JP2016005241A - マルチキャリア光伝送システム、光受信器、およびマルチキャリア光伝送方法 - Google Patents

マルチキャリア光伝送システム、光受信器、およびマルチキャリア光伝送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】フレキシブル周波数グリッドを導入した場合に、光キャリアの信号品質をモニタするための処理数の増大を抑制した、マルチキャリア光伝送システムを提供する。【解決手段】クライアント信号を光伝送フレームに収容し、光伝送フレームの一単位である単位光伝送フレームを、周波数軸上で連続して配置している複数の光サブキャリアのうちの所定の光サブキャリアによって伝送する光送信器110と、複数の光サブキャリアを受信し、所定の光サブキャリアから単位光伝送フレームを再構成し、単位光伝送フレームによって信号品質をモニタする光受信器120、とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、マルチキャリア光伝送システム、光受信器、およびマルチキャリア光伝送方法に関し、特に、基幹系光ネットワークに用いられるマルチキャリア光伝送システム、光受信器、およびマルチキャリア光伝送方法に関する。
インターネットの爆発的な普及を背景として、基幹系光ネットワークの大容量化が求められている。そのため、大容量のトラフィックを伝送できる波長分割多重(Wavelength Division Multiplexing:WDM)技術や、信号の歪をデジタル信号処理で補正するデジタルコヒーレント技術を用いた光伝送ネットワークが開発されてきた。
近年では、ネットワークにより提供されるサービスの多様化や、多機能端末の普及などにより、さらに大容量のトラフィックを伝送する技術が必要とされている。例えば、ビデオストリーミングサービスに代表される動画コンテンツのサービスが急速に増加している。このような従来の画像サービスよりも大きな伝送容量を必要とするサービスデータが、インターネットのトラフィックの中で大きな割合を占めようになっている。これによるネットワーク内の伝送容量の急拡大に対応するため、伝送設備や装置の増設と並行して、既存の伝送設備の利用効率を最大化する技術が求められている。既存伝送設備の利用効率を最大化するための技術として、光ファイバ内の周波数利用効率を大幅に向上させることができるエラスティック光ネットワークの研究開発が行われている。
エラスティック光ネットワークとは、伝送距離や要求スループットに応じて最適な変調方式を選択して通信する光ネットワークである。最適な変調方式を選択可能なことから、エラスティック光ネットワークでは最小限の周波数帯域で伝送することが可能となる。これにより、周波数利用効率を大幅に向上させることが期待されている。さらに、従来から用いられていた50GHzや100GHzといった固定グリッドに替えて、より粒度が細かい周波数スロットを導入することにより、これまでのチャンネル間の周波数間隔を大幅に削減することが可能である。
このような大容量のデータを高効率に伝送可能なエラスティック光ネットワークで使用される光送受信器には、伝送距離やその要求スループットに応じて最適な変調方式を選択して、収容するクライアント信号を伝送させる機能が必要となる。しかしながら、これらの光送受信器に必要とされるスループットは電子回路の性能向上のペースを上回っているため、実現が困難であるという問題がある。このような問題を解決する技術として、光送受信器における伝送方式を並列化する技術がある。すなわち、単一のクライアント信号を複数の光キャリアで並列伝送するマルチキャリア光伝送システムによって、上記問題を解決することが可能である。
このようなマルチキャリア光伝送システムの一例が特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された関連する光伝送システムは、クライアント側からの光信号を受信し、ネットワーク側信号へ変換して出力する送信ブロックと、ネットワーク側からの光信号を受信し、クライアント側へ信号を変換して出力する受信ブロックからなる。
送信ブロックは、クライアント信号受信手段、フレーム収容手段、プリコード手段、および光変調手段を有する。ここで、クライアント信号受信手段は、光周波数もしくは波長領域においてパラレル形式で伝送されるクライアント光信号を受信し、光信号のパラレルレーン数を変えることなく電気信号に変換する。フレーム収容手段は、パラレル形式の電気信号をパラレル形式のままネットワーク側用の伝送フレームへ載せ換えを行う。プリコード手段は、フレーム収容手段からのパラレル信号を必要に応じて符号変換を行う。そして光変調手段は、プリコード手段にて発生したプリコード化信号を用いて、複数の光キャリアの光変調を行う。
