JP2016005134A - 録画再生装置 - Google Patents

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尚史 国谷
Hisafumi Kuniya
尚史 国谷
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Abstract

【課題】記憶部の空き容量を確保できるとともに利便性を向上できる録画再生装置を提供する。
【解決手段】録画再生装置1は、放送番組を受信するチューナ11a〜11cと、放送番組を記憶する記憶部18と、記憶済の放送番組を再生する再生部19と、を備え、記憶部18は記憶済の放送番組の再生状況に関する再生状況情報を記憶し、再生状況情報に基づいて、記憶期間が所定期間よりも長い記憶済の放送番組を圧縮する第1圧縮処理を行うエンコーダ12を設けた。
【選択図】図4

Description

本発明は、記憶済の放送番組を圧縮する圧縮部を備えた録画再生装置に関する。
特許文献1には、従来の録画再生装置が開示されている。この録画再生装置は、チューナ、圧縮部、記憶部及び再生部を備える。チューナはTV放送局から放送番組を受信する。記憶部は放送番組及び使用者の放送番組に対する嗜好度を記憶する。圧縮部は記憶部に記憶された放送番組(記憶済の放送番組)を圧縮する。再生部は記憶済の放送番組を再生する。
上記構成の録画再生装置において、記憶部の空き容量が所定量以下になると、記憶部の空き容量を確保する記憶容量確保動作が行われる。記憶容量確保動作では、嗜好度の高い記憶済の放送番組を圧縮せずに嗜好度の低い記憶済の放送番組を圧縮する。これにより、嗜好度の高い記憶済の放送番組の画質や音質の低下を防止して記憶部の空き容量を確保することができる。
特開2006−86639号公報(第8頁〜第11頁、第1図、第4図)
従来、使用者による録画予約等の録画指示がなくとも、チューナにより受信された放送番組の全部又は一部を自動的に記憶部に記憶し続ける自動録画を行う録画再生装置が知られている。しかしながら、上記特許文献1の録画再生装置によると、使用者の放送番組に対する嗜好度に基づいて記憶済の放送番組に対して圧縮処理を行う。このため、自動録画を行って記憶部の空き容量が少なくなった際に、記憶部での記憶期間が短く話題性の高い放送番組でも嗜好度が低い場合には圧縮される。したがって、話題性の高い記憶済の放送番組の画質や音質等が低下するおそれがあり、録画再生装置の利便性が低下する問題があった。
本発明は、記憶部の空き容量を確保できるとともに利便性を向上できる録画再生装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の録画再生装置は、
放送番組を受信するチューナと、
前記放送番組を記憶する記憶部と、
記憶済の前記放送番組を再生する再生部と、
を備え、前記記憶部は記憶済の前記放送番組の再生状況に関する再生状況情報を記憶し、 前記再生状況情報に基づいて、記憶期間が所定期間よりも長い記憶済の前記放送番組を圧縮する第1圧縮処理を行う第1圧縮部を設けたことを特徴としている。
この構成によると、記憶部はチューナにより受信された放送番組を記憶する。再生部は記憶済の放送番組を再生する。また、記憶部は記憶済の放送番組の再生状況に関する再生状況情報を記憶する。そして、第1圧縮部は再生状況情報に基づいて、記憶期間が所定期間よりも長い記憶済の放送番組を圧縮する第1圧縮処理を行う。
また本発明は、上記構成の録画再生装置において、前記再生状況情報は記憶済の前記放送番組の再生頻度を含み、第1圧縮部は、前記再生頻度が所定値よりも小さく第1圧縮処理が未処理の前記放送番組に対して第1圧縮処理を行うと好ましい。この構成によると、各放送番組名と各放送番組の再生頻度とが関連付けられて記憶部に記憶される。第1圧縮部は、再生頻度が所定値よりも小さく第1圧縮処理が未処理の放送番組に対して第1圧縮処理を行う。
また本発明は、上記構成の録画再生装置において、前記記憶部は前記放送番組に対する嗜好情報を記憶し、第1圧縮部は前記再生状況情報と前記嗜好情報とに基づいて第1圧縮処理を行うと好ましい。この構成によると、使用者の放送番組に対する嗜好情報が記憶部に記憶される。第1圧縮部は再生状況情報と嗜好情報とに基づいて記憶済の放送番組を圧縮する。
