JP2016004208A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光触媒による自己洗浄効果の低下を抑制する。
【解決手段】光触媒膜を表面に形成した第1レンズ3Aと、第1レンズ3Aによる像を撮像する撮像素子11と、第1レンズ3Aを保持するカメラ筐体2内に収納され、第1レンズ3Aに照射される紫外光を発光する紫外線LED21と、紫外線LED21により発光された紫外光を、第1レンズ3Aの裏面側に導光する第1導光部8とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置に関する。
自動車における利便性や安全性を向上させる技術として、車両にカメラを搭載し、カメラで撮像された画像から道路上の白線や道路標示を認識したり、車両後方の障害物をカメラで検知して、駐車時の運転を支援したりする装置が知られている。この様な装置に用いられるカメラは車外に取り付けられる場合が多く、カメラのレンズ上に水滴や泥等の汚れが付着する。レンズに付着した水滴や汚れの度合によっては、カメラで撮像された画像から道路上の白線等を明瞭に認識することができなかったり、車両後方の障害物をカメラで検知できなくて、前述した利便性や安全性を向上するための機能を満たすことができなくなることがある。そこで、レンズの前面に、光触媒物質を含む親水フィルタを設けて、この親水フィルタの表面に紫外線を照射して、表面に付着した有機物質を紫外線により洗浄する方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−91249号公報
しかしながら、紫外線を照射する照射部分自体が汚れてしまった場合、光触媒による自己洗浄作用が低下してしまうという問題がある。また、レンズの前面に設けたフィルタの表面に透過性の低い泥等の汚れが付着した場合、紫外線がレンズに到達せず、光触媒による自己洗浄効果が十分に得られないという問題がある。
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、光触媒による自己洗浄効果の低下を抑制することができる撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、光触媒膜を表面に形成したレンズと、前記レンズによる像を撮像する撮像素子と、前記レンズを保持する筐体内に収納され、前記レンズに照射される紫外光を発光する第1の発光体と、前記第1の発光体により発光された前記紫外光を、前記レンズの裏面側に導光する導光部とを備えることを特徴とする。
本発明の撮像装置は、上記構成において、前記レンズは、前記光触媒を表面に形成した第1レンズと、前記第1レンズよりも光軸方向の後方に配置された1又は複数の第2レンズとを組み合わせたレンズ群であって、前記導光部は、前記第1の発光体が発光する前記紫外光を、前記第2レンズを通過させずに、前記第1レンズの裏面に導くことを特徴とする。
本発明の撮像装置は、上記構成において、前記導光部は、前記第1の発光体により発光された前記紫外光を前記レンズに導光させる第1の導光部材と、前記紫外光を反射させて前記レンズの前記裏面側に照射させる第1反射部材との少なくとも一方を有することを特徴とする。
本発明の撮像装置は、上記構成において、前記レンズを保持する筐体内に収納され、前記レンズに照射される赤外光を発光する第2の発光体と、前記第2の発光体の発光した赤外光を前記レンズに導光させる第2の導光部材と、前記第2の発光体の点灯と消灯とを制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記第2の発光体を点灯させた状態で、前記撮像素子により撮像された画像と、前記第2の発光体を消灯させた状態で、前記撮像素子により撮像された画像との差分画像を生成し、生成した前記差分画像に基づいて前記レンズの汚れ具合を判定して、前記第1の発光体の点灯と消灯とを制御することを特徴とする。
本発明の撮像装置は、上記構成において、前記導光部は、前記第1の発光体により発光された前記紫外光を前記レンズに導光させる第1の導光部材と、前記第1の導光部材により導光された前記紫外光を反射させて前記レンズの前記裏面側に照射させる反射部材とを有し、前記反射部材は、前記レンズの中央部分に前記紫外光が照射されるように取り付け角度が調整されていることを特徴とする。
本発明の撮像装置は、上記構成において、前記光触媒膜は、前記レンズの中央部分に形成されていることを特徴とする。
本発明の撮像装置は、上記構成において、前記撮像素子の前記レンズ側の面に設けられた、前記第1の発光体の発光する紫外光を透過させない又は減衰させるフィルタを備えることを特徴とする。
本発明の撮像装置は、上記構成において、前記撮像素子を搭載した第1の電子基板と、前記第1の発光体と前記第2の発光体とを搭載した第2の電子基板とを備えることを特徴とする。
本発明の撮像装置は、上記構成において、前記撮像素子と、前記第1の発光体と、前記第2の発光体とを搭載した電子基板とを備えることを特徴とする。
本発明の撮像装置は、上記構成において、前記第1の発光体の発光した紫外光を前記レンズに導光させる第1の導光部材を備え、前記レンズと前記第1の導光部材と前記第2の導光部材とを光学部品として一体的に構成したことを特徴とする。
本発明の撮像装置は、上記構成において、前記第1の発光体の発光した紫外光を前記レンズに導光させる第1の導光部材を備え、前記第1の発光体と、前記第1の導光部材とを複数有し、前記レンズの上下方向又は左右方向から紫外光が照射されるように、複数の前記第1の発光体と前記第1の導光部材とが配置されていることを特徴とする。
本発明の撮像装置は、上記構成において、前記レンズを保持する筐体内に収納され、前記レンズに照射される赤外光を発光する複数の第2の発光体と、前記第2の発光体の発光した赤外光を前記レンズに導光させる複数の第2の導光部材とを有し、前記レンズの上下方向又は左右方向から紫外光が照射されるように、複数の前記第2の発光体と前記第2の導光部材とが配置されていることを特徴とする。