受信ブロックは、サブキャリア分離手段、サブキャリア受信手段、フレーム処理手段、およびクライアント信号送信手段を有する。ここで、サブキャリア分離手段は、送信ブロックから受信した光変調信号を分離する。サブキャリア受信手段は、サブキャリア分離手段にて分離された各サブキャリア信号を受信し、復号化を行う。フレーム処理手段は、サブキャリア受信手段にて復号化されたサブキャリア信号のフレーム処理を行い、ネットワーク側用の伝送フレームからパラレル化クライアント信号を抽出する。そしてクライアント信号送信手段は、パラレル化クライアント信号をパラレル化光信号へ変換する。
上述した関連する光伝送システムにおいて、フレーム収容手段及びフレーム処理手段で取り扱うネットワーク側伝送フレーム構造は、OTU(Optical channel Transport Unit)フレームである。ここで、OTUフレームとは、国際電気通信連合(International Telecommunication Union:ITU)電気通信標準化部門(Telecommunication Standardization Sector:ITU−T)で標準化されている光伝送網(Optical Transport Network:OTN)の多重化階梯の伝送フレーム構成である(ITU−T勧告G.709)。OTUフレームの伝送形態とすることにより、多様なクライアント信号を効率よく高い信頼性で広域光ネットワーク伝送することが可能となる。
図8に、ITU−Tで標準化されているOTUのフレーム構造を示す。ITU−T勧告G.709では、OTUフレームとして4行4080桁(4×4080=16320バイト)のフレーム構造を規定している。フレーム構造は、オーバーヘッド部(OH部)、ペイロード部、および誤り訂正符号部(FEC部)の3部から構成されている。
オーバーヘッド部(OH部)は、FAS(Frame Alignment Signal)、OTU−OH、ODU−OH、OPU−OHから構成される。FASはフレームの同期を実現するバイトである。また、OTU−OH部にはSM(Section Monitoring)などの信号品質モニタ用のバイトがあり、BIP(Bit Interleaved Parity)と呼ばれるビットエラーの監視機能を備えている。したがって、OTUフレーム単位で光信号をモニタ管理することによって、S/N比や入力パワー、波長分散などの光レイヤーの情報だけではわからない信号品質をモニタすることが可能となる。なお、ペイロード部にはクライアントデータが収容される。
このOTUフレームをマルチチャネル並列インタフェースに適応する場合、16バイト毎に複数の物理的/論理的レーンのそれぞれへラウンドロビンで分配する方式が、ITU−T勧告G.709に示されている(ITU−T勧告G.709、付属資料C)。このようにOTUフレームを分割し多重化することによって、単一のOTUフレームを複数の光キャリアにマッピングすることができる。
特開2010−050803号公報
上述したエラスティック光ネットワークにおいては、ITU−T勧告G.694.1で標準化されたフレキシブル周波数グリッドを導入しているので、光キャリアの個数が増大する。例えば、光キャリアとして最小周波数間隔が6.25GHzであるフレキシブル周波数グリッドを用いる場合、C帯(Conventional band)とL帯(Long wavelength band)を合計した周波数帯域に多数の光キャリアが存在することになる。そして、これらの光キャリアの信号品質をモニタ管理するためには、上述したようにOTUフレーム単位で光信号をモニタする必要がある。
しかし、背景技術に示した方式を用いると、すべての光キャリアにマッピングされた16バイトブロックからOTUフレームを受信側で再構成し、OTUフレームから信号品質情報を抽出し解析する必要がある。そのため、信号品質をモニタするための処理数およびモニタ情報管理数が増大し、異常検出時のリアルタイム性が損なわれるという問題があった。
このように、マルチキャリア光伝送システムにフレキシブル周波数グリッドを導入すると、光キャリアの信号品質をモニタするための処理数が増大する、という問題があった。
本発明の目的は、上述した課題である、マルチキャリア光伝送システムにフレキシブル周波数グリッドを導入すると、光キャリアの信号品質をモニタするための処理数が増大する、という課題を解決するマルチキャリア光伝送システム、光受信器、およびマルチキャリア光伝送方法を提供することにある。
本発明のマルチキャリア光伝送システムは、クライアント信号を光伝送フレームに収容し、光伝送フレームの一単位である単位光伝送フレームを、周波数軸上で連続して配置している複数の光サブキャリアのうちの所定の光サブキャリアによって伝送する光送信器と、複数の光サブキャリアを受信し、所定の光サブキャリアから単位光伝送フレームを再構成し、単位光伝送フレームによって信号品質をモニタする光受信器、とを有する。
本発明の光受信器は、光伝送フレームの一単位である単位光伝送フレームが収容された所定の光サブキャリアを含む複数の光サブキャリアを受信し、所定の光サブキャリアから単位光伝送フレームを再構成し、単位光伝送フレームによって信号品質をモニタする。