また本発明は、上記構成の録画再生装置において、前記チューナから送信された前記放送番組を圧縮する第2圧縮処理を行う第2圧縮部を備えると好ましい。この構成によると、チューナから第2圧縮部へ送信された放送番組は第2圧縮部により圧縮された後に記憶部に記憶される。
また本発明は、上記構成の録画再生装置において、第1圧縮部は前記チューナから第1圧縮部へ送信された前記放送番組を圧縮する第2圧縮処理を行い、前記放送番組の前記チューナから第1圧縮部への非送信時に第1圧縮部は第1圧縮処理を行うと好ましい。
本発明によると、記憶済の放送番組の再生状況に関する再生状況情報に基づいて、記憶期間が所定期間よりも長い記憶済の放送番組を圧縮する第1圧縮処理を行う第1圧縮部を設ける。これにより、例えば再生頻度等が小さく記憶部での記憶期間が長い記憶済の放送番組は第1圧縮部により圧縮される。一方、記憶部での記憶期間が短い記憶済の放送番組は圧縮されない。したがって、記憶部の空き容量を確保することができるとともに、記憶期間が短く話題性の高いことが多い記憶済の放送番組の画質や音質等の低下を防止し、録画再生装置の利便性を向上させることができる。
本発明の第1実施形態の録画再生装置と録画再生装置に接続されるテレビジョン受像装置とを示す正面図 本発明の第1実施形態の録画再生装置の構成を示すブロック図 本発明の第1実施形態の録画再生装置に接続可能なテレビジョン受像装置の本体部の構成を示すブロック図 本発明の第1実施形態の録画再生装置の記憶容量確保動作を示すフローチャート 本発明の第2実施形態の録画再生装置に接続されるハードディスク装置の構成を示すブロック図 本発明の第3実施形態の録画再生装置の構成を示すブロック図
<第1実施形態>
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は第1実施形態の録画再生装置及び録画再生装置に接続されるテレビジョン受像装置を示す正面図である。DVD装置やBlu−ray(登録商標)装置等の録画再生装置1は居室内のラック90上に載置され、接続ケーブル17a(図2参照)によりテレビジョン受像装置2の本体部20に接続される。
録画再生装置1はチューナ11a〜11c(図2参照)によりTV放送信号を受信する。チューナ11a〜11cにより受信された放送番組の映像や音声は記憶部18(図2参照)に自動的に記憶される。すなわち、録画再生装置1は、使用者による録画予約等がなくともチューナ11a〜11cにより受信された放送番組の全部又は一部を記憶部18に自動的に記憶し続ける自動録画を行うことができる。これにより、使用者は放送時間内に視聴できなかった放送番組や録画予約し忘れた放送番組を放送時間終了後に視聴することができる。
記憶部18に記憶された映像や音声は再生部19(図2参照)により再生される。また、録画再生装置1はディスク等の記憶媒体(不図示)に放送番組を記憶させることができる。
録画再生装置1は表示部14及び操作部15を有する。表示部14は例えば液晶表示パネルを有し、録画操作中の放送番組名や録画時間等を表示する。操作部15は複数の操作ボタン15aを有し、各操作ボタン15aの操作により録画再生装置1への電源投入や記憶部18に記憶された放送番組の再生動作等を行うことができる。
また、録画再生装置1はリモートコントローラ80と赤外線やBluetооth(登録商標)規格に従った無線通信を行い、リモートコントローラ80によって遠隔操作される。リモートコントローラ80は十字キー80a及び文字キー80bを有する。
テレビジョン受像装置2はラック90等に設置される設置部23により支持される本体部20を有し、TV放送信号を受信する。本体部20の前面には表示部21及び音声出力部22が設けられる。表示部21は例えば液晶表示パネルから成る画面21aを有し、TV放送局から受信した映像信号に基づく映像や録画再生装置1で再生された映像を画面21aに表示する。音声出力部22はスピーカから成り、音声を出力する。これにより、使用者は放送中の放送番組や録画再生装置1で再生される記憶済の放送番組等を視聴することができる。
また、本体部20はリモートコントローラ80と赤外線やBluetооth(登録商標)規格に従った無線通信を行い、リモートコントローラ80によって遠隔操作される。