本発明の撮像装置は、上記構成において、前記レンズの上方向から前記レンズに前記紫外光と前記赤外光とを照射する第1の発光体及び第2の発光体と、前記レンズの下方向から前記レンズに前記紫外光と前記赤外光とを照射する第1の発光体及び第2の発光体とがそれぞれ同数ずつ設けられ、前記上方向から前記紫外光と前記赤外光を照射する前記第1の発光体及び前記第2の発光体の配列と、前記下方向から前記紫外光と前記赤外光を照射する前記第1の発光体及び前記第2の発光体との配列とが左右対称になるように配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、光触媒による自己洗浄効果の低下を抑制することができるという効果を奏する。
撮像装置の第1の構成を示す断面図である。 光触媒をコーティングした第1レンズのコーティング領域を示す図である。 第1電子基板の平面図である。 (A)〜(C)は、紫外線LED及び赤外線LEDの配置を示す図である。 カメラ筐体を、第1レンズの光軸方向から見た平面図である。 (A)は、撮像素子の受光感度を示し、(B)は、紫外線LEDと赤外線LEDとの発光する光の強度分布を示す図である。 撮像装置の車両への搭載例を示す図である。 撮像装置の他の構成を示す図である。 撮像装置の他の構成を示す図である。 処理装置の構成を示す構成図である。 紫外線LEDの発光タイミングと、撮像素子の露光タイミングとの関係を示す図である。 (A)及び(B)は、第1レンズに雨滴が付着している場合に撮像装置により撮影される画像の例を示す図であり、(C)は、(A)に示す画像と(B)に示す画像との差分画像を示す図である。 図12(C)に示す差分画像の輝度ヒストグラムを示す図である。 (A)及び(B)は、第1レンズに泥が付着している場合に撮像装置により撮影される画像の例を示す図であり、(C)は、(A)に示す画像と(B)に示す画像との差分画像を示す図である。 紫外線LEDの点灯と消灯とを制御する制御装置の第1の処理手順を示すフローチャートである。 紫外線LEDの点灯と消灯とを制御する制御装置の第2の処理手順を示すフローチャートである。 付着物判定処理の詳細を示すフローチャートである。 紫外線LEDの点灯と消灯とを制御する制御装置の第3の処理手順を示すフローチャートである。 処理装置の他の構成を示す構成図である。
以下、添付図面を参照しながら実施形態について説明する。
まず、図1を参照しながら本実施形態の撮像装置1Aの構成について説明する。図1には、撮像装置1Aを、撮像装置1Aの備えるレンズの光軸方向で切断した断面図を示す。撮像装置1Aは、第1レンズ3Aと、第2レンズ4としてのレンズ4A及びレンズ4Bとの3枚のレンズを備えている。これらの第1レンズ3A、レンズ4A、レンズ4Bは、カメラ筐体2によって筐体内に保持されている。カメラ筐体2には、無機材料が用いられている。第1レンズ3A、レンズ4A、レンズ4Bには、ガラスが用いられている。第1レンズ3Aの外側の面(表面)、すなわち、レンズ4A、レンズ4Bとは反対側の面は、酸化チタン等の光触媒によってコーティングされている。光触媒によりコーティングされた第1レンズ3Aに紫外線が照射されることで、第1レンズ3Aの表面に付着する有機物の酸化分解効果と、親水効果とが得られ、自己洗浄機能が発揮される。第2レンズ4としてのレンズ4A及びレンズ4Bは、第1レンズ3よりも光軸方向の後方、すなわち、撮像素子11側に設けられている。
図2に、光触媒をコーティングした第1レンズ3Aの領域(コーティング領域31という)を示す。コーティング領域31は、第1レンズ3Aの中央部分、すなわち、第1レンズ3Aの中心から所定の直径を持つ円形領域に形成されている。撮像装置1Aで撮影された画像データを用いてレーン認識、車両検知等の処理を行う処理装置(後述する)において実際に使用される画像の撮影部分に酸化効果、親水効果が得られればよい。このため、第1レンズ3Aの中央部分だけが光触媒によりコーティングされている。
撮像装置1Aは、第1電子基板10を搭載している。図3を参照しながら第1電子基板10について説明する。図3に、第1電子基板10の平面図を示す。第1電子基板10の中央部には、第1レンズ3A、レンズ4A及びレンズ4Bによる像を撮像するCCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子11が実装されている。撮像素子11の上面、すなわち、第1レンズ3A側には、紫外線カットフィルタ12が装着されている。後述する紫外線LED21の発光する紫外光が撮像素子11で受光されると、撮像素子11で撮影される画像に影響が出る場合がある。このため、撮像素子11の上面に紫外線カットフィルタ12を設けて、紫外線LED21の発光する紫外光の画像への影響を低減している。紫外線カットフィルタ12は、紫外線LED21の発光する紫外光を透過させない又は減衰させるフィルタである。
また、撮像素子を挟んだ第1電子基板10の上下両側には、孔13、14が形成されており、この孔13、14に後述する第1導光部材23Aと第2導光部材24Aとがそれぞれ挿通される。
撮像装置1Aは、第2電子基板20を搭載している。図4(A)〜図4(C)を参照しながら第2電子基板20について説明する。図4(A)〜図4(C)に、第2電子基板20の平面図を示す。第2電子基板20上には、紫外線LED21と、赤外線LED22とが搭載されている。紫外線LED21は、レンズ(3A、4A、4B)を保持するカメラ筐体2内に収納されている。紫外線LED21の発光する紫外光が、第1レンズ3Aに照射されることで光触媒(光触媒膜)によりコーティングされた第1レンズ3Aに、酸化分解効果、親水効果が働く。赤外線LED22は、第1レンズ3Aの汚れを検知するために使用される。詳細については後述するが、赤外線LED22の点灯時と消灯時とに撮影された画像の輝度差に基づいて、第1レンズ3Aの表面に付着した付着物が雨滴であるのか、泥等の汚れであるのかを判別することができる。
また、紫外線LED21と、赤外線LED22とは、撮像装置1Aのカメラ筐体2内に設けられている(図1参照)。紫外線LED21と赤外線LED22とを、カメラ筐体2内に設けることで、紫外線LED21や赤外線LED22が泥等で汚れるのを防止することができる。このため、紫外線LED21の汚れによる第1レンズ3Aの洗浄作用の低下を防止することができる。
