JP2016007184A - 電動リール用モニタケース - Google Patents

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Abstract

【課題】従来より防水性及び生産性が高い電動リール用モニタケースを提供する。【解決手段】本発明のモニタケース31は、窓部39を含むケース本体32全体が透明な樹脂で一体成形されているので、窓部39からの浸水が完全になくなり、従来より防水性が高くなると共に、従来の溶着工程が不要になって、生産性も高くなる。また、窓部39はケース本体32の外面から突出して肉厚になっているので、窓部39の視認性を妨げずに窓部39の強化を図ることができる。【選択図】図4

Description

本発明は、電動リールのモニタを収容しかつモニタを透視するための窓部を備えた電動リール用モニタケースに関する。
従来、この種の電動リール用モニタケースとして、ケース本体に形成された貫通窓をモニタ視認用に使用しているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、その貫通窓に、樹脂板を嵌め込んで溶着したものも知られている。
特開平10−108601号公報(図3、段落[0014])
しかしながら、上記した従来の電動リール用モニタケースでは、モニタと貫通窓の開口縁との隙間から浸水することがあった。一方、貫通窓に樹脂板を嵌め込んで溶着したものでは、防水性は高まるものの、製造に手間がかかる(つまり、生産性が低い)という問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、従来より防水性及び生産性が高い電動リール用モニタケースの提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係る電動リール用モニタケース(31)は、下端が開放した箱形のケース本体(32)と、ケース本体(32)の下端開口を閉塞する底蓋(50)とを備え、電動リール(10)のモニタ(57)を収容すると共に、そのモニタ(57)を透視するための窓部(39)をケース本体(32)に備えた電動リール用モニタケース(31)において、窓部(39)を含むケース本体(32)全体が透明な樹脂で一体成形されているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の電動リール用モニタケース(31)において、窓部(39)は、ケース本体(32)の外面から突出し、ケース本体(32)のうち窓部(39)以外の部分より肉厚になっているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載の電動リール用モニタケース(31)において、ケース本体(32)の外面から突出した窓部(39)の外側突出部(39T)における外縁部に、ケース本体(32)の外面から徐々に立ち上がった傾斜部(39A)を設けたところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載の電動リール用モニタケース(31)において、ケース本体(32)の内面のうち窓部(39)の周囲に設けられ、モニタ(57)の外縁部に宛がわれるパッキン(55)が当接するパッキン当接部(40A)と、パッキン当接部(40A)の周囲に設けられ、パッキン(55)を位置決めする位置決め段差部(40D)とを備え、パッキン当接部(40A)と窓部(39)の内面とが面一になっているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れか1の請求項に記載の電動リール用モニタケース(31)において、窓部(39)の周りのケース本体(32)の外面に、半透明にするための表面凹凸が形成されたところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項1乃至4の何れか1の請求項に記載の電動リール用モニタケース(31)において、窓部(39)の周りのケース本体(32)の外面を、塗料又は加飾フィルムで覆ったところに特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項1乃至4の何れか1の請求項に記載の電動リール用モニタケース(31)において、ケース本体(32)の外面に重ねて装着されると共に、窓部(39)の外側突出部(39T)が嵌合する貫通孔(21)を有した装飾カバー(20)を備えたところに特徴を有する。
請求項8の発明は、請求項7に記載の電動リール用モニタケース(31)において、複数種類の装飾カバー(20)を備えて、装飾カバー(20)を任意に選んでケース本体(32)に装着可能としたところに特徴を有する。