本発明のマルチキャリア光伝送方法は、クライアント信号を光伝送フレームに収容し、光伝送フレームの一単位である単位光伝送フレームを、周波数軸上で連続して配置している複数の光サブキャリアのうちの所定の光サブキャリアによって伝送し、複数の光サブキャリアを受信し、所定の光サブキャリアから単位光伝送フレームを再構成し、単位光伝送フレームによって信号品質をモニタする。
本発明のマルチキャリア光伝送システム、光受信器、およびマルチキャリア光伝送方法によれば、マルチキャリア光伝送システムにフレキシブル周波数グリッドを導入した場合であっても、光キャリアの信号品質をモニタするための処理数の増大を抑制することができる。
本発明の第1の実施形態に係るマルチキャリア光伝送システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る光送信器の構成を示すブロック図および光出力の模式図である。 本発明の第2の実施形態に係る光送信器が備える光送信モジュールの構成を示すブロック図および光出力の模式図である。 本発明の第2の実施形態に係る光送信器の動作を説明するための図である。 本発明の第3の実施形態に係る光送信器の構成を示すブロック図および光出力の模式図である。 本発明の第3の実施形態に係る光送信器が備える光送信モジュールの構成を示すブロック図および光出力の模式図である。 本発明の第3の実施形態に係る光送信器の動作を説明するための図である。 本発明の第4の実施形態に係る光送信器の構成を示すブロック図および光出力の模式図である。 本発明の第4の実施形態に係る光送信器の動作を説明するための図である。 ITU−Tで標準化されているOTUのフレーム構造を示す図である。
以下に、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
〔第1の実施形態〕
図1は、本発明の第1の実施形態に係るマルチキャリア光伝送システム100の構成を示すブロック図である。マルチキャリア光伝送システム100は、光送信器110と光受信器120を有する。
光送信器110は、クライアント信号を光伝送フレームに収容し、光伝送フレームの一単位である単位光伝送フレームを、周波数軸上で連続して配置している複数の光サブキャリアのうちの所定の光サブキャリアによって伝送する。光受信器120は、複数の光サブキャリアを受信し、所定の光サブキャリアから単位光伝送フレームを再構成し、単位光伝送フレームによって信号品質をモニタする。ここで、上述した光伝送フレームは、典型的にはITU−T勧告G.709で標準化されているOTU(Optical Channel Transport Unit)フレームである。
図1に示すように、光送信器110は、クライアント信号受付部111、光伝送フレーム収納部112、および光変調部113を備えた構成とすることができる。ここで、クライアント信号受付部111はクライアント信号を受け付ける。光伝送フレーム収納部112はクライアント信号を光伝送フレームに収容する。そして光変調部113は、光伝送フレームの一単位である単位光伝送フレームを用いて所定の光サブキャリアを変調した単位フレーム光信号を含むマルチキャリア光信号を送出する。
また、光受信器120は、マルチキャリア光信号受信部121、光伝送フレーム再生部122、モニタ部123、およびクライアント信号送出部124を備えた構成とすることができる。ここで、マルチキャリア光信号受信部121は、マルチキャリア光信号を受信し、単位フレーム光信号を復調する。光伝送フレーム再生部122は、復調した単位フレーム光信号から単位光伝送フレームを再構成する。モニタ部123は、単位光伝送フレームを用いて信号品質をモニタする。そしてクライアント信号送出部124は、単位光伝送フレームを含む光伝送フレームからクライアント信号を抽出して送出する。
また、本実施形態によるマルチキャリア光伝送方法は、まず、クライアント信号を光伝送フレームに収容する。そして、光伝送フレームの一単位である単位光伝送フレームを、周波数軸上で連続して配置している複数の光サブキャリアのうちの所定の光サブキャリアによって伝送する。その後に、このときの複数の光サブキャリアを受信し、所定の光サブキャリアから単位光伝送フレームを再構成する。そして、この単位光伝送フレームによって信号品質をモニタする。
このように、本実施形態のマルチキャリア光伝送システム100およびマルチキャリア光伝送方法においては、単位光伝送フレームを所定の光サブキャリアによって伝送し、この単位光伝送フレームによって信号品質をモニタする構成としている。そのため、単位光伝送フレームのみからモニタ情報を抽出し解析することにより伝送信号の品質をモニタすることが可能になるので、モニタするための処理数を低減することができる。すなわち、本実施形態のマルチキャリア光伝送システムおよびマルチキャリア光伝送方法によれば、マルチキャリア光伝送システムにフレキシブル周波数グリッドを導入した場合であっても、光キャリアの信号品質をモニタするための処理数の増大を抑制することができる。
本実施形態のマルチキャリア光伝送システム100による効果を、さらに具体的に説明する。