図4(A)には、紫外線LED21を、第2電子基板20の上辺27側の辺縁部に2つ搭載し、赤外線LED22を、第2電子基板20の下辺28側の辺縁部に2つ搭載した例を示す。第2電子基板20の上辺27は、撮像装置1Aが車両に搭載された際に上側になる辺であり、第2電子基板20の下辺28は、車両に搭載された際に下側になる辺である。第1レンズ3Aに対して上方又は下方、又は上方又は下方の両方から紫外光を照射することで、第1レンズ3Aの左右両端の視界を確保することができる。また、第1レンズ3Aに対して複数の位置、方向から紫外光を照射することで、第1レンズ3Aの全体に親水効果を発生させることができ、第1レンズ3Aのどの位置に付着物が付着していても、付着物を確実に検出することができる。
紫外線LED21と赤外線LED22との配置は、図4(A)に示すものに限定されるものではない。例えば、図4(B)に示すように第2電子基板20の左右辺のいずれか一方の辺縁部に紫外線LED21を搭載し、左右辺の他方の辺縁部に赤外線LED22を搭載するものであってもよい。また、図4(C)に示すように、第2電子基板20の上辺27側の辺縁部に、紫外線LED21と赤外線LED22とを1つずつ配置し、第2電子基板20の下辺28側の辺縁部にも、紫外線LED21と赤外線LED22とを1つずつ配置してもよい。なお、図4(C)に示す構成の場合、上辺27側に設けた紫外線LED21と赤外線LED22との配置と、下辺28側に設けた紫外線LED21と赤外線LED22との配置とが左右対称になっている。このような配置とすることで、第1レンズ3Aに照射される赤外光及び紫外光の偏りを低減することができる。また、図4(A)〜(C)には、紫外線LED21と赤外線LED22とをそれぞれ2個ずつ設けた例を示したが、第2電子基板20に搭載される紫外線LED21と赤外線LED22との数は、2個に限定されるものではない。また、第2電子基板20に搭載される紫外線LED21と赤外線LED22との数は同数でなくてもよい。
撮像装置1は、第1導光部8及び第2導光部9を有している。第1導光部8は、第1導光部材23Aと、第1反射部材25とを備えている。第2導光部9は、第2導光部材24Aと、第2反射部材26とを備えている。
第1導光部材23Aは、紫外線LED21の発光する紫外光を第1レンズ3Aに導光する。同様に、第2導光部材24Aは、赤外線LED22の発光する赤外光を第1レンズ3Aに導光する。第1導光部材23Aは、一方の端部が第2電子基板20に当接し、他方の端部は第1レンズ3Aと一体的に形成されている(図1参照)。第2電子基板20に接する第1導光部材23Aの一方の端部は、紫外線LED21の周囲を取り囲んでいる。
同様に、第2導光部材24Aも一方の端部が第2電子基板20に当接し、他方の端部は第1レンズ3Aと一体的に形成されている(図1参照)。第2電子基板20に接する第2導光部材24Aの一方の端部は、赤外線LED22の周囲を取り囲んでいる。
第1導光部材23A、第2導光部材24A及び第1レンズ3Aは、1つの光学部品として一体的に構成されている。紫外線LED21により発光された紫外光は、第1導光部材23A内を導光されて、第1レンズ3Aに導かれる(図1に示す点線矢印L1)。同様に、赤外線LED22により発光された赤外光は、第2導光部材24A内を導光されて、第1レンズ3Aに導かれる(図1に示す点線矢印L2)。すなわち、第1導光部材23Aは、紫外線LED21の発光する紫外光が第1レンズ3A以外の第2レンズ4(レンズ4A、レンズ4B)に照射されないように、紫外光を後述する第1反射部材25に導く。同様に、第2導光部材24Aは、赤外線LED22の発光する赤外光が第1レンズ3A以外の第2レンズ4(レンズ4A及びレンズ4B)に照射されないように、赤外光を後述する第2反射部材26に導く。このとき、第1導光部材23A、第2導光部材24A及び第1レンズ3Aが一体的に構成されていることで、紫外線LED21の発光する紫外光の光量の減少を抑え、少ない電力で効率的に第1レンズ3Aの全体に紫外光を照射することができる。
また、第1導光部材23A、第2導光部材24Aを設けて紫外光、赤外光を第1レンズ3Aに導光することにより、紫外線LED21、赤外線LED22の発生する熱が撮像素子11に伝わりにくくすることができる。
また、第1導光部材23Aは、紫外線LED21の発光する紫外光を第1レンズ3Aに導光させるための部材であるため、紫外線LED21の配置に応じて第1導光部材23Aの配置位置も変更される。例えば、図4(B)に示す第2電子基板20の左辺の辺縁部に紫外線LED21を搭載した構成の場合、第1導光部材23Aも、紫外線LED21の周囲を囲むように第2電子基板20の左辺の辺縁部に設けられる。同様に、図4(B)に示す第2電子基板20の右辺の辺縁部に赤外線LED22を搭載した構成の場合、第2導光部材24Aも、赤外線LED22の周囲を囲むように第2電子基板20の右辺の辺縁部に設けられる。
第1導光部材23Aには、例えば、紫外光の減衰率が低い部材、例えば、紫外線透過ガラスを用いることができる。紫外線透過ガラスには、例えば、酸化鉄などの不純物の混入を0.01%以下に抑えた紫外線透過ガラスを用いることができる。複数枚のレンズ(第1レンズ3A、レンズ4A、レンズ4B)を備えた撮像装置1Aの場合、第1導光部材23Aの発光する紫外光が第1レンズ3Aに到達するまでの間に、第2レンズ4(レンズ4A、レンズ4B)で減衰される。このため、第1レンズ3Aに十分な紫外光が照射されない場合がある。これは、紫外光のガラスの透過率が悪く、複数枚のレンズ(レンズ4A、レンズ4B)を透過することができないことに起因する。そこで、本実施形態では、第1導光部材23Aを設けて、紫外線LED21の発光する紫外光を第1導光部材23Aによって第1レンズ3Aに導光させる構成をとっている。
図5に、カメラ筐体2を、第1レンズ3Aの光軸方向から見た平面図を示す。カメラ筐体2を第1レンズ3Aの光軸方向から見た場合、第1導光部材23Aの一部が第1レンズ3Aの一部に重なり、第2導光部材24Aの一部も第1レンズ3Aの一部に重なるように、第1導光部材23A及び第2導光部材24Aが配置されている。このような配置とすることで、紫外線LED21で発光され、第1導光部材23Aにより導光された紫外光を第1レンズ3Aの内側から第1レンズ3Aに照射させることができる。このため、第1レンズに紫外光を安定して照射することができ、第1レンズ3Aの表面に透過性の低い汚れ(泥など)が付着しても、光触媒の効果により第1レンズ3Aの表面を洗浄することができる。赤外光についても同様に、赤外線LED22で発光され、第2導光部材24Aにより導光された赤外光を第1レンズ3Aの内側から第1レンズ3Aに照射させることができる。