請求項1の電動リール用モニタケース(31)は、窓部(39)を含むケース本体(32)全体が透明な樹脂で一体成形されているので、窓部(39)からの浸水が完全になくなり、従来より防水性が高くなると共に、従来の溶着工程が不要になって、生産性も高くなる。
請求項2の電動リール用モニタケース(31)では、窓部(39)がケース本体(32)の外面から突出して肉厚になっているので、窓部(39)の強化を図ることができる。
請求項3の電動リール用モニタケース(31)では、ケース本体(32)の外面から突出した窓部(39)の外側突出部(39T)の外縁部に、ケース本体(32)の外面から徐々に立ち上がった傾斜部(39A)を設けたことで、ケース本体(32)を樹脂成形する際に樹脂の流れがスムーズになる。
請求項4の電動リール用モニタケース(31)では、ケース本体(32)の内面のうち窓部(39)とその周囲のパッキン当接部(40A)とが面一になっているので、ケース本体(32)を樹脂成形する際に樹脂の流れがスムーズになる。また、パッキン当接部(40A)の周囲の位置決め段差部(40D)でパッキン(55)が位置決めされるので、ケース本体(32)に対するパッキン(55)の組み付けを容易に行うことができる。
請求項5,6及び7の構成によれば、意匠性が向上すると共に、窓部(39)の周りのケース本体(32)の外面における傷が目立ち難くなる。
請求項8の電動リール用モニタケース(31)では、複数種類の装飾カバー(20)を備えて、装飾カバー(20)を任意に選んでケース本体(32)に装着可能としたので、外観が異なる電動リール(10)の間で電動リール用モニタケース(31)の共通化が図られ、生産性が向上する。
本発明の一実施形態に係る電動リールの斜視図 制御ユニットの上面側斜視図 制御ユニットの下面側斜視図 制御ユニットの分解斜視図 ケース本体の平面図 ケース本体の下面図 ケース本体の側断図
以下、本発明の一実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。図1には、本実施形態の電動リール用モニタケース31(以下、単に「モニタケース31」という)を一部品として含んだ電動リール10の一例が示されている。この電動リール10のリール支持体11は、左右方向で対向した1対の側壁12,12の上縁部同士の間、及び、下縁部同士の間を上側架橋部13と下側架橋部14とで連絡した構造をなしている。また、上側架橋部13と下側架橋部14との間にリール15が配置されて両端部を側壁12,12に回転可能に支持されている。さらに、側壁12,12の内部には、リール15を駆動するための図示しないモータ、バッテリー、クラッチ機構等が収容されている。そして、一方の側壁12の外面にハンドル16が備えられ、そのハンドル16とモータとがリール15に対してクラッチ機構を介して接続されるようになっている。さらに、側壁12,12の前端部の間には、クラッチ操作部17が差し渡されて上下動可能に支持され、そのクラッチ操作部17の操作によりクラッチ機構をオンオフすることができる。
また、上側架橋部13の前端部中央には凹部18が形成され、その凹部18を挟んで左右で対向する対向壁間にモータ操作部19が差し渡されて回転可能に支持されている。そして、モータ操作部19を一方に回動操作するか、他方に回動操作するかによって、モータ駆動によるリール15の回転方向が切り替わる。
上側架橋部13の上面には、窓部39が備えられ、その窓部39を通してモニタ57(図4参照)を視認することができる。また、上側架橋部13の上面には、窓部39より前側(凹部18側)に3つの操作ボタン69が横並びに設けられ、これら操作ボタン69の操作によってモニタ57における表示内容及び電動リール10の各種設定を変更することができる。
窓部39及び操作ボタン69は、上側架橋部13に組み付けられた制御ユニット30の一部として備えられている。図2には、制御ユニット30の全体構造が示されている。制御ユニット30は、モニタケース31に、図4に示したモニタ57、第1と第2の回路基板59A,59B等を水密状態に収容してなる。具体的には、図3に示すように、モニタケース31は、下端が開放した箱形のケース本体32と、ケース本体32の下端開口を閉塞する底蓋50とから構成されている。図5に示すように、ケース本体32の側壁は、前後方向で対向する前側壁34及び後側壁35と、左右方向で対向する1対の横側壁36,36とからなる。また、前側壁34及び後側壁35は、互いに平行で前側壁34より後側壁35が左右方向で短くなっている。これに対し、1対の横側壁36,36は、前側壁34側が互いに平行になっていて、途中で屈曲して後側壁35側に向かって互いに接近するように傾斜した形状になっている。そして、これら横側壁36,36、前側壁34及び後側壁35に囲まれた平面形状六角形の空間を天井壁33が上方から覆っている。
