーザが運動すべき運動時間を算出する算出工程と、
    前記読み出した身体部位及び刺激周期に基づいて、前記ユーザの身体部位に刺激を提示するための刺激提示信号を前記刺激提示部に向けて出力する出力工程と、
    前記運動時間内に、前記ウェアラブルセンサから取得した生体信号に基づいて、前記ユーザの身体の負荷が高いか否かを判定する判定工程と、
    前記判定の結果に応じて、前記出力工程が基づく刺激周期と、前記運動すべき運動時間とを変更する変更工程と
    を備えたことを特徴とする運動支援方法。
  4. 請求項3に記載の運動支援方法において、
    前記刺激提示部は、前記刺激提示信号に応じて振動又は電流による刺激を前記ユーザの身体部位に提示することを特徴とする運動支援方法。
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