また、第1導光部材23A内には、紫外線LED21の発光する紫外光を第1レンズ3Aの裏面側の中央部に反射させる第1反射部材25が設けられている(図1参照)。なお、裏面とは、光触媒をコーティングした第1レンズ3Aの表面とは反対側の面である。第1反射部材25は、紫外線LED21によって発光され、第1導光部材23Aによって導光された紫外光が第1レンズ3Aの中央部分に照射されるように、第1導光部材23A内での取り付け位置が調整されている。紫外線LED21の発光する紫外光が、第1レンズ3Aの周辺部分、例えばカメラ筐体2や、撮像装置1のボディの樹脂部、塗装等に照射されると、これらの有機材料の劣化を引き起こす可能性がある。このような問題が生じないようにするため、第1導光部材23A内に第1反射部材25を設けて、紫外光が第1レンズ3Aの周辺部分に照射されないようにしている。また、第1レンズ3Aに、広角(魚眼)レンズ等を用いた場合、レンズが大きく湾曲しているため、紫外光を的確に第1レンズ3Aに照射することができない場合がある。このような場合でも、第1反射部材25を設けて第1反射部材25の取り付け角度を調整することで、紫外光を第1レンズ3Aの中央部分に照射させることができる。
同様に、第2導光部材24A内には、赤外線LED22の発光する赤外光を第1レンズ3Aの中央部に反射させる第2反射部材26が設けられている(図1参照)。第2反射部材26も、第1反射部材25と同様に、赤外線LED22によって発光され、第2導光部材24Aによって導光された赤外光が第1レンズ3Aの中央部分に照射されるように、第2導光部材24A内での取り付け位置が調整されている。
図1には、第1導光部8として第1導光部材23Aと第1反射部材25との両方が設けられているが、いずれか一方だけを備える構成であってもよい。同様に、第2導光部9として第2導光部材24Aと第2反射部材26との両方が設けられているが、いずか一方だけを備える構成であってもよい。
第1導光部材23Aは、紫外線LED21の発光する紫外光を、第2レンズ4(レンズ4A、レンズ4B)を通過させることなく、第1レンズ3Aの裏面側に導くために設けられている。同様に、第2導光部材24Aは、赤外線LED22の発光する赤外光を、第2レンズ4(レンズ4A、レンズ4B)を通過させることなく、第1レンズ3Aの裏面側に導くために設けられている。従って、撮像装置1の備えるレンズが、第1レンズ3Aだけの構成である場合には、第1反射部材25だけを有する第1導光部8であってもよい。同様に、第2反射部材26だけを有する第2導光部9であってもよい。
また、第1レンズ3Aに、広角(魚眼)レンズ等の大きく湾曲したレンズを用いていない場合、第1導光部8として、第1導光部材23Aだけを有していてもよい。同様に、第2導光部9として、第2導光部材24Aだけを有していてもよい。
図6(A)に、撮像素子11の受光感度を示し、図6(B)に、紫外線LED21と赤外線LED22との発光する光の強度分布を示す。撮像素子11には、可視領域と、赤外線領域とにおいて高い受光感度を有する素子が用いられている。また、撮像素子11の受光感度は、紫外線領域においては低いほどよい。これは、画像の撮影の際に、紫外線LED21の発光する紫外光の影響を受けないようにするためである。撮像素子11として紫外線領域の受光感度が低いものを使用し、さらに撮像素子11の上面に紫外線カットフィルタ12を装着することで、紫外線LED21の発光する紫外光の画像への影響を大幅に低減することができる。
図7は、撮像装置1Aの車両7への搭載例を示す図である。例えば、撮像装置1Aは、車両7の後方に搭載され、車両7の後方の路面を含む領域が撮影されるように搭載位置が調整されている。
図8は、撮像装置1Aの他の構成を示す図である。図1に示す撮像装置1Aは、第1レンズ3Aと、第1導光部材23Aと、第2導光部材24Aとを1つの光学部品として一体的に構成していた。図8には、第1導光部材23B、第2導光部材24B及び第1レンズ3Bをそれぞれ別体で形成した撮像装置1Bの構成を示す。なお、図8に示す撮像装置1Bには、レンズとして第1レンズ3Bのみを示すが、レンズは、第1レンズ3Bの一枚だけの構成であってもよいし、図1に示すように第1レンズ3A、レンズ4A、レンズ4Bの3枚のレンズを備えるものであってもよい。
図9は、撮像装置1Aの他の構成を示す図である。図9に示す撮像装置1Cは、紫外線LED21及び赤外線LED22を、撮像素子11を設けた電子基板と同一の電子基板30に搭載した。図1に示す撮像装置1Aは、紫外線LED21及び赤外線LED22を、撮像素子11を設けた第1電子基板10とは異なる第2電子基板20に設けている。このため、紫外線LED21や赤外線LED22から発生した熱が撮像素子11に伝わりにくくすることができる。図9に示す撮像装置1Cの構成では、電子基板の数を削減して、撮像装置1Cの装置構成を小型化することができる。また、紫外線LED21及び赤外線LED22の電子基板30への実装が容易になる。また、紫外線LED21及び赤外線LED22を、撮像素子11と同じ電子基板30に搭載することで、撮像素子11により撮影された画像による付着物の検出、及び検出した付着物への紫外光の照射の精度を高めることができる。
次に、図10を参照しながら処理装置100の構成について説明する。処理装置100は、撮像装置1を制御して、撮像装置1によって撮像された画像データを画像処理する装置である。なお、処理装置100が制御する対象となる撮像装置は、撮像装置1A〜1Cのいずれであってもよいため、以下では、撮像装置1と表記する。また、第1レンズ3A、第1レンズ3Bを特に区別する必要がないため、第1レンズ3と表記する。
処理装置100は、A/D(Analog-to-digital converter)変換回路101と、メモリ102と、画像演算装置103と、制御装置104と、撮像素子制御回路105と、LED制御回路106とを備えている。