周波数軸上で連続して配置している複数の光サブキャリアとして、6本の光サブキャリアが配置されている場合を例に説明する。この6本の光サブキャリアに対して、それぞれ光伝送フレームとしてのOTUフレームを割り当てる。ここでは、所定の光サブキャリアは、複数の光サブキャリアのうちの単一の光サブキャリアであるとする。すなわち、サブキャリアのスループットとOTUフレームのスループットが1対1でデータマッピングするものとする。
このとき、背景技術で説明した方式では、6本の光サブキャリアのすべてのOTUフレーム内のモニタ情報を抽出して伝送品質を解析する必要があった。それに対して本実施形態のマルチキャリア光伝送システムにおいては、単一の光サブキャリアにマッピングされたOTUフレームのモニタ情報のみを抽出して解析すればよい。そのため、この場合の例では信号品質をモニタするための処理数を6分の1にすることができる。
上述の説明では、光サブキャリアのスループットとOTUフレームのスループットが1対1に対応しており、単一(1本)の光サブキャリアにマッピングされたOTUフレームのみ解析することとした。しかし、これに限らず、所定の光サブキャリアは複数の光サブキャリアのうちの二以上の光サブキャリアであってもよい。この場合、光送信器は単位光伝送フレームを分割し、分割した単位光伝送フレームを二以上の光サブキャリアによって伝送する。例えば、OTUフレームのスループットと光サブキャリアのスループットが2対1で対応する場合、2本の光サブキャリアから一単位のOTUフレームを再構成することになる。
また、本実施形態のマルチキャリア光伝送システム100は、光送信器110および光受信器120の動作を制御する光ネットワーク制御装置をさらに有する構成とすることができる。
光ネットワーク制御装置は、上述した所定の光サブキャリアの周波数軸上の位置を、光送信器110および光受信器120に通知する。また、光ネットワーク制御装置は、マルチキャリア光伝送システム100の光リンク毎に使用帯域の情報を管理する。すなわち、通信リクエストを受け付けると、送受信ノード間を接続するために使用する光ファイバリンクの光サブキャリア数、使用周波数、変調方式、および使用帯域等を決定する。そして、各通信ノードに収容されているノード制御部を介して光ノード内の光送信器を制御する。
本実施形態によるマルチキャリア光伝送システム100においては上述したように、光ネットワーク制御装置は所定の光サブキャリアの周波数軸上の位置を光送信器110および光受信器120に通知する構成としている。そのため、本実施形態によれば、光ネットワーク制御装置の機能を大きく変更することなく、伝送信号の品質をモニタするための処理数を低減することができる。
〔第2の実施形態〕
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図2Aに、本実施形態に係る光送信器の構成および光出力の模式図を示す。本実施形態の光送信器200はマルチキャリア光伝送システムにおいて用いられる。
光送信器200は、クライアント側インターフェース部210、フレーマ部220、ライン側インターフェース部230の3つの機能ブロックから構成される。クライアント側インターフェース部210は、LAN(Local Area Network)信号やSDH(Synchronous Digital Hierarchy)信号など多様なクライアント信号を収容する。クライアント信号はクライアント側インターフェース部210により複数の電気処理レーンに分割され、フレーマ部220に出力される。
フレーマ部220は、クライアント信号に対して複数入力の電気処理レーンの多重化処理を行い、OTUフレームの生成を行う。ここで、フレーマ部220は一定のスループット(処理速度)でOTUフレームの生成を行うものとする。すなわち、フレーマ部220を構成するデバイスの性能によりOTUフレームを生成するスループットが決まる。OTUフレームの生成により、クライアント情報を格納するペイロード部に加えて、オーバーヘッド(Overhead:OH)情報や前方誤り訂正(Forward Error Correction:FEC)符号情報が付加される。このようなOTUフレーム化により、クライアントデータは高信頼かつ長距離伝送に適した伝送データとなる。生成されたOTUフレームはライン側インターフェース部230に出力される。
ライン側インターフェース部230は複数の光送信モジュール240、250、260および光多重ブロック270から構成される。ライン側インターフェース部230は、光送信モジュール240、250、260によってOTUフレームを複数の光サブキャリアにマッピングし、光多重ブロック270を介して光伝送する。
また、本実施形態の光送信器200とともにマルチキャリア光伝送システムで用いられる光受信器は、ライン側インターフェース部、デフレーマ部、およびクライアント側インターフェース部を備えた構成とすることができる。