図2は、録画再生装置1の構成を示すブロック図である。録画再生装置1はCPUから成る制御部10を備え、制御部10は録画再生装置1の各部を制御する。制御部10には、チューナ11a〜11c、エンコーダ12(第1圧縮部)、エンコーダ13(第2圧縮部)、表示部14、操作部15、無線接続部16、有線接続部17、記憶部18及び再生部19がそれぞれ接続される。
チューナ11a〜11cにはアンテナ111が接続され、チューナ11a〜11cはアンテナ111を介してTV放送局からTV放送信号を受信して復調する。録画再生装置1はチューナ11a〜11cを有しているため、異なる複数のチャンネルの放送番組を同時に受信することができる。なお、本実施形態の録画再生装置1はチューナを3個有しているが、チューナの数はこれに限定されない。例えば、録画再生装置1は4個以上のチューナを有してもよく、チューナを1個のみ有してもよい。
記憶部18は例えばハードディスクドライブ(HDD)等から成り、録画再生装置1の動作プログラムや各種データを記憶する。各種データには、放送番組、放送番組が記憶された日時、使用者の放送番組に対する嗜好情報及び再生部19による放送番組の再生状況に関する再生状況情報が含まれる。
嗜好情報には使用者の好む放送番組のジャンル(例えば「ドラマ」や「映画」等)やキーワード(例えば「動物」や「乗り物」等)が含まれる。なお、操作部15の操作ボタン15aやリモートコントローラ80の十字キー80a、文字キー80bを操作してジャンルやキーワードを入力することができる。
再生状況情報には、再生部19によって再生された記憶済の各放送番組の再生頻度が含まれる。再生頻度は、例えば一日当たりの再生回数により表される。
再生部19は記憶部18に記憶済の放送番組(録画番組)を読み出して再生する。
エンコーダ12は後述の記憶容量確保動作時に第1圧縮処理を行う。第1圧縮処理では、再生状況情報や嗜好情報に基づいて、記憶部18での記憶期間が所定期間よりも長い記憶済の放送番組のデータを符号化して圧縮する。
エンコーダ13は放送番組の録画時に第2圧縮処理を行う。第2圧縮処理では、チューナ11a〜11cからエンコーダ13へ送信された放送番組のデータを符号化して圧縮する(標準圧縮モード)。第2圧縮処理を受けた放送番組は記憶部18に記憶される。なお、標準圧縮モードに加えて、標準圧縮モードよりも圧縮率の高い高圧縮モードを設け、エンコーダ13は使用者の指示により高圧縮モードで第2圧縮処理を行ってもよい。
なお、操作部15やリモートコントローラ80の所定操作により、チューナ11a〜11cで受信された放送番組をエンコーダ13による第2圧縮処理を経ずに記憶部18に記憶させてもよい。これにより、放送番組の画質や音質をほとんど劣化させずに記憶部18に放送番組を記憶することができる。
無線接続部16にはアンテナ16aが設けられる。無線接続部16はアンテナ16aを介して例えばBluetооth規格に従った無線通信によりリモートコントローラ80との間で通信データの送受信を行う。
有線接続部17には接続ケーブル17aを介してテレビジョン受像装置2の本体部20が接続される。接続ケーブル17aはHDMI(High-Definition Multimedia Interface)(登録商標)規格に準拠している。また、接続ケーブル17aにはCEC(Consumer Electronics Control)制御線(不図示)が設けられる。録画再生装置1やテレビジョン受像装置2の本体部20で設定した機能を動作させるためのコマンドはCEC制御線を介して録画再生装置1と本体部20との間で送受信される。これにより、録画再生装置1と本体部20との間で相互に機能を制御することができる。例えば、有線接続部17により、録画再生装置1は本体部20に対して制御信号を送信することができる。
図3は、テレビジョン受像装置2の本体部20の構成を示すブロック図である。本体部20はCPUから成る制御部29を備え、制御部29はテレビジョン受像装置2の本体部20の各部を制御する。制御部29には、チューナ24、音声出力部22、表示部21、操作部25、無線接続部26、有線接続部27及び記憶部28がそれぞれ接続される。
操作部25は本体部20の上面や側面に配される複数の操作ボタン(不図示)を有し、各操作ボタンの操作により本体部20への電源投入、チャンネルの変更、音声出力部22から出力される音量の調節等を行うことができる。
チューナ24にはアンテナ24aが接続され、チューナ24はアンテナ24aを介してTV放送局からTV放送信号を受信して復調する。