A/D変換回路101は、撮像素子11で撮影された、赤外線LED22の点灯時及び消灯時の画像信号を、A/D変換してデジタル画像データとし、メモリ102へ転送する。メモリ102は、A/D変換回路101から転送されたデジタル画像データを記憶する。画像演算装置103は、メモリ102の記憶する画像データを画像演算処理し、点灯時の画像と消灯時の画像との差分画像を生成する。
制御装置104は、差分画像から得られる輝度情報に基づいて付着物の付着状態の解析を行う。第1レンズ3に付着物が存在する場合には、所定輝度以上の領域が複数存在するので、制御装置104は、この領域毎の画素数や重心座標を算出することで、付着物の数や大きさ、付着物の位置を特定する。さらに、制御装置104は、差分画像における輝度情報と所定の輝度以上をもつ領域の面積や形状情報を算出し、この算出結果をもとに付着物の種別(水滴、曇り、その他の汚れ)を特定する。周辺装置150は、処理装置100の出力する画像に基づいて駐車時の運転を支援する装置、或いは白線や道路標示を認識して運転時の安全性を補助するための装置であり、制御装置104は、解析結果を周辺装置150に送信する。
撮像素子制御回路105は、撮像素子11の露光タイミングを制御し、LED制御回路106は、紫外線LED21及び赤外線LED22の点灯及び消灯を制御する。
なお、図10に示す処理装置100は、車両7に搭載されたECU(Electronic Control Unit)と、CAN(Controller Area Network)等の車載通信バスで接続されており、ECUからの情報を取得可能に構成されている。
図11は、紫外線LED21の発光タイミングと、撮像素子11の露光タイミングとの関係を示す図である。紫外線LED21の発光タイミングは、LED制御回路106によって制御され、撮像素子11の露光タイミングは、撮像素子制御回路105によって制御される。紫外線LED21は、撮像素子11の露光タイミングに同期して点灯され、撮像素子11が露光状態にある期間中、点灯と消灯とを繰り返す。紫外線LED21の点灯時間は、撮像素子11の映像取り込み時間(例えばNTSCの規格であれば16.6ms)と同じ、あるいはそれよりやや長ければよい。これにより、紫外線LED21の点灯時における画像と消灯時における画像とが撮像素子11で露光されて撮影される。
次に、第1レンズ3に付着する付着物の判定方法について、図12及び図13を参照しながら説明する。
図12(A)は、第1レンズ3に雨滴が付着している状態において、赤外線LED22を消灯させた状態で撮像素子11によって撮影された画像を示す。また、図12(B)は、第1レンズ3に雨滴が付着している状態において、赤外線LED22を点灯させた状態で撮像素子11によって撮影された画像を示す。また、図12(C)は、図12(A)に示す画像と、図12(B)に示す画像との差分画像を示す。なお、図12(C)に示す差分画像は、図10に示す画像演算装置103により生成される。赤外線LED22を点灯させた状態で撮像素子11により撮影を行うと、赤外光が雨滴によって反射されて撮像素子11により撮影される。赤外線LED22の光が雨滴によって反射されて撮像素子11で撮像されるので、赤外線LED22の点灯時の画像と赤外線LED22の消灯時の画像との差分画像は、雨滴が付着している部分が明るくなっている。また、差分画像の輝度ヒストグラムは図13に示すように輝度値の高い方に分布している。また、明るくなっている部分の輪郭部分が特に明るくなっているので、付着物が雨滴であることが特定できる。
図14(A)は、第1レンズ3に泥等の汚れが付着している状態において、赤外線LED22を消灯させた状態で撮像素子11によって撮影された画像を示す。図14(B)は、第1レンズ3に泥等の汚れが付着している状態において、赤外線LED22を点灯させた状態で撮像素子11によって撮影された画像を示す。また、図14(C)は、図14(A)に示す画像と、図14(B)に示す画像との差分画像を示す。雨滴の場合と同様に、赤外線LED22の赤外光が、泥等の汚れによって反射されて撮像素子11で撮像されるので、赤外線LED22の点灯時の画像と赤外線LED22の消灯時の画像との差分画像は泥等の汚れが付着している部分が明るくなっている。また、明るくなっている部分が全体的に同じ明るさであるので、付着物が泥等の汚れであると特定できる。
なお、第1レンズ3に付着した雨滴や泥等の検出に赤外光を使用することで、赤外線LED22の発光する赤外光が、他の車両(例えば、撮像装置1を搭載した車両の後続車のドライバに、まぶしい等の不快感を与えることがない。
紫外線LED21を常時点灯させた場合、紫外光の照射を受ける部分(例えばカメラ筐体2や、撮像装置1のボディの樹脂部、塗装等)の劣化が早まり、消費電力が増大し、紫外線LED21の寿命が短くなるといった問題が生じる。このため、本実施形態の処理装置100は、撮像装置1によって撮影された画像に基づいて太陽光が第1レンズ3に照射されているか否かを判定して、太陽光が第1レンズ3に照射されている間は、紫外線LED21を消灯させる。具体的には、処理装置100は、撮像装置1の画像データの平均輝度としきい値とを比較して、平均輝度がしきい値以上であれば、第1レンズ3に太陽光の紫外線が当たっていると判定する。また、処理装置100は、平均輝度がしきい値よりも小さい場合、第1レンズ3に太陽光の紫外線が当たっていないと判定する。処理装置100は、太陽光が第1レンズ3に当たっていると判定する場合には、紫外線LED21を消灯させ、太陽光が第1レンズ3に当たっていないと判定する場合には、紫外線LED21を点灯させる。これにより、太陽光の照射量が減少する曇り、雨天時や、トンネル内を走行する場合、夜間走行の場合でも第1レンズ3に塗布された光触媒に親水効果を発揮させることができる。
なお、太陽光が第1レンズ3に照射されているか否かの判断は、車両7に搭載された照度センサ等の情報により判断することもできる。また、車両7に搭載された照度センサと、撮像装置1の撮影する画像とに基づいて、紫外線LED21の点灯、消灯を判断してもよい。
図15に示すフローチャートを参照しながら、制御装置104の第1の処理手順を説明する。この処理手順は、撮像装置1によって撮影された画像データの平均輝度に基づいて、紫外線LED21の点灯と消灯とを制御する手順である。