ライン側インターフェース部を構成する光受信モジュールは、複数の光サブキャリアを受信し、MLD(Multi Lane Distribution)技術などを用いて複数の光サブキャリア間のデスキュー処理を行う。その後に、デフレーマ部がOTUフレームを再構成してクライアントデータを取り出し、クライアント側インターフェース部に出力する。
ここで、本実施形態の光送信器200は、周波数軸上で連続して配置している複数の光サブキャリアのうち、端部に位置する光サブキャリアを少なくとも含む所定の光サブキャリアによって、光伝送フレームの一単位である単位光伝送フレームを伝送する構成とした。具体的には例えば、図2Bに示すように、複数の光サブキャリアS201〜S206が周波数軸上で連続して配置されているものとする。このとき光送信器200は、連続した光サブキャリアの最両端の2本の光サブキャリアS201、S206に対して、光伝送信号の伝送品質を受信側でモニタするための単一のOTUフレームをマッピングする構成とした。ここでは、光送信モジュール240が上述した最両端の2本の光サブキャリアを送信するものとしている。光送信モジュール240はフレーム分割機能部241およびLD/変調器部242を少なくとも備える。
次に、本実施形態による光送信器200の動作について、図3を用いてさらに詳細に説明する。図3は、光送信器200のフレーマ部220と光送信モジュール240、250、260の構成を示すブロック図、および光サブキャリアへのマッピングを示す模式図である。
ここでは、以下の具体的な数値例に基づいて、光送信器200の動作を説明する。クライアントデータ容量は300Gbps、光サブキャリア当たりのスループットは50Gbps、そしてOTUフレーム生成のスループットは100Gbpsとする。また、光サブキャリア数は6本、ライン側インターフェースとしての光送信モジュール数は3台、そして1台の光送信モジュール当たりの光サブキャリア数は2本とした。
この場合、300Gbpsのクライアントデータはクライアント側インターフェース部210に収容され、その後パラレルレーンに分割されてフレーマ部220に接続される。
フレーマ部220は、300Gbpsのクライアント信号から100Gbps単位で3個のOTUフレームF210、F220、F230を生成する。この3個のOTUフレームF210、F220、F230は、ライン側インターフェース部230が備える各光送信モジュール240、250、260に接続される。ここで、各光送信モジュール240、250、260はOTUフレームを2分割する。光送信モジュール240を例にとると、100GbpsのOTUフレームF210を2分割してOTUフレームF211、F212とし、50Gbpsのスループットを有する2本の光サブキャリアS201、S206にそれぞれマッピングする。
ここで、3台の光送信モジュール240、250、260のうち、光送信モジュール240から送信される2本の光サブキャリアS201、S206を、6本の光サブキャリアの最両端のサブキャリアに割り当てる。残りの4本の光サブキャリアに関してはその周波数軸上の位置は限定されない。なお、上述した数値例により本実施形態の光送信器200の構成が限定されるものではない。
一方、受信側では6本の光サブキャリアを2本の光サブキャリアずつ3台の光受信モジュールで受信し、デスキュー処理を行う。このとき、最両端に位置する光サブキャリアを1台の光受信モジュールで受信し、伝送品質をモニタするためのOTUフレームを再構成することにより伝送品質の劣化を解析することができる。
上述したように本実施形態においては、光送信モジュール240に割り当てられたOTUフレームF210を、光伝送信号の伝送品質を受信側でモニタするための単一のOTUフレームとした。そして、このOTUフレームF210を、連続した複数の光サブキャリアのうち最両端に位置する2本の光サブキャリアS201、S206にマッピングする構成とした。このような構成とすることにより、光サブキャリアのモニタ数を低減し、しかも信頼性の高いマルチキャリア光伝送システムを得ることができる。すなわち、マルチキャリア光伝送システムにフレキシブル周波数グリッドを導入した場合であっても、光キャリアの信号品質をモニタするための処理数の増大を抑制することができる。
ここで、周波数軸上で連続して配置している複数の光サブキャリアのうち最両端に位置する光サブキャリアは、波長フィルタによる帯域狭窄や隣接チャネルからの影響を最も受ける。そのため、伝送による信号品質劣化の影響を受けやすい。すなわち、連続して配置している複数の光サブキャリアの最両端の光サブキャリアのみをモニタすることによって、光キャリアの信号品質を包括的にモニタすることが可能となる。
なお、光伝送フレームの一単位である単位光伝送フレームを伝送する所定の光サブキャリアは、最両端に位置する2本の光サブキャリアだけに限定されるものではない。このときの所定の光サブキャリアの個数は、光伝送フレームを生成する処理速度(スループット)を、光サブキャリアにおける伝送速度(スループット)で除算した値以上とすることができる。