また、前側壁34の外面には1対の取付突部34A,34Aが左右に並べて突出形成され、それら1対の取付突部34A,34Aには上下方向に貫通した取付孔34B,34Bが形成されている。また、後側壁35の外面にも、1対の取付突部35A,35Aが左右に並べて突出形成され、それら1対の取付突部35A,35Aにも上下方向に貫通した取付孔35B,35Bが形成され、さらに、それら取付突部35A,35Aの間は連絡バー35Cにて連絡されている。また、図4に示すように、各横側壁36には、屈曲部分を挟んだ両側にケーブル引出口37A,37Bが形成され、それらケーブル引出口37A,37Bの開口縁からは開口突部36T,36Tがそれぞれ突出している。
図4に示すように、天井壁33には、前側壁34側の縁部に沿って3つの上面孔38が並べて形成されている。図7に示すように天井壁33の外面における上面孔38の開口縁からは開口縁突部38Aが突出する一方、天井壁33の内面における上面孔38の開口縁からは延長筒部38Bが突出している。
図6に示すように、天井壁33の内面外縁部のうち1対の横側壁36,36の屈曲部分の内側には、1対のメイン固定支柱43,43が設けられている。図7に示すように、メイン固定支柱43は、天井壁33の内面から横側壁36の下端寄り位置まで垂下された円柱体の中心部に孔を穿孔してなる。なお、メイン固定支柱43の下端部は、ケーブル引出口37A,37Bの上側開口縁より下方に位置している。また、図6に示すように、天井壁33の内面外縁部のうち各ケーブル引出口37A,37Bの横と、隣り合った上面孔38,38同士の間とにはサブ固定支柱42がそれぞれ設けられている。図7に示すように、サブ固定支柱42は、天井壁33の内面から垂下された円柱体の中心部に孔を穿孔してなり、それらサブ固定支柱42の下端部は、ケーブル引出口37A,37Bの上側開口縁より上方かつ延長筒部38Bより下方に位置している。
ケース本体32の内面のうち左右両側及び後側の外縁部と、隣り合った延長筒部38B,38Bの間の後寄り位置とには、位置決突部40が形成されされている。位置決突部40は、天井壁33の内面から突出した突条構造をなしている。なお、前記したメイン固定支柱43とその後隣のサブ固定支柱42は、位置決突部40に重ねて形成されている。
図4に示すように、天井壁33の外面うち上面孔38群より後側部分には、モニタ57を透視するための窓部39が設けられている。また、図7に示すように、窓部39は、天井壁33の外面から突出していて、窓部39以外の天井壁33の板厚より厚くなっている(例えば、略2倍の板厚になっている)。さらには、窓部39のうち天井壁33の外面から突出した外側突出部39Tにおける外縁部には、ケース本体32の外面から徐々に立ち上がった傾斜部39Aが形成されている。詳細には、傾斜部39Aは、外側突出部39Tの側面39Dにおける高さ方向の中間位置と天井壁33の外面との間を天井壁33の外面に対して略30〜45度の角度となる傾斜面で連絡した形状をなし、傾斜部39Aより上方には、天井壁33の外面に対して垂直になった外側突出部39Tの側面39Dが残されている。また、図5に示すように、外側突出部39Tは、略四角形をなしてかつその四隅の角部が円弧状をなし、これらに対応し、傾斜部39Aの四隅の角部も円弧状になっている。また、図6には、窓部39が破線で示されおり、同図に示されている天井壁33の内面のうち窓部39と位置決突部40との間が本発明に係るパッキン当接部40Aになっている。さらに、そのパッキン当接部40Aから立ち上がった位置決突部40の側面が本発明に係る位置決め段差部40Dになっている。
さて、このケース本体32全体は、図示しない射出成形金型を使用して透明な樹脂(例えば、アクリル)で成形されている。また、射出成形金型のうち窓部39を成形する部分は鏡面仕上げされる一方、ケース本体32の外面における窓部39以外を成形する部分には微細な凹凸(例えば、シボ)が形成されている。これにより、ケース本体32の外面に図示しない表面凹凸が成形されて窓部39以外の部分が半透明になり、窓部39を通してのみケース本体32の内部を視認することができるようになっている。なお、ケース本体32の内面においては、ケーブル引出口37A,37Bの内面のみに表面凹凸が形成されて、そこに塗布されるシール剤が固着し易くなっている。
図4に示すように、底蓋50は、平板の外縁部から包囲壁51を起立させた構造をなし、ケース本体32のケーブル引出口37A,37Bに対応する部分には、包囲壁51を内側に湾曲させてシール剤受容部52がそれぞれ形成されている。また、底蓋50のうち両側部で前後に並んだシール剤受容部52,52の間からは、1対の結合筒部53,53が上方に突出していて、それら結合筒部53の中心部に貫通孔が形成されている。