制御装置104は、まず、LED制御回路106を制御して紫外線LED21及び赤外線LED22を消灯させ、撮像素子制御回路105を制御して撮像素子11により画像を撮影させる(ステップS1)。撮像素子11で撮影された画像データは、A/D変換回路101でA/D変換され、メモリ102に保存される。なお、ステップS1の終了時点では、紫外線LED21は消灯状態にあるものとして以下の説明を行う。
次に、制御装置104は、メモリ102から画像データを読み出して、読み出した画像データの平均輝度を算出する。そして、制御装置104は、算出した画像データの平均輝度と、しきい値とを比較する(ステップS2)。制御装置104は、画像データの平均輝度がしきい値よりも低いと判定する場合(ステップS2/NO)、LED制御回路106に紫外線LED21を点灯させて(ステップS3)、ステップS4の処理に移行する。また、制御装置104は、画像データの平均輝度がしきい値以上であると判定する場合(ステップS2/YES)、消灯状態にある紫外線LED21を点灯させることなく、ステップS4の処理に移行する。
ステップS4では、制御装置104は、車両7のECUからIGスイッチのオフを通知する信号を受信したか否かを判定する(ステップS4)。制御装置104は、ECUから送信された信号を受信して、IGスイッチがオフされたと判定すると(ステップS4/YES)、この処理を終了させる。また、制御装置104は、IGスイッチがオフされていないと判定すると(ステップS4/NO)、ステップS1の前回の画像の撮影から所定時間を経過したか否かを判定する(ステップS5)。所定時間を経過していない場合、制御装置104は、ステップS4の判定に戻りIGスイッチがオフされた旨の信号をECUから受信したか否かを判定する。また、前回の画像の撮影から所定時間を経過したと判定すると(ステップS5/YES)、制御装置104は、ステップS1からの処理を繰り返す。
次に、図16に示すフローチャートを参照しながら制御装置104の第2の処理手順を説明する。図15に示すフローでは、画像データの平均輝度がしきい値以上であるか否かを判定して、紫外線LED21の点灯制御を行っていた。しかし、紫外線LED21の点灯時間をさらに短縮させるためには、画像データの平均輝度がしきい値よりも低く、付着物が第1レンズ3に付着していると判定される場合に、紫外線LED21を点灯させるようにしてもよい。この場合の制御装置104の処理手順を第2の処理手順として、図16に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、図16に示すステップS11、S12の処理は、図15のフローと同一であるため、説明を省略する。
制御装置104は、画像データの平均輝度がしきい値よりも低いと判定すると(ステップS12/NO)、第1レンズ3に泥等の付着物が付着しているか否かを判定する付着物判定処理を行う(ステップS13)。付着物判定処理の詳細については、図17に示すフローチャートを参照しながら後述する。
制御装置104は、付着物が第1レンズ3に付着していないと判定する場合(ステップS14/NO)、IGスイッチのオフを通知する信号をECUから受信したか否かを判定する(ステップS16)。また、制御装置104は、付着物が第1レンズ3に付着していると判定する場合(ステップS14/YES)、LED制御回路106に紫外線LED21を点灯させる(ステップS15)。その後、制御装置104は、ステップS16に移行して、IGスイッチのオフを通知する信号をECUから受信したか否かを判定する(ステップS16)。以後の処理は、図15のS4及びS5と同一であるため、説明を省略する。
次に、図17に示すフローチャートを参照しながら付着物判定処理の詳細について説明する。
まず、制御装置104は、LED制御回路106を制御して赤外線LED22を発光させ(ステップS21)、赤外線LED22の発光する赤外光を第1レンズ3に導光する。次に、制御装置104は、赤外線LED22を点灯させた状態で、撮像素子制御回路105を制御して撮像素子11の露光を開始する(ステップS22)。次に、制御装置104は、撮像素子11の映像取り込み時間だけ撮像素子11を露光させて、撮像素子11の露光を終了させる(ステップS23)。そして、制御装置104は、赤外線LED22の発光を停止させて(ステップS24)、撮像素子11で撮影された画像データ(以下、画像Aという)をメモリ102に転送させてメモリ102に保存させる(ステップS25)。
次に、制御装置104は、赤外線LED22を消灯させた状態で、撮像素子制御回路105を制御して撮像素子11の露光を開始する(ステップS26)。次に、制御装置104は、撮像素子11の映像取り込み時間だけ撮像素子11を露光させて、撮像素子11の露光を終了する(ステップS27)。そして、制御装置104は、撮像素子11で撮影された画像データ(以下、画像データ(B)という)をメモリ102に転送させてメモリ102に保存させる(ステップS28)。
画像データ(A)と画像データ(B)とがメモリ102に保存されると、画像演算装置103は、メモリ102に記憶されている画像データ(A)と画像データ(B)とから差分画像(C)を算出し(ステップS29)する。画像演算装置103は、算出した差分画像(C)を二値化処理した画像データ(以下、画像データ(D)という)を算出する(ステップS30)。次に、制御装置104は、二値化処理した画像データ(D)に基づき所定の輝度範囲にある領域の面積、形状等を演算する(ステップS31)。制御装置104は、第1レンズ3に付着している付着物の程度を判定し、付着物の付着量が撮像素子11で画像を取得するのに障害となるかどうかを判断する(ステップS32)。制御装置104は、付着物の付着量が障害となると判断した場合には周辺装置150に報知する(ステップS33)。