無線接続部26にはアンテナ26aが設けられる。無線接続部26はアンテナ26aを介して例えばBluetооth規格に従った無線通信によりリモートコントローラ80との間で通信データの送受信を行う。
有線接続部27には接続ケーブル17aを介して録画再生装置1が接続される。例えば、有線接続部27により、本体部20は録画再生装置1に対して制御信号を送信することができる。
記憶部28は例えばEEPROM等から成り、本体部20の動作プログラムや各種データを記憶する。
図4は、録画再生装置1の記憶部18の空き容量を確保する記憶容量確保動作を示すフローチャートである。記憶部18の空き容量が所定の下限量よりも小さくなったと制御部10が判断すると、記憶容量確保動作が開始される。ここで、記憶部18の空き容量の下限量は例えば標準圧縮モードで5時間の放送番組を記憶することができる程度の容量に設定される。
ステップ#1では、記憶済の放送番組のデータサイズ及び記憶部18に記憶された日時(録画日時)に基づいて、第1圧縮処理を受けておらず記憶部18内で最も古い記憶済の放送番組が抽出される。すなわち、ステップ#1では、第1圧縮処理が未処理で記憶期間が最も長い記憶済の放送番組が抽出される。
ステップ#2では、抽出された放送番組の記憶期間が所定期間(例えば48時間)よりも長いか否かが判断される。抽出された放送番組の記憶期間が所定期間よりも長くない場合にはステップ#9に移行し、長い場合にはステップ#3に移行する。
ステップ#3では、抽出された放送番組の再生頻度が所定の下限値(例えば、一日当たりの再生回数が0.5回)よりも大きいか否かが判断される。抽出された放送番組の再生頻度が下限値よりも大きくない場合にはステップ#4に移行し、下限値よりも大きい場合にはステップ#7に移行する。
ステップ#4では、抽出された放送番組の内容が嗜好情報と一致するか否かが判断される。例えば、記憶部18に記憶されたキーワードが放送番組名に含まれるか否か、または放送番組のジャンル情報が記憶部18に記憶されたジャンルと同じか否かが判断される。抽出された放送番組の内容が嗜好情報と一致する場合にはステップ#7に移行し、一致しない場合にはステップ#5に移行する。
ステップ#5では第1圧縮処理が行われる。これにより、再生頻度が下限値よりも小さいとともに内容が嗜好情報とも一致しない記憶済の放送番組はエンコーダ12により圧縮されて低ビットレート化される。したがって、記憶部18の空き容量を確保することができる。また、記憶期間が長いとともに再生頻度が低く内容が嗜好情報とも一致しない放送番組に対して第1圧縮処理が行われるため、画質や音質が低下しても大きな支障はない。なお、第1圧縮処理後の記憶済の放送番組の画質や音質は第1圧縮処理前の画質や音質よりも低下するが、内容を把握できる程度の画質や音質は保たれる。
ステップ#6では、記憶部18の空き容量が下限量よりも大きいか否かが判断される。記憶部18の空き容量が下限量よりも大きくない場合にはステップ#7に移行し、下限量よりも大きい場合には記憶容量確保動作は終了する。
ステップ#7では、記憶済の放送番組のデータサイズ及び録画日時に基づいて、第1圧縮処理を受けておらず記憶部18内で次に古い記憶済の放送番組が抽出される。すなわち、ステップ#7では、第1圧縮処理が未処理で記憶期間が次に長い記憶済の放送番組が抽出される。
ステップ#8では、抽出された放送番組の記憶期間が所定期間(例えば48時間)よりも長いか否かが判断される。抽出された放送番組の記憶期間が所定期間よりも長くない場合にはステップ#9に移行し、長い場合にはステップ#3に戻ってステップ#3〜ステップ#8が繰り返される。なお、最も古い記憶済の放送番組の記憶期間が所定期間よりも長く(例えば240時間)なるように記憶部18の記憶容量が設定されると好ましい。
ステップ#9では、録画再生装置1の表示部14やテレビジョン受像装置2の表示部21の画面21aに例えば「空き容量が足りません。」というメッセージが表示される。これにより、使用者は記憶部18の空き容量不足を容易に認識することができるとともに、記憶部18の空き容量を確保するように促される。これにより、使用者は例えば嗜好情報と一致する記憶済の放送番組を記憶部18からディスク等の記憶媒体や録画再生装置1に接続可能な外部記憶装置に移動させて記憶部18の空き容量を確保することができる。報知後に記憶容量確保動作は終了する。