以上がケース本体32と底蓋50とからなるモニタケース31の説明である。モニタケース31に内蔵される部品は以下の通りである。
モニタ57は、シールド板58で下方を覆われた状態で第1回路基板59Aに実装されている。第1回路基板59Aのうちモニタ57の前隣には、ケース本体32の上面孔38に対応した位置に図示しない3つのスイッチが実装されている。また、第1回路基板59Aには、ケース本体32の1対のメイン固定支柱43,43(図6参照)との干渉を回避するための1対の切り欠き59C,59Cが備えられると共に、ケース本体32の複数のサブ固定支柱42(図6参照)に対応した複数の取付孔59Dが形成されている。
第1回路基板59Aをケース本体32に組み付けるには、枠状のパッキン55をケース本体32における天井壁33の内面のうち位置決突部40(図6参照)の内側に敷設して、ケース本体32の内側からグロメット56の3つのキャップ部56Aを上面孔38に挿入する。そして、第1回路基板59Aをケース本体32内に挿入する。すると、モニタ57の外縁部がパッキン55に押し付けられた状態でモニタ57が窓部39と対向し、3つのスイッチがキャップ部56A内に突入して、前述の操作ボタン69(図1参照)が構成される。この状態で、取付孔59Dに通したビスB1をケース本体32のサブ固定支柱42に締め付け、第1回路基板59Aがケース本体32に固定される。
次いで、第2回路基板59Bの下面の両側部にそれぞれ信号ケーブル60及び電力ケーブル63を接続し、第2回路基板59Bをケース本体32内に挿入する。そして、シール剤受容部52内と包囲壁51の外周とにシール剤を塗布してから包囲壁51をケース本体32内に嵌合する。すると、第2回路基板59Bにおける1対ずつの信号ケーブル60及び電力ケーブル63がケース本体32の左右のケーブル引出口37A,37Bに収まった状態でシール剤受容部52のシール剤に埋没すると共に、ケース本体32におけるメイン固定支柱43,43の下端部が、底蓋50の結合筒部53,53内に嵌合される。そこで、結合筒部53,53に下方から挿入したビスB2をメイン固定支柱43にねじ込むことで底蓋50がケース本体32の下面開口を閉塞した状態に固定される。これにより、制御ユニット30が完成する。
制御ユニット30は、リール支持体11の上側架橋部13に備えた上面凹部11A(図1参照)に受容されて取付孔34B,35B(図5参照)に通した図示しないビスによってリール支持体11に固定される。その制御ユニット30の固定前に、制御ユニット30の一方の電力ケーブル63が前記モータに接続され、他方の電力ケーブル63がリール支持体11に備えた外部電源用のコネクタ端子に接続される。また、一方の信号ケーブル60の先端に備えた磁気センサ61は、上側架橋部13内においてモータ操作部19(図1参照)の端部に備えたマグネットに対向配置される。これによりモータ操作部19の検出角度が制御ユニット30内に取り込まれる。また、他方の信号ケーブル60の先端に備えた所定のセンサ62は、リール支持体11内の図示しない可動部に対向配置され、これにより所定の情報が制御ユニット30に取り込まれる。
そして、制御ユニット30の上面(即ち、モニタケース31におけるケース本体32の上面)に、樹脂製の装飾カバー20が重ねて装着され、リール支持体11の上面凹部11Aが閉塞される。すると、装飾カバー20に形成された3つの丸孔22を通して操作ボタン69群が装飾カバー20の上方に突出し、装飾カバー20に形成された貫通窓21に外側突出部39Tが嵌合されて窓部39の外面と装飾カバー20の外面とが略面一な状態になる。
なお、装飾カバー20には、色違いの複数種類が用意されていて、任意の装飾カバー20を選んでケース本体32に装着することで、ユーザーの好みに応えることができるようになっている。また、図1に示した電動リール10と異なるサイズの電動リールにおいても、前記した装飾カバー20と同じ大きさ及び配置の貫通窓21及び丸孔22を有した装飾カバーが備えられている。これにより、異なるサイズの電動リールの間で本実施形態のモニタケース31を兼用することができるようになっている。