具体的に説明すると、光伝送フレームとしてのOTUフレームのスループット量はITU−T勧告G.709で標準化されており一定の値である。それに対して、光サブキャリアのスループットは必ずしも一定ではなく、光送信器と光受信器間の距離および使用波長帯域幅に依存する。したがって、OTUフレームのスループットが光サブキャリアのスループットよりも大きい場合には、OTUフレームを分割し、その分割数に応じた個数の光サブキャリアによって伝送する必要があるからである。
また、複数の光サブキャリアのうち端部以外に位置する光サブキャリアによって、単位光伝送フレームを伝送することとしてもよい。この場合には、光サブキャリア間の非線形効果による信号品質の劣化を効果的にモニタすることが可能になる。
〔第3の実施形態〕
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。図4Aに、本実施形態に係る光送信器の構成を示す。本実施形態の光送信器200はマルチキャリア光伝送システムにおいて用いられる。
本実施形態の光送信器200は、周波数軸上で互いに離間して配置した複数のマルチ光キャリア領域にそれぞれ配置している複数の光サブキャリアを用いて、光伝送フレームの一単位である単位光伝送フレームを伝送する構成とした。すなわち、複数の光サブキャリアが周波数軸上で連続して配置されていない点において、第2の実施形態における場合と異なる。
このような構成は、連続した光周波数帯域の一部がすでに使用されており、新たに光パスを形成する際に非連続な光周波数帯域を使用せざるを得ない場合に有効である。光ネットワーク制御装置は、このような光周波数帯域の使用状況に関する情報を保有している。本実施形態の光送信器200は光ネットワーク制御装置からの制御により、クライアントデータから生成したOTUフレームを、周波数軸上で非連続に配置している複数のマルチ光キャリア領域の光サブキャリアに分割して伝送する。なお本実施形態では図4Bに示すように、マルチ光キャリア領域R310、R320毎に、その最両端の2本の光サブキャリアS311、S313に伝送品質をモニタするためのOTUフレームを割り当てる構成とした。
次に、本実施形態による光送信器200の動作について、図5を用いてさらに詳細に説明する。図5は、光送信器200のフレーマ部220と光送信モジュール240、250、260の構成を示すブロック図、および光サブキャリアへのマッピングを示す模式図である。
ここでは、以下の具体的な数値例に基づいて、光送信器200の動作を説明する。クライアントデータ容量は300Gbps、光サブキャリア当たりのスループットは50Gbps、そしてOTUフレーム生成のスループットは100Gbpsとする。光サブキャリア数は全部で6本であり、マルチ光キャリア領域R310、R320に3本の光サブキャリアが連続してそれぞれ配置されているものとした。また、ライン側インターフェース部が備える光送信モジュールの個数は3台、そして1台の光送信モジュール当たりの光サブキャリア数は2本とした。
この場合、300Gbpsのクライアントデータはクライアント側インターフェース部210に収容され、その後パラレルレーンに分割されてフレーマ部220に接続される。
フレーマ部220は、300Gbpsのクライアント信号から100Gbps単位で3個のOTUフレームF210、F220、F230を生成する。この3個のOTUフレームF210、F220、F230は、ライン側インターフェース部230が備える各光送信モジュール240、250、260に接続される。ここで、各光送信モジュール240、250、260はOTUフレームを2分割する。光送信モジュール240を例にとると、100GbpsのOTUフレームF210を2分割してOTUフレームF211、F212とし、50Gbpsのスループットを有する2本の光サブキャリアS311、S313にそれぞれマッピングする。なお、上述した数値例により本実施形態の光送信器200の構成が限定されるものではない。
本実施形態においては図5に示すように、複数の光サブキャリアは周波数軸上で互いに離間して配置した複数のマルチ光キャリア領域R310、R320にそれぞれ配置している。すなわち、複数の光サブキャリアの全てが周波数軸上で連続して配置されているわけではない。そこで、クライアントデータから生成したOTUフレームを、非連続な複数のマルチ光キャリア領域に分割してマッピングする必要がある場合には、マルチ光キャリア領域毎に最両端の光サブキャリアに対してマッピングを行う構成とした。
図5を用いてさらに具体的に説明する。光送信モジュール240と光送信モジュール250に割り当てられたOTUフレームF210、F220を、光伝送信号の伝送品質を受信側でモニタするための単一のOTUフレームとする。これらのOTUフレームF210、F220を、マルチ光キャリア領域R310、R320にそれぞれ含まれる3本の連続した光サブキャリアのうち最両端の2本の光サブキャリア(S311とS313、およびS321とS323)にマッピングする構成とした。なお、残りのOTUフレームF230をマッピングする2本の光サブキャリアの周波数上の位置は限定されない。