本実施形態によると、記憶部18に記憶済の放送番組の再生状況情報を記憶し、再生状況情報に基づいて、記憶期間が所定期間よりも長い記憶済の放送番組を圧縮する第1圧縮処理を行うエンコーダ12(第1圧縮部)を設けている。これにより、再生頻度が小さく記憶部18での記憶期間が長い記憶済の放送番組はエンコーダ12により圧縮される。一方、記憶部18での記憶期間が短い記憶済の放送番組は圧縮されない。したがって、記憶部18の空き容量を確保することができるとともに、記憶期間が短く話題性の高いことが多い記憶済の放送番組の画質や音質の低下を防止し、録画再生装置1の利便性を向上させることができる。
また、再生状況情報は記憶済の放送番組の再生頻度を含み、エンコーダ12は、再生頻度が所定値よりも小さく第1圧縮処理が未処理の放送番組に対して第1圧縮処理を行う。これにより、使用者の視聴頻度の高い記憶済の放送番組の画質や音質の低下を防止して記憶部18の空き容量を容易に確保することができる。また、記憶部18に記憶された放送番組は第1圧縮処理を2回以上受けることはないため、第1圧縮処理後の放送番組の画質や音質の著しい低下を防止することができる。
また、記憶部18は放送番組に対する嗜好情報を記憶し、エンコーダ12は再生状況情報と嗜好情報とに基づいて第1圧縮処理を行う。これにより、使用者の嗜好に合う放送番組の画質や音質の低下を防止して記憶部18の空き容量を容易に確保することができる。
また、チューナ11a〜11cから送信された放送番組を圧縮する第2圧縮処理を行うエンコーダ13(第2圧縮部)を備える。これにより、第1圧縮処理と第2圧縮処理とを同時に行うことができ、録画再生装置1の利便性をより向上させることができる。
また、本実施形態では、ステップ#6で記憶部18の空き容量が下限量よりも大きくなると記憶容量確保動作を終了する。これにより、第1圧縮処理を受ける放送番組の数を抑えることができる。なお、記憶部18の空き容量が下限量よりも大きくなっても、記憶期間が所定期間よりも長いとともに再生頻度が所定値よりも小さく内容が嗜好情報に一致しない記憶済の放送番組のすべてに対して第1圧縮処理を行ってもよい。
なお、本実施形態では、自動録画を行って記憶部18の空き容量が下限量よりも小さくなった時に記憶容量確保動作を開始しているが、使用者の操作により記憶部18に放送番組を記憶させ、記憶部18の空き容量が下限量よりも小さくなった時に記憶容量確保動作を開始してもよい。この場合にも記憶部18の空き容量を確保することができるとともに、記憶期間が短く話題性が高いことの多い記憶済の放送番組の画質や音質の低下を防止することができる。
また、操作部15またはリモートコントローラ80の所定操作により記憶容量確保動作を禁止する禁止モードを設けてもよい。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図5は第2実施形態の録画再生装置に設けられるハードディスク装置の構成を示すブロック図である。説明の便宜上、図1〜図4に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態では録画再生装置1にハードディスク装置3(記憶装置)が接続され、エンコーダ12(第1圧縮部)がハードディスク装置3の制御部31に接続されている点で第1実施形態とは異なっている。その他の部分は第1実施形態と同様である。なお、録画再生装置1の内部にハードディスク装置3を設けてもよい。
ハードディスク装置3はCPUから成る制御部31を備え、制御部31はハードディスク装置3の各部を制御する。制御部31には、エンコーダ12、無線接続部32及び記憶部33がそれぞれ接続される。記憶部33は記憶部18よりも記憶容量が大きくなっており、自動録画された放送番組は記憶部18、33に記憶される。
無線接続部32にはアンテナ32aが設けられる。無線接続部32はアンテナ32aを介して例えばBluetооth規格に従った無線通信により無線接続部16との間で通信データの送受信を行う。これにより、例えば記憶部18に記憶された放送番組を記憶部33やエンコーダ12に送信することができる。エンコーダ12は記憶部18、33に記憶済の放送番組に対して第1圧縮処理を行う。