次に、図18に示すフローチャートを参照しながら制御装置104の第3の処理手順を説明する。この第3の処理手順では、太陽光が第1レンズ3に照射されておらず、付着物が第1レンズ3に付着していると判定された場合、又はウィンドウワイパーがオンになっていると判定された場合に、紫外線LED21を点灯させる処理手順である。ウィンドウワイパーがオンになっている場合に、雨が降っていると判定できるため、紫外線LED21を点灯させることで、第1レンズ3Aに、親水効果を働かせることができる。なお、ステップS42までの処理は、図18に示すS1、S2の処理と同一であるため、説明を省略する。
制御装置104は、画像データの平均輝度がしきい値よりも低いと判定すると(ステップS42/NO)、ウィンドウワイパーがオンになっているか否かを判定する(ステップS43)。制御装置104は、車両7のECUから、ウィンドウワイパーがオンであることを通知する信号を入力したか否かを判定して、ウィンドウワイパーがオンになっているか否かを判定する(ステップS43)。制御装置104は、ウィンドウワイパーがオンであると判定すると(ステップS43/YES)、LED制御回路106を制御して紫外線LED21を点灯させる(ステップS46)。また、制御装置104は、ウィンドウワイパーがオンではないと判定すると(ステップS43/NO)、付着物判定処理を行う(ステップS44)。付着物判定処理の詳細については、図17にて説明したため説明を省略する。また、付着物判定処理以降の処理についても、図16に示すフローと同一であるため、説明を省略する。
図19は、処理装置100の他の形態を示している。図10に示す処理装置100は、第1レンズ3、撮像素子11、紫外線LED21、赤外線LED22等を有する撮像装置1と、A/D変換回路101、メモリ102、画像演算装置103、制御装置104等を有する演算部とを一体の構成としている。しかし、図19に示す他の構成の処理装置200は、撮像装置1と、A/D変換回路211、ビデオエンコーダ212、制御装置213、撮像素子制御回路214、LED制御回路215等で撮像部210を構成している。撮像装置1は、第1レンズ3、撮像素子11、紫外線LED21、赤外線LED22等を備えている。また、ビデオデコーダ231、メモリ232、画像演算装置233、制御装置234等で演算部230を構成している。撮像部210と演算部230とを別々のユニットに分けて信号線を介して接続する構成としている。
以上説明したように本実施形態の撮像装置1は、カメラ筐体2内に設けて、紫外線LED21が泥等で汚れないようにした。このため、紫外線LED21自体の汚れを防止して、紫外線LED21による第1レンズ3の洗浄作用の低下を防止することができる。
また、透過性の低い泥等の汚れが第1レンズ3に付着した場合、第1レンズ3の外側から紫外線を照射しても、第1レンズ3の表面には紫外光が届きにくいため、十分な光触媒効果が得られない場合がある。本実施形態は、紫外線LED21をカメラ筐体2内に設けた構成としたため、第1レンズ3の内側から紫外光を第1レンズ3に照射することができ、十分な光触媒効果を得ることができる。
また、複数枚のレンズを備えた撮像装置1の場合、紫外線はガラスの透過率が低いため、紫外線LED21の発光した紫外光が複数枚のレンズを透過せず、一番外側の外気に触れる第1レンズ3まで紫外線が届かない場合がある。このため、本実施形態は、第1導光部8として、第1導光部材23を設けて、紫外線LED21の発光した紫外光を第1レンズ3に導光するように構成した。このため、一番外側に配置された第1レンズ3に確実に紫外光を照射することができ、親水効果を第1レンズ3に与えることができる。
また、第1導光部8として、紫外光を反射させて第1レンズ3Aの裏面側に照射させる第1反射部材25を設けた。第1レンズ3Aに、広角(魚眼)レンズ等を用いた場合、レンズが大きく湾曲しているため、紫外光を的確に第1レンズ3A(例えば、第1レンズ3Aの中央部分)に照射することができない場合がある。このような場合でも、第1反射部材25により紫外光を第1レンズ3Aの中央部分に照射させることができる。従って、第1レンズ3Aに親水効果を発揮させることができる。
また、本実施形態は、赤外光を発光する赤外線LED22を備え、赤外線LED22が点灯した状態で撮影された画像と、赤外線LED22を消灯させた状態で撮影された画像との差分画像により、第1レンズ3の汚れ具合を判定して、紫外線LED21の点灯と消灯とを制御している。従って、第1レンズ3の汚れ具合に応じて紫外線LED21を点灯させることができるので、紫外線による第1レンズ3の周辺部材の劣化を防止し、紫外線LED21の点灯による消費電力を削減することができる。また、紫外線LED21の耐久性を向上させることができる。
また、第1反射部材25を設けて、第1レンズ3の中心部に紫外光が照射されるようにしたため、紫外線による第1レンズ3の周辺部材の劣化を防止することができる。
また、撮像素子11の第1レンズ3側の面に、紫外光を透過させない、又は減衰させる紫外線カットフィルタ12を設けたことにより、撮像素子11により撮影される画像への紫外光の影響を低減することができる。
また、第1レンズ3と第1導光部材23と第2導光部材24とを光学部品として一体的に構成したことにより、紫外線LED21の発光する紫外光の光量の減少を抑え、少ない電力で効率的に第1レンズ3の全体に紫外光を照射することができる。
また、第1レンズ3Aの中央部のコーティング領域31に、紫外線LED21の発光する紫外光及び赤外線LED22の発光する赤外光を集中的に照射する。これにより、少ない光量及び電力で、必要最低限な第1レンズ3の領域の付着物を確実に検知し、コーティング領域31の視認性を向上させることができる。
上述した実施形態は、本発明の好適な実施の形態である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、図1に示す撮像装置1A、図8に示す撮像装置1B、図9に示す撮像装置1Cには、赤外線LED22を設けていたが、赤外線LED22が搭載されていない構成であってもよい。赤外線LED22を有していない構成の場合、紫外線LED21を用いて第1レンズ3の汚れを検出することもできる。紫外線LED21を用いた第1レンズ3の汚れ検知の方法は、赤外線LED22の場合と同様である。すなわち、紫外線LED21が点灯した状態で撮影された画像と、紫外線LED21を消灯させた状態で撮影された画像との差分画像により、第1レンズ3の汚れ具合を判定して、紫外線LED21の点灯と消灯とを制御する。第1レンズ3の汚れ検知に紫外線LED21を使用することで、赤外線LED22を設ける必要がなくなり、部品コストを低減することができる。また、撮像装置1のカメラ筐体2のサイズを小型化することができる。