一方、受信側では6本の光サブキャリアを2本の光サブキャリアずつ3台の光受信モジュールで受信する。ただし本実施形態では、6本の光サブキャリアが、3本ずつ連続した光サブキャリアを含むマルチ光キャリア領域ごとに伝送される。そのため、マルチ光キャリア領域の両端にそれぞれ配置された4本の光サブキャリアは2台の光受信モジュールで受信される。そして、この4本の光サブキャリアにマッピングされているOTUフレームから光伝送信号の伝送品質を解析することができる。
上述したように、本実施形態による光送信器を用いたマルチキャリア光伝送システムによれば、光パスを形成する際に非連続な光周波数帯域を使用せざるを得ない場合であっても、光キャリアの信号品質をモニタするための処理数の増大を抑制することができる。
〔第4の実施形態〕
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。図6は、第4の実施形態に係る光送信器300の構成を示すブロック図および光出力の模式図である。図7は、本実施形態に係る光送信器300における光伝送フレームの分割処理と光サブキャリアへのマッピングを説明するための模式図である。なお、本実施形態の光送信器300はマルチキャリア光伝送システムにおいて用いられる。
本実施形態による光送信器300においては、マルチキャリアを構成する光サブキャリアS331〜S336とOTUフレームF331〜F336が1対1でマッピングされている点が、第2および第3の実施形態と異なる。この場合、光送信器300とともにマルチキャリア光伝送システムを構成する光受信器において、最両端の光サブキャリアS331、S336にマッピングされたOTUフレームF331、F336から伝送品質情報を抽出することができる。
次に、以下の具体的な数値例に基づいて、光送信器300の動作を説明する。クライアントデータ容量は600Gbps、光サブキャリア当たりのスループットは100Gbps、そしてOTUフレーム生成のスループットは100Gbpsとする。また、光サブキャリア数は6本、ライン側インターフェース部が備える光送信モジュール数は6台、そして1台の光送信モジュール当たりの光サブキャリア数は1本とした。ここで、OTUフレームを生成するスループットと光サブキャリア当たりのスループットが1対1に対応している。なお、上述した数値例により本実施形態の光送信器300の構成が限定されるものではない。
この場合、600Gbpsのクライアントデータはクライアント側インターフェース部210に収容され、その後パラレルレーンに分割されてフレーマ部320に接続される。
フレーマ部320は図7に示すように、600Gbpsのクライアント信号から100Gbps単位で6個のOTUフレームF331〜F336を生成する。この6個のOTUフレームF331〜F336は、ライン側インターフェース部330が備える各光送信モジュール341〜346に接続される。ここで、各光送信モジュール341〜346は、100GbpsのOTUフレームを100Gbpsのスループットを有する1本の光サブキャリアに1対1にマッピングして送信する。そして受信側において、複数の光サブキャリアのうち最両端の光サブキャリアS331、S336にマッピングされているOTUフレームF331、F336だけから伝送品質のモニタ情報を取得することが可能になる。
このように、本実施形態の光送信器300によれば、光サブキャリアのモニタ数を低減し、しかも信頼性の高いマルチキャリア光伝送システムを得ることができる。すなわち、マルチキャリア光伝送システムにフレキシブル周波数グリッドを導入した場合であっても、光キャリアの信号品質をモニタするための処理数の増大を抑制することができる。
本発明は上記実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることはいうまでもない。
100 マルチキャリア光伝送システム
110、200、300 光送信器
111 クライアント信号受付部
112 光伝送フレーム収納部
113 光変調部
120 光受信器
121 マルチキャリア光信号受信部
122 光伝送フレーム再生部
123 モニタ部
124 クライアント信号送出部
210 クライアント側インターフェース部
220、320 フレーマ部
230、330 ライン側インターフェース部
240、250、260、341〜346 光送信モジュール
241 フレーム分割機能部
242 LD/変調器部
270 光多重ブロック
S201、S206、S311、S313、S321、S323、S331〜S336 光サブキャリア
F210、F220、F230、F211、F212、F331〜F336 OTUフレーム
R310、R320 マルチ光キャリア領域

Claims (16)

  1. クライアント信号を光伝送フレームに収容し、前記光伝送フレームの一単位である単位光伝送フレームを、周波数軸上で連続して配置している複数の光サブキャリアのうちの所定の光サブキャリアによって伝送する光送信器と、