第2実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、エンコーダ12(第1圧縮部)はハードディスク装置3の制御部31に接続され、記憶部18、33に記憶済の放送番組に対して第1圧縮処理を行う。これにより、録画再生装置1の制御部10を介さずに第1圧縮処理を行うことができる。したがって、制御部10の消費電力を削減することができるとともに制御部10の負担を軽減することができる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図6は第3実施形態の録画再生装置の構成を示すブロック図である。説明の便宜上、図1〜図4に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態では、エンコーダ13(第2圧縮部)を省いている点で第1実施形態とは異なっている。その他の部分は第1実施形態と同様である。
エンコーダ12(第1圧縮部)はチューナ11a〜11cで受信された放送番組がエンコーダ12へ送信されると、第2圧縮処理を行う。これにより、録画時に放送番組のデータサイズを容易に小さくすることができる。また、エンコーダ12は、チューナ11a〜11cで受信した放送番組のチューナ11a〜11cからエンコーダ12への非送信時に第1圧縮処理を行う。これにより、例えば放送時間が終了して自動録画が行われることが少ない深夜等にエンコーダ12により第1圧縮処理が行われるため、エンコーダ12は第1圧縮処理を円滑に行うことができる。
第3実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、本実施形態の録画再生装置1はエンコーダ13を省いているため、録画再生装置1の部品点数を削減することができる。
また、チューナ11a〜11cで受信した放送番組のチューナ11a〜11cからエンコーダ12への非送信時に第1圧縮処理を行う。これにより、例えば放送時間が終了して自動録画が行われることが少ない深夜等に第1圧縮処理が行われるため、エンコーダ12は第1圧縮処理を円滑に行うことができる。
本発明は、記憶済の放送番組を圧縮する圧縮部を備えた録画再生装置に利用することができる。
1 録画再生装置
2 テレビジョン受像装置
3 ハードディスク装置
10 制御部
11a〜11c チューナ
12 エンコーダ(第1圧縮部)
13 エンコーダ(第2圧縮部)
14 表示部
15 操作部
16 無線接続部
17 有線接続部
18 記憶部
19 再生部
20 本体部
21 表示部
22 音声出力部
24 チューナ
25 操作部
26 無線接続部
27 有線接続部
28 記憶部
29 制御部
31 制御部
32 無線接続部
33 記憶部
80 リモートコントローラ

Claims (5)

  1. 放送番組を受信するチューナと、
    前記放送番組を記憶する記憶部と、
    記憶済の前記放送番組を再生する再生部と、
    を備え、前記記憶部は記憶済の前記放送番組の再生状況に関する再生状況情報を記憶し、
    前記再生状況情報に基づいて、記憶期間が所定期間よりも長い記憶済の前記放送番組を圧縮する第1圧縮処理を行う第1圧縮部を設けた録画再生装置。
  2. 前記再生状況情報は記憶済の前記放送番組の再生頻度を含み、
    第1圧縮部は、前記再生頻度が所定値よりも小さく第1圧縮処理が未処理の前記放送番組に対して第1圧縮処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の録画再生装置。
  3. 前記記憶部は前記放送番組に対する嗜好情報を記憶し、
    第1圧縮部は前記再生状況情報と前記嗜好情報とに基づいて第1圧縮処理を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の録画再生装置。
  4. 前記チューナから送信された前記放送番組を圧縮する第2圧縮処理を行う第2圧縮部を備えることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の録画再生装置。
  5. 第1圧縮部は前記チューナから第1圧縮部へ送信された前記放送番組を圧縮する第2圧縮処理を行い、
    前記放送番組の前記チューナから第1圧縮部への非送信時に第1圧縮部は第1圧縮処理を行うことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の録画再生装置。
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