1 撮像装置
2 カメラ筐体
3 第1レンズ(レンズ)
4 第2レンズ
7 車両
8 第1導光部
9 第2導光部
10 第1電子基板(第1の電子基板)
11 撮像素子
12 紫外線カットフィルタ
20 第2電子基板(第2の電子基板)
21 紫外線LED(第1の発光体)
22 赤外線LED(第2の発光体)
23A〜23C 第1導光部材(第1の導光部材)
24A〜24C 第2導光部材(第2の導光部材)
25 第1反射部材(反射部材)
26 第2反射部材
30 電子基板
31 コーティング領域
100 処理装置
104 制御装置(制御部)

Claims (13)

  1. 光触媒膜を表面に形成したレンズと、
    前記レンズによる像を撮像する撮像素子と、
    前記レンズを保持する筐体内に収納され、前記レンズに照射される紫外光を発光する第1の発光体と、
    前記第1の発光体により発光された前記紫外光を、前記レンズの裏面側に導光する導光部と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記レンズは、前記光触媒を表面に形成した第1レンズと、前記第1レンズよりも光軸方向の後方に配置された1又は複数の第2レンズとを組み合わせたレンズ群であって、
    前記導光部は、前記第1の発光体が発光する前記紫外光を、前記第2レンズを通過させずに、前記第1レンズの裏面に導くことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記導光部は、前記第1の発光体により発光された前記紫外光を前記レンズに導光させる第1の導光部材と、前記紫外光を反射させて前記レンズの前記裏面側に照射させる第1反射部材との少なくとも一方を有することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 前記レンズを保持する筐体内に収納され、前記レンズに照射される赤外光を発光する第2の発光体と、
    前記第2の発光体の発光した前記赤外光を前記レンズに導光させる第2の導光部材と、
    前記第2の発光体の点灯と消灯とを制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記第2の発光体を点灯させた状態で、前記撮像素子により撮像された画像と、前記第2の発光体を消灯させた状態で、前記撮像素子により撮像された画像との差分画像を生成し、生成した前記差分画像に基づいて前記レンズの汚れ具合を判定して、前記第1の発光体の点灯と消灯とを制御することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  5. 前記導光部は、前記第1の発光体により発光された前記紫外光を前記レンズに導光させる第1の導光部材と、前記第1の導光部材により導光された前記紫外光を反射させて前記レンズの前記裏面側に照射させる反射部材とを有し、
    前記反射部材は、前記レンズの中央部分に前記紫外光が照射されるように取り付け角度が調整されていることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  6. 前記光触媒膜は、前記レンズの中央部分に形成されていることを特徴とする請求項5記載の撮像装置。
  7. 前記撮像素子の前記レンズ側の面に設けられた、前記第1の発光体の発光する紫外光を透過させない又は減衰させるフィルタを備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の撮像装置。
  8. 前記撮像素子を搭載した第1の電子基板と、
    前記第1の発光体と前記第2の発光体とを搭載した第2の電子基板とを備えることを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
  9. 前記撮像素子と、前記第1の発光体と、前記第2の発光体とを搭載した電子基板とを備えることを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
  10. 前記第1の発光体の発光した紫外光を前記レンズに導光させる第1の導光部材を備え、
    前記レンズと前記第1の導光部材と前記第2の導光部材とを光学部品として一体的に構成したことを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
  11. 前記第1の発光体の発光した紫外光を前記レンズに導光させる第1の導光部材を備え、
    前記第1の発光体と、前記第1の導光部材とを複数有し、
    前記レンズの上下方向又は左右方向から紫外光が照射されるように、複数の前記第1の発光体と前記第1の導光部材とが配置されていることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  12. 前記レンズを保持する筐体内に収納され、前記レンズに照射される赤外光を発光する複数の第2の発光体と、
    前記第2の発光体の発光した赤外光を前記レンズに導光させる複数の第2の導光部材とを有し、
    前記レンズの上下方向又は左右方向から紫外光が照射されるように、複数の前記第2の発光体と前記第2の導光部材とが配置されていることを特徴とする請求項11記載の撮像装置。
  13. 前記レンズの上方向から前記レンズに前記紫外光と前記赤外光とを照射する第1の発光体及び第2の発光体と、前記レンズの下方向から前記レンズに前記紫外光と前記赤外光とを照射する第1の発光体及び第2の発光体とがそれぞれ同数ずつ設けられ、
    前記上方向から前記紫外光と前記赤外光を照射する前記第1の発光体及び前記第2の発光体の配列と、前記下方向から前記紫外光と前記赤外光を照射する前記第1の発光体及び前記第2の発光体との配列とが左右対称になるように配置されていることを特徴とする請求項12記載の撮像装置。
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