    前記複数の光サブキャリアを受信し、前記所定の光サブキャリアから前記単位光伝送フレームを再構成し、前記単位光伝送フレームによって信号品質をモニタする光受信器、とを有する
    マルチキャリア光伝送システム。
  2. 前記所定の光サブキャリアは、前記複数の光サブキャリアのうち端部に位置する光サブキャリアを少なくとも含む
    請求項1に記載したマルチキャリア光伝送システム。
  3. 前記所定の光サブキャリアは、前記複数の光サブキャリアのうちの単一の光サブキャリアである
    請求項1または2に記載したマルチキャリア光伝送システム。
  4. 前記所定の光サブキャリアは、前記複数の光サブキャリアのうちの二以上の光サブキャリアであり、
    前記光送信器は、前記単位光伝送フレームを分割し、分割した前記単位光伝送フレームを前記二以上の光サブキャリアによって伝送する
    請求項1または2に記載したマルチキャリア光伝送システム。
  5. 前記所定の光サブキャリアの個数は、前記光伝送フレームを生成する処理速度を、前記光サブキャリアにおける伝送速度で除算した値以上である
    請求項1から4のいずれか一項に記載したマルチキャリア光伝送システム。
  6. 前記複数の光サブキャリアは、周波数軸上で互いに離間して配置した複数のマルチ光キャリア領域にそれぞれ配置している
    請求項1から5のいずれか一項に記載したマルチキャリア光伝送システム。
  7. 前記光送信器は、
    前記クライアント信号を受け付けるクライアント信号受付部と、
    前記クライアント信号を前記光伝送フレームに収容する光伝送フレーム収納部と、
    前記単位光伝送フレームを用いて前記所定の光サブキャリアを変調した単位フレーム光信号を含むマルチキャリア光信号を送出する光変調部、とを備え、
    前記光受信器は、
    前記マルチキャリア光信号を受信し、前記単位フレーム光信号を復調するマルチキャリア光信号受信部と、
    復調した前記単位フレーム光信号から前記単位光伝送フレームを再構成する光伝送フレーム再生部と、
    前記単位光伝送フレームを用いて信号品質をモニタするモニタ部と、
    前記単位光伝送フレームを含む前記光伝送フレームから前記クライアント信号を抽出して送出するクライアント信号送出部、とを備える
    請求項1から6のいずれか一項に記載したマルチキャリア光伝送システム。
  8. 前記光送信器および前記光受信器の動作を制御する光ネットワーク制御装置を有し、
    前記光ネットワーク制御装置は、前記所定の光サブキャリアの周波数軸上の位置を、前記光送信器および前記光受信器に通知する
    請求項1から7のいずれか一項に記載したマルチキャリア光伝送システム。
  9. 光伝送フレームの一単位である単位光伝送フレームが収容された所定の光サブキャリアを含む複数の光サブキャリアを受信し、前記所定の光サブキャリアから前記単位光伝送フレームを再構成し、前記単位光伝送フレームによって信号品質をモニタする
    光受信器。
  10. 前記複数の光サブキャリアは、周波数軸上で連続して配置しており、
    前記所定の光サブキャリアは、前記複数の光サブキャリアのうち端部に位置する光サブキャリアを少なくとも含む
    請求項9に記載した光受信器。
  11. クライアント信号を光伝送フレームに収容し、
    前記光伝送フレームの一単位である単位光伝送フレームを、周波数軸上で連続して配置している複数の光サブキャリアのうちの所定の光サブキャリアによって伝送し、
    前記複数の光サブキャリアを受信し、
    前記所定の光サブキャリアから前記単位光伝送フレームを再構成し、
    前記単位光伝送フレームによって信号品質をモニタする
    マルチキャリア光伝送方法。
  12. 前記所定の光サブキャリアは、前記複数の光サブキャリアのうち端部に位置する光サブキャリアを少なくとも含む
    請求項11に記載したマルチキャリア光伝送方法。
  13. 前記所定の光サブキャリアは、前記複数の光サブキャリアのうちの単一の光サブキャリアである
    請求項11または12に記載したマルチキャリア光伝送方法。
  14. 前記所定の光サブキャリアは、前記複数の光サブキャリアのうちの二以上の光サブキャリアであり、
    前記単位光伝送フレームを伝送する際に、前記単位光伝送フレームを分割し、分割した前記単位光伝送フレームを前記二以上の光サブキャリアによって伝送する
    請求項11または12に記載したマルチキャリア光伝送方法。
  15. 前記所定の光サブキャリアの個数は、前記光伝送フレームを生成する処理速度を、前記光サブキャリアにおける伝送速度で除算した値以上である
    請求項11から14のいずれか一項に記載したマルチキャリア光伝送方法。
  16. 前記複数の光サブキャリアは、周波数軸上で互いに離間して配置した複数のマルチ光キャリア領域にそれぞれ配置している
    請求項11から15のいずれか一項に記載したマルチキャリア光伝送方法。
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