本実施形態のモニタケース31の構成に関する説明は以上である。次に、このモニタケース31の作用効果について説明する。本実施形態のモニタケース31は、窓部39を含むケース本体32全体が透明な樹脂で一体成形されているので、窓部39からの浸水が完全になくなり、従来より防水性が高くなると共に、従来の溶着工程が不要になって、生産性も高くなる。また、窓部39はケース本体32の外面から突出して肉厚になっているので、窓部39の視認性を妨げずに窓部39の強化を図ることができる。さらには、ケース本体32の外面から突出した窓部39の外側突出部39Tの外縁部に傾斜部39Aを設けたこと、及び、ケース本体32の内面のうち窓部39とその周囲のパッキン当接部40Aとを面一にしたことにより、ケース本体32を樹脂成形する際に樹脂の流れがスムーズになり、モニタケース31の形状品質が安定する。また、窓部39の周りは半透明になっているので傷が目立ち難くなる。さらに、複数種類の装飾カバー20を任意に選んでケース本体32に装着可能としたので、外観が異なる電動リール10の間でモニタケース31の共通化が図られ、この点においても生産性が向上する。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記実施形態では、モニタケース31を装飾カバー20で覆って使用していたが、モニタケースを装飾カバーで覆わずに使用してもよい。
(2)前記実施形態では、ケース本体32のうち窓部39以外の部分を半透明にしていたが、ケース本体の全体を透明にしてもよい。また、塗料や加飾シートによってケース本体のうち窓部以外の部分を覆ってもよい。なお、ケース本体のうち窓部以外の部分を半透明にしたり、塗料や加飾シートによってケース本体のうち窓部以外の部分を覆うことで、窓部以外でモニタケース外からモニタケース内に光が入ることや、窓部から入った光やLCDバックライト用LEDの光などがモニタケース内で乱反射することを防止できるので、モニタの視認性を保つことができる。
10 電動リール
20 装飾カバー
31 電動リール用モニタケース
32 ケース本体
39 窓部
39A 傾斜部
39T 外側突出部
40A パッキン当接部
40D 位置決め段差部
50 底蓋
55 パッキン
57 モニタ
59A 第1回路基板
59B 第2回路基板

Claims (8)

  1. 下端が開放した箱形のケース本体(32)と、前記ケース本体(32)の下端開口を閉塞する底蓋(50)とを備え、電動リール(10)のモニタ(57)を収容すると共に、そのモニタ(57)を透視するための窓部(39)を前記ケース本体(32)に備えた電動リール用モニタケース(31)において、
    前記窓部(39)を含む前記ケース本体(32)全体が透明な樹脂で一体成形されていることを特徴とする電動リール用モニタケース(31)。
  2. 前記窓部(39)は、前記ケース本体(32)の外面から突出し、前記ケース本体(32)のうち前記窓部(39)以外の部分より肉厚になっていることを特徴とする請求項1に記載の電動リール用モニタケース(31)。
  3. 前記ケース本体(32)の外面から突出した前記窓部(39)の外側突出部(39T)における外縁部に、前記ケース本体(32)の外面から徐々に立ち上がった傾斜部(39A)を設けたことを特徴とする請求項2に記載の電動リール用モニタケース(31)。
  4. 前記ケース本体(32)の内面のうち前記窓部(39)の周囲に設けられ、前記モニタ(57)の外縁部に宛がわれるパッキン(55)が当接するパッキン当接部(40A)と、
    前記パッキン当接部(40A)の周囲に設けられ、前記パッキン(55)を位置決めする位置決め段差部(40D)とを備え、
    前記パッキン当接部(40A)と前記窓部(39)の内面とが面一になっていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載の電動リール用モニタケース(31)。
  5. 前記窓部(39)の周りの前記ケース本体(32)の外面に、半透明にするための表面凹凸が形成されたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1の請求項に記載の電動リール用モニタケース(31)。
  6. 前記窓部(39)の周りの前記ケース本体(32)の外面を、塗料又は加飾フィルムで覆ったことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1の請求項に記載の電動リール用モニタケース(31)。
  7. 前記ケース本体(32)の外面に重ねて装着されると共に、前記窓部(39)の前記外側突出部(39T)が嵌合する貫通孔(21)を有した装飾カバー(20)を備えたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1の請求項に記載の電動リール用モニタケース(31)。
  8. 複数種類の前記装飾カバー(20)を備えて、前記装飾カバー(20)を任意に選んで前記ケース本体(32)に装着可能としたことを特徴とする請求項7に記載の電動リール用モニタケース(31)。
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